【Nikon】街で働く植物の表情を撮る
“表情を撮る”シリーズ。
今回は街中の植物の表情にフォーカスします。
街には人工的に置かれた樹木や草花がたくさんあり、森の中とは異なる表情を見せています。
筆者は街中の植物は働いているように見えてしまうのです。
街路樹も鉢植えもただそこにあるのではなく、人間や街のために役割を全うしているので、「働いている」という表現もあながち間違いではないと考えます。
さて今回はニコンの『Z6II』と、発売から間もない『NIKKOR Z 28mm F2.8』を組み合わせて撮影してきました。
どうぞご覧ください。
有名な外苑前のいちょう並木。
いちょうと愛車を一緒に撮ろうと思う人が多いのか、たくさんのかっこいい車が停まっていました。
黄色の世界に映えています。
続いては歩道を歩いてみます。
落ち葉が絨毯となっています。
たくさんの方が黄色い世界を楽しんでいました。
こんなに人を癒してくれるなんて、いちょうは働き者です。
テラスにもみじがありました。
椅子の座面も偶然赤かったので、もみじを前ボケにして秋らしい一枚を撮りました。
このもみじも自然にここにあるわけではありませんから、お仕事中のもみじです。
あじさいのように見えますが、合っていますでしょうか。
あじさいといえば6月頃に花を咲かせますが、12月にこうして元気に人を楽しませてくれています。
奥の玉ボケも綺麗です。
電飾がボケるよう、手前にあった花にピントを合わせます。
カメラの設定やレンズによっては電飾が思い通りの色にならないことがありますが、オートホワイトバランスのままで見た目通りに写りました。
さすがニコンです。
最後に東京タワーの写真を。
主役はタワーですが、手前の道に働く街路樹が写っています。
先が尖りタワーと似た形をしており、しっかり脇役を担っています。
いかがでしたでしょうか。
植物が働いているように見えるという考えを、以前から誰かに話してみたいと思っていたので、もし共感してくださる方がいれば嬉しいです。
レンズは小さくて軽くてカバンからサッと取り出せるので、街で働く植物を写すのにもピッタリ。
ぜひお試しください。