純喫茶やレコードといった昭和レトロが流行る中、カメラもまたフィルムカメラの人気が高まっています。
デザインもまた人気の一つ。
フィルム時代のカメラには今のデジタルのカメラには無い良さがあります。
街中でもフィルムカメラを手にしている姿を多くお見掛けします。
しかしフィルムカメラはその武骨がゆえに重たいのも事実、もっとお手軽にクラシカルなデザインを楽しみたいという方におすすめのカメラがございます。
その名もNikon「Z fc」。
クラシカルなボディデザインでありながらデジタルカメラの良い所を凝縮したボディで、その風貌から発売当時から大人気です。
Nikon Z fc自体は2021年7月23日に登場いたしましたが、この度、“新色”が登場しました。
それが「Nikon Z fc ブラック」です。
従来のデザインはそのままに、よりシックなカラーリングとなった新生Z fc。
今回はそのZ fcに合わせたオススメレンズと共にご紹介いたします。
Nikon Z fc + NIKKOR Z DX 16-50mm F3.5-6.3 VR
まず初めにご紹介するのはZ fcのキットレンズとしても設定されている「NIKKOR Z DX 16-50mm F3.5-6.3 VR」です。
画角は35mm判換算24-75mmのレンズ相当ながら約135gの軽量化を実現しております。
また、沈胴式の機構を採用しているので、収納時の長さはわずか約32mmと小型なのも魅力です。
Nikon Z fc + NIKKOR Z DX 16-50mm F3.5-6.3 VR
焦点距離24mm時の最短撮影距離は20cmと短く、グッと被写体に近寄っても精細な写りが楽しめます。
焦点距離50mmでも最短距離は30cmなので、圧縮効果を使用した写真も撮ることが出来ます。
Nikon Z fc + NIKKOR Z DX 16-50mm F3.5-6.3 VR
この大きさで16mmから撮れるので、風景等の広く撮りたいシーンでも大活躍です。
このレンズ一本で大概のものは撮れてしまうような気すらしてしまします。
Nikon Z fc + NIKKOR Z DX 16-50mm F3.5-6.3 VR
ワイド側の開放F値は比較的F3.5と明るいですが、テレ側50mmではF6.3となってしまいます。
しかし前述のとおり圧縮効果が得られる写真が撮影出来たりVR(手ブレ補正)が搭載されているのでそれほど使いづらさは感じられませんでした。
Nikon Z fc + NIKKOR Z 28mm F2.8
続いては、こちらもキットレンズとして出ている「NIKKOR Z 28mm F2.8」です。
さらにZ 28mmの中でもこちらは“Special Edition”
フィルムの一眼レフカメラが発売されていた当時のNIKKORレンズにインスピレーションを受けたデザインとなっており、Z fcとの組み合わせは親和性が高いものとなっております。
Nikon Z fc + NIKKOR Z 28mm F2.8
NIKKOR Z 28mm F2.8はフルサイズ対応のレンズながら質量はたったの約160gと軽量で、長さも約43mmしかありません。
それでいてZ fcはAPS-Cセンサーなので、フルサイズ対応のレンズを装着した場合は中心部の性能の良い所のみを使うような形になります。
そのため収差が少なくなり、35mm判換算42mm相当の標準レンズとして非常に使いやすいレンズとなります。
Nikon Z fc + NIKKOR Z 28mm F2.8
開放F2.8で得られるボケ感は撮影の楽しみを教えてくれます。
特別なことをしなくても開放絞りで撮影するだけであっと言わせるような写真が撮れます。
Nikon Z fc + NIKKOR Z 28mm F2.8
最短撮影距離はわずか19cm。
ぐっと被写体に近づくことが出来ますので屋外だけでなく、屋内の小物や料理を撮影するテーブルフォトにも使いやすいレンズです。
NIKKOR Z 28mm F2.8は通常デザインとこの“Special Edition”の2種類。
光学系は同じなので違いは外観のみです。
レトロな世界観を味わいたい方は“Special Edition”がおすすめです。
Nikon Z fc + Voigtlander NOKTON D35mm F1.2
続いては、よりフィルムカメラのような使用感を得られるマニュアルフォーカスレンズのご紹介です。
まずはフォクトレンダーの「NOKTON D35mm F1.2」。
フォクトレンダー初の ニコン Zマウント用交換レンズとして発売された本レンズは公式では初めてのサードパーティー製のレンズとなりました。
APS-Cサイズ(DXフォーマット)のイメージサークルをカバーする大口径レンズで、焦点距離35mm(35mm判換算約50mm)の標準レンズとしてお使いいただけます。
光学設計はニコン Zマウントを採用したミラーレスカメラのイメージセンサーに最適化されています。
Nikon Z fc + Voigtlander NOKTON D35mm F1.2
Creative Picture Control:トイ
オールドレンズを彷彿とさせる金属鏡筒のデザインはZ fcとの相性は抜群です。
ピントリングのトルクも滑らかで、カメラを構えていなくても自然と手で動かしてしまいます。
開放絞りがF1.2と明るく、大きなボケが得られて味が出やすいのでCreative Picture Controlを使用して少し雰囲気を変えてみました。
20種類にも及ぶCreative Picture Controlの中から今回は「トイ」をチョイスしてみました。
Nikon Z fc + Voigtlander NOKTON D35mm F1.2
Creative Picture Control:トイ
本レンズはマニュアルフォーカスレンズながら電子接点を備えているため、デジタルカメラとしてのピント合わせの補助機能等が使用できます。
撮影設定等が確認できるExif情報やボディ内手ブレ補正(Z fcは非搭載)はもちろんのこと、以下の機能がご使用いただけます。
・フォーカスポイント枠色変化によるピント合わせ
・ピーキングによるピント合わせ
・拡大ボタンによるピント合わせ
フィルムカメラの頃はファインダー内の二重線を合わせることによってピント合わせを行っておりましたが、今ではピントが合っている場所を表示してくれたり、正しく合焦していることを知らせてくれたりお手軽にマニュアルフォーカスを楽しむことができます。
Nikon Z fc + Voigtlander NOKTON D35mm F1.2
Creative Picture Control:トイ
“8枚玉”のスタイルで、F1.2の大口径を実現しています。
それでいてF1.2の大口径でありながら、フィルター径φ46mm、全長41.0mm、重量230gと小型軽量を両立。
まさにお出掛けに一本持っていくのに最適なレンズです。
Nikon Z fc + Voigtlander NOKTON D23mm F1.2 Aspherical
次も同じくフォクトレンダーからマニュアルフォーカスレンズのご紹介です。
フォクトレンダーの「NOKTON D23mm F1.2 Aspherical」。
焦点距離23mm (35mm判換算約35mm)の準広角レンズとして使用いただける本レンズは開放F1.2と大口径でボケ味を活かした写真を撮ることが出来ます。
Nikon Z fc + Voigtlander NOKTON D23mm F1.2 Aspherical
準広角ということで狭すぎない程よい画角でありながら最短撮影距離は18cmと近接撮影が可能です。
そのため近寄ることで背景と切り離された大きなボケ量が得られ、開放絞りでのボケ味を活かした撮影ができます。
Nikon Z fc + Voigtlander NOKTON D23mm F1.2 Aspherical
昭和40年代の一眼レフ用交換レンズにオマージュを捧げたフォクトレンダーSLIIsシリーズのデザイン。
そのフォルムはチープさを全く感じさせず、見た目だけでなく所有感や持って出かける楽しさを感じられます。
Nikon Z fc + Voigtlander NOKTON D23mm F1.2 Aspherical
フィルター径φ46mm、全長45.2mm、重量240gと小型軽量ながら、非常にキレのある描写をする本レンズ。
パッと撮影した写真においても線の細さ等を見ると驚きの写りです。
オールドレンズの風貌や良さを残しつつしっかりとデジタルに合わせた現代チックな写りも特徴の一つです。
Nikon Z fc + Voigtlander NOKTON D23mm F1.2 Aspherical
先にご紹介した35mmと似ているかもしれませんが、こちらは準広角ということもあり広角特有のパースがつくので引いても寄っても良しのレンズです。
旅先で見つけた物を撮っていくのか、旅先の情景を撮っていくのかで使い分けてみても面白いかもしれません。
ニコンのマウントは、フルサイズ(FXフォーマット)用のレンズもAPS-Cセンサー(DXフォーマット)用のレンズもどちらもつけられるのが昔からの特徴。
もちろんアダプターを使用することでデジタル一眼レフ機用のレンズ(Fマウント)も装着が可能です。
豊富なレンズと楽しむことができる、新たに追加となったニコンの「Z fc “ブラック”」
黒くなったことで重厚感がありつつも、デジタルのおかげで軽量で持ち運びしやすいカメラです。
今なら2023年7月14日までの限定で、ボディの革の張替えキャンペーンを実施中です。
好みの色やライフスタイルに合わせて5色の中からエクステリアを変えることができます。
先に登場したシルバーの時とは風合いが変わり、本体のブラックに合わせた落ち着いたカラーリングとなっておりますので、
自分好みのカメラにこの機会にカスタマイズしてみるのも良いかもしれません。
詳しくはコチラ↓
ニコンフロアのスタッフも愛用しているZ fc。
ぜひ、以下の記事もご覧ください。
【Nikon】伝統を嗜む~Z fc~vol.1
【Nikon】伝統を嗜む~Z fc~vol.2
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