
カメラを買ったのは良いけれど、持ち運ぶ際に使うカメラバッグはどれが良いのかわからない。そもそもカメラバッグは高くてなかなか手が出せない。
そんな方に普段使っているバッグをカメラバッグに変身させてくれる便利なアイテムをご紹介します。
本編映像
動画チャプター
00:00 オープニング
00:29 外観や種類などを詳しくご紹介
03:04 実際に機材を入れていきます
12:07 総評
12:56 エンディング
インナーバッグの概要をご紹介
大きさは2種類。小さいサイズがBタイプで大きいサイズがDタイプです。
色は2色。ブラックとオレンジがあります。オレンジは一見派手ではありますが、多くのバッグやリュックの中は黒が多かったり、陰になって少し中が見づらかったりする時に視認性がアップするので自分が持っているバッグの色に合わせて選ぶことが出来ます。
特にカメラを始めてしばらくした頃は単焦点レンズとズームレンズ、または標準ズームレンズと望遠ズームレンズのセットで持ち出すことが多いと思います。
余程大きな機材でなければ上記セットはおおよそ収納することが出来ます。
ちなみに普段持ち歩いているものを入れると写真のようなイメージで収納することが出来ます。
旅行でカメラを持ち出すことが多くなるこの時期ですが、わざわざ大きなカメラバッグを持たずとも普段使用しているバッグをカメラバッグに変身させて気軽にカメラを持っていくことが出来るのでオススメのアイテムです。

【SONY】「α6700」「FE 70-200mm F4 Macro G OSS II」「ECM-M1」先行体験レポート
informationSONYSONY G Master/G lensYouTubeα9III 120コマ/秒対応動画撮影新製品情報
7/28に待望の新製品、SONY「α6700」「FE 70-200mm F4 Macro G OSS II」「ECM-M1」が発売されます。
カメラにレンズにマイク、発売を心待ちにしていた方も多いのではないでしょうか。
さっそくマップカメラスタッフが先行体験をしてきました!
本編映像
動画チャプター
00:00 オープニング
00:30 SONY α6700
06:22 SONY FE 70-200mm F4 Macro G OSS II
09:20 SONY ショットガンマイクロホン ECM-M1
13:07 エンディング
α6700について
α6600と比べ、AFや動画性能がパワーアップしました。
特に動画性能は6Kオーバーサンプリングの4K動画、4K120Pの動画記録に対応しています。
また、バリアングル液晶が採用されているのも嬉しいポイントです。
α6600とダイヤル配置も若干異なり、「写真・動画・S&Q」の切り替えがスムーズにできるようになった点などがあげられます。
FE 70-200mm F4 Macro G OSS II
全長は従来製品と比べて26mm短くなり質量は約794gと、より小型軽量になりました。
そして前モデルでは非対応だった「SEL20TC」「SEL14TC」のテレコンバーターにも対応しています。
撮影の幅が広がり、より多くの被写体を撮影できます。
ECM-M1
こちらはショットガンマイク。
ステレオを含む8つの収音モードを搭載しあらゆるシーンに対応。
常識を覆す「神マイク」になること間違いなしです。
本編ではそれぞれについてより詳しく説明してるので、ぜひ動画を最後までご覧ください。
こちらの3商品、7月18日AM 10:00からご予約開始しております。ぜひご検討ください!

【SONY】コンデジを持って浴衣で街歩き
暑い日が続くこの頃ですが、少しでも涼を感じることのできる写真を撮りたいと思い、友人と浴衣を着て街歩きをしてきました。
撮影者である私も浴衣を着てのお出掛けだったので、極力身軽にしたいと思いSONYのCyber-shot RX100M5Aをお供に連れて行きました。レンズ一体型のコンパクトデジタルカメラなので、浴衣に合わせて持つ小さな鞄にも入れることができました。
RX100シリーズは最新のモデルはRX100M7ですが、今回はあえてRX100M5Aを撮影に選んでみました。RX100M5AとRX100M7にはいくつか違う点がありますが、今回私が注目した違いは焦点距離とF値です。この二つのカメラはレンズの種類が異なり、RX100M5Aは24-70mm/F1.8-2.8、RX100M7は24-200mm/F2.8-4.5というスペックです。今回は軽いスナップやポートレートを撮りたいと考えていたので、ズームに特化したRX100M7ではなく使いやすい焦点距離でより明るいレンズのRX100M5Aをチョイスしました。
神社の一角にある、様々な絵が描かれたたくさんの風鈴たち。蒸し暑い東京ですが、時折風が吹くと風鈴の涼やかな音色を聞くことができました。夏本番はこれからですが、既に毎日うだるような暑い日が続ている東京。色々な方法で涼を取り入れて、夏を乗り越えたいものです。
広角側の24mmを使えば、テーブルフォトを撮る場面でも席を立つことなく、余裕を持った画角で写真を撮ることができました。絞り開放で撮れば主役は一目瞭然で、ピントが合った面の艶やかであったり瑞々しい質感が伝わると思います。
ふらりと入った百貨店に現れたこちらの場所。上の階まで吹き抜けになっていて、中央には豪奢な像がありました。像自体もとても立派ですが、この空間込みで素敵だなと思ったので、天井部分も画に入れて写真に収めてみました。
撮影中にモデルをしてくれている友人がRX100M5Aを使って、筆者のことを撮ってくれる場面が何度かありました。
今までカメラを持ったことがなく普段はスマホでしか写真を撮らない彼女ですが、カメラを渡してみると直感で操作をして難なくカメラで写真を撮ることができていました。スマホとそう変わらないサイズのコンパクトなカメラなので、初心者でも気軽に扱うことができ、何も考えることなくシャッターを押してもスマホより高画質の写真が撮れることに感動して、しきりにカメラのことを褒めていました。彼女がカメラデビューする日も近いかもしれません…!
この夏はコンパクトなRX100M5Aと一緒に過ごしてみてはいかがでしょうか。

マップカメラの29周年創業祭がついにスタート!
本格的な夏を迎え、木々の葉が生い茂る季節がやってきました。
本ブログでは「コレがあるから夏がさらに楽しい!」というテーマをもとに、スタッフ一押しの夏の楽しみ方をご紹介いたします!
【fp Lがあるから夏がさらに楽しい!】
晴れの日の爽やかな青空、青々とした葉が生い茂り、暑い日にはキン、と冷たいかき氷が食べたくなる季節。
そんな夏のお供には「SIGMA fp L」とハンディ扇風機を持ってお出かけがしたくなります。
fp Lはフルサイズ機最小のミラーレスデジタル一眼カメラ、そして約6100万の高画素数を搭載したモデルです。
高画素カメラなのでAPS-C対応の小柄なレンズをつけても約2500万画素が保持されます。
また映画のような世界感が味わえる21:9のアスペクト比に変えても、フルサイズレンズ使用時:約2500万画素(APS-Cレンズ使用時:約1600万画素)あるので、クロップされた状態でもA3程度の大きさのプリントが十分可能です。
fp Lの好きなところは撮れる画の色。SIGMAでしか味わえないものがあります。
四季の中でも特に濃く鮮やかに色を感じる夏。そんな季節の色をfp Lで収めたくなるのです。
Color Mode:Teal & Orange | Lens: Contemporary 23mm F1.4 DC DN (Leica SL/TL APS-C)
Color Mode:Teal & Orange | Lens: Contemporary 23mm F1.4 DC DN (Leica SL/TL APS-C)
この日の天候は晴れ。とてもとても暑い1日でした。
昼から照りつける日差しの暑さに体力を奪われてしまい、逃げるように訪れたカフェで今年はじめてのかき氷を食べました。
薄切りのレモンがアクセントになっていて、口のなかがきゅっとする酸っぱさが体に効いて元気が戻ってきました。
暑い時期は柑橘系の食べ物や飲み物が特別美味しく感じます。
Color Mode:Powder Blue | Lens: Contemporary 23mm F1.4 DC DN (Leica SL/TL APS-C)
すっきりと晴れ渡る青空。休日だったこともあり遊びに来ている方が多く、かき氷の屋台は長蛇の列になっていました。
わたしもかき氷をもう1杯食べたい気持ちを抑えながらハンディ扇風機を片手に海辺をぶらぶらと歩き回ります。
ときどき撮りたいものを見つけたらfp Lに持ち替えて、被写体に合わせてカラーモードを変えてみたり。
パウダーブルーは爽やかでとてもいい色です。夏の景色を収めるときに1番よく使う色です。
Color Mode:Powder Blue | Lens: Contemporary 23mm F1.4 DC DN (Leica SL/TL APS-C)
Color Mode:Forest green | Lens: Contemporary 23mm F1.4 DC DN (Leica SL/TL APS-C)
Color Mode:Powder Blue | Lens: Contemporary 23mm F1.4 DC DN (Leica SL/TL APS-C)
Color Mode:Powder Blue | Lens: Contemporary 23mm F1.4 DC DN (Leica SL/TL APS-C)
海辺までやってきました。釣りをしている方や砂浜で遊ぶ子供、海を泳いでいる親子など、さまざまな夏の休日を楽しんでいました。
このあたりは風が強く吹きつけていてすこし涼しさと塩気を感じました。
Color Mode:Powder Blue | Lens: Contemporary 23mm F1.4 DC DN (Leica SL/TL APS-C)
Color Mode:Teal & Orange | Lens: Contemporary 23mm F1.4 DC DN (Leica SL/TL APS-C)
たくさん歩いて汗をかいたのでひと休憩。冷たいレモネードを頼みました。
甘酸っぱくて美味しすぎてすぐに飲み干してしまいました。夏はビタミンカラーがよく似合います。
Color Mode:Sunset red | Lens: Contemporary 65mm F2 DG DN (Leica SL/TL用)
小一時間ほど外を歩いたあと暑さに耐えられず水族館で涼をとることに。
たくさんの魚が泳いでいました。こちらは滝から飛び込む魚の姿にみえて迫力を感じるお気に入りの1枚です。
Color Mode:Powder Blue | Lens: Contemporary 65mm F2 DG DN (Leica SL/TL用)
本日の締めは海月です。ふわふわと揺れる姿と透明感のある色に癒されました。
ひんやりと冷房が効いた館内に名残惜しさを感じながらもそのまま帰路へ。
fp Lを持ってのんびり夏のお散歩を楽しみました。
今年の夏はまだまだ始まったばかり。つぎはどこへ行こうかとわくわくした気持ちでいっぱいです。
夏の楽しみ方は十人十色。次回の更新もお楽しみに!
新品のSIGMA製ボディ、レンズを当社インターネットサイトのMapcamera.comでお買い上げいただいた方に
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※店舗/楽天/Yahoo!からの購入は対象外となりますのでご了承ください。
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▼ 今回の撮影に使用した機材はこちら ▼

この日は曇ったり晴れたりな日でしたが、少し歩いただけでも汗が
スナップで歩き回るのもなかなか辛い季節になってきました…。
ZV-1はVLOGに特化した製品ではありますが、写真もしっか
小型で写真も動画もよく撮れるので一石二鳥な製品なのではないで
ということで、いつもはスナップ写真だけのところを少し動画でも
写真だと何も考えずにシャッターを切れるのに、動画だと何をどう
これからも積極的にZV-1を持ち歩いて動画の練習をしたいと思
今年の6月には後継機となるZV-1 IIも発売されています。
こちらは超広角に対応していたりと、より動画撮影のしやすいもの
ぜひチェックしてみてください。

「FUJIFILM (フジフイルム) X-H2」モノクロスナップ
東京ではまだ梅雨も明けていないのに既に蒸し暑い夜が続いております。
涼しい風を探して夜の散歩に繰り出します。
お供に選んだのは「FUJIFILM (フジフイルム) X-H2」
7段の『手振れ補正』が搭載されているので夜の手持ち撮影でも安心できます。
今回はモノクロ撮影に挑戦してみました。
普段、見慣れている景色でもモノクロになると表情が変わります。
モノクロではどういった被写体が良いのかいろいろ探っていると
カラーより光をわかりやすく描写することに気づきます。
なんだか質感も強調されるように感じます。
モノクロでしか表現できない雰囲気もあるのかなと思います。
高円寺の夜は賑やかに過ぎていきます。

【RICOH】夏なのでGR IIIを持って日光に涼みに行ってきました
アイスクリームが美味しい季節です。
ですが食べ過ぎには注意です。棒のアイス二本に山盛りのカギ氷を食べた結果、腸の働きが低下し胃腸炎になって高熱が発生し数日寝込む……なんて悲しい事態になることもあるかもしれません。ノンフィクションです。
そんな一昨年前にあった悲しい過去を思い出しつつ、今回は愛機の『RICOH GR III』を持って日光に涼みに行ってきました。
立ち寄ったお寺の片隅にあったししおどしから流れ落ちる水によって水面に綺麗な波紋を浮かんでいました。
こんなところにも涼が感じられます。
道中の山にあった滝のそばではツツジが綺麗に咲いていました。
筆者の地元ではすでに咲き終わっていましたが、ところ変わればまだ見れるものです。
日光で夏を涼しめる場所と言えば滝でしょうか。
ザーザーと音を立てて落ちていく水流からはマイナスイオンが漂っていそうです。
同じカットをモノクロでも撮ってみました。
カラーとはまた違う味わいがあり、これはこれで良いものだと感じました。
何気なく立ち寄った山中では野生の鹿が歩いていましたので、撮らせていただきました。
かなり近くまで寄ったのですが気にせず草を食べています。随分と人に慣れている様子で、良いシャッターチャンスとなりました。
帰り際の空を見れば入道雲。ゲリラ豪雨も良く起きる季節です。
GR IIIには防水機能はありませんし、ずぶ濡れになる前に退散いたします。
今年の夏はまた一段と暑いようですが、涼を求めての旅をするならお供にRICOH GR IIIは最適なカメラです。
品薄な状態も続いておりますので、機会があった時が買い時です。

2023年6月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング
新品デジカメ6月ランキング | |||
1位 | Panasonic | LUMIX S5IIX | ミラーレス一眼カメラ |
2位 | Nikon | Z8 | ミラーレス一眼カメラ |
3位 | FUJIFILM | X-S20 | ミラーレス一眼カメラ |
4位 | FUJIFILM | X-H2 | ミラーレス一眼カメラ |
5位 | Canon | EOS R6 Mark II | ミラーレス一眼カメラ |
6位 | FUJIFILM | X-S10 | ミラーレス一眼カメラ |
7位 | SONY | α7RV | ミラーレス一眼カメラ |
8位 | FUJIFILM | X-T5 | ミラーレス一眼カメラ |
9位 | SONY | α7IV | ミラーレス一眼カメラ |
10位 | RICOH | GR IIIx | コンパクトデジタルカメラ |
6月22日発売の『Panasonic LUMIX S5IIX』が、見事初登場1位を獲得。しかし前回初登場1位のNikon Z8とは僅かな差でした。
今年2月、新開発のフルサイズセンサーと画像処理エンジンを搭載、さらにLUMIXカメラ初の像面位相差AFを採用したことで大きな話題を生んだLUMIX S5II。それから4ヶ月の間を置いて登場したのが本機LUMIX S5IIXです。
HDMI経由でRAW動画を出力することや外部SSD記録が可能になり、さらにライブストリーミング機能も豊富になるなど、動画性能がより進化しています。どれもプロやハイアマチュアの映像クリエーターにとってありがたい機能、その性能が発表されるや、俄然彼らの注目を集める結果となりました。
またデザイン的な特長として、カメラの顔ともいえる軍艦部のロゴやアクセントとなっていたダイヤル部の赤いラインはあえて黒く抑えられています。これは被写体への映り込みを極力抑えるための処置で、ユーザーへの細やかな配慮が感じられるところでもあります。
前回LUMIX S5IIの時と同様LUMIX S5IIXも、LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6とLUMIX S 50mm F1.8の2本がセットになった、キットとしては大変お得なダブルレンズキットがラインナップされています。今回ボディ単体の倍以上の販売数を記録しました。そのことからも他のLUMIX Sシリーズからの買い替えの方より、新規でSシリーズユーザーになられた方の比率が高いことがうかがえます。店頭スタッフによれば、買い替えの方3に対し新規の方7くらいの印象だとか。
LUMIX S5IIの登場時にも述べましたが、かつてPanasonicは動画撮影ユーザー御用達ともいえるくらい動画撮影に特化したカメラを多く輩出してきたメーカーでした。このところは他メーカーの躍進に遭いすっかりその地位を失ってしまっていた感もあります。果たして本機の登場により一気に挽回なるか、中古ランキングの動向も含めて今後に注目してみましょう。
2位には惜しくも2ヶ月連続1位を逃してしまった『Nikon Z8』。
1位とは僅差、3位以下には大きく差をつけての2位ということで、まだまだ人気の高さをうかがわせています。
前回爆発的な販売数を記録し2位以下に圧倒的大差をつけての1位でしたが、そのせいもあってか今回入荷が不安定に… お取り寄せ状態が続いてしまったことで販売数を伸ばすことができませんでした。もう少しメーカーからの供給が安定していたら2ヶ月連続1位も十分あり得ました。
7月に入った現在もお取り寄せ状況は変わらず。次回以降の順位に大いに不安が残るところです。
さて、ここで1つ取り上げなければいけない事態が。
前回Z8とワンツーを飾ったZ9、それ以前もずっとランキング上位に君臨していたNikonのフラッグシップ機が突然姿を消してしまいました。
どうやら5月18日に実施されたNikon製品の価格改定が大きく影響してしまった模様です。
また、ここにきて在庫の増えてきた中古商品への注目も上がってきているようです。新品の価格が上がり、中古との価格差が広がってきていることも要因かと。まだ中古ランキングに名を連ねるほどではありませんが、店頭での中古商品への問い合わせも最近グッと増えてきているとのことです。
3位に6月29日発売の『FUJIFILM X-S20』が入りました。
こちらも期待の注目機でしたが、予約開始早々にメーカーが想定以上の予約数のため供給不足をアナウンス。結果、上位に大きく差をつけられての3位に甘んじることとなりました。
センサーこそ約2610万画素ですが、X-T5と同じ高速画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載。動物や車をAIで検出できる被写体検出AFなど、AF性能もX-T5と同等のものを備えています。大容量バッテリーを新たに搭載し、従来機の2倍以上となる撮影可能枚数を実現。さらに6.2K/30P 4:2:2 10bitでのカメラ内SDカード記録を可能にするなど動画機能も充実しています。
小型軽量でありながら万能で高性能なカメラという先代X-S10が持つイメージを踏襲、さらに進化させたX-S20。人気が出ない訳がないのですが… 3位とは言え、今回の結果は期待を大きく下回るとても残念なものとなってしまいました。
4位に同じ『FUJIFILM X-H2』。前回5位からワンランクアップ、しかも前回上位だったCanon EOS R6 Mark IIを抑えての4位です。
前回、供給不足が続く「X-T5の代わりに」なんて書いてしまいましたが、純粋にX-H2自体もその高性能に対する人気が高いカメラです。そこにX-T5不足による需要が加わっての上位進出となっているようです。
今回FUJIFILMは、6位に『X-S10』、8位に『X-T5』もランクインしました。
X-S10はご存知のようにすでに新規販売は完了しています。ただ長期の供給不足のため、それ以前にご注文されていた方全員にまだ行き渡っていない状況。その分の入荷がありランクインを果たしました。
その間新型のX-S20が発表され発売になっていますが、そこまでの高性能を必要とされない方などは価格を抑えたX-S10を選択されています。
それにしても新発売の機種とすでに生産完了がうたわれている先代機が、このような形で同時にランキングに名を連ねるというのは極めて稀なケースだと言えます。
8位のX-T5は、3月以来のランクインとなります。それだけの数の入荷があったわけですが、それでもまだご注文いただいている方全員に行き渡るにはかなりの時間が必要な状況です。
10位以内に4機種も入ったFUJIFFILM。結果だけみれば好調な印象を受けますが、その内情は他のどのメーカーよりも厳しいと言わざるを得ません。
順位が前後しましたが、5位には『Canon EOS R6 Mark II』。Canonの中では孤軍奮闘の感もありますが、安定した人気を誇ります。
ただその人気ゆえ、度々品薄状態になってしまうこともありました。
他メーカーの新製品登場が落ち着けば、また上位に返り咲く可能性は大いにあります。
7位に『α7RV』、9位に『α7IV』と、SONY勢は今回も定番の2機種がランクイン。
まずはα7RV、ネットでの限定特価があり販売数を伸ばしたようです。
対象レンズとの同時購入によるキャッシュバックキャンペーンが始まっていますが、店頭ではまだ特に反響は感じられないとのこと。
α7IVも同様にメーカーのキャッシュバックキャンペーンが6月16日より行われています。(9月25日購入分まで)
こちらは単品購入も対象なのですが、今回はまだ目立った効果は出ませんでした。
ただ中古との価格差がかなり小さくなり、場合によっては中古より安くなることもあるので、今後また新品購入に流れてくることは十分に予想されます。
なお、6月23日に発売になったSONY VLOGCAM ZV-1 IIは、今回15位になりました。2020年6月に登場したVLOGCAM ZV-1の後継機にあたります。
先代は、当時巷に浸透しつつあったVLOG撮影に特化したカメラとして一躍脚光を浴びました。
初登場から3ヶ月連続1位を獲得、その人気ぶりにカメラ業界の新しい流れを感じたものでした。
その後継VLOGCAM ZV-1 IIは、35mm判換算18-50mmと先代(24-70mm)より広角側にシフトしたズームレンズが搭載されています。超広角の画角を用いた、より幅広い映像表現が可能になっています。
今回は初登場15位。発売が下旬であったからか、それともこの手のカメラも種類が増え、新鮮味が薄れてしまったからか。次回以降の動向も気になるところです。
最後になりましたが、『RICOH GR IIIx』が10位に。
梅雨のはっきりしない天候やジメジメとまとわりつく様な暑さの中で、いつでもポケットに忍ばせておけるGRシリーズは、まだまだ需要の高いカメラ。
相変わらず供給不安定が続いているのが、何とも残念なところです。
中古デジカメ6月ランキング | |||
1位 | SONY | α7III | ミラーレス一眼カメラ |
2位 | Nikon | Z6 | ミラーレス一眼カメラ |
3位 | Nikon | Z6II | ミラーレス一眼カメラ |
4位 | Canon | EOS RP | ミラーレス一眼カメラ |
5位 | FUJIFILM | X-S10 | ミラーレス一眼カメラ |
6位 | RICOH | GR III | コンパクトデジタルカメラ |
7位 | Nikon | D850 | デジタル一眼レフカメラ |
8位 | SONY | α7RIII | ミラーレス一眼カメラ |
9位 | SONY | α7IV | ミラーレス一眼カメラ |
10位 | Nikon | Z5 | ミラーレス一眼カメラ |
10位 | RICOH | GR IIIx | コンパクトデジタルカメラ |
『SONY α7III』が3ヶ月連続1位を獲得!
また以前の強さを取り戻してきているか、しかし今回は2位・3位のNikon勢と非常に僅差でした。
そう、今回の注目は俄然Nikon。
2位に『Z6』(前回10位)、3位に『Z6II』(前回5位)、同数10位に『Z5』(前回20位)と、ミラーレス機が3機種、どれも前回よりジャンプアップした順位につけています。
やはりZ8の人気により、影が薄くなってしまった感のあったZシリーズ中級機にも注目が戻ってきたようです。
Z6はかなりお求めやすい価格になってきましたし、Z6II・Z5も新品との価格差が大きくなってきたということも要因に挙げられます。
もともと性能面では評価の高かったスタンダードモデル。中古在庫も豊富ですので、メイン機としては勿論、Z9・Z8のサブ機として購入を検討されている方も多いようです。
このところ中古部門で元気がないCanon。今回も4位『EOS RP』の1機種のみのランクインに留まりました。
Nikonとは逆に新品との価格差があまり開いていないことも要因かと。
それに加え、当店の対象品下取交換率アップや、6月9日より始まったRFレンズのメーカーキャッシュバックキャンペーン(10月10日購入分まで)により、レンズが新品ならボディも… という方も多く、それが影響してしまった可能性もあります。
以前中古人気の高かったEOS R6などは、また在庫も豊富になってきましたし、今後の巻き返しにも期待しましょう。
前回と同じ5位に『FUJIFILM X-S10』が入りました。
新品部門でも述べましたが、X-S20が予約開始から早々に供給不足の告知が出されました。それによりX-S10を下取に出す予定であった方の中で、出すのを躊躇してしまったケースが多数あったと思われます。
もしX-S20が潤沢に入荷していればX-S10の中古商品数も増え、順位ももっと上がっていたことでしょう。
今後もX-S20の入荷状況が中古ランキングに大きな影響を与えそうです。
これまた前回と同じように、『RICOHがGR III』を6位、『GR IIIx』を同数10位とGRシリーズ2機種をランクインさせてきました。根強い人気を誇ります。
これから夏本番、連日の猛暑が予想される中、ますます人気を高めそうです。
SONYは1位のα7IIIのほか、8位『α7RIII』、9位『α7IV』の2機種をランキングに入れました。
α7RIIIは、現在α7IIIと殆ど価格差のない状態。狙い目のカメラとして、店頭でも検討される方が多いとか。
前回2位までジャンプアップしたα7IVですが、今回は9位に。
終了後それほど間を置かずに再開したキャッシュバックキャンペーンも影響していると思われますが、α7IIIとの価格差が10万円近くあることも理由の一つかと。
前回中古部門でも世代交代があるかもと述べましたが、まだ先になりそうです。
最後に、あえてとっておきました。
『Nikon D850』が7位にランクイン! 4月・5月とランキング10位以内から名を消していた一眼レフ機が復活!
どちらかと言えばより上の順位に位置することの多かったCanon EOS 5D Mark IVではなく、D850というところがミソ。
これもZ8の人気が影響しているのでしょうか。結局今回Nikonは4機種をランクイン、中古ランキングでの復活を印象付ける結果となりました。
折角なのでランク外も紹介しておくと、Nikon D750が12位(惜しい!)、Canon EOS 5D Mark IVが13位となっています。
店頭でのお問い合わせは最近めっきり減ってしまったという一眼レフ機ですが、手元に残しておきたいという方はまだまだいらっしゃるようです。
マップカメラでは、お客様に永く安心して使用していただけるよう、メンテナンスに最大限気を配り商品化しています。
あの光学式ファインダーでのフレーミングを再び! という方、夏を撮り戻してみませんか⁈

【FUJIFILM】マクロにハマろう楽しもう
FUJIFILMFUJIFILM XF lensカメラの楽しみ方スタッフおすすめ機材スナップマクロ撮影単焦点を楽しむ夏めく旅神社/寺
皆さんこんにちは。
今回はマクロレンズの話をしていきたいと思います。
さっそくですがマクロレンズと聞いてどのような撮影シーンを思い
おそらく最初に思い浮かぶのは、物撮りや料理、草花、
しかしマクロレンズは「マクロ」という言葉が入っているだけで、
そんな万能なレンズを使って撮影をしてみましたので、
今回使用した機材
FUJIFILM (フジフイルム) X-T5 ボディ ブラック
FUJIFILM (フジフイルム) フジノン XF30mm F2.8 R LM WR MACRO
F2.8 , 1/45sec , ISO125 , ASTIA/ソフト
まずは手始めにマクロ撮影を行ってみました。
梅雨の晴れ間を見つけて近くに咲いていたカラーの花をパシャリ。
カラーから今にも滴り落ちそうな雨の雫が瑞々しく印象的でした。
このXF30mm F2.8 R LM WR MACROは最大撮影倍率が1倍で、被写体を等倍で写すことができます。
加えて、最短撮影距離が0.
確かにここまで近づいてしまうと自分の影が映り込んでしまうなどの弊害が
また、マクロレンズだけあり解像感や写真のキレは折り紙付きで、
F2.8 , 1/70sec , ISO800 , PROVIA/スタンダード
さて、続いては近くの水辺へと足を延ばしてみました。
先にも少し触れましたがこのレンズの大きさは、直径60mm×
そのため、先代のX-T4よりも小型軽量になったX–
さらに、X–
F2.8 , 1/85sec , ISO800 , PROVIA/スタンダード
このレンズの焦点距離は30mm(換算46mm)
標準とされている50mmよりも4mmだけ広角ですが、
その4mmの差がこの写真になります。
例えば、50mmのレンズだと写真中心部にグッと引き付けられ、
別の表現に置き換えるならば、
もしも50mmの焦点距離が苦手だと感じている方がいましたら、
またXF27mm F2.8 R WRもその違いを体感できるレンズとなっているので筆者のオススメのレンズです。
F8.0 , 1/70sec , ISO800 , ASTIA/ソフト
FUJIFILMのレンズの中でもマクロレンズと呼ばれているレン
ではここからはそれぞれのレンズの特徴について簡単に見ていきたいと思います。
【XF30mm F2.8 R LM WR MACRO】
焦点距離:30mm(換算46mm)
大きさ:直径60mm×長さ69.5mm、重さ195g
最大撮影倍率:1倍
最短撮影距離:0.1m
特徴:3本のレンズの中では一番被写体に寄れ、
【XF60mm F2.4 R Macro】
焦点距離:60mm(換算91mm)
大きさ:直径64.1mm×長さ63.6mm、重さ215g
最大撮影倍率:0.5倍
最短撮影距離:0.6m
特徴:3本のレンズの中では唯一ハーフマクロという存在。
【XF80mm F2.8 R LM OIS WR Macro】
焦点距離:80mm(換算122mm)
大きさ:直径80mmx長さ130mm、重さ750g
最大撮影倍率:1倍
最短撮影距離:25cm
特徴:3本のレンズの中では一番被写体に寄ることはできませんが、
F2.8 , 1/120sec , ISO800 , クラシックネガ
梅雨時期の少ない晴れ間に美しい景色を切り撮ることができました
換算46mmのこのレンズは見たままの景色をそのまま収めること
汎用性の高い焦点距離、そしてマクロ撮影を得意とし、
F2.8 , 1/220sec , ISO800 , クラシックネガ
クラシックネガは緑や赤といった色彩と相性が良く、
またここに少し粒状感をプラスし、
こうした画質のカスタマイズが簡単にできるところもまたFUJI
F2.8 , 1/170sec , ISO800 , クラシックネガ
最後はお寺へと続く参道の写真で締めたいと思います。
ここまでマクロレンズについて話してきましたがいかがだったでし
「マクロ」という言葉の響きが先走り、
この記事でマクロレンズに対する見方が変わった方が一人でもいら
マクロレンズは1本持っておくと大変重宝するレンズなので、
『マクロにハマろう楽しもう』
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
この記事がみなさんの好奇心を刺激し、
それではまたお会いしましょう。
▼ 今回紹介した機材はこちら ▼

カメラがあるから夏が楽しい!~水族館編~
マップカメラの29周年創業祭がついにスタート!
本格的な夏を迎え、木々の葉が生い茂る季節がやってきました。
本ブログでは「コレがあるから夏がさらに楽しい!」というテーマをもとに、スタッフ一押しの夏の楽しみ方をご紹介いたします!
【夏だからこそ水族館がもっと楽しい】
暑い日続きで外に出たくない、ましてや撮影なんて・・・そんな時ありますよね。そんな時は水族館撮影なんていかがでしょうか。
空調の聞いた涼しい館内、水の中を気持ちよさそうに泳ぐ魚たちに癒されながらの撮影は暑い夏にぴったりです。
ということで今回は 「NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S」と「NIKKOR Z 17-28mm F2.8 」を持って水族館撮影にでかけました。
撮影日の気温は35℃を超える猛暑日、絶好の水族館日和と言える日になりました。そんな猛暑日でも、一度ゲートを潜るとそこは空調の聞いた最高の空間に。水槽と独特の暗さも相まって視覚的にも涼しく感じます。
魚たちに癒されつつ、今回のお目当てへと向かいます。
今回のお目当ての一つは、9つの脳、3つの心臓と8つの腕を持つ生き物です。この文面の不気味さ、本当に地球上の生き物なのかと疑いたくなるような生物ですが、意外と馴染みのある、あの生き物です。
そうです。タコです。今回お邪魔している水族館ではミズダコを飼育しています。今日は珍しく手前にいてくれたので、思う存分撮影することができました。
吸盤をマクロレンズを使って撮影してみました。こんな距離で見ることはほとんどないので不思議な感覚と共に少し怖い気もします。
ミズダコ撮影では「NIKKOR Z 17-28mm F2.8」と「NIKKOR Z 105mm F2.8 VR S」どちらも使用しましたが、流石Zレンズというシャープで美しい描写をしてくれました。
ミズダコとはお別れし、撮影をしつつ次のお目当てに向けて進みます。
様々な生物の展示を抜けて、あるコーナーへ向かいます。
もう一つのお目当てとは、日本の清流をイメージした展示です。
広い水槽の中でアユやオイカワといった馴染みのある魚達が泳ぎます。日本の清流をモチーフにしている展示はどこか懐かしさがあるというか、川遊びをしているような気持ちにさせてくれます。日本の淡水魚は熱帯魚や海水魚に比べ、色合いや形は地味かもしれませんが、独特の美しさや鑑賞の楽しさがあると思っています。
普段、日本の淡水魚コーナーは素通りという方もいらっしゃるかもしれませんが、これを機に少し足を止めていただけると幸いです。どこか懐かしく美しい日本の清流を感じていただければと思います。
今回使った「NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S」と「NIKKOR Z 17-28mm F2.8」ですが、どちらも開放F値が2.8と明るいので水族館のような暗い撮影環境でもしっかりと撮影することができました。
また、どちらのレンズも非常に持ち歩きやすいサイズ、重さのレンズなので、館内で常に持ち歩いていても疲れを感じることなく撮影することができました。
暑い日が続くとは思いますが涼しい館内で生き物に癒されつつ、その生態や展示方法を楽しみながらの撮影とてもオススメです。是非お近くの水族館へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
夏の楽しみ方は十人十色。次回の更新もお楽しみに!

カメラがあるから夏が楽しい!~ポートレート動画編~
マップカメラの29周年創業祭がついにスタート!
本格的な夏を迎え、木々の葉が生い茂る季節がやってきました。
本ブログでは「コレがあるから夏がさらに楽しい!」というテーマをもとに、スタッフ一押しの夏の楽しみ方をご紹介いたします!
【ポートレート動画があるから夏がさらに楽しい!】
最近、動画に凝っています。特にポートレート動画。
筆者は夏になると必ず何かしら新しいことに挑戦しようとしているような気がします、思えばポートレート撮影自体を始めたのも夏頃だったと記憶しています。
理由は何でか、と聞かれたらやはりボーナスが貰えるからでしょうか。ボーナスを機に新規で機材を導入してそれらを試す・・・いざ、実践!となる頃にちょうど「夏」の季節になっているからなのかな思います。
設定:XAVC S-I 4K/24p+S&Q/60p / 4:2:2 10bit / S-Gamut3.Cine/S-Log3
ポートレート動画を撮るなら作品的な動画を作りたいと思うので、Logを用いて撮影/編集をしています。今回はS-Log3を使いました。
Logとは簡単に言えば編集を前提としたモードの事で、撮影後にカラーグレーディングという作業を行います。上記の写真はカラーグレーディング前の撮って出しのカット、全体的に白んだような眠い写り方をしています。
こちらがLUTやLookを当ててカラーグレーディングした状態のカット。
LUTはS-Log3/S-Gamut3.Cine用を使用し、Lookにティールアンドオレンジを当てて露出を調整し仕上げました。
今回使用したFX30をはじめとする一部のSONYのカメラにはS-Log3の中で二種類の色域(色空間)を選択する事が出来ます。
色域とはRGB(赤・緑・青)の色を表現できる領域の事を指しており、図など表す時は各頂点を赤・緑・青に見立てた三角形で表現されます。この三角形が大きければ大きい程表現できる色が増える事になりますが、正確に確認するにはそれなりの能力を持ったモニターが必要になります。
SONYはS-Gamut3と、もう一つはS-Gamut3.Cineの二種類。いずれもDCI-P3やRec.709よりも色域が広く作られており、どちらを用いても問題は無いのですがソニーのサイト上ではS-Gamut3.Cineはデジタルプロジェクター等の機器に使うのがオススメだそうです。
S-Gamut3.Cine/S-Log3 撮って出し
また、今回制作した動画はLUTの色空間をRec.709にしてカラーグレーディングを行いました。
現在使われている色空間ではこの「Rec.709」と「P3(DCI-P3)」が主流だと言われています。中でもRec.709は家庭用のテレビ等に使われている色空間の規格で、静止画で言うところのsRGBに近い色空間となっています。
対してDCI-P3はRec.709よりも広い色空間(色域)を持つ規格で、主に映画などで使われている規格です。編集環境さえ揃っていればこちらの方が広色域なので編集の自由度や幅は広がります。
下記にて比較作例を用意しました。
S-Gamut3.Cine/S-Log3 LUT:DCI-P3(左) Rec.709(右)
左がDCI-P3、右がRec.709。4:2:2 10bitで記録をした映像を用いてLUTを当てているので、Rec.709よりもDCI-P3の方が色域が広い分、シャドウ部が黒潰れせず粘っているのが分かるかと思います。
さて、続いては使用した機材についても触れていこうと思います。
FX30はSuper35mmとも呼ばれるAPS-Cのセンサーを有するカメラで、SONYのCinema Lineで展開されているモデルです。外観的な特徴はFX3とほぼ同じでバリアングル液晶・放熱機構を搭載したファインダーレスのモデル。トップに大きなRECボタンとジョイスティックがあり録画中は背面モニターやこのRECボタン周りに赤く光るタリーランプがあるのでREC中かどうか一目で確認できるようになっています。
使用レンズは、SEL15F14GとSEL55F18Zの2本。35mm換算で約22mmと85mm相当のレンズで引きの画に15mm、寄りの画に55mmと使い分けるようにしました。どちらも小型・軽量でさらにサイズ感も近いので付け替えた際に重量バランスがほとんど変わることが無く、ジンバルと合わせて用いてもレンズの付け替えにストレスを感じませんでした。
有効画素数は、約2600万画素の新型センサーが使われています。基本的な外観の機能面においてはほとんどFX3と差異は無いFX30ですがもちろん比較をすると各々メリット・デメリットはあり、今回の撮影においてデメリットに感じたのはやはりノイズの部分です。
こちらのシーン、4K/60pシャッタースピードは1/120の設定で撮影をしたカットの切り出しです。動画として見るとさほど気にならなかったノイズですが、やはり切り出すとザラついているのが気になってしまうかと思います。
4K/24pで書き出すことはあらかじめ決めていたので、スローにしないカットはフレームレートを24pに変えてシャッタースピードを1/48秒に設定しており大きくノイズが乗ることはなかったの(下記カット参照)ですが、スローにするかもしれないと思い60pシャッタースピードを1/120に設定していた為ISOが上がってしまいこのようにノイジーな印象に。
こちらは1/48秒で撮影したカット。先程よりも環境光が多いのも相まってですが、ノイズはかなり少ない印象です。筆者の個人的な感覚では上記のシャッタスピード1/120のカットでも許容範囲なので、夜間の撮影でこれだけノイズを抑えられていたら申し分ないかなとは思います。しかし、どうしてもノイズが気になってしまう・・・なんて方やLog撮影を中心に行う方はS-Logの性質上明るめ(オーバー気味)に撮れた方がノイズ耐性が上がり編集しやすくなるので、フルサイズモデルがオススメです。
逆に優れていると感じた点は、熱耐性です。
移動中やカットの切替準備中、レンズの取り換え時含めて(うっかりではありますが)一切電源を切らず、ずっとオンにしたまま撮影をしていましたが一度も熱警告が出ませんでした。以前に放熱機構の無いフルサイズのモデルでこれに近いシチュエーションで撮影した時は熱警告が出て一度止まったりしたことがあったのですが、FX30は止まることなく撮影を続けることが可能でした。
いかがでしょうか。
最後に個人的な感想を述べさせていただくと、FX30は非常にバランスの取れたモデルだと感じました。もちろん背景のボケ感や高感度耐性等を考慮するとフルサイズモデルの方が良いシーンはあるとは思いますが、それ以上にフルサイズ対応レンズを含めればレンズのバリエーションがかなり多い点や、APS-Cなのでレンズ単体のコスパを抑えられるといった点は大きな魅力です。
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【SIGMA】対象の新品SIGMA製品をご購入で「SIGMA fpL缶」をプレゼント!
皆さまこんにちは!
マップカメラは8月13日に創業29周年を迎えます。
29周年を迎えられること、日々皆様にマップカメラをご愛顧いただいてる皆様のおかげとなります。
いつもマップカメラをご利用いただき心より感謝いたします。
夏の暑い日差しが照り付ける中、ちょっとした嬉しいおしらせです!
本日7月14日11:00より、新品のSIGMA製ボディ、レンズを当社インターネットサイトのMapcamera.comでお買い上げいただいた方に数量限定で「SIGMA fpL缶」(オリジナルフォグストップ缶)をプレゼントさせていただきます。
※店舗/楽天/Yahoo!からの購入は対象外となりますのでご了承ください。
※ご好評につき、配布終了いたしました。たくさんのご注文誠にありがとうございました。
今回はfpLを印字したラージサイズの缶をご用意いたしました。
去年ご好評いただいた「SIGMA缶(fpモデル)」よりも大きく四角くなっています。
缶の中には曇り止め加工が施されたクリーニングクロスが入っています。
↑昨年のモデルとの比較↑
缶の蓋を開けるとこのような感じになっています。
黒い仕切りがついていて下にも隙間があるようです。覗いてみましょう。
その下の隙間には82mm系のフィルターが一枚ちょうど入る大きさで、少し分厚いバリアブルNDフィルターの82mmも収納可能でした。
下にフィルター、上にクロスを入れることができるので持ち運びにも非常に便利です。
ギターのピックもたくさん入ります。ぜひみなさまそれぞれの使い方で楽しんでいただければと思います。
薄型の缶なのでこのようにバックの片隅に忍ばせておくことが可能です。
ぜひとも撮影のお供にfpL缶を持ち歩きながら素敵なSIGMAライフをお送りくださいませ。
数に限りがございますので、新品のSIGMA製ボディ、レンズを検討されている方はお早めに!!
「新品はインターネットからのお買い物で安心安全の2年保証付き!」
↓今回のモデルとなった機種はこちら!↓
▼新しくなったSIGMA缶の詳細を動画でもご紹介!ぜひご覧ください!▼

8月13日にマップカメラは29周年の創業日を迎えます。創業祭テーマは『カメラがあるから「夏」が楽しい!』です。
今回は創業祭特別企画ということでカメラを持って江ノ電沿いを旅してきました!
本編映像
動画チャプター
00:00 オープニング
01:40 江ノ電もなか 扇屋
04:00 腰越駅前
04:37 小動神社
08:51 七里ヶ浜海岸
10:35 稲村ヶ崎公園
11:17 撮影を終えて
11:58 エンディング
撮影について
―もっと自由なフルサイズへ―
α7Cレンズキットで道路を走る江ノ電を撮ってみました。フルサイズミラーレス一眼で小型・軽量ボディ。
付属のレンズFE28-60mmF4-5.6と合わせて676グラムと、女性でも持ち運びしやすいのがポイントです。
腰越駅ではSIGMA C90mm F2.8 DG DNで中望遠を生かして線路を撮影しました。
主題を引き立てる90mmという焦点距離で、撮影の幅が広がります。
今回はスナップで使用しましたが、ポートレート撮影でも活躍してくれること間違いなしの1本です。
続いてのレンズは、SONY FE50mm F2.5Gです。
α7Cに合う小型軽量設計で、標準単焦点レンズとして1本は持っておきたくなります。
カリッとした描写と美しいボケ感も楽しめます。
ミラーレス一眼だけでなくFUJIFILM ハイブリッドインスタントカメラ チェキ instax mini Evoも持って行きました。
こちらの海はフィルムエフェクト「ブルー」を使って撮影しています。
写真が印刷され、徐々に色が出てくる瞬間がたまりません。ついつい何枚もシャッターを切ってしまいました。
またこの日に使用していたカメラバッグは「SONY ソフトキャリングケース LCS-BBK ブラック」です。
SONY α7Cレンズキット・SONY FE50mm F2.5G・SIGMA C90mm F2.8 DG DNが収まるサイズです。
旅のお供としてカメラバッグは重要なアイテムです。
見どころ満載な女子旅となっていますので、ぜひ本編を最後までご覧ください!

【SONY】指定製品ご購入でカラビナつきアクセサリーポーチをプレゼント!
皆様こんにちは!
マップカメラは8月13日に創業29周年を迎えます。29周年を迎えられること、日々皆様にマップカメラをご愛顧いただいてる皆様のおかげとなります。いつもマップカメラをご利用いただき心より感謝いたします。
ささやかとはなりますが、新品指定SONY製品をご購入頂いたお客様へプレゼントをご用意いたしました。
※ご好評につき、配布終了いたしました。たくさんのご注文誠にありがとうございました。
新品指定SONYカメラボディをご購入のお客様へ、こちらのカラビナつきアクセサリーポーチをプレザントいたします!SONY αシリーズのイメージカラーであるオレンジのステッチで仕上げた
全長82mm×62mmと、手のひらサイズのポーチ。厚みが27.5mmと分厚いポーチですので、無くしやすい小物などを保管できる最適なポーチとなります。
カラビナつきですのでポーチ自体を無くす心配もございません!普段使用しているカバンやズボンのベルトにつけることができます。
中には内ポケットがついており、ポケットの縁にはゴムが入っておりますので、開閉時に落下の心配はありません!
内側にて使用してる素材も手触りのよい質感ですので、高級感ある作りとなっております。
小さいポーチですが、様々な小物・アクセサリーを入れる事が出来ます!
例えばα7RⅤやα7Ⅳなどで使用されているバッテリー・NP-FZ100は横に1つ入れる事が出来ます。
更にはα6400などに使用されているバッテリー・NP-FW50ですと2つ入れることが出来ます!
撮影中使用しているバッテリー残量が無くなってしまい、予備バッテリーを探す際にどこにしまったか分からない…なんていう事はありませんでしょうか。そんな時にこちらのポーチのカラビナを使用してカバンやベルトのループにつけておけばストレスなく手早く取り出すことが出来ます!
もちろん撮影時以外の日常用品にも使用頂くことが出来ます!鍵やリップ、薬などの普段使用する小物にも最適です。
ポーチに入れることにより無くす心配が無くなります!
小さいポーチですが、こんなにも沢山の種類の撮影時使用する小物を入れることができます!(※写真のアイテムを一気に入れる事は出来ません。1つずつ入れる事が出来ます。)
ウィンドスクリーン、55mmまでの保護フィルターやNDフィルター、SDカードや薄めのマウントアダプターまで、様々なものを入れる事が出来ますので、お客様の使用用途に合わせてご活用いただけますと幸いです。
こちらのオリジナルデザインのカラビナつきアクセサリーポーチは、新品・当社指定のSONYカメラボディをMapcamera.comからご購入いただいたお客様へプレゼントしております!(店舗/楽天/Yahoo!からの購入は対象外となりますのでご了承くださいませ。)
指定商品のなかには9月25日まで行っているメーカーキャッシュバック対象であるα7Ⅳ、α7Ⅲ、α7C、α6400などもございます。キャッシュバックは期限内にお申し込み頂ければ指定金額が必ず戻ってきますので合わせてお買い得となります!
今回だけのオリジナルデザイン・プレゼント品となりますので、この機会を逃してしまいましたら二度と手に入れることができません!こちらのカラビナつきアクセサリーポーチが日々のお供となっていただけると心より嬉しく感じます。無くなり次第終了となりますので、お早めにご購入のご検討をよろしくお願い致します!
▽対象商品はこちらのバナーからご確認下さい!▽
▼ポーチの使用感などこちらの動画でもご確認ください!▼

マップカメラの29周年創業祭がついにスタート!
本格的な夏を迎え、木々の葉が生い茂る季節がやってきました。
本ブログでは「コレがあるから夏がさらに楽しい!」というテーマをもとに、スタッフ一押しの夏の楽しみ方をご紹介いたします!
【夕暮れの海があるから夏がさらに楽しい!】
夏。そしてエアコンの調子が悪い2023年7月。
360°回転する(風が当たらないと暑いため結局首振り運動しかさせない)サーキュレーターを購入し、蒸し暑い夜を凌いでいます。
夏になると(これは夏じゃなくても)海に行きたくなります。
お祭りに行きたくなります。向日葵畑に行きたくなります。入道雲を探します。
長い坂道を自転車で駆け降りたくなります。なんとなく白いシャツを着たくなります。
春になると、秋になると、冬になると。どの季節にも行きたくなるものが必ず出来るようになりました。
私が季節を感じることが楽しくなったのは「写真」がきっかけです。「街」「山」「海」「空」色んな舞台がありますが
定期的に訪れたくなるのが「海」です。どの季節の「海」も好きですが、夏は特に活気があって訪れたくなります。
すでに真夏のような暑さですが、今年も早く行きたい。
海ならオールシーズン、どの時間帯でも訪れたい私ですが今回はその海の時間のなかでも特に好きな「夕暮れ時」をご紹介いたします。
ここからは初めて茅ヶ崎の海に行ったときの写真です。
海に入らなくても、ただそこにいることで満たされるものがあるのです。
昼下がりから夕暮れくらいが光が綺麗で写真を撮るのがさらに楽しくなってきます。
少しずつ一日が終わりに近づいてきて、一人また一人と帰っていく。
あの少し寂しい感じもまた良いものです。
もう大丈夫。と気持ちの何かが満たされたのを確認してから帰路につきます。
今年の夏はまた足を運んだことのない海岸へ行ってみたいなと思っています。
もちろん、明るい時間帯の海も好きです。また朝焼けの海を見ながら一日をスタートしたいものです。
そして冒頭で今年も早く行きたい。と言ってましたが今この文章を書いている私は一度海に行ってきました。不思議な事もあるものです。
この時期は東京・神奈川でも日の入の時刻はおおよそ18:57くらい。そしてまた一日ごとに早くなっていきます。
まだ海は早いかな、なんてことはありません。美しい夕暮れ時の海を撮りに行ってみてください。
「夏の楽しみ方は十人十色」次回の更新もお楽しみに!
▼ 今回の撮影に使用した機材はこちら ▼

【Nikon】Z7IIで撮影された「旅写真」をご紹介!
event-campaignNikonNikon Z MountZ7IIスタッフおすすめ機材スナップ作品紹介旅鉄道/飛行機
マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では毎日たくさんのお客様に作品をご投稿いただき、その数なんと約36万枚にも上ります!
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください。
本日はご投稿いただいた『Nikon Z7II』の作品の中から7作品をご紹介! 低照度でのAF性能が向上しシャッターチャンスが増えたカメラで撮られた、皆さまの素敵な作品をどうぞご覧ください。
【作品名】和美 <投稿作品を見る>
【投稿者】hakuchuu 様
【投稿者コメント】日本の美。
【使用機材】Nikon Z7II
【作品名】ハロと風鈴 <投稿作品を見る>
【投稿者】NEONEO 様
【投稿者コメント】びわこ箱館山
【使用機材】Nikon Z7II + NIKKOR Z 14-30mm F4 S
【作品名】夕暮れの宝石箱 <投稿作品を見る>
【投稿者】ゆう 様
【使用機材】Nikon Z7II + AF-S NIKKOR 24mm F1.4G ED
【作品名】薬師寺 蓮 <投稿作品を見る>
【投稿者】Aki Uemura 様
【使用機材】Nikon Z7II + NIKKOR Z 24-70mm F2.8 S
【作品名】伊丹千里川 夕暮れ <投稿作品を見る>
【投稿者】Aki Uemura 様
【使用機材】Nikon Z7II + NIKKOR Z 24-120mm F4 S
【作品名】新緑のトンネル <投稿作品を見る>
【投稿者】NEONEO 様
【投稿者コメント】マキノメタセコイア並木
【使用機材】Nikon Z7II + NIKKOR Z 24-200mm F4-6.3 VR
【作品名】無題 <投稿作品を見る>
【投稿者】itagra 様
【使用機材】Nikon Z7II + NIKKOR Z 50mm F1.2 S
日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!
日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!
現在開催中のフォトコンテストはフォトコンテスト一覧でご確認下さい。
「夏」の写真作品を大募集!「いま夏」PHOTO CONTESTを開催中。
ご投稿には会員登録が必要です

【SONY】α7IVで4K60P撮影してみた
SONYSONY G Master/G lensα7 IVα9III 120コマ/秒対応スタッフおすすめ機材ミラーレス動画ミラーレス動画ソニーα編動画撮影夏めく旅
暑い日が続き、日中は撮影に出るのも危険な程になってきました。
筆者も暑い時期は日中に撮影にでず、早朝か夕方に撮影に出ています。
今回は早朝の九十九里へ日の出のタイミングを狙って動画撮影に行きました。
使用したメイン機材はSONY α7IVとFE 35mm F1.4 GMの組み合わせ。
近接で撮影する時だけFE 90mm F2.8 Macro G OSSを使用しました。
アクセサリーはZHIYUN WEEBILL S とK&F Concept NANO-X バリアブル NDフィルター ND2-ND400です。
カメラの設定は4K 60Pで撮影しました。
では撮影してきた映像をご覧ください。
いかがでしょうか。
九十九里浜では夕日が見えないので、代わりに日の出の光で撮影をしてみました。
夏は日の出の時刻が早いのでなかなか大変です…
このシーンは後ろ向きに歩きながら撮影しているのですが、歩き方をいわゆる「ジンバル歩き」にしないと意外と手振れが入ってしまうので注意が必要でした。
ジンバル歩きを練習しなければならないと反省。
こちらのシーンだけはFE 90mm F2.8 Macro G OSSを使用しました。
どうしても瞳の中に映る日の出を撮ってみたかったんです。
持っていって本当に良かったなと思います。
こちらのシーンはモデルさんの周りを円状に動きながら撮ったのですが、被写体を中心に置き続けるのは難しいです…
こちらももっと練習をしていきたいと思います。
この2つのシーンも手振れを最小限にしたいシーンでした。
何度も撮りなおしましたが、最終的にしっかり撮れたので良かったです。
α7IVで4K60Pを撮影するとなると1.5倍ほどクロップされてしまうので、ある程度対策が必要になってきます。
ただ、これらのシーンではそこまでデメリットにはならなかったので、動画も写真もハイクオリティーに撮影したい方はα7IVが良い選択といえると思います。
また、今回の映像の中にはジンバルを使わず手振れしたカットを入れました。
最初はボディ内の手振れ補正を「アクティブ」にして撮影しましたが、これが想像以上に強力で驚きました。
そのカットではあえて手振れを入れたくてOFFにしてしまったほどだったので、簡単なロードムービーならジンバルなしでいけると思います。
いかがでしたでしょうか。
動画機と言っても良いほど動画撮影のしやすいカメラでした。
写真も撮りたいけど動画にも興味があるという方に自信を持っておすすめできるカメラだと思います。

【FUJIFILM】マクロで切り取る-1-
普段目にしている世界とちょっと違った世界を楽しめるマクロレンズ。
本ブログではスタッフおすすめのマクロレンズをご紹介していきます。
記念すべき1本目のレンズにはFUJIFILM フジノンXF30mm F2.8 R LM WR Macroを選びました。
ボディはFUJIFILM X-T4を使用しています。
この日は雨が降ったり止んだりの天気でマクロレンズを楽しむのに最適でした。
晴れた日に見る紫陽花も綺麗ですが、水滴の滴る紫陽花は正に風物詩、心を奪われます。
本レンズの最短撮影距離は10cmとかなり寄ることが可能です。
レンズの先端が花びらにくっついてしまうのではないかと思うほど寄れました。
花びらの中央から先端にかけての繊細な色のグラデーションをしっかり捉えています。
ピント面はシャープで高い解像感を得られ、なだらかなボケも美しいです。
白い紫陽花からは可憐で柔らかな印象を感じます。
ここからは人気のフィルムシミュレーション「クラシックネガ」を使用した写真をご紹介いたします。
スナップ撮影で使われるイメージが多いですが、儚げな印象のある花との相性も抜群です。
彩度が低くなり、雨の水滴と相まって哀愁を感じる一枚に仕上がりました。
どこか懐かしさを覚える色合いで、気分を変えたいときについ選んでしまうフィルムシミュレーションです。
珍しい形の紫陽花を見つけましたので、全体が分かるように撮影してみました。
このように標準域の単焦点レンズとしても使えるレンズなので常用レンズとしてもおすすめです。
初夏~梅雨にかけて、花菖蒲も綺麗な姿を見せてくれます。
雨粒に花びらが透けて、雨の日ならではの写真が撮れました。
いかがでしょうか。
今回はFUJIFILM フジノンXF30mm F2.8 R LM WR Macroをご紹介いたしました。
次回もお楽しみに!

【SONY】キットレンズFE28-70mmF3.5-5.6OSSで4K動画撮影
アウトドアが本格的に楽しめる季節になってきました。
そこで今回はSONYのキットレンズであるFE28-70mmF3.5-5.6OSSをご紹介致します。
キットレンズだからこその低価格、軽量でシンプルな設計のレンズです。
SONY純正の現行レンズの中では群を抜いての低価格となっており、実際に使用してみると、どのような写りなのか気になる方々も多いのではないでしょうか。
今回はSONYのα7SIIに装着して使用してみた作例を、動画や静止画でご紹介致します。
4Kで撮影しています。α7SIIは、SONYのα7シリーズの第二世代で唯一の4K撮影ができるカメラです。
今では発売から時間が経った為、価格も落ち着いてきており手軽にフルサイズ機で4Kが撮影したいお客様にはとてもオススメです。
お次はスチルでの作例をご紹介。
まず、私がこのレンズを使用して初めに抱いた感想は、意外にも写りは全く悪くない。ということです。
低価格帯のレンズだと、最小限のレンズ構成だけで作られていることが多いので、様々な収差が起こりやすく写りもどこかぼんやり・・・なんてことも多いのですが、シャープネスも発色も悪くないどころか、なかなかのキレのよさです。
趣味でカメラを使って撮影するなどの用途であれば全く問題ありません。
むしろコストパフォーマンスが高いと思います。
持ち出す前は、少しF値が暗いかな?という懸念もあったのですが、望遠側にすれば 被写体が目立ちしっかりボケ感も楽しめます。
今回バラがたくさん咲いている公園に撮影に行きました。あいにくの天気でしたが強い日差しがない分、花びらも綺麗に写っているので、かえって撮影にはとてもいい日だったかもしれません。
沢山のバラが咲いているので、ワイド側も大活躍です。
キットレンズだからこそのとても使いやすい画角です。風景や見たままの雰囲気を写真で納めることもができるので、アクティブな場面の常用レンズとして使うには、はかなり重宝するのではないでしょうか。
ピント面の写りも文句のないシャープさです。開放ではやはりふんわりとした印象になりやすいですが、F8まで絞ればサボテンのトゲもビシっと写ります。
正直、使ってみるまではここまでの写りをしてくれるとは思っていなかったので、終始撮影を楽しむことが出来ました。
いかがでしたでしょうか。キットレンズという言葉にで少々侮っていた私ですが、今回の撮影で完全にその考えを覆されました。
もしSONYのカメラをなるべく低予算で始めてみたい。という方で、レンズキットや初めの1本にFE28-70mmF3.5-5.6OSSをご購入検討中でしたら、私は自信をもってオススメしたいです。
今なら新品メーカーキャッシュバック実施中!

【Panasonic】G9 PRO と望遠ズームを持って浜辺に行く。
望遠レンズを使ってこれまでとは違う場所から飛行機を撮影してみたいと思い、「城南島海浜公園」というところに行ってみることにしました。初めて行く公園です。この日は朝から雨がちらちらと降っていたので雨がっぱ、タオル、帽子などの準備をして出かけました。
幸運なことに公園に着く頃には雨はあがりました。雨がやんでいる間に1枚でも多く撮りたいと思いながら撮影の準備を始めました。上空から飛行機の大きなエンジン音が聞こえてきます。わくわくしてきました。使用機材は Panasonic LUMIX DC-G9 PRO とLEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S. レンズの組み合わせです。換算で焦点距離が実質100-400mmとなります。
撮影を始めると数分間隔で飛行機がどんどん頭上を通過していきます。到着便ラッシュの時間帯のようです。私のような初めてこの場所で撮影する者にとってはとても興奮させられる環境です。この写真は50mm(換算100mm)で撮影しています。この後、いろんな場面を撮影することになりますが、初めて行く場所ということもあって望遠ズームレンズでの撮影は快適です。被写体に対して瞬時に画角を変えながら撮影できるのは嬉しいです。
公園上空を通過する時点で高度はかなり下がっています。この3枚は自分の頭の上を通過するときに撮影したものですが、だいたい100mmから120mm(換算で200mm~240mm)前後あたりの焦点距離でこんなに大きく撮れます。
そしてそのまま滑走路に降りていきます。
200mm(換算で400mm)で撮っていますが羽田空港がすぐそこに見えます。
ここは飛行機以外に野鳥の撮影も楽しめる場所のようです。この写真は200mm(換算で400mm )で撮っていますが動く被写体をとてもシャープにとらえています。G9 Pro のAF精度の高さとLEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S. レンズの描写性の高さが感じられるショットです。
運河の出入り口からびっくりするくらいの巨大な船が出てきました。すごく窮屈そうな感じで出てきたのが印象的でした。50mm(換算で 100mm)でなんとか全体を入れることができました。船の通行量も多い場所のようです。
別の滑走路につながる橋が海の中にも建っています。ちょうどその滑走路に向かって飛行機が降りていくのが見えました。200mm(換算400mm )で撮影しました。雨が上がってくれたので何も不満はないのですが、青空の下で撮ってみたいと思った瞬間でした。
最後は空港から飛び立って行く飛行機を200mm(換算で400mm)で撮りました。
この日はかなりの強い風が吹く中、G9Proのボディ内手振れ補正とLEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S. レンズの手振れ補正が撮影を強力にサポートしてくれました。
使用した機材は防塵防滴仕様です。ですが今回行った公園は雨から逃げるような場所が見あたらなかったので実際雨にふられた場合、それなりに難しい撮影になったと思います。ですから結果的にカメラを濡らさずに、雨あがりの撮影ができて本当によかったです。
素敵な公園だと思うので次回は天気の良い日に行ってみたいです。
今回使用した組み合わせです。
中古商品はこちらからご覧ください。
