【SONY】α9IIIで撮影された「野鳥と動物写真」をご紹介!
マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」ではフォトコンテストを常時開催しております!SONYユーザー必見のフォトコンテスト「α9III発売記念 SONY αシリーズ フォトコンテスト」はいよいよ終了間近、2024年3月17日 (日)までとなります。話題の新製品 「α9III」をはじめとするαシリーズボディやEマウントレンズを使って撮影した写真が対象となりますので、ブログの最後にあるバナーをクリックしてぜひご参加ください!
さて、本日ご紹介するのは「SONY α9III」でご投稿頂いた作品!レンズ交換式デジタルカメラとして世界初となるグローバルシャッター方式、フルサイズイメージセンサーが搭載されたカメラで撮られた、皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。
【作品名】流氷の海を舞う <投稿作品を見る>
【投稿者】イマヒデ 様
【投稿者コメント】魚をゲットして颯爽と去っていきました
【使用機材】SONY α9III + FE 70-200mm F2.8 GM OSS II
【作品名】オジロワシカメラ目線 <投稿作品を見る>
【投稿者】 イマヒデ 様
【投稿者コメント】ドアップで
【使用機材】SONY α9III + FE 70-200mm F2.8 GM OSS II
【作品名】フライングコラボ <投稿作品を見る>
【投稿者】イマヒデ 様
【投稿者コメント】飛んでる後ろの背景にもシマエナガ
【使用機材】SONY α9III + FE 70-200mm F2.8 GM OSS II
【作品名】ウメジロー <投稿作品を見る>
【投稿者】ららら♪ 様
【使用機材】SONY α9III + FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
【作品名】鹿ジャンプ <投稿作品を見る>
【投稿者】 イマヒデ 様
【投稿者コメント】突然走り始めた瞬間を撮れました
【使用機材】SONY α9III + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS
【作品名】精悍に撮れました <投稿作品を見る>
【投稿者】イマヒデ 様
【投稿者コメント】眼光鋭く、カッコ良いです
【使用機材】SONY α9III + FE 300mm F2.8 GM OSS
【作品名】歩くぬいぐるみ <投稿作品を見る>
【投稿者】 イマヒデ 様
【投稿者コメント】アップで撮るとより可愛いです
【使用機材】SONY α9III + FE 300mm F2.8 GM OSS
日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!
日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!
現在開催中のフォトコンテストはフォトコンテスト一覧でご確認下さい。
機種限定!「α9III発売記念 SONY αシリーズ フォトコンテスト」開催中!
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2024年2月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング
新品デジカメ2月ランキング | |||
1位 | Nikon | Z f | ミラーレス一眼カメラ |
2位 | OM SYSTEM | OM-1 Mark II | ミラーレス一眼カメラ |
3位 | SONY | α7C II | ミラーレス一眼カメラ |
4位 | Leica | Q3 | コンパクトデジタルカメラ |
5位 | FUJIFILM | X-T5 | ミラーレス一眼カメラ |
6位 | Nikon | Z8 | ミラーレス一眼カメラ |
7位 | RICOH | GR IIIx | ミラーレス一眼カメラ |
8位 | Canon | EOS R6 Mark II | ミラーレス一眼カメラ |
9位 | FUJIFILM | X100V | コンパクトデジタルカメラ |
10位 | DJI | Osmo Pocket 3 | デジタルムービーカメラ |
『Nikon Z f』が、発売月2023年10月以来4ヶ月ぶりに首位を獲得しました。2位以下に大差をつけて、堂々の返り咲きです。
発売月は、同じく新発売のSONY α7C IIに大差をつけ初登場1位を飾るという華々しいデビューを飾りました。しかし、その後はメーカーからの供給不足が祟り、潤沢な供給を誇るα7C IIの後塵を拝する形となっていました。
2月に入りメーカーからの供給が急増、ようやくご予約されていた方全員に行き渡るようになりました。
そして3月現在では、ついに「在庫あり」表記に。いよいよこれまでの分の巻き返しを図る態勢が整いました。次回以降も期待大です。
2位には2月23日発売の『OM SYSTEM OM-1 Mark II』が入りました。
Z fの供給不足が続いていたら、あるいはZ fが普段からもっとコンスタントに供給されている機体だったら、初登場1位獲得も十分あり得たと思われます。何とも不運でした。
外観は、先代OM-1とデザイン・寸法・重量とも変わらず。ファインダー部前面のロゴが、それまでの「OLYMPUS」から「OM SYSTEM」に変更されたくらいの違いです。
ただ中身は、マイナーチェンジと一言で納めてしまうことの出来ない進化がなされています。
OM SYSTMの強みであるボディー内手ぶれ補正は、その効果をボディー単体で世界最高の最大8.5段、「5軸シンクロ手ぶれ補正」でも最大8.5段まで向上。手持ちでの撮影領域がさらに広がりました。
またハーフNDフィルター効果をコンピュテーショナルフォトグラフィ機能で再現した、世界初「ライブGND(グラデーション ND)」機能を搭載。フィルターの段数やタイプを確認しながら、効果がかかる位置や角度の調整も行え意図に合った作画が行えます。
レンズへのフィルター装着が不要なため、フィルターの取り付けられない広角系レンズ使用時にもハーフNDフィルターの効果を活かせ、風景撮影などで表現の幅を広げることができます。
マイクロフォーサーズ機はコンパクトにシステムを組める利点があります。複数のレンズを持参する際にもそれぞれの径のフィルターを用意する必要がなく、三脚すら持たなくてよいとなれば、撮影旅行での負担もかなり軽減されるのではないでしょうか。
これまで3ヶ月連続1位を獲得していた『SONY α7C II』が3位に陥落。2位にも大きく差を開けられてしまいました。
とはいえ、今回は上位2機種が特出していた結果ですので、次回以降再び首位に返り咲く可能性は十分にあります。
それより心配なのが、前回初登場5位という成績に終わったα9III、今回早くもランク外12位となってしまいました。
グローバルシャッター方式の採用など話題性は豊富だったのですが、需要に結びついていない印象です。高額ということも影響しているでしょうか。
これまでにも革新的な新機能が実際の需要に結びつかなかった例は多くありますが、評価を得るまでに時間を要した例もあります。
α9IIIが今後どのように評価されていくのか、もう少し時間をかけてみていくことにしましょう。
そして4位に、来ました『Leica Q3』!
なんとあのLeicaのカメラが4位という上位にランキング、これは事件と言ってもよいことかと。
前回8位M11-P、9位にQ3とダブルでランクインを果たし、我々を大いに驚かせてくれたLeicaですが、今回の上位進出はそれ以上の出来事です。
発売開始時はそのご予約の膨大な数から、入手に1年以上かかるのではないかと懸念されていました。ここにきて供給が大幅に増え、ご予約者全員に行き渡るのももう間もなくかというところまで。
先代の人気モデルQ2を6030万画素まで高画素化、さらに使いやすく進化させたQ3。今後も並みいる国産カメラの強豪と肩を並べる存在となり得るか、期待大です。
2月の間行われていた「Leica Boutique MapCamera Shinjuku」11周年イベントの数々も、おかげ様で大変ご好評をいただくことが出来ました。
今回Q3の4位ランクインは、そんなスタッフにとってさらなる励みとなる出来事です。MapCameraは、これからも皆様とともに大いにLeicaを盛り上げていきます。
5位に『FUJIFILM X-T5』。
長く供給不足に苦しんできましたが、やはり非常に人気の高い機種。
受注も再開され供給が安定してきたことで、常にランキング上位を狙えるようになりました。
6位に『Nikon Z8』、前回2位から順位を落としてしまいました。
ここまで供給不足が続いていたZ fの供給が増え、首位を獲得したのと交代するような形になりました。
ただ好評を博している165GB CFexpress メモリーカードプレゼントが3月31日までですから、次回はその駆け込み需要も考えられ順位を上げる可能性も高いところです。
7位は『RICOH GR IIIx』、兄弟機GR IIIとともに根強い人気を誇るコンパクト機ですが…
相変わらずの供給不足が続いている状況でしたが、なんとこの3月8日にメーカーからGR IIIシリーズの受注を一時停止するという発表がありました。
受注数が大幅に上回り生産が追いつかない状態ということで、受注再開の時期は未定とのこと。なんとも心配なことになってしまいました。
8位に『Canon EOS R6 Mark II』が入りました。
前回は同数14位にEOS R8、今回13位にEOS R10とAPS-Cサイズ機が控えてはいるのですが、Canon勢はやはりEOS R6 Mark IIの孤軍奮闘といった印象です。
前回3位になるなど一定の支持を得てはいますが、ファンとしてはそろそろ新たな話題が欲しいところではないでしょうか。
『FUJIFILM X100V』が9位に。2023年5月に8位になって以来のランクインです。
CP+2024の直前、2月20日に開催された「X Summit TOKYO 2024」で、待望の後継機X100VIの発売が発表されました。
かねてより噂は広まっていましたが、新型機が出ると分かっていてもランクインを果たすというのは、それだけX100Vに対する評価が高かったということ。
発売されている間、ずっと供給不足が続いていたのは本当に残念です。新型機の発売は3月28日となりましたが、果たして…
新品ランキングの最後は、前回と同じ10位につけた『DJI Osmo Pocket 3』。
春を迎え陽気が良くなってくるとお出かけも増え、小型ジンバルカメラの需要もさらに高まってくるかもしれません。
まだまだ根強くランキングに残っていくことを期待しましょう。
中古デジカメ2月ランキング | |||
1位 | SONY | α7III | ミラーレス一眼カメラ |
2位 | SONY | α7C | ミラーレス一眼カメラ |
3位 | SONY | α7IV | ミラーレス一眼カメラ |
4位 | SONY | α6400 | ミラーレス一眼カメラ |
5位 | SONY | α7RIII | ミラーレス一眼カメラ |
6位 | Nikon | Z6 | ミラーレス一眼カメラ |
7位 | Nikon | Z fc | ミラーレス一眼カメラ |
8位 | Nikon | Z5 | ミラーレス一眼カメラ |
9位 | OM SYSTEM | OM-1 | ミラーレス一眼カメラ |
10位 | FUJIFILM | X-S10 | ミラーレス一眼カメラ |
なんとSONY勢がトップ5までを占拠!
1位『α7III』、2位『α7C』、3位『α7IV』は、過去2ヶ月のランキングでも2位から4位までを占めていた顔ぶれで、SONYの中古商品の中でも売れ筋中の売れ筋となっています。
スタンダードクラスのフルサイズ機が、3機種の中から価格・性能・重量など自分のお財布・用途に合わせて選択できるというのはなんとも贅沢なことです。
4位『α6400』は昨年5月以来のランクインですが、こちらも現在人気のα7C IIへのお買い替えなどにより中古商品数が増えたためと考えられます。
5位『α7RIII』は、前回9位から順位を上げました。
高画素機といっても、同世代のα7IIIと現在それほど価格差がありません。先に挙げた3機の選択肢にさらに加えることができまる1台です。
これまでも強さを誇ってきたSONYの中古勢ですが、ここまではっきりランキングに表れてしまうとは思いませんでした。
何より潤沢な中古商品数に支えられています。これを覆すのは容易なことではないでしょう。当分はSONY強しの状態が続きそうです。
そのSONYになんとか食らいついているのがNikon。
6位『Z6』、7位『Z fc』、8位『Z5』の3機種を並べてきました。
こちらも新品ランキングでZ fやZ8が好調なのが要因かと。
中でもAPS-Cサイズ機のZ fcは、中古ランキングにすっかり定着した感がありますが、特にZ f登場以降好調です。
Z6やZ5、またZ6IIなどのフルサイズ機も常に10位以内に定着できれば、SONYの牙城を打ち砕くことができるのですが…
反対に前回まで2位から4位のSONY勢を挟む形で首位・5位を獲得していたRICOH GRIIIとGR IIIxは、ランキングから姿を消してしまいました。
新品の供給不足が祟り中古商品も人気が高く、中古商品の在庫がなかなか増えない状況です。
9位に『OM SYSTEM OM-1』。
2022年3月に発売を開始した機体、新型機OM-1 Mark IIが登場した月に初めて中古ランキングに名前が挙がりました。
新品ランキングの中で新型機について説明しましたが、このOM-1にももともと強力な手ブレ補正機構が備わっていますし、新機能を必要としなければOM-1でも充分と考える方は多いと思われます。
中古在庫も豊富ですので、新型機への注目が続けば順位を上げていく可能性を秘めています。
最後10位は『FUJIFILM X-S10』。
前回FUJIFILMはX-T5、X-E4、X-S10の3機種がランクインしましたが、今回は1機のみ。
X-T5はようやく供給が増えてきたこともあり新品購入に移ったと考えられます。また、X-E4は人気ゆえ品薄になっています。
X-S20が相変わらず供給不足にあるなか、X-S10のお問い合わせも非常に多く、ネットに掲載されるや売れていくという状況です。
CP+2024が開催、新型機の話題もあり会場は活況を呈していました。
そこで取り上げられた新型カメラ・新型レンズの発売も控えています。
気候も暖かくなり、桜の開花予想なども聞かれるようになりました。
今年の桜は、最新鋭の新型機で撮るか、中古でお得に手に入れたシステムを駆使するか。ご決断はお早めに!
次回のランキングもアツくなりそうです。
【Nikon】進化を遂げるZ8 Ver.2.00に迫る -被写体検出[鳥]モード-
2024年2月7日、Nikonから驚きのニュースが発表されました。
待ちに待ったNikon『Z8』のファームウェアアップデートのお知らせです。
以前よりNikon『Z9』に搭載された“被写体検出[鳥]モード”が春頃にファームアップで対応することはアナウンスされておりましたが、蓋を開けてみてびっくり。
痒いところに手が届く細かなところから大幅な機能追加等、被写体検出の追加だけでなく、まさにVer.2.00の名にそぐわしいアップデートとなりました。
今回、私が注目したのは“被写体検出[鳥]モード”の追加です。
ミラーレスカメラだからこその被写体検出機能。
単なる動体検出ではなく、被写体を検出し最適な箇所にフォーカスを持っていきます。
今回、鳥を撮影するにあたって、取り回しのしやすい大きさと画角を兼ね備えた『NIKKOR Z 180-600mm F5.6-6.3 VR』で挑みました。
まずは動画をご覧ください。
いかがでしょう。
鳥の瞳を認識している様子が一目瞭然です。
動きの激しい撮影の場合はワイドめのカスタムエリアを使用して、そこを基準に被写体検出で追っていくということをしてみました。
カメラフロント側のFn1キーに「FX/DX切り替え」を、Fn2キーに瞬時に任意のAFエリアに切り替えができる「AFエリアモード+AF-ON」を当てており、さらにその任意のエリアをオートエリアに切り替えられるようにしています。
少し遠い場合にはDXクロップして距離を稼ぎ、最初の捕捉や画面いっぱいに鳥が写った時にはすぐさまエリア切り替えて抜けがないようにしてみました。
写真でも振り返ってみます。
日の出前の時間から出港し、沖へ向かうこと数十分。
氷点下の海原に氷が浮かびます。
後ろに浮かび上がるのは太陽。日の出を迎えるとあっという間に辺りが明るくなっていきます。
獲物を逃がさない鋭い爪と推進力を得るための大きな翼。
「オオワシ」と「オジロワシ」。その風貌に威厳を感じずにはいられません。
普段の撮影はMモードにしてISOだけをオートで調整しておりますが、気が付けばSモードで撮影を行っておりました。
慣れない環境での撮影でも自然と被写体ブレはしないシャッタースピードで撮影を行えていたようです。
そのため絞りにバラツキがありますが、開放絞りでも甘くなくシャープに撮れていることが分かります。
オオワシ Haliaeetus pelagicus
日本で一番大きなワシとも言われており、全長は雄が88cm、雌が102cmにもなる大型の猛禽類。
翼を広げたときの大きさ(翼開張)はなんと220-250cmと人一人の大きさを優に超えます。
冬季になると北から飛来する渡り鳥で、日本ではオホーツク沿岸で多く見られます。
迫力はすごいですが、正面から見る顔はちょっぴりお茶目。
横顔や斜めから見る顔はかっこいいのに何とも不思議なものです。
オジロワシ Haliaeetus albicilla
全長70 – 98cmとオオワシに比べるとやや小型な猛禽類。
それでも翼開長は180 – 240cmと十分な大きさがあります。
こちらも冬季になると大陸から渡ってきますが、北海道北部や東部では渡らずに留鳥として周年生息する個体もいます。
そのため夏に訪れても個体数は少ないですが観察することが可能です。
オジロワシという名前の通り、尾羽が白く、茶褐色の体にアクセントが目立ちます。
オオワシに比べるとシュッとしており、筆者個人としてはオオワシよりもお気に入りな存在です。
鋭い眼光と鉤爪を上空から光らせながら急降下して獲物に襲い掛かります。
さて今度は場所を移して枝の多い場所で小型の鳥を狙ってみます。
動きの素早い小鳥たち。
構えていても前に枝が被ってしまったりすぐに飛んでしまったり、猛禽類とは異なりなかなか思うように撮らせてはくれません。
しかし被写体検出機能の入ったNikon『Z8』。
ちょっとした枝被りはものともしません。
ハシブトガラ Parus palustris
ミヤマカケス Garrulus glandarius brandtiiエゾアカゲラ Dendrocopos major japonicusシジュウカラ Parus minor
鳥の顔付近が完全に枝に被ってしまったり、背を向けられたりしてしまうとフォーカスがやや不安定になる傾向はあります。
しかし、検知し直すと素早く補足するのでそこまでマイナスには感じませんでした。
むしろ小鳥の動きが素早すぎてカメラの性能よりも撮り手側の動きの慣れの方が大きく撮影に左右しそうです。
オオハクチョウ Cygnus cygnus
首が長く顔も小さいオオハクチョウも一見背景と顔が同化しがちですが、きっちりと被写体認識をするのでピントがしっかりとオオハクチョウに来ます。
優雅に泳いでいる姿も、突如としての助走からの飛翔までも常にピントを合わし続けて撮影を行うことが出来ました。
Nikon Z8の最新ファームウェアVer.2.00はまだまだ拡張機能が目白押しです。
今回はその中から「被写体検出[鳥]モード」にフォーカスしてみました。
従来からの高性能なAFに被写体検出が組み合わさったことで、野鳥の撮影がより簡単になりました。
レンズの『NIKKOR Z 180-600mm F5.6-6.3 VR』も手持ち可能なサイズながら望遠側が600mmまでカバーできるので遠くにいる野鳥も大きく写すことができます。加えてワイド側も180mmと近くに鳥が来た時も素早くカバーができるレンズでした。
『Z8』はバッテリーグリップ非一体型のボディで小型ながら中身の性能はフラッグシップ機に並ぶ性能を有しています。
ぜひVer.2.00に進化したNikon『Z8』を体験いただきたいものです。
これらかもNikonのカメラから目が離せません。
⬇前回の記事はこちらから⬇
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【FUJIFILM】X-T4と神レンズで訪れる冬の北海道
一面が雪で覆われた白銀の世界。
MapCameraのある東京にいると、なかなかその光景には出会えません。
今回はその景色を求めてFUJIFILMの『X-T4』と『フジノン XF35mm F1.4 R』を携え、北の大地、北海道に行った模様をお届けいたします。
お伴に選んだカメラボディ『X-T4』は2020年発売のFUJIFILM Xシリーズ(APS-C)のオールラウンダー機。
富士フイルムが研鑽を重ねてきた”色”を共通言語に“写真”そして“映像”をコンパクトなボディに収められた強力なハードウェアによってクオリティの高い撮影が可能なカメラとなっています。
加えて5軸・最大6.5段もの補正性能をもつボディ内手ブレ補正機構を搭載しているので、レンズ内手ブレ補正機構の搭載されていない単焦点レンズでの撮影も安心してシャッターをきることができます。
レンズの『フジノン XF35mm F1.4 R』は発売から10年以上が経過した今でも人気が高く、FUJIFILMの「神レンズ」などと称されることもあるレンズです。
その人気は折り紙付きで昨年2023年の中古レンズ販売数ランキングでも1位に輝きました。
–【歳末特別企画】マップカメラ2023売上ランキング(レンズ編)–
お手頃ながら開放F値がF1.4でボケを大きく作り出すことができ、FUJIFILMらしい優しいボケが広がります。
もちろんそれだけでなく、ピント面のシャープさは健在なので写すところは写し、ぼかすところはぼかすことの出来る扱いやすいレンズとなっております。
一面の雪景色にテンションが上がりながら何度も車を停め、その景色をカメラに収めていきます。
日の出前から車を走らせ向かうは河口近くの海岸。
車のモニターに映る外気温は-13℃。
覚悟を決めて車外に出ると身体が持っていかれそうなほどの風に煽られます。
風速1mにつき体感気温が1℃下がると言いますから体感気温はさらに低いです。
肌が出ていると寒いではなく突き刺すような猛烈な痛みを感じます。
追い風に煽られながら海岸まで来ると、さらに凍てつく風が海へ吹き抜けていくのを感じます。
砂浜を歩き回り、あるモノを探します。
それは“氷塊”
近くの川の河口で結氷した氷塊が1度海に出て、波に揉まれて近くの海岸に打ち上がるというもの。
この日は到着時から散々煽られていた岸から海へと吹く風が強く、広い砂浜で1つしか氷塊が打ち上げられていませんでした。
そしてこの氷塊に水筒に入れて持ってきたお湯をかけます。
容器が小さくお湯の量が足りず汚れを落としきれませんでしたが、お湯をかけることで周りの余計なゴミや氷が解け澄んだ氷が顔を出しました。
そこに朝日が指すことでまるでジュエリーのようなアイスが完成します。
寒さを忘れて貴重な1つの氷塊を様々な角度から撮り続けます。
『X-T4』の動作環境温度は-10℃~+40℃なのですが、一度も電源が落ちたりエラーが出たりすること無く撮影が行えました(あくまで自己責任です)。
ただしリチウムバッテリーの性質上、通常よりもバッテリーの減りは早く感じました。
前日までの気温や天気、当日の風向きや潮汐が上手くハマることで時には浜一面に氷塊が打ち上がることもあるようです。
機会があればそのような光景を是非目にしてみたいものです。
場所を離れて白樺の並木へと足を運びました。
牧場の入口にあるこの並木は直線で約1.3km続き、ドラマなどのロケ地としても使用されています。
これもまた冬のThe北海道という感じがしてシャッターをきってしまいます。
冬になると外に出るのが億劫となり、何かと運動不足になりがち。
それが寒さだけでなく外が雪に覆われてしまうと尚更です。
そしてそれは人間だけでなく動物たちも同様。
この牧場では飼育している馬たちの運動の様子を公開してくれており、このように訪れることが出来ます。
道路は除雪されているところが多いですが、こういった敷地内は雪に覆い埋め尽くされています。
冬用タイヤを履いていたとしても雪上は滑ることもありますので安全運転で向かいましょう。
晴れてることもありますが、私が訪れると大抵曇っていることが多いように感じます。
しかし、曇ってるとは言っても分厚い雲に覆われてるのではなく陽の光を感じ取れるほどの曇り空。
スッキリとはしないですが吹雪いていたりするわけではないので良しとしています。
降り積もる雪。
観光シーズンでは無いのでほとんど人と出会しません。
地元の方以外に出会うとしたらカメラを携えて訪れている方でしょうか。
雪景色を見に来た方、動物を目的に訪れた方、挨拶がてら情報交換にお話をすると思わぬ収穫やお話が弾むこともしばしば。
関東圏だけでなく大阪や福岡等、遠方からお越しになってる方も多くいらっしゃいます。
雪景色も動物もどっちも追っかけたい筆者。
“エゾ〇〇〇”という響きだけで目が輝いてしまいます。
最後に腹ごしらえ。
何を食べても美味しい北海道。
回転寿司ですらそのレベルの違いがハッキリ分かります。
肉厚で新鮮で旨味の詰まったネタの数々。
サーモンからエビ、はたまた本州では中々出会えないネタであったりあら汁ですら余すとこなく美味しさが凝縮されています。
『フジノン XF35mm F1.4 R』の最短撮影距離は28cm。
テーブル上の食べ物も撮りやすいレンズです。
関東も数年に1度の大雪に見舞われましたがまだまだ雪国は白銀の世界。
お気に入りのカメラと一緒に旅してみるのはいかがでしょう。
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連載中の「カメラを愉しむ」vol.88は「Canon EOS R6を片手に過ごす休日」をご紹介いたします。
前回に続き、今回もフラッグシップモデルに匹敵する高速連写や高感度撮影などの性能を小型・軽量ボディに凝縮した人気のミラーレスカメラ「Canon EOS R6」をセレクト。組み合わせるレンズはコンパクトなサイズながら最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロ撮影が行える広角単焦点レンズ「Canon RF35mm F1.8 マクロ IS STM」で撮影に行ってまいりました。
関東でも積雪予報が出ていたこの日。仕事から帰りそのまま愛車に乗り込む。助手席には相棒のEOS R6を置いてさっそくロングドライブのスタート!東京から栃木、福島と一般道をただひたすら走ります。
夜も更け、人けのない深夜の山道でひと休憩。東京では見ることのできないしんしんと降る雪。車内との温度差にレンズが曇らないか少し心配しながらも1枚。
実はこの時に感度設定が「ISO200」のままになっていたことに気がつきます。拡大しても「ブレてなーい!」と90年代のシェイバーのCMのような言葉を発してしまいましたが、ボディー内5軸手ブレ補正機構。レンズ側の光学式手ブレ補正機構と協調制御し、世界最高8.0段の手ブレ補正を実現しているEOS R6ならではの1枚が撮影することができました。
朝は新潟県でお目覚め、眠い目をこすりながら無心で撮影。ズームレンズを持っていると「このくらいの画角が」とか色々考えてしまいますが、単焦点レンズは自分の好きな画角になるように移動するか、無心でシャッターを切るかのどちらか。
「大時化」という言葉がぴったりのシーンで、気温はマイナス4℃!しっかり構図を練って撮影するのも良いですが筆者は細かいことは気にせずノーファインダーで撮影するスナップの気楽な愉しさが好き。
画角が標準画角50mm以上になるとノーファインダーで気軽にとはいきませんが、広角や準広角単焦点レンズならではの醍醐味でしょう。RICOH GRやFUJIFILM X100ユーザーではこのような使い方をされている方も多いのではないでしょうか。
あまりの寒さに滞在時間5分で暖かい車内に戻ります。こちらの地元で人気、看板の無い老舗和菓子屋さんで購入したバタークリームサンドを朝食にいただきます。
このような時にも準広角単焦点レンズは実に便利!細かいことは考えずシャッターを切る気楽さ。「作品」を撮ろうと考えているときと、「旅の記録」と割り切っているときと。そのオンオフを自分次第で切り替えができるのが魅力のひとつだと思います。
食べるのに夢中になってしまいましたが、フワフワの黒砂糖が入った生地にバタークリームと粒あんがギッシリ。看板がなくてもご予約品が積み上げられ、開店1時間後なのに半分は売り切れというのも納得です。
糸魚川の近くに到着したころ、パラパラと雪が舞い始めました。こちらの2枚の写真は絞りをF8程度まで絞り撮影。「Canon RF35mm F1.8 マクロ IS STM」の絞りをF8程度で撮影した木の枝の質感がなんとも言えずリアリティがありとても気に入っています。ボケ感も円形絞りを採用しているのとろけるようなボケでスッキリしています。
新潟県から長野県に向けていざ出発。みるみるうちに雪景色!雪解け水が山の上から川のように流れてきました。透明感のある描写、そして水の波紋までしっかりと伝わる解像の高さはレンズの性能だけではなく、「EOS-1D X Mark III」搭載のセンサーを基にカスタマイズしたフルサイズCMOSセンサーを搭載しているそのコダワリが強く映像表現としても現れていることでしょう。
長野県で行われたスポーツ祭典でも有名な白馬にあるスキーのジャンプ場を通り、いざ長野 善光寺に向けて車を走らせます。
外壁にまとわりつく蔦は「絞りF8」、ショーウィンドー越しの熊さんは「絞りF1.8」。絞り値による変化は少ないものの表現したい被写体にあわせてコントロールする愉しみがあるレンズです。
およそ1400年の歴史がある長野 善光寺。特定の宗派に属さない無宗派のお寺としても有名で、全ての人々を受け入れる寺として全国に知られています。到着したのが遅かったこともあり参道のお店は既に閉店しておりましたが、その風情を準広角レンズの画角を活かした撮影をすることができました。
今までズームレンズ一筋だった、標準単焦点レンズしか使ったことがない方など。旅のお供にとても使いやすい画角でもある「Canon RF35mm F1.8 マクロ IS STM」はいかがでしょうか。単焦点レンズならではの解像感あふれる描写性能、そして開放から色ノリが良くコッテリとした表現はどのようなシーンにおいても思い描いた通りの写りをしてくれますので旅行をメインに愉しみつつ、撮影した写真も映える。Canon EOS R6からお手持ちのスマートフォンに画像に転送してInstagramやfacebookに画像をアップするなど手軽に高画質を提供してくれる最高の組み合わせ。ぜひこの機会にご検討ください。
【Panasonic】LUMIX DC-G9 PROで撮り歩き ~東京骨董市~
何かと古いものが好きな筆者は、
『LUMIX DC-G9 PRO』に『LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.』を用意し、天気がよい休日に都内で開催されていた骨董市へと出向きました。
こちらはJR有楽町駅を降りてすぐ近く、東京国際フォーラムにて毎月開催されている骨董市です。
筆者はコロナ化で何かと制限された時、その影響を感じさせないくらい賑わっているここ数回の開催時など、お宝を探しに足繫く通っています。
最寄駅から決して近い場所ではないのですが、毎回好みの何かしらのお宝【欲しい物】を納得いく金額で手にできてるので積極的に参加しています。
雨天時は中止が多いですが、ここ最近は天気に恵まれるので『これぞ骨董市!』と感じさせるくらい、観光客の方も多く立ち寄ってお買い物をされているイメージがあります。
今回は素敵な物の中から、その一部を紹介します!
【出店数が多いので、ブラブラしながらも他のお客様の買い物の邪魔にならないよう撮影を行いました。】
2月/3月といえば新学期目前。季節の変わり目。
春を感じることが多くなりましたが、筆者は大敵“花粉”に悩まされながら日々過ごしています。
話が横道に逸れましたがこの骨董市で売られている物で、まず気になったのが絵馬。
筆者の好みの絵柄でしたので、撮影してみました。
これらは達磨でよいのかな?と思いながら、シャッターを切っていましたが
後々調べてみると「達磨大師」という名前を知り、達磨の木彫と知ることができました。
色々と見て、学べるのも骨董市の醍醐味だと思いました。
赤べこ“中学生での修学旅行にて製作したな…!”と思い出しながら
すぐ近くにあった「翡翠」が目に留まりました。よくこれも耳にするが翡翠ってどんなのだろう…と思い
こちらも調べてみると2016年に日本の国石に指定されたとの事です。
有名野球選手のパフォーマンスで更に知名度も上げた兜が置いてあるお店では
可愛らしい人形も飾られていました。
続いて今回の骨董市で多く目にしたのが
「綺麗な絵柄の焼き物/ガラス製品」でした。
こちらのお店ではカラフルで素敵な物が多く置かれており、
気になっているものを実際に手に取っている方、熱心に質問されている愛好家の方など
骨董市ならではの光景も見れるので、こちらも醍醐味です。
続けてぬいぐるみを売っているお店へと移動しました。
じっくり物を見ていましたがぬいぐるみ以外にも、筆者がここで気になったのは
“ER”とありましたので、英国王室メンバーの軍服/英国近衛兵のデザインがなされている「タオル」でしょうか。こちらも興味深いものでした。
別のお店へと移動しようとして周りを見渡すと
かなりの人だかりが出来ていて、気になったので直行しました。
こちらにはかなりの数のぬいぐるみが置いており、まさに圧巻でした!
天気が良く、出店数が多いので予想していた時間を過ぎてしまう程、楽しむ事が出来ました。
筆者が欲しかったお宝についても、今回もなんとか手にできて色々と得をした気分でした。
皆様もぜひ全国様々な骨董市が開催されていますので、お気に入りのカメラと一緒にお宝探しに行かれてみてはいかがでしょうか。
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【SONY】クリエイティブルック ムービー Vol.3『SH』
このブログでは、SONYのカメラに搭載されている「クリエイティブルック」の動画作例を、連載形式でご紹介させていただきます。
「クリエイティブルック」とは、SONYのカメラ機種に搭載されている10種類のプリセットです。
「ピクチャープロファイル」とは違い、専門的な知識は必要ありません。
直感的に自分だけの絵づくりが可能で、柔らかい雰囲気や、フィルムライクな色表現、現像なしで気軽に楽しめる機能となっております。
クリエイティブルックをユーザー自身で細かくカスタムすることもでき、自分だけの色表現を簡単に再現できるのも魅力の一つです。
カスタムルックとして保存をすれば、いつでも呼び出してその色を楽しめます。
このご紹介ブログでは、ご覧いただいているお客様に分かりやすいように、全てプリセット通りの作例でご紹介させていただきます。
第三弾は「SH」
私が一番好きなクリエイティブルックです。
今回の映像を作成するにあたり、
ボディはSONY「ZV-E1」、レンズはTAMRON「35mm F2.8 Di III OSD」を使用致しました。
この動画を撮影したのはまだ雪が降り始める少し前の季節です。
「SH」の色は春や秋の暖かさが伝わる柔らかな色です。
透明感がありながら、花や草の、空の色の発色がハッキリし、柔らかい雰囲気に仕上がります。
この「クリエイティブルック」の良さを、動画を切り抜きもご紹介しながらカメラやレンズの魅力をお伝えできればと思います。
まずこのレンズ、「35mm F2.8 Di III OSD」最大の魅力はハーフマクロ撮影が可能ということです。接写すればするほど背景との距離が出来ますのでよくボケます。ボケみと「SH」の柔らかな色の相性がとても良いです。
このカットは動画では使用していませんが、ハーフマクロの良さがよく伝わる画像なのでぜひご覧ください。
ボケ感を楽しもうと思うとF値が明るいレンズを選びがちになってしまったり、中望遠などで少し画角を狭めてしまう事もあるのですが、使いやすい広角標準の35mmという画角と210gという軽さでボケ感を楽しめる、とてもバランスのとれた1本です。
オートフォーカスは決して早い訳ではなく、人物などの動く被写体にはあまり相性はよくないかもしれません。
しかし今回のVlogのようなゆったりとした撮影や植物の撮影であればマニュアルフォーカスで合わせることで、TAMRONの柔らかな特性を生かし、ふんわりとした作品作りが可能です。
ZV-E1では、全画素を使い、4Kでの撮影が撮影でき、
今回の動画は全て4Kで、フレームレート60Pで撮影しています。
1コマ1コマ滑らかに写っており、このカモが水に飛び込むシーンはまるで映画のような滑らかさでお気に入りのカットの一つです。
210gは実際に使ってみると驚くほど軽く、Vlogなどの撮影にぴったりです。「ZV-E1」の重さもバッテリー込みで483g。合計で693gと、動画向き機種としても軽量です。
この日は自宅から7kmの距離を往復していたのですが、足は少し疲れたものの、普段長時間カメラを持っているときに感じるような肩の痛みや腕の疲れは感じませんでした。
「ZV-E1」はファインダーが無い設計の為、他のミラーレスより一回り小さく、バックに縦にも横にも収納できるため、ストレスの軽減になります。
今回ご紹介をした「SH」は、動植物だけでなくポートレートにもぴったりです。
撮って出しで友人に送ると色が綺麗と喜ばれるので、私も重宝しています。
クリエイティブルックの魅力は、カラーグレーディングでしか出せないような特別な色味を楽しみたい方、自分の好みの色を見つけている最中の方や、普段とは違う雰囲気の映像や作品を作ってみたい方々に、気軽に試していただけるところだと思います。
皆様も是非、SONYのクリエイティブルックをお楽しみください。
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木下光学研究所。
昭和53年に創業した、レンズ設計会社です。
ヤシカコンタックスカメラで使用されたのRTSマウントをはじめとするマニュアルレンズを多く生産しているレンズメーカーです。
SONYのカメラは、多くのマウントアダプターに対応しているため、多種多様なマウントのレンズを装着することが可能です。
そのため、素早いAFや高解像の現代ミラーレスカメラをお求めの方はもちろん、往年のフィルムカメラで使用されていたマニュアルレンズなどをお持ちの方にも人気のカメラメーカーになっています。
どうしても、SONYのカメラと聞くとGMレンズをはじめとする最先端技術を搭載したレンズを付けて出かけてみようと思いがちですが、今回はマウントアダプターをつけてマニュアルレンズとお出かけしてみようと思いました。
そこで、選んだのが「木下光学研究所 KISTAR 35mm F1.4 (コンタックスRTSマウント)」
最初はアルミ削り出しの鏡筒を見て、フィルムカメラが主流だったころのオールドレンズなのかと思ってしまいそうになりましたが、こちらのレンズは製造が2016年に開始と比較的新しいレンズでした。
格子状に凸凹したズームリングと420gのずっしりとした重みがオールドレンズへのリスペクトを感じます。
こちらのレンズは、最短撮影距離が0.3m。そのため、このように地面に咲いたタンポポも楽々撮影出来ました。
開放F1.4で撮影したため、背景がしっかりボケています。
F値を絞りこむと、一気にシャープな印象に変わります。
開放時もピント面はシャープでしたが、絞ると全体がキリっとクリアになります。
メーカーホームページによると、KISTARシリーズの特徴は開放での柔らかなボケと絞り込んだ時のシャープな描写性とのことですのでその特徴を見事に体現しています。
ブルーベリーのような実の付いている植物がありました。
小学校の登下校時によく見かけ、これは食べられるのだろうかと気になっていた記憶があります。
調べてみると、ヤブランという植物でした。
花が咲いた部分がそのまま実になるそうです。食べられる植物かどうかまでは分からなかったため、小学生の私の疑問は次回以降に持ち越しということになりました。
今回使用したボディはSONY α7RⅣ。α7RⅣの中には、現行品のILCE-7RM4AとILCE-7RM4の2種類あります。
2種類の外観の違いは、背面液晶の下部に「SONY」のロゴが入っているかいないかです。
入っているものがILCE-7RM4、入っていないものがILCE-7RM4Aです。
また、背面モニターもILCE-7RM4Aになって画素数が「144万ドット」から「236万ドット」へとより高精度のものになりました。
しかしながら、裏を返せばその2点以外は仕様・性能などにほとんど変わりはありません。よくご質問いただく点ですが、この2点の違いと考えて頂けたらと思います。
さすがに桜はまだ咲いていませんが、菜の花が線路沿いに色を添えていました。
この日は曇り空で、菜の花の鮮やかな色が出るかが心配でした。
しかし、写真を一枚取ってみると緑が鮮やかに出た印象です。
背景部は曇天に曇っていますが、菜の花の緑と黄色が鮮やかに出ているのが印象的です。
まるで、カメラが色味をみて自分で色を載せているようです。
鈍色の空の下で撮影したことも原因の一つかと思いますが、色味の鮮やかさはありながら主張しすぎない立体感は何か懐かしい気持ちになりました。
しばらくその理由を考えていましたが、CCDセンサーを用いた一眼レフで撮影したようなしっとりとした描写のようだと思ったからだと思いました。
澄み渡るような晴天のもとではこのレンズはどのような描写になるのか気になります。
水表のような薄いピントを狙う場合、AFよりもMFの方がピントを合わせやすいように感じます。
自分でピントをコントロールできるため、このようなシビアなピントの場合はMFの方が早くピントが合います。
木下光学のレンズは多くの人を虜にしている、との噂は耳にしていましたが私も虜になりそうです。
シルクのような肌触りの描写にもうっとりしてしまいますが、現在のカメラとも合致する重厚などっしりとした構えも魅力的です。
池の写真を撮っていていると、「モノクロで撮ってみたらどうかな」と閃きました。
今日はモノクロで撮ろう、と考えている時以外はめったにモノクロ撮影をしない私にとっては珍しいことです。
しかし、MFレンズを持っているとこんなことがあります。
何枚かレンズで撮影すると、このレンズはどんな感じで撮られたがっているかが段々見えてきます。
カラーかモノクロか、日の丸構図で撮った方が良いのか外した方が良いのか、アンダーが良いのかなど、レンズから教えてもらうことがあります。
引き続きモノクロで撮影してみます。
モノクロにすると、周辺減光が少し見られます。しかし、それがベンチの孤独を際立たせているようでいい味になっていると思います。
カラー撮影時でも感じた柔らかい描写はモノクロ撮影でも健在です。
コントラストが高すぎることもなく、幻想的な描写です。
このレンズの特徴を語る上で、このボケは外せません。
油絵の絵具を何度も重ねたようにこってりとしたボケが特徴的です。
少し後ろがグルグルしており、オールドレンズのようなボケが見られます。
他のレンズで似ているボケの出るレンズも少なく、抽象画のようなボケはこのKISTARならではの特徴と言えます。
このボケを見るだけでも、十分このレンズを使う理由になります。
オールドレンズのようで、オールドレンズではない。
シャープな描写ながら、柔らかい色味。
一度使うと、その魅力にとりつかれる魅惑のレンズ。
ヤシカコンタックスマウントのカメラボディの数は少なくなりましたが、マウントアダプターを付けることで種類豊富なSONYミラーレス機で楽しむことが出来ます。
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唐突ですが、皆様には思い入れのあるカメラやレンズはありますか。
今やミラーレスカメラが主流の時代ですが、
初めて手にした一眼レフカメラには特別な思い入れがあります。
今回撮影に出かけたのは
そんな思い出の「Canon EOS Kiss X7」「EF-S24mm F2.8 STM」です。
初めて手に持った時は、なんて小さいレフ機なんだろうととても感激したことを覚えています。
愛着あふれるカメラを手に訪れた水族館で、クラゲエリアが印象的でしたのでご紹介します。
優雅に漂うクラゲの姿は時間を忘れさせ、私たちに癒しをもたらしてくれる気がします。
とても照明が暗く、露出の設定に試行錯誤するのは相変わらずですが神秘的な姿に感動すら覚えます。
ぼんやりクラゲを眺めている内に、ふと体はほとんど透明で内臓らしいものはなく、
至ってシンプルな構造なのに平然と生きていることに疑問を感じました。
そこで気になったのでクラゲの生態について調べてみたところ、
クラゲには脳や心臓、血管などはなく全身の神経を使って反射的に行動をしているんだそうです。
見れば見るほど不思議な生き物です。
さすがにクラゲだけだと代り映えしないので、他にもご紹介を
おっと、うっかり水槽に近づきすぎてカメラのロゴが反射して写り込んでしまいました。
露出の調整も大切ですが、反射対策も考えながらシャッターを切るものも課題です。
余談ですが、昨今のミラーレスカメラは被写体認識機能が大きく進化してます。
瞳AFや動物認識など動く被写体を簡単に捉え続けてくれます。
人物はもちろんのこと猫や犬にとどまらず、今やカメラによっては
鳥や昆虫など幅広く認識できるようになりつつあります。
今回の使用カメラはレフ機ですので、そのような機能に頼ることはできませんでしたが、
水族館好きの筆者としては今後のカメラの進化に是非「魚AF」の実現を期待しております。
【Leica】味わいのある逆光描写が楽しめる『Noxlux DG 50mm F1.1 E58 II』
3月に入り少しずつ暖かくなってきました。
今年は暖冬のため例年より早くソメイヨシノの桜が見られそうで、今から楽しみにしています。
今回は一足先に河津桜を撮るため平井駅は旧中川沿いに行ってまいりました。
撮影に持ち出したのは『Leica M11』とMR.DINGの『Noxlux DG 50mm F1.1 E58 II』です。
撮影時に露出補正をかけただけのJPEG撮って出しの描写をお楽しみ下さい。
平井駅から閑静な住宅街を歩いてきました。
平日の昼間なので撮影地に着くまでは少しの人としかすれ違いませんでしたが、
いざ到着すると土日かと思うほどの人だかりで賑わっていました。
1枚目が絞りF1.1の開放で2枚目がF2.8まで絞りました。
開放絞りでは僅かに周辺光量落ちがありますが、被写体を目立たせる程度なので上手く写真に活かして撮影するのも面白そうです。
F2.8まで絞るとだいぶすっきりとしたシャープな描写になります。
現代設計のレンズですが、前後のボケ味がぐるぐると写る様はオールドレンズのテイストも感じられます。
中央の小鳥の近くの枝に絞り開放ならではの紫の色収差が見られますが、河津桜のピンクの花びらに混ざって気にはなりません。
ブログのタイトルでもある逆光での描写です。
桜の下から太陽を見上げるようにあえて真逆光にして撮影しました。
画面右下にゴーストが少し見受けられますが、それを上回る綺麗なフレアが出ています。
太陽を中心に輪っか状の綺麗なゴーストが良い雰囲気を醸し出しています。
はっきりとした実線の虹色のゴーストではないのが筆者は気に入っています。
『Leica M11』の自然な色合いで線が細い描写が活きているレンズだと思います。
F1.1の明るいレンズは夜間でシャッター速度を稼ぎ手ブレ防止に役立つのはもちろんのこと、
大きなボケ感を活かして背景を整理することもできます。
写真は絞り開放で最短撮影距離の70cm付近で撮影しました。
この日は穏やかな気温で風が少しありましたが過ごしやすく、川沿いに何羽もの水辺の鳥が見られました。
人慣れしているのか、1m程度まで踏み込みましたが逃げる様子もなく撮影に協力してくれました。
いかがでしたでしょうか。
50mmの標準画角で開放F1.1の明るさをもち重さは390g、最短撮影距離は70cm、
価格も大口径レンズとしては手頃なところに抑えています。
今回はシルバーのレンズを使用しましたが『Leica M11』シルバーボディと見た目のバランスも良かったです。
マウントアダプターを使用してMマウント以外のミラーレス一眼で使っても楽しめそうです。
【FUJIFILM】『にーよん』から始める新年度【フジノン XF 10-24mm F4 R OIS】
少しずつではありますが、春の足音が聞こえてきました。
新生活が待っている新年度に向けて、機材を新調したい方もいらっしゃると思います。
今回は『2024年』の『24』にかけまして、
スタッフがお勧めする『24』の数字を含めたカメラ、レンズを全5回に分けて紹介していきます。
新しい機材選びの参考にしていただければ幸いです。
今回、紹介するレンズはFUJIFILM フジノン XF 10-24mm F4 R OISです。
広角から標準域までカバーし、明るく高画質な描写と手ブレ補正を備えた万能レンズです。
風景や建物、室内での撮影に向いており、駆動音も静かなので筆者はよく旅行に持っていくことが多いです。
大きさや重さもそこまで負担にならず、カバンの中でかさばる印象もありません。
今回はX-T200につけて撮影していますが、ボディを変えればさらに持ち歩きやすいバランスになると思います。
焦点距離の幅広さは本当に使い勝手が良く、幅広いからこそ無難にも挑戦的にも撮れるところがお気に入りです。
様々な撮り方で遊べるレンズですので、「いろいろな物を撮ってみたいけど、どのレンズを使ったらいいか分からない…」という方にもオススメしています。
明るさも丁度良く、こういった少し薄暗い屋内でも隅々まできれいに写してくれます。
植物の撮影や食事の写真なども撮りやすく、手ブレ補正もあるので動画撮影にも大活躍の一本です。
このレンズで旅Vlogなど撮影してみるのもいいと思います。
いかがでしたでしょうか。
スタッフが『24』の数字を含めたカメラ、レンズをご紹介する
【『にーよん』から始める新年度 】連載は今回がひとまず最後となります。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
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【FUJIFILM】遂にX100VIが発表!スナップでX100シリーズを振り返る。休日スナップ編
FUJIFILMよりコンパクトデジタルカメラ「X100VI」が発表されました。
このカメラの登場を心待ちにしていた方は少なくないのではないでしょうか。
これまでも小さなボディはそのままに、大きな進化を遂げてきたX100シリーズ。
今回も、高画素化、手振れ補正機構搭載など待望の機能の追加がアナウンスされています。
そんなX100シリーズに焦点をあて、当社スタッフがスナップを通してその魅力をお伝えしていきます。
本連載にて2度目の登場となるX100V。前回の夜間の撮影とは変わって、本機と過ごした休日を振り返って行こうと思います。
厳しい寒さも徐々に和らいできました。この日は梅を見に出かけました。
使いやすい35mm判換算23mmの焦点距離に、FUJIFILMらしいナチュラルな色味、また開放時はF2ならではのボケ感がしっかり楽しめます。
X100シリーズの1番の人気の理由はなんといってもそのコンパクトさと言っても過言ではないですが、この日もダウンのポケットに入れてみてあまり違和感のないサイズ感に驚きました。スマートフォンとまではむずかしいですが、日常に馴染んでくれる程よい重量感です。
こちらはカフェにて。
落ち着いた店内の雰囲気に合わせて、X100Vより搭載された人気のフィルムシミュレーション、「クラシックネガ」を使用しています。
おでかけのメインはやっぱり美味しいご飯、の筆者にとってテーブルフォトの撮影の機会は多いので、圧なく構えてすぐ撮れる本機はとっておきの相棒になってくれます。
地面に落ちたツバキに、雫を纏った青い葉。
植物の色を鮮やかに残したかったのでこの日この2枚は、フィルムシミュレーションにて「ビビッド」を使っています。
最短撮影距離は10cm。自分の目で感じているものとまた違う世界を見せてくれます。
テーブルフォト撮影時もそうですが、”寄れない”ストレスが全くないのは日常使いをする上でかなり重要ではないでしょうか。
ある温室にて。彩度を抑えた「ETERNA シネマ」で、サボテンを縦構図で撮影しました。
ヒスイカズラは頭上高くにあったため、デジタルテレコンを使用(OFF→50mm→70mm)してみました。
ちょっと足りないな、という瞬間もさほど画質の劣化も気にならず撮影することが可能です。
ついにその全貌が明らかになったX100VI。
本連載を通じてスナップカメラとしてのX100シリーズの魅力が伝われば幸いです。
次回はどのX100シリーズが登場するのでしょうか。乞うご期待!
SIGMAから新たな撮影体験を提供する、ハンディサイズの500mm。
『SIGMA Sports 500mm F5.6 DG DN OS』が登場しました。
小型軽量×高画質がテーマの本レンズを野鳥撮影でテストしてまいりました、是非動画をご覧ください。
本編映像
動画チャプター
00:00 オープニング
01:40 早速野鳥を撮影
04:10 ポートレート撮影で性能をみる
05:56 持ち運びしやすいコンパクトネス
06:32 写真の確認とスペックを振り返る
13:06 引き続き撮影していきます
13:37 おわりに
14:23 エンディング
野鳥撮影でテスト
小型軽量設計ということで気になるのは描写力。
圧倒的解像感に定評のあるSIGMAの描写力に期待を抱きながら野鳥で描写力とAF性能を確認しました。
使っていて楽しい。
毛の一本一本まで描かれる描写力はさすがの一言。
そしてAFに迷いが少なくて前ボケを作る構図でも思いのままに撮影ができました。
コンパクトなサイズ感は持ち運びにも嬉しいです。
500mmレンズとなると別でケースを持ち歩くことが当たり前でしたが、小さめのカメラバッグに入れても、さらに1,2本レンズが入る余裕があるほどです。
飛行機撮影でテスト
別日には夜の飛行機撮影を行いました。
点滅する光は縦に伸びていますが、常時点灯していた光源は滲みや独特なフレアが出ることなく綺麗に写し出せています。
次に流し撮りに適した手ブレ補正機能「OSモード2」の性能を確認するために手持ちで流し撮りを行いました。
強風が吹き荒れる中での500mmの手持ちはかなり難しかったのですが、しっかりと手ブレを抑えてくれました。
動画本編ではここでご紹介しきれなかった写真の数々、所感などもご紹介していますので是非お楽しみください。
「この商品が気になる」「この描写が気になる」などありましたら、コメント、高評価、チャンネル登録お待ちしております!
【動画内で使用した商品はこちら】
【ライカSL/TL用はこちら】
【Canon】野鳥撮影でEOS R6 Mark IIを体感!!
ものすごい寒い日があると思えばびっくりするくらい暖かい日が続いたりと気温の変化がめまぐるしい印象の2月でした。そんな2月下旬のある日、撮影に出ました。今回はCanon EOS R6 Mark II とRF70-200mm F2.8L IS USMを持って野鳥を探してみたいと思います。
この日は練馬区にある野鳥がたくさんいるという評判の石神井公園に向かいました。初めての公園なので楽しみです。
この日はとても良い天気に恵まれましたが、気温が上がらずとても寒かったです。石神井池に着くと水鳥がたくさんいました。奥には三宝寺池があります。せっかくなので両方の池に足を運ぶことにしました。
強風で揺れる水面とふんわりとした羽で覆われたカルガモをきれいに撮ることができました。望遠端 200mmで撮ってもこの画質の良さです。私はあまり見たことないのですが、このときは水かきをしている足までしっかり見えました。
4~5mくらい先の杭の上にカワウが羽繕いしていました。シャッターをきっているとだんだん顔も羽根も上がってきました。まるで私の前でポーズをとってくれているかのようでした。この写真はそのなかでも一番カメラ目線な一枚です。この後も羽根をぶるぶるさせるなど、楽しませてくれました。こういう写真を見ると人物撮影でも是非使ってみたくなります。
エナガという鳥です。この時から焦点距離1.6倍のクロップ撮影をしています。考えてみればフルサイズ機をクロップして撮影するのは初めてです。2420万画素のセンサーの中心部だけを使うことでこのときの焦点距離200mmから320mmに伸びます。それによって画素数は約930万画素に減ります。AF性能の高いカメラと描写性能の高いレンズの組み合わせでとてもシャープな写りが楽しめます。個人的にはこれで十分満足なのですが、ついでに次の写真ではトリミングもしてみました。
トリミングするとこんな感じです。画質の劣化もほとんど感じられません。もちろん限度はあるでしょうし、またその許容範囲もひとそれぞれなので正しい答えなど存在しません。ですがクロップしてさらにトリミングしてこの結果は今後のカメラを選ぶ上での参考にはなると思います。
またこれらの10数センチほどの鳥は動きもかなり速いので高速連写しています。被写体はぶれていますが、羽が扇子のように広がって動態撮影ならではの1枚になりました。もちろんトリミングもしています。
梅が咲いていましたが、さすがにピークを過ぎていたので綺麗な部分だけ切り取って撮影しました。桜が咲くのが今から楽しみです。
アトリというはじめて見る鳥です。三宝寺池に着いてから最初に出会った鳥です。
メジロも元気に遊んでいました。松の針葉の後ろで遊んでいたのですが、ちょうど上手い具合に顔を出してくれたところを連写しました。
ヒヨドリはいろんなところで見かけます。この写真は私がヒヨドリに対して抱いているイメージそのものです。活発でふてぶてしさを感じさせる雰囲気です。
鳥を探しながら顔を上に向けながら歩いていたら野鳥が一生懸命木をつついているところを発見。少し影になっていますが、アオゲラというキツツキ科の鳥です。初めて見る鳥ですが、そもそも鳥が木をつついているところも昔、テレビで見たことがあるくらいではじめてです。撮影がどんどん楽しくなっていきます。
キジバトです。今回の撮影ではカメラ内のMENUにある「検出する被写体」を「動物優先」にして撮影に臨みましたが、AF精度の高さを感じました。木の枝や葉っぱに鳥が重ってしまうような場面でも高い確率で被写体を捉えてくれていました。
ハッカンという野鳥です。初めて見る鳥です。ひと通り周って石神井池を眺めていた時、ふと足下を見るとすぐ横にこの鳥がいました。びっくりしました。人慣れしているようです。1~2分徘徊して消えていきましたが一緒にいたハトが小さく見えるくらい大きな鳥でした。
RF70-200mm F2.8L IS USMは動体だけでなく、人物や花など幅広いフィールドでの撮影に使われているレンズです。今回、野鳥を撮影してみてその描写性能の高さを感じました。ご紹介した写真はほぼ望遠端で撮影しているものばかりですが、実際はズーム全域で画質の良さを得られます。
動きの予測がつかないことの多い野鳥撮影は刺激的で楽しいです。EOS R6 Mark II はそんな動体撮影をしっかりサポートしてくれるミラーレスカメラです。
この公園にはいろんな種類の野鳥が生息しているようなので、まだまだ私のみたことのない鳥がたくさんいると思うと次回、撮影に行くのが今から楽しみです。
今回使用した組み合わせです。
中古商品はこちらからご覧ください。
【OM SYSTEM】OM-1 の魅力に迫る – OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO編
OM SYSTEM / OLYMPUSOM SYSTEM ズームレンズOM-1スタッフおすすめ機材ズームレンズを楽しむ厳選アイテム
後継機が発売されたことで改めて注目を集めているOM SYSTEM「OM-1」。
その魅力を追及する連載記事第一弾となります!
今回の相棒は「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」。
ボディとの相性や大口径超広角ズームレンズと組み合わせたときの「相乗効果」をぜひご覧ください。
波打つガラスを通る光が、白いベンチソファーに波模様を描きました。
この写真だけ見ると本当に海底に揺らめく波の影のようです。
静かなロビーでもシャッター音をしない設定にすれば、このように自分の横をそっと撮って波を収めることができます。
「OM-1」といえば手持ちハイレゾ。
素敵な教会の内部を撮影しました。
充満する厳かなオーラ、天井や柱の精巧な細工、ステンドグラスから溢れる光、整然と並ぶ長椅子。
そのすべてが密に映し出されています。
広がる聖なる景色が目の前に広がっているかのよう。
雨が降る日は当然ながらカーテンを照らす日が強くはありません。
だからこそ実現したこの絶妙なグラデーションはさすがOM SYSTEMだと唸ります。
カーテンのひだ、布地の細かな凹凸の描写がお見事です。
寒い中で咲くハボタン。
中心には雨粒が溜まっていました。
「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」は最短撮影距離がわずか20cmと短いという魅力がありますので、マクロレンズさながらに寄った撮影も得意としています。
同じく最短撮影距離まで寄って撮った赤い花。
こちらはさらに「テレコンズーム」をオンにして望遠端で撮りました。
14mmですが、マイクロフォーサーズなので2倍、テレコンズームでさらに2倍なので35mm判換算56mm相当となります。
クロップではないので縦横のピクセル数は通常の撮影と同じです。
開放F値2.8で撮っていますので、背景のボケ味が美しいです。
最後はちょっぴり寂しい写真。
この沼には水鳥がいると聞いていってみたのですが、一羽も見当たりません。
どこか雨の当たらない影で休んでいるのかもしれません。
水面には雨がつけた窪みがポコポコと開いています。
そんな天気の悪さも、飾ることなくそのまま写すことができました。
さて「OM SYSTEM OM-1」と「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」での撮影はいかがでしたでしょうか。
小さいけれどな中身はビッグな「OM-1」の魅力を、「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」が引き立ててくれます。
ぜひお手に取ってみてください。
【SONY】中望遠マクロとロウバイ園
皆さまこんにちは。
レンズのヘリコイドを操作する手は未だ冷たく、暖かい日を待ち望みながら現実と向き合うべく、フォトグローブを購入した筆者です。
今回は中望遠マクロレンズとなるMACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5でロウバイを撮影してきました。
他の季節と比べて、比較的彩りが寂しくなる季節ですが、春への期待に胸を膨らませる様にコロンとした花弁が可愛らしく、
また清涼感のある甘い香りや黄色い花弁など、冬景色の中でも寂しさを忘れさせてくれます。
α7RV + MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5 1/500 F2.5 ISO100
花びらがろう細工の様である事などもあってか、漢字で書くと「蝋梅」と記載します。
α7RV + MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5 1/800 F2.5 ISO100
レンズの方もご紹介を。フォクトレンダーのレンズの中でも最も高い光学性能を持つシリーズに名付けられる「APO-LANTHAR」のシリーズ。
その中でも頭に「MACRO」と付くように、等倍撮影を可能としたマクロレンズです。
α7RV + MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5 1/800 F2.5 ISO100
また、フリンジ等の原因となる撮影軸上色収差を限りなく抑制しつつ、3群ものレンズ群が独立して動くフローティング機構を搭載しており、
中望遠マクロレンズとして遠景から最近接(最短35cm)まで高い描写性能を持っています。
α7RV + MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5 1/800 F2.5 ISO100
なお、現代の高性能レンズには必ずと言っていいほどの使用されている、性能を高めるための非球面レンズを使用していない点もポイントです。
研削精度次第ではありますが、非球面レンズを使用した場合玉ボケなどの内側に年輪状のボケ(玉ねぎボケ)が発生してしまう事がありますが、そういった心配もありません。
そのため、高い色再現性と解像力、とろけるようなボケを体験する事が出来るのが本レンズの良いところでしょう。
α7RV + MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5 1/1250 F2.5 ISO100
軸上色収差の少なさにおいては白い被写体や輝度差のある部分を撮影するとわかりやすいでしょうか。
α7RV + MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5 1/500 F2.5 ISO100
お昼ご飯を食べるべく、食堂へ向かいますがさすがに110mmともなると被写体に近すぎてしまうため、日常的なテーブルフォトには向いていない焦点距離です。
逆にテーブルフォトでも広告・宣材写真撮影など、日常的な撮影ではなく、撮影環境を用意してワーキングディスタンスを確保した状態での撮影には中望遠が多く用いられており、使いやすい画角となるでしょう。
しかしながら今回は前者ですので、やや離れた位置にあった椅子を狙ってみます。
地味な被写体ではありますがサイド光に照らされてなかなか雰囲気があります。そして背もたれのフレームの質感表現や、布地のパターンの描き込み、前後のボケ感など様々な要素が確認いただけるのではないでしょうか。
α7RV + MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5 1/400 F2.5 ISO100
α7RV + MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5 1/200 F2.5 ISO100
腹ごしらえを済ませて再び園内を見回っていると、フクジュソウが咲いているところもチラホラ。
漢字では「福寿草」と書き新春を祝う縁起物ではありますが、実は毒性が強いそうで名前とは裏腹になかなか恐ろしい花です。
α7RV + MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5 1/250 F4.5 ISO100
α7RV + MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5 1/400 F2.5 ISO100
訪れたのは2月の下旬頃。更にはマンサクの花も咲いていました。
こちらは春に咲く他の花に先駆けて花開くことから、「まず咲く」「真っ先」といった言葉が変化し「まんさく」と呼ばれている説があるそうです。
また、そういった要素から春の訪れを告げる木として観賞されている事をこの記事を書きながら知ることになりました。
暖かくなれば今度は桜が咲き、今年も桜前線を追いかける日々が始まります。
その時はまたこのマクロレンズで、撮影に赴きたいと思います。
現在新品ソニー製品につきましては「αスプリングキャッシュバックキャンペーン2024」が実施中!
今回使用したα7RVについても対象商品となっており、新品をお買い上げのお客様はご購入後にソニーキャンペーンサイトより
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【FUJIFILM】GFX100IIは写真も動画も最高だった。
FUJIFILMFUJIFILM GFX seriesGFX100IIミラーレス動画ミラーレス動画 フジフイルムX / GFX編冬の煌めき動画撮影旅
FUJIFILM GFX100IIが発売されてから早5ヶ月。
既に手にされた方も多いことかと思います。
一度発売時に使用しましたが、再度動画撮影も含めて使ってみることにしました。
GFX100IIは新センサーを搭載したことにより4K/60P及び8K/30Pの4:2:2 10bitのカメラ内カード記録に対応しました。
中判デジタルでここまで撮影できるのは驚きです。
今回は4K60Pで撮影してみました。
もちろん写真も撮影してきました。
一緒に持ち出したレンズ以下の3本です。
・フジノン GF100-200mm F5.6 R LM OIS WR
・フジノン GF55mm F1.7 R WR
・フジノン GF110mm F2 R LM WR
これらの機材と一緒に長野県にある霧ヶ峰高原へ行ってきました。
深夜に車を走らせ、辺りが白み始めた頃に目的地に到着しました。
辺りは霧がかかっていて林がそれに隠れていくグラデーションを写真に納めました。
まだかなり暗い時間に撮影したので手持ちでは厳しいような気もしましたが優秀な手ブレ補正のおかげもあってか何とか撮影出来ました。
時間が経つと辺りの霧がはれて空が見えてきました。
陽の光が滲む空の反対には月がまだ見えています。
レンズをGF100-200mmに替えダイナミックに林と月を切り取ってみました。
寒さに耐え忍ぶ木々と夜を照らす月。
どちらも静かで力強いです。
GFX100IIに限った事ではありませんが、筆者はGFXを使用する時、縦構図の写真が多くなってしまいます。
4:3の写真は縦に撮っても安定感が感じられてとても好きです。
いよいよ空も赤くなり始めたころ筆者の目の前には富士山のシルエットが鮮明に写し出されていました。
この美しさを前に寒さを忘れてファインダーを覗いていました。
GFXのセンサーから生み出される空の色の豊かな階調。
何処までも被写体に近づけそうな解像感。
GFX100IIとGFレンズを持ってきてよかったと思えます。
富士山の右側には南アルプスが広がっています。
鋭利な山肌やそこに生えている木々、頂上付近に掛かる雪や雲。
自分の目で見るよりも鮮明に写し出されています。
今までGFXで山を撮影した事はなかったのですが、中判デジタルセンサーから生み出される山の存在感にただただ感動してしまいました。
遠景写真を一通り撮影したところでレンズをフジノン GF55mm F1.7 R WRに替えました。
中判サイズのセンサーとF値1.7のレンズから生み出される滑らかなボケは幻想的な雰囲気を纏っていて、ついついF値開放ばかりで撮影してしまいます。
開放時でもピント面はしっかり解像されていて被写体となるすすきがしっかりと存在感を出しています。
逆光耐性も高く、ゴーストやフレアも最小限に抑えられています。
この写真を見てフジノン GF55mm F1.7 R WRの逆光時の描写が好きになりました。
1億画素で撮影した写真はクロップしても画質が落ちないのがメリットでもあります。
車で移動している途中に遠い山の中腹にひと際白くなっている木がありました。
200mmで撮影しても小さく写ってしまいましたが、後でクロップしてみるとかなり大きくできました。
白樺湖の方へ下りていくとなんと雪が降り始めました。
少し前まで青い空と山々を眺めていたのに…。
大きな湖面に浮かぶ白樺の木は雪も相まって幻想的でした。
結露には注意しなくてはなりませんが、防塵防滴で動作環境も-10℃~+40℃と天候の変わりやすい高原地帯では心強い相棒になってくれるでしょう。
撮影した写真はこの辺にして、動画も是非ご覧いただきたいと思います。
今回は全てのシーンの撮影時に三脚を使用しました。
手持ちでも撮影して見たかったのですが、寒すぎて今回は諦めました…。
またGFX100IIに新たに搭載されたMFアシスト機能フォーカスマップですが、非常に使いやすい機能でした。
今回の撮影では外部モニターを持って行かなかったので、背面モニターのみでピントを確認していました。
ピーキング機能も良いのですがフォーカスマップだと液晶モニターに近づかなくても一目でピントの合っている領域を認識することができます。
また、新たにF-Log2が搭載され、何とダイナミックレンジが14+stopに広がっています。
諧調が非常に豊かで編集もしやすさも優れていました。
まだまだ素晴らしい機能が盛り込まれているGFX100IIですが、一回で全ての機能を使用しきることはできませんでしたので、引き続き使用していきたいと思います。
【Nikon】Z fで撮影された「ストリートスナップ」をご紹介!
マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では毎日たくさんのお客様に作品をご投稿いただき、その数なんと約42万枚にも上ります!
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください。
本日はご投稿いただいた『Nikon Z f』の作品の中から6作品をご紹介! 魅惑的なデザイン、そして触れた瞬間からカメラ表現への探求心を掻き立てる一台で撮られた、皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。
【作品名】電車きたぁ~? <投稿作品を見る>
【投稿者】 GON 様
【使用機材】Nikon Z f + NIKKOR Z 24-120mm F4 S
【作品名】重なり <投稿作品を見る>
【投稿者】sugar 様
【使用機材】Nikon Z f + NIKKOR Z 40mm F2
【作品名】さぁここから旅が始まる <投稿作品を見る>
【投稿者】しゅっかまん 様
【使用機材】Nikon Z f + NIKKOR Z 40mm F2
【作品名】整列! <投稿作品を見る>
【投稿者】 ららら♪ 様
【使用機材】Nikon Z f + NIKKOR Z 40mm F2
【作品名】オレンジ <投稿作品を見る>
【投稿者】 割り箸1番 様
【使用機材】Nikon Z f + Carl Zeiss Milvus 135mm F2 ZF.2
【作品名】旅の始まり <投稿作品を見る>
【投稿者】 Takashi Yamamoto 様
【使用機材】Nikon Z f
日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!
日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!
【OM SYSTEM】機能豊富なOM-1 Mark IIで撮れるもの
話題のカメラ「OM SYSTEM OM-1 Mark II」。
ハイレゾショットや多重露光など多機能なカメラです。
そこで今回はその機能に注目してみました。
組み合わせたのはオールマイティなレンズ「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」です。
さてその写りはいかに。
雨の中、横浜へ向かいました。
多少雨が激しく降っても、本機はハードなアウトドアユースにも対応する防塵・防滴設計なので安心です。
天気がよくないときは無理に明るくする必要はなく、このように暗いまま撮るのもよいと思います。
こちらの写真は見たままの印象の色が写せています。
余分なところをカットして撮るには距離がありましたが、35mm判換算で24-200mmとなる「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」の望遠域のおかげで意図どおりのフレーミングができました。
雨を避けて船の中へ。
見晴らしのよい高い場所から空を見るとどんよりしており、それよりはと個性的な船の内側を主役に広角で撮りました。
室内でも邪魔にならないコンパクトな組み合わせで、広角域もカバーしますから廊下も広く撮れて使い勝手がいいです。
船内で手持ちハイレゾ撮影を。
当時の乗客は入れなかったであろう機械室を精細に写します。
ハイレゾ撮影には2種類あり、手持ちハイレゾ撮影の場合の画像サイズは8160x6120pxと高解像となります。
三脚ハイレゾ撮影では10368x7776pxとより高解像になります。
気軽な手持ちでも十分な画素数が得られますから、用途によって使い分けるとよいかと思います。
時計の針だけにピントが合わせた写真。
文字盤のボケ味が美しいです。
続いて桜を撮りました。
こちらの木はちょうど満開です。
露出を3段オーバーに設定して撮りました。
露出補正せず雨らしくありのままを写すのもよいですが、今回は天気を感じさせないふんわりした一枚を撮りました。
冒頭の写真はさらにふんわりしています。
日が暮れてきたので長秒露光を選択。
教会の前を車が通りすぎるのをじっくりと撮ります。
トラックが高い位置にライトの軌跡を作ります。
すっかり夜になりましたが、都会である横浜は明るく、昼間とはまた別の顔を見せてくれます。
水面が黄金色に照らされています。
補正せずともこのような印象的な一枚となり、OM SYSTEMのフラッグシップ機の底力を見せつけられました。
ロープウェイとビルを一緒に写します。
以前はロープウェイはありませんでしたから、今らしい風景です。
明るさについて迷うところですが、動いているゴンドラの金属の質感を出せるよう調整して撮影の設定を決めます。
本機最大の魅力は、風景写真をより印象的に見せる「ライブGND」といっても過言ではありません。
Gはグラデーションを意味し、ハーフNDフィルター効果をリアルタイムに確認しながら撮れるという優れものです。
この写真では海と建物の間に境界線を配して、景色に合わせて少し斜めに設定して撮りました。
海面とビル群の輝度差をうまく調整した一枚が撮れました。
この記事の中で最も「OM-1 Mark II」らしい写真かもしれません。
今回撮っていた中で印象的だったのは、とにかく撮影が楽しいということ。
重かったり大きかったりすることもなく、作品づくりのための補助が充実していて、楽に綺麗な写真が撮れるということ。
そんな「OM SYSTEM OM-1 Mark II」でどんな写真が撮れるのか一例をご紹介しました。
まだお持ちでない方も、OM SYSTEMのフラッグシップ機をぜひお手にとってみてください!
連載中の「カメラを愉しむ」vol.87は「旅するフルサイズ Canon EOS R6 × RF35mm F1.8 マクロ IS STM」をご紹介いたします。
今回はフラッグシップモデルに匹敵する高速連写や高感度撮影などの性能を小型・軽量ボディに凝縮した人気のミラーレスカメラ「Canon キヤノン EOS R6」をセレクト。組み合わせるレンズはコンパクトなサイズながら最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロ撮影が行える定番人気の広角単焦点レンズ「Canon キヤノン RF35mm F1.8 マクロ IS STM」で撮影に行ってまいりました。
筆者にとっての「旅」。それは前々から計画を練りに練って行く旅と、ふと閃き「そうだ、〇〇に行こう」とちょっとした気分で出発する旅の2種類があります。前者の場合は事前に計画をしっかりと行いますのでカメラ機材も「このようなシーンではこの望遠レンズを使って」など考え準備しますが、後者の場合はまさに弾丸。
どんなシーンでも活躍する「万能さ」とすぐに持ち出せる「軽快さ」が魅力の組み合わせで、家を出発しました。カメラボディとレンズを合わせても約985グラム!さぁどんな写りをみせてくれるのでしょうか。
まずは車を箱根に向けて走らせます。
暖かい日も多くなってきましたが、箱根の芦ノ湖ではわずかながら雪も残っていました。少し汚れた雪も「あ、そろそろ春だな」そう感じさせてくれるひと時。実はこの1枚を掲載したのも理由があります。
レンズの性能によってはこのような白い雪を撮影した際に、ノッペリとした表現をするものも多くあります。しかしながらさすが「マクロ」を謳うだけあり、雪の多く積み上げられている部分の奥行きをしっかり表現できていることにとても驚きました。
多くの観光客で賑わっておりましたが、湖畔でひとり時間を満喫されている方が。湖を囲む山々と鳥居、透明感のある水面がとても印象的でゆっくりと時が流れていました。
絞りを開放 F1.8に開けて撮影。皆さんそれぞれの過ごし方で休日を満喫されています。フルサイズセンサーでも開放からしっかりとディティールを表現してくれる表現力の高さに驚きを隠せません。
空を見上げると宿り木が。もう少しすると彼らにも春が訪れ青々とした季節がやってくることでしょう。
さて歩くこと15分、箱根神社に到着しました。池には色鮮やかな鯉たちが目にとまり、水中の奥行きを表現したいと絞りをF2.8に設定。紅白の縁起がよさそうな1コマを撮影することができました。
絞りをそのままに、少しマニュアルフォーカスでピントを鯉から水面に。おもわず「なんて美しいボケ!」と声が漏れてしまいそうでした。
使えば使うほど「この組み合わせ・・・愉しい。」他のレンズを持たずにこのレンズだけで旅することが筆者の定番になってしまいそうなほど。準広角レンズではありますが、撮りたい被写体にググっと寄って撮るスタイルがこのレンズにはとても向いているようです。
九頭龍大神をお祀りする神社、手水舎も龍がずらり。単焦点ならではの「自らが積極的に動いて撮影」するスタイルがまた写欲を倍増させてくれます。そのおかげもあり、ファインダーを覗きながら迫力のあるアングルを探したりといつも以上にフレーミングに気を遣っていた気がします。
開運厄除や心願成就、交通安全、縁結びに御神徳の高い運開きの神様として信仰されているそうです。今年も愉しいカメラが沢山発売されますように!(合掌)
箱根の山頂から眺めていると西伊豆方面の空がきれいに晴れており、夕焼けでも撮ろう!と急いで下山。ファインダーを覗かず、鳥が通り過ぎる瞬間を連写。どのような写真に仕上がっているかなと愉しみに再生ボタンを押してみるとフェンスではなく、きちんと野鳥にピントが合っていたことがとても嬉しかったです。最大1053分割のエリアから自動選択され確実に被写体の捕捉率が向上していることを実感しました。
「EOS-1D X Mark III」に搭載されているセンサーをベースに、カスタマイズしたフルサイズCMOSセンサーと映像エンジンは約4年の月日が経過しているボディとは思えないほど繊細で美しい描写性能を発揮してくれました。
カメラのバッテリーも2メモリ減り、撮影していた筆者も身体が冷え切ったところで締めくくりはテーブルフォト。地元で人気の街中華店を見つけ立ち寄ります。シンプルな醤油ラーメンに餃子と定番のメニューではありますが、最大撮影倍率0.5倍(最短撮影距離17cm)のマクロ撮影が可能な「RF35mm F1.8 マクロ IS STM」はこのようなシーンでも実力を発揮!
風景、ポートレート、スナップ、テーブルフォト。どのようなシーンにおいても軽快に持ち運べるサイズ感と、9枚羽根の円形絞りは思い描いたとおりの表現をしてくれる1本。価格面でも手ごろになってきた「EOS R6」と組み合わせて軽快に旅に出かけてみてはいかがでしょうか。