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【OM SYSTEM】OM-1 とパナライカ望遠ズームで野鳥ムービー!

冬、それは夏に続いて撮影が厳しくなる季節。
もちろんその季節だけに撮れるものがあるからにはそんなことは言っていられませんが、寒いものは寒いのです。

徒歩30分もしないうちにそれなりの広さの自然公園がある筆者は散歩がてらよく撮影に訪れるのですが、虫の姿もなく葉を落とした木々が多い中で何を撮影するのかと言われれば野鳥になります。
自然公園の公式Xでは毎日のように日々の植物の変化や野鳥の姿がポストされ、通勤電車内で見かけるたびに自分でも撮影してみたいと思う日々。
数年前と比較すると最近では投稿される野鳥の姿も鮮明になり、きっと機材を買い替えたのではないかと感じつつ撮影担当者の腕もいいのだろうと伺わせます。

そんなわけで今回は愛機である「OM SYSTEM OM-1 ボディ」に「Panasonic LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.」を装着して野鳥撮影に向かいました。
縁があってお得に入手できたレンズですが、焦点距離を同じくする「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS」と比較すると質量約135g、長さ約34mmほど小型軽量となっています。少しでも機材の軽さを取るか、ボディと同一メーカーにするか、テレコンバーターの取付け有無など自身の選択基準で選べるところもマイクロフォーサーズマウントの魅力の1つです。

なにしろ35mm判換算で200-800mmの超望遠レンズがこの身軽さで使用できるのは嬉しいものです。
早速到着した公園の川では鴨の群れが思い思いに過ごしており、遠く高い木の上でヒヨドリが甲高く鳴きかわしています。

毎回の滞在時間は2時間程度なのでその間にどんな野鳥との出会いがあるか全くの運任せとなります。大体いつも望遠レンズを持っていない時に限って良い出会いがあるのがパターンとなっているのですが果たして……。

結果からいえば大豊作の撮影となりました。
今年の抱負である動画撮影もこなせたので一緒に振り返って頂ければと思います。

駅からずっと続く公園への道を慣れた足取りで向かいます。この季節は花も数少ないですがちょうど水仙が見頃でした。到着したのは10時前後だったかと思いますが朝の日差しがまたいい雰囲気です。

動画冒頭で食事中だったオナガです。いつも群れていて鳴き声も大きいためいると分かりやすいのですが、大体木立の中で見えにくい所にいるのであまり撮影出来たことがありません。

続けてシジュウカラ。小さい体格ながら意外と物怖じしないのかじっとしていると足元近くまで寄ってきました。こちらも食事の時間か地面をつついて何やら小さい木の実や昆虫を食べていたようです。

ジョウビタキのメスは実は初めての出会いでした。この公園にいることは知っていたのですが、いつも通る小川脇の小道にいたのでこれまで気付いていなかっただけかもしれません。

動画との順番は多少前後しますがこちらはジョウビタキのオスです。オレンジ色のお腹が綺麗で可愛い野鳥です。メスのいた小川とは少し離れた大きな池のほとりで鳴いていました。どちらも尾羽の小刻みな動きが可愛らしいです。

まれに釣り人の姿がある小川では稚魚が生まれたのか小魚の姿が多くありました。この周辺に生息するカワセミやサギの主食かもしれません。その数えきれないほどの大量さと小川の透明度に思わず撮影していました。

小魚を撮影した後歩みを進めると、よくカワセミを見かける場所に小さな青い姿がありました。動画にもありますが、カワセミの縦にぴょこぴょこ動く姿が可愛くて撮影せずに眺めてしまうことも多いです。基本的にスチルメインな撮影スタイルなのですが、こういった動きが撮れるのは動画の魅力だと改めて思います。

こちらも食事中のヒヨドリ。何かの木の実だとは思うのですがポップコーンにしか見えないうえ、何度も飲み込もうとして断念する姿がコミカルで思わずカメラを構える腕が震えてしまいました。

最後はメジロの群れの水浴びシーンを続けて。水深2,3cmほどといったところですがメジロには十分なようで、何匹か交互に水浴びを続けていました。想像以上に豪快な水浴びっぷりが見事です。

今回はいつもより早めの時間での撮影でしたが、野鳥の様々な生態が観察出来たようでとても楽しい時間となりました。今後もマナーを守りつつ季節の変化を見守りたいと思います。

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[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM Panasonic | 掲載日時:24年01月14日 19時02分 ]

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【PENTAX】ふゆキャンVlog

2024年も1月、毎年年始に同じキャンプ場に行くのが恒例となっている私は今年も年はじめにキャンプに行ってまいりました。
いつもはキャンプ飯を中心に動画を掲載しているのですが、今回は頑張って設営からVlog風に編集してみました。拙い点は多々ございますが暖かい目でご覧いただければ幸いです。

撮影地はキャンパーなら誰しもが知る標高約700mに位置する山梨のキャンプ場です。
ここぞとばかりに持って行った機材はPENTAX K-3 Mark III+HD DA★ 11-18mm F2.8 ED DC AW
キャンプ場は日が暮れればマイナスになるような場、また風が吹けば土ぼこりが舞い突然の雨の心配も。そんな時に安心できるメーカー『PENTAX』です。

K-3 Mark IIIは防塵・防滴構造、メーカーによる-10℃耐寒動作保証、衝撃や振動に強いだけではなく、剛性感のある高品位なボディを実現しています。
視野率は約100%を誇り、アウトドアモニターを使用すれば晴天の屋外撮影では明るく、夜景撮影では暗くするなど、モニターの設定を簡単に変更することができ重宝します。

【11mmで撮影】

【18mmで撮影】

ズーム全域でF2.8の明るさを実現した大口径超広角高性能スターレンズHD PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AW
富士山と盆地が一望できる場所を活かすべく広角レンズを選びました。
大口径・高画質・高性能なスターレンズシリーズで、35ミリ判換算で17~27.5mm相当になります。上記のようにテントの中からライトやガーランドを入れて撮影したり、空を切り抜いて空を広く撮影することが可能です。

最短撮影距離30cm、F値はズーム全域でF2.8のため影や質感を立体的に表現してくれます。
ついついボケが綺麗で開放で撮影してしまいますが、背景の富士山が薄っすら輪郭のみになってしまいました。代わりにロコモコの卵の焦げまでしっかり写してくれております。

冬のキャンプはテントの中でストーブとこたつでぬくぬくするのが至福です。しかし外の景色も絶景。そんな時の専用アプリケーション。リモート操作ができるのでレリーズボタンが必要なく、撮影や確認ができます。

安心のPENTAX、アウトドアにぴったりのカメラをいかがでしょうか?




[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:24年01月14日 17時00分 ]

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【SONY】G Masterで捉える冬の光

冬の光と夏の光、厳密に言えばそれらの太陽光となりますが、その違いを意識した事はありますでしょうか。

 

夏は高い位置に太陽が昇り、相対的に距離も近くなるためほぼ真上からの強い光となります。

そのため生まれる影も濃くコントラストが高くなります。

 

対して冬は太陽が高い位置まで上がり切らず、比較的低い位置から斜めに入ってきた光が届くため、

夏の太陽よりも距離が遠い事で光自体がやや弱く、生まれる影は夏程濃くはなくなります。そのためコントラストがやや低めな状態になります。

どちらにも良さはあると思いますが、私個人としては冬の光の柔らかさがとても好みです。

 

今回はその冬の光をG Masterレンズで捉えて参りました。よろしければご覧ください。

α7RV + FE135mm F1.8 GM  ss1/1000 ISO100 F1.8

教室へ注ぎ込む麗らかな光を捉えてみました。

廊下から教室が覗ける窓があったので、中望遠の圧縮効果を利用しつつその窓越しに室内を撮影致しましたが、窓に反射する景色が良い前ボケとなってくれたと思います。

α7RV + FE135mm F1.8 GM  ss1/1000 ISO100 F1.8

お次は教室の中、窓辺から差し込んだ光です。

窓を1枚抜けているからというのもあるとは思いますが、光が回っている部分の影は輪郭がおぼろげで強くありません。

夏であれば床に当たっている光はハイエストライトとして完全に飛んでしまうと思われますが、冬であれば心地良いハイライトを作り出してくれました。

α7RV + FE 50mm F1.4 GM  ss1/2500 ISO100 F1.4

窓際に佇む結われたカーテンが柔らかな光を帯びて印象的でした。

光と影、カーテンのシルエットを見せたかったのでモノクロで仕上げます。

α7RV + FE135mm F1.8 GM  ss1/320 ISO200 F1.8

写真右サイドには窓があり、そちらから直射ではない光が射し込み仄かに室内を明るくしていました。

ふすまに仄かな光が当たる事で浮かび上がった木目をパシャリ。侘び寂びを感じる一枚になりました。

α7RV + FE135mm F1.8 GM  ss1/250 ISO200 F1.8

ピントを置いている部分も滲んでいますが、実はこちらはガラス戸越しの一枚となっています。

古い建築だったため、使われているガラスも今ほど平坦ではなく、ところどころがうねる事で光がランダムに屈折しているのでしょう。

使用しているレンズはパキパキと写る中望遠ですが、ブラックミストやソフト系のフィルターを使用したような柔らかさと、優しいコントラストの写真となりました。

α7RV + FE 50mm F1.4 GM  ss1/400 ISO100 F1.4

こちらは画角を変えてガラス戸を通さずに一枚。こういう光って無限に撮りたくなってしまう魔力があると思います。

α7RV + FE 50mm F1.4 GM  ss1/640 ISO100 F1.4

庭に差し込む光に照らされたツバキが印象的だったのでパシャリ。

このくらいの距離感でも前後共に嫌味なボケ方になる事もなく、ピント面はスパッと立ち上がっている事が分かる良いレンズです。

野外でも強く影が落ちることはなく、どこかアンニュイな雰囲気があるのが冬の光といった印象。

α7RV + FE135mm F1.8 GM  ss1/800 ISO100 F1.8

同じシーンを中望遠に切り替えて撮ってみます。画角が変わる事で同じ位置から撮影してみても異なる印象の写真に出来るとは思いますが、せっかく70cmまで寄れるレンズなので、最短に近い距離で手前のツバキを前ボケにしつつ奥のツバキにピントを置いて捉えます。

α7RV + FE 50mm F1.4 GM  ss1/500 ISO100 F1.4

夏であれば完全に飽和してスコーンと抜けてしまいそうなハイライト部分も、冬であればギリギリ踏みとどまってくれるラインに収まっているかと思います。

ハイライトからシャドウまで、無理なく収めやすいのも冬の光の特徴ではないでしょうか。こちらは奥へとピントを送る事で、視線の誘導するように構図を作ってみました。

最外周部は口径食で少し巻く様な印象のあるボケになっていますが、絞りを開けているのであれば仕方のない事。画面中心部から周辺部へかけての前ボケは非常になだらかで違和感のない描写です。この辺りもボケと解像力の両方を兼ね備えたG Masterならではの写りと言えるでしょう。

 

冬の光を2本のG Masterレンズで捉えてみましたがいかがでしたでしょうか。

その時々で表情を変える光を可もなく不可もなく、余すことなく写し取っている印象を受けました。誇張するような味付けもなく、素直で使いやすいレンズ。

これを使えば間違いないという安心感から、やや無茶な構図や露出での撮影も行っていましたが懐の広さを感じる2本でした。

 

今回はこの辺りで。

 



[ Category:SONY | 掲載日時:24年01月13日 17時38分 ]

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【FUJIFILM】Ncと冬の海

「Nc」という文字を見たときに皆様は何を思い浮かべるでしょうか。

筆者は、FUJIFILMのフィルムシミュレーション「クラシックネガ」のアイコンを思い浮かべます。
カメラのメニュー画面でシミュレーションを選択するときに、フィルムの横にCと書かれたあのアイコンです。
シンプルかつわかりやすいデザインで筆者は気に入っています。

今回はクラシックネガをテーマに冬の海、鎌倉の由比ガ浜を撮影してきました。

波打ち際で最初に出会ったのが、白鷺でした。
人馴れしているのか、比較的近くにいても逃げることはありませんでした。

砂浜は模様や足跡、様々な表情が見られて面白いので、
ついシャッターを押す回数が増えます。

撮影に同行してくれた友人が見つけたフジツボつきの貝殻など。

冬の朝日に照らされる海を見ようと早めの時間に訪れましたが、サーファーの方が多くいらっしゃいました。
夏のプールでも震えていることの多かった筆者からすると、あの水温の中で体を動かせることは未知の世界です。

最後に、海の他にも足を延ばしたので数枚紹介いたします。

クラシックネガの色味、如何でしょうか。
彩度を抑えつつも、鮮やかさは健在で深みのある表現になるので人気があることも頷けます。

また、今回は普段と異なるアスペクト比を使うという裏テーマも設けていました。
16:9で撮影しましたが、身近なものだとテレビ(地デジ)やYouTubeの比率がこちらになります。
見慣れている比率、またロケーションが相まってか撮影時にそれほど違和感を感じませんでした。
このアスペクト比、はまりそうです。

新年ということで、普段と違う事を試してみると新しい視点が生まれて面白いかもしれません。

それでは今回はこの辺りで。

 

 

 

 

 

 

 

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. FUJIFILM | 掲載日時:24年01月13日 12時26分 ]

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【Panasonic】ミニマム大口径望遠ズームレンズ~Panasonic LEICA DG VARIO-ELMARIT 35-100mm F2.8 POWER O.I.S.~

【Panasonic】ミニマム大口径望遠ズームレンズ~Panasonic LEICA DG VARIO-ELMARIT 35-100mm F2.8 POWER O.I.S.~

~ミニマム大口径望遠ズームレンズ~Panasonic LEICA DG VARIO-ELMARIT 35-100mm F2.8 POWER O.I.S.~

「大口径レンズ」「望遠レンズ」「ズームレンズ」この3種類のレンズから、皆様は何を連想されますでしょうか。筆者が真っ先に思い浮かべることは、「大きくて、重たい」そんな印象です。手にするだけで写真がいつもより格好良く撮れるような、中心から周辺まで画角目一杯に美しい瞬間を切り撮れるような、そんな幸せを感じつつ体への疲労が襲って来ます。
撮影場所や天気によっては、より疲れを感じるかもしれません。「心も体も軽やかに望遠撮影を楽しみたい!」今回はそんな願いを叶えてくれるレンズをご紹介します。

Panasonic LEICA DG VARIO-ELMARIT 35-100mm F2.8 POWER O.I.S.は、2023年10月27日に発売されました。
35mm判換算で70-200mm相当の画角が得られます。2012年発売「LUMIX G X VARIO 35-100mm F2.8 POWER O.I.S.」のリニューアルレンズです。

組み合わせたカメラは、Panasonic  LUMIX DC-GH6。高速・高解像・広ダイナミックレンジな新世代マイクロフォーサーズ機です。
静止画はもちろんのこと、豊富な動画記録フォーマットで映像でもPanasonicの美しい色合いを楽しむことが出来ます。ファインダー越しに見える冬の景色は、苦手な寒さを忘れさせてくれるように思います。

ライカの厳しい光学基準を満たした本レンズは、コンパクトかつ優れた光学性能を搭載しています。
以前から採用されていたPanasonic独自のナノサーフェスコーティング(高水準の反射防止コーティング)に加え、新たに不要光をカットする遮光部材がレンズ内に追加されており、ゴーストやフレアの少ないクリアでより自然な色彩表現が可能になりました。日が暮れてきて活発に動き出したライオン達も、ガラス越しであることを感じさせない写りになります。

軽量・小型の携帯性に優れたこのレンズは、長さ約10cm・重さが約360gと、350mlのペットボトル飲料サイズ。マイクロフォーサーズレンズの最大の長所に加え、ズーム全域でF2.8を実現しており、描写力と機動力が完全に両立されています。全長固定のインナーズームの仕様も、個人的にとても好きなポイントです。

ほとんどの動物達がおうちに戻って眠りに着く中、元気なインコとご長寿なオウムがいました。
肉眼と同等の美しい発色の羽が印象的です。カメラを構えて左右に移動する筆者を追いかけてくれた桃色のインコは、愛称が「ファンサの神」のミスティくんです。

元気に遊び回るリスザル達にも会えました。ガラスも厚く暗い中だったためISOを上げて撮影してみました。
DC-GH6の自動認識AFがバッチリと、あどけない表情を捉えています。片隅の可愛い寝顔には眠気を誘われました。フォーカスリング制御で、回転量に比例する「リニア方式」と回転速度に比例する「ノンリニア方式」、撮影者好みの選択ができるので、MFも快適な操作が行えます。

完全に日が落ち、イルミネーションが始まりました。色とりどりの電飾や夜の遊園地にわくわくして、足取りが軽くなります。ボディ・レンズ両方の手ブレ補正を最適に制御する「Dual I.S. 2」は、手ブレを効果的に抑えます。気分が高揚し上下左右に揺れる筆者の心と体で撮影しても、手ブレに悩まされることはありませんでした。

描写性・操作性・携帯性、全ての項目で大満足の撮影を楽しむことができるPanasonic LEICA DG VARIO-ELMARIT 35-100mm F2.8 POWER O.I.S.。発売を記念して行われているキャッシュバックキャンペーンも残りあとわずかです。ご応募をお忘れの方も、応募期間は1/28までありますので、お早めにご参加ください。
このミニマム大口径望遠ズームレンズは、一度触れば手放せなくなる1本です。

↓ キャッシュバックキャンペーンの詳細はこちらから ↓

 



[ Category:Panasonic | 掲載日時:24年01月12日 17時01分 ]

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【先行レビュー】Voigtlander2本目のRFマウント『NOKTON 40mm F1.2 Aspherical』を動画で紹介します

【先行レビュー】Voigtlander2本目のRFマウント『NOKTON 40mm F1.2 Aspherical』を動画で紹介します

「NOKTON 50mm F1 Aspherical」に続いて2本目となるRFマウントのVoigtlanderのレンズが登場しました。
その名も『Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical』
その描写力やサイズ感など気になる点と合わせて「NOKTON 50mm F1 Aspherical」との違いを実際に使用しながら見てきました!

 本編映像


 動画チャプター

【動画チャプター】
00:00 オープニング
01:05 外観・機能紹介
04:39 ポートレート撮影
05:48 公園でスナップ撮影
09:09 街撮りスナップ
11:32 NOKTON 50mm F1 Aspherical
14:50 1日を振り返って
16:02 エンディング

 動画の概要について

早速撮影に臨みます。組み合わせるボディは「NOKTON 50mm F1 Aspherical」の撮影時にも使用した「EOS R5」。
川沿いが良いロケーションだったのでまずはポートレート撮影をしました。

開放F1.2だと周辺減光が発生しますが、それもこのレンズの味でむしろモデルが引き立ちます。

光と影のコントラストを美しく写しだすことに定評がある「Voigtlander」。
近くの物から伸びる濃い影と遠くから伸びる影の周辺のなだらかさを綺麗に描写しています。

葉の緑と郵便受けの独特な朱色を綺麗に表現しており、金属の材質も伝わってきそうなほど質感の描写も非常に美しいです。

先に発売した「NOKTON 50mm F1 Aspherical」との外観比較もしました。
重量では「NOKTON 40mm F1.2 Aspherical」が400g、「NOKTON 50mm F1 Aspherical」が650gで缶コーヒー1本分よりも少し重いくらいの重量差があります。
この2本であれば画角、重量、サイズ感共に「NOKTON 40mm F1.2 Aspherical」がよりスナップ撮影に向いていると言えます。

「NOKTON 40mm F1.2 Aspherical」は描写力はもちろんですが軽量・コンパクトなのでスナップ撮影に持って来いのレンズです。
動画内では「NOKTON 50mm F1 Aspherical」でも実際に撮影を行い「NOKTON 40mm F1.2 Aspherical」との違いや写真も紹介していますのでぜひ最後までご覧ください。

動画を見て「気になる!欲しい!」と思った方は是非チャンネル登録や高評価お待ちしております!






[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. | 掲載日時:24年01月12日 16時00分 ]

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2023年12月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

新品デジカメ12月ランキング
1位 SONY α7C II ミラーレス一眼カメラ
2位 Nikon Z f ミラーレス一眼カメラ
3位 RICOH GR IIIx コンパクトデジタルカメラ
4位 Nikon Z8 ミラーレス一眼カメラ
5位 Canon EOS R6 Mark II ミラーレス一眼カメラ
6位 FUJIFILM X-T5 ミラーレス一眼カメラ
7位 SONY α7RV ミラーレス一眼カメラ
8位 OM SYSTEM OM-1 ミラーレス一眼カメラ
9位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ
10位 SONY α6700 ミラーレス一眼カメラ


SONY α7C II
2023年12月のランキングです。

すでにご覧になってくださった方も多いと思いますが、当StockShot THE MAP TIMESでは、昨年末に歳末特別企画といたしまして「マップカメラ2023売上ランキング」をレンズ編・カメラ編に分けて掲載しています。
こちらはYouTube動画を交えたブログとなっていて、2023年(1月1日~12月14日)にマップカメラで販売されたトップ10が紹介されています。
今回はその話題も交えて、2023年の締めくくりとなる12月のランキングを解説していきたいと思います。

『SONY α7C II』が、2ヶ月連続の1位を獲得。前回同様に2位以下を引き離す形で、人気の高さをうかがわせています。
「マップカメラ2023売上ランキング」でも、なんとα7IVに次ぐ6位にランクイン。発売が10月13日でしたから、わずか2ヶ月でこの順位についたことになります。
前回、α7IVに代わるSONYのスタンダード機になりそうと紹介しました。実際のところα7IVとの住み分けがどうなっているのか気になるところです。
店頭スタッフに確認したところ、α7C IIを選ぶ方はやはりそのコンパクトさを一番に評価されているようです。
また、展開中のキャッシュバックキャンペーン(2024年1月10日まで)を鑑みてもより低い価格設定でありながら、α7IVにはないAIプロセッシングユニットによりAF周りの性能が大きく向上したことも魅力となっているとのこと。

反対にα7IVを選ぶ方は、大きめのレンズを装着した時のボディバランスの良さを重視されているようです。
縦位置グリップが用意されていることも、大口径レンズや望遠系レンズを多用される方には選択の大きな要素となっています。

2位には『Nikon Z f』。
相変わらずご注文が多く、メーカーからの供給を上回ってしまっている状況。前回とほぼ同じ販売数でしたが、今回は他を抑え2位につきました。
α7C IIと同じ10月発売でしたが、年間ランキングでは3位に入っています。
初回入荷が桁外れに多く、α7C IIに圧倒的大差をつけ1位を獲得していたことが影響しています。
その後も供給が潤沢であれば、2ヶ月連続でα7C IIに差をつけられることもなかったと思われますが…

3位には2位と僅差で『RICOH GR IIIx』、前回8位から大きく順位を上げました。
9月にはおよそ2年ぶりに1位を獲得、翌10月はランク外と非常にアップダウンの激しい機体。やはりメーカーからの供給数に順位を左右されてしまっています。
海外からのお客様の問い合わせも多く、注文に追い付いてない状況が続いています。

少し差が開きますが、4位に『Nikon Z8』。こちらは見事に年間1位を獲得しています。
メーカーからの供給が不足していた時期もありましたが人気は常に高く、最近供給数が増えたことで順位を上げています。
また12月1日より始まり好評の、165GB CFexpressメモリーカードがプレゼントされるメーカーキャンペーン(2024年3月31日まで)も販売数アップに繋がっています。
最近、同じ画像処理エンジンを搭載し価格がかなり抑えられたZ fの方が注目を多く集めているようにも感じます。
ですが、ボディの堅牢性・信頼性の高さはZ8に分があります。特にお仕事でも使われる方などは、圧倒的にZ8を選択されるケースが多いようです。

5位に入ったのは、『Canon EOS R6 Mark II』、前回7位から順位を上げました。
前回はまだ印象の薄かったキャッシュバックキャンペーンも、ようやく効果を上げた模様です。(キャンペーンは1月9日まで。)
2022年12月に初登場1位を獲得して以来、2023年も常に10位以内をキープし続けました。
結果として年間ランキングではZ8に次ぐ2位に。当然と言えば当然の結果です。
ただCanon勢は他機種に元気がなく、このところEOS R6 Mark IIの孤軍奮闘状態が続いていることは、この月間ランキングをよくご覧の方ならご存じのところ。
新しい年、Canon勢に復調の兆しが表れることを切に願う次第です。

6位に『FUJIFILM X-T5』が入りました。
2023年10月27日から注文受付が停止していたX-T5ですが、12月14日FUJIFILMよりブラック ボディの受注再開が発表されました。
同時にシルバー ボディとブラック・シルバーの各レンズキットも2024年1月受注再開予定とも。待ちに待った報せです。
入荷の方も徐々に増えている印象で、受注停止前にご予約されお待ちの方へも順次お渡ししている状況です。
お待ちの方が解消され、さらに潤沢に入荷するようになったら、X-T5の上位復活も十分にありえます。その日が待ち遠しい限りです。

7位には、『SONY α7RV』。SONYはその他に9位『α7IV』、10位『α6700』と、今回は計4機種をランクインさせました。メーカーとして安定した強さを誇っています。
まずはα7RV。ボディ単体でも5万円のキャッシュバックは、やはり大きな魅力。
ボーナスも味方にして少し大きな額を支払い、のちほどバックされるという形で購入に踏み切った方も多かったようです。

反対に、α7IVに関してはあまりキャッシュバックキャンペーンの効果は感じられませんでした。
今回、販売数は中古の方が上回りました。
キャッシュバックがあっても中古との価格差が開いてしまったこと、また歳末イベントで中古にお得な特典がついたことが大きな要因と考えられます。
2024年1月10日でキャンペーンも終了してしまいましたので、今後はますます中古購入へと流れていくことでしょう。

フルサイズ機のイメージが強いSONYにあって、期待のAPS-C機として登場したα6700。
ですが、このところは失速気味です。
2024年もランキング内を維持するには、もう一押しアピールが欲しいところです。

順位が前後してしまいましたが、8位にランクインしたのは『OM SYSTEM OM-1』。
こちらもキャッシュバックキャンペーンの効果が感じられます。(キャンペーンは2024年1月10日まで。)
高感度耐性に優れている点やAI被写体認識AFの搭載、防塵・防滴性能の強化などが支持されるポイントのようで、店頭でも野鳥撮影や雪国での撮影を予定されている方に特に人気が高いとのこと。
これからも需要が期待できる機種です。

今回もランク外のお話を少々。
11位に『Leica Q3』が。10位との差は本当に僅か、あとちょっとのところでランクインを逃してしまいました。
ご予約の方が大変多くまだ全員に行き渡るにはお時間を要しますが、それでも最近入荷数が増えてきているようなので、前回紹介したM11-Pともどもランクインも夢の話ではありません。

前回2位に入り、ムービーカメラとしてランキングに定着することを期待した『DJI Osmo Pocket 3』でしたが、今回はランク外14位と大きく順位を落としてしまいました。
12月中旬にメーカーの価格調整が入り、少し値が上がってしまったことも影響しているか。
今までムービーカメラの売れ行きの動向として、最初にどっと売れ欲しい方に行き渡ったところで勢いが急速に収まってしまうという傾向が強かったのですが、今回も同様でしょうか。
店頭でもお問い合わせは落ち着いてしまっているとのこと、ちょっと残念です。

 
 

中古デジカメ12月ランキング
1位 RICOH GR III コンパクトデジタルカメラ
2位 SONY α7C ミラーレス一眼カメラ
3位 SONY α7III ミラーレス一眼カメラ
4位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ
5位 RICOH GR IIIx コンパクトデジタルカメラ
6位 Nikon Z fc ミラーレス一眼カメラ
7位 FUJIFILM X-T5 ミラーレス一眼カメラ
8位 FUJIFILM X100V コンパクトデジタルカメラ
9位 FUJIFILM X-E4 ミラーレス一眼カメラ
10位 Nikon Z6II ミラーレス一眼カメラ


RICOH GR III
中古ランキングでは、『RICOH GR III』が1位に。
8月に2位になって以来、ランキングから姿を消してしまっていました。今回久々のランクインでの首位獲得です。

『GR IIIx』も5位に入りました。
こちらは新品ランキングでも3位でしたので、今回RICOH勢の販売数はかなりな数になります。

ご存知のようにGR III・GR IIIxともに新品のメーカー供給が安定していない状況が続いています。
ご注文され入荷を待つよりすぐに使いたいという方が多く、新品が在庫しない時は中古商品購入に流れる傾向にあります。
ただこのところ中古商品も品薄になってしまっていて、販売数を伸ばすことができませんでした。

今回両機ともにまとまった数の中古商品が入荷したのですが、「新着中古」としてホームページに掲載されたそばからご注文が入るという状態。あっという間に売れてしまいました。
どちらも発売からかなりの期間が経っていますが、相変わらずの人気ぶり。もっとメーカーからの供給があれば、というのはお客様だけでなく、我々スタッフの思いでもあります。

そのRICOH勢に挟まれる形でSONYの3機種が入りました。
2位『α7C』、3位『α7III』、4位『α7IV』です。

まずは2位のα7C、新品ランキングで好調なα7C IIの勢いを受け前回1位を獲得しています。
今回はGR IIIに僅かの差で1位を譲りましたが、こちらは中古在庫が潤沢です。次回以降も上位獲得は固いところでしょう。

3位α7IIIと4位α7IVは、どちらが順位が上になるかをこのところ目まぐるしく争っています。
「マップカメラ2023売上ランキング」でもα7IIIが年間1位、2位にα7IVという具合。今後も高い人気を誇りながら、順位を競い合いそうです。
キャッシュバックキャンペーンが終わる次回以降、新品購入に流れていた分が中古購入に加わることを考えるとα7IVが有利か。
どちらも中古在庫は豊富、価格の変動が大きく影響を与えると思われます。

6位に『Nikon Z fc』、前回同数2位から少し順位を下げました。
ノスタルジックな外装ながら本格的な機能が詰め込まれたZ fの発売があり、Z fcを手放される方が多く中古商品数が増えたことが要因ではないか、と前回お話ししました。
今回順位は落としましたが、販売数自体は大きく落ち込んでいるわけではありません。
本来メーカーがターゲットにしていた若い世代の方々の支持が続くかが今後の鍵となりそうです。

7位以降はFUJIFILM勢が並びました。
7位『X-T5』、8位『X100V』、9位『X-E4』です。

新品の供給が安定しないX-T5、中古も在庫を減らしていて3ヶ月ランキングから姿を消していました。
買取強化により中古在庫の確保を目指している現状ですが、新品の供給が増えなければランキング内に留まるのは難しいところです。

久々ランクインのX100V。かつてはGR IIIと順位を競っていましたが、今は圧倒的な差をつけられてしまっています。
ただデザインを含め人気は依然高く、特に海外のお客様からのお問い合わせも多い機体です。

同じく久しぶりの登場です、9位X-E4。
コンパクトなXシリーズの中にあってひと際小型軽量、それでいて本格的な撮影にも対応できる性能を持った機体。上位機のサブカメラとしても人気の高い1台でしたが、供給不足が解消しないまま生産終了に。
そのせいもあり中古人気も高く、いまだに品薄状態が続いています。

ランキング最後は、10位『Nikon Z6II』。11位に僅差で『Z6』が来ています。
Z8の登場した5月以降、中古ランキングでも勢いを取り戻してきたNikon。
中古商品数はどれも豊富ですので、今後も安定した順位獲得ができる可能性を持っています。

対照的とも言えるのがCanonです。
こちらは5月以降ランクインが1機種のみとなることが続きました。
さらには10月以降、なんと一眼レフ機のEOS 5D Mark IVがCanon勢の中でランキングトップとなっています。
今回10位以内のランクインはなく、12位EOS 5D Mark IVが最高位という状況。なんとも危機的です。
NikonにおけるZ8のような新製品の登場が待たれるところです。

と、ここまで2023年の締めくくり12月のランキングを紹介してきました。
日常を取り戻し、さらにそれまで以上の沢山の訪日人観光客を迎い入れるようになった2023年の日本。
日本人・外国人を問わず多くの方がカメラを手に観光を楽しまれている様子が、よくテレビでも紹介されています。

2024年もさらに多くの方々が沢山の素敵な思い出をカメラで残せますように。
マップカメラがそのお手伝いを出来たら、我々スタッフにとってこれ以上の喜びはありません。
2024年も貴方のパートナーとなるカメラ選びにマップカメラをご活用くださり、是非このランキングを盛り上げてください。

 
 

[ Category:etc. | 掲載日時:24年01月12日 12時34分 ]

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【PENTAX】K-3 Mark Ⅲ Monochromeで魅せるモノクロ

【PENTAX】K-3 Mark Ⅲ Monochromeで魅せるモノクロ

PENTAXのモノクロ専用機K-3 Mark Ⅲ MonochromeとFA 50mm F1.4 Classicをお供に2024年の撮り初めをしてきました。

モノクロ専用機と聞いてもピンとこない方もいらっしゃるかもしれません。K-3 Mark Ⅲ MonochromeはK-3 Mark Ⅲをベースにし、カラーフィルターを排して作られた、正真正銘のモノクロ写真しか撮れないカメラなのです。2023年に発売された本機ですが、今の時代にモノクロ専用機が発売されるとはなんて粋なんだろう…と思い気になっていた次第です。

初めてモノクロ専用機を使ってモノクロ写真を撮ってみると、まず階調の豊かさに驚きました。モノクロと言っても白と黒だけではない、中間のグレートーンも綺麗に写し出してくれます。

今回選んだレンズFA 50mm F1.4 Classicはsmc PENTAX-FA 50mm F1.4をベースにして作られたレンズです。こちらのレンズの特徴はオールドレンズのような写りで、逆光時には虹色のフレアが発生します。鳥居を写したカットでは、フレアが発生しています。フレアを発生させるためには、開放F1.4で光を入れて撮影する必要があるので、FA 50mm F1.4 ClassicにはLF-ND16 49mmが付属しています。このフィルターを付ければ、明るい日中であっても開放で撮影することができます。

高台から海辺へ下ると、強い海風が出迎えてくれました。モノクロの写真であっても空気感まで伝わってくるような写真が撮れて、写欲はグングンと増してきました。

私なりのモノクロ写真の楽しみ方ですが、モノクロであるが故に想像力を働かせる余地がたくさんあるのではないかと思っています。雲がある空を見て、どんよりとした曇天なのか、後ろにはすっきりとした青空が広がっているのか…。パラソルは何色だったのかな…等、見る側にもゆだねられているこの感じがなんだか楽しいと思ってしまうのです。

水面に映る空にピントを合わせて撮ってみました。明暗差が激しいシチュエーションでしたが、ちょうど良いコントラストで撮ることができました。

一眼レフでモノクロ写真を撮る。一眼レフ機を手にしたのは久々でしたが、シャッターを切るうちにそうそうこの感じ。と感覚を取り戻してきました。モノクロ写真も最初はどう撮ろうかと思案しましたが、気が付いたら光の当たり方やコントラストが綺麗なところを見つけてはシャッターを切っていました。撮れた写真を見返していたら、暗室でモノクロフィルムをプリントしていたことを思い出して、あの頃の写真を撮る楽しさも一緒によみがえってきました。

一眼レフでモノクロ写真を撮ることは、やっぱり原点だ。とひしひしと感じた一日でした。

 

↓今回使用した機材はこちら↓

[ Category:PENTAX & RICOH | 掲載日時:24年01月12日 11時03分 ]

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【FUJIFILM】年の瀬も、クラネガと。

年末恒例、親戚宅にて行われる餅つき。
今年はカメラを持っていきました。選んだのはFUJIFILM X-S10とFUJIFILM フジノン XF23mm F1.4 R LM WR。
帰省の際はいかに荷物をコンパクトにまとめられるかが勝負のため、キャリーケースの隙間に忍び込ませられるX-S10のサイズ感はかなり助かります。
今回は、フィルムシミュレーションの中でも人気の「クラシックネガ」を使って写真と、また簡単に動画で年の瀬を記録していきます。

昨年末は気温も比較的高く、晴天にも恵まれました。
もち米を蒸している湯気がより冬の空気を表してくれます。
つく前の蒸したてのもち米に、少しお醤油をたらしていただくのが筆者にとっては餅つきの日の裏のメインイベントだったりもします。

出番待機中の杵と、太陽の光にあたってがつやりと光る臼。

テンポよく代わる代わる餅をつきます。ひっくり返すのも祖母たちは慣れた手つき。
杵の重さが想像以上にあるので、実際に持ってみるとその重量感に驚きます。軽快に見える餅つきもなかなかの力仕事です。

ついた餅はまずお正月用の鏡餅に。
粉をふるう様子がCMの1シーンを切り取ったように、幻想的に描写されました。
みんなで手早くちぎって、丸めて、形を整えて、大量生産されていく大小の丸餅たちはなんだか可愛らしくみえます。

最後は私たちのお昼ご飯。あんこやきな粉をまぶしていただきます。つきたてのお餅は柔らかく格別です。
子供のころは何とも思っていなかった季節の行事ごとも、大人になってからありがたさやその価値に気付かされます。
最後に、同じくクラシックネガを利用して簡単に動画撮影を行いましたのでご覧ください。

いかがでしたでしょうか。
クラネガの持つノスタルジックな色合いが見慣れた景色をまた特別な思い出に変えてくれました。
なかなか購入の難しかったX-S10も近頃は中古でお求めやすくなっています。ぜひこの機会におすすめしたい一機です。

 

 

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:24年01月11日 18時17分 ]

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【SONY】この季節に咲く花(77)香りが無いのにあるように歌われた花

この寒い季節、公園を散歩してますと目立つ赤い実、花が咲いておりました。

SONY α7RIV ボディ ILCE-7RM4A +SIGMA Art 105mm F2.8 DG DN MACRO (ソニーE用/フルサイズ対応)で撮影

「アブチロン」、別名「チロリアンランプ」「ウキツリボク」という名です。

詳しくは、【SONY】この季節に咲く花(15)で。

「センリョウ・千両」です。

「マンリョウ・万両」です。

お正月の門松に飾る実です。

詳しくは、【SONY】この季節に咲く花(42)で。

それぞれ、この寒い季節映える赤い花、実でした。

今回はこの寒い冬、花の少ない時期に華やかな姿を楽しませてくれる花の登場です。

「シクラメン」です。

私も文献を読むまでは知らなかったのですが、「シクラメン」と言う言葉は、

このような花をサクラソウ科シクラメン属、球根植物の総称であることが分かりました。

地中海地方が原産で、明治時代に日本にやって来ました。

葉っぱです。

形は小さなハート型です。

まだ早いのですが、種が出来ると花茎(花首)がクルクルと円を描くように巻き込むのが特徴でシクラメン

(Cyclamen)ギリシャ語で「旋回」、「円」が語源です。

和名は、花びらの形向きから「カガリビバナ(篝火花)」、植物学者・牧野富太郎が名付けました。

又、球根からブタノマンジュウ(豚の饅頭)、英名をそのまま翻訳したと呼ばれてます。

ちなみに、『シクラメンのかほり』という歌がありますが、シクラメンは元々良い芳香をしておらず、無香性のも

のか、香りが薄いものがこの歌が流行った頃は一般的でありました。

なぜ、匂いがあるように書かれたのか不思議ですが、そんな中1996年、バイオテクノロジーを用い埼玉県で、

芳香シクラメンが生み出されました。

寒い冬は咲いてる花が限られて、なかなか難しいのですが目の前に一昨年咲かせ、夏を超え過ごして咲いた、

「シクラメン」に着目いたしました。

いつもの公園で探していると。

目の前に。

ここからは、SONY α7RV ボディ ILCE-7RM5にTAMRON 150-500mm F5-6.7 DiIII VC VXD A057S (ソニーE用/フルサイズ対応)で撮影

ハクセキレイが首を傾げて。

被写体になってくれました。

【参考文献】

フィールドベスト図鑑 4巻 花木・庭木 学研

鳥くんの比べて識別!野鳥図鑑670 永井真人 著 茂田良光 監修 文一総合出版

熱帯植物図鑑: Guide to Neotropical Plant Families日本インドアグリーン協会 (編集), フラワーオークションジャパン出版社 : 誠文堂新光社

身近な草木の実とタネハンドブック多田 多恵子 (著)出版社 ‏ : ‎ 文一総合出版

シクラメン ガーデンシクラメン 原種シクラメン (NHK趣味の園芸―12か月栽培ナビ)吉田 健一 (著) NHK出版

美しい花言葉・花図鑑‐彩りと物語を楽しむ二宮 考嗣 (著)出版社 ‏ : ‎ ナツメ社

最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。

それから、このお正月、ご被害に遭われた方々、謹んでお見舞い申し上げます。

[ Category:SIGMA SONY TAMRON | 掲載日時:24年01月10日 20時02分 ]

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【SONY】ZV-E10のエフェクトを使ったお手軽お散歩スナップ

【SONY】ZV-E10のエフェクトを使ったお手軽お散歩スナップ

こんにちは!

皆さま旅行や、お出かけに行ったついでに、気軽に撮影したいな、なんて思ったことはありませんか?

でも、いざ撮影するとなると、機材が大きく気軽でなくなってしまったり、撮影がメインになってしまったり……等起こりがちかと思います。

なので、今回はお散歩ついでに気軽に撮影したいと思い、SONYの現行の一眼ミラーレスで最軽量のZV-E10と、スタイリッシュで便利なレンズSEL1670Zで浅草に行って来ました。

そして今回は、お手軽ということで、カメラのエフェクトを使用した撮って出しでの撮影です。

エフェクトを使うとどんな風に写真が変わるか、比較してみました。

年の瀬に行ったのですが、浅草寺のメインストリートは沢山の人であふれていて、なかなか立ち止まっての撮影は難しそうでした。
昨今、観光地はまた活気を取り戻していて、なかなか落ち着いての撮影は大変かもしれません。

ですが、浅草は色々な場所が絵になる街ですから、観光や通行の邪魔にならないようにスナップ撮影を行ってきました。

まずは浅草寺の近くで一枚。

浅草寺といえば、おみくじ。

とても雰囲気のある場所なのですが、ただ普通に撮影しただけでは中々絵になりにくいです。

そこで今回使っていくのがクリエイティブスタイル。
この機能は、写真の仕上がりを自分好みに調整できる機能です。

例えば、もう少し淡い感じに仕上げて、レトロな感じを表現するのならば、

ポートレートというモードを使うと、このように少し柔らかく淡い感じに仕上がります。
これがデフォルトで、ここからさらにコントラストや彩度の微調整が可能です。

また、今回は比較のために露出補正を同じ値で撮影していますが、もう少し明るくすると、ハイキー調でより淡い雰囲気の写真に仕上がります。

もう少しレトロな感じに仕上げたい場合は、

思い切ってセピアにしてみても面白いと思います。

ZV-E10でも十分ですが、α7Ⅳなどの最新機種では、より細かく調整できるクリエイティブルックが搭載されています。

浅草寺から少し逸れると、金魚すくい屋や、おいしそうなスイーツのお店など、見ているだけで楽しいお店がたくさん並びます。

外装が凝っているお店も多く、こんな素敵なお店を見つけました。

ただ撮るだけでも素敵ですが、ZV-E10には印象的を変えるのに便利な機能、ピクチャーエフェクトが搭載されています。

この機能を使って、写真の雰囲気を変えてみました。

これはトイカメラといって、おもちゃのカメラのように周辺が減光するエフェクトです。

中央に目線が行きやすくなり、周辺の雑多さが目立ちにくくなります。

今回の写真のように、主の被写体がない場合には有効です。

これはパートカラーといって、特定の一色以外をモノクロにするエフェクトです。

とても印象的になるので、お気に入りのエフェクトで、他にもこんな写真を撮りました。

今回はどちらも赤のパートカラーで撮影しましたが、他にも青、緑、黄のパートカラーが可能です。

モノクロ繋がりでもう一つ、

これはハイコントラストモノクロというエフェクトで、クリエイティブスタイルのBWよりもコントラストの高いモノクロの写真が撮影できます。
はっきりとした表現がカッコイイ雰囲気を感じさせます。

このピクチャーエフェクトは、他の最新機種には入っていないので、楽しみたい方はZV-E10や、α7Cがオススメです。

こんな風に軽量コンパクトなカメラで、機能を活用したその場で仕上げる撮って出しスタイルで、気軽に撮影はいかがでしょうか。



[ Category:SONY | 掲載日時:24年01月09日 15時00分 ]

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【Canon】2024年。それでもまだ、一眼レフを愛してる。

【Canon】2024年。それでもまだ、一眼レフを愛してる。

長すぎる翼のせいで、地面から飛び立つことができない鳥がいるのをご存知でしょうか。
アマツバメと呼ばれるそれは、崖に生えた木に逆さまにぶら下がり、まるで落ちるようにして飛び立ちます。
最高時速300kmと、新幹線にも匹敵する速度で飛べる翼の代わりに課せられた不自由を、彼らはどう思っているのでしょう。
もし言葉が話せたなら、「重力を振り切るために重力に頼るのさ」と、自嘲気味につぶやくかもしれません。

 

19世紀も終盤に差し掛かった頃、同じように大きな翼で空を目指した者がいました。
航空工学で名を馳せた発明家の、オットー・リリエンタールです。
空を飛ぶことに魅せられた彼は、独学で「鳥の羽による飛行」を研究し続け、自作のオーニソプタ―(鳥形飛行機)やグライダーで飛行実験をしていました。
当時航空黎明期だった世界は彼のおかげで大きく前進しますが、「鳥の飛行」に固執した研究はやがて壁に当たり、そこから先へと進めなくなってしまいます。

鳥に憧れ鳥からヒントを得た彼が置き忘れてしまった大切な事。
それは、人は鳥とは違うということでした。

 

彼は飛行中の事故により命を落としますが、その遺志を継いだ者たちがいます。
かの有名な、ライト兄弟です。
ウィルバーとオービルの二人は、リリエンタールの残したデータを徹底的に分析し、人力や風の力ではなく動力(エンジン)で飛ぶ飛行機を製作。
様々な苦難を乗り越えた末、その試作機で強風の中260mの距離を飛ぶことに成功しました。
時間にして僅か59秒のささやかな飛行でしたが、人類にとって非常に大きなターニングポイントとなったことは間違いありません。

それから100年以上の時が経った今。
空には大きなエンジンを積んだ旅客機が飛び交い、たくさんの人々を運んでいます。

 

今まで積み上げられてきたものを踏襲して、時には破壊して世界は拓かれていく。
カメラだって、そうして進化してきました。
全ての始まりはカメラ・オブスクラ(暗室に穴を空けただけの物)だったのに、それがやがて小型化して持ち運べるようになり、レンズ交換ができるようになり、オートフォーカスが可能になり、ミラーレスが登場し、気がつけばメカシャッターまで無くなろうとしている。
どんどん便利になり、どんどん高画質になり、もうこの世には撮れないものなど無いような気さえします。

 

そんな2024年。私はと言えば、今でもEOSとαの一眼レフを愛用しています。
一度ミラーレスにマウント変更をしたものの、その全てを手放しまた戻ってきました。
こんな人は相当珍しいと思いますが、理由は簡単。
忘れられなかったんです。レフ機を使う楽しさが。

 

ブラインドで操作出来たら格好いいだろうと思って、買ったその日に一生懸命覚えたボタン配置。
初めて買ったLレンズが嬉しくて、ずっと見ていた春。
いつか手にしたいと願っていた1DX MarkⅡと共に、日本を横断した冬。
そして、手放してしまったあの秋の事ー
思い出は尽きません。

 

機械とコンピューターを半分ずつ内包したカメラだった、デジタル一眼レフ。
それは長い歴史で見れば一つの過渡期として、ミラーレスへバトンを渡した存在でした。
リリエンタールが作り上げたグライダーが、やがて動力付きの飛行機に変わっていったように。

 

もう時代は変わってしまったけれど、「レフ機を愛する人は残り続ける」と私は思っています。
それは根拠のない希望的な観測。あるいはそうであってほしいという我儘なだけかもしれません。

でも、飛行機が当たり前のようにエンジンを積むようになっても、「自分の力で空を飛びたい」と願う人は消えませんでした。
大きく長いハンググライダーの翼は、アマツバメのように飛び立つことが大変で、そこに命の危険があるにもかかわらず…。
それでも彼らは風を読み、太陽の光を体に受け、両足で地面を蹴る。
向かい風が全身を打ち、重力を振り切れば、そのご褒美に、鳥になる事ができるから。

 

似ていたんです。一眼レフで写真を撮る事も。
大柄なボディに配置された沢山のボタンに手をかけ、機種ごとに癖や特徴のあるAFシステムを使いこなし、しっかりと脇を締め、ミラーショックを、シャッターショックを感じながら、光学ファインダーが導いた火傷しそうなほど眩しい光にかぶりつく。
露出を、構図を、光線を追い、一枚ごとに嬉しさを、時には悲しさも噛みしめる。
ファインダーの中、ぼやけていた憧れの輪郭にピントを合わせるたび、ああ、生きてるって、感じる。

それはひどく抽象的で上手く説明できないのですが、オービル・ライトの言葉を借りるなら、きっとこういう事なのでしょう。

ーウィルと私は夢中になれるものがあったので、朝が待ち遠しくて仕方がなかった。それが幸せというものさー

 

季節を少し巻き戻し、2023年の11月21日、行き慣れた航空記念公園にて。
秋の日差しは少し低い角度で、かつて滑走路だった場所を照らしていました。
その端にぽつんと置かれた飛行機のモニュメントに意識を向ければ、騒がしかった自然の声が少しずつ遠ざかってゆきます。
右手が自然とカメラを掴む。
長い年月を経てキズだらけになった金属の鳥が、一番綺麗に飛べる角度を探す。
ファインダーの中、まるで骨組みのような頼りないかたちをしたそれは、何故だかとても格好良く見えました。
まだ空が遠かったころの人々の願いを、その羽に乗せているような気がして。

 

私にとって光学ファインダーを覗くということは、「自分が惹かれた美しいもの」に額縁をあてがうこと。
画や写真を収めた本物と違って壁には飾れないけれど、その代わりに二度と描けない“今”を映し続けてくれる額縁です。
その中に飾られるのは、いつだって本物の光。
何よりも眩しくて、どんな物より輝いていて、時に思い通りにいかなくて、でも決して輝きを失わない私の光。

これからも写真を撮り続けよう。
数字や記号がいっぱいの無骨な額縁を覗きながら、笑顔と、憧れと、そして数えきれないくらいの季節を思い出にして、ずっと。

2024年。それでもまだ、一眼レフを愛してる。

 

 

 

Canonの一眼レフは、常に時代の最先端であり続けました。今ならまだ新品で購入できます。


 


 


 


 


熟成されたNikonのレフ機。撮影者を挑発するその官能性を、あなたも。


 


 


 


一眼レフの未来を創る。あとは頼んだよ、PENTAX。


 


 


 


 


[ Category:Canon MINOLTA | 掲載日時:24年01月08日 18時00分 ]

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【HAKUBA】カメラのお供に。~Chululu レニューインナーポーチ~

【HAKUBA】カメラのお供に。~Chululu レニューインナーポーチ~

なにかと必要なカメラアクセサリー。
本ブログでは連載形式でスタッフおすすめのカメラアクセサリーをご紹介していきたいと思います。

今回は、HAKUBA「Chululu  レニュー インナーポーチ」をご紹介いたします。
Chululuは北欧のトナカイをイメージしたブランドで、カメラバッグのほかにフォトフレームやアルバム等も販売されています。
使い終わった古着や衣料品の生産時に発生する端切れを原料とするサスティナブルな素材「RENUⓇ」を採用したインナーポーチです。
※ヘザーグレーのカラーはRENUⓇを使用しておりません。

サイズ展開は、
標準レンズ付き小型ミラーレス一眼の収納が可能なSサイズ
標準レンズ付き小型ミラーレス一眼と交換レンズなどの収納が可能なMサイズ
標準レンズ付き小型一眼レフカメラと交換レンズ1 本、もしくはミラーレスカメラと交換レンズ1 本~ 2 本の収納が可能なLサイズ
の3展開となっております。

ブラック Mサイズ
ヘザーグレー Lサイズ

ワンポイントとしてトナカイが描かれているタグが付いています。

MサイズとLサイズには、取り外し可能な仕切りがついています。中に入れるカメラやレンズによって位置を変えられるのはうれしいポイントです。

背面には、ポケットが付いていて外したレンズキャップなどの収納に便利です。
筆者はよくキャップをなくしてしまうので、こういったポケットが付いているポーチは重宝します。

インナーポーチという名称ですが、MサイズとLサイズには取り外し可能なショルダーベルトが付属します。
荷物の少ない方であればこのポーチ1つでお出かけできます。

実際にLサイズを掛けてみるとこのようなサイズ感です。
このようにカメラバッグとして使うのも良し、お手持ちのリュック等に入れて使っても良しのインナーポーチのご紹介でした。
次回もお楽しみに。

 

Sサイズはこちら

 

Mサイズはこちら

 

Lサイズはこちら

 

その他の記事はこちらから↓

[ Category:etc. | 掲載日時:24年01月07日 13時00分 ]

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【Nikon】Have A Happy Camera Life 2024

どこかに遊びに行くときは、今でもデジタル一眼レフカメラと望遠レンズを持っていきます。以前と違うのは最近は動画撮影も楽しむようになったので、SONYのコンパクトなミラーレスカメラを一緒に持ち歩くことが増えています。2台のカメラを持ち歩くとはなんとも効率の悪い話ですが、一緒に使っているとそれぞれの良さも同時に感じるのもまた事実です。結局私の場合、2台のカメラでそれぞれ足りない部分を補っているような使い方になっています。

私にとってNikon D800 と AF-S Nikkor 300mm F4E PF ED VR レンズとの相性はとても良く、静止画の撮影にはもはや欠かせないアイテムになっています。シャッターやミラーの音を聞きながらの撮影はいつだって気持ちの良いものです。「写真を撮っている!」と実感できるところが今でも気に入っています。最近のカメラよりも大きなボディですが、操作もしやすいので安心して撮影に臨めます。私にとっては今でも優秀な撮影道具です。

 

そして何より説得力のあるその画質の良さです。カメラ2台で出かけることが多いので以前に比べるとこのカメラでシャッターをきることは減っていますが、今でもシャッターをきる度にカメラとしての完成度の高さ、レンズの描写性能の高さを感じます。

 

画角の狭い望遠レンズで風景写真を撮るとこんな感じになります。空が全く入らないのも望遠レンズならではです。恰好よく切り取るのが難しいこともありますが、ファインダー覗きながら良いポジションを探すのも撮影の楽しさのひとつです。

 

昨年11月中旬に撮影した冬桜(フユザクラ)です。正直、桜は春にのみ咲く花だと思っていました。これを見ると葉桜っぽいですが、まだつぼみが結構あったのでこの後、見頃が訪れたのだと思われます。背景のボケはやわらかく、花びらは細かいところまでしっかりとらえていて望遠レンズならではの美しい描写です。

 

神社の手水舎(てみずや)の龍にカメラを向けてみました。Nikon AF-S Nikkor 300mm F4E PF ED VR レンズはポートレートにも力を発揮します。もちろん距離が必要になるので場所によっては難しいこともありますが、私は望遠レンズで人を撮るのはオススメしたいです。被写体までの距離があることで、その表情がより自然であるなど、被写体の近くでシャッターをきるのとはまた違った写真になるのが好きなところです。

 

最後に先日訪れた川越氷川神社での写真を紹介します。ここで人気の「鯛みくじ」というおみくじをやってみました。大きなゴムの桶のような入れ物に大量のかわいらしい鯛が入っていて、それを釣り上げるというユニークなおみくじです。「縁結び」で人気の神社でこの日も多くの人で賑わっていました。そんな中で望遠レンズでの撮影はかなり無理がありましたが、なんとか数枚撮れてよかったです。この時期にここを訪れたのは初めてですが、とても楽しかったです。

写真を見ていただいてもわかるように、古いデジタル一眼レフ機とはいっても画質面では最近のミラーレスカメラのそれと比べても変わらないです。ただ、高感度耐性やカメラの機能に関しては時代が進むにつれ大きく進化しているので、最近のカメラのほうがはるかに良くなっています。これからカメラを始めよう、カメラを探そうとお考えの方々にとって、その目的やカメラ選びの際の優先事項などはそれぞれ違います。つまり一眼レフ機にしろミラーレス機にしろ選択肢がたくさんあるのは良いことだと思います。そんな皆さまにとって、ぴったりの1台を見つけていただきたいと思います。そして2024年もみなさまにとって楽しいカメラ生活のできる一年になることを願っております。

 

 

今回使用したレンズです。

中古商品はこちらからご覧ください。

[ Category:Nikon | 掲載日時:24年01月06日 18時08分 ]

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【OLYMPUS】カメラを持ってお散歩へ

新しい年が明けて数日経ちましたがいかがお過ごしでしょうか。

年末の冬の晴れた日にカメラを持って出かけてきました。

今シーズンは暖かい日が多く外を歩いていても寒すぎず過ごしやすい一日でした。

本日は「OLYMPUS Tough TG-5」をお供にお散歩へ。天気が良く雪や雨などは無縁の状況で特徴のある機能の撮影は出来ませんでしたがスナップをとるのに25mmから100mm(35mm換算)のズームレンズはとても使いやすく、また顕微鏡モードにすると被写体まで1cmまで寄ることが出来るので、面白くてついつい寄っての撮影が多くなりました。

少し日が落ちてきていたのと風があったので画像を確認しながら撮影をしていましたが、近くに寄ることで見えてくることもあり、撮影後の画像確認するのが楽しかったです。

 

年末の街にはイルミネーションが光っていて綺麗でした。撮影モードも多くあるので設定して撮影。

いつも遠くから見ていたのでこちらも少し寄って撮影を。

ビルに設置された液晶画面から光を受けた木がプロジェクションマッピングの様に色を変えるのが面白く、撮影してみました。

イルミネーションとは違い木全体が色づくのがとても幻想的で綺麗でした。

今回は天気も気候も穏やかなでしたが、「OLYMPUS Tough TGシリーズ」は雨や雪などの天候や

海などのレジャーでも気にせず撮影が出来るので、また次の機会に一緒に出掛けてみたいと思います。

 

 

 

 

 

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:24年01月06日 12時06分 ]

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【SONY】いまあなたに薦めたい、最初の一歩の組み合わせ。

【SONY】いまあなたに薦めたい、最初の一歩の組み合わせ。

新しい年が始まり、カメラを初めてみようと思っている方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時にまず考えるのが、どのカメラにするか。どのレンズにするか。
今回は、SONYのEマウントでお考えの方にオススメのボディとレンズをご紹介いたします。

それは、SONY α7IVSIGMA Contemporary 28-70mm F2.8 DG DNです。
α7~α7Ⅳまでのシリーズの中で最新機種であるα7Ⅳ。より深いグリップでにぎることが出来るため、はじめてカメラを触る方もブレの心配なくしっかり構図をとることが出来ます。

また、最初のカメラとしてα7Cシリーズも挙げられます。そちらも人気機種とはなっておりますが、ファインダーがα7Ⅳの方が中心部にあり大きさも大きく見やすいため、ファインダーを覗いて撮影する方にはα7Ⅳがおすすめです。
構図の細かいバランスを考えて集中したい時や、明るい場所で撮影する場合は、ファインダーを覗いて撮影した方が見やすいため、今回はα7Ⅳをおすすめします。

SIGMA Contemporary 28-70mm F2.8 DG DN。
最初の一本のレンズでまず迷うことは、単焦点にするかズームにするかではないでしょうか。
ポートレート撮影をしたい、鳥を撮りたい。このように、すでに撮影したい被写体が決まっている場合は単焦点レンズもおすすめです。
しかし、旅行やちょっとしたお出かけで景色や旅行先の人物など幅広く写真を撮りたい場合はまずはズームレンズを選ぶことをおすすめしています。
その中でも、このレンズの焦点距離は28mmから70mmまでというちょうどいい画角をカバー。
旅行先で感動した目の前に広がる広大な草原といった広い景色で好まれる広角からポートレートで人気の中望遠までカバーしていますので、このレンズを持っていれば様々なタイプの写真にチャレンジすることが出来ます。

さらに、F2.8と明るいレンズです。
カメラを始めてまず撮影してみたい写真と言えば背景のボケた写真ではないでしょうか。
このレンズは、28mmから70mmまでF2.8を維持できるレンズです。
そのため、どの写真を撮っても背景がしっかりボケた写真を撮ることが可能です。

昨今は、スマートフォンも進化が進みスマホでもカメラで撮影したかのような写真が気軽に撮れてしまう事もあります。
その中で、カメラを構えて写真を撮る意味とはなんでしょうか。

まず、スマートフォンがいくら高性能といえども解像度やくっきりとした立体的な描写はまだまだカメラには叶わないと思います。
また、この写真はファインダーを覗きながら適正露出からわざと少し暗めにしています。
幹に伝う緑の葉に生命力を感じたため、緑を強調するために少し暗めにしました。
このように、ファインダーを覗きながらカメラのダイヤルで自分の好みの明るさに調整できる点もカメラにしかない楽しさです。

冬に花が咲いているのが珍しく、真ん中において写真を撮りました。
このように、主題を強調したい場合は50mmくらいの焦点距離で撮影するのが好みです。
SONY α7Ⅳにはクリエイティブルックというフィルター機能が搭載されています。
曇り空ということもあったのでしっとりさせたいと思い、今回はFLモードに設定しました。
メーカーホームページによると、「落ち着いた発色と印象的な空や緑の色味に、メリハリのあるコントラストを加えることで雰囲気のある画像」が撮影できるモードとなっています。
自分で明るさを調整することに加えて、カメラが元々もっているフィルターモードもあるためさらに表現の幅が広がります。

個人的には、カメラを買う時に重視するのがシャッター音です。
α7Ⅲと比べて、α7Ⅳはシャッター音が落ち着きがあるように思います。
α7Ⅲは「カシャ、カシャ」という少し高めの音を響かせますが、α7Ⅳは「カシャン。カシャン」という少し低めの小さい音となっています。
好みは分かれるところですが、私はα7Ⅳの方が好きです。
自分の好きなシャッター音を見つけた方が写真を撮る時により楽しくなるのではないかと考えています。

いつもはスワンボートで賑わう池ですが、今回はお休み中でした。
その代わりに、カモが悠々と泳いでいました。
70mmでは画面いっぱいのカモの写真を撮影することは出来ませんが、池まで写すことでカモがのんびり池を泳いでいる一枚になりました。

カメラで写真を撮る際に難しいな、と思う事の一つに動いている被写体をAFで追い続けることだと思います。
ピントさえ合えば、カメラで追従してくれるのですが最初のピント合わせがまず難しいかと思います。
しかし、α7Ⅳはタッチでフォーカスを合わせることが出来ます。
今回はカモをタッチして簡単にピントを合わせることが出来ました。
スイスイ泳ぐカモにも難なく追従していました。
フォーカス追従を止めたい場合はボタン一つで簡単に解除されるので操作も簡単です。


ボディはしばらく買い替えずにじっくり一台で使っていきたい。
レンズは今後増やしていくかもしれないけれど、まず一本持っていて困らないレンズを買いたい。

そんな願いを叶えてくれる組み合わせ。SONY α7IVとSIGMA Contemporary 28-70mm F2.8 DG DNがイチオシです。

▼ネット限定で新品保証!!▼

▼中古対象商品、新春セール実施中!この機会をお見逃しなく!▼


[ Category:SIGMA SONY | 掲載日時:24年01月06日 12時00分 ]

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【Leica】新年特別企画:M11-Pとマクロアダプターで撮影するお正月

【Leica】新年特別企画:M11-Pとマクロアダプターで撮影するお正月

新年あけましておめでとうございます。
2024年が始まり仕事始めの方もそろそろいらっしゃるのではないかと思います。

今回はこちら、Leica純正のマクロアダプターM(Typ240)を使用し
おせち料理をグッと寄って撮影してみました。
使用したボディはM11-P、レンズはアポズミクロン M50mm F2.0 ASPH.です。

このアダプター、本来はマクロエルマー M90mm F4.0用に設計されており
近接撮影時は距離計非連動の為ライブビューが必要になります。
よってその他のレンズとの組み合わせはメーカーの使用推奨外となる為、
ご使用の際はご注意下さい。接写用アダプターなのでレンズによっては装着すると
本当に接写のみになります。

まずはマクロアダプター無しで撮影してみました。
小型のクリップオンストロボを使用し、絞り込んでの撮影です。
レンズの良さもあり写りは見事。以前ワークショップにて講師の方から
「色の表現に厳しいクライアントでもライカの写りを見ると納得してくれる」
という言葉を思い出し、今回の撮影を行ってみました。

和食や和菓子の色再現は本当に難しく、本来であればコレも決して正解とは言えません。
但し見たままの感じはしっかり写してくれたような気はします。

ここから本題のマクロ撮影です。
開放での撮影はメーカーも推奨はしておらず、周辺の流れも大きく
F8~11位まで絞って撮影を行っています。
寒天の透明度や質感も勿論、写りに非常に艶があります。

栗の表面にピントを置いています。
ボケの立ち上がりも非常に優秀で見ていて違和感の無い写り。
ストロボを使用していたのでビゾフレックスの使用ができず、
背面液晶でMFアシストを使用して撮影しています。

こうして撮影しているとLeicaで撮影するおせち料理は少し緊張感のある、気品の漂った画です。
接写している影響なのか通常距離で撮影するとかなり硬調に見える
M11-Pとアポズミクロンの組み合わせでも少し線が柔らかく見えます。
とはいえ解像力も低下している訳ではなく非常に緻密です。
絞り込んでいるので回析の影響が上手く作用しているのかもしれません。

何故だか見ていて見ているままのような…
目に入った時の心地よさも少しあります。
「本当に見たまま」の写りでデータを見ていて違和感の無さに驚きます。

黒豆です。Leicaの描写力の1つにシャドーの階調の豊富さがあります。
実際元々のデータはかなりアンダーに撮影していたのですが、調整するとこの通り。
しっかりと質感が残っています。

おまけでお雑煮です。
こちらもまずマクロアダプターを使用せずレンズ単体での撮影です。

マクロアダプターで寄ってみました。
やはり色再現度が高く三つ葉の色は本当に見たままです。
忠実性というよりは「人間が見た色」にかなり近いもので、
M11-P/M11の印象が少し変わりました。
自然光で撮影すると彩度とコントラストが高い印象を受けましたが
ストロボで撮影すると非常に扱いやすく実はSL2も同じような感触を受けました。

少し長くなってしまいました。
「Leicaでマクロ撮影ってできるんですか?」とのお問い合わせは
昔から多く、実は様々な方法があります。このマクロアダプターを使用する方法は
マクロエルマーM90mm F4.0以外になると少し制約のあるやり方です。
他にもマウントアダプターでマクロレンズを使う等の方法も勿論あります。

以前にご紹介した同製品の検証記事もこちらにあります。
店頭でもお試し頂けるので、是非気になった方はお気軽にご相談下さい!




[ Category:Leica | 掲載日時:24年01月06日 11時00分 ]

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【Canon】コンパクトを楽しもう『PowerShot G5X Mark II』編

【Canon】コンパクトを楽しもう『PowerShot G5X Mark II』編

『コンパクト』とは、「小さくまとまっており、ギッシリと詰まっている様子」を意味する単語です。
この単語は様々な製品にこの単語が使われています。

もちろんカメラも例外ではありません。
フィルムカメラが主だった時代では「コンパクトカメラ(コンパクトフイルムカメラ)」、
デジタルカメラが広く普及している現在では「コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)」が
「コンパクト」の名を冠して普及されています。

技術の向上により、デジタルカメラの性能が伸びると同時に、
カメラメーカー各社が販売しているコンパクトデジタルカメラの性能もあがり、
「スマホで十分!」と言わせない、写真撮影に興味を持ったユーザーを
納得させるようなコンパクトデジタルカメラが次々と登場しています。

この記事では『コンパクトデジタルカメラ』を実際に使ってみた使用感を紹介します。

今回のコンパクトデジタルカメラは『PowerShot G5X Mark II』

2019年の8月に発売されたCanonのコンパクトデジタルカメラです。
プリズムファインダーのような大き目のファインダーを搭載した前機の『PowerShotG5X』から
ポップアップ式のファインダーに変更され、大きく外観が変わりました。


全体的にゴテゴテした『PowerShotG5X』と違い、かなりフラットなスタイルになりました。

 


ファインダーはポップアップ式に変更。
側面のレバーを下げることで飛び出ます。
飛び出したファインダーの接眼部を手前に引き出すことでファインダーを使用する準備完了です。
ファインダーを引き出すと上部に視度補正のレバーも搭載されています。

 


コンパクトデジタルカメラはグリップ部分がフラットな状態でホールドしにくい物がありますが、
『PowerShotG5X』からフラットなスタイルになりましたが、グリップはしっかり引き継がれています。
デフォルトの状態でグリップの形状が出来ており、補助パーツを追加で購入せずにグリップ力を得られます。

 


『PowerShotG5X』からの変更点として、モードダイヤルと露出のダイヤルが一か所にまとまっています。

 


レンズに搭載されているコントローラーリングは、
山と谷があるタイプのもので、非常に指をかけやすく操作性に優れています。

 

ここからは実際に本機を使用して撮影した写真を紹介します。

いかがでしたでしょうか。

2019年のカメラという事もあり、古めに機体ではありますが、
十分使いやすいコンパクトデジタルカメラです。
発売当時よりもお安くご購入できるかと思いますので、
使用するコンデジにお困りの方は是非とも検討していただければ幸いです。
それでは、次回の「コンパクトを楽しもう」をお楽しみに!

 

[ Category:Canon | 掲載日時:24年01月05日 17時00分 ]

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【Leica】M11とズミルックス50mm 1stレンズでLast TaKE

【Leica】M11とズミルックス50mm 1stレンズでLast TaKE

2023年最後の日となる大晦日。
ズミルックスM50mmといえば、定番の1st。通称貴婦人で撮り納めをしてまいりました。
筆者が大昔にLeica M9を使用していた頃に持っていたこのレンズ、新入荷しては短い間に姿を消してしまい
再び手にする日は遠いだろうと思っていましたが、今回ご縁がありましたのでLeica M11での写りを
今一度楽しみたくここにご紹介させて頂きます。
作例は全てJPEG撮って出しで掲載しています。

桜木町の駅を出て目的地に着くまで歩きながらシャッターを切ったカット。
闇夜にそびえたつ建物と柔らかな光で待ち人を照らす対照的なシーン。絞り開放で人物にピントを合わせています。
拡大してみるとピントの芯が出ていながらもフワっと光のオーラを少しまとったようなミルキーかつ幻想的な描写に痺れます。
ライトに目立つ色収差も無く良い雰囲気で照らしてくれます。

真っ暗な海に浮かぶ船をなめらかな質感描写でおさえた1枚。
乗り組み口をはじめ細かい線が多いシーンですがズミルックス1stは線が細く1本1本しっかりと
描ききる様は暗いシーンで絞り開放を多用しても絵になる安心さを感じました。

玉ボケの描写が見たく撮影した1枚。
球面レンズのみで構成されたレンズのボケの美しさを感じます。
ボケの輪郭がくっきり出すぎることもなく収差による緑や紫のフチも目立ちません。
非球面レンズを多用することによる年輪ボケも無いのでこのようなイメージカットも筆者は気に入っています。

夜景や紅葉のライトアップをウォームに撮るならホワイトバランスを晴天にすると温かみが出ます。
とろりとした質感の水に反射する光と奥の建物がとても綺麗でいつまでも見ていたくなります。
Leica M11のフルサイズセンサーと開放F値1.4のズミルックスの組み合わせで
ピントリングを回してシャッターを切るだけでこんな素敵なシーンも手軽に切り取れてしまいます。

貴婦人で2人の貴婦人を構図に入れた1シーン。
メリーゴーランド自体がとても美しい造形で写真映えする被写体ですが、人物を入れるとそこにストーリーが生まれます。
絞り開放での撮影ですが、無数にある点光源がクセの強すぎる描写をすることもなくメインの被写体の引き立てています。

カメラを構えた瞬間、ピント合わせをする間もなくとにかくシャッターを切った1枚。
わずかにピントがきていた椅子と地面の質感が見事で人物のシルエットを引き立てます。
後ボケや点光源も美しくドラマチックな1シーンになりました。
ズミルックス1stはピントがジャストできていなくても絵になってしまう不思議な魅力を秘めています。

水に映りこんだ街の明かりと船の尾を引くさざ波の質感が印象的な1枚。
夜景は三脚を立ててF11からF16ぐらに絞り込み、点光源に光芒を出してシャープにくっきり写すのが
王道の撮影方法ですが、明るいレンズのメリットを活かして絞り開放で撮っても成立するのがオールドレンズの魅力だと思います。

 

Leica M11は距離計でじっくりピント合わせをする楽しみとライブビューでコンパクトカメラのように手軽に撮ることもできる
ハイブリッドなカメラだと改めて実感しました。
シャッター速度、ISO感度をAUTOに設定して時々露出補正とホワイトバランスを変える。風景や建物ならレンズのピントリングを無限遠に振り切る。
M型ライカのボディの薄さや軽快なシャッターは自然と撮影枚数が増え、どこまでも筆者の足を運んでゆく。
“シンプルイズベスト”。年の瀬の街の賑わいを見ながら筆者は次の目的地へと向かうのでした。

<マップカメラなら中古商品でも最大1年保証付き!>

 

 

 

 

 

[ Category:etc. | 掲載日時:24年01月04日 17時00分 ]

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【新春】撮り初めポートレートを動画で紹介

【新春】撮り初めポートレートを動画で紹介

あけましておめでとうございます。
本年もカメラ専門店マップカメラをどうぞよろしくお願い申し上げます。
今回はお正月という事で書き初めならぬ撮り初めを行うために神社へやってきました!
華やかな服装に身を包みポートレート撮影を行います。
その撮影風景やポイントを動画でご紹介いたします。

 本編映像

 動画チャプター

【動画チャプター】
00:00 オープニング
01:54 早速撮影していきます
04:50 前ボケを活用してみる
07:01 広角域でポートレート
12:19 美肌効果を活用してみる
14:50 背景を意識した撮影
17:37 前ボケを活用してみる②
18:30 1日を終えてみて
18:54 エンディング

 2024年の撮り初めカメラ


お正月ということで初詣など家族や友人と過ごす時間が増えることと思います。素敵な思い出のひとつとして「ポートレート」を撮っていこうと思います。
人が賑わう場所では周囲の迷惑になっていないかなど気を配って撮影を楽しみ、みんなで気持ちの良い新年をスタートしましょう。

さて今回使用するカメラは『Leica M11-P』と『Nikon Z8』。レンズを複数本用意したので状況によって交換しながら楽しんでいきます。

 中望遠で切り抜く

Leica M11-P + アポズミクロン M90mm F2.0 ASPH. (6bit)

鳥居が連なる印象的な場所へやってきました。ここでは『アポズミクロン M90mm F2.0 ASPH. (6bit)』を使用して被写体を強調する印象的な写真を撮影していきます。
背景に抜ける雰囲気や色合いを取り込むと場所を連想しやすくなります。

Leica M11-P + アポズミクロン M90mm F2.0 ASPH. (6bit)

アポクロマートレンズと非球面レンズを採用したこのレンズは表現が難しいとされる赤色でも豊かな描写が期待できます。
90mmや135mmといった中望遠域をレンジファインダー機で撮影する場合、少々ピント合わせに苦労する場面もありますがライブビューでのピント拡大機能を活用してフォーカシングするのも方法のひとつとして有効です。

少し離れたところから前ボケを活用して撮影していきます。ここでは『NIKKOR Z 24-120mm F4 S』を使用します。ズーム全域でF4での撮影が可能で幅広いシーンで活躍してくれるレンズ。
悩んだ時にはこのレンズを持っていけば大丈夫、1本は持っておきたい、そう思える万能さが魅力です。

Nikon Z8 + NIKKOR Z 24-120mm F4 S

少しハイキーに寄せることで前ボケも鮮やかに取り入れることが出来ます。さわやかな緑色が気持ち良いです。
明暗差の大きい場面でしたがバランスよく撮影することができました。

 広角域でポートレート

Nikon Z8 + NIKKOR Z 24-120mm F4 S

今度は24mm、広角側を使用して撮影していきます。背景を存分に取り入れたポートレートというのも周囲の雰囲気が記録できるのでおすすめできます。
「S-Line」を冠する本レンズ、安定した描写もさることながら「ナノクリスタルコート」と「アルネオコート」が採用されておりゴースト、フレアを低減できるのでこのような逆光のシーンでも安心して撮影でき頼りになります。

Leica M11-P + ズマロン L35mm F3.5 前期

レンズを『ズマロン L35mm F3.5 前期』へ交換しました。M/L変換リングを介しての装着です。今度は全体的雰囲気を楽しみつつ撮影していきます。
1946年に登場した本レンズ「サンハンズマロン」という愛称で今でも人気のあるレンズです。モノクロでの描写に定評があり、柔らかさのなかにしっかりシャープな一面を感じられる描写が魅力です。

Leica M11-P + ズマロン L35mm F3.5 前期

最短撮影距離が1mと接近しての撮影は難しいですがこのサイズ感と距離感から撮られている方も圧迫感を感じず、自然な表情を引き出しやすいと感じます。
約6000万画素を有する『M11-P』と組み合わせてもしっかりと描写している点には驚かされます。

 背景を意識して撮影

訪れた場所がどんな場所だったのか、人物の撮影にばかり夢中になっていることはよくあることだと思います。背景や構図のバランスを意識して一緒に写真に取り入れることでより豊かな思い出を残すことが出来ます。

Nikon Z8 + NIKKOR Z 40mm F2

レンズを『NIKKOR Z 40mm F2』に交換しました。ポートレートにもスナップにも扱いやすく人気のレンズ。小型ながら防塵防滴に配慮された設計というのも嬉しいポイントです。
背景に神社の雰囲気を存分に感じられるように撮影してみました。

Leica M11-P + ズミルックス M50mm F1.4 ASPH. (6bit)

『ズミルックス M50mm F1.4 ASPH. (6bit)』にレンズを交換しました。非球面レンズを採用した第4世代のズミルックス。
電子シャッター1/16000秒を誇る『M11-P』と組み合わせることで日中の明るい時間帯でも開放F値1.4の描写を楽しむことが出来ます。
人物を入れた写真は縦構図でおさめたくなりますが、背景を意識して情景も取り入れる事ができました。

 おわりに

初詣や旅行、お出かけを家族や友人と過ごす機会が多くなるこの季節、ぜひ皆様にも素敵な思い出を残していただき
素敵な1年のスタートにしていただきたいです。

ここでは紹介しきれなかった写真や撮影風景を紹介していますので是非最後まで動画をご覧ください。
「おめでたい!」「こんな機材で撮り初めしよう!」などありましたらコメント、高評価、チャンネル登録お待ちしております!












[ Category:Leica Nikon YouTube | 掲載日時:24年01月03日 17時17分 ]

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