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【マップカメラ鉄道倶楽部RailMap】OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED12mm F2.0で 銚子電鉄を撮る

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0 で銚子電鉄を撮る

7月22日、オリンパスから大口径広角単焦点レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0」が発売されました。

待望のPENシリーズの第三世代「PEN E-P3」と一緒に発売されたこのレンズは、PENシリーズの金属外装にマッチする上品な仕上がりになっています。

クラシカルなデザインに金属外装…。ライカなどのレンジファインダー用レンズを想像しながら、持ってみるとその軽さに驚かされます。また12mmという超広角な画角も魅力的。マイクロフォーサーズ用の単焦点レンズとしては、フィッシュアイレンズを除くと最も広角寄りの画角で、今まではズームレンズでしかカバーできていなかった画角を、開放F値2.0の大口径で切り取ることが可能になったのです。

どんなボケ方をするのだろう…。

早速手持ちのカメラに取り付けて撮影に出掛けてみました。

向かった先は千葉県銚子市を走る「銚子電鉄」。

OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0

OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0(絞り:F8.0 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:200)

前回、銚子電鉄に訪れたのは約1年半前。京王電鉄で使われなくなった昭和37年製の車両が四国へ渡り、その車両がまた関東に戻って来たという情報を聞きつけ、懐かしの車両を見に来ました。

当時はお色直し直後ということもあり、年代に似つかないピカピカの車両でしたが、海縁の銚子の潮風は僅か1年半で見事な貫禄を与えていました。

OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0

OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0(絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:200)

運転台の窓から差し込む逆光の中、解放F2.0でも周辺までシャープな描写でとてもクリアな画像。 アナログな機器が多く残る昭和の運転台の質感もそのままに陰の出方も自然で、レンズ性能の高さを実感できました。

OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0

OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0(絞り:F8.0 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:200)

途中駅の「本銚子(もとちょうし)駅」。本調子とも読めることから縁起を担ぐ意味で途中下車。ただ駅は見ての通りの寂しい景色。

中間駅である「笹上黒生(かさがみくろはえ)駅」では、単線の銚子電鉄の上り列車と下り列車の交換が行われます。

OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0

左:OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0(絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:200)

右:OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0(絞り:F8 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:200)

そこで実現する2列車の横並び。双方とも同型車両ですが塗装が異なります。緑も白地に赤帯も、京王電鉄時代の復刻カラー。 大手流通グループの全面広告で完全復刻カラーとは言えませんが、懐かしいカラーの復活に感動です。

OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0

OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0(絞り:F2.0 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:200)

新しい車両が導入されれば、使われなくなる車両が生まれるのは仕方のない事。 笹上黒生駅の片隅の茂みの中に廃車となった700系が置かれていました。解体されるのではなく、ただ傷んでいく姿を見ていると寂しい気分になります。

さらに先に進んで終点の「外川駅」に到着。

OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0

OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0(絞り:F2.0 / シャッタースピード:1/4000秒 / ISO:160)

駅前から続く坂道を下ると、沢山の漁船が泊まる外川漁港にでます。

OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0

OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0(絞り:F8.0 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:200)

人通りも商店も少ない静かな漁港町で手作り看板を発見。似たような路地の多い慣れない場所ではとても重宝します。

OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0

OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0(絞り:F2.0 / シャッタースピード:1/4000秒 / ISO:200)

本当に超広角レンズなのかと思わせる綺麗なボケは、さすが大口径単焦点レンズと言わざるを得ません。

再び駅に戻り、最後は車庫のある「仲ノ町駅」へ。

OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0

OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0(絞り:F7.1 / シャッタースピード:1/80秒 / ISO:1250)

仲ノ町駅では別途入場券を購入すれば車庫の見学ができます。入場券の購入の為、出札口に向かうと脇に昔の記念切符などを飾るショーケースがありました。中には銚子電鉄の資料に紛れて、何故か京王電鉄の行き先表示板「府中競馬正門前」行きが飾られておりビックリです。最近の行先表示は大半が文字だけのLED表示で特徴が少なく、こういった馬の蹄をあしらったデザインを見ると 懐かしくても新鮮に映ります。

OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0

OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0(絞り:F7.1 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:200)

車庫には銚子電鉄のマスコット的存在、大正生まれの電気機関車デキ3が停まっています。資金不足の為、法定検査が切れたままになっており、営業路線を走行することはできませんが、どの車両よりも綺麗に整備されているとは皮肉なものです。

鉄道写真には不向きかと思われた広角単焦点レンズでしたが、軽くて操作性の良いレンズはフットワーク良く動けるおかげで、不便さは一切感じませんでした。まさに画角と同じく、広い範囲で使える便利なレンズです。特に驚いたのは、歪みが少ない画質は周辺までシャープでクリアな事。これならトリミング次第でいろんな用途に使えるのではと このレンズの更なる広がりを感じました。

OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0

左:OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0(絞り:F2.0 / シャッタースピード:1/4000秒 / ISO:125)

右:OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0(絞り:F2.0 / シャッタースピード:1/3200秒 / ISO:200)

OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0

左:OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0(絞り:F7.1 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:200)

右:OLYMPUS PEN E-P2 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0(絞り:F3.2 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:200)

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[ Category:OLYMPUS | 掲載日時:11年08月01日 13時12分 ]
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