【マップカメラ鉄道倶楽部RailMap】ローカル線で行く紅葉の穴場スポット
新宿の銀杏も秋色に染まり、都心の公園や庭園からも紅葉の話題が聞こえてくるようになりました。
一昨年、日光のいろは坂で大渋滞に巻き込まれてから、メジャースポットに出掛けるのが怖くなったコリドラス。
そんな中、地元の駅で「千葉県君津市の亀山湖での紅葉イベント」のチラシを見つけました。
昨年夏、青春18きっぷで久留里線を乗りに訪れた際、立ち寄った亀山湖。
「夏休みでもほとんど人影を見なかった静かな場所なら、紅葉のシーズンでも空いているかも…」
なんとも失礼な勝手な想像で、内房線特急「さざなみ」号に乗り込んでしまいました。
木更津駅で久留里線に乗り換え、いざ上総亀山へ。
以前も触れましたが、亀山湖は総面積139万㎡で千葉県最大のダム湖。
ちょうど訪れた日にはイベントの一環として亀山ダムの見学会が行われており、普段は雨の日しか見られない迫
力ある放水を見ることができました。
雨により増加した水量を調整する時に使用される「洪水調節時放水」。4つの専用ゲートが順に開いていきます。
ダムの真上(写真左)から見るのも迫力ですが、見学会では普段は入れないダムの下(写真右)からも見学でき、
また違った迫力を感じることができました。
さて肝心の紅葉はと言うと、
湖畔にあるハイキングコースに併設された公園で丁度見頃を迎えていました。
そして驚くべきは観光客の少ないこと。鮮やかな木々の下を独り占め。まさに穴場的スポットでお奨めです。
頭上ばかりに目が奪われがちですが、足下も綺麗です。
亀山湖ではボートフィッシングが盛んで、湖上には釣りを楽しむボートが所々にみられました。
紅葉を楽しみながらの釣りとはなんとも羨ましい限りです。
聞けば釣用のレンタルボート店に行けば、今の時期だけ紅葉クルージングを楽しむ事ができるとの事。
問い合わせたところ運良く空席があったので、湖上からの紅葉も楽しむことにしました。
広い湖面には沢山のボート店があり、乗る場所によって見学コースが変わるようです。
今回乗船したのは笹川渓谷コースと呼ばれるもので、亀山湖の上流にある片倉ダムの方へ向かいます。
穏やかな湖上には釣り以外にもカヌーで紅葉を楽しむ方の姿も見られました。
伝宝洞と呼ばれる洞窟の手前(写真左)で行き止まり。Uターンして約45分の船旅でした。
素晴らしい景色でしたが11月の湖上の風は冷たく、あまり長くいると風邪を引きそうなので、早めに切り上げ
上総亀山駅に戻ると、昨年間近に見ることが出来なかった、旧国鉄色の復刻カラー車両が停まっていました。
急いで出発前に撮影を。
あやうく旅ブログになるところでしたが、これで鉄道倶楽部ぽくなりました?
早く切り上げたつもりでしたが、11月の空は暗くなるのも早く、せっかくの復刻カラーの車両もシャッタチャン
スに恵まれず…。
最近、鉄分足りてないですね。申し訳ございません。
使用機材:AF-S ED17-35mmF2.8D
AF-S ED80-200mmF2.8D
AF-S Micro 60mmF2.8G ED