Bird Shooting【05:EOS R3】
このカメラを使用した時に、筆者は衝撃が走りました。
筆者の中で動体撮影の快適性に革命がおこりました。
「無双」というキャッチフレーズがとてもふさわしいカメラであることを実感しました。
狙う場所の検知、被写体の検知、瞳の検知と様々なものをカメラ側で見つけて捉えてくれるようになった、
AFの進化は留まるところを知りません。
今回は、まだまだ野鳥撮影のテクニックが発展途上な筆者ですが、より快適性と野鳥撮影の楽しみを与えてくれた
感動的なカメラ、Canon EOS R3をご紹介します。
【Canon EOS R3 + RF 100-500mm F4.5-7.1 L IS USM】
― 1/800秒 ・ F7.1 ・ ISO400 ・ 500mm ―
【Canon EOS R3 + RF 100-500mm F4.5-7.1 L IS USM】
― 1/500秒 ・ F10 ・ ISO250 ・ 238mm ―
野鳥撮影は300mmから、といわれることもありますが、エクステンダーを忘れた筆者は
100mm ~ 500mmと野鳥撮影にしては比較的短めな装備で臨んでしまいました。
しかしながら、比較的遠い場所からでもしっかりと羽の質感、頭の羽毛の質感がしっかりと出ております。
また、私の中で革命があった視線入力AFはファインダーを覗き、野鳥を見るだけでしっかり合焦し、
半押しをすれば野鳥を検知し、フレーミングを続けている限りはずっと追っていてくれたことを、
執筆している今でも鮮明に覚えております。
【Canon EOS R3 + RF 100-500mm F4.5-7.1 L IS USM】
― 1/800秒 ・ F7.1 ・ ISO400 ・ 500mm ―
【Canon EOS R3 + RF 100-500mm F4.5-7.1 L IS USM】
― 1/800秒 ・ F5.6 ・ ISO160 ・ 300mm ―
1点AFのポイントに野鳥を狙うどころか、フレーミングすら追いつかず、チャンスをものにできることが少ない筆者ですが、EOS R3はそのチャンスをほとんどものにしてくれました。
視線入力で野鳥を捉え、シャッターを切る間は、ずっと追従してくれました。
EOS R5 , R6を初めて手にした時からそのトラッキング性能に驚かされた筆者ですので、
合焦後のトラッキングは信頼してシャッターを切り続けることができました。
意識するのは、被写体をファインダーから外さないことだけです。
【Canon EOS R3 + RF 100-500mm F4.5-7.1 L IS USM】
― 1/800秒 ・ F5.6 ・ ISO1250 ・ 500mm ―
【Canon EOS R3 + RF 100-500mm F4.5-7.1 L IS USM】
― 1/800秒 ・ F5.6 ・ ISO400 ・ 500mm ―
また、今回撮影した野鳥たちを動画にもおさめましたので、ご覧ください。
ファインダーを覗き、シャッターを切る度にR3の圧倒的描写能力、視線入力の速さ、トラッキングの正確性に圧倒されるばかりでした。
撮影するたびに感動させられるキヤノンのミラーレスに目が離せません。