【Canon】心に機微に触れるシーンを捉える「EOS R5」で撮られたネイチャーフォト
マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」ではマップカメラ 創業30周年を記念した特別なフォトコンテスト開催中!夏は終わってもフォトコンテストはまだまだ熱いイベント盛りだくさん。ネイチャー部門にもたくさんのご応募をお待ちしています! ぜひ下のバナーリンクからエビフォトにアクセスのうえご投稿ください!
グランプリ作品には「Canon EOS R8 RF24-50mm IS STM レンズキット」「Nikon Z f Z 40mm F2(Special Edition)レンズキット」「SONY α7C II ズームレンズキット」「FUJIFILM X100VI」「OM SYSTEM OM-1 Mark II 12-45mm F4.0 PRO キット」「PENTAX K-3 Mark III 20-40 Limited レンズキット」「SIGMA fp & Contemporary 45mm F2.8 DG DN キット」「Panasonic LUMIX S9 標準ズームレンズキット」といった話題の豪華アイテムが贈られます!
さて、本日ご紹介するのは「Canon EOS R5」でご投稿頂いたネイチャーフォト! 約4500万画素と約20コマ/秒の高速連写を両立しネイチャーシーンでもシャッターチャンスを逃さないカメラで撮られた、皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。
「EOS R5」はもちろん、発売されたばかりの「EOS R5 Mark II」の作品も大募集中です。「EOS R5 Mark II」は新製品部門での入賞の可能性もあるので、ぜひ力作のご投稿をお待ちしています!
【作品名】真夏のオリオン<投稿作品を見る>
【投稿者】TAKUYA様
【使用機材】Canon EOS R5 + TAMRON SP 15-30mm F2.8 Di VC USD
【作品名】公園の仲間592-⑧<投稿作品を見る>
【投稿者】ichiishi様
【投稿者コメント】公園で出会いました(ショウリョウバッタ)。
【使用機材】Canon EOS R5 + EF100mm F2.8Lマクロ IS USM
※この組み合わせで撮影するにはマウントアダプターが必要です。
【作品名】三十槌の氷柱<投稿作品を見る>
【投稿者】t.kumada21様
【投稿者コメント】訪れた時は二月でしたが暖かく氷柱が溶けていました。
また訪れたいと思いました。
【使用機材】Canon EOS R5 + RF70-200mm F2.8L IS USM
【作品名】公園の仲間587-②<投稿作品を見る>
【投稿者】ichiishi様
【投稿者コメント】公園で出会いました(ニホンカナヘビ)。
【使用機材】Canon EOS R5 + RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
【作品名】公園の仲間515-①<投稿作品を見る>
【投稿者】ichiishi様
【投稿者コメント】公園で出会いました(ウグイス)。
【使用機材】Canon EOS R5 + RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
【作品名】やまなしのき<投稿作品を見る>
【投稿者】Jun_AkariPapa様
【使用機材】Canon EOS R5
日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!
日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!
【Nikon】Light&Smallなレンズをお供に【Z 28mm F2.8】
ー日々の記録や風景をおさめたい
ー旅行の思い出を残したい
ーでもスマートフォンじゃ味気ない
そんな方にお勧めしたいのが軽量で小型なレンズ
ミラーレス機の登場でカメラは格段に持ち運びしやすくなりました。
今回紹介するのは、Nikonの『Z 28mm F2.8』
重さ155g
長さ43mm
広角寄りの単焦点レンズです。
切り替えスイッチが一切搭載されていないフラットな外観と、幅が厚めのフォーカシングリングがシンプルさを引き立てており、
カメラを構えた時に余計なことを考えずに被写体と向き合えるのが好印象でした。
最短焦点距離は0.19m
ここまで被写体に近接することは少ないと思いますが、距離の自由度があるためとっさの撮影にも対応できます。
私が『28mm』と聞くと最初に思いつくのがRICOHのGR III。
スナップ撮影に適した性能のコンパクトデジタルカメラですが、最初に撮影に使用したときに、慣れない画角で苦戦しました。
慣れていないとき、28mmの画角は35mmや50mmと比べると、
どうしても余計なものが多く入り込んでしまう様な感覚に陥ります。
しかし、この画角に慣れてくるとその面白さがわかってくる…そんな画角です。
いかがでしたでしょうか。
首から、肩からぶら下げるのもよし。
バックに気軽に入れておくのもよし。
あなたの日常にカメラを加えてみてはいかがでしょうか。
「Leica」と聞くと、「自分には手が届かない」「カメラを知り尽くした人が使うメーカー」「使い方が難しそう」というイメージを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
そのどれも全くの見当違い、間違いというわけではありません。しかし、このブログではあえてこう主張したいと考えています。
「最初のカメラには、ライカがオススメ。」
その理由をこれから作例写真と共にご紹介していきたいと思います。
今回使用したカメラとレンズは、「M10-P」と「ズミルックス M35mm F1.4 ASPH. 11726」です。
まず、Leicaの魅力の一つとして日常生活で心が動いた瞬間を写真にするだけで味のある絵画のような作品になる、という点が挙げられます。
例えば、この写真は出かけようと靴をはいた際に玄関に差し込む光が綺麗だと思ったのでシャッターを切りました。
情景としては何てこともなく写真に残そうと思わなければ、ドアを開けて出かけた瞬間にはもう忘れてしまっているようなことです。
しかし、写真に残したことで1日の中のちょっとした綺麗な思い出となりました。
何気ない瞬間の写真が、自分の想像を超えて満足のいく写真が撮れた時に、カメラで写真を撮る楽しさを特に実感します。
特に、カメラを始めたばかりの時は「カメラを始めてよかったな」「カメラは楽しいな」と実感できる瞬間が多ければ多いほど
どんどんカメラが生活の中に自然と入り込んでいくように思います。
せっかく買ったカメラがだんだんと使われなくなってしまうことが一番悲しいことだと個人的には考えています。
Leicaは、ふとした瞬間を美しく描写してくれるのでカメラの楽しさに目覚めやすいメーカーではないかと思います。
続いてお伝えしたいLeicaの魅力は、カメラやレンズの種類が分かりやすいということです。
これだけ聞くと、「難しいカタカナが並んでいてわかりにくいのではないか」と考える方もいるかもしれません。
しかし、覚えてしまえばむしろ分かりやすいように思います。
まず、カメラのボディですがM型のレンジファインダーカメラであれば全て頭にMが付きます。
デジタルカメラはM8から始まりだんだんと数字が大きくなってくればくるほど販売年が新しいものになっています。
モデルごとによって細かな仕様の変更や描写などは異なっておりますが、メニューの作りや操作性に関してはレンジファインダーカメラということもあり基本的なところは全て同じとなっています。
また、レンズに関してもF値によってそれぞれ名前が決まっています。
例えば今回使用したズミルックスはF1.4、他にもズミクロンはF2などです。
オールドレンズから変わらず名称は続いているため、同じF値で揃えたい時やオールドレンズを探す時の指標になり
名前がついている方が便利ではないかと感じます。
また、カメラのメニューもシンプルな作りになっており露出を合わせて写真を撮影する時に必要最低限のものだけが記載されているところも
初めてのカメラとして考えたときにもいいな、と思うところです。
例えば、旅行などに行った時や日常のちょっとした瞬間をスマートフォンではなくカメラで残したいと考えた場合、必要な機能は露出に関する機能など限られた機能だけで他の多くの機能は特に使わないこともあるように思います。
もちろん、他のデジタルカメラに搭載されているメニューは用途によって必要不可欠な機能となりその全てが不要である、ということではありません。
ただ、シンプルに写真が撮りたい時には使わない部分も多くあるため、シンプルなメニュー構成をしているLeicaカメラは混乱することが少ないように思います。
私は、沢山のメニュータブを見ると「カメラ難しそう…」という印象を持つのでシンプルなメニューの方が嬉しいです。
「レンジファインダーカメラ」というカテゴリーだけ聞くと使い方がよくわからない、そう思ってしまいます。
ファインダーを覗いた時に表示される二重像をピントリングを回して合わせていくピント方式のことです。
最初は確かに、どこに二重像があるのか分かりにくく思う時もありました。
しかし、だんだんと合わせやすくなりピントが合った時にクッキリと浮かび上がるように感じられます。
レンジファインダーの仕組みに慣れていけばいくほど自分がカメラが少しずつ上達している実感が得られて、どんどんカメラを使いたいという気持ちにもなります。
Leicaの魅力は何といってもフォルムのクラシカルな雰囲気だと思います。
最初のカメラを私自身が購入しようと思った際に、機能面や使い勝手に加えて自分が所有してテンションが上がるかという点も重要だと思いました。
洋服やアクセサリーなどと同様に自分の好みかどうかということも今後長く使っていくかということにも繋がります。
Leicaのカメラは持った時のデザインとしての満足感も多くあります。
見た目が可愛く、首から下げて持って歩いているだけでワクワクしてきます。
お出かけする時に「カメラも連れて行こう」そう思えるか否かという点もカメラを購入する上での重要なポイントだと感じます。
その点でもLeicaは多くの方を虜にしてしまう魅力的な外観であると思います。
Leicaのレンズはこれまで最短撮影距離が0.8mや1mなどテーブルフォトなどに不向きなものが多かったです。
しかし、例えばこの2022年に発売されたズミルックス M35mm F1.4 ASPH. 11726は、液晶画面を見ながらのピント合わせであれば0.4mまで最短撮影が可能となっています。
そのため、徐々にこのようなテーブルフォトも無理せず撮影出来るレンズが増えてきています。
ちなみにこの写真はランチで立ち寄ったお店でタコライスを食べた時の一枚です。
タコライスの紹介文に「研究を重ねた結果、一つの解としてのタコライス」といった文章がありました。
Leicaのレンズもこのレストランのタコライスも慢心することなく日々研究に励んでいることに気が付かされ背筋の伸びる思いです。
このタコライスは野菜が活き活きとしていてとても美味しかったです。
Leicaの色味は唯一無二だと思います。
中心部から周辺までどっしりとした重厚感の色味は他のメーカーではありません。
色味も撮って出しで鮮やかな色味で人物なども肌が柔らかく描写されます。
そのため、撮りたい写真がどんなものであっても誰にでもしっくりくる高級感のある色味だと思います。
また、Mマウントのレンズのシリーズはズームレンズが無く単焦点レンズのラインナップばかりです。
最初のレンズには単焦点レンズではなくズームレンズが良いと考える考え方もありますが、私は単焦点レンズでも良いのではないかと考えています。
なぜなら、単焦点レンズでは撮影できる範囲が限られているためより自分の撮影したい構図などに集中できるからです。
Leicaのカメラを覗いた時には写真の写る範囲が白いフレームで表示されます。
1枚の写真のイメージがファインダーを覗きながら膨らませて写真撮影を楽しめます。
Leicaのカメラは写真撮影の楽しみを実直に伝えてくれます。
以上の理由から、機能面・描写面双方の面から最初のカメラの選択肢の一つにLeicaがオススメです。
一度使ったら虜になる魅力的なメーカー、Leica。
全ての方に一度は使っていただきたいオススメのカメラです。
今、筆者の中でGFXとライカレンズの組み合わせがかなりきてます。
以前はXマウントボディと組み合わせてよく使っていたのですが、センサーサイズがAPS-Cであることから本来の画角で使用できず50mmのレンズがやや使いずらく感じていました。
他のメーカーのフルサイズミラーレスカメラと組み合わせれば何の問題もないのですが、どうしてもフィルムシミュレーションが使いたいのです。
恐らく同じような悩みを抱えた方もいるのではないでしょうか。
そんな筆者が考えた最適解はGFXとの組み合わせです。
GFXはセンサーがラージフォーマットのミラーレス中判デジタルカメラ。
なぜGFXが最適解かと言うと、レンズ本来の画角で使用できる35mmモードがあるから。
基本的に35mmフォーマット様に作られたレンズをラージフォーマットで使用すると四隅がケラレてしまうため使用できないということになりますが、ラージフォーマットを35mmフォーマットで使用することでケラレることなくレンズ本来の画角で使用できるのです。
GFXの現行モデルは
GFX100 II
GFX100S II
の2機種がラインナップされていますが、今回筆者がオススメしたいのはGFX100Sです。
お分かりの通りGFX100S IIの前モデルとして販売されていた有効画素数約1億画素のカメラです。
なぜGFX100Sがオススメなのかと言うと、優秀な手振れ補正、操作性があるから。
もちろん、現行モデルの方が様々な点でレベルアップしていますがライカレンズと組み合わせて使いたい筆者としてはGFX100Sでも十分すぎるくらいのスペックがあります。
今回はライカのMマウントレンズ3種類と組み合わせて写真を撮ってきました。
使用したレンズは以下の三本です。
Leica エルマリート M21mm F2.8
Leica アポズミクロン M50mm F2
Leica アポテリート M135mm F3.4
今回はいずれもGFX100Sのセンサーモードを35mmモードにして使用しました。
銀座の駅を出てからまずLeica アポズミクロン M50mm F2 ASPHを付けてみました。
50mmと言うとスナップに人気のある画角の一つ。
眼に入ったものをテンポよく撮影していくにはうってつけです。
また、非常に解像度の高いレンズなのでGFX100Sとも好相性と言えます。
ボケ感も非常に綺麗です。
Leicaの最高級レンズをFUJIFILMのフィルムシミュレーションと併せて使えるなんてなんて贅沢な事でしょう。
筆者は幸せ者です。
アポズミクロンからエルマリート M21mm F2.8に付け替えてみました。
筆者は普段広角レンズをあまり使用しませんが銀座の町並みには広角レンズを活かしやすい建造物が多くありました。
何という迫力でしょう。
かなり絞って撮影をしたので建物のテクスチャが良く表現できています。
広角レンズでの撮影が楽しくなり様々な物を見上げては撮影をしました。
東京駅の改札を出たところの天井を息をのむほどに素敵で広角レンズを持ってきてよかったと感じました。
流し撮りをしてみました。
広角で流し撮りをするのは非常に難しく更なる練習が必要だと感じました。
流し撮りをすると中心の被写体以外はブレるわけですが、この時に写真の印象を左右する要因の一つが色味である事は皆様もご存知の通りかと思います。
今回の撮影のほとんどをフィルムシミュレーション「クラシックネガ」で撮影をしました。
クラシックネガはスタンダードと比べるとコントラストが高く、ハイライトとシャドウの色被りが特徴的な画作りです。
懐かしみのある色表現とも言え、撮って出しから筆者の理想的な色味を出してくれます。
流し撮りの写真もシャドウ部分の落ち込みと街路樹のグリーンの表現がフィルムチックなイメージになりました。
撮影後の編集の事を考えずにその場で最適な写真を撮ることが出来るため気軽にシャッターを切ることが出来ます。
さて、次はLeica アポテリート M135mm F3.4に付け替えて撮影です。
広角レンズや標準レンズと異なり風景の一部を切り取るように撮影できる中望遠レンズは主題を引き立たせるのに最適な画角です。
ボケ感も出しやすくなる一方でピント合わせもしにくくなってしまいます。
ここでGFXならではのマニュアルフォーカスアシスト機能が活躍してくれます。
GFXには2画面表示というものがあり画角全体を写したものの隣にフォーカスポイント拡大した画面が出せるようになっています。
2画面で表示されることによりフレーミングを整えながらもピントチェックも出来てしまう非常に優れた機能なのです。
勿論EVF使用時も使用できるので既にGFXをお持ちの方も試してみて下さい。
前ボケを使った撮影をしてみました。
レンジファインダーカメラで135mmのレンズを使用するのはなかなか少し難しいですが、ミラーレスカメラと使用すると全く使いづらいと言う事は無く、むしろ使いやすい印象をうけました。
フィルムシミュレーションをACROSに切り替えコントラストの高い部分を切り取ってみました。
ハイライトからシャドウの階調の豊かさに思わず息をのみました。
ビルの間から工事用のクレーンが見えました。
肉眼ではクレーンはもう少し小さく見えましたが、中望遠ならではの圧縮効果が見て取れる写真になりました。
ここからはそのほかに撮影してきた写真をご覧ください!
ライカのレンズを使うからには本来の画角で楽しむのが一番です!
是非GFXとの組み合わせでレンズの画質とFUJIFILMの色味楽しんで欲しいと思います。
【Nikon】航空祭目前!! 動体撮影で威力を発揮するニコンのカメラで撮られた飛行機写真
マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」ではマップカメラ 創業30周年を記念した特別なフォトコンテスト開催中!夏は終わってもフォトコンテストはまだまだ熱いイベント盛りだくさん。特に「動体部門」は締め切りが9月15日(日)までと迫っています! ぜひ下のバナーリンクからエビフォトにアクセスのうえご応募ください!
グランプリ作品には「PENTAX K-3 Mark III 20-40 Limited レンズキット」「Nikon Z f Z 40mm F2(Special Edition)レンズキット」「SONY α7C II ズームレンズキット」「Panasonic LUMIX S9 標準ズームレンズキット」など話題の豪華アイテムが贈られます!
さて、本日ご紹介するのは「Nikon」のカメラでご投稿頂いた飛行機の写真! 航空祭が次々と開催されるこのシーズには「Z9」「Z8」をはじめとする、動体撮影において優れたAF性能や描写性能を誇るニコンのラインアップが大活躍します! 皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。
【作品名】撮影隊<投稿作品を見る>
【投稿者】ゆう様
【使用機材】Nikon Z8 + NIKKOR Z 20mm F1.8 S
【作品名】コークスクリュー<投稿作品を見る>
【投稿者】じょー様
【使用機材】Nikon Z50 + TAMRON 35-150mm F2-2.8 Di III VXD
【作品名】月と鉄の鳥<投稿作品を見る>
【投稿者】たんたお様
【投稿者コメント】新田原エアーフェスタの予行演習にて。
丁度良い高さに月があるなぁと思っていたら、丁度のところをF-15イーグルが通過してくれました。
【使用機材】Nikon Z9 + NIKKOR Z 180-600mm F5.6-6.3 VR
【作品名】小松基地航空祭2023<投稿作品を見る>
【投稿者】空白寺様
【使用機材】Nikon Z9 + NIKKOR Z 400mm F2.8 TC VR S
【作品名】シルエット<投稿作品を見る>
【投稿者】yoshi様
【投稿者コメント】太陽の光、シルエット
【使用機材】Nikon Z9 + AF-S NIKKOR 600mm F4E FL ED VR
【作品名】F-2B 展示飛行<投稿作品を見る>
【投稿者】1 tkhshi様
【投稿者コメント】松島基地航空祭 展示飛行
【使用機材】Nikon Z9 + NIKKOR Z 800mm F6.3 VR S
日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!
日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!
カメラをはじめようとお考えの方はもちろん、新しいメーカーへのお買い替えや機材選びなどで悩んでいる皆さまへ向けた「やさしいカメラ記事」を連載しております!
「わたしが使っているカメラ以外はよくわからない・・・」という方にもわかりやすく解説しておりますので、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
今回は「Canon EOS R5」と「RF35mm F1.8 マクロ IS STM」をご紹介します。
「EOS R5」はあの「EOS 5D」シリーズのミラーレス版ともいえるような一台で、プロやハイアマチュアの用途にも応える高性能を誇ります。
約4500万画素と最高約20コマ/秒の高速連写を両立し、快適なAF性能やクラス世界初となる8K/30p動画の撮影が可能です。
ボディー内5軸手ブレ補正機構をEOSシリーズで初めて搭載しており、レンズ側の補正と合わせると最大で8段もの補正を得られます。
そして「RF35mm F1.8 マクロ IS STM」は小型・軽量の気軽に持ち歩けるハーフマクロレンズ。
もちろん遠景もお手のものですが、心惹かれたものに出会ったときには最短撮影距離17cmまでグッと近づいて写すこともできます。
絞り開放がF1.8と明るいので室内などの暗所での撮影においても活躍します。
これらの相性抜群の組み合わせを持ち出し、街で撮影してきました。
どうぞご覧ください。
赤いはずの消火器入れが色褪せてピンク色になり、それもまたこの街に似つかわしい色合いに感じます。
そんな中に鎮座する当の消火器はツヤツヤしていており、その質感がとても魅力的に思えます。
まるでお祭りのリンゴ飴のよう。
「EOS R5」はそんな質感をよく表現してくれました。
先日までパン屋さんだった気がする奇抜なビルの1階がうどん屋さんになっていました。
具がたくさんのっていてとても美味しそうです。
本レンズは最短撮影距離が17cmととても短いので、テーブルにあるうどんを目の前にしても余裕があるくらいです。
壁に向かっての立ち喰いですから、どうしても壁をまじまじと見てしまいます。
よく見るともみ殻のようなものが埋め込まれていました。
もしかしたら中身も入っているかもしれません。
その質感をふんわりと写します。
マクロレンズならではの距離感で、何気ない目の前のものも幻想的に表現できます。
街中の植物にはつい注目してしまいます。
なぜでしょうか、コンクリートに囲まれているせいかとても愛しく感じます。
草花を街中で撮るときは、できれば悪目立ちしたくないもの。
今回の組み合わせであれば小さくて目立ちにくく、しかしながらスマホとは違う上品さでそっと撮影することができるのです。
いかがでしたでしょうか。
「EOS R5」と「RF35mm F1.8 マクロ IS STM」は個人的にはベストな組み合わせのひとつです。
先日「EOS R5 Mark II」が発売され、その最新スペックに目を奪われがちですが、用途によってはオーバースペックな場合もあるかもしれません。
一般的な撮影には十分に適している「EOS R5」はむしろ価格がこなれてきていて、今まさにおすすめだと言えます!
ぜひお試しください。
今回、紹介するものはCanonのEOS 8000DとEF-S24mm F2.8 STMです。
筆者がこの数年の間、愛用してきた組み合わせです。このカメラを持ってでかけた旅行の写真を交えながらご紹介いたします。
EOS 8000DはCanonのAPS‐C一眼レフカメラで、所謂「4桁D」と呼ばれる位置づけのボディです。EOS Kissシリーズからステップアップしたい方に向いています。筆者自身も数年前にEOS Kiss x4からの買い替えで中古を購入しました。
レンズはEF-S24mm F2.8 STM。パンケーキレンズと呼ばれる薄型のレンズで、旅行の際にカメラを持ち出すハードルを下げてくれます。
また、コンパクトでありながら十分に明るく、背景も綺麗にボケてくれます。
持ち歩きやすいだけではなく、カフェの店内など他の人の目がある場でも気軽に出しやすいのがコンパクトなレンズの利点です。
この写真は温泉地で見つけた純喫茶で撮影しました。レースのカーテンが魅力的です。
筆者は純喫茶が大好きで、旅先では必ずその地域の純喫茶を訪れます。内装に遊び心のあるお店が多いため、撮影が可能なお店では席からの景色を撮影します。
この写真も別の純喫茶で撮影しました。葡萄の彫刻が可愛らしく、内装の造りにこだわりを感じます。
外から光が柔らかく差し込んでいる様子も写すことができました。柔らかいボケ味を謳い文句としているレンズですが、その言葉以上の透明感のある表現をしてくれます。
また、自然な画角もこのレンズの強みです。フルサイズ換算38mmは旅先の風景写真にも使いやすい焦点距離だと思います。
真ん中に見える島は「初島」という熱海の離島です。旅館の窓から撮影した思い出の一枚です。
最後にテーブルフォトを2枚ご紹介いたします。筆者がこのレンズを購入した際の最大の目的はテーブルフォトを撮ることでした。
被写体に16cmまで寄ることができるので着席したまま無理のない姿勢で撮影できます。左手でシロップを入れながら右手でシャッターを押しました。
この写真は店内の照明の雰囲気を出すために明るくなり過ぎないように撮影いたしました。たまごの質感がお気に入りの写真です。
今回ご紹介したEOS 8000DとEF-S24mm F2.8 STMは、どちらも現在かなりご予算を抑えて手に入れることができます。お値段以上の写りをするのでとてもおすすめです。ミラーレスが主流になりつつある昨今ですが、筆者はまだまだこの組み合わせを使い続けます。
みなさんもマップカメラで取り扱われているさまざまな時代のカメラやレンズの中から、ご自身に最も合うものを探してみてください。
その選択肢の中に今回ご紹介した2つも入れていただければ幸いです。
SONYのミラーレスで今、人気のモデルといえば「α7C II」「α6400」「ZV-E10」の3機種!
これからカメラを始める方やカメラを買い替える方から多くの支持を受けているこの3機種にオススメしたい相性抜群なレンズをMapCameraならではの視点からご紹介させていただきます!
今回ご紹介する組み合わせは、「α7C II×SIGMA Contemporary 17mm F4 DG DN 」
広角レンズって魅力的。
自分の視野よりも大きく広く写ってくれるそのレンズは自身の創作意欲を刺激してくれます。標準レンズを手に入れたら次に欲しいのは、望遠か広角レンズ。
もし、広角レンズが欲しい!と考えているのであれば、ぜひオススメしたい一本が今回ご紹介する「SIGMA Contemporary 17mm F4 DG DN」です。
筆者の考えるオススメしたいポイントは、何と言ってもサイズ感!
広角レンズは標準レンズに比較すると、常用するレンズとして用いる方はあまり多くない上に、人によっては望遠単焦点のように決め球的なポジションである方もいると思います。
だからこそ、前玉の大きいレンズでいいと考える方も多いかもしれませんが筆者は逆の考えです。
常用しないレンズだからこそ、小型・軽量でカバンに忍ばせておきたい・・・、そしてその時が来たらサッと出せるようなそんなレンズが欲しいと思いました。
そのような条件下においてこのContemporary 17mm F4 DG DNは非常に相性抜群であると感じました。
広角レンズ特有の大きく出っ張った前玉による圧を感じにくいため、スナップシューター向けのカメラとかなり近い感覚で撮影を行えます。
α7CⅡの速写性のおかげで、サッと撮ってサッと移動なんてこともお手の物。広角ゆえの奥行き感と1/30秒のスローシャッターが相まって何気ない一枚に動きが加わります。
ここでα7C IIの話をもう一つ。
α7C IIは優れた手ブレ補正が内蔵されており、最大で7段もの補正をかけることが出来ます。この写真はシャッタースピードを1/4秒に設定し撮影を行いました。
低いポジションで構えて、背面モニターで水平を確認しつつシャッターを押します。高い手ブレ補正機能のおかげもあり、こういった低速シャッターでも手持ちで撮影ができます。
手前にグッと奥行き感が出てくれるので、個人的には日の丸構図が映えるような気がして日の丸構図を多用しています。
こういったレンズだとどうしてもパース効果に加え周辺に歪みが出てしまいがちですが、本レンズからそのような歪みが見受けられません。
広角でスナップって割と不便かもしれない。
そんな風に感じたりもしたのですが、人が一人ずつスレ違える程度の狭い路地でもしっかりと広く雰囲気のある一枚を収めることが出来ました。
いかがでしょうか。
小型・持ち運びに便利な広角単焦点Contemporary 17mm F4 DG DNのご紹介でした。普段の撮影にマンネリや飽きを感じてしまった時、いつもの見え方と異なる見え方で見ることでそれまで見えてきた景色が大きく変わって見えることに楽しさを感じる事間違いなしです。
そんな時、嵩張らない本レンズは本当にこのカメラと相性抜群だと感じています。皆様も是非一度手に取ってお試しください。
高品質なレンズの代名詞とも言えるSONYのGMシリーズに、新しく『SONY FE 85mm F1.4 GM II』がラインナップされました!
長きに渡り愛用されてきた「SONY FE 85mm F1.4 GM」の後継モデル!外観や特徴、進化したポイントをご紹介します!是非最後までお楽しみください。
本編映像
動画チャプター
00:00 オープニング
00:40 進化のポイント
02:25 外観紹介
04:54 ポートレート撮影をしてみました
05:55 進化したAF性能
06:34 期待の高まる1本
07:14 エンディング
進化したポイント
85mmが大好きなスタッフはいつもよりそわそわしている様子。さっそく先行体験をしていきます。
より洗練された光学系と進化したAF機構により描写も使いやすさも大きく向上しています。しかし、そのうえで重量・質量は小さくなっているというのですから驚きです。
初代85mm GMとも並べて見比べてみます。全体的にシャープになっているのはもちろん、くびれの形状も変わっています。しっかりとしたグリップのボディが増えてきた最近のαシリーズに合わせて指の入る隙間をあけてくれたのかな、と想像します。
変わっていて良くなっているところもあれば、変更が無くてうれしいポイントも。フィルター径は77mmで据え置きですので、買い替え後も安心です。
ポートレート撮影
スタッフにお願いをして、人物撮影で描写を試しました。
よりピント面はしっかり解像し、ボケの輪郭は滑らかに。人物撮影においても被写体を浮かび上がらせてくれる素晴らしい1本だと感じました。
SONY α7RV + FE 85mm F1.4 GM II 1/400 F1.4 ISO200
SONY α7RV + FE 85mm F1.4 GM II 1/400 F1.4 ISO200
AFはより早く、より静粛になっております。結婚式などの音を立てたくない場面でも活躍できますし、動画でもより使いやすくなりました。
おわりに
その登場を、長らく待っていたという方も多いのではないでしょうか。「SONY FE 85mm F1.4 GM」の登場から8年、絶えず進化を続けてきたαに呼応するように登場した待望のGM II。きっとこれからのSONYを支えながらいつまでも使われる1本になることでしょう。発売が待ちきれません!
動画本編ではこちらで紹介しきれなかった魅力なども紹介しておりますので是非ご覧ください。
今回ご紹介した商品が「気になった!欲しい!」という方は、高評価・チャンネル登録もよろしくお願いします!
【動画内で使用した商品はこちら】
【Canon】今買うべき!Rシリーズフルサイズ【4機種】~厳選比較~
流れゆくカメラ業界にて、様々なカメラが世に出る中
待望の新商品「EOS R5 Mark II」がこの度Canonから発売され、新しい仲間の追加となりました。
実際にこの手にして体感するまで、1人のユーザーとしても待ち遠しい限りです。
今ここでこそ、この素晴らしい瞬間の立ち合いと共に
歴代Canonより発売されて、時が経っても愛されているフルサイズボディの一部を厳選しました。
それぞれの特徴とおすすめポイントを解説していますので、是非ご覧ください!
①
~あらゆる機能を総なめ!Canonの高画素フルサイズ機といえばこれ!~
「EOS R5」
オススメポイント
・『高画素機で高画質な写真が撮りたい』『最先端の動画撮影機能で本格的な映像作品を作ってみたい』…この一台を是非!
・長い歴史をもつカメラメーカーのノウハウを満遍なく発揮。今では主流になりつつある8K動画機能をいち早く搭載
・EVFがCanonトップクラスの解像度【約576万ドット!】のため滑らかであり見やすい。
「EOS R5 + RF85mm F2 マクロ IS STM」
「EOS R5 + RF24-70mm F2.8 L IS USM」
「EOS R5 + RF100-400mm F5.6-8 IS USM」
「5であることが、すべて。」
商品HPに飛ぶと、最初にこのかっこいい文面を目にします。当時少し早く「EOS R5」が発売され、追うように「EOS R6」が発売されました。
EOS「5Dシリーズ」と変わらないコンセプトである「画質・操作性・堅牢性これらすべてを兼ね備えた高性能機」として、プロやハイアマチュアの方々に愛されています。
「EOS R5」はこの伝統を崩すことなく、継承されており次の時代を往く革新的なフルサイズ機であることに変わりありません。
目まぐるしく新旧の情報が交差し、日々進化する世の中ですが筆者は古い考えを敢えてもつことがあり、昔から使っている「SDカード」を多用しながら生活しています。なるべく別種類を増やしたくないと考えています。このような考えをなされている方も居ると思います。
とは言っても技術の更新は物凄く早いものです。スマートフォンの進化が良い例で、値段は高いけど「便利・手放せない・携帯必須」の現代です。
ではカメラとなると、「“高画素機”であるため、データ容量も必然と大きくなる。RAW動画や8Kでの動画収録は必然とCFexpressカード TypeBが必要となる。」
やはり実際に使用してみると、書き込みの速度も高速なのでその効果にあっと魅了され、今では必需品となっています!
また用途ごとによって記録先が選べるのも画期的だといえます。
撮影のお供と言えば「1.6倍クロップ」も便利です。
「あと少し寄りたい!でもレンズの望遠側が足りずに寄れない・・・」という時、APS-C機と同等の1.6倍にクロップした状態で撮影できます。(Canon製APS-C機のクロップ倍率による)
クロップしたら画素数が少なくなってしまうのでは?と不安な方もご安心ください。高画素機ゆえクロップ状態でも「約1730万画素」と十分な画素を保てます。
そう、本機は高画素機。だから可能となる「細かい部分までしっかりと描写出来る」事により、より一層リアリティのある写真に仕上がります。
多くの撮影シーンで、満足のいく高画質な写真を得るための技術が詰まっている上、兄弟機「EOS R6」には無い「EOS R5」のみの機能も搭載されております。
人物撮影に重宝する機能で、人物の光量不足を手動で調整できる「ポートレートリライティング」や明るさを変えずに背景をくっきりさせる機能「背景明瞭度」といった、ユーザーが重宝する機能が備わっているのです。
★ワンポイント★
新星「EOS R5 Mark II」の発売も受け、価格が手に取りやすくなっております。
「EOS R5」発売当時の価格は約47万。物価高の影響を受けている現在、新品の発売当時との価格差は大きくはありません。
しかし中古相場の価格は発売当時の価格差で計算しても約13 ~14万円前後(2024.09掲載時)お求め安くなっており、“チャンスの時期”とも言えるでしょう。
・・・
②
~手にして納得。万能機 Canonのフルサイズ機といえばこれ!~
「EOS R6」
オススメポイント
・価格とスペックがちょうど良く上位機種も劣らない、バランスの良さ。迷ったらこの一台!
・高感度に強く、暗い被写体を撮影する際も綺麗な写真を撮影することが可能
・上位機「EOS R5」譲りの操作系を導入。一瞬を逃せない撮影でも快適な操作を実現
「EOS R6 + RF24-240mm F4-6.3 IS USM」
「EOS R6 + RF100-400mm F5.6-8 IS USM」
「EOS R6 + RF100-400mm F5.6-8 IS USM」
「EOS R」の登場で新時代を切り拓いた数年後、「EOS R5」と「EOS R6」が発売されました。
立ち位置や役割を5Dシリーズからそのまま引き継いだ「EOS R5」に対し、「EOS R6」はEOS伝統の『6』のコンセプトと少し違っています。
多くのユーザーに親しまれてきた一眼レフの「6Dシリーズ」では、フルサイズ一眼の入門として位置していました。
「EOS R6」はフルサイズ入門者に加え、ハイアマチュアやプロなど幅広いユーザーにも愛される機材として銘打たれました。
イメージセンサーはフラッグシップモデルである「EOS-1D X Mark III」由来のものを搭載しており、初めてカメラを手にする方も十分に満足いく撮影が可能となっています。
EOS R5 約4500万画素
EOS R6 約2010万画素
EOS R 約3030万画素
数字というスペックだけを見ると、気になされた方もいるかもしれません。しかし画素数を抑えたメリットは連写にもあります。
「EOS R6」はCFexpress非対応ですがSDカード2枚差しとなります。画素数を抑えたことで「EOS R5」と同等の電子シャッターで約20コマ/秒、メカシャッターで約12コマ/秒という高速連写が可能となっています。
初代「EOS R」との違いとして
デザインの一新がなされ、「EOS R5」「EOS R6」では従来のCanonらしいボタン配置となっています。
筆者が撮影時に無いと困るくらい愛用している「サブ電子ダイヤル」も搭載されており素早い選択のサポートをしてくれています。
EOS R6には今までEOS-1D系や5D・7D系等の高性能モデルにしか搭載されていなかった、Canonユーザーに馴染み深い「マルチコントローラー」が搭載されていて、AFポイントの選択などがかなり良好になっています。やはりマルチコントローラ有り無しの違いは大きく、従来の操作に慣れている方は大歓迎、これから使用されて体感する方はなんと便利!と感じる方も多いのかと思われます。
★ワンポイント★
「EOS R6 Mark II」の発売もあり、中古の価格も下がり傾向です。
「EOS R6」と「EOS R6 Mark II」の中古相場の価格差は約10万円前後【2024.09掲載時】
となっており、この金額の差で気になるレンズを購入される方やアクセサリーに充てる方がこれまで以上に増えていると体感します。
・・・
~ちょっとBreak~
これからカメラを始めたい!あるいは、お買い替えを検討されている方の切っても切れない縁である“予算 ”についてです。筆者もあれこれ欲しくなる症なので、予算との睨めっこは日常茶飯事です。
今までお持ちのEF時代のレンズや『RFレンズは少し高い。それならEFレンズを』とお考えの方。
これから手に取ってみたいと思っているレンズはマウントアダプターを使用することで、Canonの武器である「レンズの豊富さ」をRシリーズにて活かすことができます。
Canon純正マウントアダプターにも種類がごさいますので、ご自身にしっくりくるお好みのものを手に取って撮影ライフを楽しまれてはいかがでしょうか!
・・・
③
~これでフラグシップ機でない?!今も愛されている“三”銃士 Canonのフルサイズ機といえばこれ!~
「EOS R3」
オススメポイント
・新たに自社開発した、裏面照射積層CMOSセンサーがなす超強力被写体認識!
・RFレンズ装着時、最高約8段分の手ブレ補正効果
・約415万ドットの超高精細モニターで、撮って出しの画像を迅速かつ綺麗に表示
「EOS R3 + RF70-200mm F4 L IS USM」
「EOS R3 + RF70-200mm F4 L IS USM」
「EOS R3 + RF200-800mm F6.3-9 IS USM」
「EOS R3 + EF-EOS R + EF600mm F4 L IS III USM」
「プロスペックを実現したフルサイズミラーレスカメラ」
デジタルEOSとしては初の『3』を冠した、「EOS R3 」
動体撮影・動画撮影を好まれる方向けの機能を盛り込んでいます。
①キヤノンが新たに自社開発した「裏面照射積層CMOSセンサー」
発売当初驚いた方も多いと思われます。このセンサーの登場で、従来のセンサーよりも受光効率が向上しただけでなく、信号読み出しの高速化も実現しました。その結果、階調表現や解像感・連写速度など、撮影で重視される基本性能が底上げされています。
②最大30コマ/秒の高速連写
電子シャッター使用時に、最高で30コマ/秒の連写速度を実現しています。連写中もAF/AE追従により被写体を撮り逃しません。
動きの多いスポーツ競技や乗り物など、速い速度で移動する被写体に対して、ピントを合わせ続けながら高速連写できます。
③精度の高いAF性能
「デュアルピクセルCMOS AF II」による精度の高いAFトラッキングを可能にしています。またフィルム時代からのノウハウも活かし、視線入力AFも登場。
AFエリアも画面のほぼ100%を占める物であるため、画面の隅で動く被写体を逃さず、一瞬の動きもとらえやすくなりました。
それだけでなく、AFスピードもEOS Rシリーズ最速(発売当時)の0.03秒を実現。
※少し横道に反れるかと思いますが
AFポイントの移動をする際に、フラッグシップモデルである「EOS-1D X Mark III」とこの「EOS R3」のみが搭載している「スマートコントローラー」の使用が便利です。
指の腹でなぞるだけで自由にAFフレームを動かすことが可能であり、その貴重な一瞬を逃さない強いメーカーの拘りを感じます。似たような機能で「マルチコントローラー」が使われることが多く馴染みのあるものですが、実際撮影する際にかなり役に立つものです!
新開発のセンサー・30コマ/秒の高速連写・EOS Rシリーズ最高速(発売当時)AFを、
ぜひその手で/眼で体感してみてはいかがでしょうか。
★ワンポイント★
「EOS R3」はこちらもEOS Rシリーズ初の縦位置グリップ一体型ボディとなっており、EOS-1D Xシリーズとの共通性を意識してます。
グリップ感もストレスなく、大口径レンズ・超望遠レンズを装着しても安定してカメラを構えることが可能です。
フラッグシップモデルである「EOS-1D X Mark III」で無かった特徴として、実は「EOS R3」は暗い所でも撮影しやすいように“バックライト対応”しているボタンが備わっており、撮影のサポートをしてくれます。
・・・
④
~価格重視!でも写りはしっかり。Canonミドル向けフルサイズ機といえばこれ!~
「EOS R」
オススメポイント
・キャノンが満を持して出した記念すべき初代Rシリーズボディ!
・外付けバッテリーグリップ対応!高級感のある造りの良いボディながら重量は660g
・「EOS RP」と比べ、倍の解像度を誇る背面液晶で写真が綺麗に見える。ピントチェックもやりやすい
「EOS R + RF24-70mm F2.8 L IS USM」
「EOS R + RF100-400mm F5.6-8 IS USM」
まず何といっても歴代EOS Rシリーズの中で唯一の採用、試行錯誤が見受けられる機能こそ
ファインダー右に配置されたマルチファンクションバー【M-Fnバー】です。
スマホやタブレットの急激な普及で慣れ親しみのある“画面タッチ”に似た操作を取り入れた目玉機能です。
撮影者が割り当てた機能の切り替えをスライドやタップ操作で行う事ができます。
さらに視認性に優れたサブ液晶も搭載されており、上位機種との差が感じれない程の性能を誇ります。
しかし初号機ゆえ、どうしても時代を感じる部分もあります。
昨今では「搭載されて当たり前」になっているボディ内手ブレ補正が未搭載だったり、サーボAF設定時には連写速度が大きく落ちてしまったり…。
それでも今なお人気が衰えないのは、ファインダーの見やすさや画面タッチ操作に対する反応の良さ、画質の良さなどの「基本性能」がしっかりしているからに他ならないでしょう。
~ちょっとBreak その2~
「EOS R」と同時に候補に挙がることの多い兄弟機種「EOS RP」との比較
筆者が特に気にしている部分としてレンズ交換時のシャッター幕の有り無しの部分です。
「EOS RP」は幕無し、「EOS R」は幕があり、電源OFF時にシャッター幕が降りるためレンズ交換時も安心です。
些細なことかもしれませんが、手にした愛機を長く使用するためにこのような機能は大切だと考えます。
★ワンポイント★
「EOS R」は発売当時に比べ、価格がより手に取りやすくなっております。
また防塵防滴や剛性も備えており、「ちょうどいい」カメラとして旅行や風景での撮影に適していると考えます。
以上、Canonを愛してやまないスタッフが厳選した機種をご紹介しました。
ぜひご機材検討の参考になれば幸いです。
【Nikon】Z7と工業地帯の港の公園を歩く
以前撮影したものになります。
茨城の工業地帯と言えば鹿島臨海工業地帯が有名です。
鹿嶋市から神栖市にわたって存在する茨城県最大の工業地帯です。
世界でも有数と言われる掘り込み式の港湾「鹿島港」を中心に存在するのですが
Y字型に掘り込まれた港の中心にみなと公園が存在します。
地元から銚子の犬吠埼灯台に向かうときには茨城を通ることがあるのですが、その途中にある公園になります。
工業地帯のど真ん中にある公園なので以前から気にはなっていたのですが、足を運ぶ機会がありませんでした。
今回、愛犬TOTOの散歩のついでに立ち寄ってみました。
旅の途中でふらりとその公園に立ち寄る人は、すこしだけ非日常的な光景に出会うことができるでしょう。
50mほどの高さの塔の上に円形の巨大な構造物が鎮座しています。
近くから仰ぎ見るとまさに写真のような光景を見ることができるのです。
近づいて横に回り込むまで一面が斜めになっている構造であることにも気づきませんでした。
こんなに高い塔なのに上端の構造物が大きく張り出しているので迫力のある見ごたえ十分な光景だと思います。
これは港公園展望塔です。聞いたところ1980年ごろに建設されたということで
残念ながら老朽化により構造物が落下する可能性が生じたために、下に見えるバリケード内には立ち入り禁止になっているそうです。
バリケードに近づいて上を仰ぎ見てみると、これだけ大きな構造物に一部とはいえ
落下の可能性があるというのは少し恐ろしい気がしますが、周囲から見るだけでもなかなか画になる建物ではないかと思います。
ランドマークという建物はこういうものであると思える展望塔です。
展望塔以外は広くてのんびりとできる景色の良い普通の公園です。
展望塔の脇をぬけて進むと鹿島港の中心に位置する岸壁から広大な湾内の景色を望むことができます。
左方、右方、前方の順に並べてみましたが巨大なタンカーが小さく見えるほど工場地帯が広がっておりこれだけでも見ごたえがあるかと思います。
この護岸では釣りもできるらしく釣り人も見かけました。
この公園は24時間開放されている公園ということなので夜間に工場を撮影に来るのにもいいのかもしれません。
掘込港を中心として北側に日本製鉄(旧:住友金属)鹿島製鉄所、南側に東京電力鹿島火力発電所・鹿島石油の石油プラントなどが
広がっており夜はまた、別の顔を見せてくれると思います。
ただ、工場地帯のど真ん中なので公園以外はほぼほぼ全部工場なので訪れる際には注意したほうがいいかもしれません。
護岸側を回り込んで塔を見てみるとしっかりとした展望台に見えます。
目前の工場地帯の光景の圧倒的な広さを見るにこの展望台から全景を望めたらどんなに良いものかと思います。
どうにかならないのだろうかといろいろ調べてみたところ、
「茨城県は、老朽化で2020年12月から利用を休止している港公園展望塔(同県神栖市東深芝)を大規模改修する方針を固めた。」
という2024年6月の記事を見つけました。
「本年度中に実施設計」するそうなので。この展望台を利用できる日も近いかもしれません。
もし、近くを通りかかることがあれば立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
公園に隣接してある鹿島港乗船所があります。
ここは港を周遊する遊覧船乗り場になっており「鹿島港遊覧船ユーリカ号」に乗って湾内を見学できるようです。
今度機会をつくり乗船してみたいと思います。
今回使用した機材は
「Nikon Z7」「Nikon NIKKOR Z 28-75mm F2.8」
「Nikon Z7」は4575万画素のセンサーを搭載しておりローパスフィルターレス仕様で解像力が高いモデルです。
精細な描写を期待できるので、景色や建物などを撮影するにはとても向いている機種かと思います。
「Nikon NIKKOR Z 28-75mm F2.8」はシャープな解像感のある風景写真やボケの柔らかい背景を活かすポートレートなど
スタンダードな被写体に広く対応します。
全域を通して、とても明るく、重量も約565g程度なのでカメラと組み合わせて気軽に撮影するにはもってこいのレンズです。
スナップ撮影などにも向いている、このレンズはお散歩がてらに持ち歩くのにはとても向いているレンズでしょう。
皆様もどこかにお出かけの際にはこのレンズをご検討いただくのもよろしいかと思います。
「夢中を創る」総集編
マップカメラの30周年創業祭も本日にて終了となります。
この夏は「スタッフが夢中になっているモノ」というテーマをもとに、24回に渡りスタッフの「夢中」をご紹介してきました。
夏の終わりにご紹介をした「夢中」のいくつかを、写真とともに振り返っていきたいと思います。
【Canon】Canonで一番綺麗な写真が撮れる、写真好きの夢を叶えてくれたフルサイズセンサー。
最初のスタートを切ったのは、10年以上のキヤノンユーザーのスタッフが、「撮影したその瞬間から自分だけの色」を求めて、
センサーの進化を考察しながら「自らの夢中とは何か」を語ってくれました。
海を眺めることが好きなスタッフが、α6700とともに江の島を散歩しました。
肩の力を抜いて、気軽に撮れる夏の海を撮影しています。
モータースポーツが好きなスタッフが、自動車レースの躍動感のあるシーンを収めています。
様々なミラーレスとモータースポーツ撮影について、自らの経験をもとに語ってくれています。
【Leica】専門スタッフ自ら夢中だから語る!今こそ「M10-P」を推す理由。
Leica M10-Pユーザーのスタッフが、ユーザー目線から、取り回し、ボディ、センサー、描写など、
様々な角度を通して、M10-Pに凝縮された魅力をたっぷりと伝えてくれます。
【FUJIFILM / Panasonic】横長写真同好会 GFXシリーズとS9で65:24を楽しむ。
横長写真に見せらせたスタッフが、65:24というアスペクト比の魅力を語ります。
一般的なアスペクト比と異なった、フルパノラマ写真の世界に新たな発見を見出すことが出来ます。
【Rollei】中判フィルムがなくなったら、カメラはやめる… かもしれない
30年中判フィルムカメラを使い続けるスタッフが、フィルムカメラの使い続ける理由を紹介します。
フィルムについてから始まり、ローライやハッセルブラッドの正方形(スクエア)フォーマットの魅力を感じることが出来ます。
【スタッフが紹介する夢中の世界、「夢中を創る」はこちらから】
今回は総集編ということで、スタッフの「夢中を創る」の一部を紹介いたしました。
総集編では紹介しきれませんでしたが、ほかにも多くの魅力的な夢中を期間中に紹介することが出来ました。
この連載が皆さまにとって夢中になれるきっかけを作れたら幸いです。
【FUJIFILM】X-E4といっしょ
突然の雨も多い今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今年の夏、筆者は避暑地でのんびり過ごす数日がありました。
久しぶりの連休を楽しむため、カメラは軽くて取り回しがよい X-E4を、
それからレンズを2本ほど持ち、宿へと向かいました。
宿、と言いましたがキャンプ場の中のコテージでの2泊です。
朝はカメラと、野鳥がいた時のために双眼鏡をもって、キャンプ場内を散策します。
細かな予定はノープランで、長野のどのあたりに向かうか、等話しながら朝ご飯を食べます。
ある一日は観光がてら上田へ向かいました。
それぞれのお店の前の蓮が植えられた鉢、 蓮というと遠くから見ることが多く、
近くで見れる機会が少ないため 物珍しく思い、蓮ばかりシャッターを切ってしまいました。 なんだか上から見る「蓮」というのは非常に新鮮な気持ちになります。
今回のおともは標準ズームの「XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS」を使用していますが
淡い花びらのグラデーションも心地よく描写してくれています。
日傘を片手に、コンクリートからの照り返しにじりじり焼かれている感じを覚えながら、あたりを散策します。 コテージに 戻ってからはせっかく天気も良いので、外で食事をしました。
みんなであけよう、と出して頂いたマデイラ・ワイン。
一般的なワインとはすこしカテゴリが異なるようで、まるでお砂糖のような甘さが口に広がります。
これにはお酒に弱い筆者も、一口のんでまた一口・・・。
お酒をのんでいたせいか、焚火の写真も最初の方しかありません。
最終日はうっかり寝過ごし、起きてからはバタバタと荷造りをしてキャンプ場を後にしました。
休みとは早いもの。そして夏も始まってしまえば一瞬です。
きっと気づけば、入道雲も写真の中でしか見れなくなってしまうのでしょう。
そんな風に夏に思いを馳せながら、写真を見返すのも、カメラを持ち歩く楽しみであると筆者は思います。
【Voigtlander】VMレンズと歩く~SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical III & APO-LANTHAR 50mm F3.5 Type I~
レンジファインダー用レンズでもいきなりライカレンズは…とお思いの方に、
価格からは想像できない写りや独特の描写を見せる事で人気の高いVoigtlanderのレンズもおすすめです。
今回はLeica M11-Pと共に、新旧2本のVMレンズで撮影してみました。
1本目は優秀な超広角レンズの定番モデル。
SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical III VM
ライカMシリーズ互換のVMマウントとSONYのEマウントでも販売されているロングセラーモデル。
レンズ構成も同じでEマウントが最短撮影距離0.3mとVMより少し寄れる程度の違いです。
Voigtlanderの超広角は3種類。
15mmの本レンズに加えて12mmのULTRA WIDE-HELIAR、10mmのHELIAR HYPER WIDEというラインナップ。
今回の15mmはこの3兄弟の中で一番画角が狭く、扱いやすいです。
開放で撮影をしていましたが線も真っすぐと伸び、歪みも殆ど見られません。
分かりやすく異世界のような写りをする超広角レンズは、手にしてみると初回は楽しくて
何枚も撮ってしまいますが…「何枚か撮り続けてると飽きてくる」という人も多いはず。
筆者も基本は超広角レンズは殆ど使用した事がありませんでした。
ただ現代ではスマートフォンで撮影する時に「広角モード」の設定にすると約14mmほど。
昔に比べるとこの画角に意外と慣れ親しんでいたおかげであまり違和感は感じません。
歪みも殆ど無い為、このように真正面から大きなものを撮るのも良し。
M11-PやM11の画はややマゼンタや赤に被る傾向が見られ、調整に少し苦労があります。
実際にこのレンズ自体も目を凝らすとM11クラスの高画素センサーには追従できていないのが
分かります。開放で撮影するとやはり年代なりの傾向があるものの、ボディの画作りのクセと
相まってなんだかポジフィルムで撮影したような印象です。
「色々なものを組み立てていき撮影する」という意味で場所によってはこんな撮り方も。
都市を写すには15mmという画角は思っていた以上に馴染みやすい焦点距離にも感じます。
ボディのファインダー内で画角は見えませんが、距離計連動のため、ピントを合わせてから背面の液晶で確認して撮影する
「作法」が必要です。勿論ビゾフレックス2等のEVFをお持ちの方ならそちらで確認しながら撮影できます。
なんだか撮影しながら「子どもの頃に空に手を伸ばしていた」時の事を思いだします。
子どもの時に遠くのものへ手を伸ばす時に「こんなに遠いんだな」と目に見えていたようなイメージが
そのままこの画角だったのではないかと、なんだか懐かしいような不思議な感情です。
お次はこちら、8/29発売の最新モデルAPO-LANTHAR 50mm F3.5 VMです。
まずこのデザインを見て「何か」を感じた方はなかなかのレンズ通ではないでしょうか。
“1950年代に登場したレンジファインダー用レンズを彷彿させる沈胴風デザイン”とはありますが
よく見るとこのレンズ、ニコンS/ライカL39マウントのMicro Nikkor 5cm F3.5によく似ています。
最短撮影距離が0.45mなのも同レンズと同じ。リスペクトに溢れた仕様です。
レンズ構成は全く異なり、6群8枚。異常部分分散ガラスを4枚使用しているという現代仕様。
まずこの写り。なんと開放での撮影。
データを見た時に流石にこれは驚きました。F2のAPO-LANTHARもかなりの写りですが、
F3.5という余裕のある設計に変化し、アポクロマート設計の恩恵を得たこのレンズは
令和に生まれた旧Micro Nikkor 5cmと言っても過言ではありません。
同じく開放、最短撮影距離での撮影です。
ボケの良さや立体感も良く、解像力だけでは語れない何かを持っているレンズです。
同じく開放、最短撮影距離での撮影。
解像力の高さから僅かな動きですぐにピントが動いてしまいます。
ここは先代のF2モデルと同様です。ボケにはクセがなく、F3.5ながら綺麗なボケ味です。
こちらも同様に開放で最短撮影距離での1枚。後ボケも綺麗なものです。
アポクロマート設計によりハイライトに収差が現れそうなこの場面でも全く見られません。
一見何を撮っているのか、本来なら分かりにくいところです。
飛んでいた鳥の群れにピントを置きました。主題もここまで解像力が高いとしっかりと見えるものです。
M11-Pのデジタルズーム機能を使ってみました。こちらは1.8倍。
約90mm相当にクロップしています。クロップなのでボケ感は50mmのまま。
しかし6,000万画素のM11-Pのセンサーなら十分に使える機能。
人によってはレンズ1本をこの機能でカバーする方もいる程、元々の性能の高さを物語ります。
またここでも少しレンズの力を試してみます。
撮影から戻ってきた時に見せたら「意地悪だなあ」と苦笑いされてしまった1枚。
しかし解像力は圧倒的です。10万円しない価格でこんなに優秀なレンズが手に入ってしまうのかと思うと、
当時CarlZeissのOtusと対抗して現れたSigma Art 50mm F1.4の事を想起させます。
日本のレンズメーカーの強い意志を使ってみると感じられる逸品です。
1本目のレンズで撮影したものを別の角度から撮影してみました。
レンズや場所によって同じものでも見方が少し変わります。開放で撮影しているおかげか、
草葉にジャギー等も無く立体感が上手く表現できていると思います。実は撮影中全て開放にしており、
個人的には意図が無い限りは開放で使っていく事にこのレンズの面白さや魅力が詰まっているとも言えます。
状況によってはこのように周辺減光がやや大きくなります。
減光部分のグラデーションはVoigtlanderのレンズによく見られる味の一つ。
あまりにレンズの出来がよく、今回はスナップというよりレンズ自体の能力を確かめたい欲求が湧いてきました。
しっかり応えてくれるAPO-LANTHAR 50mm F3.5は個人的にも同社の製品では屈指の出来と感じます。
50mmレンズのバリエーションが非常に多い事で有名なVMレンズにまた悩ましい選択肢が…
なんだかジオラマのように見えて撮影した1枚。このデータを見た時もレンズの性能の高さに驚きました。
破綻が殆ど無く、細かい線も乱れずにしっかりと写し撮ってくれます。
F3.5=所謂”サンハン”レンズというのは歴史を見ても優れたものが多いのは知っている方も多いはず。
LeicaにはElmarやSummaron、NikonのMicro Nikkor、OlympusのOM Auto W3.5シリーズ、
VoigtlanderのHELIARに続きサンハンレンズの新しい選択肢がここに現れました。
「暗い」の一言で片づけてしまうには勿体無い。むしろ現代のデジタル機であれば、F3.5という絞り値は
ボケを求めない限りは普段使いができる位の性能を今は各社持ち合わせています。
このAPO-LANTHAR 50mm F3.5は沈胴型デザインのTypeI、そして固定鏡胴型のTypeIIがあります。
デザインはお好みで。今回使用したのはTypeIのツートンモデル。重量は250gとなっており、
もう一つのマットブラックペイントはなんと150gという軽量さを実現しています。TypeIIもシルバーは250g、
ブラックは175g。TypeIIはより最短撮影距離が短くなり0.35mまで寄る事が可能です。
お値段はおよそ10万円、一般的な価値観からすれば「10万円!?」とはなるものの、
ここまで高性能なレンズを10万円で手に入れることができる事実は本当に嬉しいものです。
APO-LANTHARに限らず15mmという超広角レンズになるSUPER WIDE-HELIARも10万以下の価格にして
歪みを全く感じさせない写りとコンパクトな鏡胴は大きな魅力です。ちょっと迷っていたあなたも、
VMレンズの世界に踏み入れてみて下さい!
マップカメラは多くのお客様に支えられ、2024年8月13日に創業30周年を迎えました。マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」でも創業30周年を記念した特別なフォトコンテストを開催中!ぜひこの機会にご参加をお待ちしております。
さて現在開催中の「人物部門」はいよいよ今週末 9/1(日)をもって応募が終了となります!モデルポートレート、家族ポートレート、お祭りポートレートなど人物ある光景を撮影した作品を奮ってご応募ください。みなさまのご参加愉しみにしております。
グランプリ作品には「Canon EOS R8 RF24-50mm IS STM レンズキット」「SONY α7C II ズームレンズキット」「OM SYSTEM OM-1 Mark II 12-45mm F4.0 PRO キット」など話題の豪華アイテムが贈られますので今年の夏。夢中になって人物撮影をしましょう!
さて、本日ご紹介するのは「Nikon D750」で撮影された動体作品です!
一眼レフ機ならではのクリアな視野率約100%の光学ファインダー越しに見えるな像なら、被写体とのコンタクトもバッチリ!感情や息遣いも伝わる皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。
【作品名】少年から青年へ<投稿作品を見る>
【投稿者】M 様
【使用機材】Nikon D750
【作品名】france 2015<投稿作品を見る>
【投稿者】Terry_S 様
【使用機材】Nikon D750 + AF-S NIKKOR 50mm F1.8G
【作品名】奏る人<投稿作品を見る>
【投稿者】G.K 様
【使用機材】Nikon D750 + AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm F4.5-5.6G IF-ED
【作品名】造る<投稿作品を見る>
【投稿者】G.K 様
【使用機材】Nikon D750 + AF-S NIKKOR 24-120mm F4G ED VR
【作品名】廃墟の孤独<投稿作品を見る>
【投稿者】k_ichiro 様
【投稿者コメント】スタジオ撮影
【使用機材】Nikon D750
【作品名】カラーフィルター<投稿作品を見る>
【投稿者】かなかな 様
【投稿者コメント】緑色のすりガラス越しに撮影した写真。ガラスというフィルターを通すと、淡く優しい世界観になりました^^
【使用機材】Nikon D750 + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8E ED VR
日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!
日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!
【PENTAX】モノクロ専用機を使って。
PENTAXより発売されている、モノクローム専用機K-3 Mark III Monochrome。
モノクロで撮影することが多い私にとって非常に頼りになるカメラです。
普段は写真しか撮っていない筆者ですが、モノクロ専用機で動画を録ったらどうなるんだろうという疑問が湧きました。
思い立ったら吉日。ということで、モノクロ動画撮影にもチャレンジしてみました。
まずは写真の作例を
写真は言わずもがな非常に美しいモノクロの世界へ連れて行ってくれます。
今回使用したレンズは、PENTAX HD DA35mm F2.8 Macro Limited
軽量コンパクトでありながら、非常に切れ味のある描写をするレンズです。
またHDコーティングが施されており、逆光時の撮影にも重宝します。
Limitedの名に恥じぬ非常にかっこいいデザインのレンズです。
次に動画を。
さすがモノクロ専用機。動画でも非常に美しいグラデーションの白黒世界を描いてくれます。
普段見ている世界をモノクロで見ることで、五感がより研ぎ澄まされ、想像力を掻き立てられる。なんだか知らない世界に来たような感覚になります。
皆さんもモノクロ専用機での写真、動画の撮影いかがでしょうか。
【Canon】新登場!話題沸騰の「EOS R5 Mark II」をご紹介いたします。
本日8月30日(金)、Canonより待望の新製品「EOS R5 Mark II」が発売いたしました。
大量データの高速処理を実現する新エンジンシステム「Accelerated Capture」を搭載した本機は高画質×高速を両立し、EOS R5 Mark II に宿るさまざまな先進機能を実現しました。
従来の映像エンジンDIGIC Xに加え、瞬時に解析処理を行うもう一つの映像エンジン、DIGIC Acceleratorが新搭載。高度な分析が必要とされるAE/AFなどの処理能力が向上したことで、連続撮影速度の向上や電子シャッター時のブラックアウトフリー撮影、フリッカーレス撮影、ストロボ同調速度の高速化、さらには動画性能の大幅進化にも貢献する、EOS史上もっとも強力なエンジンシステムAccelerated Captureは大きな注目ポイントといえるでしょう。
今回はEOS R5 MarkIIの外観とともに、機能面での進化ポイントをおさらいしてまいります。
YouTubeでは今回の新製品について開封しながら解説しております。
カメラの質量は約746g(バッテリー、CFexpressカードを含む)、ボディサイズは約138.5(幅)×101.2(高さ)×93.5(奥行)mm。
カメラの心臓部となるセンサーはキヤノンが自社開発した裏面照射積層CMOSセンサー(画面サイズ:約36.0×24.0mm)を搭載。有効画素数最大約4500万画素の高画質と静止画常用最高ISO感度51200の高感度を両立しています。
さらにデータ処理部と画素部を分離・最適化する積層構造により回路領域を拡張し、読み出し速度の高速化と高機能化を実現。これにより、最高約30コマ/秒の高速連続撮影(電子シャッター撮影時)を達成し、EOS R5と比較してローリングシャッターの歪み量を約40%に低減。
動きの速い動体撮影により強くなったEOS R5 Mark IIで野球やテニス、電車などの撮影が捗ること間違いなしです。
EOS R5 Mark IIに搭載されたカメラ内アップスケーリングは、縦横の画素数をそれぞれ2倍、全画素数を4倍に変換し、約1億7900万画素まで画像の拡大が可能です。また新エンジンシステムAccelerated Captureにより測光演算が高速化。測光ブロックをEOS R5比16倍に細分化、6144分割とし、顔・肌・空の領域を検出することで、より細かく被写体輝度を的確に取得することが可能になりました。
ボディ内には5軸手ブレ補正機構を搭載。
広角側から望遠側まで、レンズ内手ブレ補正機構の有無に関わらず一部のレンズを除く、RF/EFレンズ使用時に適切な5軸手ブレ補正を行います。周辺協調制御にも対応しており、中心だけでなく広角特有の画面周辺の手持ち時のブレも抑制。幅広いシャッタースピードで高画質に撮影が可能です。
ファインダーのドット数は約576万ドット、画面サイズは0.5型、倍率/視野角は約0.76倍、視野率約100%。
液晶モニターはバリアングルを搭載。画面サイズは3:2型、約210万ドットです。
従来のAF性能が、新エンジンシステムAccelerated Captureとディープラーニング技術をベースに、デュアルピクセル Intelligent AFへと進化。センサーから得られる大量の情報を瞬時に解析し、多様なAF情報から高精度にAF。高速連写との両立を実現したほか、検出性能の向上やアクション優先・登録人物優先など、トラッキング性能も大幅に向上しました。
また「つかみ」と「追尾」が進化した新次元のトラッキング性能にも注目です。
さらにEOS R3に搭載されていた視線入力の機能が、EOS R5 Mark IIにも搭載されました。
トラッキングと組み合わせたすばやい被写体の切り替えも可能です。
カードスロットは2口搭載。
カード1:CFexpressメモリーカード(Type B / CFexpress 2.0、VPG400 対応) カード2:SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-II対応)に対応しています。
動画性能も進化を遂げています。さまざまな仕様をCINEMA EOS SYSTEMと共通化。ファイルサイズの軽いProxy動画のスロット2への同時記録など撮影をサポートする機能のほか、CINEMA EOS風のクイック設定画面を追加しています。CINEMA EOSシリーズを除く、EOSシリーズ初となるカスタムピクチャーも採用しました。
8K/60P RAW、4K/60P SRAWをカメラ本体だけで収録。フルHD/30P動画を記録しながら、約3320万画素の静止画を同時に記録できる動画撮影中静止画記録や、Canon Log 3に加えCanon Log 2を搭載するなど、機能も拡充されました。
EOS R5 Mark IIの底部には、「クーリングファン CF-R20EP」からの空気を取り込むダクトが設けられています。
クーリングファンを装着することで、外部から取り込んだ空気を、EOS R5 Mark IIの内部に送り、カメラ内部を冷却して温度上昇を抑制することにより、動画撮影可能時間を延長することができます。
デジタル端子はUSB Type-C。HDMI端子(タイプA)、Φ3.5mmステレオミニジャックに対応。
Type-C端子からの充電・給電が可能です。市販のモバイルバッテリーでは正しく充電されないことがありますので、キヤノン純正アクセサリー「USB電源アダプター PD-E1 / PD-E2」の使用をお勧めいたします。
付属のシューカバー「ER-SC3」もリニューアルされました。
EOS R3の同梱品「ER-SC1」からの進化点は操作ボタンがついたことです。
上部の▼マークがついた操作ボタンを押しながら、両脇のくぼみ、または前方のリブに指をかけてスライドさせることで、脱着が可能です。
従来のシューカバーと比べて着脱が固く、しっかりと固定されますので紛失の恐れや心配が解消されました。
対応バッテリーパックは「LP-E6P」です。電池容量は従来の「LP-E6NH」と同じ2,130mAhですが、「LP-E6P」を使用することで8K動画記録や動画撮影中の静止画記録、プリ連続撮影などの機能が利用できるようになります。
※LP-E6NH/LP-E6Nも使用可能ですが一部機能に制限あり
※LP-E6は使用不可
今回はボディ単体の他に、レンズキットがラインナップに登場しました。
キットレンズは「RF24-105mm F4L IS USM」。
画角全域で、高い描写性能を発揮する標準ズームレンズで、幅広いシーンをカバーしてくれるため手元に持っていると安心する、信頼性の高い1本です。
EOS R5 Mark IIと同時発売で、バッテリーグリップが2タイプ、さらに動画撮影時に使用するクーリングファンが登場しました。
「バッテリーグリップ BG-R20」…バッテリーを2個装填することで長時間連続撮影を可能にするアクセサリー。BG-R10の後継機です。
「バッテリーグリップ BG-R20EP」…バッテリーを2個装填することで長時間連続撮影を可能にしながら、高速通信規格の2.5GBase-Tに対応したEthernet端子を装備。有線での高速通信が可能です。
「クーリングファン CF-R20EP」…EOS R5 Mark IIの動画性能を最大限に引き出す、冷却ファン搭載モデルです。2本のバッテリーで連続撮影可能時間を延長。EOS R5 Mark IIの8K30P撮影において、120分以上の動画記録を実現しています。※縦位置での撮影機能は搭載されておりません。
撮影用途に合わせてご使用いただけます。
キヤノンの冠である「5」を受け継ぐバランスのとれた仕上がりとなっている「EOS R5 Mark II」をご紹介させていただきました。
▼ネットからのご注文は【マップカメラ2年保証対象】!ご予約を承っております!▼
※順次、出荷の予定ですが、新たにご注文いただく際は、お届けまでに半年以上かかる場合がございます。(2024年8月30日現在)
【FUJIFILM】私の「わがまま」に応えてくれるレンズ、XF16-55mmF2.8R LM WR。
「もしもレンズを1本しか持てないのなら。」
カメラを愛する人間が一度は考えるであろう妄想。1本しかレンズを持つことが許されない、もしそんな世界が訪れてしまったら。
もちろんそんな世界は訪れてほしくありませんが、私なら、口では標準単焦点と言いつつ、実際に選ぶのはこのレンズだと思います。
FUJIFILMのズームレンズ、「XF 16-55mm F2.8 R LM WR」です。
今回はFUJIFILMの「X-H1」と共に様々な場所へ繰り出した思い出を振り返ってみます。
まずは山の中へ。バスを降りてからおよそ2時間のトレッキングコースです。
舗装された道とはいえ夏真っ盛りの山中を歩くのは想像以上に体力を奪われます。
さらに重いカメラを荷物に増やすのは遠慮したいような状況ですが、このレンズはスペックの割に軽量。
この大きさでF2.8通しを実現しているのは、APS-C専用設計であるXマウントだからこそです。
Xマウントのラインナップはどうしても単焦点レンズに目が行きがちですが、ズームレンズでも単焦点並みの優れたレンズ性能は健在です。
そしてFUJIFILMの強みである豊かな色彩表現も生かせます。
こちらの2枚はVelviaを使用。空の青と木々の緑が夏の力強さを感じさせます。
帰り道、田んぼでは稲刈りの真っ最中。APS-CでもF2.8の明るさがあればボケを活かして被写体を浮き上がらせるような撮影が可能です。前ボケ・後ボケともに綺麗に出ています。
シャッタースピードは1/6秒、手持ちで撮影しました。
このレンズには手ブレ補正が入っていません。もし手ブレ補正を使用した撮影がしたいのであれば、ボディ内手ブレ補正を搭載した機種と組み合わせるのがいいでしょう。
今度は海へと向かいました。台風が襲来した直後でテクスチャが多い画面ですが、上手く描いています。
海で撮影をする際に気になるのは、海水がカメラやレンズに与える影響だと思いますが、このレンズは防塵防滴性能も有しているので、過酷な環境でも安心して撮影が可能です。
夜はF2.8通しズームレンズの本領が発揮される瞬間。現代の海の安全を守る灯台と、かつて航海士が目印にした北極星を画面に収めました。海の近くということで光源はほとんど灯台から発される光のみですが、F2.8の明るさがあれば問題ありません。灯台から放たれた光の光跡まで写しています。
今度は動体撮影に挑戦してみました。餌を狙うユリカモメの動きは素早く、手のひらに置いた餌はあっという間になくなってしまいます。ユリカモメは動きを止めてくれませんが、それならば我々がカメラでその動きを捉えましょう。レンズに搭載されたリニアモーターとボディの被写体認識の優秀さを組み合わせればお手の物です。
非球面レンズを3枚使用した贅沢な光学系ですが、ボケもきれいに出ています。
もちろん家から出なくてもシャッターチャンスはたくさんあります。写真1枚だけで朝の光であることが分かるレンズの表現力。FUJIFILMの色をこの描写で、しかも便利なズームレンズで楽しめる。嬉しい限りです。
そしてレンズを所有する上では、レンズそのものの質感も重要なポイントです。このレンズは限られたレンズにのみつけられたレッドバッジを冠し、絞りのクリック感一つとっても高級感が伝わってきます。
これさえあれば何もいらない。そう思えるレンズは一握りですが、このレンズは私の撮りたいものすべてを、私の想像を超えた表現力で写真に収めてくれます。
ズームレンズ派の方はもちろん、単焦点レンズ派の方も、Xマウントユーザーの方は是非一度お試しいただきたい1本です。
▼今回の使用機材はこちら▼
【SONY】相性抜群!ZV-E10×E 55-210mm F4.5-6.3 OSS
SONYのミラーレスで今、人気のモデルといえば「α7CⅡ」「α6400」「ZV-E10」の3機種!
これからカメラを始める方やカメラを買い替える方から多くの支持を受けているこの3機種にオススメしたい相性抜群なレンズをMapCameraならではの視点からご紹介させていただきます!
今回ご紹介する組み合わせは、「ZV-E10×E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」
E 55-210mm F4.5-6.3 OSSとは、ダブルズームレンズキットを購入すると手に入れることができる望遠ズームレンズ。α6400のダブルズームレンズキットでも同じレンズを購入する事ができます。
重量約345gと軽めな設計のため楽々持ち運び可能!旅行先にもおすすめな望遠レンズです。
本レンズは遠くにいる被写体を写すレンズのため、自分の近くにいる被写体を撮影する事には向いておりません。
今回のような動物やスポーツ、演劇、ライブ等の自分が今いる場所から遠くにいる被写体の撮影が概ね想定される被写体でしょう。勿論、動体物撮影以外にも建物の一部分をアップしたり、圧縮効果を狙ったスナップ撮影等、使い方は多種多様に渡ります。
今回は動物園のパフォーマンスショーを撮影させていただきました。こういったシチュエーションだと席を動くことができない事が大半。
本レンズなら遠くの席に座っていても小さな被写体・プレーリードッグを撮影することができました。標準レンズだけではどの動物か分からない程の大きさだったでしょう。
フクロウのパフォーマンスでは客席内をカッコよく羽ばたいてくれました。
カメラのモニター内でフクロウと目が合った時の一瞬を逃さずシャッターボタンを押した事で、写真から飛び出てこちらへ飛んできそうな印象を持つ写真を撮ることができました。
キットレンズと聞くとキレイな写真が撮れないと想像されるユーザーもいらっしゃるかもしれません。しかし写真をご覧頂いてます通り、まるで目の前にオタリアがいるかのような立体感、濡れている質感までお分かり頂けるかと存じます。
このような写真はスマートフォンではなかなか撮れません。ましては今回のようなショーであれば尚更難しいでしょう。肉眼では感じることができない被写体の魅力を写真を撮ることで感じることができる、そういった役目もミラーレスカメラは担うことが出来るのです。
ご飯を貰っているシーン、一瞬の出来事でしたが、カメラ任せで撮れました。オートフォーカス性能が長けているおかげです。
ZV-E10は2021年7月メーカー発表時点ではAPS-Cセンサー搭載カメラとして世界最速0.02秒の高速AFを実現しております。カメラに絶大な信頼を置ける事でより安心して撮影に臨むことができます。
ZV-E10はVLOGCAMという名前であるため動画撮影を想像されるユーザーも多いかもしれませんが、本記事のように決してそうではありません。
似たような機種としてα6400等が候補として挙がるかと思います。ファインダーの有無や内蔵マイクの質の良さなどが主の違いとなりますが、写真の質に変わりはありません。ルックスから選んでいただいたりコストパフォーマンスで選んで頂いたりと、理由は様々。ZV-E10のカラー展開がブラックとホワイトがありますので、ホワイトカラーが欲しいユーザーはZV-E10がオススメです。
ZV-E10はレンズ交換式ミラーレスカメラですので、使用用途に分けてレンズを変更することができます。今回は望遠レンズでしたが、テーブルフォトや広々とした風景撮影などは標準レンズがオススメです。
E 55-210mm F4.5-6.3 OSSと2本持ちでも良いかもしれません。ぜひ下記バナーから他レンズもご覧頂き、自分に相性抜群なレンズを探していただくことが出来たら大変嬉しく感じます。最後までご覧いただきありがとうございました。
【Nikon】超望遠高倍率ズームレンズを使ってみた。
今回は、Nikonの超望遠高倍率ズームレンズ NIKKOR Z 28-400mm F4-8を使ってみました。
広角域の28ミリから超望遠域の400ミリまでをカバーした、まさしく超望遠高倍率ズームレンズです。
昨今のNikonでは珍しい、角形フードが付属しております。非常にコンパクトな設計になっております。逆付けもできるので、旅行などに持っていく際にもかさばることなく持ち運ぶことができます。
最短撮影距離は各焦点域によってことなりますが、広角端では20センチまで寄ることができ、テーブルフォトなどにも対応できます。近接から望遠までを収めることができる便利ズームの決定版といえるのではないでしょうか。
重量は725グラムと軽いとは言えないものの、400ミリの超望遠レンズとしては非常に軽くなっております。
今回はNikon Z8と組み合わせて撮影にでかけました。
それでは作例をどうぞ。
流石、超望遠高倍率ズームです。様々な距離から撮影することが可能です。
これまでの便利ズームでは全く届かなかった場所からでも思いのままに撮影することができます。
普段なら距離が足りなくて撮影を断念するような場面でも全く問題なく撮影が可能です。
こちらは望遠端の400ミリで撮影してみました。建物の模様や形をしっかりと描写してくれています。クロップをすることで、換算600ミリで使える点も非常に魅力的なレンズだなと感じました。
今回は、スナップ、植物、野鳥を撮影しましたが、この他様々な被写体にこのレンズ一本で対応できると感じました。普段の撮影はもちろん旅行など、なるべく荷物を減らしたい際にも大活躍間違いなしです。
↓↓今回使用したレンズはこちら↓↓