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【SONY】α7IV と FE 20-70mm F4 G の魅力と作例 ~やさしいカメラ記事~

【SONY】α7IV と FE 20-70mm F4 G の魅力と作例 ~やさしいカメラ記事~

カメラをはじめようとお考えの方はもちろん、新しいメーカーへのお買い替えや機材選びなどで悩んでいる皆さまへ向けた「やさしいカメラ記事」を連載してまいります!
「わたしが使っているカメラ以外はよくわからない・・・」という方にもわかりやすく解説してまいりますので、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
今回はSONYの「α7IV」と「FE 20-70mm F4 G」を持って撮影してきました。

「α7IV」はα7シリーズの最新機種。
有効約3300万画素のフルサイズ裏面照射型CMOSセンサー、最新世代の画像処理エンジンを搭載したフルサイズミラーレス一眼カメラです。

「FE 20-70mm F4 G」はSONYが「標準ズームレンズの新基準」と謳う、焦点距離20-70mmをカバーするレンズです。
小型・軽量で、ズーム全域で高い解像性能を発揮します。

それでは赴いた先で撮れた写真をどうぞご覧ください。

日中の室内では窓際の景色に惹かれます。
さっそく広角端20mmと望遠端70mmで一枚ずつ。
最短撮影距離は30cmと短いので、同じ室内の窓辺であってもこんなにも広く写せたり寄れたりと、表現の幅が広いレンズです。

望遠端で花牡丹に寄ってみると、フリルの美しさに見とれました。
ズームレンズは望遠側が暗くなることもありますが、本レンズはF4通しなのでこのような大きなボケ味を得ることができました。
高画素の「α7R」シリーズとまではいきませんが、写真の大きさは7008x4672pxと大きい方です。
ベーシックモデルでありながらフラッグシップ「α1」などが採用している画像処理エンジン「BIONZ XR」を搭載していることもあり、スムーズに連写する利便性と好バランスだと思います。

公園に蒸気機関車があったのでひと部分を切り取り匂わせてみました。
詳しくない自分はこのヒントでは答えを思い浮かべることができませんが、さらに部分的でもわかる人にはわかるのかもしれません。
2枚は同じくらいの時間に撮影した同じ車体の金属ですが、その質感が異なることから印象も全く異なります。
どちらもその雰囲気が伝わってくるので「FE 20-70mm F4 G」は小さいながら優秀なレンズです。

ここまで暗くなかったのですが、木のシルエットと空の色を出すためにアンダーに補正して撮りました。
暗くすることで空の色が濃く出て、思った通り綺麗な一枚になりました。
「α7IV」は先述の通りフラッグシップと同じ画像処理エンジンを積んでいることにより、階調表現や色再現が優れているので、見たものを鮮やかに写すことができるのです。
 
 
いかがでしたでしょうか。
「SONY α7IV」はフラッグシップと同等の各機能と、バランスのよさが光る一台でした。
「FE 20-70mm F4 G」は使いやすさ焦点域と携行性が魅力の、こんなレンズがほしかったと思える一本でした。
どちらも必ず活躍してくれる機材なのでおすすめです。

[ Category:SONY | 掲載日時:24年03月26日 17時00分 ]

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【SONY】この季節に咲く花(80)続、この季節出逢った野鳥達

春の訪れを感じさせる天気の季節となりました。

このブログがアップされる頃には、ソメイヨシノ桜は咲き始めるでしょうか。

桜、野草はSONY α7RIV ボディ ILCE-7RM4A +SIGMA Art 105mm F2.8 DG DN MACRO (ソニーE用/フルサイズ対応)で撮影

その前に早く咲いてた桜です。

「オカメザクラ・阿亀桜」と言います。

ソメイヨシノより二週間早く咲く、カワヅザクラ、カンヒザクラ、オオカンザクラと同時期に咲きます。

花はこれらより小さく、1~1.5cmくらいです。

イギリスでカンヒザクラとマメザクラを交配して作ったものが逆輸入されました。

大きくならないので街路樹として採用されてます。

この季節、街路樹の根元、野原、畑、至る所に生えています。

前者の桜の根本にも生えていました。

「ナズナ・薺」です。

春の七草のひとつで、七草粥にしたり、お新香、天ぷら、あくが少ないので、色んな料理に使われてる野草です。

葉っぱです。

水洗い後、陰で干しにして、煎じて、高血圧、便秘、目の充血、解熱に効きます。

生薬名「薺・セイ」と言います。

このハート型が葉っぱと勘違いしてる方が多いのですが、果実です。

この草の一番の特徴でしょう。

この形が三味線のバチに似てるので別名「ぺんぺん草」の由来になります。

愛する葉の意味「撫菜」が訛って「ナズナ・薺」と付いた説があります。

ちなみに、アブラナ科、菜の花の仲間です。

ここからは、前回、【SONY】この季節に咲く花(79) この冬の季節、出逢った野鳥達の続きで出逢った野鳥達を載せたいと思います。

野鳥は、SONY α7RV ボディ ILCE-7RM5にTAMRON 150-500mm F5-6.7 DiIII VC VXD A057S (ソニーE用/フルサイズ対応)で撮影

ジョウビタキ、雄です。

今回の撮影の傾向で、傍に来てくれます。

ジョウビタキ、雌です。

SONY α7RVの認識AFのおかげで飛び立ちが撮れました。

こちらの方が見慣れたジョウビタキ、雌だと思います。

オオアカハラです。

アカハラとどこが違うか。

顔を見てください。

アカハラより黒いです。

これも、SONY α7RVの認証のおかげで飛び立ちが撮れました。

キセキレイです。

慣れているのか、傍に来てくれました。

エナガです。

今人気の鳥です。

ツグミです。

そろそろ、シベリアにお帰りですか。

最後に。

いつ見ても、威圧感あります。

ワカケホンセイインコの雄です。

首の黒い輪で判別します。

この季節、桜の花(これはオオカンザクラ)を食べにやって来ます。

最後に、前回、今回の野鳥の様子を載せました。

【参考文献】

鳥くんの比べて識別!野鳥図鑑670 永井真人 著 茂田良光 監修 出版社 : 文一総合出版

鳴き声と羽根でわかる野鳥図鑑 吉田 巧監 岩下 緑音声監修 出版社 : 池田書店

なんでもハーブ284 (ポケット図鑑)山下 智道 (著)文一総合出版

フィールドベスト図鑑17巻 日本の薬草  監修: 矢野 亮 出版社: 学研

身近な薬草活用手帖: 100種類の見分け方・採取法・利用法 寺林 進 (監修) 誠文堂新光社

大きくて見やすい! 比べてよくわかる! 山野草図鑑 (朝日園芸BOOKS) 金田/洋一郎(著)  朝日新聞出版

最新版 街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本―収録数600種以上!岩槻 秀明(著) 出版社秀和システム

サクラハンドブック大原 隆明 文一総合出版

日本の桜 (フィールドベスト図鑑)10巻 学研

最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。

[ Category:SIGMA SONY TAMRON | 掲載日時:24年03月25日 17時00分 ]

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【Nikon】Z fcで撮影された「 桜ある風景写真  」をご紹介!

【Nikon】Z fcで撮影された「 桜ある風景写真 」をご紹介!

マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」ではフォトコンテストを常時開催しております!
Nikon Zユーザー必見のフォトコンテスト「Nikon Zf発売記念!Zシリーズフォトコンテスト」はいよいよ終了間近、2024年3月31日 (日)までとなっています。
記事の最後にあるバナーをクリックして、ZシリーズのカメラやZマウントのレンズで撮られた写真をぜひご投稿ください!

さて、本日ご紹介するのは「Nikon Z fc」でご投稿頂いた作品!
ニコンFM2にインスパイアされたデザインでありつつ、現代らしい機能を詰め込んだカメラで撮られた、皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。



【作品名】雨に濡らされ<投稿作品を見る

【投稿者】笹緑茶様

【使用機材】Nikon Z fc + NIKKOR Z DX 18-140mm F3.5-6.3 VR



【作品名】富山の河津桜<投稿作品を見る

【投稿者】i.k様

【使用機材】Nikon Z fc + NIKKOR Z 28mm F2.8



【作品名】桜のなかへ<投稿作品を見る

【投稿者】おもち様

【投稿者コメント】あの先はどんな光景なんでしょうかね~

【使用機材】Nikon Z fc + NIKKOR Z DX 50-250mm F4.5-6.3 VR



【作品名】サクラ<投稿作品を見る

【投稿者】momo様

【使用機材】Nikon Z fc + AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8 G ED



【作品名】桜の森の下<投稿作品を見る

【投稿者】つづ様

【投稿者コメント】見上げると空一面の桜の花

【使用機材】Nikon Z fc


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!


現在開催中のフォトコンテストはフォトコンテスト一覧でご確認下さい。
 
Nikon Z fの発売を記念してNikonのZシリーズや、Zマウントレンズを使って撮影した写真を大募集!

 
累計投稿枚数40万枚突破記念!「カメラを楽しもう!ストックフォト コンテスト」開催中!


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[ Category:Nikon | 掲載日時:24年03月25日 17時00分 ]

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【実機レビュー】今こそ手にしたい「Leica Q2」その名機の魅力を動画でご紹介します

【実機レビュー】今こそ手にしたい「Leica Q2」その名機の魅力を動画でご紹介します

第3世代である『Leica Q3』が発売されて注目が集まるLeica Qシリーズ。
そんな今だからこそ魅力を再びお伝えしたいのが『Leica Q2』です。

言わずと知れた名機ですが、改めてその魅力をQ2らしくコンパクトにご紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください。

 動画チャプター

00:00 オープニング
01:08 撮影していきます
01:56 外観について
03:20 実際に撮影した写真を見ていきます
06:41 総評
07:41 エンディング

 動画について

まずはポートレート撮影から始めます。

焦点距離28mmかつ軽量・コンパクトなカメラなので風景撮影やスナップに適していますが、開放F値1.7なので美しいボケ味を活用したポートレート撮影も楽しめます。

カメラの外観についてですが、無駄な部分は削ぎ落し本当に必要な部分だけを残したスタイリッシュなデザインは『Leica Q2』の大きな魅力の1つです。

凹凸の無いグリップのためホールド性に不安を覚えるかもしれませんが、独特な形状のサムレストとダイヤモンドパターンのレザー加工でしっかりとホールド性を確保しています。
またデザインに合った別売りのケースやストラップを用意することでファッションアイテムの1つとして気分を上げてくれる1台になっています。

性能面でやはり嬉しい点と言えばオートフォーカスが使用できることです。
マクロ撮影時にもAFが使用可能なので快適にマクロ撮影ができますし、ファームウェアのアップデートにより被写体認識性能も向上しています。

焦点距離28mmに加えて、高画素機であることを活かしてクロップ撮影により35mm、50mm、75mmの画角での撮影もできるためより柔軟な撮影をすることができます。

描写力はさることながら、そのデザインの良さも相まってまさにカメラライフの相棒にしたい1台です。
動画ではその他の特徴や写真をご紹介していますのでぜひ最後までご覧ください。

動画を見て「気になる!欲しい!」と思った方は是非チャンネル登録や高評価お待ちしております!

[ Category:Leica YouTube | 掲載日時:24年03月25日 16時01分 ]

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【TAMRON】70-180mm F2.8 Di III VXDの魅力と作例 ~やさしいカメラ記事~

【TAMRON】70-180mm F2.8 Di III VXDの魅力と作例 ~やさしいカメラ記事~

カメラをはじめようとお考えの方はもちろん、新しいメーカーへのお買い替えや機材選びなどで悩んでいる皆さまへ向けた「やさしいカメラ記事」を連載してまいります!
「わたしが使っているカメラ以外はよくわからない・・・」という方にもわかりやすく解説してまいりますので、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
 
今回扱う「TAMRON 70-180mm F2.8 Di III VXD」はソニーのミラーレス一眼カメラ「αシリーズ」に装着できるレンズです。
「αシリーズ」は、α7などの「フルサイズ」センサータイプと、α6700などの「APS-Cサイズ」タイプがありますが、その両方で使えます。
(ただしAPS-Cサイズに付けた場合は、35mm換算で105-270mm相当になります。)
 
それでは作例とともに魅力をお伝えしていきます。
組み合わせたボディは、フルサイズでありながらコンパクトな「α7C」です。
 

鉢に可愛らしいメダカが泳いでいました。
ツンツンと水草を突いています。
本レンズの特長のひとつが、最短撮影距離がMFで27cm、AFで85cmと短いこと。
こちらの写真はAFの最短撮影距離で撮影しました。
レンズの長さが14.9cmなので、レンズの先から70cmのところにメダカがいます。
簡易防滴構造や防汚コートが採用されているので、もし撮影に夢中になってレンズの先が濡れた水草に触れても安心です。
 


建物が重なっている隙間からバイクを載せたトラックが通るのが見えたので、急いでレンズを向けて撮りました。
そんなシチュエーションでもAFが高速かつ高精度なのでシャッターチャンスを逃しません。
 


面白い影があったのでそこに範囲を決め、人が入って来たところを狙ってシャッターを切りました。
離れたところから望遠端180mmで切り取りました。
 


光の反射が面白い時間帯になってきました。
閉店したお店のガラスはじっくりと、走って来るバスの窓ガラスは咄嗟に。
さまざまな撮影シーンに応えてくれるレンズです。
 

カラオケの看板に夕陽が強く当たっていたのでアンダーに振り、光を感じられるようにしました。
焦点距離は84mmです。
ビルや雲が精細に写っています。
特殊硝材を贅沢に使用したことが活かされた高い描写性能です。
 

こちらも飛行機の細かいところまでよく写っていて驚きました。
 


すっかり夜になりました。
ショーウィンドーに飾られた人形がこちらを見ていたり、綺麗なランプがたくさん下がっているカフェがあったりと、歩きながら楽しむことができます。
暗い時間でもAFは迷うことなく、思い通りに写すことができました。
とても優秀なレンズです。
またレンズに手ブレ補正機能はありませんが、今回組み合わせた「α7C」にその機能がありますので、ブレを心配することなく撮影することができました。

大口径望遠ズームレンズは大きくて重くて目立つことがあるので、もっと気軽に楽しみたいと思っていた方は多いと思います。
そのような要望を叶えるのにまさにピッタリのレンズなのです。
ポートレートから風景まで、作品づくりに活躍します。
もしボディとセットで入手したいという場合は、今回使用した「α7C」のような小型のαをおすすめいたします。

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[ Category:SONY TAMRON | 掲載日時:24年03月25日 13時34分 ]

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【OM SYSTEM】街スナップの相棒「OM-1」の魅力

連載中の「カメラを愉しむ」vol.89は「街スナップの相棒 OM SYSTEM OM-1 の魅力」をご紹介いたします。

今回は最先端のデジタル技術を結集し、センサーサイズの常識を覆す高画質を実現した定番人気のミラーレスカメラ「OM SYSTEM OM-1」をセレクト。組み合わせるレンズはコンパクトなサイズながら35mm判換算で90mm相当の中望遠単焦点レンズ「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」で撮影に行ってまいりました。

筆者が日常遣いで愛用している「Panasonic LUMIX G 20mm F1.7 II ASPH.」と比較しても、倍近い画角となりスナップ撮影には少々長いと思われる方も多いかと思いますが、美しいボケ味と被写体がくっきりと浮き上がるその印象的な表現はとても魅力的。

街中を歩いていても肉眼で見ているよりもファインダーを覗いた時に見える世界が愉しく「あ、この可愛いバイクはホンダなんだ」などちょっとした発見も。いつもの準広角から標準域で撮影していたら「風景の一角にバイク」としか意識しなかったでしょう。

思わずシャッターを切った後になんて優しいレンズなんだ。と声が漏れてしまいそうでした。ピント部はキリっと、背景は優しく穏やかなボケ味ですのでこのような春を感じさせるシーンにとてもマッチしています。

被写体との距離感でもその味わいは大きく変わるレンズ。遠景ではキリっと、被写体までの距離が近ければ近いほどホワッと優しい写り。

モノクロームでもカラーでも。絞り値のコントロールでその表現の幅が広いこのレンズはどのような被写体でも「こう表現したい!」そんな気持ちを具現化してくれる素晴らしいレンズだと感じました。

さて少しナイトスナップをする前にカフェでひと休憩しましょう。最短撮影距離 は0.5mとなり、テーブルフォトには向かないレンズであることはご愛嬌といったところでしょうか。

OLYMPUS E-P1と組み合わせてこちらのレンズとナイトスナップしていたあの頃。もう12年前のこと、ボディは大きく進化していますがこのレンズが持つ持ち味は今なお素晴らしい表現力で、これからも末永く作り続けてほしい銘玉だと思います。

OM SYSTEMの強みである高性能な手ぶれ補正 5軸シンクロ手ぶれ補正は、中望遠だからこそその有難さをより実感することができます。12年前のあの当時から「最大4段分の補正効果を誇るボディ内手ぶれ補正機構」を搭載していたことは画期的ではありましたが、その性能差は歴然。夜スナップ好きの方を存分に愉しませてくれる1台に仕上がっています。

ホワッと優しいボケ味。金網にピントを合わせて、陸橋の下を走る車のヘッドライトとテールライトを大胆にぼかして撮影しました。

OM SYSTEMのカメラボディは色味の調整が愉しく、こんなシーンはここを調整してみよう、ここは渋く引き締まった写りに仕上げたいから。などとカメラと向き合いながら表現を変えていくのも良いでしょう。敢えてモノクロームを選び、アンダー目に撮影。スバルの名車アルシオーネの特徴あるデザインを1枚の写真に収めました。

カメラーズハイな気分になり時を忘れて撮影をしてしまいます。いつものスナップ撮影がマンネリ化してきたらぜひこの組み合わせ「OM SYSTEM OM-1」「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」を手に取ってみてください。新たな世界観を見つけることができるかもしれません。


[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:24年03月24日 17時00分 ]

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【Nikon】今こそ語りたい!Nikon Z9の写真・動画の魅力を本音で語ります。

【Nikon】今こそ語りたい!Nikon Z9の写真・動画の魅力を本音で語ります。

カメラ好きなら一度は手にしたいフラッグシップ機。ニコンが誇るミラーレスの最高峰『Nikon Z9』の性能や魅力について、スタッフ2名が熱く語ります。

 本編映像

 動画チャプター

00:00 オープニング
00:54 写真性能について
04:54 操作性・信頼性について
07:51 動画性能について
13:10 総評
14:02 エンディング

 写真性能


普段「Nikon Z6Ⅱ」を使用してるスタッフがZ6ⅡとZ9を比較しながら、Z9の魅力的な写真性能について紹介します。目を見張るものがある高速連写性能についてのレビューは注目です。

 動画性能


Nikon初の8K搭載機種のZ9。8Kで撮影した美しい映像を本編でご紹介しています。

また、動画撮影においてあると助かる機能のピクチャーコントロールやウェーブフォームモニターについても解説します。

 まとめ

写真・動画を問わずあらゆる瞬間を確実に捉えてくれる、フラッグシップ機の『Nikon Z9』
発売から時間が経っても、ファームウェアアップデートで機能の追加や性能の改善で進化し続けてくれる頼もしい1台です。

動画内では写真・動画それぞれの視点から詳細に解説していますので、ぜひご覧ください。
今回ご紹介した商品が「気になった!欲しい!」という方は、高評価・チャンネル登録もよろしくお願い致します!

【動画内で使用した商品はこちら】

[ Category:Nikon | 掲載日時:24年03月24日 16時07分 ]

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【徹底比較シリーズ】一眼カメラをWEBカメラ化!ギタープレイ動画で検証!

【徹底比較シリーズ】一眼カメラをWEBカメラ化!ギタープレイ動画で検証!

“オンライン”が当たり前となった世の中で様々なサービスでハイクオリティが求められています。
その中でも映像コンテンツが大量普及している中で提供する側も見る側も「より良い画質」を求める方が増えていると思います。

生配信などの配信系コンテンツを提供する側として、”スマートフォンのカメラ”や”外付けのWEBカメラ”、”ノートPC付属の内蔵カメラ”を使ってを行う方がたくさんいらっしゃいますが、昨今はデジタルカメラを使いWeb会議や生配信、ゲーム実況などを高画質化して行う方が増えております。

なので今回はこのデジタルカメラをWebカメラ化させる方法についてお話していきたいと思います。

もちろんカメラ側で撮影したデータをそのままアップする方法であれば従来通りのやり方で問題ありません。
しかし今回はカメラ側の映像を生配信したり、パソコンやゲームの画面とカメラの映像を合成して配信、録画したりする際のお話になります。

カメラの映像をPC側に送る方法として「HDMI経由」と「USB経由」という2パターンがあります。
今まで「カメラのHDMI端子からケーブルでキャプチャーボード(ゲームキャプチャー)に接続しUSBでPCに映像データを送る方法」が主流となっておりましたが、コロナ禍に入り各メーカーがWeb会議やテレワークに対応すべく「カメラとPCをUSBで繋ぐだけでWEBカメラとして利用できるサービス」を開始しました。

しかしUSB経由で利用する場合、基本的にはPC側に以下のソフトウェアのインストールが必要となります。


【メーカー毎のソフトウェア名】
Canon・・・EOS Webcam Utility
SONY・・・Imaging Edge Webcam
NIKON・・・Webcam Utility
FUJIFILM・・・FUJIFILM X Webcam
Panasonic・・・LUMIX Webcam Software
Olympus・・・OM-D Webcam Beta

※注意:音声出力は非対応なので「PC側のマイク端子」か「オーディオインターフェイス」に接続し別でマイクを利用する必要があります。


今回はCANONのEOS Webcam Utilityと上記に記載のないSONYのUSBストリーミングを使って画質比較を行っていきたいと思います。

【映像】
・SONY ZV-E1 + FE 35mm F1.8
・CANON EOS R6 + RF35mm F1.8 MACRO IS STM

【音声】
オーディオインターフェイスからPCへ繋ぎレコーディング

短いですが自作曲のギタープレイをお届け致しますので是非ご覧ください。


※書き出しはHD(1080p)60p

ご覧いただきありがとうございます。
CanonとSONYの掛け合いのような形にしたいという気持ちで作曲を始め、最高に楽しく演奏できる曲に仕上げることができました。

では、本題に入りますが今回CanonとSONYを選んだのには理由があります。
まずは各社の対応画質の表を御覧ください。

実は今までの”ソフトウェアを利用したWEBカメラ化”ではCANONが一番画質が良かったのです。
しかし、SONYは一部機種でソフトウェア無しでWEBカメラ化できるようになっており、カメラ側の設定で”USBストリーミング”をONにすることにより4K出力と音声出力が可能となっております。(機種により4K非対応)

しかし重要なのが動作環境です。
720pであれば問題ありませんがフルHD以上の画質を利用する場合「USB3.2以上の対応環境&ケーブル」が必要となります。

なので利用されているPCにUSB3.2以上があるかどうかチェックしてみてください。

【USBストリーミング対応カメラ】(2024年3月現在)
ILCE-9M3、ILCE-7RM5、ILCE-7CR、ILCE-7CM2、ILCE-7M4、ILCE-6700、ZV-E1、ZV-E10、ZV-1M2、ZV-1F、ILCE-7C(Ver. 2.00以降で対応)、 ZV-1(Ver. 2.00以降で対応)、 DSC-RX0M2(Ver. 3.00以降で対応)


ただ今回はギターなので無関係でしたが、カメラの内蔵マイクはもちろんのこと、世間では”神マイク”とも呼ばれている「ECM-B1M」などのショットガンマイクも利用できるのでSONYのカメラを選ぶ一つの理由になりそうです。

今までは音声は別にマイクを用意してPCに接続しなければなりませんでしたが、USB接続のみで映像も音声が出力できてしまうのは本当に便利な機能です。

トリミングテスト

そして、対応の画質とフレームレートにも差があります。
FullHDが約200万画素、4Kは約800万画素となり、トリミング耐性も強く動画内のトリミングテストシーンでも体感頂けたかと思います。
そして、4〜6弦の巻弦の写りも4Kの方がハッキリしています。

フレームレートに関してもFullHD、60fpsまで対応しているおかげで滑らかな映像の撮影や、必要であれば簡単なスローモーションにも対応可能です。

Canonに関しては対応の全てカメラでHD(1080p)30pが利用できますし、2010年に発売されたEOS 60Dですら利用できるという太っ腹。
Canonの対応力には驚きと感謝を隠せません。

しかし、それ以上の画質を求める場合はHDMIから4K対応のキャプチャーボードに繋ぐか、SONYのUSBストリーミングに頼る必要があるので自分に必要なスペックを是非チェックしてみてください。


あと、一つ重要な確認点を上げるとすると長時間の配信時のバッテリー問題です。
CanonではLP-E6NH、SONYではNP-FZ100という大容量なバッテリーが主流となっていますが
「充電を忘れて電池残量がない!」
「長時間配信するのでバッテリーが足りるか不安!」
と思うことも出てくるでしょう。

それには解決策が2パターンあります。
①メーカー側が提供しているコンセントから電源供給して利用するDCカプラーを利用する。
②USB給電対応機種を選び、映像出力はキャプチャーボードを利用する

Canonは純正のDCカプラーが各種バッテリーで出ておりますのでご安心ください。
しかしSONYに関してはNP-FW50対応のものしかコンセントから電源供給できるものがありません。
現在ほとんどのカメラが容量の大きいNP-FZ100対応なので注意が必要です。

なので結論としては
・HD(1080p)30pで十分でDCカプラーを使用したい方はCanon
・HD(1080p)60pまたは4K画質が必要な方はSONY
・USB給電しながら使いたい方はHDMI経由のキャプチャーボード
という事になるかと思います。

USB、HDMI、どちらの方法でもPCの状態やUSBの性能、キャプチャーボード性能などによりコマ落ちが発生する場合があります。
状況に合わせてWebカメラ化させるべきなのか考えていただくと良いと思います。

ここまで解説させていただきましたがいかがでしたでしょうか。
是非、皆さんもこの機会に高画質動画を利用できる環境を手に入れてみてください。

そして、よければ私の楽曲を聴きにこの記事をたまに覗きに来てください。
御覧いただきありがとうございました。

[ Category:Canon etc. SONY | 掲載日時:24年03月24日 11時30分 ]

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【Leica】M2とM10-P、春を待つ。

【Leica】M2とM10-P、春を待つ。

ファーストライカのM2を手に入れてからおよそ5年、デジタルを手に入れてから4年。当初は「フィルムで沢山撮り続けるぞ」と意気込んでおりましたが、最近は専らデジタルばかり。枚数を気にせずシャッターを押せるので、より被写体に対して無心になれるのです。

特にM10-Pが手元に来てからというものフィルムの使用頻度は0ではないにしろ下がってしまったのは事実。
しかしそれも、この春で変化の兆し。

先日、関東では遅めの梅を見に裏高尾へ。
メインで使うカメラはM10-P、それとレンズホルダー代わりにとM2も参戦させました。
これがまたフィルムの楽しさを呼び起こすことになるとはつゆ知らず。


主に使用したレンズはエルマー35mmとズミクロン50mm固定鏡胴、私のお気に入りセット。
エルマーの周辺減光やフレアの出方はいかにもオールドレンズらしく、春の何とは言いたくない空気のかすみを表現してくれます。
なぜ言いたくないか、それは想像しただけで目の痒みとくしゃみが出そうになるから。
ズミクロン固定鏡胴は1st世代らしからぬ端正な描写と、それを際立たせるかのようにゆがむボケが両立できる数少ないレンズです。
デジタルに使っても、当然フィルムでも最高のレギュラー2本。

今回はこれに加えて妻に借りたミノルタロッコール90mmも仲間入り。
粒のように咲く梅にできるだけ寄って、大きく写したいがための策ですが吉と出るか凶と出るか。

上から90mm、50mm、35mm。
ロッコール90mmは落ち着いた風合い。余計な味付けをせずただ実直に90mmF4を貫徹。
ズミクロン50mmは流石とも言うべき期待通りの画作り。色乗り、描写に文句なし。
エルマ―35mmはこれでしか出せない色と効果を必ず持ってきてくれます。現像までのラグタイムがその魅力を一層引き立てることに。

35mmの写りはもういくらでも予想がつくようになってしまったので思った通りに良い写りなのですが。
50mmと90mmはある程度絞って撮ったにもかかわらず、さすがにボケ感を色濃く感じて被写体の立体感が際立ちます。

二ヶ月ぶりくらいの現像だったので、受け取ってから写真を確認するまでの時間で感じる高揚感もまた久しぶり。
アプリと繋いですぐスマートフォンで見ることができる、シェアできるというのも便利な世の中ですがこのワクワク感を味わうことはできません。

ここからはM10-P。






M10-Pの写真も上々。しかしそれ以上に今回はフィルムが期待を越えてきました。
これまでも幾度となく「フィルムっていいな」と感激した過去はありますが、今年もまたその衝撃に押されて更なる深みへ沈んでいく予感。
フィルム沼、レンズ沼から脱出できた経験はありません、段階的により深く、深くへ。

関東は3月下旬とは思えぬ寒さにまた襲われています。

来年の今頃は桜を待ちながら何を思うのでしょうか。
この記録を読みながら去年はまだ寒かったらしいと思い返しながらやはり同じカメラと共に写せるのならそれ以上の幸せはないでしょう。
ライカは生涯に渡って楽しむことができるカメラ。特に私のエルマー、ズミクロン、M2は合わせて約200歳。その存在が物語っています。

デジタルカメラは電子機器である以上同じようにとはいきませんが、早く手に入れれば入れるほど長く使う事ができるのは事実。
是非、その憧れと共に季節を歩んでください。

[ Category:Leica | 掲載日時:24年03月23日 18時55分 ]

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【Canon】EOS R50と軽やかに

3月上旬、寒暖差が激しい日が続く中、風はあるものの寒さは少し和らいだ日、

少しお洒落をして日頃のご褒美として贅沢ランチに出かけました。

お供に【Canon EOS R50ダブルズームキット】を持って行きます。

標準ズームと望遠ズームレンズのキットですが、ボディレンズ共にコンパクトなため小さめなカバンにも収まります。

 

【Canon EOS R50 x Canon RF-S18-45 IS STM】

いちごを思いきり堪能したくて選んだお店ですが、店内の装飾がおしゃれで大正解でした。

 

【Canon EOS R50 x Canon RF-S18-45 IS STM/ 18mm F4.5 1/18秒 ISO250 ±0】

ここではEOS R50の【クリエイティブブラケット】を試してみました。

【クリエイティブブラケット】は「カメラが自動的に複数の写真を撮って提案してくれる機能」です。

シャッターを切ると明るさや色合いを変えた写真をカメラが自動で記録してくれます。

こちらはクリエイティブブラケットの提案一枚目、曇天で窓からの日差しが弱く、店内の照明も落ち着いている事から、露出暗めに見えますが肉眼で見た印象に近いです。

【Canon EOS R50 x Canon RF-S18-45 IS STM/ 18mm F4.5 1/18秒 ISO250 +1】

別パターンとして提案されたのがこちら、一枚目に比べてポップな印象です。

この様に好みが分かれそうな両極端な処理をカメラが提案してくれる事で、撮影が新鮮でした。

 

【Canon EOS R50 x Canon RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM】

心もお腹も幸せに満ち、少し天気も良くなっていたため周辺を散策することにしました。

ムクドリがちょこちょこと歩いているかわいい姿を離れた場所から、邪魔することなく撮影出来ました。

望遠ズームレンズ「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」に付け替えても、ボディと併せて約650gとかなり軽量で身軽です。

AFスピードも素早く正確で、小さな鳥に直感的にシャッターを切ってもしっかりとピントを合わせてくれます。

 

【Canon EOS R50 x Canon RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM】

【Canon EOS R50 x Canon RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM】

チューリップやビオラ、シクラメン等カラフルな花壇を【クリエイティブアシスト】機能の、【VIVID】を選択し撮影しました。

難しい設定はなく、モニター上のタッチ操作で簡単に好みの写真が撮影できます。

 

【Canon EOS R50 x Canon RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM】

水辺から上がり日向ぼっこをしているカワウを少し離れた位置から撮影しました。

 

完全にカメラ任せのオートでいろいろ撮影をしましたが、家に帰りPCで画像の確認をしたら、

カワウの瞳の中に映るビル群までしっかりと確認ができるほど、高画質な写真が撮れていることに驚きました。

 

とても小型で軽量で、望遠ズームを付けて持ち歩いていても、

上に向けて撮影をしても重さを感じることは全くないので、これからの桜の季節にも大活躍してくれそうです。

 

 

[ Category:Canon | 掲載日時:24年03月23日 16時23分 ]

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【SONY】クリエイティブルック ムービー Vol.4『SE』

このブログでは、SONYのカメラに搭載されている「クリエイティブルック」の動画作例を、連載形式でご紹介させていただきます。

「クリエイティブルック」とは、SONYのカメラ機種に搭載されている10種類のプリセットです。
「ピクチャープロファイル」とは違い、専門的な知識は必要ありません。
直感的に自分だけの絵づくりが可能で、柔らかい雰囲気や、フィルムライクな色表現、現像なしで気軽に楽しめる機能となっております。

クリエイティブルックをユーザー自身で細かくカスタムすることもでき、自分だけの色表現を簡単に再現できるのも魅力の一つです。
カスタムルックとして保存をすれば、いつでも呼び出してその色を楽しめます。
このご紹介ブログでは、ご覧いただいているお客様に分かりやすいように、全てプリセット通りの作例でご紹介させていただきます。

第4弾は「SE」

今回のこの動画を撮影するにあたり、使用した機材は
SONY α7CⅡとSONY FE PZ 16-35mm F4 Gです。
2023年の10月に発売されたα7CⅡは前モデルのα7Cから、パワーアップした機種です。
瞳AFやAFの追従性能の向上、よりしっかりとしたグリップ感、ファインダーがより見やすくなったなどパワーアップした箇所は多くありますが、動画性能でも機能が向上しました。

α7Cでは対応していなかった4K60P、対応しているもののクロップでの記録となっていた4K30Pもα7CⅡではどちらもクロップせずに撮影が可能となりました。
そのため、α7Cのコンパクトさをそのままに動画も楽しみたい方に人気のカメラとなっています。

使用レンズのFE PZ 16-35mm F4 Gも動画撮影される方にオススメしたいレンズです。
広角域を広くカバーした画角のため、広大な景色を撮影されたい方や自身も撮影するVlogなどで広く使用される方が多いです。
パワーズームのため、ズームイン・ズームアウトも簡単にでき初めて動画に挑戦したい方に一度使って頂きたいレンズです。
そして353gという500mlの飲料水よりも軽く小さいという利便性の高さも人気の理由の一つです。

こちらのα7CⅡとFE PZ 16-35mm F4 Gの組み合わせは、利便性と撮影性能の高さのどちらも両立している「SONYらしい」組み合わせと言えます。

ここからは、動画の切り抜きとともに紹介していきたいと思います。
今回使用したクリエイティブルックのセピア。
SONYのカメラで撮影する際に、クリエイティブルックを使用し気軽に写真表現を普段と変えて楽しむことは多くありましたが、
セピアを使ってみたのはこれが初めてでした。
モノクロとも違うレトロな写りになりますが、どんな写りを楽しめるのかワクワクします。
そもそもなぜ、セピア色の写真=レトロなのでしょうか。
調べてみると、撮影した時からセピア色の写真が出来ているわけではなく、モノクロ写真に使用されていた劣化防止剤の経年劣化により、モノクロがセピア色へと変色しているそうです。
そのため、セピア色の写真は昔の人が撮影した写真を現代の人が見つけて、懐かしい気持ちになるものだと言えそうです。
ノスタルジーを刺激した写真を撮影したい際などに効果的に使用するとより表現の幅は広がりそうです。

セピアということで、この動画のテーマを「昔の人も今の人も変わらず見ていた、と思うもの」に決め撮影を開始しました。
それは、例えば花や木、鳩などの自然を生きるものでした。
こちらの木は、なぜかキリンのような水玉模様が表面に出ていて面白いなと思いました。
上下に水玉模様にフォーカスしていきましたが、私がカメラを動かすタイミングに合わせてカメラもフォーカスポイントを正確に追従していきます。
普段から動画を撮影することは少ないため、このAFの正確さ・追従性能の高さには助けられました。
写真でも動画でも、撮影に置いて慣れていない動作が少しでもある場合は、その動作を助けてくれるような性能がより高い機材を選んでいくことも、機材を選ぶうえで重要なポイントになると思います。

今回は、このカメラとレンズをDJI RS 3に載せています。
ジンバルは、使用するカメラとレンズの重さによって積載量をクリアした機種を選ぶ必要があります。
載せられる重さが重くなればなるほどジンバル自身の重さも重くなるため、可能であれば一度手に取って重さを確認することがオススメです。
こちらのDJI RS 3は積載量が3㎏、重量は1.3㎏です。
とても軽い、とは言えませんが手持ちの動画撮影では悩まされる手ブレをほぼ抑えることが出来ることを考えると、よりスムーズに流れる動画を撮影するためには必須アクセサリーです。

こちらの画像は鳩を見つけた時に、鳩が普段から見ている視界で撮影をしてみようと思い、地面にカメラを近付けて動画を撮りました。
このような動作をする時もジンバルを持つ手を下に向けただけでカメラの水平を維持したまま、無理な姿勢をとることなく撮影出来ました。
ジンバルを使用する前では、重さもありジンバルを使用する事に最初は消極的でしたが一度使用してしまえば、動画撮影の際には必ず使用したいと思うほどでした。

春らしい、桜のようなピンクの花が咲いていました。
セピアのためその色を動画で写すことは出来ません。
しかし、昔の人がモノクロで写真を撮る時、またその写真を後日現代の私達がみつけた時、色や描写を想像しながら写真を見ることは豊かな時間だったのではないでしょうか。
それは、色鮮やかな花びらをこの動画を見る人は花の色をどんな風に想うのだろうと考えながら撮影した時は、のびのびとゆっくりとした時間だったことから春の日差しを浴びながら考えたことでした。

クリエイティブルックの魅力は、カラーグレーディングでしか出せないような特別な色味を楽しみたい方、自分の好みの色を見つけている最中の方や、普段とは違う雰囲気の映像や作品を作ってみたい方々に、気軽に試していただけるところだと思います。

皆様も是非、SONYのクリエイティブルックをお楽しみください。

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[ Category:SONY | 掲載日時:24年03月23日 11時30分 ]

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【Canon】気軽に撮れるフルサイズ

徐々に気温が高くなり、過ごしやすい日が増えてきたのでCanon EOS RPとRF35mm F1.8 マクロ IS STMを持ってキャンプに行ってきました。冬は暖房器具がないため控えていたキャンプですが、久しぶりに行くことができる!とワクワクしながらキャンプ地へと向かいます。

設営が終わりチェアに座って早速乾杯!F1.8なので被写体にピントが合って、後ろはすっきりボケていい感じです。

今回持ってきた機材ですが、キャンプなのであまり荷物は増やしたくない…という思いがあり、EOS RPを選びました。EOS RPのボディ単体の重さは約485g。フルサイズでしっかり綺麗な写真を撮れるのにコンパクトに収まるところに魅力を感じて、今回持ってきてみました。

しばしのんびりした後は、カメラを持ってキャンプ場内の散策タイム。散策してみると意外と広く、敷地内にはなんと小さな滝までありました。こんな被写体に出会えるとは思っていなかったので、写真を撮るテンションも上がります。

今回持ち出したRF35mm F1.8 マクロはハーフマクロの撮影もできるので、お花にグッと寄って撮ってみました。お花の中央にピントが合って、前ボケや後ボケはなめらかにボケていて綺麗な描写です。

日が傾いていい時間になってきました。少しずつ日が伸びて、日没の時間が遅くなっていることで季節の移り変わりを感じます。空がほんのりピンクに染まっている、絶妙なこの色合いをしっかりと写し取ってくれます。

待ちに待った焚火の時間。何度かシャッターを切っていると、ちょうど爆ぜる瞬間を撮れました。

今回初めてEOS RPを使ってみましたが、第一印象の”コンパクト”は実際に使用してみても変わることはありませんでした。コンパクトなボディでありながらよく写り、しっかりと握りやすいグリップがあり、価格帯もフルサイズ機としては控えめなので、初めてのフルサイズ機にぴったりだと思いました。

また、コンパクトなボディは女性(筆者)でも扱いやすかったです。女性がカメラを持ち出す時に、せっかくおしゃれな格好をしても、カメラが大きすぎてカメラバッグが巨大化してしまう問題があるあるだと思います…。でも、コンパクトなサイズのカメラならバッグの選択肢も広がりますし、長時間持ち運んでも疲れないので、おすすめの1台です。

 

↓今回使用した機材はこちら↓

[ Category:Canon | 掲載日時:24年03月23日 11時04分 ]

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【OLYMPUS】菜の花ポートレート~OM-D E-M1 Mark III ~

【OLYMPUS】菜の花ポートレート~OM-D E-M1 Mark III ~

春目前。この頃は暖かい風や日差しを感じることが多くなってきたように思います。そう感じるのは人間だけではないようで、動物や植物達の動きも活発になってきています。今回は菜の花をお目当てに、ポートレートに挑戦しました。

この日は少し残念な曇り空。お天気には恵まれなかったものの、気心の知れた友人との撮影は、楽しいこと間違いなしで終始笑顔が絶えることはありませんでした。この場をお借りして感謝申し上げます。

M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO

使用した機材は、「OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III」。
2020年の2月に発売された本機は、高画質且つ機動性に優れたプロフェッショナルモデルとして登場しました。
組み合わせたレンズは以下3本。

M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO
・M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO

F1.2大口径単焦点シリーズです。“ボケを極める”その名の通り、美しくにじむボケと高い解像力が両立された素晴らしいレンズ達と被写体を印象的に切りとっていきます。

M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PROM.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO

少し心配だった菜の花の咲き具合。思わずわぁっと声に出して喜んでしまうほど、満開をむかえていました。
本カメラは、有効画素数約2037万画素の4/3型Live MOS センサーと画像処理エンジン「TruePic IX」を搭載しています。この2つの要素が組み合わさることで、M.ZUIKOレンズの高い光学性能を引き出し、素早く高画質な撮影が実現されました。

M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO

レンズを変えてみました。「M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO」は35mm判換算で90mmの大口径中望遠レンズです。ポートレートに最適な焦点距離に加え、最短撮影距離50cm、最大撮影倍率0.1倍(35mm判換算0.2倍)と近接撮影にも優れた贅沢な仕様になっています。自動的に人物の顔・瞳を検出してピント合わせを行う顔優先/瞳優先AFは、被写体が近くても遠くても素早く検出・追尾してくれました。髪の毛一本一本までしっかりと描写しつつ、まろやかなボケがとても気にいっています。

M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO

ガサガサっと音がして目をやると、食事中のヒヨドリがすぐそこに。慌てて静かにフォーカスモードを追尾AFに、単写から連写Hに切り替えます。飛び立つ瞬間はとらえられませんでしたが、ポートレートが目的だった単焦点レンズでここまでしっかりと野鳥を撮影でき、大興奮の一瞬でした。急な出来事にベストではない体勢でシャッターをきりましたが、小型軽量なシステムと高い手ぶれ補正能力のおかげでヒヨドリの食事を邪魔することなくやり過ごせたと思っています。

M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO

準広角域である「M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO」。広角レンズで心配される周辺部の歪みは全く感じられませんでした。秘密は搭載されたED-DSAレンズにあります。ED(特殊低分散)レンズとDSA(レンズ中央部と周辺部の厚さの比が極めて大きい大偏肉両面非球面)レンズの両方の特性を持ち合わせたレンズです。この特殊なレンズのおかげで更なる軽量化、コマ収差や歪曲収差・画面周辺での色にじみを効果的に補正しています。ポートレートに限らず、風景やスナップ撮影にも使いたいレンズです。

M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO

F1.2大口径単焦点シリーズの初代、大口径標準レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO」。個人的な画角の好みになってしまいますが、シリーズの中で一番好きなレンズです。カメラもレンズも手にすっぽりと馴染んで、時間を忘れて没頭してしまいました。OLYMPUSは複数本のレンズを持ち歩くことも、レンズの着脱も全てがコンパクト。手にしたら最後、極められたボケとミニマムなカメラライフの虜になってしまいます。

今が狙い目な「OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III」。充実した性能のプロ機でありながら、お財布にも優しいカメラではないでしょうか。F1.2大口径単焦点シリーズでは、4月10日までキャッシュバックキャンペーンが開催されています。この機会に是非ご検討ください。

▽キャッシュバックキャンペーンの詳細はこちらから▽

 







[ Category:etc. OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:24年03月22日 18時18分 ]

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【保存版】結局どれを買えばいいの?EOS Rシリーズ12機種の魅力を動画でご紹介。

【保存版】結局どれを買えばいいの?EOS Rシリーズ12機種の魅力を動画でご紹介。

Canon EOS Rシリーズといえば、小型・軽量、動画特化、最上位機種と様々な特徴をもつ機種が多くラインナップされています。
これだけ種類が多いと
「結局、自分にはどのカメラが一番あっているのだろう?」
そのように迷ってしまう方も多いかと思います。

そこで今回は、マップカメラYouTubeスタッフ総勢5名が
それぞれのおすすめカメラを、短く・簡潔に・分かりやすくプレゼンしております。
自分にあった1台を探すお手伝いとなれば幸いです、ぜひ動画をご覧ください。

 本編映像

 動画チャプター

00:00 オープニング
01:07 1人目の提案(EOS R・EOS R7)
04:55 2人目の提案(EOS R5・EOS R5 C)
10:12 3人目の提案(EOS R50・EOS R10・EOS R8)
14:18 4人目の提案(EOS RP・EOS R6)
16:40 5人目の提案(EOS R3・EOS R6MarkⅡ・EOS R100)
20:36 エンディング

 スタッフ1人目の提案


1人目のスタッフは初めて買ったミラーレスカメラであるEOS Rの紹介からスタートしました。
初めてのカメラに組み合わせたレンズがなんと純正ではなくサードパーティーという面白いチョイスに加え
APS-C機で唯一、3000万画素を超える画素数を有するEOS R7と超望遠単焦点の組み合わせでの飛行機撮影をご提案しております。

 スタッフ2人目の提案


2人目のスタッフは動画撮影の観点からEOS R5とEOS R5 Cの違いについて語ります。
高精細な8K収録ができるEOS R5ですが、長時間撮影に対する弱点があり
その弱点を克服するために導入したのがEOS R5 Cです。
しかし、EOS R5にはあって、EOS R5 Cにはない機能もわかりました。いったいどの機能なのか、気になる詳細はぜひ動画をご覧ください。

 スタッフ3人目の提案


3人目のスタッフはなんと3機種のご紹介。
価格やスペックが似ていて、迷いがちなEOS R50とEOS R10。
2点の注目ポイントについて解説しており、違いが非常にわかりやすくなっております。

さらに、EOS Rシリーズフルサイズ機の中で最軽量のEOS R8の推しポイントもご紹介。
前2機種とはどのように違ってくるのでしょうか、こちらの詳細もぜひ動画をご覧ください。

【各種レンズキットもございます】

 スタッフ4人目の提案


4人目のスタッフは小型・軽量でスナップ撮影にぴったりの2機種をご紹介しております。
アウトドアシーンで扱いやすいEOS RPの特徴や、セットで使いたい35mmレンズの使用感を語りました。
手ブレ補正機能が搭載されて、オールドレンズとの相性がぴったり、なおかつお手頃価格になってきたEOS R6についてもご紹介しております。

 スタッフ5人目の提案


5人目のスタッフは最新高性能機に加えて+αのエッセンスとなる機種をご紹介。
2024年3月現在、最上位機種として君臨するEOS R3の素晴らしい性能や
第2世代であるEOS R6 MarkIIの改良点を熱く語るスタッフでしたが
なんと一番のおすすめ機種はEOS R100でした。
コンパクトなボディにぎゅっと性能を詰め込んだEOS R100。
「ラフに使いたい時がある」そんなリクエストに応えてくれる1台についても熱く語っております。
是非、その様子を動画でご覧ください。

この動画をご覧いただければ、あなたのベストEOSが見つかるはずです。
各スタッフそれぞれがユニークかつ熱のこもったレビューをしてくれました。
動画内ではここでご紹介しきれなかった各ボディの特徴や、より詳細な魅力に触れるトークをしておりますので是非ご覧いただけますと幸いです。
今回ご紹介した商品が「気になった!欲しい!」という方は、高評価・チャンネル登録もよろしくお願い致します!

[ Category:Canon YouTube | 掲載日時:24年03月22日 18時15分 ]

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【SONY】α7SIII と FE 24-105mm F4 G OSS で山へ

【SONY】α7SIII と FE 24-105mm F4 G OSS で山へ

少し前に山へ行きました。
持参した機材はSONYの「α7SIII」と「FE 24-105mm F4 G OSS」。
「α7SIII」は写真はもちろん映像にも強い、撮影者のクリエイティビティを掻き立てるフルサイズミラーレスカメラで、最高感度はISO409600と大変優れています。
そして「FE 24-105mm F4 G OSS」はズーム全域での高い描写性能と高速・高精度なAF性能に高い機動力も併せ持つ、小型で高性能な標準ズームレンズです。

山へ向かうために住宅街を歩いていると、びっくりするような大きさの車両進入禁止マークがありました。
せっかくなのでそれを強調した奥行を感じる写真を撮ってから、まずはローカル線の駅へ。

突如視界が開けて、線路が現れました。
左右にある木は背が高く、線路とその向こうの景色へと自然に視線が誘導されます。
今回の機材がこのどんよりとした重い雲をうまく表してくれています。

ローカル線の駅にある、かつて使われていたのであろう窓口。
切符やお金のやり取りをする開口部に、松ぼっくりが並んでいました。
少し離れたところから望遠端で誇張なく撮ります。
105mmという中望遠域までカバーしてくれるので、先ほどの住宅街の写真と比べても全く雰囲気が異なるのを感じていただけるかと思います。

ロープウェイで一気に山を登ります。
青空も少し見えるのになんだかすっきりしない感じを、まさに見たままを撮ることができました。
再現力が高いです。

今回山に登った目的のひとつが、こちらのロウバイ。
ロウバイは漢字では蝋梅と書くのですが、その理由はまるで蝋細工のようだからだとか。
確かに質感が似ています。
こちらの写真は絞り開放で撮りました。
レンズによっては奥のボケ味が、ラインが二重に出るなどゴチャゴチャすることもありますが、本レンズで撮ればなだらかで美しいです。
開放F値がF4ということでボケが物足りないのではと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、このくらいの量は得ることができるのでご安心ください。

太陽を遮っていた雲がなくなったのか、麓の町に光が差し込んでいます。
都会でタワーに上るのとは違い、山の大きさがわかる場所から光の当たる場所と当たらない場所を見ていると、なんだか人間の無力さを感じてしまいます。
等倍で見てみると向こうの山にある光が当たっている木々が精細に写されています。
約1210万画素のセンサーで細部までよく写っていることに感心します。

ロウバイがたくさんある場所を見つけました。
枝をシルエットにして、ちょうど沈まんとする太陽に添えて撮りました。
光芒が出るようにしっかり絞っています。
迫力がある雲の立体感もよく表現されていると思います。

何の木なのかわかるよう、今度はもう少しロウバイであることを感じられるよう、枝に寄って撮った一枚。
「ロウバイ x 夕陽」というテーマでいくつも撮りようがあるので楽しめます。
ただし夕陽は待ってくれませんが。
ロウバイの写真はいずれもISO80で撮影しています。
高感度だけでなく低感度も使えるのが実はとても便利で、強い光があるときや背景をぼかしたいときなど、常用ISO80の恩恵に預かる機会は多いでしょう。

ロープウェイの最終便で山から下ります。
この便を逃すと、暗い山道を徒歩で下山しなければならないと聞いたのです。
ロープウェイという決して広くはない場所も、広角域までカバーする本レンズのおかげで雰囲気のわかる写真が撮れました。

日が暮れたローカル駅のホームに並ぶ柱。
いかにも風情がある駅舎で、塗装が剥げた柱にもうっとりとします。

「1番線」と書かれた案内板が下がっています。
とても落ち着いておりよい雰囲気です。
右側は源光があるのではなく、蛍光灯の光が届く範囲が限定されるため暗くなっています。
駅の写真はどちらもISO12800で撮りました。
本機は階調表現に優れてノイズを極限まで抑制してくれるので、このように感度を上げてもザラザラしたり実際と異なる色に転んだりすることはないのです。

向こう側にもホームがあり、電車の本数が少ないことからゆったりとした時が流れています。
光が比較的少ない状況ですが、よく見ると屋根と空がきちんと分離されています。
さすが最高感度ISO409600を誇る優れた高感度性能の「α7SIII」の描写力といったところです。
 
 
いかがでしたでしょうか。
「α7SIII」と「FE 24-105mm F4 G OSS」の組み合わせを一日堪能できました。
ちょっとした旅行にもピッタリな組み合わせだと思いました。
ボディは軽量・コンパクトで携行しやすく、夜のスナップにも使えるくらい高感度撮影を得意としています。
レンズの方は、広角から中望遠域までカバーし、開放F値4と通常の使用には十分な明るさがあります。
どちらも高画質と使いやすさを両立し満足のいく写真を残せるので、おすすめの機材です。

[ Category:SONY | 掲載日時:24年03月22日 17時09分 ]

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【FUJIFILM】X-Pro2と白黒でちょっとそこまで

【FUJIFILM】X-Pro2と白黒でちょっとそこまで

とある休日の午後、近所の里山を散歩してきました。

この日のお供はFUJIFILM X-Pro2とXF35mm F2 R WR。
普段と違った撮影をしてみたく、フィルムシミュレーションをアクロスに設定しています。

雑木林の中に入っていくと鳥のさえずりが響き、木々の間に午後の光が差し込んで来ています。
土の道を感じながら尾根に出来た道を進んでいきます。

足元を見るとタンポポが花を咲かせていました。ファインダーを電子式に切り替えて撮影します。
X-pro2は、ハイブリットファインダーなので通常の撮影は光学ファインダーを、ピントをしっかり見たいときや近づいて撮影するときは電子式にと、
シチュエーションに合わせて切り替えることが出来るのも魅力です。

分けれ道の看板が立っていました。どちらに向かおうか考えながらシャッターを切ります。
XF35mm F2 R WRは絞り込んで撮影するとモノクロらしいシャープな描写を見せてくれます。

林の中に大きな鉄塔が立っていました。空を見上げてると大きさや金属の質感を感じることが出来ます。
光学ファインダーを使って、仕上がりを想像しながら空を切り取ってみます。

尾根道から谷間に降りてくると小さな水の流れがありました。水面には谷の木々がぼんやりと反射し小さな水音を立てています。
X-pro2は水面の雰囲気や水辺に生えている植物や土の質感を捉えてくれました。

谷間に光がさしてシダにあたっていました。降り注ぐ光が地面に根を張るシダの力強さを一層感じさせます。

明るい場所へ出てきました。道は続いていますが今日はここまで。

X-pro2は描写力はもちろんのことクラシカルな外観や切り替え式ファインダーなどが、コンパクトなボディに集約されているところが魅力です。
いつでも持ち歩きたくなるカメラとちょっとそこまで、春を探しに出かけてみませんか。

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:24年03月21日 17時00分 ]

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【FUJIFILM】X-T5とフジノン XF16mm F2.8 R WRで銀座ポートレートスナップ

少しずつ春の訪れを感じるようになってきた3月上旬、「FUJIFILM (フジフイルム) X-T5 ボディ ブラック」に「フジノン XF16mm F2.8 R WR ブラック」を装着し、銀座の通りから東京駅周辺までを歩きながら撮影をしました。

XF16mm F2.8 R WRは小さなレンズで取り回しもし易く、 X-T5とのマッチングも良好。メーカーが公開する4020万画素センサー推奨 Xマウントレンズのリストにも掲載される一本なので、高画素機にも耐えうる写りとなっています。

歩行者天国の入り口での1枚。広角寄りのレンズであるので被写体と空の両方を写しこむことが出来ます。敢えてメインの被写体からピントを外し、懐かしのフィルムカメラのような演出をすべくフィルムシミュレーションモードはクラシッククロームを選択。彩度が抑えられるため、ここでの人物と風景の組み合わせに適していると感じました。

通りに立っていた標識と人物を入れ込んでの1枚。ここではETERNA(エテルナ)を選択。映画用フィルムをベースとしているので動画の一部を切り出したかのような、色合いを表現できています。

建物の入り口が鏡張りとなっている場所を発見。そこにいる人物と鏡の中の人物を両方写しこんでで対比を表現しました。
ACROS(アクロス)を選択し対比を強調する為にモノクロで色情報を取り除きました。

東京駅での一枚。パッとカメラを構えましたが少し距離が足りませんでした。そこで私自身がAELボタンに割り当てをしているデジタルテレコンを使用しクロップ撮影。焦点距離を延ばして撮影しました。X-T5は約4000万画素なので2倍クロップでも十分な解像感を得ることができました。

上記写真をクロップしたもの。特徴的なレンガの壁であり直線が交わっていますが、クロップをしてもぼやけることはなく当レンズは歪みを感じる事もなくシャープな写りをしています。

建物の壁面を背景に撮影をしました。16mm(35mm判換算:24mm相当)なので大きく建物の壁面と人物を両方入れ込むことが出来ました。ここではビビッドなカラーが印象的なVelvia(ベルビア)を選択。

先程の場所の真後ろに向きを変えての撮影。広い通りから大空へと続く景色と共に人物を入れ込み撮影。人物、青空、緑の表現に長けているASTIA(アスティア)を選択しました。
中望遠レンズが使用されることの多いポートレート撮影ですが、今回は16mm(35mm判換算:24mm相当)で挑戦をしてみました。広角寄りですので離れた所から背景のボケ量は減ってしまいますが最短撮影距離が17cmと短いので被写体に寄ることで大きなボケを作り出すことが出来ます。

また先述したように約4000万画素を誇るX-T5、1.4倍クロップをしても約2000万画素を残しつつ35mm判換算で約34mm相当、2倍クロップでも引き延ばしたりしなければ画質面でも不満の少ない1000万画素を残して35mm判換算で約48mm相当を使用することが可能です。

このような方法では広角レンズ一本でも標準域に近い焦点距離で撮影することができるので非常に便利です。今後、春から夏にかけて大型アップデートが予定されているX-T5。新たなフィルムシミュレーションモードの追加も含まれていますので、これからも長く使い楽しむことが出来そうです。


 

▼ 今回紹介した機材はこちら ▼

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:24年03月21日 13時39分 ]

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【Leica】Q2で撮影された「街角スナップ写真」をご紹介!

【Leica】Q2で撮影された「街角スナップ写真」をご紹介!

マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」ではフォトコンテストを常時開催しております!
現在開催中の「カメラを楽しもう!ストックフォト コンテスト」の受付期間が3月31日までとなっています。
入賞者にはお買い物で使えるポイント「総額 44万ポイント」をプレゼント!
通常のグランプリなどのほか、新製品で撮られた作品だけが対象の「新製品賞」もありますので、記事の最後にあるバナーから詳細をご確認のうえぜひご応募ください。

さて、本日ご紹介するのは「Leica Q2」でご投稿いただいた作品!
卓越したカメラ性能と時代に左右されない洗練されたデザインを受け継ぎながら、明るく高性能なレンズ「ライカ ズミルックス f1.7/28mm ASPH.」を搭載したカメラで撮影された、皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。



【作品名】Saturday morning<投稿作品を見る

【投稿者】yoko様

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[ Category:Leica | 掲載日時:24年03月20日 11時29分 ]

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【Canon】パンケーキレンズの実力。②EF-S24mm F2.8 STM編

【Canon】パンケーキレンズの実力。②EF-S24mm F2.8 STM編

パンケーキレンズとは パンケーキのように薄い一眼カメラ用のレンズ


CANONには3本のパンケーキレンズがあるのはご存知でしょうか。

・CANON EF40mm F2.8 STM(2012年6月発売)
・CANON EF-S24mm F2.8 STM(2014年11月発売)
・CANON RF28mm F2.8 STM(2023年7月発売)

EF40mm F2.8 STM / RF28mm F2.8 STM / EF-S24mm F2.8 STM

パンケーキレンズと聞いて中には不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。

もしかして小さいレンズは描写がいまいちなのではないか…

しかし心配はご無用。 実はこのパンケーキレンズ達、かなりの実力の持ち主なのです。
なので今回はそれぞれのレンズの良さを3編に分けて紹介していきたいと思います。

今回、第2回目にご紹介するレンズはEF-S24mm F2.8 STM

先に発売していたEF40mm F2.8 STMをAPS-Cで使用すると焦点距離が約64mmになるため画角が狭くなっていましたが、2年後に待望のAPS-C版として登場しました。

第一弾EF40mm F2.8 STM、第三弾RF28mm F2.8 STMの記事は下のバナーリンクからご確認ください。


前回に引き続きスペックの確認をしておきましょう。

当レンズは重量が約125gとかなり軽く、厚さもわずか22.8mmですので、前回もお伝えしたように「ボディキャップの代わり」としてこちらのレンズを常用していただくのもオススメです。

CANON EOS 9000D + EF-S24mm F2.8 STM

Canonのパンケーキレンズは小ささとは裏腹にとても高い描写力を持っており、当レンズは焦点距離も35mm判換算で約38.4mmととても使い易い画角になっています。

筆者は以前にEOS 8000Dを所持しておりその際にこちらのレンズを利用しておりました。
なので今回はその時に撮影した写真を御覧いただきながら、利用時に感じていた魅力について深掘りしていきたいと思います。

絞り:F5 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 焦点距離:24mm
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/3200秒 / ISO:100 / 焦点距離:24mm
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100 / 焦点距離:24mm

日常を切り取るちょうど良さと妥協の無い描写力には惚れ惚れし、今見返しても改めて手に取りたいと思わせてくれるレンズです。

というのも筆者がフルサイズに買い替えた際に売りに出してしまったのですが、忘れられず同じパンケーキレンズのEF40mm F2.8 STMをすぐに購入した経緯がありました。

もちろん素晴らしい描写力で買い替えて大満足でしたが、ただ一つ物足りなさを感じてしまった点が一点…

それは最短撮影距離です。
まずは写真で体感してみてください。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:100 / 焦点距離:24mm
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:100 / 焦点距離:24mm
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:100 / 焦点距離:24mm

そう…EF-S24mm F2.8 STMはここまで大きく写せるのです…

最短撮影距離とは名前の通り”どこまで近付いて撮影できるか”という事で、当レンズは16cmまで寄れます。
これはセンサーからの距離なので、レンズにくっついてしまうのではないかと思うほどの距離感です。

上の表にもあるように最短撮影距離が短い分最大撮影倍率が大きくなり、クォーターマクロ以上の0.27倍という数字を実現しております。

そうです。これが最高に使いやすかったのです…

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:100 / 焦点距離:24mm
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:100 / 焦点距離:24mm

最短撮影距離が短いということは寄って主題を強調させたり、はたまた引いて風景を撮影したり、撮り方の選択肢をたくさん与えてくれ、写真の可能性を広げてくれます。

これからたくさんの花が咲く日がやってくるので活躍の場面は増えることでしょう。

絞り:F8 / シャッタースピード:20秒 / ISO:100 / 焦点距離:24mm

こちらは手すりにカメラを置き長時間露光をした写真です。

使っていたEOS 8000Dにはバリアングル液晶が搭載されていたのでライブビュー撮影を活用し自分の見やすい角度から画角を決め撮影を行いました。

Canonのデジタル一眼レフカメラはフルサイズカメラだとEOS 6D MarkⅡ以外はすべてモニター固定式なのですが、7Dシリーズ以外のAPS-Cカメラのほとんどがバリアングル液晶を採用しています。

こういったカメラ側の利便性もレンズ選びの一つの材料となるのではないでしょうか。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/3200秒 / ISO:100 / 焦点距離:24mm
絞り:F11 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:100 / 焦点距離:24mm

続いて飛行機と飛行機雲の写真です。

写真周辺部に位置する建物もかなりシャープに写っており、開放から素晴らしい描写を見せつけてくれています。

そして2枚目の写真は目の前に飛行機雲が真っ直ぐ降りてきたので「今だ!」とすぐにシャッターを切りました。

この時改めて感じたのがこの大きさだからこそ常に持ち歩いていたんだなと。
持ち歩きに適した大きさや重さで、しかも寄って撮影もできるという本当に最高なスナップ性能を持ち合わせたレンズです。

CANON EOS R7 +EF-EOS R + EF-S24mm F2.8 STM

そんな素晴らしいスペックを持った当レンズですが、前回もオススメした通り是非ミラーレスカメラのEOS Rシリーズでも使っていただきたいと思っています。
ただ、フルサイズに装着すると約1.6倍クロップされ画素数が半分以上下がってしまうため、APS-CのEOS Rシリーズ「EOS R7」や「EOS R10」などにご利用頂くことをオススメ致します。

しかしながら、あえてEF-S24mm F2.8 STMを使わなくてもRFマウントには焦点距離の近いパンケーキレンズのRF28mm F2.8 STM。
そして同じ焦点距離の単焦点レンズでハーフマクロ(0.5倍)の性能を持つRF24mm F1.8 MACRO IS STMがあります。

ではなぜ当レンズをオススメするのか…
完全に”コスパ”です。

絞り:F11 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:100 / 焦点距離:24mm

EFレンズをEOS Rシリーズのボディに取り付けるにはCANON純正のマウントアダプターの「EF-EOS R」を利用していただくのですが、コントロールリングなどが付いていない通常のタイプのEF-EOS Rであれば重さも約110gなので、当レンズと合わせて約225gとかなり軽量。

しかし、もちろんRF28mm F2.8 STMの方がマウントアダプターが無い分軽くコンパクトです。
そしてRF24mm F1.8 MACRO IS STMも重量は約270gなのでほぼ変わりませんし、F1.8の明るさとハーフマクロという武器も持っています。

ただ、ここで大きな違いが出るのが金額です。
EF-S24mm F2.8 STMとEF-EOS Rの合計金額は30,000円弱です。
今後他のEFレンズを使う可能性があるのであればより一層マウントアダプターとセットで揃えていただくメリットがあります。

個人的には性能のいいとこ取りをした安価で手に入れやすい超絶コストパフォーマンスレンズだと思っています。
とりあえず気軽に始めたい方には是非手に入れてください。

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:200 / 焦点距離:24mm

いかがでしたでしょうか。
お伝えしたいと思うことをひたすらに綴っていきましたが、まず手に取って頂ければこちらのレンズの良さをすぐにご理解頂けるかと思います。

EF-S24mm F2.8 STMは2024年3月現在、新品中古共にお取り扱いしております。
マップカメラの中古商品は専門の修理業者にてメンテナンスを行っており安心してお買い求め頂けます。

改めてのお伝えとなりますが第一弾EF40mm F2.8 STM、第三弾RF28mm F2.8 STMについての記事も下のバナーリンクから是非チェックしてみてください。

最後まで御覧いただきありがとうございました。

▼今回ご紹介したカメラボディ▼

[ Category:Canon | 掲載日時:24年03月20日 11時00分 ]

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【Panasonic】気になる、LUMIX S_Vol.2
LUMIX S 全シリーズについてご紹介していく連載、「気になる、LUMIX S」です。
単焦点から望遠、そして話題の新シリーズ「LUMIX S 100mm F2.8 MACRO」
4月発売予定の「LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S.」まで計16本をご紹介いたします。

LUMIXシリーズが気になる方はもちろん、既に愛用している方にも必見です。

気になる、LUMIX S_Vol.2

今回ご紹介するのは、「LUMIX S PRO 24-70mm F2.8 」です。

LUMIX S PRO 24-70mm F2.8は、LUMIX Sシリーズ第二弾として開発されたレンズです。
動画を撮影するのであれば、とりあえずこれ1本持っておけば問題ないだろうと思いLUMIX S5IIXとともに持ち出しました。

まずは、動画をご覧ください。

F2.8 の大口径になるので、かなりの重量でした。
この日はあいにくの雨だったため、傘を持ちながらの撮影でした。

それもプラスされていつも以上に重いと感じてしまったかもしれません。

しかし、その重さを感じなくなるくらい集中して撮影してしまうほど魅了されるボケに驚きました。

動画でも確認できますが、被写体を際立たせる滑らかなボケと解像度の高さがこのレンズのポイントです。

本レンズは、4枚のEDレンズを使用しています。

このレンズが採用することで、レンズを通過する際に生じる青側の色収差をキャンセルする効果を持ち、色収差を高度に抑えてくれます。

色収差は色のにじみのみならず、解像感にも影響してくるため、EDレンズの採用によってより解像感が高くなっています。

動画撮影をしていると気になるのがフォーカスの速さです。

フォーカス時に移動するレンズを2組用いるダブルフォーカス方式を採用しています。

この方式は、被写体の位置が無限遠から近接に変化しても性能を高められます。

LUMIX S5IIXには、像面位相差AFが搭載されていますが、遠くからでも人や動物を検出し追従して、被写体の移動も滑らかに移動してくれます。

その機能にもしっかりとレンズが追いついていると感じました。

実際に使われる方の意見を取り入れながら試行錯誤して設計されているLUMIX Sシリーズ。その中でもLUMIX S PRO 24-70mm F2.8 は解像、ボケ、AFにこだわる欲張りなレンズです。

 

気になる、LUMIX S_番外編
LUMIXの好きなところは自然な色で写し出してくれるところなのですが、今回はある機能を使用してみたく、カラーグレーディングしています。
ある機能とは、「リアルタイムLUT」です。
LUTとは、Look up table(ルックアップテーブル)の略で、動画撮影においてLogで撮影したデータにあてるカラープリセットのようなものです。
(画像引用元:LUMIX Color Lab)
カラープリセットというと馴染みがありますが、
それがリアルタイムで適用して撮影ができます。
通常は撮影した後に編集しますが、この機能を使用すれば
補正を行わずに投稿できる優れものです。
下記URLからお好みのプリセットをパソコン等でダウンロードしてSDカードに読み込みます。そのSDカードをボディ本体に読み込んで設定を行えば、すぐに使用できます。
自分で作り出すこともできるようなので、無限大に表現力を広げることもできます!
今回は4K動画です。
カラーグレーディングすることで、画質が落ちてしまうのではと懸念していましたが、新しい画像処理エンジンのおかげで高画質でのLUTを使用することができました。
最後に、
高画質でLUTを楽しんで撮影をしましたが一番驚いたのが強力な手振れ補正です。
この鎖樋のシーンが一番わかりやすいのですが、手持ちで撮影していても全く気にならない揺れです。
新しい手ブレ補正「アクティブ I.S.」のおかげで雨の中で傘をさしていなくてはいけない状況の中でもしっかりと補正してくれました。
LUMIX DC-S5で動画撮影したことがありますが、さらにパワーアップした手振れ補正でさらに楽しく撮影できました。
悪天候の中での撮影でも、レンズのボケ感、すぐに楽しめる「リアルタイムLUT」そして強力な手ブレ補正で想像以上に良い仕上がりになった気がします。
次回もお楽しみに。

 

今回使用したものたちはこちらから! 当社インターネットからのご購入の場合は「【ネット限定】新品2年保証つき」です!

[ Category:Panasonic | 掲載日時:24年03月19日 18時35分 ]

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