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【Leica】Leicaのある日常 #11

【Leica】Leicaのある日常 #11

2021年最初の『Leicaのある日常』
遅すぎる新年の挨拶はさておき、

今回のテーマ(本連載初のテーマ!)は「液晶モニターを使わずに1日撮影を続けてみる」です。
一部を除きほぼ全てのデジタルカメラについている背面液晶モニター、
なぜだか最近必要ないのではないかと感じるようになりました。

確認中にシャッターチャンスが訪れていたことと、
確認のできないフィルムカメラの方が良い写真が多いこと、
これは無関係ではないはず。

そんな予想とともに選んだ機材は「M-P(Typ240)」・「ズミクロンM35mmF2 8枚玉」
どうなることやら、まずはご覧ください。
例に漏れずJPEG撮って出しです。

開放で中央の椿にピントを合わせます。
勿論撮影後の確認を行わないので若干のピントの甘さには気づきません。
日光の当たる葉の裏の滲み、
玉ボケの瑞々しさ、
フィルムのように枚数制限がない分、気楽に撮影することができました。

もうこれでもかと言うほど滲んでいます。
本来であれば確認後に数段絞ってもう一枚という場面ですが、これはこれでありでしょう。
フィルムで撮ったときの心のゆとりを思い出しました。

自分で課したルールのせいで低い位置にある被写体を捉えるのに一苦労。
目測で撮ったためにピントは甘いし、若干傾いてもいます。

『収める』というより『拾い上げる』感覚
気づかぬうちに入っていた肩の力がスッと抜けていくようでした。

オールドレンズらしいゴースト。
モニターで見ていたら撮らなかったかもしれないシーン。
まさに偶然の産物といったところでしょうか、
そして帰宅後、何度口にしたかわからない「これはこれであり」

今回の撮影で一番気に入った写真がこちらです。
期せずしてアンダーに写った一枚、空とゴーストのカラーリングも絶妙。

ライブビューで撮れば、ミラーレスカメラを使えば、おそらく簡単に手に入れることのできる景色。
言い方を変えれば撮り手のなかにイメージがなければ絶対に手に入れることのできない景色。
何故自分はフィルムカメラでの撮影にこだわるのか、腑に落ちた気がしました。

「液晶モニターを使わずに1日撮影を続けてみる」
結果だけを見れば、確認をしながらライブビューを交えながらの撮影の方が打率は高かったかもしれません。
しかし、写真に潜む偶然性について考えることができました。

気が向いたら、是非皆さんもお試しください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

[ Category:Leica | 掲載日時:21年03月08日 19時00分 ]
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