【TAMRON】都会でスナップ写真を撮る
都会でのスナップ写真というといろいろな撮り方があります。
大きなビル全体を至近距離から撮ることもあれば、夜でも人が活動しているのでそれを捉えることもあります。
ある程度画角が広くて明るいレンズであれば、都会でのスナップ写真を撮りやすいと思います。
先日発売された『TAMRON 20-40mm F2.8 DiIII VXD』はまさにその条件を満たすと気付き、さっそく街へ持ち出してみました。
公園にあったオブジェの内側。
黒一色のオブジェですが、カラーで撮ることでより情報量が増えて精細に見えてきます。
“TOKYO” のあとに文字が続くのですが、あえて “TOKYO” だけを切り取ります。
まるで地図にピンをさすように、この地に “TOKYO” と書かれた杭が空から落ちてきて地面に突き刺さったかのよう。
無機質で表情がなく見えるビルにも実際には個性があり、こういう写し方をするとそれがよくわかります。
カラスらしき黒い鳥がその間をスイスイと飛んでいきます。
日が落ちる時間が早くなってくると、刻一刻と変わる空の明るさをより意識するようになります。
夜になったらなったで、都会らしい遊びのある写真を撮ることができます。
ガラス張りの地下街を地上から覗き、リクルートスーツの女性を主役にしつつ、ガラスにオフィスビルの無数の窓明かりを写し込むことで、都会の混沌とした一面を描かんと模索します。
『SONY α1』と『TAMRON 20-40mm F2.8 DiIII VXD』の組み合わせは、的確に都会の表情を写し出してくれました。
なかなか秀でたスナップシューターで、すっかりお気に入りの組み合わせになりました。
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