街に溶け込んで、スナップ撮影するのが粋です。威圧感のないカメラは、撮る側の気持ちも楽になるのでとても気に入ってます。OM-5のサイズ感なら操作性も良好。こちらのレンズはPanasonicのボディとの組み合わせのほうがより自然な色ノリをする印象を受けました。筆者はあまり電動ズームが得意ではありませんので選びませんでしたが、M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZの方がOM-5には適しているのかもしれません。
3本目
【M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO】 これぞ王道の組み合わせ
OM-5のレンズキットでもあるM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROは物撮り、スナップ、風景など非常に万能です。防塵・防滴・耐低温でシビアな環境でも安心して撮影でき、マクロや深度合成にも対応しています。これ一本で様々なシチュエーションをこなすことができます。サイズや重量のバランスの点でも、とても重宝出来る組み合わせでしょう。
ゴールデンウィークも始まり撮影に出かけられる方も多いのではないでしょうか。
普段はいかにカメラをコンパクトに持ち歩くかというところに余念がない筆者ですが、余裕のある休日ならば少しばかり大きいレンズを持ち出しても身体は許してくれるはず。ということで、今回はマイクロフォーサーズ用レンズの中でも少し大きい部類に入るレンズM.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 MACRO IS PROとOM-1を使用してスナップ撮影をしてみました。
等倍(1倍)撮影が可能というのがマクロレンズの定義とされていますが、なんとこちらのレンズはレンズ単体で4倍の撮影倍率を誇ります。2倍のテレコンバータを使用すれば最大8倍まで大きく写すことができます。
これはとんでもないことで、発表された際には何かの記載間違いではないかと驚きました。
発売当初は話題となり、なかなか手に入らないことも。
新品の供給も落ち着いてきた今だからこそこの魅力をお伝えしたいと思い今回使用してみました。
1人目はキャンプ好きのスタッフ。GWもキャンプの予定を立てているので、キャンプに持っていきたい機材を紹介します。
アウトドアシーンには小型・軽量がベスト!ということで「OM SYSTEM OM-5 12-45mm F4.0 PRO レンズキット」 をお供に選びました。
「OM SYSTEM OM-5」は小型・軽量ですが、ハイレゾショットやライブNDなどの撮影機能がしっかりと備わっているので、気軽に持ち歩けて撮影もしっかりと楽しむことができます。防塵防滴のカメラなので、屋外で突然雨が降ってきたとしても気にせず撮影を続けることができます。
こちらのカメラに合わせて持っていきたいのが「M.I.star ラウンドステアレザーポーチ」 です。コンパクトなポーチなので、カメラだけ持ってちょっと出かけたい時にも重宝するアイテムです。
『Canon EOS R50』は約375gというコンパクトなサイズのボディでありながら、2420万画素で連写性能は最大約15コマ/1秒、動画撮影の面では4K30p/フルHD120pの撮影が可能です。手に持った時のサイズ感や、重量もコンパクトなので初めてカメラを手にする方でも、気軽に持ち出して使うことができます。
また、カメラ本体の色はブラックとホワイトがあります。ホワイトがあるということだけでも、こちらのカメラを選ぶ理由になるのではないでしょうか。
液晶モニター
『Canon EOS R50』はバリアングルモニターになっているので、ハイアングルやローアングルで撮影をしたい時に無理のない態勢で撮影をすることができます。
また、タッチシャッターの機能もあります。被写体にカメラを向けて、ピントを合わせたい場所にタッチするだけで、その場所にピントを合わせてシャッターを切ってくれます。スマートフォンのような感覚で操作することができるので、簡単に写真を撮ることができます。
撮影モード
『Canon EOS R50』には様々な撮影モードがありますが、はじめての方に使っていただきたいのがシーンインテリジェントオートです。
カメラが撮影シーンを解析し、シーンに適した設定を自動的に行ってくれるので、シャッターボタンを押すだけで、綺麗な写真を撮影することができます。
他の撮影モードを選択した時には、そのモードがどういったことを行えるモードなのかという説明が画面に表示されます。撮影モードについて詳しくなくても、カメラが教えてくれるので安心です。
動画内ではキットレンズの他にマクロレンズのご提案をさせていただきました。「Canon RF35mm F1.8 マクロ IS STM 」は近接撮影をすることができるレンズで、最短撮影距離が0.17mなのでお花等の被写体にグッと寄った写真を撮ることができます。
APS-C機である『Canon EOS R50』につけると56mm相当の焦点距離になるので、マクロ撮影だけではなく、ポートレートや風景など様々な被写体を撮影するのに向いています。
また、「Canon RF35mm F1.8 マクロ IS STM 」には手ブレ補正が搭載されています。手ブレ補正が搭載されていない『Canon EOS R50』に手ブレ補正が搭載されているレンズを組み合わせることで、安心して撮影に臨むことができます。
まとめ
今回はエントリークラスで人気のモデル『Canon EOS R50』のご紹介をさせていただきました。
カメラが自動で被写体を認識して、最適な設定にしてくれるので、カメラ任せで簡単に綺麗な写真を撮ることができます。
動画本編ではスタッフが実際に撮影している様子もありますので、ご検討の材料になると幸いです。
ふとした思い立ちでZfを相棒に栃木へ旅立ちました。
レンズはキットレンズの NIKKOR Z 40mm F2 (Special Edition)、NIKKOR Z 24-120mm F4 S の2本のみです。
浅草~日光・鬼怒川方面をむすぶ、2023年7月に登場した新型特急のスペーシアXに乗車して片道約2時間の小旅行です。
1日目は移動が多いこともあり小型軽量でよく写る NIKKOR Z 40mm F2 (Special Edition)をつけていました。列車の時間まで少し余裕があることもあり、浅草寺方面へ向かいたいところでしたが日曜日の人出は想像以上のものでした。昨今の事情からか特に外国人の姿が多くみられ、歩くのにも一苦労なほど。象徴的な雷門だけ撮影してすぐに昼食をとることにしました。
どのお店にしようか悩んでいたら10名以上の行列が開店を待つ場面を見かけ、なんとなくその列に加わってみました。昔ながらのカフェといった雰囲気で洋食メインです。
さっぱりしたものが食べたくて頼んだタコのサラダは梅ドレッシングの酸味とピンクペッパーの辛味がちょうどよく美味しかったです。 NIKKOR Z 40mm F2 (Special Edition) は最短撮影距離0.29m。クラシカルなボディに合うビジュアルはもちろんお気に入りのポイントですが、描写も素晴らしいものがあります。
桜の木々にはスズメやヒヨドリが蜜を吸いに集まっていました。
マクロレンズはAFが迷子になりやすいイメージがあったのですが、このレンズはAFがとても高速で驚きました。
FE 70-200mm F4 Macro G OSS IIは、DXリニアモーターやリングドライブSSMなど、SONYのモーター技術を存分に使い、高速、静寂を実現したレンズです。
α7CIIの動体認識もしっかり効いていて、びしっと飛び立ったヒヨドリにピントが合っています。
また別の日。この日は打って変わって、どんよりとした曇り空。パラパラと雨も降ってきました。
雨の日の撮影で難しく感じることが、傘を持っていることです。片手に傘、もう片手にカメラ、両手で構えることはできません。
筋肉があれば片手でもしっかりと固定することができるかもしれませんが、少しの筋肉も持ち合わせていない筆者は雨の日の撮影を避けてきました。しかしながら、今回手にしているカメラはEOS R6。ボディ内手ぶれ補正が搭載されています。
加えてRF24-105mm F4 L IS USMとの手ぶれ補正の協調によって、8.0段の補正効果が得られます。
得意ではない雨も、これなら楽しく過ごすことができるのではないでしょうか。
今回ご紹介したEOS R6とRF24-105mm F4L IS USM。安心の防塵防滴構造で、穏やかな撮影を天候に左右されることなく、存分に楽しむことができました。「写真を撮りに行くぞ!」と出かけるのではなく、お散歩のついでにカメラを構える、そんな一日もこれからたくさん過ごしたいと思わせる素敵なカメラです。