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【Leica】Kingfisher Challenge #1 翡翠に憧れて。

【Leica】Kingfisher Challenge #1 翡翠に憧れて。

朝晩の気温がぐっと下がる中、バードウォッチャーにとって熱い季節がやってきました。北方からやってくる渡り鳥だけでなく、一年を通してその土地で生活する留鳥も動きが活発になることで様々な姿を観察することができる季節、それが「冬」です。今回のテーマは『カワセミ』。バードウォッチングを始める人々の多くがそのきっかけとして挙げる鳥であり、留まりから飛び込みまで撮影の難易度が大きく変化する鳥でもあります。筆者自身学生時代から河川敷で見かけるたびに心惹かれ、いつかはその姿を美しく記録したいと考えておりました。特にベテランのバードウォッチャーが写す狩り瞬間は芸術とも言えこの記事をご覧になっている方の中にもその道の先輩がいらっしゃるかもしれません。本連載では所謂「カワセミの飛び込み」を目標に、カワセミ撮影初心者の紆余曲折を私たち人間との関係性や様々な野鳥の紹介を交えながらお届けします。

 

 

記念すべき初回のお供に選んだ機材は『Leica SL3』と『Sigma 500mm F5.6 DG DN Sports』。動体撮影のイメージがあまりないライカですが、位相差検出・物体認識・コントラストの3つのテクノロジーを撮影状況に合わせて相互作用させることができる最新モデルに期待値は上がります。数少ないライカLマウントの望遠レンズの中でも超望遠に類するシグマ自慢の単焦点レンズの実力にもご注目ください。この連載では様々なメーカーの機材を使用してカワセミ撮影を行います。それぞれの特徴や画作りの違いについてもお伝えしていきますのでお楽しみに。

 

 

・・・

 

 

 

カワセミ:翡翠
英名:Common kingfisher
学名:Alcedo atthis

こちらがターゲットであるカワセミ、わずかに下の嘴がオレンジがかっているためメスだとわかります。オスの場合は上下ともに嘴が黒くなっています。和名である翡翠(ヒスイ)は一般的には宝石の名前として知られていますが、「水辺の宝石」と呼ばれるほどの美しいコバルトブルーの羽にちなんで室町時代にカワセミと読むようになったそうです。河面に突き出た枝の上から餌となる小魚を探し、電光石火の如く水中に飛び込み捕らえるハンター。その決定的瞬間を捉えることが本連載の最終目標となります。全長は約17センチとかなり小型ですが、自転車のブレーキ音に例えられる高い鳴き声と青とオレンジの美しいコントラストを目印に比較的簡単にその姿を見つけることが可能です。

 

 

・・・

 

 

 

自宅近くの川、そのすぐ横を通る首都高の下には企業と地域住民が協力して管理するビオトープがあります。今回はこのビオトープを中心に撮影を行いました。ビオトープとはギリシャ語で「生物」を意味する「bios」と「場所」を意味する「topos」を合わせた造語で、人間による都市化や開発の影響で失われた生態系を取り戻すためにヨーロッパなどで始まった動きのことを指します。工業が盛んなドイツでの環境悪化を受けて始まったこの動きは、「自然型」・「保全型」・「公園型」・「教育型」・「憩い型」の5種類に分けられているそうです。近年増加している豪雨による河川の氾濫を防ぐことなどの治水を目的として護岸が進められ、カワセミが本来巣作りをする河岸が使えなくなってしまっていることもあってその重要性は増すばかり。

 

 

さて、こちらが今回のフィールドです。河岸に降りることができかなり低い視点から撮影を行うことができます。500mmというかなり限られた画角で相当なスピードの動きを追うということで、対岸の枝から真下に飛び込む瞬間を狙うイメージでアプローチしていきます。

 

 

カワセミを観察しながら気がついたのは同じ川で生活する野鳥たちの多様性です。市街地でもよく見かける小鳥から、様々な色合いの水鳥、身体の大きなサギ科の仲間やカワウまで。もちろんこれで全てではなく、タカ科を含む猛禽類に出くわすこともあります。気温の低い時間帯に活動が盛んになる彼らの姿を写すべく、明け方と日の入り前に撮影を繰り返す日々。仄暗い時間帯の撮影が多く高感度での作例が多いのですが、ノイズを無理に処理するのではなく活かそうとするライカの姿勢のようなものが感じられます。自然の営みは脆く儚いもので、人の手によって急激に変化する環境に適応できた種だけが生き残っています。撮影に際して彼らの生活を脅かすことがないよう常に一定の距離を保ち、部外者としてストレスを与えない工夫が必要です。

 

 

草木の葉が落ちるこの季節は見晴らしが良く、春や夏に比べその姿を発見することも容易に。多くの場合は50~100mの範囲を行ったり来たり、留まる枝もお気に入りのものがあることが多いため、一度見つけることができれば同じ個体を継続して観察できるかもしれません。

 

・・・

 

 

時間を見つけては川へ足を運ぶ日々。寒空のなか独り、シャッターボタンにかける人差し指を小刻みに震わせながらその瞬間を待っていました。水面を見つめ微動だにせず、飛んだかと思えば別の枝に移動したり、来た時にはすでに魚を咥えていたり。踏めない地団駄を踏みながらも、その愛らしいフォルムと美しいカラーリングに見惚れておりました。

 

・・・

 

 

とある日の昼下がり。枯れ草をブラインド代わりに息を潜めていると、やってきました。それも対岸ではなくすぐ横の木に。ふっくらとした腹部と鮮やかな朱色の脚が冬の河川敷に映えますが、あまりの近さに身動きが取れず水面が画角に入らないため飛び込みの撮影は叶いません。身を隠すこと以上にポジショニングが大切だということを痛感した瞬間です。

 

 

今回はここまで。残念ながら飛び込む瞬間を目にすることはできませんでしたが、想像以上に近い距離でその生態を観察できたことは次につながるはずです。昨今多くのカメラに搭載されているプリキャプチャー機能。『SL3』に搭載されていないことは承知していたものの飛び出す瞬間さえ何度も撮り逃す有様。必要とされる集中力の高さに驚きながら、しかしそれ以上に野生動物撮影特有の緊張感を楽しむことができました。

 

・・・

 

 

河川敷で夕暮れ時を過ごすことの多い筆者にとってカワセミは、そばで黄昏る友人のようであり、自然に生きる哲学者のようでもあります。首を傾げるような動きやじっと水面に目を凝らす様子は見ていて飽きることがなく、考え事や悩み事を勝手に共有しているような気持ちになるのです。

 

 

 

 

 

目を凝らせば、耳を澄ませば、いつもの景色の中に驚くほど美しい情景を垣間見ることができます。あらゆる情報が溢れ、常にそれらにアクセスすることのできる現代では、目の前の出来事に気づかないこともしばしば。写真撮影を趣味にして良かったと思うのは、それまで見過ごしていた何気ない景色やありふれた瞬間に感動できるようになったことです。綺麗だとだけ思っていたカワセミを、じっくりと時間をかけて観察したことで気づいた魅力や撮影そのものの面白さ。次回は「カワセミの飛び込み」を写すことができるのか。乞うご期待ください。

 

[ Category:Leica SIGMA | 掲載日時:25年02月07日 18時00分 ]

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【SONY】ぼけの美しさに圧倒されるFE 50mm F1.2 GM

圧倒的な解像力と、とろけるような美しいぼけ味の両立を特徴としているG Masterレンズ。
その中でも、1.2というF値を持つレンズはFE 50mm F1.2 GMただ1本だけです。

今回はそんなFE 50mm F1.2 GMの美しいぼけを楽しんでいきたいと思います。

そもそも、G Masterというブランドの特徴である、「圧倒的な解像力ととろけるような美しいぼけ味の両立」は技術的に難しいことをご存じでしょうか。
光学上、解像感を上げすぎるとぼけ味が固くなってしまい、逆に柔らかなぼけ味にすると解像度が下がってしまいます。
SONYのG Masterは様々な技術を駆使し、高いレベルで解像力とぼけ味を両立している特別なレンズです。

また、ぼけ味にもこだわっており、鮮明に描き出されたピント面から、背景の大きなぼけへとなだらかにつながる柔らかくとろけるような描写を実現することにより、浮き出るような立体感をもたらします。
F1.2であれば大きくぼけるのは当たり前で、そのぼけ味がG Masterらしい滑らかで美しいぼけ味であることも、このレンズの大きな特徴です。

この写真で注目いただきたいのは、玉ぼけです。
FE 50mm F1.2 GMには、小型軽量化させるために非球面レンズというレンズが構成されています。

この非球面レンズは、レンズ面の曲率が一定ではなく周辺部にいくにつれ曲率が変化する、非常に加工の難しいレンズです。
玉ぼけに玉ねぎのような模様が出ることがあるのですが、これは非球面レンズの加工精度によって出てきます。
G Masterは加工精度が非常に高いので、玉ねぎのようなぼけにならず美しい玉ぼけを描くことができます。

また、冒頭で述べましたが非常に解像度の高いレンズなので、絞ると画面の端までしっかり解像できるのもこのレンズの魅力の一つです。
11枚の絞り羽根の採用により、光芒もこのように細かく均等に出すことができます。

今回のテーマのぼけを楽しむからは少し外れますが、非球面レンズの使用や絞り羽根のユニットの新開発により、F1.2という大口径レンズながら約778gの軽量化を実現しています。
他社の同じ焦点距離、F値のレンズと比べてもかなり軽量で、撮りまわしが良く使いやすい点もこのレンズの魅力のひとつです。

唯一無二の描写を誇る、FE 50mm F1.2 GM。
この魅力的なレンズで作品撮りをしてみてはいかがでしょうか。

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[ Category:SONY | 掲載日時:25年02月07日 12時00分 ]

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【FUJIFILM】新世代の標準ズーム、XF16-50mm F2.8-4.8 R LM WRを試す

【FUJIFILM】新世代の標準ズーム、XF16-50mm F2.8-4.8 R LM WRを試す

こんにちは。

年が明けてから早くも1ヶ月が過ぎました。
年末年始には慌ただしい空気が漂っていましたが、皆様は充実したカメラライフを送れましたでしょうか。

季節は冬の真っ只中を進み続け、私たちが普段何気なく見ている景色も刻々と、そして豊かに表情を変えています。
そう、これはカメラの世界でも同じです。
カメラやレンズもその時代に求められているスペックに対応すべく、世代交代を繰り返しています。

そこで今回はFUJIFILMから2024年の6月に発売された XF16-50mm F2.8-4.8 R LM WRを持って山陰地方を旅してきました。
それでは最後までお付き合い下さい。

今回使用した機材
FUJIFILM (フジフイルム) X-T5
FUJIFILM (フジフイルム) フジノン XF16-50mm F2.8-4.8 R LM WR


50mm, F8.0 , 1/75sec , ISO500 , +0.3

新年早々の旅にどこが相応しいかということが頭を巡り、日本創世の舞台となった出雲地方に出かけてみました。
多くの神話が生まれたこの土地の空気感をどう表現するべきかということを行きの飛行機の中で色々と模索していました。
日本人の心の奥底にある郷愁をネガフィルムの色合いで表現できないかと思い、フィルムシミュレーションの「クラシックネガ」を基に、そこから独自の色合いに調整をかけたものを作り込んでいきました。
フィルムシミュレーションの特徴はなんといってもフィルム時代から培われた色の表現技術をデジタルの世界に登場させたことです。
そこからさらに自分の世界観に表現を落とし込んでいけるところもまた一興で、写真の愉しさを再認識させてくれる機能です。
また多くの場合RAW現像でこのようなフィルム調の色合いに詰めていきますが、FUJIFILMではこの作業を全てカメラ内で調整できます。
そのため、時間を費やしていた現像作業から解放されると同時に、JPEGやHEIF形式のファイルで保存されるため、すぐに旅の思い出をSNSなどに共有することも可能です。

50mm, F8.0 , 1/150sec , ISO125 , ±0

さて、今回使用したXF16-50mm F2.8-4.8 R LM WRは最新の裏面照射型約4020万画素「X-Trans(TM) CMOS 5 HR」センサーに対応した高い解像性能を持っており、レンズ構成は非球面レンズ3枚、EDレンズ3枚を含む9群11枚となっています。
先代のXF18-55mm F2.8-4 R LM OISが非球面レンズ3枚、EDレンズ1枚の10群14枚だったことを考えると贅沢な仕様となっていることが分かります。

16mm, F8.0 , 1/30sec , ISO125 , ±0

35mm換算で約24mm〜76mmの焦点距離があり、日常のスナップ撮影から旅の風景、ポートレートまで汎用性の高いほぼ全ての撮影シーンをカバーできます。
またレンズ重量も約240gと軽量です。
今回使用したX-T5に装着しても800gを切る軽さで、大変取り回しのいいレンズに仕上がっています。
そのため今回のような旅先でのレンズとしては過不足もなく、「ちょうどいいレンズ」という言葉がお似合いです。

50mm, F4.8 , 1/75sec , ISO500 , ±0
50mm, F4.8 , 1/75sec , ISO160 , -0.3

出雲大社と白うさぎは縁が深く、「因幡の白兎」としても古事記に登場しています。
とても可愛らしいうさぎに癒されながらも、神話の荘厳な世界観を堪能することができました。

ズームレンズではありますが、単焦点レンズに引けを取らない優しいボケ味で、手前のうさぎのキリッとした立体感と奥のうさぎの柔らかな表情とのコントラストが上手く表現されていると感じました。

50mm, F4.8 , 1/480sec , ISO125 , ±0

この日は天気の移り変わりが激しい一日でしたが、出雲大社の参拝中は雲の間から日が差し込み、荘厳な雰囲気の中で参拝することができました。

50mm, F4.8 , 1/110sec , ISO125 , ±0

しかし、参拝を終えてから10分もしない間に景色が一変しました。
日本海からの風が強く吹き付け一帯は雪模様となりました。
その日の夜に行った飲食店の店主に話を聞くと、山陰地方の冬はこうした天候になることが多いとのことでした。

今回持参したXF16-50mmは防塵・防滴・-10℃の耐低温構造で、こうした旅先での天気の急変にも耐えられる造りになってるいため、とても心強く安心感がありました。

・・・

16mm, F2.8 , 1/90sec , ISO125 , ±0

突然の雪を凌ぐため、雨宿りならぬ雪宿りをするため、近くに保存されている鉄道車両の中に身を隠しました。
説明看板を見ると一畑電車で運転されていた「デハニ50形52号車」という日本最古級の車両とのこと。
車内は木材を使用して作られており、現在の車両にはない重厚感に満ちた空間でした。

50mm, F6.4 , 1/75sec , ISO320 , ±0
50mm, F4.8 , 1/75sec , ISO2500 , ±0

35mm判換算でハーフマクロ相当の近接撮影(最大撮影倍率:テレ端側で0.3倍)も可能なため、料理や工芸品、植物の撮影など、日常のあらゆるシーンで威力を発揮します。
旅先に持っていくレンズを増やしたくないと考えている方には、標準ズームレンズとマクロレンズをこの1本に集約できるという点においては大変便利なレンズです。

・・・

48mm, F8.0 , 1/75sec , ISO1250 , ±0

出雲から車で1時間半ほど離れた大田市の石見銀山地区にやってきました。
「石見銀山遺跡とその文化的景観」として世界遺産に認定されたこの地区は江戸時代の景観を今に残している貴重な地域です。

こうした景色を堪能するのには歩きながらの撮影が欠かせません。
重い機材を持ちながらの撮影では良い景観もなかなか楽しめませんが、小型軽量のこのレンズであればそうした心配もいりません。
またインナーフォーカス・リニアフォーカス機構により、高速で高精度のAFを実現しており、スナップ撮影などで一瞬を捕えるような撮影にも順応してくれます。

18mm, F4.5 , 1/30sec , ISO250 , ±0
18mm, F8.0 , 1/25sec , ISO320 , ±0

江戸時代から続く町並みにも人々の生活が今もなお息づいています。

こうしたレトロな景観を見ると写真プリントで残したくなるのは筆者だけでしょうか。
今回使用したX-T5をはじめとするFUJIFILMの最新機種にはinstaxプリントという機能があり、カメラをinstax Linkに接続することで、デジタルカメラで撮影した写真をチェキプリントとして残すことができ、旅先での思い出をその場で簡単に仲間と共有することが可能です。
まさにデジタルにもフィルムにも強いFUJIFILMならではの特徴が集約された機能になっています。

・・・

50mm, F4.8 , 1/150sec , ISO400, ±0

最後は稲佐の浜からの夕景です。
大国主命による「国譲り神話」の舞台となった稲佐の浜から見る日の入りの風景はとても美しいと言われています。
あいにくの曇り空で夕陽を拝むことは叶いませんでしたが、古の先人も同じように見たであろう日本海の荒々しい景色と夕景をレンズ越しに見ることができ、これはこれで良い思い出となりました。

さて、XF16-50mmを持ち出して山陰地方への旅路を楽しんできましたが、一番に筆者が感じたことは迷ったらこのレンズだということです。
旅にどのレンズを持っていけばいいかという正解はありませんが、必要最低限にして必要十分な描写性と機能性、携帯性を備えているレンズでした。
もちろん旅路だけでなく、日常シーンにおいても様々な場面で活躍してくれる常用レンズとして使用できます。
特に4000万画素級の最新のセンサーに耐えうる描写性能にハーフマクロ性能、240gという軽量ながら防塵防滴にインナーズームを備えた筐体などには目を見張るものがありました。
まさに先代のレンズに代わる真の標準ズームレンズとして、正当に進化してきたと言っていいほどの実力を垣間見ることができました。
先代のXF18-55mm F2.8-4 R LM OISも標準ズームレンズで開放2.8からと大変評判の良いレンズでしたが、時代の変化とともにカメラのスペックは変化し続けていますので、ご自身のカメラや使用形態に見合ったレンズを揃えるのもカメラの性能を引き出すための一つの要因かと思います。
もしも解像度に不満を抱いている方がいらっしゃるようでしたら、ぜひ一度このXF16-50mm F2.8-4.8 R LM WRを検討してみてはいかがでしょうか。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
この記事が皆様の好奇心を刺激し、そしてご購入のきっかけの一助となればと思います。
それではまたお会いしましょう。


▼ 今回紹介した機材はこちら ▼

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:25年02月07日 11時11分 ]

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【先行レポート】Nikon NIKKOR Z 35mm F1.2 Sを動画でご紹介します

【先行レポート】Nikon NIKKOR Z 35mm F1.2 Sを動画でご紹介します

新たに発表された、Nikonレンズ史上最高の反射防止コーティングを採用した大口径単焦点レンズ『Nikon NIKKOR Z 35mm F1.2 S』を早速体験してきました!
実際に触れて感じた操作性や魅力を動画でご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
※今回使用している NIKKOR Z 35mm F1.2 Sは製品版ではございません。

 本編動画

 動画チャプター

00:00 オープニング
00:33 外観紹介
02:00 ボディに装着
03:04 試写していきます
05:01 レンズコーティングについて
05:52 エンディング

 外観紹介

まずは外観から見ていきます。
機能を割り当てられる「L-Fn」ボタンを2つ備え、縦位置で使用した時でも確実な操作が可能となっておりその実用性には抜かりがありません。
AF/MFの切り替えスイッチも搭載され状況に応じて使い分けができるようになっています。
また、フォーカスリングとコントロールリングの質感が違うことで、カメラを構えながらでも操作に迷うことがありません。
ローレット加工が施されたコントロールリングはクリックレス仕様になっており、程よいトルクでスムーズな操作が可能です。
大まかなスペックです。重量こそしっかりと感じるものの、F1.2の大口径レンズということを考えると妥当なサイズ感になっているように感じます。
またフィルター径を「NIKKOR Z 50mm F1.2 S」「NIKKOR Z 85mm F1.2 S」と同じΦ82mmにすることでフィルターワークの自由度を損なうことがありません。
目立たない部分かもしれませんが、こういった細かい設計は嬉しいポイントです。

 試写していきます

「Nikon Z9」に装着して試写をしていきます。
レンズサイズから大型のカメラボディと組み合わせてもバランスがとりやすいのはもちろんのこと、重量バランスも整っており片手で持ったとしてもその重さを感じにくく、撮影に集中できそうです。
今回は「Z9」に装着しましたが縦位置グリップが一体型ではない「Z8」や「Z6 III」でも問題なく扱えるように感じます。

ステッピングモーターを採用したマルチフォーカスシステムにより高精度で素早く、かつ静かなAFを実現しています。AFの動きは機敏さを感じつつも滑らかで上品に動作するので動画の使用にも期待できそうです。
またフォーカスブリージングも高い次元で抑制しており写真、動画どちらでも活躍してくれるレンズとなっています。
開放F1.2から心地よいボケ量とボケ味を見せる本レンズですが、F1.8まで絞ると口径食を抑制してくれ、安定感のある美しい描写となりました。
状況に応じた絞り値の設定だけでなく、求める表現に応じた、よりポジティブな設定を行える懐の深いレンズだと実感する場面でした。
本レンズにはNikon Zマウントレンズの中でも限られたレンズにしか採用されていない「メソアモルファスコート」が採用されています。
Nikonレンズ史上最高の反射防止コーティングとされるこのコーティングとあわせて「ナノクリスタルコート」、「アルネオコート」と妥協ないコーティングでフレアやゴーストを抑制します。
早くフィールドでの撮影を行ってみたい、そう感じさせられました。

動画内ではより詳しくレンズの所感や魅力をご紹介しています。ぜひご覧ください!
動画を見て「気になる!欲しい!」と思った方は是非チャンネル登録や高評価をお待ちしております。

▼ご紹介した商品はこちら▼
発売予定日:2025年2月28日 ※こちらの商品は、2月12日AM10時よりご予約受付を開始いたします。

[ Category:Nikon | 掲載日時:25年02月06日 19時29分 ]

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【Carl Zeiss】Light&Smallなレンズをお供に【Batis 25mm F2】

【Carl Zeiss】Light&Smallなレンズをお供に【Batis 25mm F2】

日々の記録や風景をおさめたい
旅行の思い出を残したい
でもスマートフォンじゃ味気ない

そんな方にお勧めしたいのが軽量で小型なレンズ
ミラーレス機の登場でカメラは格段に持ち運びしやすくなりました
今回紹介するのは、
Carl ZeissのBatis 25mm F2
重さ335g
長さ78mm
ソニーEフルサイズ対応のオートフォーカスレンズです。


広角レンズならではの広いシーンを強い遠近感で撮影できます。


2015年の8月に発売されたオートフォーカスレンズで、
α7RIIやα7SIIが発売されたタイミングと同時期のレンズです。
9年以上前のレンズですが、今回使用したα1でも素早いオートフォーカスを体感しました。
人が多くスピーディーに撮影しなければならないシーンでも十分な速さを感じました。


外装は金属鏡胴ですが、335gとかなり軽いです。
しかしながらチープな質感のレンズではなく、
しっかりとした鏡筒とマウントのシーリング、有機ELディスプレイといった
各所のパーツがしっかりとしています。
上を見上げた撮影も疲れを感じずに行えました。

このレンズの特徴的な点が有機ELディスプレイによる合焦距離と被写界深度の表示。

近距離撮影と遠距離撮影でそれぞれ表示が異なり、
近距離の場合は合焦距離が大きく表示され、その右隣に被写界深度の+/-が表示され、
遠距離の場合は合焦距離の下の左右にカメラからの距離の絶対値で表示されます。
散歩中のスナップ撮影ではディスプレイを見る機会は正直あまりないですが、
暗所や三脚を使用した撮影ならば、直感的にわかりやすい機能だと思います。


いかがでしたでしょうか
首から、肩からぶら下げるのもよし
バックに気軽に入れておくのもよし
あなたの日常にカメラを加えてみてはいかがでしょうか





[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander SONY | 掲載日時:25年02月06日 17時00分 ]

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【Leica】WITHIN120K -ライカ旅行記 M6 10557編-

【Leica】WITHIN120K -ライカ旅行記 M6 10557編-

25年2月20日にLeica Boutique MapCamera Shinjukuは12周年を迎えます。
今年の連載はテーマ『Journey』と『“12”周年』にちなみ、マップカメラのある新宿から半径120キロ圏内での撮影旅行をスタッフが計画。旅の供にカメラが選ばれるようになってから100年となる今年、「旅」を通してカメラの楽しさ、ライカの面白さをお伝えするべく、マップカメラスタッフ12名が旅に出ました。その名も「WITHIN 120K」

・・・

今回は「WITHIN 120K」企画の第二回です。撮影地は三浦市の城ケ島公園、新宿駅から約62kmの距離です。120kmには遠く及びませんが、この小島は三浦半島と陸地を繋ぐ最南端でもあります。当日の天気は曇り時々晴れ、1日で異なる光の中で楽しめる天気でした。

私はレトロなものが好きなので、カメラもフィルムカメラが好きです。今回は「旅」がテーマという事でしたが、機材選びに関してはあまり迷うことはありませんでした。
なぜならば、ライカからは往年のクラシックカメラやクラシックレンズを復刻したシリーズがラインナップされているからです。そこで私が選んだのは「ライカM6 10557」と、「ズミルックスM35mm F1.4 11301」を選んでいます。
どちらも往年のクラシックライカを復刻した機種となっていて、オリジナルのライカM6は1984年発売、ズミルックスM35mm F1.4 1stは1961年発売です。
オリジナル品はもちろん現在でも中古品として流通していますが、復刻版については新品で購入できる事がひとつの魅力かもしれません。
また、今回使用したフィルムはFUJIFILM 400となっています。それでは参りましょう。

・・・

電車を乗り継ぎつつ、バスで現地へ向かいますが、城ヶ島バス停に到着したのは新宿出発から2時間以上経っての事。この間で興味深かったのは、品川で京急本線に乗り換えた時、車両の切り離しと連結を目の当たりにしたことです。
私は前の車両に移動させられ、後ろの車両は反対方向に戻っていきました。

歩いて城ヶ島公園に向かいましたが、この日はあまり人が多くなく、散歩する地元の人々と思われる数人だけでした。


公園の中を進むと、目に飛び込んできたのは、木々が少し傾いて陸地側に向かっている光景でしたが、海にほど近い場所である事を思い出しました。
おそらく南側から吹く海風が北の陸地に向かって吹き込み、その影響を受けながら成長したのでしょう。そのため木々は一方向に倒れています。

公園の端には、真っ白な欧風の灯台があります。後に再建された安房崎灯台です。
人工のアスファルト道路がいくつかの植生を切り開き、灯台に向かって延びています。人工物と自然がうまく融合しています。

・・・


木造の階段を下りて、ゆっくりと海側に近づきます。振り返ると、先程立っていた二階建ての小さな展望台が意外にも遠く感じられます。この高低差には少し緊張感を覚えました。

ついに海が全体像を見せてくれました。
南の方向を見渡すと、遠くにぼんやりと島が見えますが、恐らく大島でしょう。険しい岩壁に立ち、海岸線を見下ろします。空にはぼんやりと雲が立ち込め、荒々とした冬の海や枯草の物悲しさが相まって、私はここが世界の果てのように感じました。
実は今回、初めてFUJIFILM 400を試しました。このフィルムは、Kodak UltraMAX 400に似ていると聞いたことがありますが、このフィルムは意外にも緑色の表現が強いと感じました。
もちろん、スキャンと自分の調整にも影響されるとは思いますが、筆者が使っているスキャナーのEPSON GT-X980ではその様に感じています。また余談ではありますがこのスキャナーは大変重宝しており35mm判、120mm判、さらには4×5の大判フィルムもスキャンでき、家庭用スキャナーとしては非常に高機能です。

旅行をするなら荷物は軽い方が良い、というのが旅へ赴く時にいつも考える事です。荷物が重くては体力を取られてしまいますから、負担を軽くして、旅行そのものを心から楽しみます。
今回使ったLeica M6 10557とズミルックスM35mm F1.4 11301は、日常旅行で最も頻繁に登場する組み合わせですが、これが今回「WITHIN 120K」旅行の全荷物です。

復刻版M6は、ライカがフィルム時代から現代の技術を集約したものと言えます。1984年に発表されたオリジナルのM6と同じ精緻な外観、ファインダー部についてもオリジナルと同様に露出計が内蔵。全速で機械式のシャッター、そしてカメラ前面の目立つライカの赤いロゴが依然として非常にクラシックな印象を放っています。全体的に復刻版M6は、オリジナルのM6より若干背が高く、最も重要な点は採光窓から取り込まれた光がハレーションを起こしづらくなっています。
以前、ハレーションが原因で多くの人が機械式シャッターを搭載したM6を諦め、電子シャッターを搭載したライカM7を選んでいたと聞いた事があります。しかしながら、復刻版のM6ではその点を気にする必要がなくなりました。


実は筆者もオリジナルのM6を諦めライカM7を使っていましたが、復刻版のM6が発売された事で念願のM6を使うことが出来ています。


昼の時間帯、太陽が雲の間から光を差し込みました。

曇り空の下、雲から降り注ぐ太陽の光は柔らかいですが、あっという間に過ぎ去ってしまいました。
そして今回使用したショルダーストラップは、この瞬間を捉える事をより素早くサポートしてくれました。


肩から斜め掛けする長いストラップよりも、筆者は短めのタイプを好みます。それはカメラがちょうど胸にぴったりと収まり、すぐに目の位置に持ち上げる事ができるからです。素早く構える事が出来るので、捉えたい一瞬にすぐフォーカスしてシャッターを切る事が出来ます。また、腰のベルトに露出している金属がカメラを傷つけることもありません。

また、今日持ってきた全ての物は、WANDRDのショルダーバッグにちょうどよく収まりました。このスリングバッグは6Lの容量で、タブレットやパソコンなど入りませんが、撮影に最低限必要なカメラやレンズ、フィルムなどを入れるにはとてもちょうど良いです。


島の東側に位置する城ヶ島公園から撮影をスタートしましたが、島の西側へと向かいます。

程なくして西崎の磯へ到着しましたが、洗濯板状の岩が連なっていて、足元に気を付けながら歩く必要があります。
岩が一層一層重なる事で複雑な磯を構成していて、普段の砂浜とは大きく異なり、大自然の力に驚かされました。


この復刻版のズミルックスは、ズミルックスM35mm F1.4 1stをベースに設計されています。
1961年にライカがズミルックスM35mm F1.4 1stを発売してから、2ndと合わせて約35年間ほぼ途切れることなく製造され続けました。
初めから高い人気を誇る大口径のレンズで、レンズ先端の金属製ステンレススチールが特徴的で「スチールリム」という愛称で呼ばれています。開放絞りで撮影した写真は柔らかいボケを持ち、癖のあるレンズの中でも特別な存在です。

復刻版ズミルックスは、絞り開放で美しいボケを持ち、現代技術により絞りを絞ると素晴らしい描写力を発揮します。

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・・・

120kmの約半分となる62kmの旅路でしたがいかがでしたでしょうか。都心部から60km離れるだけでガラリと違う景色の中で撮影が出来ました。

日頃雑踏の中で生活していると、都会の喧騒を忘れて撮影に集中したくなる事があります。今回城ケ島へ訪れた事で、とてもリフレッシュできました。
皆さんも気分転換にカメラを持ってちょっと遠くへ旅に出てみてはいかがでしょうか。思わぬ被写体や風景との出会いが待っているかもしれません。

現在マップカメラでは「Leica Boutique MAPCAMERA Shinjuku」12周年を記念してフォトコンテストを実施しています。
ライカ製品以外のカメラで撮影した写真でも参加可能!ぜひみなさまの「旅」の写真をお待ちしております。




 


 


[ Category:etc. Leica | 掲載日時:25年02月06日 14時00分 ]

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【FUJIFILM】10年の時を経ても色褪せぬ「XF 16-55mm F2.8 R LM WR」の魅力

【FUJIFILM】10年の時を経ても色褪せぬ「XF 16-55mm F2.8 R LM WR」の魅力


神社にお参りにいきました。
今回共にしたカメラは「FUJIFILM X-T5」と「FUJINON XF 16-55mm F2.8 R LM WR」。
X-T5はXマウント史上現在最高となる4000万画素センサーを搭載しています。それに対して装着したFUJINON XF 16-55mm F2.8 R LM WRは2015年発売のモデル。2015年と言えば、Xマウントにはまだ1600万画素クラスのカメラしか登場していなかった時代です。果たしてその時代に設計されたレンズは最新のセンサーの性能を活かしきれるのか。わずかな不安を抱きながら撮影に出ましたが、果たしてどのようなものでしょうか。

早速ですがボディ、レンズの性能を試すのにうってつけの被写体を見つけました。レンズの素性を見るべく、敢えてF2.8開放で撮影しています。正直なところ、この写真1枚だけで先ほどの心配は全て吹き飛びました。
画面中央から四隅に至るまで、画像の破綻はどこにも見られません。撮影後画像を等倍で見るのが癖になっている筆者ですが、この写りには思わず笑みを浮かべてしまいました。

先ほどのポイントを斜めから撮ってみました。大分印象が変わって見えます。酒樽それぞれが違う光の浴び方をしていて面白いです。
今回カメラのフィルムシミュレーションは「Pro Neg.Std」に設定しました。
こちらはFUJIFILMが生産していた「PRO160NS」というネガフィルムをベースに作られた色で、やや硬めの色調とコントラストが特徴です。コントラストは比較的高めですが、暗部でも光の受け方を忠実に再現しています。ダイナミックレンジが高くても眠い画にもならない、絶妙なバランスが魅力です。

都会の真ん中にありながら緑にあふれています。訪れたのは昼下がりですが、木漏れ日が所々に差し込んでおり、スポットライトのようで綺麗です。
木漏れ日は普段何でもないような被写体を一躍主役にしてくれるので、ついカメラを向けてしまいます。

 

ところ変わってこちらは時計の体験型施設。金属の質感描写が美しいです。
また露出をオーバーに振ってもアンダーに振っても画をまとめ上げてくれます。多彩で緻密な色表現をJPEG撮って出しでできてしまうのがFUJIFILMのカメラの魅力です。

外から日差しが差し込む柔らかで温かな雰囲気も写真に落とし込むことができます。
このレンズが発売された際、単焦点並みの画質だと大きな話題になりましたが、発売から10年経った今、最新のカメラと組み合わせても同じ感想を抱きます。単焦点レンズで撮っているはずが何故かズームもできてしまう、そんな感覚になります。

空が暗くなってきたので、イルミネーションを鑑賞しに行きました。
こちらは広角端で撮影した写真です。シャドウの情報が豊富に残るので、イルミネーションの陰になる葉の部分も黒が落ち込まず全体として明るい印象になります。

望遠側を使えば玉ボケも得ることができます。

APS-C専用設計の標準レンズなら、F2.8通しでも気軽にカメラを取り出しテーブルフォトを撮影できるほど小型なシステムになります。
先日発売された新型モデルはさらに小さく軽くなりましたが、こちらもその性能を考えればかなり小さく仕上がっています。


 今回、半日程度この組み合わせを首から提げ続けていましたが、疲れはほぼありませんでした。
単焦点レンズや小型のズームレンズであればよりシステムを軽くすることもできますが、単焦点並みの写りを持ったレンズ数本を内包している、と聞けば納得のいくサイズ感です。またX‐T5と合わせることで、シャッタースピード、ISO感度、絞り値、露出補正を全て直感的なダイヤルで操作できるようになります。ボディ内手ブレ補正と相まって、どこへ持ち出すにもベストバランスな組み合わせだと感じました。

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[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:25年02月05日 17時00分 ]

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【先行レポート】『Canon RF16-28mm F2.8 IS STM』を動画でご紹介します!

【先行レポート】『Canon RF16-28mm F2.8 IS STM』を動画でご紹介します!

小型・軽量ながら開放F値2.8を楽しむことができる『Canon RF16-28mm F2.8 IS STM』を先行体験してきました。
気になる外観・性能を動画内でご紹介しておりますので、ぜひご覧ください!

 本編動画

 動画チャプター

00:00 オープニング
00:32 外観紹介
03:03 レンズ比較
04:57 レンズ性能
07:01 まとめ
08:38 エンディング

 外観紹介


16mmから28mmという焦点距離をカバーする広角ズームレンズ。F2.8という明るいレンズですが、約445gと非常にコンパクトなサイズ感に仕上がっています。
2024年9月に発売された「Canon RF28-70mm F2.8 IS STM」と同等のサイズ感となっていて、撮影現場でこの2本を使い回すようなシーンも想定して作られていると感じました。
レンズ内手ブレ補正5.5段にボディー内手ブレ補正を掛け合わせることで、最大8.0段を実現しているこちらのレンズ。
暗所での静止画撮影時や、動画撮影時など多様なシーンで手ブレを抑えた撮影を可能にしてくれます。

 レンズ性能


広角の1mmの差はかなり大きいので、このレンズ1本でパースの効いたダイナミックな構図の写真から、日常のスナップ写真など様々なシーンでの撮影が可能になっています。
すでに発売されている「Canon RF28-70mm F2.8 IS STM」と組み合わせることで、広角から中望遠までのほとんどの撮影シーンをカバーすることができます。
『Canon RF16-28mm F2.8 IS STM』の気になる描写力につきましては、実機レビューも配信予定ですのでぜひチャンネル登録をしてお待ちください。

 まとめ


軽量・コンパクトながら開放F値2.8の明るいレンズに仕上がった『Canon RF16-28mm F2.8 IS STM』。
大口径の広角ズームレンズを、小型軽量なサイズ感で楽しめるという点が非常に魅力的なレンズになっていました。
動画内ではより詳しく、製品の外観・性能を紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

動画を見て「気になる!欲しい!」と思った方は是非チャンネル登録や高評価をお待ちしております。

 

 

 

 

[ Category:Canon YouTube | 掲載日時:25年02月04日 19時12分 ]

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【Thypoch】Simera 28mm F1.4でフォトウォーキング

【Thypoch】Simera 28mm F1.4でフォトウォーキング

冬の寒さも強まり、撮影する手が悴むような寒さになってきました。
しかしこの季節は空気も澄んで夜景も非常にクリアに撮影でき、心地良い時期です。
今回Leica M10とThypoch Simera 28mm F1.4の組み合わせで夕方から夜にかけて浅草を歩いてみました。

実際に撮影してみると開放はやはりかなり柔らかめ。特に近接域では滲みがやや強めです。
使用した感想としては中距離での撮影用途に最適化しているのではないかと感じました。
近接や無限遠側では細部の情報が崩れてしまう傾向も見られ、ポートレート等では使いやすいものの
風景やスナップ撮影には少し絞り込むなどの工夫が必要です。それでもやはりF1.4。
今回は全て開放のみでの撮影にしてみました。

一見全体はまとまっています。但しよく見ると滲みが大きく細かいディテールはやや失われています。
しかしコントラストは程良く非常に扱いやすい描写です。本来であれば多少絞って撮影する状況なので、
2.8か4辺りまで絞っても良さそうです。絞ってもこのSimera 28mm F1.4はそこまで硬くなりすぎず、
程良いバランスのシャープさを見せてくれます。

28mmと言う画角はかつてフィルムコンパクトカメラでも数多く採用された焦点距離です。
広角レンズになるのですが遠近感の強調は少なく、寄ると広角特有の歪みもあり使用する人の好みを選ぶ画角。
この画角を使うのはどんな時か…言葉にするのはなかなか難しいものの「歩いて見えたものを無意識に撮影する」場合に
気が付くと28mmのレンズを持ち出す事が多くなっています。

年明けから2週間ほど経った頃に撮影していたものです。
裏通りに入ると丁度正月飾りの片付けだったのでしょう。そして奥に移っている青空が何時に撮影したものなのかが
分からなくなる不思議な写真です。ほとんど陽が落ちた頃に撮影したはずなのですが、面白い写真です。

本来オールドレンズの場合はコントラストの低下と共に滲み等が発生します。
しかしこのSimera 28mm、滲みはあってもコントラストはとても安定しており撮影したものを見るとなんだか面白いレンズです。

28mmとなるとやはりノーファインダーでの撮影もしたくなるものです。
長年レンジファインダーを使うと絞り込んで目測で撮影する事が多くなる中、F1.4の目測となるとほぼ博打に近い状況。
それでもどうやら勘は鈍っていなかった様子。先述したコントラストと滲み具合のミスマッチがSimera 28mm F1.4独特の描写を
見せています。

強い光源があると若干暴れが見られ、特に街灯等が周辺にあるとフレアがやや目立ってきます。
このような場面だと肝心の被写体よりもフレアに目が行ってしまいやすく注意が必要です。

実は今回半数はライブビューで撮影を行っていました。
理由としてM10までは基本的にはシャッター幕で測光する仕様が主流になっていました。
センサー測光を行うにはライブビューの起動が必要です。M11からは常時センサー測光に変更されています。
夜間の照明が多い場所でF1.4のレンズを使うと測光範囲の仕様からか黒潰れになる傾向も見られた為、
状況に応じてライブビューとファインダーでの撮影を切り替える必要も感じられます。

久しぶりにM10を使用してみたところ、やはりM11とは異なる色使いです。
ユーザーによっては「M10の画が好きかもしれない」と思う方もいらっしゃるかと思います。
実際に当店でも、M11からM10に替えたお客様も。画作りがどのモデルも違うという特色は購入する際に大きく悩むところ。
発売当初はM10の画像は非常に現像処理が難しいと思っていました。しかし実際に調整すると一瞬黒潰れしていたような画像も
しっかり階調が残っていて不思議な雰囲気に仕上がります。今回使いながら改めて「懐の深さ」を感じました。

撮影を進めて行くうちにSimera 28mmはM10との相性が良いと感じました。
データを見て行くうちにレンズとボディの互いの良さを引き出し合っているような関係性が少し見えてきます。
但し先述の通り、奥にある光源のフレアがやはり目立つ事から光の加減を読みとる事は必要です。

モノクロで現像してみました。M10の階調を見て後からモノクロにしたくなりソフトでモノクロ処理をしています。
こうして見るとなかなか階調も良く、これで十分と思う方も少なくはないでしょう。
実際にカラーのライカMデジタルのモノクロモードもしっかりした画が出てくる事から両方を楽しめるように作られています。

ISO800で撮影した時のノイズの出方も非常に自然なもので、多少持ち上げても嫌なノイズではありません。
M10は2400万画素ということもあって若干高感度には耐性があります。ノイズに関してもやはり好みの問題です。
筆者としてはフィルムで撮影していたこともあり、この位であればまだまだ許容できる範囲でした。

通りすがりに気になったものを撮影する。28mmという焦点距離の良さはそこにあります。
ちょっと遠くてよそよそしい関係性を写し出すにはとても良い画角です。もう少し親密になると35mmがもっと関係性を引き出す事が
できると思いますが、個人的には28mmの「ちょっとした手の届かなさ」が未だに好きだったりします。
鏡胴は少し太いレンズではあるものの、28mm F1.4のレンズと見ると取り回しも良く軽量な1本。
是非このSimera 28mm F1.4をお試しください!




[ Category:Leica | 掲載日時:25年02月03日 19時30分 ]

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【SONY】探求心を刺激する「α1」が描く世界

【SONY】探求心を刺激する「α1」が描く世界


写真を愛する人々が夢見る究極のカメラのひとつ、それが「SONY α1」です。
後継機が出た今もなお圧倒的な性能を持つこのカメラは、約5010万画素の高解像度センサー、最大30コマ/秒のブラックアウトフリー撮影、そして8K動画撮影までを可能にしたフラッグシップモデル。
どんなジャンルの撮影でも「α1」が持つ先進的な技術は撮影者のクリエイティビティを余すことなく引き出してくれます。
特に進化したAF性能は、動きの速い被写体を正確に追尾し、撮影者が理想とする一瞬を逃しません。
また、SONY独自の色再現性は、どのカットでも高い完成度を実現してくれます。

そんな「α1」のポテンシャルをさらに高める相棒として注目株なのが「TAMRON 20-40mm F2.8 Di III VXD」です。
このレンズは広角20mmから標準域40mmまでをカバーしつつ、全域でF2.8という明るさを実現。
コンパクトで軽量な設計にもかかわらず、シャープな描写性能と滑らかなボケ味を兼ね備えています。
VXDリニアモーターによる高速・高精度なAFは、動きのあるシーンにおいても大きな力を発揮します。

「α1」の被写体を捉える力と「TAMRON 20-40mm F2.8 Di III VXD」の光学性能が組み合わさることで、撮影の幅が一気に広がります。
広角端ではダイナミックな風景、標準域ではふんわりとしたポートレート、さらには夜景や低照度のシーンでもノイズを抑えたクリアな仕上がりを可能にします。
この組み合わせがもたらす表現の自由度と描写力を、作例を交えてお伝えします。
 
 

20-40mmという広角域を活かす被写体といえば建築のある都市風景は外せません。
独特なデザインの建築物と近代的な高層ビルの対比が印象的で、広角20mmで撮影されたことで、建物の迫力と高さが強調されています。
青空の鮮やかさは「α1」の高解像度センサーによる色再現性の高さを示しており、細部までシャープに描写されています。
また、TAMRONレンズの優れた光学性能により、画面全体が均一にクリアな仕上がりを見せています。
現代建築と個性的なデザインが共存する都市の魅力を的確に引き出した一枚です。
 
 


壁一面の本棚の中に螺旋階段という、まるでファンタジー映画でこれから本の中に飛び込むストーリーでもはじまりそうな光景です。
広角端の20mmで撮影されており、螺旋階段と本棚が生む奥行き感が印象的です。
「α1」の高解像度センサーにより、細部のディテールが鮮明に表現され、書籍や照明の質感までリアルに再現されています。
また、レンズの明るいF2.8の開放値が室内の柔らかな光を活かし、自然なコントラストを実現しています。
このセットは、建築やインテリア撮影においても圧倒的な表現力を提供します。
 
 

「PHRENOLOGY」というのは骨相学のことだそうです。
古書と装飾品を主体にした静物撮影の作例であり「α1」と「20-40mm F2.8 Di III VXD」の組み合わせの繊細な描写力を示しています。
透明なショーケース越しに捉えた構図は、奥行き感と柔らかな反射が魅力的です。
また、レンズの開放F2.8が適度なボケ味を生み、被写体に焦点を当てながらも背景の柔らかな雰囲気を保っています。
芸術的で知的な空間を見事に切り取った一枚です。
 
 

シンプルでありながらも視覚的に引きつけられる構図が特徴です。
俯瞰で捉えられた木製の椅子2脚は、それぞれ赤と青の革張りの座面が落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
天井の光が革と床に反射し、椅子の存在感を強調しています。
「α1」と「20-40mm F2.8 Di III VXD」の組み合わせが、色彩と光のバランスを見事に捉えています。
 
 

木材の自然な美しさと彫刻の精密さを捉えようとしてシャッターを切りました。
アルファベットの文章が彫られた板の木目模様が鮮明に映し出され、特に「every」という単語のyにピントが合わされていることで、焦点が一箇所に集中しています。
この静謐な瞬間が、見る者に深い印象を与えます。
 
 


ロウバイの花が前景に柔らかく写り、窓の外に広がる夜の風景がシャープに描かれています。
写真全体に広がる静けさと、奥行きのある構図が際立ちます。
「α1」と「20-40mm F2.8 Di III VXD」が持つ高い解像度と優れた光の捉え方が、この繊細な瞬間を完璧に捉えています。
 
 

この写真では、刺繍教室の生徒さんが手掛けた作品を撮影しました。
展示されていたのは暗い廊下でしたが明るい開放F値のおかげで、メガネやネコなどの愛らしい柄が生き生きとしたディテールで刺繍されています。
優れた描写力が、刺繍の質感と細部をクリアに捉え、作品の精細さと温かみを見事に表現しています。
生徒さんの創造力と技術の結晶が、この機材のおかげで鮮やかに映し出されました。
 
 


庭に出ると、都会のわりに広い空とこの左右対称の建物独特の窓の形との対比が目に入りました。
夜間のため建物内部の明かりが際立ち、周囲の暗闇とのコントラストを強調することを意識して撮影しました。
露出を適切に調整し、建物の明るさが過剰にならないようにしながらも、内部のディテールがしっかりと見えるようにしました。
 
 



そのまま広角レンズならではの描写を夜の街で楽しみました。
大きな建物を近くから撮ったり、光で遊んだり、狭いトンネルで奥行きを強調してみました。
カメラというのは基本的には明るい方が撮りやすいもの。
それでも「α1」なら夜の街も得意です。
 
 
撮影の自由度、描写力、携行性の全てを兼ね備えた「α1」と「20-40mm F2.8 Di III VXD」。
この組み合わせは、風景からポートレート、動きのある被写体まで、幅広いジャンルで驚くほど高いパフォーマンスを発揮します。
何より「α1」の圧倒的な描写力がレンズの高精細な描写をさらに引き立て、プロフェッショナルの要求にも応える完成度を実現しています。
どんな場面でも「最高の瞬間」を形にできる組み合わせなので、「α1」となら冒険に出て世界を探求したくなります。
新たな撮影の可能性を広げるパートナーとして、ぜひお試しいただきたい組み合わせです。
 
 

▼ 「SONY α1」の作例付きStockShot記事はこちら ▼


▼ 「SONY α1」のお買い物はこちら ▼

a73買い時




▼ 組み合わせたレンズはこちら ▼


[ Category:SONY | 掲載日時:25年02月03日 18時30分 ]

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【Nikon】AF-S NIKKOR 50mm F1.8G が導く、特別な瞬間を切り取るポートレート撮影

【Nikon】AF-S NIKKOR 50mm F1.8G が導く、特別な瞬間を切り取るポートレート撮影

いつもマップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」へご投稿いただき、誠にありがとうございます!
みなさまにご投稿いただいた作品をご紹介します!

本日のテーマは「Nikon AF-S NIKKOR 50mm F1.8G」x「人 PORTRAIT」の写真作品です。
本レンズの魅力は、そのシャープでクリアな描写力にあります。
大口径によって得られる浅い被写界深度は、背景をぼかし被写体を際立たせます。
人物の表情や目のキャッチライトなど細部まで鮮明に表現できるため、より描写力のあるレンズが求められます。
また、低照度でも優れたパフォーマンスを発揮するので、暗い場所での撮影でも高い画質を提供します。
そんな本レンズで撮影された、みなさまの美しい作品をご覧ください。

現在「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」ではマップカメラ30周年を記念したフォトコンテスト『Map Camera AWARD 2024-2025』を開催しています!
本記事のテーマでもある「人 PORTRAIT」部門をはじめとする各部門賞があり、中でもグランプリに輝いた方にはなんと30万円相当のお買い物にお使いいただけるポイントを贈呈いたします。
エビフォトに投稿していただくだけでフォトコンテストへのエントリーも完了となりますので、下記のバナーから詳細をご覧のうえ奮ってご参加ください!

▼▼▼ 新規会員登録と投稿はこちら ▼▼▼
EP

▼▼▼ 『Map Camera AWARD 2024-2025』の詳細はこちら ▼▼▼



【作品名】Portrait<投稿作品を見る

【投稿者】KG カート様

【投稿者コメント】Portrait of a man in Okayama, Japan.

【使用機材】Nikon D7000 + AF-S NIKKOR 50mm F1.8G



【作品名】france 2015<投稿作品を見る

【投稿者】Terry_S様

【使用機材】Nikon D750 + AF-S NIKKOR 50mm F1.8G



【作品名】眠い<投稿作品を見る

【投稿者】yuya824399様

【使用機材】Nikon D750 + AF-S NIKKOR 50mm F1.8G



【作品名】うるとらまん<投稿作品を見る

【投稿者】Macho様

【投稿者コメント】水泳の習い事に行くことが決まって、ゴーグルを買ってもらった甥っ子。頭の中にどんなヒーローを浮かべて付けているかわかりませんが、ちっちゃなウルトラマンみたいでした。

【使用機材】Nikon D750 + AF-S NIKKOR 50mm F1.8G



【作品名】姫菜5<投稿作品を見る

【投稿者】ふくmoonparty様

【投稿者コメント】スタジオ撮影

【使用機材】NIKON D500 + AF-S NIKKOR 50mm F1.8G


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

ご投稿には会員登録が必要です

[ Category:Nikon | 掲載日時:25年02月03日 17時30分 ]

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【Panasonic】着物で川越散策Vlog

姉妹で着物に着替えて川越を散策した休日。

PanasonicのLUMIX S9を使って動画を中心に撮影いたしました。
レンズは同じくPanasonicの「LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6」。動画撮影時のNDフィルターはマップカメラオリジナルの「WOR VARIABLE-ND 67mm 」を使用いたしました。

動画内にはカメラ初心者である筆者の妹が撮影したものも含んでおります。
すべて手持ち撮影でしたが、5.0段のボディ内手振れ補正のおかげでしっかりと撮影できました。

今回のメインは縁結びの神社でした。可愛い鯛のおみくじが名物です。

LUTは全て「Sample LUT 2」を選択しております。黄色みが少なく淡い色味で撮影ができました。
着物のピンクと白の可愛さをさらに引き出してくれました。

曇天ではございましたが、ポートレートもたくさん撮り合いました。
顔写真のため掲載は控えさせていただきますが、LUTのおかげか肌が美白に写るので姉妹共々歓喜でした。

いい意味で仰々しさのない見た目をしているカメラなので、普段スマホで撮り合う時のような感覚だったのがとても良かったです。

可愛いお洋服を着て出かけるのが好きな私たち姉妹に、可愛く寄り添ってくれるカメラでした。
みなさまも少し特別なお出かけの日をS9で動画に収めてみてはいかがでしょうか。

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[ Category:Panasonic | 掲載日時:25年02月03日 17時03分 ]

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【Leica】WITHIN120K -ライカ旅行記 M-A(Typ127)編-

【Leica】WITHIN120K -ライカ旅行記 M-A(Typ127)編-

2025年2月20日にLeica Boutique MapCamera Shinjukuは12周年を迎えます。
今年の連載はテーマ『Journey』と『“12”周年』にちなみ、マップカメラのある新宿から半径120キロ圏内での撮影旅行をスタッフが計画。旅の供にカメラが選ばれるようになってから100年となる今年、「旅」を通してカメラの楽しさ、ライカの面白さをお伝えするべく、マップカメラスタッフ12名が旅に出ました。その名も「WITHIN 120K」

・・・

第一回である今回の旅先は富士河口湖。120Kmギリギリまで攻めた目的地ではありませんが、マップカメラのある新宿からは遠く離れて87キロほど。快晴の天気予報、期待が高まります。

悩んだ末に決定した旅のお供は「Leica M-A(Typ127)」というフィルムカメラ。2025年現在でもなおフィルムカメラがラインナップするライカ製品のなかでも、唯一露出計を搭載していない完全機械式モデルです。レンズは「ズミクロン M50mm F2 1st」と「ズミクロン M35mm F2 2nd(通称6枚玉)」の2本。今回は2本のフィルムをちょうど撮りきることができました。約70と数枚分、Kodak Ektar 100でお送りします。

・・・

外国人観光客にも大人気の富士山エリアですが私はまだ訪れたことがありません。つまり探り探りの小旅行になるということ。私は初めての旅行先はあえてあまり調べず、かつ荷物は最小限にして「自分が見る初めての世界」をただカメラとともに歩くことを心がけています。ラーメンの味変は替え玉から理論、とでも言うべきでしょうか、まずはその土地をまっさらな気持ちで楽しむ。そして2回目3回目以降への期待と「遊び足りなさ」を胸に秘めてようやく本旅行を行うのです。とはいえただの下見ではありません。フィルムカメラとともに軽快に楽しんできました。

新宿からは中央線富士回遊号でまっしぐら。全席指定の特急のはずですが、途中からたくさんの観光客が座席未指定で溢れていました。何を隠そう私も指定席取れなかった組、慌てて駅で未指定券を買っての旅路です。下調べなしの影響が早速出てきました。良くも悪くも想定外を楽しむのが流儀。

終着付近の河口湖駅に近づくにつれぎゅうぎゅうのデッキからなんとか外にカメラを向ける人がちらほら、これからいくらでも見れるのは分かっているのですがその光景には抗えません。快晴の青空の下、真っ白な雪を湛えた富士山がいよいよお出ましです。

途中富士山駅で列車はスイッチバック。乗降のついでに慌てて写した写真もこれはこれで趣深いもの。

駅からの眺望も素晴らしいと言わざるを得ません。山梨県南都留郡富士河口湖町に位置するこの駅の周辺からは、いえ、この地域全域からは毎日この山が見えると言うことになります。当たり前だと笑われてしまいそうですが絶対ここに立てば思うことです。世界が、誰もが、憧れる景色ですから。

このままでは持っていったエクターが全て富士山に消えてしまいそうなので後ろ髪を引かれながら散策へ。

直前でああ言ったもののフィルムであれデジタルであれ感動している限りはひたすら好きなだけシャッターを切るべきです。と言うのも現像を終えてみれば思っていたより富士山の写真が少なかったから。フィルムならではの枚数マネジメントも大事ですが、同じものまみれの36枚も未来の自分からすれば素敵な思い出です。

駅に降り立って初めて歩く先を決めます。先々で気の赴くままにに変えるのでとりあえずのもの。

歩いているとすぐ目に入った看板を頼りに霜山の西端に取り付き、天上山護国神社という神社を通ってビュースポットと書かれた場所を目指します。
思い返せばこの選択が功を奏しました。まずは河口湖畔に降りて水辺を楽しんだあと眺望を探しに行こうと思っていたのですが。

よく整備された参道、もとい山道をつかつかと進むとこれまたよく整備された景観。これは来た甲斐がありました。思わず道すがらの中国からであろう観光客に「ここは見ておいた方がいい」とオススメしたほど。

人生でここまでちゃんと富士山を「望む」のは初めてです。眼前を埋める迫力もそうですが、地図が好きな自分からすれば大地が一点を目掛けて強く傾斜をしているその事実に圧倒されます。言うなれば巨大な坂道であり、頂上まで続くのはここからも地続きの大地なのです。

すっかり興奮して上へ上へ歩みを進めます。ちなみに荷物は少なめですが足元から頭の先までしっかり歩ける装備、何があるか分からない下見旅行の鉄則。

もうしばらく歩くと富士山の反対側に河口湖が覗きます。ついでにさっきから聞こえていたロープウェイの発信ベルの音が近づいてきました。どうやら「富士山パノラマロープウェイ」の山頂側の駅に続く道、正確に言えば本来ロープウェイで登った人が歩いて下ってみたい時に専ら使われるハイキングコースを登ってきたようです。良い景色が見られるのも納得。

富士見台駅というそうで、まさにその通りの眺望。しかし広大すぎる風景は思っているような感動を記録するのは難しく、林間を額縁にした写真を撮ることができたのはよい偶然でした。35mmと50mmは一見標準レンズの2台巨頭なので使いやすいと思われがちですが、その実使い分けにやや足りないような画角同士の組み合わせ。今回であれば35mmの代わりに28mmがあればもう少し広く撮ることが叶うでしょうし、逆に50mmの代わりに90mmや135mmがあれば富士山の山頂付近に寄った画作りをできたはずです。

ただこの35mmと50mmが肌に馴染んでいる人が多いのも事実。私の場合はこの2本であれば重くもなく標準域のバリエーションが広がるので重宝しています。
また次来るときは別のレンズも検討すればよいのです。

手荷物はこれだけ。
当店でも取り扱いのある「Leica ラムレザーポーチ」のMサイズに交換レンズとフィルムを2本。露出計はお守りとして首から提げて上着の内ポケットに入れていました。

このラムレザーポーチ、手触り、柔らかさ、質感が極上です。Mサイズは小さめのレンズを付けたM型カメラであればちょうど入る大きさ。LサイズであればミラーレスカメラのSLシリーズも入ってしまうほどの容量を誇ります。ご案内の際に一度本品に触れてから一目ぼれ。今回のように旅行にもおススメできる逸品なのです。


来た道を戻ってもいいのですが、せっかくなのでロープウェイで下ることに。

下山後、ようやく湖畔を散策して遅めの昼食をいただいたところで本旅行の目的は終了。行程だけ聞けば短いですが、これから何度も訪れることになるであろう河口湖旅行の第一陣として得られた感動は大きいものになりました。私にとってのこの下見旅行は具体的に何か情報を得たうえで次回を完成させることよりも、楽しかった記憶をもとに「また行きたい」というモチベーションを生むことに重きを置いています。フィルムカメラを選んだのもそのため。現地で撮れた写真を眺めて一喜一憂するよりは、現像するまで分からないまでも当日は気にせず歩き、楽しみ、その土地への興味を優先する事が出来るのです。
結果的に今回の写真のできも概ね納得がいくものでした。これでまた足を運びたくなるわけです。

帰路、ずっと気になっていた名所へ少しだけ寄ってみました。富士山駅からタクシーで15分ほど、雲がかかりつつある富士山を尻目に向かったのは「忍野八海」。関西の実家に住んでいたころから一度は行ってみたい憧れの地でしたが、上京してからなかなかタイミングや気候に恵まれず今まで先延ばしにしてしまっていたのでした。雲が増えつつありますがまだまだ日差しは健在。


ただこの一枚が撮りたくて。

・・・

今度こそ本当に全行程を終えました。急ぎ足ではあったもののカメラを携えた旅の楽しさ、あとはフィルムの魅力もお伝えできていれば幸いです。
これからまだまだたくさんの「WITHIN 120K」が掲載されます。ライカと共に歩む旅、お楽しみください!

現在マップカメラでは「Leica Boutique MAPCAMERA Shinjuku」12周年を記念してフォトコンテストを実施しています。
ライカ製品以外のカメラで撮影した写真でも参加可能!ぜひみなさまの「旅」の写真をお待ちしております。

[ Category:Leica | 掲載日時:25年02月02日 19時10分 ]

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【SONY】望遠レンズで試す、未だ現役カメラ”α1”

【SONY】望遠レンズで試す、未だ現役カメラ”α1”

昨年α1Ⅱが発売され1か月以上経ちました。
α1にAIプロセッシングユニットを搭載し、被写体認識・AF精度がさらに向上。フラッグシップカメラに相応しいカメラへと進化を遂げました。しかし、α1ⅡはSONYからのお知らせもあったように供給不足が続いており、すぐに新品が手に入ることが困難な状況なのも事実。

その中で、筆者がオススメしたいのが初代”α1”。
α1Ⅱが発売されたことで中古も豊富に在庫があり、且つ値段もお買い求めやすくなりました。今なら憧れのフラッグシップカメラが手に取れるチャンスです。
ただ、肝心なのは性能面。発売から約4年が経過していることもあり心配されている方も多いと思います。
ですので、今回はα1を使用して実際のところどうなのか確認すべく撮影に向かいました。

今回、使用したα1はAF性能や高画素センサーを強みとして謳っており、その性能を活かすためにも動体撮影を行いたいと考え、今回は航空機の撮影を行うことにしました。
航空機撮影では望遠レンズが欠かせません。その望遠レンズの中でも200mmから600mmを1本でカバーした超望遠ズームレンズ”FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS”で撮影を試みました。

今回は羽田空港付近の公園から撮影を行いました。撮影した写真をご覧ください。

撮影した第一印象としては、「AFがかなり速くて正確」という印象でした。遠くの小さい航空機を狙ってもすぐさまピントが合い、また向かってくる航空機にもしっかりピントが合い続け、撮影がかなり捗りました。これもα1のイメージセンサーの撮像画面のほぼ全域をカバーした759点の測距点と、リアルタイムトラッキングによる狙った被写体への自動被写体追尾機能のおかげかと思われます。

また、α1には有効約5010万画素の35mmフルサイズ積層型CMOSイメージセンサーを搭載しており、クロップ機能を使用しても約2100万画素残ります。今回は200‐600mmのレンズを使用したので、クロップすると最望遠端900mmまで使用でき、もっと遠くの被写体を写したいという時でも十分な画素数で使用可能です。
上の2枚目の写真は編集で上部の飛行機を切り抜いたものですが、SNSで使う分には問題ない画質でした。あえて広く撮影しておいて、編集時にトリミングする撮影方法に使用するのも良いと感じました。

また、なんといってもSONYのフラッグシップカメラを使用しているという所有感を味わえます。筆者がカメラ好きというのもありますが、それこそ大きなレンズやGMレンズと一緒に使用するとなると、撮影に対してモチベーションも自然と上がります。モチベーションが上がると自然と良い写真が撮影できることも増えるので、良い影響になっているのかと感じます。

総括ですが、α1Ⅱが発売された今、初代α1を購入することは有りだと感じました。α1Ⅱで向上した機能はありますが、基本的な部分はα1と変わりません。むしろα1の性能が元々高かったとも言える撮影体験でした。この性能であれば野鳥等の動きの予測がしにくい被写体、戦闘機のようなもっと高速な動きの被写体でも問題なく撮影可能だと思います。
勿論動体撮影だけでなく、高速なAF・フラッシュ同調速度1/400秒という理由でポートレート撮影で使用したり、8.6Kオーバーサンプリングが使用可能という理由で動画機として導入するのも良いと思います。

α1Ⅱが出た今だからこそ、手の届きそうな価格帯になったα1で、どんな被写体・撮影にも対応できるフラッグシップ機を手に入れませんか。

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[ Category:SONY | 掲載日時:25年02月02日 17時00分 ]

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【特別企画】愛する・気になる銘玉を語り尽くす「50mmレンズの世界」を巡る旅

【特別企画】愛する・気になる銘玉を語り尽くす「50mmレンズの世界」を巡る旅

Leica Boutique MapCamera Shinjukuは皆様の多大なる「ライカ愛」のおかげで12周年を迎えることができました。
今回は特別企画ということでLeica好きのスタッフ2名が、数多くあるLeicaレンズ50mmの中から厳選して一押しレンズをご紹介します。
個性的なレンズを前に、Leica愛溢れるトークが止まらないスタッフたち。なぜそのレンズを選んだのか動画内で詳しくご紹介していますので、ぜひ、ご覧ください。

 本編動画

 動画チャプター

00:00 オープニング
00:59 それぞれの1本目
05:18 2本目
08:08 3本目
11:24 4本目
15:00 5本目
28:08 まとめ
28:38 エンディング

 最初に選んだレンズ


2人が最初に選んだレンズは「Leica ズミクロン M50mm F2 沈胴」と「Carl Zeiss C Sonnar T* 50mm F1.5 ZM」です。
1954年に発売された「Leica ズミクロン M50mm F2 沈胴」はクラシカルな外観で、沈胴式という点が特徴のレンズです。
解像感・コントラスト・柔らかさ全てのバランスが良く、当時のLeicaの技術を注ぎ込んだ1本となっています。
対して「Carl Zeiss C Sonnar T* 50mm F1.5 ZM」は現行で買うことができ、一見親しみやすいと思いきや写りに一癖あるレンズです。
フォーカスシフトがあったり、コントラストと解像のピークがずれているので、ピントを合わせるのが大変難しい作りになっています。ただ、絞ることでそのずれは解消していき、美しい写りを見せてくれます。

 

 

 2本目

2本目に選んだレンズはこちら。

「Leica ズマール L50mm F2 先黒クローム」と「Leica ズマリット L50mm F1.5 前期」です。
「Leica ズマリット L50mm F1.5 前期」は1954年にMマウントタイプが登場し、大口径レンズの先駆けとなりました。
「Leica ズマール L50mm F2 先黒クローム」は外観でもわかる通り、レンズ先端が黒くなっているので先黒と名前についています。
ズマール 50mm F2は様々なモデルが存在しており、「Leica トロッペン ズマール L50mm F2」という熱帯地方向けに供給されたズマールも存在します。






 3本目

続いて3本目がこちら。

「Leica ズミクロン M50mm F2 3rd ブラック」と「Leica ズミルックス M50mm F1.4 ASPH. (6bit) シルバー」です。
先にご紹介した「Leica ズミクロン M50mm F2 沈胴」は初代(1st)でこちらは3世代目となります。
初代が登場した頃はモノクロフィルムが主流でしたが、1960年代頃からカラーフィルムが主流になっていきレンズも最適化されていきました。
3rdは唯一ノブがついていることも特徴です。
「Leica ズミルックス M50mm F1.4 ASPH. (6bit) シルバー」はスタッフがライカのレンズは本当にすごい!と感じさせた一本で芯がありつつ、非常に綺麗なボケを楽しむことができるレンズです。


 4本目

今回の動画のために多くの50mmレンズをご用意させていただきましたが、なんと4本目は2人共同じレンズを選びました。

スタッフA「人生で1回は欲しいと思うレンズ」
スタッフB「これは、買いだな。絶対に使った方がいいレンズ」

と言わせるほどオススメの1本です。
それがこちら、「Voigtlander NOKTON 50mm F1 Aspherical VM(ライカM用)」です。
2人がどういった点でオススメするのか、ぜひ動画をご覧ください。


 最後に選んだのは

最後にオススメする50mmはこちら。

「Light lens lab M NOCTILUCENT 50mm F1.2 ASPH.(真鍮鏡筒)(ライカM用) ブラックペイント」と「MS-Optics SONNETAR M50mm F1.1 MC ブラッククローム」です。
「Light lens lab M NOCTILUCENT 50mm F1.2 ASPH.(真鍮鏡筒)(ライカM用) ブラックペイント」はオリジナルの描写力を徹底的に追求した復刻レンズを提供するメーカー「Light lens lab」が生産した1本です。
オリジナルで使用している手磨きで生産した非球面レンズと同様にこちらのレンズも手磨きで生産した非球面レンズを使用するという、生産方法まで再現して生産されたレンズです。
最後の1本の「MS-Optics SONNETAR M50mm F1.1 MC ブラッククローム」は、ボケ味はゾナータイプの特徴そのままに、放射状のクセが楽しめるレンズです。
「MS-Optics」が生産するレンズは個体ごとにそのレンズについて、まるでカルテ(診療記録)のように細かく記載された手書きの説明書がついていることが大きな特徴になっています。

 

 

 まとめ

数ある50mmの中から2人のスタッフが選んだ珠玉のレンズを熱い想い、マニアックな話を交えてご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
動画を見て「気になる!欲しい!」と思った方は是非チャンネル登録や高評価をお待ちしております。

[ Category:Leica YouTube | 掲載日時:25年02月01日 19時10分 ]

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【SONY】 α1とMACRO APO-LANTHAR 65mm F2でモノクロスナップ

【SONY】 α1とMACRO APO-LANTHAR 65mm F2でモノクロスナップ

とある休日の午後、神奈川県の横浜へふらっと行ってきました。

この日のお供は、SONY α1とVoigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Asphericalを持っていきました。
関内駅から山下公園の方へ歩きながら、どんな写真を撮ろうかと考えながら選んだのは、モノクローム写真でした。

早速カメラを設定して撮影を始めます。山下ふ頭の方を見ると、珍しい連接バスが走っていました。
2020年から横浜駅東口から山下ふ頭までのルートを走っているそうです。

遠くに横浜ベイブリッジが見えました。全長860メートル、高さは海面から175メートルあり、横浜を代表する風景の一つです。

象の鼻と呼ばれれるところまでやってきました。横浜開港当時に作られた波止場が、時代を超えて残され現在の形になっているそうです。

手前の船にピントを合わせて撮影してみました。MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Asphericalの立体感を感じることが出来ます。

ひょこっと鳩が出てきました。その姿がかわいらしく写真に収めてみました。
奥には「クイーン」の愛称で親しまれる横浜三塔のひとつ横浜税関のドームが見えます。

上の写真の鳩の部分をトリミングしてみました。解像度の高いセンサーとレンズのおかげで、拡大しても瞳の様子や羽根のディテールなどがしっかりと分かります。

赤レンガ倉庫には、日本最古の荷役用エレベーターが展示・保管さてています。
米国オーチスエレベーター製で、100年以上前に製作されたものだそうです。

同じ赤レンガ倉庫の近くには旧横浜港駅プラットホームが復元さてています。
かつてはボート・トレインと呼ばれる船と鉄道を連絡列車が運行さていたそうです。

日も傾いてきたので、今日の横浜巡りはここまで。
お気に入りのカメラとちょっとそこまで、のんびり出掛けてみませんか。




[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander SONY | 掲載日時:25年02月01日 19時00分 ]

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【Leica Boutique MAPCAMERA shinjuku 12周年企画】WITHIN 120K -旅の供にカメラを-

【Leica Boutique MAPCAMERA shinjuku 12周年企画】WITHIN 120K -旅の供にカメラを-

旅の供にカメラが選ばれるようになってから100年が経過しようとしています。
この言葉の意味するところ、それは100年以上前から既に「カメラ」は存在していましたが、その多くが非常に大型で今私たちがストラップで首から提げているような”コンパクト”なものではなかったことに由来します。では、この現代まで普及しているコンパクトなカメラを初めて生み出したのは誰で、それがいつだったのか。

・・・

いま私たちが手にするカメラの多くはセンサーで光を受け止めて、写真をデータとして保存する「デジタルカメラ」です。なかでもいま一番メジャーなセンサーの大きさをフルサイズ、または「ライカ判」と呼びます。まず一つ目の答えがこちら。この“ライカ判”という36mm×24mmの横長長方形が、何を隠そうカメラを小型化できた要因であり、その名の通り今のLeicaがかつて写真撮影用に定義したフィルム撮像面の大きさなのです。

ライカ判のカメラは今のLeica社、かつてのLeitz社のオスカーバルナックにより試作が繰り返されたのち市販されました。
その名を「Leica A型」。ドイツでは「Leica I」と呼ばれます。1925年、ちょうど100年前の話です。これが二つ目の答えです。

つまり広く解釈をすれば、“今私たちがストラップで首から提げているようなコンパクトなカメラ”の多くは、ライカが行った小型化の恩恵を受けていると言っても過言ではないのです。人が長くを移動して、その先の風景を残したいと思う瞬間に100年前の恩恵を受け、我々はそれを写真に残す事ができますし、旅を楽しく過ごすことができるのです。

スマートフォンで十分と言われ始め、もう何年も経過した2025年。
まだまだ「カメラ」は健在であり、これまでも、これからも、旅の供に「カメラ」は重宝され続けます。
なぜならカメラでしか撮れないものがあるから。
なぜならライカでしか撮れないものがあるから。

2025年2月20日にLeica Boutique MapCamera Shinjukuは12周年を迎えます。
旅の供にカメラが選ばれるようになってから100年となる今年、せっかくならばという思いから「旅」を通してカメラの楽しさ、ライカの面白さをお伝えするべく、マップカメラスタッフ12名が旅に出ました。その名も「WITHIN 120K」

今年の連載はテーマ『Journey』と『“12”周年』にちなみ、マップカメラのある新宿から半径120キロ圏内での撮影旅行をスタッフが計画。ライカA型の登場からちょうど100周年の節目でもあるこの2025年、旅を通してコンパクトなカメラ文化を定義したライカの魅力に迫ります。お楽しみに!

[ Category:Leica | 掲載日時:25年02月01日 18時00分 ]

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冬にこそ撮りたいフィルム写真

冬にこそ撮りたいフィルム写真

 

冬の光には特別な魅力がある。 夏のような鋭い強さはないし、秋のように温もりを帯びることもない。

 

低い太陽の柔らかな光がどう調和するのか、冬の光と影ほどフィルムで表現したいものはないと思い、

今年の冬もまたフィルムで撮影を続けています。

 

 

使用したフィルム:Kodak UltraMAX 400

 

銀閣寺に向かう途中に見た、京都の大鳥居。

澄み切った青い空に映える朱色、これはかなりのインパクトがあり写真を撮らざるを得ませんでした。

 

 

使用したフィルム:Kodak UltraMAX 400

 

京都、清水寺の西門より。

夕暮れちょうどに到着し、西山からの夕焼けを見ることができました。

冬場の黄金色の夕日に照らされた門は、

より一層輝いて見え、ひと味違ったものとなりました。

 

 

使用したフィルム:Kodak UltraMAX 400

 

京都、法観寺(八坂塔)

京都の中でも最古の建築と言われ、歴史の深さと相まって、

なんとも美しいこの五重塔のシルエットは今でも忘れません。

日没直後はまさにマジックアワー。 黄金色から紫、青へとスクリーンが変わる瞬間です。

 

 

使用したフィルム:FUJIFILM 400

 

高野山、早朝の奥の院。

神聖な空気を吸いながらの散歩はとても清々しいものでした。

まだ夜の冷たさが残っている森に、少しずつ暖かな光が滲むように広がって、

空間全体が息を吹き返していくようです。

 

 

使用したフィルム:Kodak PORTRA 800

 

フランスにて。

鳥の巣箱かな?と近づいてみたら、中に本が並んでいました。

これは、ボワット・ア・リーブル(boîte à livres)といい、家で読まなくなった本をこの本箱に入れて

読みたい人がいれば、誰でもそこから自由に持ち出すことができる小さな図書館。

本は家に持ち帰ってもOKだし、公園のベンチに座りながら読むなんてこともできるようです。

 

湿った空気感がそのまま写真に収められ、これぞヨーロッパの冬という感じです。

 

 

使用したフィルム:Kodak PORTRA 800

 

フランス北部より。

周りには濃い霧がかかり始めとても幻想的な世界でした。

 

池のほとりに白鳥を発見。

近づいてみると、飼い主さんとのお散歩中のようでした。

とても賢い白鳥で、くるっと上手に一回転してくれました。

 

冬もあとわずか、感動を求め、また写真を撮りに出かけようと思います。

 

 

 

 

 

▼▼使用したフィルムはコチラ▼▼

▼▼おすすめの中古フィルムカメラはこちら▼▼



[ Category:etc. Nikon | 掲載日時:25年02月01日 12時09分 ]

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【終了しました】Leica Boutique 12周年記念ノベルティプレゼント

【終了しました】Leica Boutique 12周年記念ノベルティプレゼント

2月20日にLeica Boutique MapCamera Shinjukuは12周年を迎えます。

これを記念して、ささやかながらプレゼントをご用意いたしました。
対象商品をご購入いただいたお客様にマップカメラオリジナルデザインが施されたモレスキンノートブックをプレゼントいたします。

Moleskine®は2世紀の間、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ、パブロ・ピカソ、アーネスト・ヘミングウェイ及びブルース・チャトウィンなどの芸術家や思想家に愛されてきた伝説的ノートブックの相続人であり継承者です。
今日のモレスキンは、様々な機能を持つノートブック、ダイアリー、バッグコレクションやデジタルツールなどを総括したライフスタイルブランドとして展開し、
今を生きるクリエイティブで想像力に富んだプロフェッショナル達をサポートしています。

そんなモレスキンのハードカバーノートブックの中から最も携帯性に優れるポケットサイズを選びました。

※ご好評につき、配布終了いたしました。たくさんのご注文誠にありがとうございました。

サイズは90mm×140mm。その名の通りポケットに収まるサイズです。

気になるデザインもご紹介します。

表紙にはカメラの柄が型押しされています。

表紙を開くとLeica Boutique MapCamera Shinjukuの外観がデザインされています。

一番後ろの見開きには店への地図がプリントされています。
道やカメラ選びに迷った際はこちらを参考に当店にお越しください。

裏表紙には懐かしのフィルムインジケーターの型押しが施されており、12を指し示しています。

・・・

アイデアやメモ、スケッチなど使い方は十人十色。
撮影や旅のお供に加えて頂けたら幸いです。

数に限りがございますので、品切れの際は何卒ご容赦ください。

この他にも12周年を記念した企画をご用意しております!是非お楽しみください!

[ Category:Leica | 掲載日時:25年02月01日 11時00分 ]

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【Voigtlander】APO-LANTHARの描写をSL2で堪能してみる

【Voigtlander】APO-LANTHARの描写をSL2で堪能してみる

「フォクトレンダーのAPO-LANTHARはすごいレンズだ!」
それは多くのライカユーザーにとってよく知れ渡った事項です。

2021年1月に発売されたAPO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical VMは、ライカの究極レンズAPO-SUMMICRON M50mm F2.0 ASPH.の10分の1ほどの価格ながらAPO-SUMMICRONに匹敵する描写性能を誇るレンズとして一躍話題になりました。

アポクロマート設計により、軸上色収差をはじめとする各種の収差を徹底的に排除。解像力やコントラスト再現性においても、究極の性能を誇ります。

「もう、これで良いんじゃない!」
正直、そう思っていました。
…ところがフォクトレンダー・コシナはそれだけでは終わりませんでした。

2024年8月、新たにAPO-LANTHAR 50mm F3.5 VMを発売。
開放絞り値をF3.5に抑えることで無理のない設計に変更。コンパクトさと高い描写性能を併せ持つレンズを作り上げました。

外装デザイン・最短撮影距離の違いなどでType I、Type IIの2タイプを用意。
さらにType Iにはアルミ素材のマットブラックペイントと真鍮素材でブラックペイントとクロームのツートン、Type IIには一部にアルミ素材を用いたブラックペイントと真鍮素材のシルバーというように、計4種類も取り揃える熱の入れよう。
と思ったら、さらにさらに限定モデルとしてType Iのツートンにオリーブ・グレー・ネイビーまで発売するなど、もはや販売スタッフ泣かせのラインナップです。

これにさらに限定色3種が加わります。

価格は、通常モデル4種がだいたい7万~9万円と、APO-SUMMICRON M50mm F2.0 ASPH.よりさらに低い設定となっています。

今回撮影に持ち出したのは、Type I ブラックペイント。ラインナップ中で最も安価、かつ最軽量150gのモデルです。
装着するボディは、SL2。マウントアダプターを介しての使用となります。

ブラック同士の組み合わせが全くもって自然で、もともとSLマウントのレンズなのではと錯覚してしまいます。
SLシリーズのレンズはどれも大柄で、軽量のSUMMICRON SL50mm F2.0 ASPH.でも約450gありますから、いかに取り回しの良い組み合わせか分かっていただけるかと。

ちなみに他のモデルだとこんな感じ。

いずれも甲乙つけがたい、魅惑的なフォルムです。

2024年3月に新型機SL3が登場し生産完了となったSL2ですが、4730万画素と十二分な高画素性能を備えています。
中古の価格帯も現在50万円前後と、新品SL3の半値程度。
ライカ SLシリーズを一躍メジャーな存在に引き上げた名機も、大変お手頃感の高い機体となっています。

・・・・・・

この組み合わせで向かったのは、渋谷区の代官山。
正直私には不似合いな街ですが、首から提げたLeicaロゴを心の拠り所にして闊歩してみました。

Leica SL2 + Voigtlander APO-LANTHAR 50mm F3.5 VM Type I(以下、同じ。)

まずは「BW Nat モノクロ」モード、F5.6で。
絞り優先AEにすると、モノクロでは明るめに写ることが多いので、僅かにマイナス補正をかけるようにしています。
石畳の描写の緻密さが半端ありません。この1枚だけで解像力の高さがうかがい知れます。

かなり強い斜光を受けていました。
それでも葉のハイライト部もシャープさを損なうことなく表現されています。

こちらの白壁も、飛ぶことなく細かな部分まで再現されています。

ついついモノクロモードが多くなってしまいました。「STD 標準」で。
大口径レンズのようにボケで遠近感を出すのではなく、物体を立体感豊かに描写し解像力で遠近感を表現してくれるレンズだと感じました。

絞り開放F3.5で。

青空を撮ると、画面周辺部の光量落ちが見られました。

 

近くの旧朝倉家住宅にも足を運んでみました。
紅葉の頃など大変賑わう所ですが、この時期は閑散としています。いるのは外国の方ばかりでした。


どちらも絞りF3.5で。
バックが樹々だとさすがにボケが目立ちますが、自然なボケ具合で乱れを感じさせません。

撮影中、外国人男性に「良いカメラですね!」と声を掛けられました。
「セ、センキュー…」
突然のことで、なんとも情けない返しになってしまいました…

 

大通りに面した、ひと際目を引くお店の前で。
冬の午後の強い斜光を浴びた車体が鮮やかな色味で表現されています。
さらに、車体の錆や周りを囲む蔦の葉一枚一枚まで緻密に描写された解像力。
眩しくて人の目では見極められないところまで細かく再現されています。

F3.5で。近距離でわざと奥行きを持たせて撮影しました。
この距離だとどこにピントを合わせたのかがはっきりします。
ピント合焦部がひと際シャープに、そこからなだらかにボケていくのが分かります。

モノクロだとそれがさらに際立つことに。
被写体のどこに主眼を持っていこうとしたのか、撮影者の意図が出来上がった写真で如実に分かってしまいます。





軽く取り回しの良いことから、気の向くままに被写体にレンズを向けていました。
しかし、描写力が高いゆえに撮影者の力量をかなり反映するレンズとも言えます。
もっともっと使いまわしてみたい1本となりました。











[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander Leica | 掲載日時:25年01月31日 18時30分 ]

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