Camera Technique Vol.1 for SONY
本館5階スタッフが、皆さまのちょっとした疑問にお答えする『Camera Technique』。
「SONY」のEマウントAマウント、「CONTAX」や、動画のあれこれ、本館5階アイテムの比較や操作のやり方、豆知識などを中心に長期的に連載していきたいと考えております。
初回は「FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS」と「FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS」についてとなります。
写真は、FE 100-400mmに「SONY 1.4x Teleconverter」をつけた状態です。
1.4のテレコンをつけると、おおよそ140-560mmとなり、F値は一段落ちますので、ほとんどFE200-600mmと変わらないスペックになります。
FE200-600mmはインナーフォーカス式なので、望遠側にしても全長は変わりません。(約318mm)
FE100-400mmは400mmにすると、全長が伸びます。(約205mmから約285mm)
その状態だと、やはりFE100-400mmが全長は短いです。が、そこにテレコン1.4(約33mm)を噛ますと、FE100-400mm全長伸びた状態+1.4テレコンで約318mmとなり、200-600mmと変わらなくなります。
重量はFE100-400mmは、約1395g。(三脚座別)
対してFE200-600mmは、約2115g。(三脚座別)
FE100-400mmにテレコン(約167g)をつけるとに約1562gとなります。
ですので、重量の差は約553g。持った感覚といたしましては、どちらも大きくは変わらない印象です。
では、AFの速さはどうでしょうか。
実際に使ってみた感想は、正直どちらも優秀ですので、大きくは変わらない印象がありました。
テレコンを噛ましても、大きくAFが劣らなかったです。
インナーフォーカス式FE200-600mmの方が、重量の重心は常に安定をしているので、使いやすい印象はありました。
ですが、FE100-400mmの方が、G Masterレンズでありますため、写りに定評があります。
焦点距離で考えると、FE200-600mmですが、FE100-400mmでテレコンを持ち歩き、距離を伸ばしたいときだけ使用する…なんて使い方もありだと思います。
次回も本館5階スタッフが、ちょっとした疑問点に対する答えをお送りいたします。
お楽しみに!