【Canon】EOS R100 の魅力と作例 ~やさしいカメラ記事~
カメラをはじめようとお考えの方はもちろん、新しいメーカーへのお買い替えや機材選びなどで悩んでいる皆さまへ向けた「やさしいカメラ記事」を連載しております!
「わたしが使っているカメラ以外はよくわからない・・・」という方にもわかりやすく解説しておりますので、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
今回の主役はキヤノンの「EOS R100」です。
そして組み合わせるレンズには「RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM」と「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」を選びました。
合わせると18mmから210mmまでカバーすることになり、これは35mm判換算で29-336mm相当ととても幅広い焦点距離で撮影できることを意味します。
何でも撮れそうでワクワクします。
「EOS R100」はEOS Rシリーズ最小・最軽量で、間違いなく携行性ナンバーワンの一台です。
小さくてもレンズ交換式でAPS-Cサイズのセンサーを搭載しており、スマートフォンよりも綺麗に写すことができます。
せっかく写真を撮るのであれば、スマホ画質よりもこのくらい綺麗な方がいいと個人的には思います。
遠くの人物の瞳を高精度に捉えて追い続けたり、最高約6.5コマ/秒の連続撮影ができるなど、本格的な写真・動画の撮影が可能です。
撮った写真はWi-FiやBluetoothでスマホに転送できるので、楽しいイベントや感動した景色などもすぐにSNSで共有できるのです。
「RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM」もまた小型・軽量でわずか約130gしかありません。
それをうまく例えられないかと調べたところ、単1電池がおよそそのくらいとのことでした。
手ブレ補正も付いていますから、さまざまな撮影を安心して行うことができます。
「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」の望遠端は、先述のとおり35mm判換算で336mm相当です。
超望遠といわれる焦点域までカバーするにもかかわらず、わずか92.9mm、270gに収まっているのですから驚きです。
こちらも手ブレ補正がついており、同じく手ブレ補正がついたボディと組み合わせることで7.0段分の補正が得られます。
最大撮影倍率は0.28倍なので、小さなものを大きく撮ることもできます。
それではどうぞご覧ください。
まるで煙の中から現れたよう。
実は手前に網があり、そこに光が当たっているので、白い煙のようになって映り込んだのです。
位置合わせはモニターを見ながらすれば簡単です。
カラフルな布が風に揺れているのを撮りました。
だらんと垂れている時と比べてプリーツも広がって動きがあります。
暑いのでレインボーのかき氷をいただきます。
最近は一杯で千円札が何枚も飛ぶようなかき氷もありますが、こちらは小銭で買えるものでした。
「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」の最短撮影距離まで寄って撮ったところ、氷の粒ひとつひとつが見えるまで精細に写りました。
マクロレンズでなくてもこのように望遠レンズで大きく写すことを「望遠マクロ」などと言ったりしますが、こちらはまさにその手法で撮りました。
三体の白いお地蔵さん。
数センチメートルととても小さいのですが、こちらも大きく写しました。
蜘蛛の糸がかかっていることまで、精細に写し出されています。
引いたおみくじを結ぼうと思ったのですが、場所が空いていなかったいなかったので持ち帰ることにしました。
天気がよく太陽が強く当たり、濃い影ができています。
せっかくのズームレンズですから、どの範囲を画面に入れるかをじっくり定めて撮りました。
光、水、金属、木・草、石と色々な要素が詰まった一角を見つけました。
しかもその水には室外にある木が映っています。
それぞれの素材の質感がよく伝わってきます。
怪しげな斜光が当たったキツネのお面と目が合ってハッとします。
目に穴が開いているので、その向こうに目玉がある気がして神秘的です。
ピントは目に合わせているのですが、少しの距離しか離れていない壁紙がボケていて立体感があります。
いかがでしたでしょうか。
「EOS R100」は初心者に優しいカメラですが、それは初心者のみならず、カメラ任せで撮りたい人、綺麗に写したい人、本格的な撮影にチャレンジしたい人などにもピッタリな一台です。
今回使用した「EOS R100」「RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM」「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」の3点がセットになった「ダブルズームキット」もありますので、これさえあればばっちりなこのセットは大変おすすめです。
ぜひお手にとっていただきたいです。