
【SONY】旅行スナップがもっと自由に、美しくなる。
マップカメラの31周年創業祭がついにスタート!日頃お客様からご愛顧をいただき、今年で31周年を迎えることが出来ました。
創業祭に併せ、毎年テーマを決めてお客様に楽しんでいただけるシリーズブログを執筆していますが、2025年は「BEST BUY」がテーマです。
新しい機材との出会いは、いつも胸が高鳴るもの。しかし、選択肢が多すぎて迷ってしまうこともあります。
この「BEST BUY」シリーズは、そんなあなたの疑問や悩みに寄り添い、本当に「買ってよかった」と思える逸品をマップカメラスタッフが厳選してご紹介します。
性能、使い心地、そして所有する喜び。手に取るたびに新たな発見がある、そんな魅力溢れる製品の世界へ、ようこそ。
旅の記憶に、カメラは欠かせません。
スマホで手軽に記録できる時代だからこそ、“ちゃんと残したい瞬間”には、やはり信頼できる相棒が欲しい。
この夏、京都を歩きながら手にしたのは、SONY ZV-E10 II と E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II。
軽快で頼もしく、旅に寄り添ってくれるこの組み合わせの魅力を、京都で出会った光景とともに紹介したいと思います。
▍一瞬の「京都らしさ」も、逃さず写す

反射鏡に映るホームと線路、そして通りの先にある古建築。
移動と静けさが交錯する瞬間を、カメラはしっかりと捉えてくれました。
電車の接近も、構図の調整も、咄嗟のシャッターにも、ZV-E10 IIのレスポンスの良さは頼りになります。
バリアングルモニターのおかげで、しゃがんだ角度からの撮影も快適でした。
▍美しさは、直線に宿る

黒い屋根と白壁のバランスがとにかく綺麗で、気づけばシャッターを切っていました。
このレンズの広角側(16mm)は、思った以上に自然な描写。
建物のラインが歪まずに収まり、画面全体にピンと張った緊張感を与えてくれます。
旅先では「まっすぐで静かな風景」こそ、撮り逃したくない。
この軽量ズームは、ふいに訪れる“撮りたい”にすぐ応えてくれます。
▍喫茶店のレトロ感も、味わい深く

子どもの頃から変わらず好きなクリームソーダと、ひんやり甘いコーヒーフロート。
この写真は、F値開放で背景をふわりとぼかして撮影しました。
ガラスの透明感、バニラアイスの柔らかな質感。
APS-Cセンサーの描写力と自然な色再現があってこそ、ここまで美味しそうに写せるのだと思います。
ちょっとした休憩時間も、思い出の1シーンに変えてくれるのがZV-E10 IIの良さです。
▍静と動のあいだで──川と船を眺める

水面の反射、奥行きのある木々のグラデーション、
そして画面中央の船にスッとピントが合うのは、リアルタイムAFとトラッキング機能の力です。
軽快に構えてシャッターを押すだけで、動く被写体も確実に仕留められる。
旅先の“逃したくない”瞬間ほど、ZV-E10 IIが真価を発揮してくれるのを実感しました。
▍旅の終わりに、見下ろす町並み

遠くの山々、家々の屋根、街のざわめきが風に乗って聞こえてくるようで、しばらくファインダー越しに佇んでいました。
ZV-E10 IIは“撮ること”に集中できるカメラ。
モニターで露出を確認し、フレーミングを整え、軽くシャッターを押す。
それだけで、目の前の景色が一枚の物語になってくれるのです。
▍持ち歩きたくなる、風景を残したくなる

APS-Cの描写力と高速AFが「今」を逃しません。
SONY ZV-E10 II × E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS IIは、
「いいカメラが欲しいけど重いのはちょっと…」という人にこそ勧めたい組み合わせです。
写真が好きになる。旅がもっと記憶に残る。
そんな出会いになる一台でした。