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【SONY】未だに多くのユーザーから選ばれ続ける名機α7Ⅲ、その理由とは。

【SONY】未だに多くのユーザーから選ばれ続ける名機α7Ⅲ、その理由とは。

カメラのスペックは日進月歩。
近年新しく出るモデルは、必ずと言っていいほど目玉となる機能があって多くのカメラ好きを唸らせる性能を有したモデルが多数出ています。

そんな中、世代で言えば旧世代であるにも関わらず、カメラの選択肢が多岐に渡るにも関わらず選ばれ続けているカメラがある事をご存知でしょうか。
それが「α7Ⅲ」です。ミラーレスの一時代を築いたカメラで、カメラ好きは勿論のことカメラを検討している方であれば一度は目にしたことがあるカメラではないでしょうか。

なぜ人気なのか。最新の高性能・高画質カメラが多く発売されている中でなぜα7Ⅲは未だに第一線、新製品と共に最前線で注目され続けているカメラなのでしょうか。今回筆者なりの理由を作例と共に書いていきたいと思います。


【必要十分なスペックが全て揃っているから】

まず結論から書くようになってしまいますが、本当にこれに尽きると感じます。


画素は2400万画素、昨今高画素化が進むカメラ界隈においてこの2400万画素は一見すると物足りない・見劣りすると感じるのではないでしょうか。
実はこれこそ、必要十分とされる絶妙な画素数。このカメラの他にも多くのカメラでこの2400万画素というのが採用されており非常にバランスに優れた画素数なのです。
一般的に高画質であるとされている映像であったりモニターを指す言葉としてよく耳にする、馴染みあるものだと「4K」がまず出てくると思います。現在販売されているモニター類で高画質モデルはこの4Kと呼ばれる画質が主流となっております。
この俗にいう4K画質は画素で言うところ800万画素に相当する画質です。α7Ⅲの2400万画素はこの4K画質に必要な800万画素を十分満たしていることが分かります。つまり大幅にトリミングを行う等の特別な用途が無ければ画素というものはそこまで必要が無い場合がほとんどです。さらに1.5倍にクロップ(トリミング)をしてもおよそ1000万画素は残るのでクロップを用いた場合でも4K画質のラインを下回りません。


さらに、色味においても高い色再現性が魅力です。
色に関しては好みもあるとは思いますが、α7Ⅲの色は作りすぎない自然な色を再現しています。癖のない自然な発色で全体的に落ち着いた色味をしている印象です。
これも多くの方から支持されているポイントの1つであると考えられます。特に筆者は後から編集をするのですが、その際に自然に近い発色だと補正をかけたりする際に特定の色の飽和がしにくかったりするので非常に助かります。


もちろん優れているのが画素のバランスだけではありません。画素だけの話をすれば前述の通り、多くのカメラで2400万画素というのが採用されているので、それだけがこのカメラの魅力ではないのです。
もう一点が手振れ補正、そしてオートフォーカス性能といった撮影をサポートしてくれる機能。
どれだけ写真が綺麗に撮れるカメラでも、撮るための条件がシビアであるとユーザーを選んでしまいます。その点においてもα7Ⅲは非常に優れた機能を有しています。
手振れ補正は5軸・5段、そしてボディ内に搭載。このボディ内に搭載されている点はかなりメリットであり、レンズに手振れ補正がない組み合わせでも手振れ補正を使うことが出来ます。レンズ内に手振れ補正がないとレンズが小型・軽量に設計することが出来、気軽に持ち出せるお手軽なレンズをラインナップに増やすことが出来ます。
そのため、上記作例のように傘を片手に持っているようなある程度しっかり構えることが難しいシチュエーションでもブレることなく撮ることが出来ます。


続いてオートフォーカスの機能。こちらについても皆様ご存知だとは思いますが、「瞳AF」の機能が搭載されております。
この瞳AF機能、α7Ⅲの代名詞と言っても過言でない程このカメラが一躍有名にした機能だと思います。今までのカメラにも顔や瞳を認識する機能を有したモデルは数多くありましたが、どれもおまけに近い機能でした。それを実用的な機能に進化させて登場させたのがα7Ⅲです。
今でこそ標準装備の瞳AF。当時はここまで実用的なモデルはほとんど存在しなかったので、その点でこのカメラの代名詞的な機能になったのではないかと思います。
一昔前の時期ですと、マスクが必須なご時世だったため認識しないようなシチュエーションも多かったのですが、今はそこまででは無いので改めて使い勝手のいい機能と感じていただけると思います。

動物瞳AF「犬/猫」に設定

動物瞳AF「犬/猫」に設定

また、人物の他に犬・猫にも対応しておりこちらは物凄く正確ではないのですが、補助的に使える機能になっております。
犬・猫といった表記ではありますがシチュエーションによってはこのようにトラやオランウータンのような動物にも反応してくれることがあります。


発色をはじめとした色再現性・画質面の他にも機能面として優れている点がこのα7Ⅲにはたくさんあります。


まず、記録に必要なメモリーカードはSDカードを使用。カードを挿すスロットは2つあり、1つはUHS-Ⅱに対応したものになっています。
この点は、プロカメラマンのようなお仕事で撮影をされている方にとっても非常に好評な機能の一つです。
電気的に記録されているデータは、焼き付けて記録するフィルムと違い大量に記録できる反面、トラブルも想定しなくてはいけません。お仕事で撮影をされている方にとって、データは仕事をした結果なので特に大切なもので万が一があってはいけません。データ関係のトラブル自体が多いわけではないですが、トラブルが起こるとすれば多くの場合SDのデータに関するものが多いと聞きます。
お仕事以外にも、個人的な用途であれば旅行や運動会等の催事などで記録した写真・動画などがSDカードの不具合等でデータがダメになってしまったら取り返しがつきません。
そういったトラブルを想定する場合、一回の撮影で二枚のSDカードに同時記録を行い自動でバックアップを取れるダブルスロットは非常に便利な機能です。


一眼レフの頃は一部の上位モデルにしかなかったマルチセレクターを搭載し、フラグシップモデルを使っていた人でも不自由なく使えるようなボタン配置になっています。
マルチセレクターがなくても、コントロールホイールにマルチセレクターに相当する機能を割り当てて使うことはもちろん可能ですが、その分ほかの機能が割り当てられなくなってしまう為、あって困らない機能です。一個人の意見ではありますが筆者は無いと咄嗟にフォーカスポイントを動かそうとする時に困ってしまいます。


そして、α7ⅢはNP-FZ100というSONYのミラーレス用の大容量バッテリーを採用。これにより、バッテリーの持ちが他メーカーと比較してもかなり良くなり一日持ち出しても電池一本で事足りてしまうくらいの電池持ちとなりました。


α7Ⅲが採用しているマウントはEマウント。
このEマウントは他社のミラーレスカメラと比較して、純正やサードパーティ製含めかなりの量のレンズの選択肢があります。純正だけでもおよそ50本以上(2024年8月時点)、タムロンやシグマといった代表的なサードパーティーレンズを組み合わせると100本を超える数が販売されております。
※クロップされてしまうAPS-Cレンズは含めておりません。
もちろん、他社のミラーレスも純正のマウントアダプターを使用する事で一眼レフの時のマウントのレンズを利用する事が可能ですが、ネイティブで取付出来るマウントを有したレンズはここまで数がありません。
その為、この撮影がしたい!や、これくらいの価格帯で欲しい!といった自身の用途や要望に合わせたレンズが他社ミラーレスマウントと比較をすると圧倒的に多いです。Eマウントであれば、あなたの用途や予算感にあうレンズが見つかる事間違いなしです。

SEL1635GM

SEL2470GM

SEL50F14Z

SEL50F18F

TAMRON 28-75mm F2.8 DiIII RXD

Art 105mm F2.8 DG DN MACRO


いかがでしょうか。
必要十分という書き方だとあまり前向きな表現ではないように感じる方も多いと思いますが、ベースとして必要なスペックが全て搭載されているというのは実はとても難しいものだったりします。
カメラの多くは高機能・高性能化が進む反面、個人の用途によっては「ありすぎる」と感じる場合があるからです。
かと言って、機能を減らした選択をすると今度は「足りない」といった問題に直面します。このカメラは多くの方にとって、ありすぎると足りないの間である「ちょうどいい」にとてもフィットしたカメラだと思います。
加えて大小ある様々なレンズの選択肢の多さが、このちょうどいいをさらに明確な形にしてくれているように感じます。
多くのカメラがひしめく昨今にも関わらず、2018年の発売でありながら今なお(特に中古市場においては)最前線で選ばれ続けている理由ではないかと思います。

ぜひ、カメラ選びに悩んでいる方は一度手に取って使ってみてください。
必要十分とするスペックはアナタを全て満たしてくれると思います。またMapCameraでは中古の在庫が非常に豊富ですのでそちらも併せてご検討ください。

<今は中古がお買い得!在庫も豊富で選べます!!>

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[ Category:SONY | 掲載日時:24年08月18日 17時41分 ]

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【Nikon】今こそ!Z6/Z6IIを選ぶ理由3選

【Nikon】今こそ!Z6/Z6IIを選ぶ理由3選

NikonのZマウントシリーズの初号機として2018年に登場した「Nikon Z6」と、その後継機として2020年に発売された「Nikon Z6II」。
今年ついに待望の新型「Nikon Z6III」が発売されましたが、Z6、Z6IIはともに、Zマウントのフルサイズ機として未だ根強い人気を誇っています。
ではまず、「Nikon Z6」と「Nikon Z6II」の主な違いを見ていきましょう。

・メモリーカードがデュアルスロットに対応

Z6ではメモリーカードがXQDカード(ファームアップでCFExpress TypeBにも対応)の1スロットのみでしたが、Z6IIはXQD/CFExpress TypeBとSDカードのデュアルスロットになりました。RAWとJPEGをそれぞれのカードに振り分けたい方やバックアップ記録を取りたい方など、デュアルスロットを望む声は多く、待望の進化となりました。またSDカードであれば入手性が高いため、万が一メモリーカードを忘れてしまっても現地で調達することが容易なのも嬉しい点です。

・連写性能が向上
Z6で最高12コマ/秒だった拡張時の高速連写速度が、Z6IIでは14コマ/秒となりました。またバッファも増設され、連続撮影可能コマ数も37枚から98枚へと大きくパワーアップしています。

・USB給電に対応
Z6はUSB充電には対応していましたが、Z6IIではさらにUSB給電にも対応。タイムラプスなどを撮影する際に、カメラに電源を供給しながら長時間の連続撮影が可能になりました。

他にも細かなブラッシュアップがされています。
一方で、デジタルカメラの目、そして頭脳となるイメージセンサーとプロセッサーに関しては同じものを搭載。ボディ内手ブレ補正が5段、常用ISO感度が100~51200であることなど、基本スペックに関しては共通の部分も多いのです。
ではなぜ次々と新機種が投入されていく中でも高い人気を維持し続けているのか。
その理由を、3つのポイントから探ってみたいと思います。

①基本性能の高さ

日常を切り取るもよし。

三脚に据えてじっくりと撮影するもよし。

超望遠で一瞬を捉えるもよし。
何でもできる器用なカメラ、それがNikon Z6シリーズだと思います。
2450万画素裏面照射型CMOSセンサーは何を撮るにも「ちょうどいい」画素数。
最近では3000万画素クラスのカメラも数多く登場しており2400万画素近辺では物足りなく感じる方もおられるかもしれません。
しかし、データの取り回しのしやすさ、高感度耐性とのバランスを考えた時に、24MPのセンサーはいわばオールラウンダー。シチュエーションによる得意苦手が極端に少なく、あらゆる場面で撮影者の期待に応えてくれるという安心があります。

特に高感度耐性は特筆すべき点です。最新機種にも引けを取らない粘りを見せてくれます。
また紙に大伸ばしでプリントをしても、全紙サイズ程度であれば粗は見られません。

②質感の高さ

Zシリーズ時代の幕開けとして華々しく登場したZ6。スペック面はもちろんのこと、モノとしても非常にこだわって作られています。
ボディにはマグネシウム合金を採用。堅牢な筐体に仕上がるとともに、梨地の加工も相まって質感もとても高くなっており、所有欲が満たされます。

そしてニコンのミラーレス一眼の特長を語る上で、ファインダーは欠かせないポイントでしょう。
画面を見ている感覚が極端に少なく、一眼レフカメラから買い替えるにあたっての懸念点の一つであるファインダー関連の問題は、ニコンのミラーレス一眼カメラなら心配ありません。

また、Z6/Z6IIのグリップ部についたファンクションボタンが絶妙な位置にあり、ここをカスタムして使うことで、自分の撮影スタイルに合ったカメラに変貌してくれます。
主にプロやハイアマチュアに向けて開発がされたボディ。作りにも妥協はありません。

③それでいて価格は安い!

ここで一度現在の中古価格を見ていただきましょう。




いかがでしょうか。
このクラスの一眼カメラがこの価格。
むしろ今度はZ6を買うかZ6IIを買うか、贅沢な悩みを突きつけられます。

中古購入のお買い得さが際立っている今、ぜひ一度ニコンの本気に触れてみてはいかがでしょうか。

▼Nikon Z6IIは新品もございます!▼

[ Category:Nikon | 掲載日時:24年08月18日 15時00分 ]

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【Carl Zeiss】ハッとさせるカールツァイスの描写「Batis 85mm F1.8 ソニーE用」で撮影されたポートレート

【Carl Zeiss】ハッとさせるカールツァイスの描写「Batis 85mm F1.8 ソニーE用」で撮影されたポートレート

マップカメラは多くのお客様に支えられ、2024年8月13日に創業30周年を迎えました。マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」でも創業30周年を記念した特別なフォトコンテストを開催中!ぜひこの機会にご参加をお待ちしております。

システム障害に伴い、8/25(土) 夜間帯にフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に作品を新規アップロードいただけない事象が発生いたしました。システム障害発生中にご投稿いただきましたご投稿者様に深くお詫び申し上げます。

本障害に伴い「人物部門」の応募期間を9/1(日)までに延長いたします。残り1週間夏の終わりまでポートレート撮影を存分にお愉しみいただき、ぜひフォトコンテストへのご参加をお待ちいたしております。

グランプリ作品には「FUJIFILM X100VI」「Nikon Z f Z 40mm F2(Special Edition)レンズキット」「SONY α7C II ズームレンズキット」「Panasonic LUMIX S9 標準ズームレンズキット」など話題の豪華アイテムが贈られます!

30周年フォトコン

さて、本日ご紹介するのは「Carl Zeiss Batis 85mm F1.8(ソニーE用/フルサイズ対応)」でご投稿頂いたポートレート! そのクリアな描写、そして程よく景色を切り取るのにピッタリな85mmという焦点距離を持つレンズで撮られた、皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。



【作品名】海を見つめる男<投稿作品を見る

【投稿者】TACO様

【使用機材】SONY α7II + Carl Zeiss Batis 85mm F1.8



【作品名】Bubbles at breakwater<投稿作品を見る

【投稿者】がく様

【投稿者コメント】model:はせちゃん
Organizer:PHOTOMODELS

【使用機材】SONY α7II + Carl Zeiss Batis 85mm F1.8



【作品名】鶏足寺の紅葉<投稿作品を見る

【投稿者】Yuu様

【投稿者コメント】鶏足寺(旧飯福寺)は、735年僧行基によって開基された古寺です。中世には僧兵を擁するほどの大寺で、時の権力者の庇護を受け安定した寺運を続けましたが、江戸幕府の終焉とともに衰微しました。 現在は廃寺となっており、普段は地域住民の手によって管理がなされています。
モデルは妻です。

【使用機材】SONY α7II + Carl Zeiss Batis 85mm F1.8



【作品名】Which is shining?<投稿作品を見る

【投稿者】がく様

【投稿者コメント】model:はせちゃん
place:Studio CANAL Koto-ku Tokyo Japan
organizer:PHOTOMODELS

【使用機材】SONY α7II + Carl Zeiss Batis 85mm F1.8



【作品名】Sunbeams<投稿作品を見る

【投稿者】がく様

【投稿者コメント】model:はせちゃん

【使用機材】SONY α9 + Carl Zeiss Batis 85mm F1.8


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

ご投稿には会員登録が必要です

[ Category:etc. SONY | 掲載日時:24年08月18日 13時30分 ]

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【PENTAX】WG-1000で海を散策

【PENTAX】WG-1000で海を散策

昨年訪れた海水浴場でほんの少しですが、初めてシュノーケリングというものをやってみました。海の中の様子や魚が泳ぐ姿を見るのが思いのほか楽しくて、夢中になりました。そして、次は岩場のあるところでもっと多くの魚を見てみたい、と思うようになりました。

それから1年が経ち、ついにその日がやってきました。今回は海の様子を撮影してみたいと常々思っていたところ、ちょうどPENTAXから高い防水性能を持ったコンパクトデジタルカメラWG-1000の発表、発売がありました。近頃、アウトドアアクティヴィティを楽しんだり、また水中撮影の初心者である私にはぴったりのカメラだと思い購入しました。

今回は、水の中に入って撮影したことで気づいたことなども交えながら、このカメラの楽しさ、良さをお伝えしたいと思います。このWG-1000に興味を持つ方、あるいは海の中を撮影してみたい、とお考えの方に少しでも参考になれば嬉しいです。

今回訪れた場所は南伊豆にあるヒリゾ浜というところ。中木港から船に乗って5分程のところにある島です。家族連れで遊べるような浅瀬からシュノーケリング上級者に人気の深場のところもある海岸です。この日は良い天気に恵まれました。天候状況、あるいは天気が良くても風の状態によって船が欠航することもあるらしいので無事に島に渡れてよかったです。

船に乗る前に着替えは済ませていたので到着後、早速簡易テントを張って泳ぐ準備をします。水中マスクとシュノーケルをつけて水辺に向かいます。

水に入った瞬間、かなり浅いところから小さな魚が元気に活動しているのがわかります。そしてもう少し深くなって自身が泳ぎだすとさらに多くの種類の魚が優雅に泳ぐ姿が見えます。これまでの人生で、これほどきれいな海をみたことのない私の目の前に、次々といろんな魚が現れる光景は強烈です。知らない世界に足を踏み入れたことを実感する瞬間でした。
それではWG-1000で撮影した海の中の様子を短い動画にまとめてみましたのでご覧ください。

水の中での動画撮影は魚の動きに合わせてカメラを動かしたり、潮の流れに身を任せて海中の様子を撮っていくやり方で比較的安定した映像が撮れたように思います。反対に身体の動きを止めて撮影するのは難しかったです。どうしてもそうしたい場面では、近くにある巨大な岩を背もたれにしたり、右腕で岩にしがみついたりしながら撮影しました。記録しておきたい瞬間がたくさん訪れてくるのです。海中デビューのWG-1000大活躍です。

動画の撮影で苦労したのは録画中、液晶モニター上に出る録画中の状態を示す赤丸マークがほとんど見えなかったことです。水中マスクをつけていたせいだと思います。さらに手には手袋(岩場のため)、そしてカメラには商品に同梱されているシリコンカバーをつけていました。シリコンカバーの上から手袋をした手で録画ボタンを押すので、もしかしたらちゃんと押せていなかったこともあったかもしれません。それに気づいてからは都度、水中では再生ボタンを押して録れているか確認したり、浅瀬では立ち上がって録画ボタンを押していることを確認してからまた泳ぎだすようにしました。今回、知ることができて良かったです。

静止画はオートモードで撮りました。少し深いところになると結構潮の流れが強くて自分も流されながらシャッターをきる場面が多かったです。魚の動きとシャッターをきるタイミングが合わないと枠からはずれたり、あるいはブレたりします。でもありがたいことにシャッターチャンスがたくさんあったのでたくさん撮っているうちに少しずつ感じがつかめてきました。

WG-1000はRAW形式で記録できません。いつの頃からかRAWでしか撮らなくなってしまった私にとって、JPEG形式で撮るのは何だか初心に帰った気分です。ですからこれらの写真の記録画質はJPEGです。すべて撮ったままのものです。何も手を加えていなくても豊かな色彩が自分好みでとても気に入っています。

バッテリーの持ち時間は、メーカーHPによると水深15mで連続1時間の水中撮影が可能とあります。私の場合、家族と遊びながら撮影したり、またひとりのときは、潜ることはあっても基本的には水面付近を中心に泳いでいました。正確に時間を計っていたわけではないですが、体感で2時間くらいでしょうか。

実は今回、予備バッテリーを用意しませんでした。そのためほぼなくなったところで休憩に入り、テントでお昼ご飯を食べている間に持参したモバイルバッテリーで充電しました。他の多くのカメラ同様、WG-1000もUSB-Cの充電に対応しています。その後、帰り支度を始めるまでの間、さらに撮影を続けました。

今回、レンズ交換式のカメラも持って行ったので、WG-1000は水中でバッテリーを使い果たしても地上での撮影に困ることはありませんでした。でも我ながら今回のWG-1000の画像、映像を見て予備バッテリーを用意してカメラ1個で旅行してもよかったなぁ、と思いました。とても良いカメラだと思います。

水の中での撮影は、思いもしないハプニングに見舞われることもあります。
ここにくる前日、下田の海水浴場で遊んでいるとき、WG-1000につけていたカラビナストラップ(同梱品)を握っていた手の甲に強い波が当たって、その勢いでカメラを手放してしまいました。必死に探して5分後くらいに見つかりました。でもその時間はとてつもなく長く感じた時間でした。カラビナではなくハンドストラップ(こちらも同梱品)をつけて手首に通しておくべきでした。それにしてもカメラが見つかったのは、運が良かったとしか言いようがありません。もし見つからなければそれまでのデータは全て失い、この美しい海の様子を撮影する機会も失うところでした。背筋が凍ります。

とりあえず万全を期して、今回の旅行のために用意したスマートフォン用の防水ケースについているネックストラップをカメラにつけてその後の海の撮影に臨みました。

驚くほどきれいな海で過ごした時間は夢のようでした。そしていつもと違う世界での撮影は理屈抜きに楽しいものでした。

初めての海水の中での撮影で、PENTAX WG-1000は見事に活躍してくれました。動画、静止画両方において良い瞬間をいくつもとらえてくれていました。WG-1000はスペックを抑え気味のカメラである分シンプルで使いやすく、外観も恰好良いので気に入っています。

翌日、伊豆半島沿いを走る帰りの電車の窓から広がる海の景色がきれいでした。

マップカメラならネット限定2年保証で安心! ぜひお求めください。

中古商品はこちらからご覧ください。

[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:24年08月17日 17時17分 ]

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【SONY】母艦機日記 Leica Hektor L50mm F2.5

【SONY】母艦機日記 Leica Hektor L50mm F2.5

これはSONY α7RⅢを軽量性だとかAFだとかを無視して古いレンズの母艦機として運用している筆者の日記です。

母艦機とは本来燃料や航空機などを輸送する船のことを指す言葉ですが、カメラボディに対してこの言葉を使う場合は「レンズを使うためのボディ」という少々ややこしい意味を持ちます。

フランジバックの問題でレフ機ではアダプターがなく楽しめなかったあのレンズもこのレンズも、ミラーレスならすべて楽しめるというわけです。

大昔の聞いたことがないレンズから一度は耳にしたことがあるレンズまで、α7RⅢに付けて楽しんでいきたいと思います。

 

今回使用したLeica Hektor L50mm F2.5はライカ社初のハイスピードレンズです。
エルマーの後継となり、A型に取り付けられた状態で発売が開始されました。
後年にはレンズ単品でも発売されていたようですが、出回っている本数が少なく今では珍品のような扱いです。

バリエーションはニッケルとクロームの色違いモデルが存在します。
エルマーやズマールなどはニッケルの方が生産本数が少ないため金額が高騰しますが、本レンズにおいては逆転しクローム鏡筒の方が生産本数が少ないため値段が高いです。
ぱっと見ではエルマーとそう違わないように見えるライカ初の大口径レンズはどのような写りを見せてくれるのでしょうか。

 

まずは1枚。何の気なしに撮影しましたが、ベルベットの質感が上品に表現されています。

スペックからズマリットのような甘いレンズを想像していましたが、しっかりと、そしてしっとりと写ってくれます。

カラーフィルム等存在しなかった時代のレンズではありますが、非常に渋い色味です。

 

斜めに日が入ったことで下部にフレアが出ています。

地面から照り返す暖かい光のようにも見えます。

 

背景を回すために被写体に寄ってみました。

ズマールのような回り方をしています。ピントのピークは芯があるもののどこか優しい雰囲気。

 

バブリーなボケをするかと思いましたが、背景の点光源が少し足りませんでした。

トリプレットの派生形なので輪郭が強く出るボケはお約束。

もう少し葉を周辺部に寄せた構図でも撮ったのですが、周辺は甘くなりすぎてしまうため、ある程度中央部に寄せておいた方が無難でしょうか。

 

F9まで絞っての1枚。

パキっとした描写はかなり現代的ですが、背景の怪しいボケがオールドレンズであることを主張してきます。

解像力もさることながら、幹の乾燥した部分としっとりとした部分を描き分ける表現力は流石ライカです。

 

開放での一枚。

船をあえて周辺部に持ってきて少し甘くしました。

ライカの「なんとか明るく、そしてしっかり写るレンズを作ろう」という意気込みが見えてくるようで、私はズマールやズマリットよりも好みでした。

 

今回はライカ初のハイスピードレンズ、Leica Hektor L50mm F2.5とお送りしました。

中央部の確かな解像力と周辺部の妖しいボケ味が共存する、ライカの歴史を感じることのできる一本です。

見かけた際は是非お手に取ってお試しください。

 

[ Category:Leica SONY | 掲載日時:24年08月17日 15時00分 ]

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【Leica】カラーだけじゃない?Q2モノクロモードで撮影してみる。

【Leica】カラーだけじゃない?Q2モノクロモードで撮影してみる。

Leicaのボディは大きく2つ。カラーセンサーの従来機とモノクロ専用機の
Monochromがあります。恐らく購入する時も「モノクロ専用機とカラー機ってどこまで違う?」
という部分に悩まされる方も多いはず。実はカラー機でもLeicaのモノクロモードはしっかり作られています。

こちらがQ2のモノクロモードで撮影した写真。パッと見るとこちらでも充分に思えます。
気持ちアンダーに露出補正を掛けておくと雰囲気がとても出やすく撮影も楽しくなります。

暗部の階調もしっかり残っており、このままでも充分な画づくりです。
ISO1600で基本的に撮影していてもあまりノイズ等は気になりません。
Q2の場合はAFで撮影する方が圧倒的に多い中、筆者の場合F8まで絞り込み
MFで被写界深度内に入れて撮影する昔ながらの方法で撮影していました。
所謂レンジファインダー機の撮影方法です。
このような操作方法にスムーズに切り替えられる事はQシリーズの最大の特徴。

こちらも最小限の調整程度。
暗部の階調は深い一方、ハイライト側の耐性は他社機に比べても比較的弱めです。
露出補正を0にしたままだとどうしても明るめに撮影しようとしてしまい、
画のバランスがやや軽めになってしまう為、基本的には少しアンダーで撮影するのが良さそうです。

ここからは個人的に仕上げています。
銀座という場所は様々な再開発が行われている中でも、しっかり根元に昭和から続く雰囲気が
残されている街です。撮影していると1960年~1970年代のモノクロ写真のイメージが
どうも頭から離れず、当時流行っていたコントラストの高いイメージに仕上げています。

ここまでするならMonochromのが良いのでは…?と思うかもしれません。
ただやっぱりカラーでの撮影も多く、Q2のモノクロモードからでもここまで仕上げられます。
プリントまで行っても恐らくモノクロ専用機を使った事がなければ
「どちらがモノクロ専用機で撮影したものか?」と比較したものを出されても恐らくは分かりません。

カラーでそのまま撮るのも良いですが、やはりここはモノクロモードで撮影するとまるで昭和のテイストに…
高梨豊の「東京人」という写真集でもこのように変貌する過程の姿がモノクロームで撮影されています。
そのイメージが頭に浮かび自分でも気が付かずに撮影していた1枚。

「モノクロモード」という画像からここまでグレーのトーンが引き出せる事には驚きました。
フィルムで撮影するとこのようなトーンが現れる事がありましたがデジタルではなかなか再現できず
現像に苦労していた事を思い出します。

最近カメラを持った撮影というのも殆どしておらず、久しぶりにこのLeica Q2を選んでみたところ
その使いやすさに驚きました。基本はM型と同じ使い方をしながら寄ったり、AFが必要な事もある時に
スムーズに操作移行が可能なのはQシリーズにもM型の思想が反映されている事が分かります。
カラーの色もモノクロモードの出来もここまで良いと、Q2は非常にお買い得なモデルとも言えます。

こちらはなんとそのまま撮って出し。露出の癖が理解できればこのように即座に作品のような
写真が現れてくれる事にLeicaの写りが何故多くのユーザーに支持されているのかが伺えます。
本当にモノクロしか撮影をしない!と決心した場合はMonochromに踏み切るのも勿論悪くはありません。
ただ少しでも「やっぱカラーも…」と思ったのなら、Q2を選択する方が後悔は無さそうです。

こちらは開放での撮影。F1.7という明るさを持ちながらもご覧の通り開放とは思えない程に鋭い写り。
反面そこまでボケ味が少ないので、どうしてもボケが欲しいとなるとマクロ域に切り替える必要も。

ふと足元を見ると、この日は曇りでしたが少し光が差しており撮影した1枚。
往年のストリート写真のような、どこか尊厳のあるような写りがやはりLeicaならではなのかと
見返して見ると少しばかり伝わってきます。

28mmとは謳っていますが、使ってみると引いて撮る時は若干広く感じ、寄って見るとなんだか狭い。
実際に比べて見ると実は28mmより若干広く、体感では25~26mm位ではないかと思います。
今まではM型をメインに使用していましたが、初めてQ2を使ってみると気軽に持ち出して使いたいように
使えるオールマイティーな1台として完成されています。若干ウェットな写りも「らしい」描写。
撮影していて少しずつテンションも上がっていきます。

今回は敢えてQ2のモノクロモードをベースに撮影を行いました。
店頭で「モノクロームにするか通常のモデルにするか」とご相談を頂く事も多く、伺った内容によっては
通常モデルをオススメする事が筆者の場合は少し多くなります。

実はこの2枚、M11モノクロームで撮影したものです。
メリハリという意味では暗部とハイライトの階調は最新機のM11モノクロームにやや分があるところ。
純粋な「白と黒」と比較するとやはりQ2の写真はカラーから変換された写真である事は判ります。
しかしライカのモノクロモードは他社のモノクロモードとは少し趣が違い、更にレタッチ等で追い込むと
しっかりと迫力のある写真が撮影できます。

何故通常モデルを提案するのか、それはやっぱり「カラーもモノクロも両方撮れるから」です。
例えば既にMかQ等のボディを所有しているならモノクローム専用機の選択が最適と考えています。
もしも初めて「ライカを買おう」と思った時に1台で気軽に撮影ができるQ2は肩の力を抜いた写真から、
本格的な作品まで生み出す立派な相棒になってくれる事でしょう!



「やっぱりモノクロ専用機がいい!」と思った方はこちら!



[ Category:Leica | 掲載日時:24年08月16日 19時00分 ]

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【Panasonic】S9といく、うどんと水族館の旅

【Panasonic】S9といく、うどんと水族館の旅


夏休みの小旅行として、香川に出かけました。
目的は2つです。水族館に遊びに行くことと、うどんを食べることです。

天気予報を確認すると、旅行期間はどちらも晴天に恵まれ気温がかなり高くなりそうでした。
そのため、重いカメラを持って体力を奪われたくなかったので、軽量なカメラを選びます。
今年、2024年6月に発売されたPanasonic LUMIX S9を選びました。
こちらはバッテリーやSDカード込みで約486gという軽量さ。今回は、Panasonic LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6がセットになっている標準ズームレンズキットを持っていくことにしました。


普段はフルサイズ機に標準ズームを付けて出かけることが多いのですが、後半になるにつれて肩に重さがかかってきて段々と疲労感が溜まっていくことが多いです。
しかし、今回のこの組み合わせで1日出かけて行きましたが肩に負担がかかることはなく快適な旅行となりました。


今回訪れたこの水族館は、光の取り入れ方が素敵だなと思いました。
この展示は、まるで海底に自分が座って空を見ているかのような展示になっています。
今回このS9を使っていて楽しかったのは、その軽さもありますが色味の鮮やかさ、ピント面のシャープさもあります。
水面のタプタプしているゼリーのような水面もしっかり描かれています。
先ほど、お伝えしたように軽量なため上を見上げて写真を撮影しても楽々撮影できました。
写真に残したい構図全てでストレスなく撮影することが出来ました。


水族館は好きで、旅先であれば訪れることが多いです。
その中でも特にクラゲが好きです。ゆらゆら水に揺れているクラゲを見るだけで癒されていき何分みても飽きることはありません。
水槽に浮かぶクラゲを撮影しようとすると、どうしても水槽のガラスが写りこんでしまったり乱反射を起こしてしまいます。
そんな時は、C-PLフィルターをつけるのも方法の一つですが出来るだけ水槽に垂直にレンズを付けるようにしてクラゲにピントを合わせていきます。
もちろん、混雑時には出来ませんがゆとりのある時には一度お試しいただきたい方法です。
S9は像面位相差AFが採用され、より高精度なAF追従性能を実現しました。
Panasonicで像面位相差AFが採用されたのは2023年1月に発売されたS5Ⅱからとなり最新のAF性能となります。
クラゲを今回追従して撮影しましたが、フォーカスを外すことはなく高精度なフォーカスであることが確認できました。

Panasonicのカメラの真骨頂は、個人的には写りが開放値で撮影した時でも隅々までパッキリ映ることと、色味が鮮やかになることです。
そのため、テーブルフォトなど料理の写真を撮影するのに最適ではないかと思います。
ここからは、香川で食べたうどんの写真を紹介します。

まずはこちら。ホテルに向かっている道中、偶然見つけたうどん屋さんです。
香川では、朝にうどんを食べるため朝早くからうどん屋さんが開店しています。午前中に香川に到着してお腹が空いていたため、まずはこちらで腹ごしらえをすることにしました。
メニューも多岐に渡り迷いましたが、「ぶっかけうどん」を選びました。ぶっかけうどんとはかけうどんと比べると少量の味のしっかりついたつゆをかけたうどんです。
暑い夏にもさっぱり食べられる大根おろしとスダチの風味がおいしいうどんでした。


初日の夜ご飯もやはり、うどんにしようと思いました。
「肉おろしぶっかけうどん」を選びました。先ほどのうどんと比べると、麺のコシがありのど越しもすっきりした印象です。
また、季節のお野菜の天ぷらのセットもつけてみました。トウモロコシの天ぷらがうどんについてきて、じんわり甘くとても美味しかったです。
お肉の脂と絡まって、うどんがキラキラ光っています。
S9でも、Panasonicのカメラの特徴そのままに、本当に美味しそうな光の捉え方をするな、と思います。


お店の一角には天ぷらコーナーがあり、そこで茄子の天ぷらを選びました。
一本の茄子を半分にした、大きい天ぷらで、大満足です。
茄子のヘタの部分はこれまで食べたことが無かったのですが、一緒に旅行をした友人はいつも食べているというので食べてみました。
ジューシーで美味しかったです。
標準ズームレンズキットについているこちらのLUMIX S 20-60mm F3.5-5.6。
遠くの景色を一望できる広角20mmから、このような食べ物や人物など中心となるモデルを据えての撮影に向いている中望遠域60mmまで、旅行での様々なシチュエーションで使いたくなる画角をカバーしています。
この1本さえカメラにつけて出かければ、十分撮りたいものは撮影出来るように感じました。


水族館内のレストランで食べたうどんです。
暑かったので、さっぱりとしたぶっかけうどんばかり注文してしまっています。
こちらは、香川県の名産オリーブを飼料に食べている「オリーブ牛」を使ったうどんでした。
コクがあり、さっぱりとした味の牛肉です。
水族館で本格的な讃岐うどんを楽しめることも驚きましたが、牛肉のきめ細やかな肉質をしっかりシャープに写し切れていることにも驚きました。

LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6は最短撮影距離が広角使用時で15㎝のため、このようなご飯に近づいての撮影にももってこいのレンズです。
座った位置から簡単に撮影することが出来ました。


最後は、空港で窯玉うどんを食べて東京へ帰りました。
玉子のまろやかさが加わって、おなかにも優しい味わいのうどんとなりました。

ひと夏の思い出をS9で。
夏は一段と彩度が上がるように思います。
そんな鮮やかな夏には、鮮やかな色味がしっかり出る、Panasonicがオススメです。
その中でも、フルサイズとは思えない軽さが特徴のS9がオススメです。










[ Category:Panasonic | 掲載日時:24年08月16日 18時00分 ]

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【Rollei】中判フィルムがなくなったら、カメラはやめる… かもしれない

【Rollei】中判フィルムがなくなったら、カメラはやめる… かもしれない

Rolleiflex 3.5E2 (Schneider-Kreuznach Xenotar 75mm F3.5) 三崎港

マップカメラの30周年創業祭もいよいよ終盤! 夏の終わりを感じさせる季節になってきました。
マップカメラではこの夏「夢中」をテーマに、スタッフがいま夢中になっている「モノ」「コト」を紹介いたします。

「今でも中判フィルムカメラがメイン機です。」
と言うと、皆一様に驚いた顔をして、
「まだそんなカメラ使ってるの?」とか、
「フィルム現像してくれるところあるの?」とか、
「フィルムカメラって何?」
なんて言われてしまいます。

学生時代、父のお下がりのカメラを手にしてから40年近く(デジタルカメラなんてものは、存在すらしていませんでした)。
社会人になって、中判カメラにまで手を伸ばしてからでも30年ほどの年月が経過しています。

その間、様々なカメラを手にし相棒としてきました。
なかでも一番自分の手に馴染み、愛機として活躍してくれることになったのがローライの二眼レフカメラでした。

どんなカメラに魅力を感じるかは、人それぞれです。
先ず何より画質を重視されるという方が多いとは思いますが、撮影目的によって高感度撮影に強いものとか、速写性能・連写性能に特化しているもの、最近では動画撮影に優れているものを選ばれる方も増えています。
私の場合は、恥ずかしながら撮っている時の雰囲気という、かなりフワっとしたものです。

どこかノスタルジックな雰囲気漂う独特なフォルムの中判カメラは、提げているだけで絵になります。(…という気がします。)
ウエストレベルファインダーの大きなスクリーンに映し出される情景を愛でながら、ピントと露出を合わせ1枚1枚静かにシャッターを切る行為は、メモリーの許す限りバシャバシャとシャッターの切れるデジタル機と一線を画します。(…という気がします。)

…と、そもそも中判フィルムがどんなものか説明しなくてはなりません。

120フィルムとかブローニーフィルムと呼ばれる中判カメラ用フィルムは、パトローネ容器に入った35mm判フィルムと異なり、スプールという軸に巻かれています。
撮影画面のサイズは1辺が6センチ、もう1辺の幅はカメラによって様々です。6×9、6×8、6×7、6×6、6×4.5などのフォーマットがあり、撮影できる枚数もそれぞれ異なります。
今回主に紹介する6×6判は正方形(スクエア)フォーマット、フィルム1本で12枚撮影ができます。
そう、たったの12枚! ゆえに自ずと1枚1枚じっくり撮るようになります。

「二眼レフカメラ = ローライ」というくらい、ローライ社は二眼レフカメラを代表するメーカーです。二眼レフカメラの歴史そのものと言っても過言ではありません。(今回、その歴史的なお話は省略いたします。)
なかでも代表的な機種は、75mm F3.5の撮影レンズを搭載した1959年発売の「ローライフレックス 3.5F」と80mm F2.8レンズ搭載1960年発売の「ローライフレックス 2.8F」。二眼レフカメラの完成型と言われています。
どちらの機種にも、撮影レンズにカールツァイス社の「プラナー」とシュナイダー社の「クセノタール」という銘レンズが用意されていました。

私が所持しているのは、そのFシリーズと、一世代前でより安価に入手できたEシリーズのもの。Eシリーズでも搭載レンズはFシリーズと同じです。

ご近所を散歩する時、ローライのファインダーを通すと何気ない日常のワンシーンが愛おしく感じられます。

Rolleiflex 3.5E2 (Schneider-Kreuznach Xenotar 75mm F3.5) 蒲田

3月、終業式の日でしょうか。たくさんの荷物を抱えた子どもたちが前を歩いていました。

Rolleiflex 3.5F (Carl Zeiss Planar 75mm F3.5) 蒲田

つる草の生命力は、自宅の庭でなければ感心して見ていられます。

Rolleiflex 2.8E (Carl Zeiss Planar 80mm F2.8) 池上

夏の午前中、近所のお寺の木でセミの羽化が見られました。
バックの木漏れ日、光源ボケは絞りの五角形の形に。

Rolleiflex 3.5E2 (Schneider-Kreuznach Xenotar 75mm F3.5) 池上

電車に乗ってのお出掛け時にも、バッグの中にローライ二眼レフを詰めて。

Rolleiflex 3.5E2 (Schneider-Kreuznach Xenotar 75mm F3.5) 城ヶ島

Rolleiflex 2.8E (Carl Zeiss Planar 80mm F2.8) 鎌倉

スクエアフォーマットで広がりを表現するのは難しいですが、風景を凝縮したような描写表現が出来、それがお気に入りになっています。

Rolleiflex 3.5E2 (Schneider-Kreuznach Xenotar 75mm F3.5) 清澄庭園

静かな風景を大きなフォーマットで撮ると、より静謐さが強調されるような。

Rolleiflex 3.5F (Carl Zeiss Planar 75mm F3.5) 代官山

昔から人物撮影向けのプラナー、風景写真に適したクセノタールという評価がされています。
先人たちの言葉として頭の隅っこの方に入れていますが、普段意識して使い分けるということはありません。

春の梅や桜は勿論、季節を彩る風物詩の撮影にもローライは欠かせません。
なんか、二眼レフ機で撮るという行為自体に風情が出るような… 気がします。

Rolleiflex 3.5E2 (Schneider-Kreuznach Xenotar 75mm F3.5) 池上

Rolleiflex 3.5E2 (Schneider-Kreuznach Xenotar 75mm F3.5) 大崎

桜は毎年のように撮り続け… ついに花自体を撮らなくなりました。

Rolleiflex 3.5F (Carl Zeiss Planar 75mm F3.5) 川崎大師

川崎大師の風鈴市も毎年のように行っていますが、最近は風鈴の飾り方が変わってしまい、写真が撮りづらくなってしまいました。これは少し前の写真。

ローライ二眼レフ以外にも様々な中判カメラを使用してきました。
ハッセルブラッドは、ローライと双璧を成す中判一眼カメラの雄。

ローライの「カショッ」という静かで控え目なシャッター音に対し、シャッターを押した瞬間「バコッ」と響くバックシャッターの開閉音と手に伝わるミラーショック。その瞬間をフィルムに刻み込んだという確かな実感がわきます。

HASSELBLAD 500C/M + Carl Zeiss Planar C80mm F2.8) 湯島天神

フィルムマガジンを複数持っていれば、フィルムの途中でカラー・モノクロの切替も可能に。

HASSELBLAD 500C/M + Carl Zeiss Planar C80mm F2.8) 夢の島

HASSELBLAD 500C/M + Carl Zeiss Planar C80mm F2.8) 昭和記念公園

ウェストレベルファインダーならではのローアングルでの撮影。ただし傍から見ると怪しい人に見られます。

遠出の旅行の際は、二眼レフ機のほかにコンパクトなミラーレス一眼機も持っていきます。レンズ交換の出来ない二眼レフでは、どうしても撮りきれない情景もあるので。
結果として、二眼レフ機とミラーレス一眼機、記念撮影用のコンパクトデジカメの3機をとっかえひっかえすることに… 毎回、妻に呆れられています。
旅行の時のローライは、ローライフレックス 3.5Fと決めています。
社会人になって早い時期に手に入れたローライ。妻よりもはるかに長い付き合いで、幾多の旅をともにした同士です。

Rolleiflex 3.5F (Carl Zeiss Planar 75mm F3.5) 出雲大社

やはりこの迫力に圧倒されてしまいます。

Rolleiflex 3.5F (Carl Zeiss Planar 75mm F3.5) 宍道湖

夕景の美しさで有名な宍道湖。何度か訪れていますが、夕方晴れていたことがありません…
空と水面の境界が分からないような神秘的な情景でした。

Rolleiflex 3.5F (Carl Zeiss Planar 75mm F3.5) 毛越寺

巨木の持つパワーに圧倒されながら…

Rolleiflex 3.5F (Carl Zeiss Planar 75mm F3.5) 大洲

あまりの紅葉の美しさに、念のためミラーレス一眼でも何枚も撮った記憶があります。帰って現像してみないと結果が分からないので…

昔は1日フィルム5本を目安に、掛ける旅行の日数、さらに予備で5本くらいという感じでフィルムを準備しました。
それでも足らなくなり、旅の終わりの方は撮るのを控えた経験もあります。
それが今は… そう、フィルム代のなんと高騰したことか…
旅行の度にフィルム代と現像代で苦しい思いをすることになります。
どんなに値上げしても使い続けるのは、もはやお酒やたばこと同じ… 嗜好品の域にまできてしまった気もします。
そういえば、カメラを持ち出さない日が続くと、なんか妙にイライラ・ソワソワしたり… 中毒でしょうか。

中判フィルムがなくならない限り、やっぱり私はローライやハッセルブラッドの中判フィルムカメラを使い続けていくと思います。
その工芸品を思わせるような精緻な造形に魅了されてしまったから…
ウェストレベルファインダーのスクリーンに映し出される画に目を奪われてしまったから…
1枚1枚丁寧にフィルムに写し込んでいく所作が身に沁みついてしまったから…

つまりは、中判カメラと過ごす時間が何より心地よいひと時と思えるから…

 

 

ヌケの良いクリアな発色、鮮やかな色味が欲しければ、迷わずコレ。

常用に適したカラーネガ。柔らかで自然な色味を味わえます。

 

 

 

 

 

 

スタッフの”夢中”をご紹介するブログシリーズ、次回もぜひお楽しみに。

[ Category:etc. | 掲載日時:24年08月16日 17時00分 ]

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【SONY】夏はフルサイズで自然を満喫しよう「α7RIII」で撮影されたネイチャーフォト

【SONY】夏はフルサイズで自然を満喫しよう「α7RIII」で撮影されたネイチャーフォト

マップカメラは多くのお客様に支えられ、2024年8月13日に創業30周年を迎えました。マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」でも創業30周年を記念した特別なフォトコンテストを開催中!ぜひこの機会にご参加をお待ちしております。

現在は、新製品部門、人物部門、動体部門、ネイチャー部門へのご応募を受付中。人物部門の締め切りが8月25日(日)までと迫っていますので、ぜひ下のバナーリンクからエビフォトにアクセスのうえご応募ください!

グランプリ作品には「Canon EOS R8 RF24-50mm IS STM レンズキット」「SONY α7C II ズームレンズキット」「SONY α7C II ズームレンズキット」「SIGMA fp & Contemporary 45mm F2.8 DG DN キット」など話題の豪華アイテムが贈られます!

30周年フォトコン

さて、本日ご紹介するのは「SONY α7RIII」でご投稿頂いたネイチャーフォト! “R”シリーズといえば高解像度の写真が撮れることが一番の特長で、ネイチャーフォトはそれを活かせるジャンルのひとつです。そんな一台で撮られた、皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。



【作品名】冬にだけ咲く花<投稿作品を見る

【投稿者】Wildpotechi様

【投稿者コメント】初冬の鷲ヶ峰
草原の中に佇む一本の木が冬を迎え、葉を落とし、冬の花を咲かせていました。

【使用機材】SONY α7RIII + Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS



【作品名】カラフル<投稿作品を見る

【投稿者】Keiichi様

【投稿者コメント】2023年9月に開催された The Great Reno Balloon Race でのワンシーンです。

【使用機材】SONY α7RIII + FE 16-35mm F2.8 GM



【作品名】沖縄の夏空<投稿作品を見る

【投稿者】にわか様

【投稿者コメント】宜野湾にて。

【使用機材】SONY α7RIII + Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS



【作品名】新緑の稜線<投稿作品を見る

【投稿者】Wildpotechi様

【投稿者コメント】三峰山からの稜線
霧に覆われて綺麗でした

【使用機材】SONY α7RIII + SIGMA Art 24-70mm F2.8 DG DN



【作品名】明鏡止水<投稿作品を見る

【投稿者】Keita様

【使用機材】SONY α7RIII + FE 70-200mm F2.8 GM OSS II



【作品名】<投稿作品を見る

【投稿者】北陸新幹線でお越しください様

【使用機材】SONY α7RIII


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

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[ Category:SONY | 掲載日時:24年08月16日 16時52分 ]

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【Leica】サンハンズマロンと歩くTokyoの夏

【Leica】サンハンズマロンと歩くTokyoの夏

あの夏の熱狂から早くも3年が経過し、舞台はParisへ。
この夏も多くのアスリートが熱狂と感動を私たちに届けてくれています。
そしてあの夏、世界の舞台となった「東京」は、国際都市「Tokyo」として世界で輝き続けています。
今回はそのTokyoの地をLeica (ライカ) ズマロン M35mm F3.5(通称:サンハンズマロン)とともに巡ってきましたので、その様子をお伝えしていきたいと思います。
では、最後までお付き合い下さい。

 

・・・

 

今回使用した機材
SONY (ソニー) α7S ボディ ILCE-7S
Leica (ライカ) ズマロン M35mm F3.5
SHOTEN(ショウテン) マウントアダプター ライカMレンズ/ソニーEボディ用 ヘリコイド付 LM-SE M (L) 

 

・・・

 

今回はSONYのα7SにSHOTENのマウントアダプターを間に噛ませて撮影を行いました。
実は筆者、普段はFUJIFILMのXマウントを使っているのですが、浮気をいたしました…
少し言い訳をさせてもらうと、フルサイズセンサーの利点を最大限に活かした撮影をしたかったかったからです。
それはまず1つ目に、クロップせずにレンズの焦点距離をそのままの画角で使えるという点、そして2つ目にレンズそのものが持つ描写を素直に写し出せるという点です。
上記の2点について補足説明すると、XマウントはAPS-Cセンサーのため画角が約1.5倍にクロップされてしまいます。
そうすると、画質が一番良いとされるレンズの中心部のみを切り取ったような写りになり、オールドレンズならではの描写をスポイルしてしまうことが考えられるからです。(逆にレンズ中心部の良いところだけを使えるという意味で、敢えてAPS-Cセンサーを選ぶこともあります)
この2つのメリットを活かすため、フルサイズセンサーを搭載したα7Sを母艦機としました。
それに加えてα7Sは約1200万画素と画素数は控えめながら、全感度で広いダイナミックレンジを実現しているため、色の濃淡で表現するモノクロ写真を撮るにはピッタリなカメラになっています。

さっそくα7Sにズマロンを装着してみるとなんとも可愛らしい格好を披露してくれました。
これは散歩に軽々と持ち出せるコンビネーションではないでしょうか。
αシリーズ初代にだけ見られる漆黒の直線的なボディにシルバーの丸みを帯びた鏡胴が存在感を引き出しています。

では、この可愛らしいカメラを引き連れてTokyoの街を散策してみることとしましょう。

 


気温が35度を超える中、Tokyoの西北部に位置する目白台から神楽坂周辺を巡りました。
少し歩いただけでも汗が滴り落ちてくる日は、少しでも涼を求めて色のない世界にでも飛び込んでみたいものです。
そんな思いから今回は全てモノクロで…
と言いたいところですが、ズマロンがつくられた年代(1946年〜1960年)はモノクロ写真が一般的であり、そのモノクロ写真に合わせたレンズ設計がさせているため、レンズの描写を最大限引き出すためにはモノクロでの撮影が最適であろうと考えたからです。

また35mmという画角は当時としては広角レンズの部類であり、4群6枚とレンズ設計にも凝った跡が窺えます。
上の写真のようにパースペクティブも十分に発揮されており、立体感のある写りを楽しめます。

 

さて、この写真は一体どこの建物を切り取ったものか分かりますでしょうか。
東京オリンピックの競技場として使われた国立代々木競技場に似ていますが、こちらは教会の屋根を写した写真になります。
国立代々木競技場とこの教会はなんと同じ設計者、そして同じ年の竣工です。
世界的建築家の丹下健三が設計し、オリンピック開催年の1964年に竣工しています。
どちらの建物も柱を1本も使わない無柱空間を実現しており、一体感のある内部空間を創り出しています。
当時としてはこうした建築手法は例がなく、まさしくTokyoから世界へと発信したモダニズム建築の礎となった建物なのです。

 

絞れば周辺まで良好な画質を得ることができるため、こうしたパースを活かした建築写真にも力を発揮するレンズです。

 

さすがLeica特有の描写力を存分に発揮してくれています。
コントラスト、色乗り、解像力、どれをとっても一級品で、物の質感をリアルに写し出せるため、有機質である木材、そして無機質の金属が混ざりあった難しい被写体表現も難なくこなします。
また、ズマロンはLeicaのオールドレンズの中では比較的階調が豊かということもあり、扉の木目の出方や金属の取手の立体感にこのレンズの持つ表現力が凝縮されています。

 

ズマロンの弱点として挙げられるのは最短撮影距離が1mという点です。
1mともなると撮影できる被写体が限られてしまい、表現の幅もなくなってしまいます。
しかし、今回レンズとボディの間に噛ませたSHOTENのヘリコイド付きマウントアダプターLM-SE M (L)を使えば、5mmの繰り出し幅があるため、物理的に最短撮影距離を縮めて撮影することが可能になります。
このマウントアダプター1つで、もっと幅広い撮影表現ができるようになるため、撮影が楽しくなること間違いありません。

 

光の捉え方も優秀です。
前述の通り、ズマロンは階調表現が豊かなため、ハイライトとシャドーの微妙な境目もグラデーション豊かにそつなくこなしてくれます。
こうした描写表現ができる背景には、広いダイナミックレンジを持つα7Sの恩恵も受けていると思われます。

 

これだけ寄って撮影すると、やはりオールドレンズらしいボケ味をしています。
多少背景がグルグルボケでうるさくも感じますが、オールドレンズならではの醍醐味でもあるため、そこはご愛嬌です。

 

フレアやゴーストなどのいわゆる光害も発生しますが、これもまたコーティング技術が今より発達していなかったたオールドレンズの宿命でしょうか。
ですが、こうしたフレアやゴーストが写り込んだとしても嫌な感じを微塵も感じさせないところにこのレンズの不思議な力を感じます。
むしろ、現代のレンズにはあまり見られなくなったものの発生によって表現の幅が広がっているようにも感じてしまいます。

 

散策をしているとなんとも涼しげな場所を見つけました。
水辺を散策すると自然に気分がリフレッシュされ、英気を養うことができます。
せせらぎの音や水の流れなどの自然界に存在する「1/fのゆらぎ」がそうさせるのでしょう。

余談ですが、Tokyoは水の都とも称されています。
江戸時代から江戸城を中心としてまちの隅々までアクセスができる水路が敷かれていたり、世界でも類を見ない長さの上下水道が引かれたりと世界でもトップレベルの水利技術が発展していたそうです。

 

そうこうしている間に神楽坂までやってきました。
江戸時代に花街・門前町として栄えた神楽坂には古い地割が今もなお残っており、商店街から少し脇に入ると石畳の路地を散策することができます。

 

こうした路地裏には古くからの料亭などがひっそりとお店を構えています。
現代の街並みと古い街並みが共存した神楽坂は、多様性を受けいれる街としても新たな側面を見せています。
それが、フランス人の存在です。
1952年に東京日仏学院が創立されたことで、多くのフランス人教師が移住し、フランス文化がこの地に浸透しました。
そして今ではフレンチの街としても知られるようになり、街中には高級フレンチレストランから気軽なビストロまで多種多様なフランス料理店が軒を連ねています。
オリンピックイヤーの年だからこそ、Tokyoにいながら Parisの雰囲気を感じられる神楽坂を訪れてみるのはいかがでしょうか。

 

最後に、ズマロンはLeicaのレンズの中でも比較的安価に購入することができるため、Leicaを使ってみたいけど高価でなかなか手が出せないという方にとっては大変おすすめのレンズです。
F値が3.5と控えめながら、Leica特有のエモーショナルな画を味わうことができるため、Leicaの描写を手軽に手にしたい方はまずこのレンズを入り口にしてみてもいいのではないかと思います。(35mmの画角だと他にもエルマーという選択肢もありますが、単純に描写性能だけで比較するとズマロンに軍配が上がります)

また、外観についても金属の鏡胴でずっしりとしていている割にレンズ自体が小さいので、今回使用したα7Sとのバランスも非常にいいと感じました。
筆者の体感としては歩きながら撮影していても撮影疲れすることもなく、1日中肩から下げていても苦にはなりませんでした。
なんといっても暑さを忘れるほど撮影自体が楽しかったです。
マニュアルレンズのためピント位置は毎回手動で合わせなければいけませんが、開放がf3.5なのでシビアにピント面を合わせる必要がないのも初心者にはうれしいポイントではないでしょうか。
ぜひ一度、高級感のある外観と写りの良さを手に取って体感していただきたいと思います。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
この記事が皆様の好奇心を刺激し、そしてご購入のきっかけの一助となればと思います。
それではまたお会いしましょう。

 


▼ 今回使用した機材はこちら ▼

[ Category:Leica SONY | 掲載日時:24年08月15日 15時00分 ]

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【FUJIFILM】X-S20と朝活

猛暑日が続き、なかなか日中に撮影に行くのが難しい時期になりました。
筆者は暑さが苦手なので、撮影する日は朝活が多くなります。
この日は、FUJIFILM X-S20とフジノンXF33mm F1.4 R LM WRを持って出かけました。

発売から1年が経ちますが、高い人気を誇るX-S20。前モデルのX-S10と外観の変化はほとんどありませんが、中身はしっかり最新機種です。
1番大きな変化点というと、画像処理エンジンが最新の「X-Processor5」を採用している点と、バッテリーがより容量の大きい「NP-W235」になった点ではないでしょうか。
撮影スタイルにもよりますが、予備バッテリ―の心配をしなくてもいいのは嬉しいポイントです。


丁度、例祭が行われる日だったようで花手水が見られました。
鮮やかな被写体には、フィルムシミュレーションのVelviaがよく合います。

竹林の小道はメリハリのある一枚になりました。風が吹くと葉の擦れる音が鳴り、心地よい空間でした。

一通り散策が終わったので、行きつけのカフェにランチを頂きに行きました。
XF33mmの画角は、一つの料理をメインとして写すのに丁度良くLM(リニアモーター)を搭載しているため静かな店内でも駆動音が気になりません。

X-S20には新しく搭載された「Vlogモード」があります。背景を簡単にぼかすことができる「背景ボケモード」や顔から手前のものに自然にフォーカスが切り替わる「商品撮影モード」にワンタッチで切り替えることが可能です。

今回の撮影では写真のみだったので、次回は動画撮影をしてみたいと思います。



[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:24年08月15日 14時00分 ]

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【SONY】1200万画素の強みを実感。現代の低画素機、α7SⅢで楽しむ。

【SONY】1200万画素の強みを実感。現代の低画素機、α7SⅢで楽しむ。

高画素機が増えた昨今、低画素機を使用する事にはまっている筆者。
一昔前のコンデジや一眼レフを購入して使用しているのですが、α7Sシリーズは後に使用してみたいカメラの1つでした。
今回、使用できる機会がありましたので、FE24-70mm F2.8 GMⅡと共に撮影へ向かいました。

α7Sシリーズですが、主に動画を撮影される方へ向けたイメージがあります。このカメラは高感度低ノイズ広ダイナミックレンジが強みの上、搭載されている裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R」により処理速度を向上させ、全画素4K動画の本体内記録に対応したカメラですので動画撮影にはもってこいのカメラです。

しかし低画素機だからといって、写真も侮るなかれ。α7Sシリーズの1200万画素フルサイズセンサーは豊かな階調表現が特徴。またα7SⅢから、カラーサイエンスが変わったことで、色彩表現もかなり良くなった印象です。

田舎から上京してきた筆者、たまには自然を感じたくなります。という事で緑の多い所へ撮影に向かいました。

この写真は目的地に向かう途中での1枚。見た瞬間ふと懐かしい気持ちになり撮影。α7Sシリーズ特有の階調表現のおかげか、木材や錆の質感がよく再現できており、味のある雰囲気に仕上がっています。

そこから少し歩いて目的地へ到着。そこにはお寺があり、まずはお参り。その前に手水舎があったので手を洗う際に撮影した写真。龍の彫刻が繊細で美しいと感じ、思わず撮影。

以前SONYのカメラを使用していた時、寒色よりの写真が出てくるイメージがありました。緑と青っぽい色の割合が多かったのでどう出るかと思いましたが、この写真はしっかり緑と青銅の色味を出しつつも、ニュートラルに仕上がっており私の好みの写りになりました。

木漏れ日や影が面白いなと思い撮影。影の部分と日の当たる部分の表現も上手く、やはりどの写真も色再現性が高いと思います。

後日、場所を変えて撮影。今回は都会的な場所で。

撮影後に感じたのですが、影の表現の仕方が上手いなと感じました。この部分もα7Sシリーズの優れた階調表現のおかげでしょうか。
池に一面の蓮の葉。こちらの緑もしっかり出て、筆者的に好みの色味が出ました。

この空の青さと黄・緑・赤・白・青の幟。この写真を撮影した時α7Sの良さを感じました。色の表現が良く編集無しでここまで良い色が出るんだと驚きました。

この日、ちょうど氷の彫刻大会があった模様。猛暑で溶けていますが、氷の質感もうまく再現できています。

夕方ごろ、木漏れ日が当たる看板。日が当たったところと当たっていないところとありますが、どちらも破綻することなくよく写っていると思います。やはりこのような表現は得意なのか。

これらの質感や色味は、冒頭でも記載したようにα7SⅢに積まれた1200万画素のセンサーとエンジン。また今回は全てオートホワイトバランスで撮影していますが、可視光+IRセンサーを使用した優秀なホワイトバランス。これらのおかげでjpegでも満足できる撮影に仕上がるのではないかと感じています。

そして、ここで皆様に1つ質問。これらの写真を見て、”画素数が荒い・画質が悪い”と感じられましたか?

多くの方は”全く問題ない”と感じられたのではないでしょうか?
1200万画素は普段扱う分には全く問題のない画素数です。もちろん大きく印刷したい、トリミングしたいという方には少し厳しいかもしれませんが、SNSやインターネット上で使うのみであれば1200万画素でも十分です。
また、後にトリミングするのではなく、撮影する時点で構図をしっかり決めるという撮影方法も有りかもしれません。そういう点では写真撮影の勉強にもなるカメラという考え方もできます。

写真の面白さを実感しつつ、動画撮影もこなすミラーレス一眼。最高のカメラではないでしょうか。



[ Category:SONY | 掲載日時:24年08月14日 11時00分 ]

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【30周年特別企画】30本のレンズで最高の30枚を撮影してきた様子を動画で紹介します

【30周年特別企画】30本のレンズで最高の30枚を撮影してきた様子を動画で紹介します

カメラ専門店マップカメラは今年、創業30周年を迎えることが出来ました。
これもひとえにお客様のご愛顧のおかげです。誠にありがとうございます。

節目となるタイミングを祝って、マップカメラYouTubeスタッフに
『30本のレンズで最高の30枚を撮影し、創業30周年を記念する特別なブログを作成せよ!』という使命が言い渡されました。
シチュエーションは「山」「街」「海」の3つです。スタッフは3人1組の3チームに分かれて各シチュエーションで撮影を実施。
本ブログではこの使命を見事に果たし、撮影した多くの写真の中から厳選された『最高の30枚』を掲載しておりますのでぜひご覧ください。

またどのように最高の瞬間を撮影したのか、そして奮闘している様子の一部を動画で紹介しております。
惜しくも本ブログに掲載がされることがなかった写真も動画内では紹介しておりますのでそちらもぜひ最後までご覧ください。

 本編動画

 各チームの写真と使用機材

山チーム
街チーム
海チーム

 山チーム『最高の10枚』

Leica M11 + ズミクロン M50mm F2.0 レンズフード組込 (6bit)
1/125 F4 ISO200

画角と露出をじっくりと練り上げ、一発撮りで理想の作品を追い求めます。

Leica M11 + ズミクロン M28mm F2 ASPH.
1/2500 F5.6 ISO200

(左)Leica M11 + ズミルックス M35mm F1.4 ASPH. 1/1000 F1.4 ISO200
(右)SONY α7IV + Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA 1/400 F1.8 ISO500

同じ場所で「ポートレート」を撮影しても、人によってレンズの選び方や撮り方のアイデアも変わってきます。

SONY α7IV + FE 70-200mm F4 Macro G OSS II
197mm 1/400 F5.6 ISO2500

SONY α7IV + FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
400mm 1/500 F5.6 ISO5000

遠くの被写体を撮る、近くの被写体を撮る。望遠レンズの表現力を異なるシチュエーションで活かしてみました。

SONY α7IV + FE 20-70mm F4 G
31mm 1/200 F4 ISO200

OM SYSTEM OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
7mm 1sec F4.5 ISO800 「ライブND」使用

OM SYSTEM OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
1/160 F2.5 ISO500

OM SYSTEM OM-1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6R
40mm 1/60 F4.5 ISO80 「ライブGND」使用

カメラの機能とレンズの描写を掛け合わせて、今ここで自分にしか撮れない最高の1枚を撮影してくれました。



『Leica (ライカ) M11』の中古はこちら
『Leica (ライカ) ズミクロン M28mm F2 ASPH.』の中古はこちら
『Leica (ライカ) ズミルックス M35mm F1.4 ASPH.』の中古はこちら
『Leica (ライカ) ズミクロン M50mm F2.0 レンズフード組込 (6bit)』の中古はこちら



『SONY (ソニー) α7IV』の中古はこちら
『SONY (ソニー) Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA』の中古はこちら
『SONY (ソニー) FE 20-70mm F4 G』の中古はこちら
『SONY (ソニー) FE 70-200mm F4 Macro G OSS II』の中古はこちら
『SONY (ソニー) FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS』の中古はこちら


『OM SYSTEM(オーエムシステム) OM-1 Mark II』の中古はこちら
『OM SYSTEM(オーエムシステム) M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO』の中古はこちら
『OLYMPUS (オリンパス) M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO』の中古はこちら
『OLYMPUS (オリンパス) M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6R』の中古はこちら

 街チーム『最高の10枚』

Nikon Z7II + NIKKOR Z 14-30mm F4 S
20mm 1/1000 F4 ISO64

街中でのスナップ撮影。超広角だと写りすぎて難しいと感じることもありますが、高架下から望む風景をモノクロに落とし込み、うまく整理しました。

Nikon Z7II + NIKKOR Z 50mm F1.8 S
1/1000 F1.8 ISO5600

Nikon Z7II + NIKKOR Z 135mm F1.8 S Plena
1/2500 F1.8 ISO100

(左)Nikon Z7II + NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S 125mm 1/1600 F3.5 ISO250
(右)SIGMA fp L + Sports 70-200mm F2.8 DG DN OS 117mm 1/500 F2.8 ISO100

同じ被写体、同じズーム域のレンズ。ですが、撮りたいと思う「色」によって機材選びも変わってきます。スタッフそれぞれの好きな「色」を知ることが出来ました。

SIGMA fp L + Art 50mm F1.4 DG DN
1/400 F1.4 ISO100

誰かと写真を撮りに出かけると、ついついその人の表情を収めたくなってしまうもの。

SIGMA fp L + Art 28-45mm F1.8 DG DN
41mm 1/2500 F1.8 ISO100 パウダーブルー

Panasonic LUMIX S5II + LUMIX S PRO 16-35mm F4 S-R1635
20mm 1/125 F16 ISO100

Panasonic LUMIX S5II + LUMIX S PRO 50mm F1.4
1/320 F2 ISO100

Panasonic LUMIX S5II + LUMIX S PRO 24-70mm F2.8
35mm 1/640 F3.5 ISO100

刻一刻と色を変える空、形を変える雲。その中から理想の一瞬を留め残す、写真の美しい価値を再確認できた1日でした。



『Nikon (ニコン) Z7II』の中古はこちら
『Nikon (ニコン) NIKKOR Z 50mm F1.8 S 』の中古はこちら
『Nikon (ニコン) NIKKOR Z 135mm F1.8 S Plena』の中古はこちら
『Nikon (ニコン) NIKKOR Z 14-30mm F4 S』の中古はこちら
『Nikon (ニコン) NIKKOR Z 70-200mm F2.8 VR S』の中古はこちら


『SIGMA (シグマ) fp L』の中古はこちら
『SIGMA (シグマ) Art 50mm F1.4 DG DN (ライカSL/TL用)』の中古はこちら
『SIGMA (シグマ) Art 28-45mm F1.8 DG DN (ライカSL/TL用)』の中古はこちら
『SIGMA (シグマ) Sports 70-200mm F2.8 DG DN OS (ライカSL/TL用)』の中古はこちら


『Panasonic (パナソニック) LUMIX S5II ボディ』の中古はこちら
『Panasonic (パナソニック) LUMIX S PRO 50mm F1.4』の中古はこちら
『Panasonic (パナソニック) LUMIX S PRO 16-35mm F4』の中古はこちら
『Panasonic (パナソニック) LUMIX S PRO 24-70mm F2.8』の中古はこちら

 海チーム『最高の10枚』

Canon EOS R5 + RF16mm F2.8 STM
1/320 F11 ISO200

写真に温度を記すことは出来ませんが、暑い日差しの中に潮風が抜けて心地が良かったんだろうな、という事がこの1枚からも感じられます。

Canon EOS R5 + RF28-70mm F2L USM
70mm 1/8000 F2.2 ISO320

Canon EOS R5 + RF70-200mm F2.8L IS USM
200mm 1/1000 F2.8 ISO100

(左)Canon EOS R5 + RF35mm F1.8 マクロ IS STM 1/400 F1.8 ISO100
(右)PENTAX K-3 Mark III + D FA MACRO 100mm F2.8 WR 1/200 F2.8 ISO100

テーブルフォトにも色々なアプローチがありますが、それぞれレンズの特性を活かしながら「こうやって撮ると美味しそう!」等と共有できるのも撮影の楽しみです。

PENTAX K-3 Mark III + HD DA20-40mm F2.8-4ED Limited DC WR
40mm 1/800 F4.5 ISO200

PENTAX K-3 Mark III + HD FA 35mm F2
1/3200 F2 ISO100 雅(MIYABI)

「ポートレートだから、ポートレートのモードを」なんて決める必要はありません。その時その空間に当てはまる撮り方が自分にとっての正解です。

FUJIFILM X-T50 + フジノン XF18mm F2 R
1/800 F8 ISO100 ASTIA

FUJIFILM X-T50 + フジノン XF35mm F1.4 R
1/500 F3.6 ISO200 ACROS

使いやすい画角だからこそ、何を撮るか迷う。そしてその結果、被写体とイメージがバシッと合った写真が撮れると心底嬉しいものです。



『Canon (キヤノン) EOS R5』の中古はこちら
『Canon (キヤノン) RF16mm F2.8 STM』の中古はこちら
『Canon (キヤノン) RF35mm F1.8 マクロ IS STM』の中古はこちら
『Canon (キヤノン) RF28-70mm F2L USM』の中古はこちら
『Canon (キヤノン) RF70-200mm F2.8L IS USM』の中古はこちら


『PENTAX (ペンタックス) K-3 Mark III ボディ』の中古はこちら
『PENTAX (ペンタックス) HD FA 35mm F2』の中古はこちら
『PENTAX (ペンタックス) D FA MACRO 100mm F2.8 WR』の中古はこちら
『PENTAX (ペンタックス) HD DA20-40mm F2.8-4ED Limited DC WR』の中古はこちら



『FUJIFILM (フジフイルム) X-T50 ボディ』の中古はこちら
『FUJIFILM (フジフイルム) フジノン XF18mm F2 R』の中古はこちら
『FUJIFILM (フジフイルム) フジノン XF35mm F1.4 R』の中古はこちら
『FUJIFILM (フジフイルム) フジノン XF16-80mm F4 R OIS WR』の中古はこちら

 おわりに

創業からこれまで、お客様のカメラライフに寄り添えるように挑戦を続けて参りました。
これからもカメラ専門店マップカメラでは写真の魅力、カメラの楽しみを発信していきます!末永いご愛顧をよろしくお願い致します。

動画を見て「気になる!欲しい!」と思った機材があった方は是非チャンネル登録や高評価をお待ちしております。

[ Category:Canon FUJIFILM Leica Nikon OLYMPUS & OM SYSTEM Panasonic PENTAX & RICOH SIGMA SONY YouTube | 掲載日時:24年08月13日 17時37分 ]

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Summer Campaign 2025 中古Summer SALE

【FUJIFILM / Panasonic】横長写真同好会 GFXシリーズとS9で65:24を楽しむ。

【FUJIFILM / Panasonic】横長写真同好会 GFXシリーズとS9で65:24を楽しむ。

1994年に創業したMapCameraは、本日8月13日に30周年という節目の年を迎えることが出来ました。
これもひとえに、たくさんのお客様の長年のご愛顧あってのこと。心より御礼申し上げます。
まだまだ暑い日々が続いていますが、30周年の創業祭もいよいよ終盤!
本日も「夢中」をテーマに、スタッフがいま夢中になっている「モノ」「コト」を紹介いたします。


 

今回ご紹介する写真は65:24という横に長いアスペクト比で撮影した横長の写真です。
実はここ4年間ほどずっと夢中です。
FUJIFILMのGFXシリーズやHASSELBLADのXシリーズ、PanasonicのSシリーズに搭載されており、アスペクト比変更から簡単に選択することができます。
もともとはフィルム2カット分を使用した横長のフルパノラマ写真が撮影可能なFUJIFILMのTXシリーズやHASSELBLADのXPanシリーズで用いられていたパノラマ撮影用のアスペクト比でした。
普段使用することが多い3:2や4:3とはまた違った楽しみ方ができます。

FUJIFILM GFX 50R + GF35-70mm F4.5-5.6 WR / フィルムシミュレーション:CLASSIC Neg.

大きく入道雲が立ち上る夏の空も何だか映画のような雰囲気を感じます。

FUJIFILM GFX 50R + GF35-70mm F4.5-5.6 WR / フィルムシミュレーション:CLASSIC Neg.

FUJIFILM GFX 50R + GF35-70mm F4.5-5.6 WR / フィルムシミュレーション:CLASSIC Neg.

数年ぶりに山に登る機会がありました。
スキーのようなリフトにゆられて山頂まで行きましたが空が広く空気も澄んでいるような気がしました。
レンズは小型軽量なGF35-70mm F4.5-5.6 WRを使用しました。
レンズキットとして同梱している本レンズですが、FUJIFILMのラージフォーマットセンサーの良さをいかんなく発揮させてくれます。
大きなフォーマットをコンパクトに持ち歩くという夢をかなえてくれるセットです。

FUJIFILM GFX 50R + GF50mm F3.5 R LM WR / フィルムシミュレーション:CLASSIC Neg.

FUJIFILM GFX 50R + GF50mm F3.5 R LM WR + Kenko ブラックミスト No.05 / フィルムシミュレーション:CLASSIC Neg.

夏の散歩中、雲の流れも速くみるみるうちに空の姿が変わります。
眺めているだけでおもしろいですが、ゲリラ豪雨も増えカメラを持ち歩くのに心配なシーンもあります。
今回使用しているFUJIFILMのWR( 防塵・防滴機能)が搭載されたレンズであれば少し安心です。
急な雨でもカメラをかばいつつ水滴をふき取りながら撮影を行えばしっかり撮影することができます。
もちろんその後はカビのもととなるため風通しの良いところで休ませてあげることも大切です。

完全に雨にやられてしまった場合のために購入の際は弊社の安心サービスへのご加入もご検討ください。

大きな公園は人の心の広域避難場所でもあると思っています。
蚊と戦いながら散歩をするのも、自転車を借りてサイクリングをするのも、野鳥を観察するのも自由。
筆者は公園まで自転車で行き、園内を歩きながら写真を撮ることが好きです。
初めてみる土地で写真を撮るのも楽しいですが、見慣れた場所で新たな発見をするのも嬉しいものです。

FUJIFILM GFX 50R + GF50mm F3.5 R LM WR + Kenko ブラックミスト No.05 / フィルムシミュレーション:CLASSIC Neg.

木々の隙間から覗いた根元には大きな双葉が。
見つけた時に少しうれしい気分になります。

FUJIFILM GFX 50R + GF50mm F3.5 R LM WR + Kenko ブラックミスト No.05 / フィルムシミュレーション:CLASSIC Neg.

FUJIFILM GFX 50R + GF50mm F3.5 R LM WR + Kenko ブラックミスト No.05 / フィルムシミュレーション:CLASSIC Neg.

FUJIFILM GFX 50R + GF50mm F3.5 R LM WR + Kenko ブラックミスト No.05 / フィルムシミュレーション:CLASSIC Neg.

FUJIFILM GFX 50R + GF50mm F3.5 R LM WR + Kenko ブラックミスト No.05 / フィルムシミュレーション:CLASSIC Neg.

FUJIFILM GFX 50R + GF50mm F3.5 R LM WR + Kenko ブラックミスト No.05 / フィルムシミュレーション:CLASSIC Neg.

山の写真で使用したズームレンズに代わりGF50mm F3.5 R LM WRを使用しました。
距離感を考えながら、そしていつもと違う横に伸びた画角を覗きながら写真を撮るとまるで監督のような気持ちになります。

ここからは機種を替えてPanasonic S9で撮影しました。

Panasonic LUMIX S9 + LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO  / フォトスタイル:LEICAモノクローム

S9はリアルタイムLUT機能が割り当てられたボタンがあり、様々なLUTをあてて撮影をたのしむことが魅力のひとつかと思います。
とても楽しい機能でいろいろ試してみたのですが、一息ついた際に試したフォトスタイル「LEICAモノクローム」が素敵だったのでご紹介します。

Panasonic LUMIX S9 + LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO  / フォトスタイル:LEICAモノクローム

Panasonic LUMIX S9 + LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO  / フォトスタイル:LEICAモノクローム

S9のレンズキットにラインナップされているLUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACROはLマウント初の高倍率ズームレンズです。
高倍率とはいえ望遠端の描写もシャープで頼りになります。
今回モノクロを選んだのもこの描写ゆえです。

Panasonic LUMIX S9 + LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO  / フォトスタイル:LEICAモノクローム

Panasonic LUMIX S9 + LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO  / フォトスタイル:LEICAモノクローム

65:24のアスペクト比が使えるデジタルカメラとしては恐らく最小です。
大きなセンサーのGFXにするか、コンパクトで取り回しやすいLUMXにするか、持ち出す際の嬉しい悩みです。

アスペクト比を変えるだけで、まるで別のカメラを使っているような気持ちになります。実質2台、3台分楽しめるのではないでしょうか。
本当にたくさんのカメラが販売されている現在において、自分にあった一台を見つけるのは至難の業だと感じます。
その決め手の一つに様々なアスペクト比がつかえるというのも加えていただくと撮影がより楽しくなると思います。

筆者が夢中になっている横長写真の魅力が少しでも伝われば幸いです。
スタッフの”夢中”をご紹介するブログシリーズ、次回もぜひお楽しみに。

 

今回使用したものたちはこちらから 新品でお求めいただけるGFXシリーズはこちら。

今回ご紹介したレンズの他にも110mm、80mmのレンズは豊かなボケを楽しむことができます。

中古はこちらからどうぞ

[ Category:FUJIFILM Panasonic | 掲載日時:24年08月13日 17時00分 ]

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【FUJIFILM】今年の夏はラージフォーマットで!「GFX 50S II」で撮影されたネイチャー写真

【FUJIFILM】今年の夏はラージフォーマットで!「GFX 50S II」で撮影されたネイチャー写真

マップカメラは多くのお客様に支えられ、本日2024年8月13日に創業30周年を迎えました。マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」でも創業30周年を記念した特別なフォトコンテストを開催中!ぜひこの機会にご参加をお待ちしております。

本日より、ネイチャー部門の募集がスタートしました! こちらは自然や風景にスポットをあてた作品が対象となっています! このほか現在は、新製品部門、人物部門、動体部門へのご応募を受付中。ぜひ下のバナーリンクからエビフォトにアクセスのうえご応募ください!

グランプリ作品には「FUJIFILM X100VI」「Z f Z 40mm F2(Special Edition)レンズキット」「SONY α7C II ズームレンズキット」「Panasonic LUMIX S9 標準ズームレンズキット」など話題の豪華アイテムが贈られます!

30周年フォトコン

さて、本日ご紹介するのは「FUJIFILM GFX 50S II」でご投稿頂いたネイチャー写真!35mm判の約1.7倍となるラージフォーマットセンサー搭載を搭載し、小型軽量ボディに約5,140万画素センサーや強力な手ブレ補正機構を搭載した一台で撮られた、皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。



【作品名】叶<投稿作品を見る

【投稿者】kaku様

【投稿者コメント】二度目にして記憶に残る景色に出会えた事に感謝

【使用機材】FUJIFILM GFX 50S II + フジノン GF35-70mm F4.5-5.6 WR



【作品名】暮れてまた美しく<投稿作品を見る

【投稿者】kaku様

【使用機材】FUJIFILM GFX 50S II + フジノン GF35-70mm F4.5-5.6 WR



【作品名】春の大火<投稿作品を見る

【投稿者】MK1121様

【使用機材】FUJIFILM GFX 50S II + フジノン GF35-70mm F4.5-5.6 WR



【作品名】ときに激しく<投稿作品を見る

【投稿者】kaku様

【投稿者コメント】奥入瀬渓流の美しさを間近に感じました。

【使用機材】FUJIFILM GFX 50S II + フジノン GF35-70mm F4.5-5.6 WR



【作品名】朝露<投稿作品を見る

【投稿者】yk様

【投稿者コメント】初夏の雨上がりの早朝です。
霧で柔らかく差し込む陽の光と、喜ぶように輝く草木が印象的な一枚です。

【使用機材】FUJIFILM GFX 50S II + フジノン GF45-100mm F4 R LM OIS WR



【作品名】無題<投稿作品を見る

【投稿者】bebe様

【使用機材】FUJIFILM GFX 50S II + フジノン GF100-200mm F5.6 R LM OIS WR


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

ご投稿には会員登録が必要です

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:24年08月13日 15時00分 ]

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Summer Campaign 2025 中古Summer SALE

【終了しました】ネット限定でオリジナルマルチストラップをプレゼント!

【終了しました】ネット限定でオリジナルマルチストラップをプレゼント!

平素よりマップカメラをご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。
おかげさまでマップカメラは2024年8月13日に創業30周年を迎えることとなります。
これもひとえに、ご利用いただいた皆様のご愛顧の賜物と厚く御礼申し上げます。
これからも末永くご愛顧くださいますようお願い申し上げます。

さて、今年は30周年を記念してお客様への感謝の気持ちといたしまして、
マップカメラドットコムで税込10万円以上お買い物いただいたお客様 先着順にて、
様々な用途で活用頂ける「オリジナルマルチストラップ」をプレゼントいたします!

※ご好評につき、配布終了いたしました。たくさんのご注文誠にありがとうございました。

 

―――――――――― 2024年8月21日追記いたしました ――――――――――

本ストラップのご使用方法について、以下の点にご注意いただけますようお願いいたします。

以下写真のような平型のストラップ取付金具を採用したカメラ機種に、丸環リングを直接装着しますと変形してカメラを落下させてしまう恐れがあります。必ず「平型⇔丸環変換アダプター」を使用して頂くようお願いいたします。

ミラーレスカメラや一眼レフカメラなど、三角環が標準で装着されている機材につきましても同様に
「平型⇔丸環変換アダプター」を使用してストラップをご使用いただくようお願いいたします。

一眼レフカメラと望遠レンズの組み合わせなど、首に掛けた場合に重心が著しく下部にくるような組み合わせでのご使用はお控えください。
丸環リングでカメラに直接装着される場合は、機材重量 1キロ程度を目安にご利用いただくようお願い申し上げます。本製品のパッケージ上の注意事項にも記載させて頂いておりますので、併せてご確認ください。

 


近年カメラ用だけでなく、スマートフォン用などでも人気を博しているロープストラップ。
今回30周年を記念して日常使いでもマルチにご活用頂けるようなストラップを目指して製作しました。
カメラ用ストラップとしてあまり販売されていない、日常使いに馴染むカラー4色をご用意いたしました。
※カラーのお選びはできません。ランダムでのお届けとなります。

カメラ以外にも幅広く活用頂けるよう、各種アダプターを同梱いたしました。
用途に合わせてお使いください。


①スマートフォン用アダプター
一般的なスマートフォンケースに装着することで、スマートフォン用斜め掛けストラップとしてご活用頂けます。


②丸型カラビナ
小型バッグやポーチなどカラビナが装着できるパーツにつけていただく事でショルダーストラップとして活用頂けます。
ショルダーストラップの取り外しができるアイテムには幅広く対応できますので、是非お試しください。


②平型⇔丸環変換アダプター
カメラやバッグなどの平型のストラップ吊り金具に装着することで、丸環リングのストラップを装着できるようになります。
※平型のストラップ取り付け金具に丸カンを直接装着しますと、丸カンが変形して脱落する可能性がございます。
必ず「平型⇔丸環変換アダプター」を使用して頂くようお願いいたします


しなやかで程よい弾力性がある素材を使用しているので、バッグなどに使用しても締め付けられることなくゆったりとご使用いただけます。
数量限定の限定アイテム「MAPCAMERA × 横濱帆布鞄 別注カメラショルダー 2024」との相性もばっちりです。
※別注カメラショルダー 2024はご好評につき販売終了いたしました。


紐を縛ることでよりスタイリッシュにご使用いただく事も出来ます。
縛る位置によって長さ調整も可能ですので、カメラ用のハンドストラップとして、またポシェットやハンドバッグにも是非ご活用ください。

カジュアルなアイテムとの相性もばっちり。
様々なアイテムと組み合わせてお使い頂けるよう、汎用性の高いカラーバリエーションにてセレクトしました。

長さは全長約100cmと、斜め掛けをするとちょうど手元に来るような長さに仕上げました。
定番のスマートフォンにも是非ご利用ください。

こちらのマップカメラ特製の限定アイテムをマップカメラドットコムで税込10万円以上お買い物いただいたお客様 先着順にて、もれなくプレゼント致します。
なくなり次第終了となりますので、お早めにご検討ください。皆さまのご注文をお待ちしております。

※本製品に同梱されている使用上の注意点をご確認の上、さまざまな用途でご活用ください。
※製品の仕様上、ストラップ 丸環装着部のコバ(革の縁)がひび割れやすくなっておりますが、芯の部分は強固な素材を使用しておりますのでご安心ください。
材質の劣化が激しくなりましたら、念のためご使用をお控えいただきますようよろしくお願いいたします。
※2024年8月13日 午前11時からのご注文が対象です。
※発送順で規定数の配布となっております。
※ご予約商品、お取り寄せ商品は対象外となります。

マップカメラでは様々な創業祭イベントを開催しています!
詳しくは特設ページをご覧ください。

[ Category:etc. | 掲載日時:24年08月13日 10時59分 ]

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【Nikon】機材を軽量化して東京近郊を撮り歩く

【Nikon】機材を軽量化して東京近郊を撮り歩く

おかげさまで本日、8月13日でマップカメラは創業30周年を迎えました。これもひとえに皆様のご愛顧のおかげと感謝の気持ちでいっぱいでございます。今後も変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

まだまだ暑い日々が続いていますが、30周年の創業祭もいよいよ終盤!
本日も「夢中」をテーマに、スタッフがいま夢中になっている「モノ」「コト」を紹介いたします。


 

さて今、私が夢中?になっているものは機材の軽量化です。
趣味としてカメラを始めたのが今から約35年前。まだフィルムカメラ全盛期で、オートフォーカス機が普及し始めた頃でした。
カメラにも様々な新機能が搭載されていく進化が著しい時代だったこともあり、新製品や上位モデルへの憧れが膨らむばかり。気がつけば最新フラッグシップ機を乗り換え続けるスタイルになっていました。体力と行動力に満ち溢れていた頃はボディ2台に大三元レンズと三脚をバックバッグに詰め撮影に出掛けていたものですが、年齢を重ねるにつれその重さが堪えるようになり、今ではレンズを2本持ち出すのも躊躇うようになってしまいました。そしてついに機材自体の軽量化に着手。この夏「Nikon Z9」から「Z8」へ機材を乗り換えました。ニコンには「Z6III」や「Z f」などより軽く魅力的なモデルが多数ありますが、何故「Z8」にしたのかと言うと、「Z9」で使用していたアイカップやメモリカード等のアクセサリーをそのまま使用できるという点が大きかったです。あとメーカーのキャッシュバックキャンペーンも。
正直、今の撮影スタイルに「Z8」はオーバースペックと理解しつつも、長年培ってきたフラッグシップ機への憧れは捨てきれなかったということです。
 
 

もちろんレンズも軽量化に努めていて、最近のお気に入りはマウントアダプターを介してライカ用レンズを使用しています。
今回は「Leica ズミクロン M50mm F2.0 レンズフード組込(6bit)」を使用しました。デジタルカメラの登場により途中から6bitコードが追加されましたが、レンズ自体は1994年生まれでマップカメラと同じく今年30周年を迎えています。

本レンズの特徴と言えば、最近主流の非球面レンズが使われていないということ。逆光時など、撮影環境が厳しいシーンで見せるコントラストの低下にオールドレンズぽさを感じますが、周辺までよく写る高性能レンズです。時々見せるクラシカルな表現に毎回驚き、これが楽しみでもあります。
 
 

夏休みシーズンは鉄道で遠出するのに便利なきっぷがあるので、ここぞとばかりに東京近郊への日帰り旅を繰り返しています。
「Z8」のファーストカットは熱海で。いかにも夏と言った青空と海の色を綺麗の捉えてくれました。ヨットのポールなど細かいところもしっかり描いています。ボディとレンズの連携が行われないアダプターでの撮影でも、手ぶれ補正はしっかり効きますし、見やすいファインダーのお陰でスムーズな操作が可能です。ライカボディを使用すると露出が暗めに転ぶことが多いのですが、ニコン機ではそんなこともなく、むしろこの方が使いやすいのではと思わせるほどです。
 
 

色の派手さを抑え、被写体の質感をしっかり捉えると言う面でニコンとライカの画作りはとても似ているので、とても自然な色で描いてくれます。
 
 


 
 

ライカレンズの唯一の難点、近接撮影もヘリコイド付きアダプターを使うことでクリア。花びらに落ちた花粉までしっかり捉える繊細な写りと柔らかな大きなボケが確認できました。
 
 


 
 

熱海に来ると必ず立ち寄るのが来宮神社。御神木の大楠は樹齢2100年以上と言われ、幹を1周すると寿命が1年延びるという伝説があるほどのパワースポット。
歴史ある被写体を雰囲気よく切り取るのがライカのイメージ。ニコンのカメラでもそんなイメージを壊すことなく切り取ってくれました。メーカー問わずレンズの特性をそのまま活かしてくれる印象です。
 
 


 

ボディだけで430gもの軽量化に成功したことでフットワークが軽くなり、鉄道旅のペースも上がってきました。翌週の休みに向かったのは高崎です。北陸(長野)新幹線の開業ですっかり影が薄くなってしまった信越本線をさらに2駅ほど乗り進めると縁起達磨発祥の地である少林山達磨寺に辿り着きました。
高崎駅といえば駅弁の「だるま弁当」が有名で、その元となる達磨寺がずっと気になっていたのです。と言いつつも信越本線を利用の際は、もっぱら横川駅の「峠の釜飯」派だったのですが…。
 
 

 

旅の醍醐味はその地ならではの食事にありつく事。駅弁のフリをしつつ選んだのはパスタでした。群馬県は全国有数の小麦の産地ということで、高崎にはパスタの名店が多いと耳にしたので。
運ばれたきたナポリタン。ベーコンやウインナーではなく海老が入っていたことに少し驚き、思わずカメラを取り出しました。近接可能なアダプターのおかげで後ろに下がることなく撮れる便利さもありますが、やはりサッと撮り回せるサイズになったメリットは大きく感じます。
 
 

最後は世界遺産でもある「富岡製糸場」を見学。多くの観光客が途切れた隙を狙って撮ったカットは、ピントのツメが甘かったのか想像以上に柔らかな描写になり、より歴史を感じさせる画になりました。仕事での撮影など失敗できないシーンではオートフォーカス頼りになりますが、プライベートでのんびり撮る際はマニュアルフォーカスもまた良いものです。
そういった面でも見やすいファインダーは重要で、ニコン機の丸型ファインダーとアイカップは譲れないアイテムです。
 
 


 
 

 
 

『Nikon Z8』は、ZシリーズのフラグシップモデルZ9に搭載された機能や性能を、より軽量コンパクトなボディにギュッと凝縮したことで静止画・動画問わず優れた機動力とフットワークの良さを手に入れることができる1台に仕上がっています。今回は「ニコンボディ × ライカレンズ」という組み合わせで日本とドイツの王道メーカーが作り出すクラフトマンシップの魅力を存分に味わうべくじっくりと撮影を楽しみましたが、野鳥やスポーツなど動体撮影でアクティブに撮影される方も多いはず。シャッターボタンの全押しから最大1秒間遡って記録ができる「プリキャプチャー」も搭載しているのでじっくりと撮影を楽しみたい方はもちろん、よりアクティブに動きの速い被写体を撮影した方にもどちらの用途にもおすすめしたい1台です。

メーカの垣根を超えたその美しい造形美。純正ニッコールレンズはもちろん魅力的ですが、時にはこのようにマウントアダプターでよりディープな世界を楽しんでみるのはいかがでしょうか。

夢中になることは人それぞれ、スタッフの”夢中”をご紹介するブログシリーズ、次回もぜひお楽しみに。

 





[ Category:Nikon | 掲載日時:24年08月13日 10時45分 ]

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【Voigtlander】本日発売!マップカメラだけで手に入れることができる特別なXマウントレンズ

【Voigtlander】本日発売!マップカメラだけで手に入れることができる特別なXマウントレンズ

平素よりマップカメラをご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。
おかげさまでマップカメラは本日 2024年8月13日に創業30周年を迎えることができました。
これもひとえに、ご利用いただいた皆様のご愛顧の賜物と厚く御礼申し上げます。
これからも末永くご愛顧くださいますようお願い申し上げます。

さて、先日よりご予約を開始していたマップカメラだけで手に入れることができる特別なXマウントレンズ『Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical SC X-mount ~MapCamera 30th Edition~』が本日発売となりました!楽しみにしてくださった皆様、本当に長らくお待たせいたしました。

こちらのレンズをご存じない方のためにも、少しどのようなレンズなのかもご紹介したいと思います。本レンズはマップカメラ創業30周年を記念して「株式会社コシナ」様と特別に共同開発したわずか300本限定のフジフイルムXマウント専用交換レンズ。ご存知の方も多いと思いますが、すでに通常モデルとして『Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical X-mount』という商品が存在、画角こそ同じではありますが、そのレンズが持つ描写性能は全くの別物です。

通常モデルとは異なりレンズコーティングを「シングルコート」に変更。外観のデザインもピントリングの形状をはじめ、付属するフードもちりめん塗装を施したレンズに触れるだけで所有する歓びを味わえる仕様となっております。詳しい商品の詳細についてはマップカメラ公式YouTubeチャンネルにて公開をしておりますので本ブログ文末のバナーからご覧ください。

さて、過去の「StockShot記事」ではカラーでの撮影を中心にご紹介してまいりましたが、シングルコートといえばやっぱり「モノクロ」でしょう!写真全体に自然な粒状感を加えることでフィルム調の風合いを手軽に演出できるグレインエフェクトもたっぷり使ってディープな撮影をいたしましたのでぜひ最後までお付き合いいただけますと幸いです。今回は本レンズとデザインもベストマッチ「FUJIFILM X-Pro3」に装着し、東京の街へ。

X-Pro3のファインダーを覗きながら絞りによる被写界深度の変化をじっくりと見定める。やはりこのレンズを使うと積極的に開放絞りを使いたくなってしまうのです。ボケ過ぎず硬過ぎずなんともしっくりくる。こういうレンズが欲しかったんだよ。そう心の声が聞こえてきます。

広々とした公園、凧上げををしている男性とそれを眺める女性。グレインエフェクトの効果を強めに設定するとまた違った印象を見せてくれます。凧上げを楽しむふたりにピントを合わせましたが、手前の草の絨毯の質感がしっかりと描かれていることに驚きました。

8月もいよいよ半ばに差し掛かり、少しひまわりも暑さにつかれているよう。そんな中でもまだまだ俺らは元気だぞと言わんばかりの2輪を見つけたので写真に収めました。F2.8で撮影しましたが、このあたりから被写体の輪郭がくっきりと表現してくれます。

X-PRO3+本レンズ+モノクロ+グレインエフェクト(強)の組み合わせで撮影していると、まさにフィルムカメラで撮影したかのようなアナログ感を感じさせてくれます。撮り始めて30分ほどは背面の液晶パネルですぐに画像確認ができないことに不便さを感じていた筆者。

いつもであれば1枚撮影すると背面モニターでピントが来ているかなど細かく確認をして納得いくまで撮影するのが筆者のスタイルなのですが、フィルムカメラを愛用していた時代の記憶が徐々に蘇ってきてファインダー上でしっかりとピントを詰め、モニターで仕上がりをチェックせずパソコンで見るまでお預けという撮影スタイルがこの組み合わせをより楽しくしてくれることに気づきました。

絞り開放の愉しさはこのレンズにしかない特別な魅力ではありますが、絞り込んで被写体に動きを出すようなスナップ撮影もまた深みのある描写をしてくれるレンズです。

12枚の絞り羽根を採用することで限りなく円形に近づけており、自然な描写とクセのない表現が非常に魅力的な逸品。上の写真はグレインエフェクト有り、下の写真はグレインエフェクトなしで撮影しておりますが、表現したい作風に応じて絞りとグレインエフェクトの自由自在な変化を楽しめるのは非常に魅力的です。

特別な存在。それは今しか手に入れることのできないプレミアムなレンズ。
ピントリングに触れるとその心地よい操作フィールに心を奪われ、撮影をしていると時の流れを忘れさせてくれる不思議な感覚。近頃はオートフォーカスの技術が進歩し、シャッターを切れば美しく理想の写真が撮れる時代になりました。

そんな時代だからこそ「道具としての魅力」。1枚1枚をかみしめるように撮影をする。
時にはピントを外したり、ピント合わせが間に合わずシャッターチャンスを逃したりすることもあります。でもその失敗も写真を撮る愉しさだと実感することができます。

コーティングの違いだけではなく、ピントリングや専用のちりめん塗装を施したフードなど目で見ても愉しめる逸品となっております。コレクションの1つとしてFUJIFILMユーザーはもちろんのこと、これからFUJIFILMの製品を購入しようと検討中の方も是非ご検討いただけますと幸いです。

 

特別対談

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander FUJIFILM | 掲載日時:24年08月13日 10時42分 ]

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【Nikon】お盆休みの家族旅行でも大活躍「Z6II」で撮影されたポートレート写真

【Nikon】お盆休みの家族旅行でも大活躍「Z6II」で撮影されたポートレート写真

マップカメラは多くのお客様に支えられ、2024年8月13日に創業30周年を迎えます。マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」でも創業30周年を記念した特別なフォトコンテストを開催中!ぜひこの機会にご参加をお待ちしております。

システム障害に伴い、8/25(土) 夜間帯にフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」に作品を新規アップロードいただけない事象が発生いたしました。システム障害発生中にご投稿いただきましたご投稿者様に深くお詫び申し上げます。

本障害に伴い「人物部門」の応募期間を9/1(日)までに延長いたします。残り1週間夏の終わりまでポートレート撮影を存分にお愉しみいただき、ぜひフォトコンテストへのご参加をお待ちいたしております。

グランプリ作品には「FUJIFILM X100VI」「Z f Z 40mm F2(Special Edition)レンズキット」「SONY α7C II ズームレンズキット」「Panasonic LUMIX S9 標準ズームレンズキット」など話題の豪華アイテムが贈られます!

30周年フォトコン

さて、本日ご紹介するのは「Nikon Z6II」でご投稿頂いたポートレート作品!人気機種の後継機で、さらにブラッシュアップされていることから写真でも動画でも大活躍間違いなしな一台です! 皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。



【作品名】夏を楽しむ<投稿作品を見る

【投稿者】NKNPhoto 様

【使用機材】Nikon Z6II + NIKKOR Z 28-75mm F2.8



【作品名】湘南の夏<投稿作品を見る

【投稿者】いのこう 様

【投稿者コメント】湘南の海岸で撮影しました。ワンピースがなびいて、海風の涼しさが伝わるかと思います。

【使用機材】Nikon Z6II + NIKKOR Z 24-120mm F4 S



【作品名】海だー!!!<投稿作品を見る

【投稿者】かなかな 様

【投稿者コメント】裸足になって走りやすくなって、はしゃいで飛び込む子と、落ち着いて海に入っていく子と、性格がよく現れている面白い写真です(笑)

【使用機材】Nikon Z6II + AF-S NIKKOR 35mm F1.4G



【作品名】心地よい風<投稿作品を見る

【投稿者】かなかな 様

【投稿者コメント】新緑のなかで吹く風はここちよすぎました^^
暑い日だったのでココにずっと居たかったです(笑)

【使用機材】Nikon Z6II + NIKKOR Z 85mm F1.2 S



【作品名】うたたね<投稿作品を見る

【投稿者】ニラニラ 様

【投稿者コメント】つかれたからじゅうでんします

【使用機材】Nikon Z6II + NIKKOR Z 135mm F1.8 S Plena



【作品名】残暑の頃<投稿作品を見る

【投稿者】sana 様

【投稿者コメント】窓から蝉の声が聴こえていた、夏の終わりのあの日

【使用機材】Nikon Z6II


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!

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[ Category:Nikon | 掲載日時:24年08月12日 19時25分 ]

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【プレミアムコレクション】希少なニコンレンズを3本ご紹介いたします

【プレミアムコレクション】希少なニコンレンズを3本ご紹介いたします

「PREMIUM COLLECTION」とはライカをはじめコレクションアイテムとして希少価値の高いモデルを紹介する特別なコンテンツ。
戦前~戦後に発売された「銘玉」から、現代の限定モデルまでマップカメラ厳選の逸品を「PREMIUM COLLECTION」として販売しています。
今回は選りすぐりのコレクションより、1917年に日本で誕生した「ニコン」のアイテムをご紹介いたします。


Nikon W-NIKKOR (L) 35mm F1.8

現在のニコン株式会社の前身である日本光学が製造した大口径広角レンズ「W-Nikkor 3.5cm F1.8」
昭和31(1956)年9月に販売された当時、市販されている35mmレンズとして最も明るい大口径レンズとなった本レンズは日本光学の技術力を示す1本になりました。
当時は高度な計算機は存在せず、主にそろばんと対数表を駆使しながら設計を実施していたことを想像すると、血のにじむような努力と執念が感じ取れます。

この時代にはNikon SマウントとLマウントの二種類が販売されている中で、オリジナルのLマウントモデルは大変希少なアイテム。
大口径でありながら小型なサイズ感はLeicaボディとも非常にマッチする逸品です。

「Nikon W-NIKKOR (L) 35mm F1.8」のフォトレビューはこちらから


Nikon NIKKOR-S (L) 85mm F1.5

先ほどのレンズと同世代である昭和26年(1951)年に発売された大口径中望遠レンズ。現代まで脈々と続くニコンの大口径中望遠レンズの源流といっても過言ではない一本です。
3群7枚のゾナータイプと言われる設計で画質を担保しつつ軽量化が図られている一方で、近距離になると像が甘くなりフレアーが増すという欠点が一般的である中、ポートレートや物撮りにおいて独特な空気感を演出する長所となって活かせるレンズです。

昭和26年頃に登場した本レンズは、ニコンSマウント用が700本弱、コンタックス用が約200本、ライカスクリューマウントが500本弱と全体でも2,000本に達しない希少なアイテムとなっています。
Leicaボディ以外にもマウントアダプターを活用して、現代のNikonボディと組み合わせるのもまた粋かもしれません。

「Nikon NIKKOR-S (L) 85mm F1.5」のフォトレビューはこちらから


Nikon Ai Nikkor 58mm F1.2 Noct

3本目はニコンのMFレンズの中でも有名かつ銘玉である、『Nocturne(夜想曲)』から付けられたNoct Nikkor、「Nikon Ai Nikkor 58mm F1.2 Noct 」です。
夜間の撮影においては大口径化が必須であるものの、それに伴いサジタルコマフレアが発生してしまう。
このサジタルコマフレアを開放時から抑え、絞り開放で夜間撮影を存分に楽しめるように設計されたのが本レンズです。

6群7枚、ガラスの塊ともいえるレンズから生み出される写真は唯一無二。
開発時の思いは現代まで引き継がれ、ZシリーズレンズとしてNoctの名が復活した「Nikon NIKKOR Z 58mm F0.95 S Noct」が販売されています。
F1.2という明るさだけではなく「Noct」が織りなす圧倒的な描写。是非お楽しみください。

「Nikon Ai Nikkor 58mm F1.2 Noct」のフォトレビューはこちらから

レアアイテム続々!創業祭期間中は毎週火曜日・金曜日に商品追加を行います。

プレミアムコレクション

[ Category:etc. Nikon | 掲載日時:24年08月12日 19時10分 ]

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