
ソメイヨシノ満開が待ち遠しいこの季節。マップカメラでは「桜の撮り方」をテーマに、一足早く咲く河津桜の名所にて動画撮影をしてまいりました。
使用機材は『FUJIFILM X-H2S』とマウントレンズ各種。実際に撮影した写真を交えながら、レンズの特徴を紹介します。最後までお楽しみください!
本編映像
動画チャプター
00:00 オープニング
00:44 広角レンズ編
02:19 望遠レンズ編
03:43 標準レンズ編
05:20 マクロレンズ編
06:23 単焦点レンズ編
07:33 フィルターを使用した撮影
08:49 撮影を終えて
09:27 エンディング
広角ズーム:FUJIFILM フジノン XF10-24mm F4 R OIS WR
広い画角を生かし景観をダイナミックに切り取れる広角レンズですが、それゆえに余計な要素まで写り込むことが悩みどころです。特に桜の時期は沢山の人や注意書きの看板なども多く、なかなか使いどころが難しく感じるかもしれません。そんな時はレンズを上に向けるのもテクニックの一つ。この写真ではひざ下くらいの高さから菜の花と桜を入れ込み撮影をしました。広角レンズは写真に入れ込む要素を整理すると、全体のまとまりが良くなります。
この写真では光が星型になる「光芒」を意識したカット。広角レンズはこの光芒が出やすく、絞り値を絞りこむ(数値を上げる)ことで綺麗な形が得られます。
また、桜の木を撮影にすると枝や幹の色が濃いので写真の中で強めに主張してきます。この写真では一番目立つ左下の幹の位置を四隅の角に持ってくるようにカメラを回し構図しました。
ボケ味が出にくい開放F値F4の広角レンズですが、被写体にグッと近寄ればこのように背景をボカすことも可能です。「面」で見せるだけでなく、使い方次第では「点」で見せる撮り方も可能です。
望遠ズーム:FUJIFILM フジノン XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR
望遠ズームの特徴は3つ。
1つ目は遠くの被写体を大きく撮れること。2つ目はボケ味を作れること。そして3つ目は圧縮効果という、写真の中に要素をぎゅっと詰め込んだ写真が撮れることです。
この写真はひと房の桜の花が太陽の光を浴びてまるで照明のようなイメージに感じたので、その雰囲気を撮影したカットです。桜の花は数えきれなくらい沢山咲いているのですが、その中の一つに注目して切り取りました。そして背景が大きくボケてくれるのも大きなポイント。写真の中にメインの被写体をより強調して撮れるのも望遠レンズのメリットです。
梅と空色のコントラストが綺麗でした。この写真のポイントは前に写っているピントの合っていないピンボケの花です。これが無いと普通に花と空を漠然と撮っただけの写真になってしまいますが、前にピンボケの花があることで目線が誘導され、ピントの合っている枝ぶりが強調されます。
一面の菜の花畑のように感じる写真ですが、実はそこまで広くなく間には桜の木があったりと、菜の花だけを見せる写真にするには難しいシチュエーションでした。そこを解決してくれるのが望遠レンズの圧縮効果。横の要素を切り捨て、縦にある要素をぎゅっと写真の中に詰め込むことができます。
標準ズーム:FUJIFILM フジノン XF16-55mm F2.8 R LM WR
続いては標準ズームレンズ。
大きな特徴として言えるのは広角的にも望遠的にもこの1本で撮ることができるということ。上の写真は広角端16mm(35mm判換算24mm)で撮影した一枚です。構図の発想としては冒頭に掲載した「菜の花と桜を足元から見上げた写真」と同じで、上部に桜の枝を写り込ませ、下の菜の花を強調する写真の雰囲気を作り出しました。
こちらは望遠端55mm(35mm判換算82.5mm)で撮影した一枚。右手前にボケ味を作り出し、ピントの合わせた花に目が行くように演出しています。
また、桜の季節は多くの人が訪れるため、思い通りの距離で撮影できないこともあります。ポートレートや愛犬などの撮影も目的とした場合、標準ズームならば焦点距離を変えるだけで臨機応変に写真を撮ることが可能です。
マクロレンズ:Voigtlander MACRO APO-ULTRON 35mm F2 X-mount
マクロレンズは通常のレンズより被写体に近づいて撮影することができ、小さな被写体でも大きく写すことのできるレンズです。
解像力の高いレンズも多く、リアルな質感を求めた写真も、ボケ味を活かして雰囲気を求めた写真も撮ることができます。
桜の花と+αで写真の印象が大きく変わったりもします。
写真撮影は一人で行く方も多いと思いますが、そんな時は自身の手を入れてみると臨場感やポートレート的な要素が加わり、花だけを撮影した写真とは違う仕上がりになります。
今回使用したレンズが標準画角のハーフマクロレンズということで、昆虫にピントを合わせつつも周囲の情景が伝わる「菜の花畑にいる昆虫」が伝わる一枚が撮れました。これが100mm前後のマクロレンズとなると、周囲が切り取られ被写体を点で捉えるようになります。どのような写真を撮りたいか、普段どのように使用したいかでマクロレンズの焦点距離を選んでみてください。
大口径単焦点レンズ:SIGMA Contemporary 56mm F1.4 DC DN
大きなボケ味を得ることのできる大口径単焦点レンズ。先に紹介した距離でボケ味を演出する望遠レンズとの違い、F値の明るさでボケ味を演出できるという点です。その特徴を活かす写真を撮るためにはメインの被写体の他に、前ボケと後ボケを意識すると印象的な一枚になります。
F値の明るい撮影だとシャッタースピードも上がりますので手ブレや被写体ブレも軽減させてくれます。しかし条件によってはカメラ側のシャッタースピード上限を超えてしまう場合もあります。その場合は電子シャッターを利用したり、少しF値を絞るなどを試してみてください。
特殊フィルター:marumi MAGNETIC SLIM BLACK MIST 1/4
今回の撮影ではマルミ光機株式会社より新登場した「MAGNETIC SLIM BLACK MIST 1/4」も使用して撮影してみました。この「ブラックミスト」と呼ばれている種類のフィルターは映画撮影の現場で用いられている特殊フィルターの一種です。写真全体のコントラストが弱まり、光の印象も柔らかくなります。
ブラックミストフィルターは写真の中に光源を入れることで効果が強く発揮されます。この写真もフィルターを付けなければ撮れない一枚。今やカメラ内のデジタルフィルターやRAW現像で自分好みの写真に仕上げることもできますが、この光の拡散は後からの加工では同じようにはなりません。効果の強さも選べますので、お好みでオリジナリティの強い一枚を仕上げてみてはいかがでしょうか。
最後に
今回はレンズの種類によって効果的な撮影方法をご案内いたしました。毎年訪れる桜の季節、写真を趣味にしている方ならば必ず桜を撮りに行き、そして悩まれたこともあるのではないでしょうか。動画内ではX-H2SとXマウントレンズで撮影していますが、撮影のポイントさえわかれば様々なメーカーや機種のカメラ・レンズに通ずる動画になっています。もし今回の記事を見て、どのように自分のイメージする写真に近づけるか、次はどのように撮ってみたいかなどご参考にしていただたら幸いです。
マップカメラでは今後もカメラ好きの皆さま、そしてこれからカメラを好きになる皆さまに向け動画を配信して参ります。是非ともマップカメラ公式YouTubeチャンネルの登録をよろしくお願いいたします。

【Leica】M11で撮影された「ポートレートスナップ写真」をご紹介!
マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では毎日たくさんのお客様に作品をご投稿いただき、約33万枚の沢山の作品がシェアされております!
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本日はご投稿いただいた『Leica M11』の作品の中から「ポートレートスナップ写真」を6作品ご紹介!伝統的なレンジファインダーカメラの要素と最先端のカメラ技術が融合した最新機種で、どんな「ポートレートスナップ」が撮れましたでしょうか。
【作品名】将来は消防士 <投稿作品を見る>
【投稿者】きょた 様
【使用機材】Leica M11 + SUMMILUX M50/1.4 ASPH
【投稿者コメント】消防署で働く祖父の元に甥っ子が遊びに行ったとき
【作品名】雪の日にパシャリ <投稿作品を見る>
【投稿者】naoki.t 様
【使用機材】Leica M11 + SUMMILUX M50/1.4 ASPH
【投稿者コメント】M3
【作品名】Asante sana ! <投稿作品を見る>
【投稿者】kurapon2 様
【使用機材】Leica M11 + TTArtisan 28mm f/5.6
【作品名】無題 <投稿作品を見る>
【投稿者】daigo823 様
【使用機材】Leica M11 + SUMMILUX M35/1.4 2nd
【作品名】nontitle <投稿作品を見る>
【投稿者】ma2woker 様
【使用機材】Leica M11 + THAMBAR L90/2.2
【作品名】笑顔 <投稿作品を見る>
【投稿者】Hirari_photo 様
【使用機材】Leica M11 + APO-SUMMICRON M50/2 ASPH
【投稿者コメント】お出かけ時の一枚。笑顔をしっかり捕まえられたのが凄く嬉しかったです。瞳の中を確認すると撮影をした自分たちの姿も確認できるほどの描写力。
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審査の対象となるカメラ機材はLeicaだけでなく、スマートフォンを除くすべてのカメラで撮影された作品が対象となります。
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【FUJIFILM】X-Pro2とちょっとそこまで
とある休日の午後、近所の公園を散歩してきました。
この日のお供はFUJIFILM X-Pro2とXF35mm F2 R WRのセットを首から提げて歩いていきます。
足元の花壇ではパンジーの花が咲いていました。カメラの高さを併せて色とりどりの花を納めます。
公園内には川が流れていて水の音を立てています。絞り込んでシャッタースピードを少し遅くして撮影してみました。
川の脇に黄色く目立つ花が咲いていました。四国に分布するトサミズキという樹の花で、主に土佐(高知県)の山地に自生する落葉樹だそうです。
川の中に置かれた飛石を渡って公園の奥の方へ進んで行きます。
谷に向かって進んで行くと、ジロボウエンゴサクという紫の花が咲いていました。漢字では「次郎坊延胡索」と書くそうです。
整備された木道を谷に向かって進んで行くと、水の流れる小さな音と鳥のささやきが聞こえる空間が広がっています。
園内の道に沿って谷を登っていくとぽっかりと空いた原っぱに出ました。この下には弥生時代から古墳時代の遺跡が眠っているそうです。
暖かいの陽気を感じながら、お気に入りのカメラとちょっとそこまで。春を探して出かけてみませんか。

【SIGMA】旅のお供にSIGMA C18-50mm F2.8が最高だった件
徐々に春の兆しが見えてきました。
これから桜などの花が咲く時期が来ます。
多くの写真愛好家も冬眠から覚めたように写真活動を再開することでしょう。
そんな中筆者は中国地方へ旅行に行ってきました。
今回の旅の共に選んだレンズがSIGMA Contemporary 18-50mm F2.8 DC DNです。
カメラはFUJIFILM X-T4です。
こちらのレンズなんと長さが76.8mm、質量285gという超軽量級の大三元標準ズームレンズとなっています。
FUJIFILMにもXF18-55mm F2.8-4がありますが、こちらの質量は約310gになっておりSIGMA Contemporary 18-50mm F2.8 DC DNの方が軽くF値も明るいということになります。
では写りはいかほどのものでしょうか。
筆者が撮影してきた写真を見ながら振り返りたいと思います。
※撮影した写真はAdobe Lightroom CCで編集しています。
船の上から波の波紋を撮影してみました。
波紋の滑らかさや凹凸が良く表現されているのが分かるかと思います。
描写性能が想像よりも良くこの先の期待が高まります。
今度は船の内部に注目をしてみました。
船の中は思いのほかカラフルな場所が多かったです。
1枚目は船尾にある車などを積載するエリアを甲板後方から撮影しました。
街中ではめったにお目にかかれない配色になっており思わずカメラを向けてしまいました。
2枚目は手すりが甲板に影を落としている所を撮影したものです。
床の凹凸部分を見てみるとかなりシャープに写っているのが分かるかと思います。
SIGMA Artシリーズと比べても若干解像感が低いというだけで、コンパクトさの事を考えると全く劣っているとは思えないレンズです。
お次はテーブルフォトです。
筆者にとって旅を共にする上でテーブルフォトが撮れるか否かはかなりの重要事項です。
画角という面では既にクリアしている事ですが机の上に置いていても邪魔になったり気軽に撮影してみようと思えないと、カメラを持っていっても意味が無くなってしまいます。。。
勿論このレンズはとてもコンパクトなので全く問題なしでした。
大きなレンズを使ってお店の中で撮影をしているとかなり目立つのでこのレンズの存在は有難いです。
特に狙っていったわけではないのですが、川津桜とミモザが満開を迎えていました。
春のアイドルたちが共演しているのを見るのは初めてのことでした。
青空を背景に撮影をしてみるとなんと鮮やかなことでしょう。
正直これはどのカメラとレンズで撮影しても綺麗に撮れると思います。
ただ少し高いところにあったのでズームして画角を調整できるこのレンズを持っていて本当に良かったと思います。
倉敷美観地区も僅かな時間ではありましたが立ち寄ってみました。
情緒あふれる街並みは何処を切りとっても魅力的でカメラを持っていくと写真ばかり撮ってしまい中々前に進むことができません。
お店などにも入りましたがレンズが小さい為商品にレンズが当たらないかヒヤヒヤせずに済みました。
観光地に出かける際はマナー的にも大きすぎるレンズは控えた方が良いので旅行メインでカメラを使いたい方はできるだけコンパクトなものを選びましょう。
デカくて重いレンズとカメラを一日中ぶら下げていると自らの肩さえも悲鳴を上げ始めます。
今回の旅の一番の目的は岡山県にある王子が岳に行く事でした。
ここから瀬戸内海を撮りたいと長い間考えていたのです。
この日の天気は晴れだったものの海上に霧が発生していて遠くの島までは見ることができませんでした。
しかし、この霧のおかげで太陽の光が拡散されとても優しくなっていて何とも朧気な雰囲気に。
これはこれでよかったと思います。
実は今回の旅にはもういくつか別のカメラを持っていっていました。
その1つにHASSELBLAD 500CMがあったのですが、勿論フィルムカメラの撮影結果はすぐに見れない為X-T4でもスクエアで写真を残しておこうとこの写真を撮影しました。
あまりスクエアで撮影をしたことがなかったので、たまにはアスペクト比を変えてみるのも良いかもしれないと感じました。
HASSELBLAD 500CMで撮影した写真は後日別のブログでお見せしたいと思いますので楽しみにしていただければと思います。
王子が岳には奇岩が多くあり他の山とは一味異なる光景が見られました。
幾つもの岩が重なりあっていたり、模様が人の顔に見える岩もあり写真を撮るのに困らないほど魅力的な場所でした。
勿論全ての岩に思うように近づける訳ではありませんので、やはりズームレンズが活躍してくれます。
途中岩の間をすり抜けたり岩から岩へと移ったりして進んでいくのですが、もしここで大きなレンズを付けていたら簡単に岩にぶつかってしまっていたと思います。
やはり小さくて軽いレンズは一本持っておくものですね。
いかがでしたでしょうか。
今回実際に使用してみて旅行やお散歩に最適なレンズであることは間違いないと確信しました。
FUJIFILMのカメラやレンズを探している方に是非候補の一つに入れて頂けたらと思います。
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【OM SYSTEM】OM-1で撮り歩き in 旧中川
OM SYSTEM / OLYMPUSOM SYSTEM ズームレンズOM-1さくらスタッフおすすめ機材ズームレンズを楽しむ厳選アイテム旅春の息吹
3月も初旬に入り、コートを着なくて済む日が多くなりました。
本格的な春の訪れを感じながら、今回は江戸川区の旧中川沿いを散策です。
ここは、気軽に行ける桜の名所と知られ、この時期は地元や近隣の人が多く集まります。
2月上旬頃から河津桜が咲き始めますが、3月に入り少々時期が遅いかなと思いつつ足を運びました。

それでも、風もなく暖かな日差しのこの日、多くの人が集まり残りの桜を楽しんでいました。







1番最初の画像ではアートフィルター機能を用いてソフトフォーカスの雰囲気を出してみましたが、そう言った加工も楽しめそうです。

【Nikon】AF-S NIKKOR 500mm F4 G ED VRで撮影された「超望遠写真」をご紹介!
マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では毎日たくさんのお客様に作品をご投稿いただき、約33万枚の沢山の作品がシェアされております!
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本日はご投稿いただいた『Nikon AF-S NIKKOR 500mm F4 G ED VR』の作品の中から5作品をご紹介!超望遠500mmの世界は一体どう見えるのでしょうか。ぜひご覧ください。
【作品名】無題 <投稿作品を見る>
【投稿者】kamichan 様
【使用機材】NIKON D500 + AF-S 500/4 G ED VR
【作品名】formation <投稿作品を見る>
【投稿者】leoncat 様
【投稿者コメント】2009年浜松航空祭サンダーバーズ予行
【使用機材】NIKON D300 + AF-S 500/4 G ED VR
【作品名】イタチの立っち <投稿作品を見る>
【投稿者】Noki 様
【投稿者コメント】突然現れてひょいっと立ったイタチ。
ミーアキャット張りに可愛かったです。
【使用機材】NIKON Z 9 + AF-S 500/4 G ED VR
【作品名】休憩地のノビタキ <投稿作品を見る>
【投稿者】Noki 様
【使用機材】NIKON D5 + AF-S 500/4 G ED VR
【作品名】無題 <投稿作品を見る>
【投稿者】がーすーぷら 様
【使用機材】NIKON D850 + AF-S 500/4 G ED VR
日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!
日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
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投稿ジャンルは風景や日常スナップ、ポートレート、飛行機やモータースポーツなどお気に入りのお写真で奮ってご参加ください。
審査の対象となるカメラ機材はLeicaだけでなく、スマートフォンを除くすべてのカメラで撮影された作品が対象となります。
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暖かくなってきた散策日和、写真を撮りに行きたいという思いが日に日に強くなってまいりました。
いつもとは違う写真を撮ってみたくなったので、フィルムカメラでスナップ写真を撮りに行こうと思います。
今回使用するのはコンタックスのAria。
レンズはCONTAXのPlanar T*50mm F1.4 MM
前々からフィルムカメラを持って出かけたい。という思いが強かったのですが、中々機会に恵まれず、今回念願であったコンタックスのAriaを手に取ることが出来ました。
しっかりホールドできる設計と、金属などが使われていない柔らかい手触りで、いつまでも手に収めていたい感触です。
早速フィルムをセットして外出します。
フィルムはやはり赤や緑が映えるように思います。ちょうど椿が見頃の時期で、新宿でもちらほらと生垣に咲いている姿が見られます。
夕暮れの新宿。柔らかいオレンジ色の夕日の光が街を覆い始める頃です。影と日向のコントラストが高くなる時間帯ですが、ノイズは全く気になりません。
今回、フィルムは、フジカラーSUPERIA X-TRA 400を使用しています。
ISO感度が400なので、陽が沈み暗くなる前に撮影を終えなくてはいけません…。
丁度フィルムカメラを持って写真を撮りに出かけたい場所もあったので、お試し程度に撮影を終え早めに切り上げました。
後日、さっそくフィルムカメラを持ってお目当ての場所に向かいます!
都心から電車に揺られて約40分、川越の街に到着です。
平日の朝でしたが、すでに多くの観光にきた方々で賑わいを見せていました。
どこを撮影しても絵になりそうで、カメラをどこに向けていいか悩んでしまいます。
雲一つない空、絶好の撮影日和です。
フィルムカメラは、当然撮影した写真をその場で再生して確認ができません。
デジタルカメラにすっかり慣れてしまっているので、露出がオーバーになっていないか、色がうまく写せていないんじゃないか、と少し不安な気持ちもありました。
しかし、現像するまで撮影した写真を確認できないのも、フィルムカメラの醍醐味。撮影した写真を手にとるまで弱腰にならず、楽しんで撮影しようと思います。
Ariaは様々なオート機能があるので、初心者にも優しいモデルになっています。
私はこの日絞り優先オートで撮影しています。
先程の不安もどうやら杞憂だったようです。撮影した写真のほとんどが綺麗に仕上がっていて、選びきれませんでした。
お菓子横丁で駄菓子屋を発見。これはフィルム映えするぞ。とシャッターを切ります。
小さなお菓子や玩具がたくさん並んでいると、普段スーパーにあっても買わないようなお菓子も思わず手に取ってしまいます。
握りこぶしより一回り大きいペロペロキャンディを1本購入してしまいました。
お会計するためにレジまで行ってJANコードを打つ。駄菓子屋ではそんな手順はふまず、欲しいものを手に取り、代わりに店主に小銭を渡す。このシンプルな動作で全てが終わる。魅力的でたまりません。
そんなことを考えながらふらふらしているとパン屋さんを発見。
つややかな小麦色、朝の食欲が掻き立てられます。
店内は少し暗く、シャッタースピードが不安だったので開放で撮影しました。もう少し絞っても良かったかもしれません…。ですがこれはこれでF1.4のじんわりとしたボケ感の味わいもあっていい写真に出来上がったと思います。
今回使用しているレンズは Planar T* 50mm F1.4 MMです。
AEと2種類あるレンズですが、違いはマニュアルモード、絞り優先モードを有しているのがAE、マニュアルモード、絞り優先モードと、更にプログラムモード、シャッター優先モードを有しているのがMMです。AEとMMレンズの撮影したときの違いは、玉ボケを見るとよく分かります。
絞りの形状が違うので、AEレンズは絞るとまるで手裏剣のようなギザギザとしたボケが見えますが、MMはまるで六角形のようなボケが見られます。
手裏剣ボケも味があって好きなのですが、やはり玉ボケは柔らかい方が好みなので、私はMMのレンズををチョイスしました。
こうして1枚1枚見返して反省点などを考えていると、次はこうしよう、ああしようという気持ちが強くなり、早速次の外出先を考えてしまいます。
「フィルムカメラ沼」という言葉がぴったりです。
手がかかる程、自分で撮影した写真がより良い出来に見えてしまします。

【Nikon】Z fcで味わう極上の銘玉「Voigtlander NOKTON D35mm F1.2」Vol.3
新たにブラックカラーが加わった「Nikon Z fc」。フィルム時代のFMシリーズの雰囲気をデジタルカメラで気軽に楽しむことができる人気の1台。
Nikon Zマウントには魅力的なオートフォーカスレンズがラインナップされていますが、せっかくなら「クラシックデザイン」なレンズを選びたいところ。
「Voigtlander」からリリースされるZfcにベストマッチなマニュアルフォーカスレンズの魅力を数回にわたって連載!ぜひお楽しみいただければとおもいます。
普段はFUJIFILMのXシリーズをメインで楽器を被写体とした撮影を
それでは早速、
エレキギターの歴史はまだ浅く1952年にFender社のレオフェンダーとジョージ・フラートンによって作られた「テレキャスター」が最初と言われております。(「リッケンバッカー社のフライングパンが最初だ」とか「ビグスビー社のビグスビー=トラヴィスが最初だ」と諸説ありますが)
そんなFender社が1954年に誕生させたのがストラトキャスターです。このギターはその1954年当時にジョージ・フラートンが自分のために製作したストラトキャスターのレプリカをESPに製作してもらった1本になります。
本人のモデル同様のフレイム杢がでたアッシュ材を採用してもらっています。アッシュ材はあまりフレイム杢がでる木材ではないのでとても貴重な材になります。
ジョージ・フラートンのストラトキャスターの一番有名なのはこのコントロールプレートではないでしょうか。普通のストラトキャスターとは違い、セレクターも含め全てのコントロールが下に一列に並んでいます。これがとても使いやすい。本人のは通常のホワイトのピックガードに梨地のブラックピックガードが乗っかっているのですが、それだと筆者には厚すぎたのでホワイトピックガードを切ってしまい、少し仕様は変えています。
1954年製のストラトキャスターは21フレットで、ジョージ・フラートン本人のギターもそれに準じております。しかし22フレットを多用する筆者はここは22フレットでお願いしました。
ネックも本人の仕様に準じてフレイム杢の出たハードロックムメイプルの1ピースを採用。フレイム杢が出てると反りやすいですが、ネックを極太で製作してもらったので全く反りません。ポジションマークはブラックのクレイドットが本人のですが、筆者のはアバロン貝を採用しています。
ヘッドトップはボディに準じてサンバーストのマッチングヘッドになっています。これも本人の仕様に準じています。
ヘッドバックもフレイム杢がすごい出ています。2006年に製作してもらったのですが、ラッカー塗装と相まってウェザーチェック(塗装のヒビ)も出てきています。「Voigtlander NOKTON D35mm F1.2」はこの繊細な塗装の違いもきれいに映し出してくれるのでとても良いですね。
最後はボディバックも撮影してみました。アッシュのフレイム杢が本当に美しく、光の当たる角度で様々な表情を映し出してくれます。
「Nikon Z fc」と「Voigtlander NOKTON D35mm F1.2」のコンビネーションはとても軽いので、左手でギターを持って光の当たり方を確認しながら右手だけでシャッターを切るといったことも可能なので本当に取り回しがいいです。是非お勧めのコンビネーションです。
早く花粉が落ち着いてほしいなと思いながらこのギターを弾いています。
使用機材はこちらです!

【Nikon】Z fcで味わう極上の銘玉「Voigtlander NOKTON D23mm F1.2 Aspherical」Vol.2
新たにブラックカラーが加わった「Nikon Z fc」。フィルム時代のFMシリーズの雰囲気をデジタルカメラで気軽に楽しむことができる人気の1台。Nikon Zマウントには魅力的なオートフォーカスレンズがラインナップされていますが、せっかくなら「クラシックデザイン」なレンズを選びたいところ。
「Voigtlander フォクトレンダー」からリリースされるZ fcにベストマッチなマニュアルフォーカスレンズの魅力を数回にわたって連載!ぜひお楽しみいただければとおもいます。
何処へ行くのか、誰と行くのか、どんな風に撮りたいか。いろいろなことを考えながらカメラやレンズを選ぶという楽しみ方、私は素敵だと思います。
もちろん、気分やファッションと合わせるも良いでしょう。
この日は気軽にクラシカルをイメージしてZ fcとNOKTON D23mm F1.2 Asphericalの組み合わせをチョイス。
35mm判換算でおよそ35mmの画角に相当するこのレンズ。日常の視野角に近く、スナップ撮影ととても相性が良いです。開放F1.2で撮影しました。
ショーケースに並んでいた小さな置き物をF1.8で撮影。柔らかな輪郭描写が陽の暖かさとガラス越しの質感を印象的なものにしてくれました。
賑わっているほうへ少し歩いてみます。手前の植木に差し込んだ光が被写体を浮立たせ、それをしっかりと捉えてくれました。背後に景色を残せる画角なので程よく状況説明の役割を担ってくれます。
F4まで絞りました。ガラッと描写の雰囲気が変わり、いかにも現代のレンズという印象です。色のりもよく、安心して見ていられます。
気がつけば植物ばかりに気を取られていますが、もう少し撮ってみようと思います。
同じ木を今度は開放で1枚。同じレンズとは思えない表現の違いが面白くて楽しいです。色のりやコントラストの違いも感じられ、いろいろ試してみようと写欲が湧いてきます。
最短撮影距離が18cmと非常に短いので、小さな被写体に寄って撮影できますし、ボケを楽しむこともできます。周辺こそわずかに楕円形の玉ボケにはなりますが、大部分において綺麗な玉ボケを見せてくれました。
花の部分がボケすぎないようにF3.5まで絞りました。
週末ということもあってか賑わっており、とてもパワフルな時間を楽しむことができました。老若男女問わずカメラをお持ちの方が多くついついカメラに目が向いてしまうのですが、自分のカメラが一番かわいい、かっこいい、そんなことを思いながらひと休みできる場所を探します。
ほど近いコーヒースタンドへやってきました。こちらも大盛況。何を飲むかは事前に決めていたので素早く注文します。いただいたら帰路につくとしましょう。
ホットのラテをいただきます。ガラスのグラスでホットを提供してるところは初めてで記念に1枚。グラスの縁、ラテの質感もしっかり捉えてくれました。寄れるレンズなのでテーブルフォトは座ったまま撮影できますし、Z fcの控えめな佇まいは店内の雰囲気に溶け込みます。またバリアングル液晶搭載なのでファインダーを覗かなくても撮影が可能です。
モノクロにして1枚。メリハリの効いたコントラストが心地よいです、こちらはF5.6。まだまだ夏の日差しと比べると柔らかさが感じられて、春だなあとファインダーに見える影を見ながら思いをめぐらせます。
使い込まれた木やガラスの風合いがよく表現できたと思います。MF時の表示切り替えはワンタッチで、かつ段階的に拡大、縮小することができるのでスムーズに撮影に臨めました。
そろそろ駅が近いです。ここから眺める景色が好きなので来るたびに写真に収めます。開放で撮影しました。周辺減光とふんわりとした描写がどこかノスタルジーを感じさせます。
可愛らしい影を最後に1枚。三つ巴の影だと思いますが、ニコッと笑っているようにも見えました。
目に止まったものに対して即座にアプローチできるZ fcとNOKTON D23mm F1.2 Asphericalのコンパクトな組み合わせ。MFレンズだからこその速写性や細かなピント調整を実現してくれますし、絞り具合でさまざまな表情を見せてくれる本レンズ。日常的に持ち歩くには非常に魅力的な組み合わせだと感じます。
また、とても「明るい」レンズなので夕方以降も楽しむことができます。
今度は日が暮れた頃一緒に出かけてみようと思います。
それでは本日も素敵なカメラライフをお過ごしください。
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マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では毎日たくさんのお客様に作品をご投稿いただき、約33万枚の沢山の作品がシェアされております!
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本日はご投稿いただいた『Nikon D850』の作品の中から6作品をご紹介!この高画素のカメラでどんな桜の表情を切り取ることができましたでしょうか。
【作品名】信州桜巡り〜高山村/和美の桜〜 <投稿作品を見る>
【投稿者】Mischabel 様
【使用機材】NIKON D850 + PC-E Micro 45/2.8D ED
【作品名】リフレクション <投稿作品を見る>
【投稿者】hasubow 様
【使用機材】NIKON D850 + TAMRON SP 24-70/2.8 Di G2 VC USD
【作品名】無題 <投稿作品を見る>
【投稿者】Aki Uemura 様
【使用機材】NIKON D850 + AF-S 70-200/2.8 G ED VR II
【作品名】信州桜巡り〜大町/木崎湖畔〜 <投稿作品を見る>
【投稿者】Mischabel 様
【使用機材】NIKON D850 + SIGMA S 70-200/2.8 DG
【作品名】わに塚のサクラ <投稿作品を見る>
【投稿者】nikubis 様
【使用機材】NIKON D850
【作品名】新倉山浅間公園の桜 <投稿作品を見る>
【投稿者】nikubis 様
【使用機材】NIKON D850
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投稿ジャンルは風景や日常スナップ、ポートレート、飛行機やモータースポーツなどお気に入りのお写真で奮ってご参加ください。
審査の対象となるカメラ機材はLeicaだけでなく、スマートフォンを除くすべてのカメラで撮影された作品が対象となります。
グランプリに輝いた1作品には、日々のフォトライフをより一層お愉しみ頂きたくマップカメラからLeica Q2 Reporterをプレゼント!
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【FUJIFILM】中判 × 超広角は異次元の写り!GF23mm F4 R LM WRが織りなす超広角の世界
FUJIFILMFUJIFILM GFX seriesGFX50SIIスナップフィルムシミュレーションを楽しむ単焦点を楽しむ厳選アイテム
皆さんこんにちは。
昔から中判カメラはカメラマンにとって憧れの存在。
PENTAX 654Dを皮切りにデジタル時代でも一般ユーザーが楽しめるようになり、フジフイルムのGFXシリーズの発売以降はより一層中判センサー機を選ぶユーザーが増えたように感じます。
中判センサーならではの階調、立体感、空気感はフルサイズセンサーでは味わえない領域。
特にダイナミックな撮影が可能な超広角レンズと組み合わせると、その味わいをより体感できるように感じます。
FUJIFILM GFX 50S II + GF23mm F4 R LM WR フィルムシミュレーション:ノスタルジックネガ
今回は人気機種であるFUJIFILM 「GFX 50S II」に超広角レンズである「GF23mm F4 R LM WR」を装着して撮影した写真をご紹介していきたいと思います。
その前に、まずは超広角レンズである「GF23mm F4 R LM WR」のおさらいをしていきましょう。
「GF23mm F4 R LM WR」は発売以降、風景や建築写真、室内写真など様々な場面で活躍してきた単焦点レンズです。
卓越した描写力に加えて歪みもしっかり補正され、中判センサーの性能を最大限生かせる性能を誇ります。
FUJIFILM GFX 50S II + GF23mm F4 R LM WR フィルムシミュレーション:ベルビア
勿論スナップ用のレンズの一つとして選ぶユーザーも多く、ダイナミックな構図と中判センサーカメラならではの描写力が相まって多くの人々を魅了してきました。
先日超広角ズームレンズである「GF20-35mm F4 R WR」が発売され、利便性に関してはズームレンズに軍配が上がりますが、単焦点レンズならではの抜け感、リニアモーターによる高速で静音なAF、価格も中古相場で20万円前半と以前に比べ手に入れやすい価格となっており、今でもおすすめの超広角レンズです。
FUJIFILM GFX 50S II + GF23mm F4 R LM WR フィルムシミュレーション:ベルビア
「GF23mm F4 R LM WR」を手にとって撮影していて感じるのは、スムーズなAFと抜群の画質もさることながら、標準域では味わう事の出来ない奥行/抜け感が思いっきり感じられる「超広角の世界が楽しい!」という気持ちです。
中判センサーならではの質感、階調、色合いの再現力。そしてフジフイルム機だからこそ楽しめるフィルムシミュレーション。
超広角レンズはこれらすべての要素を思う存分楽しめるといっても決して過言ではありません。筆者としては一番お勧めしたい画角です。
FUJIFILM GFX 50S II + GF23mm F4 R LM WR フィルムシミュレーション:クラシックネガ
フィルムでも中判機を使用していた時代があり(PENTAX 67II等)中判システムの良さは理解していたつもりでした。
露出を見極め、画角をしっかり決めて、ピントを追い込み、ガシャンとシャッターを切る行為。
一枚に掛ける工程に重みがありそれが醍醐味ではありましたが、言い換えると1回シャッターを切る重圧はそれなりのもの。気軽にシャッターを切ることはできず、スナップに持ち出すのはちょっとな…と億劫になることも。
気軽にシャッターを切れる機種も欲しい!とブロニカのRF645にも手を出しましたが、気軽にシャッターを切れば切るほどフィルム代、現像代がかさんでしまい、結局あまり使わなくなってしまいました。
しかしフジフイルムのGFXシステムを使ってから、中判システムに対する考えは大きく変わりました。
「GF23mm F4 R LM WR」のレンズを筆頭にLM(リニアモーター)を搭載しているレンズは特にピントがスムーズで、狙ったところにピタッと正確にピントを合わせる事ができます。
上記の写真にもあるような室内をフィルム機で撮影しようとすると、三脚が必要であったり、露出調整が必要だったりと気軽に撮影ができませんが、「GFX 50S II」と「 GF23mm F4 R LM WR 」の組み合わせであれば、サっと構えてシャッターを押すだけでその情景を綺麗に写真に残すことができるのです。
FUJIFILM GFX 50S II + GF23mm F4 R LM WR フィルムシミュレーション:ACROS イエロー
超広角レンズを中判機に装着して気軽にスナップ撮影ができる。この楽しみ方ができるのはGFXシステムだからこそだと感じます。
さらに被写体によってフィルムシミュレーションの設定を変えてみることで、自分のイメージした写真を具現化したり、想定していなかった写真が生まれたり、同じ被写体でも沢山の写真を楽しむことができます。
日によってフィルムシミュレーションの設定を固定にして一日ぶらりと歩いてみるのもまた一つの楽しみ方。中判カメラの楽しみ方を大きく広げたGFXシステムは感謝しきれません。
FUJIFILM GFX 50S II + GF23mm F4 R LM WR フィルムシミュレーション:ACROS レッド
超広角レンズは建築やダイナミックな風景撮影を撮るためのレンズ、というイメージを持つ方も多いかと思いますが、実はスナップ撮影にもおすすめできる画角です。
肉眼で見るよりダイナミックに情景を切り取るので、思いがけない一枚が撮れることも。標準レンズのように見たままを捉えるのも楽しいですが、新たな世界を切り開く超広角レンズで撮るスナップもまた趣があります。
モノクロで撮った一枚ですが、光と影の陰影の滑らかさ。椅子の細かな柄と絨毯の大きな柄の相対による奥行き、立体感の演出。
中判レンズ&超広角レンズだからこそ楽しめる一枚に仕上がりました。
FUJIFILM GFX 50S II + GF23mm F4 R LM WR フィルムシミュレーション:プロビア
歩いているとふと目に入ってきたクローバーたち。上から見下ろす形で撮影した一枚。
同じ緑色のようで、植物の種類や葉によって異なる色合いの差を感じることができます。
FUJIFILM GFX 50S II + GF23mm F4 R LM WR フィルムシミュレーション:プロビア
スマートフォンなどで植物を撮ると、肉眼で見たよりのっぺりしてしまったり、見たときの感動が上手く写真に反映されないと感じることがあるのですが、本機の組み合わせで撮影するとその時目で見た情景や雰囲気までしっかりと写し込んでくれるように感じます。
中判センサーならではの立体感、奥行き感は開放絞りF4で撮影することでより一層際立ちます。
開放絞り値から臆することなく撮影できるのは本レンズの描写が良いからこそ。シャッターを押す回数も自然と増えていきます。
FUJIFILM GFX 50S II + GF23mm F4 R LM WR フィルムシミュレーション:ベルビア
FUJIFILM GFX 50S II + GF23mm F4 R LM WR フィルムシミュレーション:ベルビア
「超極彩度」と紹介されるほどの高彩度を誇る「ベルビア」は個人的にも大好きな設定の一つ。
すっきりとした青空から、深緑の緑、カラフルな花々まで綺麗に表現してくれます。
ダイナミックな空の下に聳え立つビルや綺麗な花々を贅沢に1枚の写真に収められるのは超広角レンズだからこそ。一枚の写真にたくさんの要素を入れたくなってしまう私にとっては最高のレンズです。
FUJIFILM GFX 50S II + GF23mm F4 R LM WR フィルムシミュレーション:ベルビア
年代と共に徐々に黒ずんでいく壁や床と、色褪せずに残る鮮やかな青色のペンキの色。そして奥行の感じられる螺旋階段。
上から覗き込んだ瞬間に撮りたい!と思ってしまいました。
階段の一番下から差し込む出口の微細な光もしっかりと描写されていて、その先にどんな風景が広がっているんだろう?と想像力を掻き立てられます。
FUJIFILM GFX 50S II + GF23mm F4 R LM WR フィルムシミュレーション:クラシックネガ
最後は「65:24」というGFXシリーズやHASSELBLAD Xシリーズで選択できるパノラマの画角で撮影した一枚をご紹介します。
夜道を散歩していてふと横を向いてみると、日本にいるにもかかわらず海外にいるかのような情景が広がっており、横に広がりを持たせるために「65:24」をチョイスして撮影しました。
標準レンズであれば目の前のレストランがメインとなってしまいますが、「GF23mm F4 R LM WR」を装着していたので左側の洋風な建物までしっかりと入れ込むことができ、より異国感が感じられる一枚に。
超広角レンズをスナップで使う楽しさを再確認できた撮影でした。
FUJIFILM 「GFX 50S II」 と「GF23mm F4 R LM WR」 の写真を数多くご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
少し前のめりで「GF23mm F4 R LM WR 」の魅力を語ってしまいましたが、超広角の撮影は本当に楽しいので是非皆さんにも楽しんで頂きたいと思います。
GFXシステムを既に持っている方は勿論のこと、フルサイズセンサー機でも物足りなくなってきたな…と思っている皆様は特にGFXシリーズに挑戦してみて頂きたいです。
ちょうどこのタイミングで中古の決算セールを行っており、通常よりお買い得にご購入いただけます。
更にジャックスのショッピングクレジット60回払いという選択肢もございますので、中判システムの沼に飛び込むなら今!かもしれません。
春の綺麗な景色は是非GFXボディと本レンズで楽しんでみてください。
↓今がお買い得な「GF23mm F4 R LM WR 」中古レンズはこちらから↓
↓今回ご紹介したボディも中古品ございます!↓
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『SIGMA fp』に2月に新しく追加されたカラーモード「Warm Gold」と新レンズ『Art 50mm F1.4 DG DN』の組み合わせで撮影しました。
アスペクト比はシネスコ「21:9」を採用し、上下の切り取った部分は黒枠を追加してみました。とても良い組み合わせだなと思ったのでぜひご覧ください。
撮影を始めたのは15時半頃。春が近づきつつあるこの時期はまだ少し明るめですが、「Warm Gold」で撮ると暖色系の色調でもう少し日が傾いたように見えます。
家路につくまえのほんの少しのコーヒーブレイクタイム。陽が射しこんできて良い感じです。「21:9」で縦撮影をするのはあまりなかったのですが、やってみるとこれもこれで良いものです。
新しいカフェを探すのが好きでよく行くのですが、カフェでゆったりとした時間を過ごすということがなかなか出来ずに、いつも30分くらいで出てしまいます。もっとカフェタイムをうまく活用できるようになりたいものです。常連客とのやりとりなどが耳に入ってくると、そのお店の柔らかさというか過ごしやすさみたいなものを感じられて、とても良いなぁと思います。
椅子が好きなんだな、と自分の撮ってる写真を見返すと思います。というより静かな空間が好きなのかもしれません。静かな空間から想像するそこにあった「時間」が好きなんだと思います。
ストーリーを生み出す演出性と幅広いシーンで使える汎用性を兼ね備え、落ち着いたトーンと暖色系の色調で、メロウな雰囲気を演出するカラーモード「Warm Gold」。もちろんどんなシーンで使っても良いカラーモードだと思いますが、夕暮れ時前のこの黄金色の時間帯は、やっぱり相性が良いなと思いました。暖色寄りの色が好きな私にとっては嬉しいカラーモードでした。『SIGMA Art 50mm F1.4 DG DN』の写りも開放からシャープで非常に扱いやすいレンズでした。開放絞りでバシバシ撮ることに何の不安もありません。
少し雲の輪郭がはっきりしてきたなぁと思います。寒いのは嫌だなぁと思いつつもお気に入りのアウターを脱がなくてはいけない寂しさと、気が早いけれどこれからくる夏の暑さを想像しながら複雑な心境です。まあそんな先のことは考えず、まずは桜の開花を楽しみにすることにします。
帰り道、桜も少しずつ咲き始めていました。春と桜はもうすぐそこです。
『SONY α1』に組み合わせた『SIGMA Art 50mm F1.4 DG DN』の記事をKasyapaで公開しております。ぜひこちらも併せてご覧ください。
『Leica SL2-S』に組み合わせた『SIGMA Art 50mm F1.4 DG DN』の記事をKasyapaで公開しております。ぜひこちらも併せてご覧ください。

【FUJIFILM】俯瞰撮影に便利なレンズ・アクセサリー達で撮る水彩画
FUJIFILMFUJIFILM XF lensスタッフおすすめ機材マクロ撮影ミラーレス動画ミラーレス動画 フジフイルムX / GFX編動画撮影単焦点を楽しむ
先日、水彩画を再開してから改めて熱が入ってしまった筆者。
前回同様に「いつか撮りたい景色」をテーマに何を描こうかと、なんとはなくマップカメラの「StockShot」を眺めているとFUJIFILMフロアスタッフが撮影した下記ブログの写真がとても綺麗で是非いつか撮ってみたいと思い、描いてみました。
今回は下記の機材を使用して撮影しました。
・XF18mm F1.4 R LM WR
・XF60mm F2.4 R Macro
・FUJIFILM X-H2
・FUJIFILM X-T4
・SLIK スライディングアーム II
・Velbon クランプキットII
・NANLITE Pavotube II 6C RGBWW LEDライト 15-2017
※雲台に関しては既に生産完了しております3way雲台を使用しております
前回の撮影風景などは下記ブログを参照いただければと存じます。
・【FUJIFILM】X-H2とX-T4で撮る水彩画
前回は三脚を机の上に乗せるという無理矢理な撮影をしていましたが、「Velbon クランプキットII」を使用することで省スペースで撮影をすることが出来ました。
三脚を乗せての撮影だと三脚自体が邪魔でモニターを見ながら描くことが難しかったのですが、視界も動作範囲も広く取れるのでとても快適でした。
前回同様、描いている風景を俯瞰とマクロで撮影したのでよろしければご覧ください。
いかがでしたでしょうか。ここからは動画の切り抜きをご紹介させていただきます。
今回の絵は紫及び青系統の5色の絵具で描きました。
これはまだ乾いていない絵具を片側に寄せることで青空の濃い部分と薄い部分を作っています。
今回、俯瞰撮影に使用したレンズの画角は18mm。フルサイズ換算で27mmなので俯瞰撮影に適した画角です。
水彩画は「雲だから白」のように対象のイメージ色を描くのではなく、「見たままの色」を描くことがコツです。
そのため雲の暗い部分も単なるグレーというよりも少し青味がかったグレーで描いています。
「XF60mm F2.4 R Macro」はフルサイズ換算90mmなのでこういった俯瞰撮影時にはある程度の距離も稼げるので機材が写りこむことなく撮影することが可能です。
また、ポートレートにも最適な焦点距離でもあるので単純なマクロ撮影以外にも活躍してくれます。
「いつか撮りたい景色」をテーマに描きましたが、すでに季節は春。
今年の冬か来年の年明けに行けたらな、と思います。

【FUJIFILM】GFX 50S IIで撮影された「絶景写真」をご紹介!
event-campaignFUJIFILMFUJIFILM GFX seriesGFX50SIIスナップ作品紹介厳選アイテム旅
マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では毎日たくさんのお客様に作品をご投稿いただき、約33万枚の沢山の作品がシェアされております!
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください。
本日はご投稿いただいた『FUJIFILM GFX 50S II』の作品の中から6作品をご紹介!圧倒的な描写力を誇るラージフォーマットのボディを使い、どんな作品が撮れましたでしょうか。
【作品名】喝采 <投稿作品を見る>
【投稿者】nijiiro_X 様
【投稿者コメント】フィルムシミュレーション:クラシッククローム
【使用機材】FUJIFILM GFX50S II + フジノン GF35-70mm F4.5-5.6 WR
【作品名】無題 <投稿作品を見る>
【投稿者】bebe 様
【使用機材】FUJIFILM GFX50S II + フジノン GF35-70mm F4.5-5.6 WR
【作品名】ENDLESS STAIRCASE <投稿作品を見る>
【投稿者】Masashi 様
【投稿者コメント】ミュンヘンの一角に佇む作品。知る人ぞ知る造形物。雨上がりの朝、地面がほどよく湿っており、味わいのある雰囲気を醸していた。
【使用機材】FUJIFILM GFX50S II + フジノン GF35-70mm F4.5-5.6 WR
【作品名】アイリーン・ドナン城 <投稿作品を見る>
【投稿者】Masashi 様
【投稿者コメント】スコットランドで最も美しいとされる古城。スコットランドの自然観光で有名なスカイ島へ続く幹線道路沿いにあり、アクセスは良好。レストランやお土産屋さんも整っている。
【使用機材】FUJIFILM GFX50S II + フジノン GF35-70mm F4.5-5.6 WR
【作品名】美しき朝焼け <投稿作品を見る>
【投稿者】kaku 様
【使用機材】FUJIFILM GFX50S II + フジノン GF35-70mm F4.5-5.6 WR
【作品名】月あかり <投稿作品を見る>
【投稿者】HigeTaku 様
【投稿者コメント】寒さに凍えながら辿り着いた湖畔、氷のクラゲが月あかりに照らされていました。
【使用機材】FUJIFILM GFX50S II + フジノン GF23mm F4 R LM WR
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【Canon】春のカメラデビューは「EOS R6」で決まり!初代「EOS R6」の魅力に迫る
CanonCanon L lensEOS R6さくらスタッフおすすめ機材ズームレンズを楽しむペット/動物単焦点を楽しむ厳選アイテム夜景
みなさんこんにちは。
関東では3月に入ってから連日暖かな日が続き、春の陽気を感じるようになりました。
道をぶらぶら歩いていると、早咲きの桜が満開だったり、木の枝からは緑の葉の芽が姿をのぞかせ、歩いている人々もコートを脱いで春らしい洋服を着ていたり…。
少し外に出るだけで沢山の春を感じます。
このような季節感の変わり目を感じると「写真を撮りに行きたい!」と思う方も多いのではないでしょうか?。
筆者もその一人で、写真を撮りたい~!と思って外に飛び出しカメラ片手に色々撮影していると
「ああ、そろそろ新しい機材欲しいかも…。」と、撮影欲と合わせて物欲も沸々と湧いてきてしまいます。
そんな物欲を抱えながらマップカメラのサイトを眺めていた時、昔欲しいと思っていたCanon の「EOS R6」が目に入ってきました。
最近後継機の「EOS R6 Mark II」が発売され価格もこなれてきており、今が購入する絶好のチャンスなのかもしれない!!と自身の脳裏に物欲センサーが響きます。
後継機が出たとはいえまだまだ現役で大活躍できる「EOS R6」
今回はマップカメラスタッフが撮影した写真を参考にしながら「EOS R6」の魅力に迫ってみたいと思います。
EOS R6 + RF50mm F1.8 STM
まず「EOS R6」のおすすめポイントとして見逃せないのが「”最大8.0段”ボディ内手ブレ補正機構」が搭載されているところです。
Canon フルサイズミラーレス機の「EOS R」や「EOS RP」は手振れ補正が搭載されておらず、次世代である本機や「EOS R5」がボディ内手振れ補正のデビュー機。
初代とはいえ性能は抜かりなく、非常に高性能な手振れ補正機能がボディに内蔵されています。
「EOS R」や「EOS RP」もおすすめな機種ではありますが、個人的には難しい環境でも手振れを抑えてミスの少ない写真を「EOS R6」であれば撮影できるので、初心者の方にはとても心強い機能だと思っています。
EOS R6 + RF50mm F1.8 STM
先ほどからご紹介している写真に使われているレンズは、単焦点デビューレンズとして有名な「RF50mm F1.8 STM」
このレンズはレンズ内に手振れ補正が入っていないのですが、「EOS R6」ではボディ内手振れ補正が搭載されているので手振れ補正もばっちり。
手ごろな価格でありながら綺麗なボケ味を味わえ、本機との組み合わせであれば薄暗い環境下でも手振れを恐れることなく使用することができます。
EOS R6 + RF16mm F2.8 STM
EOS R6 + RF16mm F2.8 STM
風景や室内の撮影でおすすめの「RF16mm F2.8 STM」 も「EOS R6」と組み合わると軽くて持ちやすいサイズとなっており、ボディ内手振れ補正機能との相性が抜群なレンズです。
薄暗い室内の撮影や夜景などの撮影も手持ちで気軽に撮影することができるので、ついついシャッターを押す回数が増えてしまいそうです。
EOS R6 + RF100-500mm F4.5-7.1L IS USM
ボティ内手振れ補正に対応している手振れ補正(IS)付のRFレンズ(※対応レンズはこちらから)であれば協調補正が働き、レンズの特性に合わせて手振れ補正機能が調整されることで信頼度が上がります。
特に望遠域での撮影では手振れ補正の有無は大きな差となりますので、望遠域の写真も楽しみたい!という方にはおすすめです。
手頃な価格で導入しやすい「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」も協調補正の対象レンズとなっており、APS-C用レンズなのでクロップされてしまい画素数は少し落ちてしまいますが、運動会などピンポイントでの行事であれば十二分に活躍してくれます。このような選択肢を検討できるのも「EOS R6」ならではのメリットです。
EOS R6 + LAOWA Argus 35mm F0.95 FF RFマウント用
EOS R6 + LAOWA Argus 35mm F0.95 FF RFマウント用
EOS R6 + LAOWA Argus 35mm F0.95 FF RFマウント用
手振れ補正がボティ内に入っているのでサードパーティー系レンズ(他社製のレンズ)にも手振れ補正効果が得られ、ブレを気にせず撮影できるのも大きなメリットの一つ。
直接装着する事が出来るRFマウント用のサードパーティー系レンズはもちろんの事、マウントアダプターを使用して様々なオールドレンズを使用する際も思う存分撮影を楽しむことができます。
「EOS R6」を購入後、どのレンズを使ってみようかな?あれも…これも…と、様々な組み合わせで悩むことができるのは、本機を手に入れたからこそ味わえる贅沢な悩みかもしれません。
EOS R6 + RF100-500mm F4.5-7.1L IS USM
「EOS R6 Mark II」と比べるとAF性能が劣っているのでは?と思われがちですが、そんなことはありません。
AF性能についても上位機種に匹敵し、非常に信頼のおけるものになっています。
動いている被写体に対してもしっかりとAFが追従、ピンボケすることなく撮影を行う事が出来ます。
Canon EOS R6 + EF600mm F4L IS III USM(マウントアダプター使用)
極端な作例になってしまいますが、動きの非常に速いモータースポーツをマウントアダプターを介して装着したレンズで撮影した場合でもキビキビと高速なAFを楽しむことができます。
通常マウントアダプターを着用するとAFが遅くなるというイメージがありますが、さすが「EOS R6」。そんな素振りは微塵も感じさせません。
もちろん純正同士の組み合わせであり「マウントアダプター EF-EOS R」の完成度の高さあってこそですが、その性能を活かし切ることができるのは「EOS R6」自体の性能が高い証でもあります。
EOS R6 + RF35mm F1.8 マクロ IS STM
もちろん人物を対象とした瞳AFや動物(基本的には犬・猫・鳥)を対象とした瞳AFも搭載されており、簡単にピントを合わせることができます。
家族写真やポートレート撮影など人物を撮影する際、自動的に瞳にピントを合わせてくれるので、カメラにあまり慣れていない方の強い味方となってくれます。
そのほかにも愛犬や愛猫などのペットの撮影でも瞳AFが使用できるので、「EOS R6」一台で家族の思い出を簡単綺麗に残すことができます。
ちなみにうさぎにもしっかりと反応するなど、動物瞳AFの適用範囲はカタログスペック以上なので、動物園などでも大活躍してくれること間違いなしです。
EOS R6 + RF24-105mm F4L IS USM
EOS R6 + RF24-105mm F4L IS USM
EOS R6 + RF100mm F2.8 L MACRO IS USM
「EOS R6」は大型のフルサイズセンサーを搭載しており、この部分も大きなおすすめポイントの一つとなっています。
大型のフルサイズセンサーのメリットは色々とあるのですが、まず色や明るさの表現の幅の広さが挙げられます。
影の部分にもしっかりと質感が残っていたり、曇天の空の微妙な色の変化も肉眼で見たかのような描写できているのはセンサーの性能が高いからこそ。
綺麗な風景などを撮影すると、おお…!と思わずため息をついてしまうような写真を残してくれます。
EOS R6 + RF35mm F1.8 マクロ IS STM
スマートフォンで夜景や薄暗い室内の写真を撮るとノイズが発生してしまったり、のっぺりとしてしまうという経験をされた方も多いのではないでしょうか?
この暗い被写体を撮影する際の画質はセンサーサイズが大きく関係しており、「EOS R6」で撮影するとビシっと綺麗な写真を撮影することができます。
特にこの暗いところの画質の差はスマートフォンやコンパクトデジタルカメラに対して明確なメリットを感じることができるので、暗い環境でも綺麗に撮りたい!という方には是非フルサイズセンサーが搭載されているカメラを使ってみてください。
EOS R6 + RF70-200mm F4 L IS USM
EOS R6 + RF100mm F2.8 L MACRO IS USM
レンズ交換式カメラで求められる「ボケ味」についてもフルサイズセンサー搭載の「EOS R6」は抜かりなし。
とろけるようなボケ、遠近感、立体感を一度味わってしまうと病みつきに。つい自分がプロになったかのような錯覚に陥ってしまいます。
EOS R6 + RF50mm F1.8 STM
EOS R6 + RF50mm F1.8 STM
EOS R6 + RF50mm F1.8 STM
先に挙げた単焦点レンズデビューにおすすめの「 RF50mm F1.8 STM」でも思う存分ボケを活かした写真を楽しむことができます。
フルサイズカメラはハードルが高い…と感じる方も多いかと思いますが、Canon RFレンズには多数のレンズラインナップが準備されており、「EOS R6」ならすべてのレンズを思う存分楽しむことができます。
さらにマウントアダプターを使用すれば選択肢も無限大!
手振れ補正×上位機種並みの高性能AF×フルサイズセンサー、すべてが詰まった「EOS R6」は非常におすすめな1台です。
初心者の方にはもちろんのこと、サブ機としてもおすすめの「EOS R6」
現在実施している決算セールの対象商品であれば中古品で22万円を切る金額となっており(2023/3/12現在)、発売時30万円を超える価格だったことを考えると非常にお買い得となっています。
性能についても申し分なく、「EOS R6」はCanonのミラーレス機機の中でもコスパが最も良いカメラといても過言ではないかもしれません。
是非皆様におすすめしたい一台です。
↓本ブログでご紹介した作例の撮影に使用したレンズはこちら↓

2023年3月18日発売予定、Leica『ズミクロン SL35mm F2.0 ASPH.』『ズミクロン SL50mm F2.0 ASPH.』で実際に撮影した写真を交えながら、外観や使用感を紹介します。最後までお楽しみください!
本編映像
ズミクロン SL35mm F2.0 ASPH.
「アポズミクロン SL35mm F2.0 ASPH.」(750g)と比較すると、重さが402gと非常に軽量であることも特長。
SLシステムの中で最もコンパクトで軽量なレンズのひとつです。24cmまでの接写撮影など、普段使いから旅行まで、静止画・動画撮影ともにあらゆるシーンで活躍します。
ズミクロン SL50mm F2.0 ASPH.
オールラウンドな焦点距離、そしてわずか402gという非常に小型・軽量のため、旅行や日常のあらゆる撮影シーンに対応します。
動画チャプター
00:00 オープニング
01:04 外観紹介(SL35mm F2.0 ASPH.)
04:00 外観紹介(SL50mm F2.0 ASPH.)
07:10 外観比較(LUMIX Sシリーズレンズ)
09:29 カメラに装着(SL2-S)
11:14 作品紹介
20:42 総評
21:41 エンディング
新開発のリニアダイレクトドライブ方式により、高速、スムーズかつ静音性に優れたフォーカス機能を実現した新レンズ、静止画・動画オールマイティに使えるのでオススメです。

連日のように暖かな日が続くようになり、春の訪れも間近に感じます。
近所の公園では早咲きの桜が咲いているようなので向かってみることにしました。
今回は「EOS R10 RF-S18-150 IS STM レンズキット」をメインにしつつ、「銘匠光学 TTArtisan 50mm F2 (キヤノンRF用) 」もカバンの片隅に忍ばせて向かいます。
「EOS R10」は2022年7月に発売したエントリーからハイアマチュアユーザー向けのAPS-C サイズセンサー搭載ミラーレスカメラです。小型で軽量なボディは取り回しやすく、グリップ部分も深めで手が滑るなんてこともありません。キットレンズは35mm判換算で29-240mmと広角から望遠域までカバーしており、特に旅、スポーツ、鉄道撮影といったシーンに最適です。
早咲きの桜はちょうど見ごろを迎え、天気は優れませんでしたが日曜の午後だけあり、スマホやカメラを構えた家族連れの方も多く見かけました。
1本だけ生えてきていた土筆。桜が咲くとつい上ばかり見上げてしまいがちですが、足元にも春が訪れていました。
どちらも望遠側150mm(換算240mm)の絞り開放での撮影ですが、十分にボケてくれています。
そして小さいながら存在感のあるクロッカス。カラフルな色彩が目を楽しませてくれます。
こちらも望遠側でシャッターをきったヒヨドリの群れ。これ以上近付くと逃げ出すだろうといったシチュエーションで望遠ズームレンズが活躍してくれました。
少し横道にそれた林道ではガサッ、ガサッと定期的な音が聞こえてきました。どうやらハトが食事中のようです。
ここの林道は落ち葉も多く、ハトに限らず野鳥の餌場のようなので撮影の際は寄るようにしています。
先に撮影した桜より薄い色合いの桜も咲いていました。
この公園では早咲きのオオカンザクラとカワヅサクラが植えられているようで、どちらも見ごろといった風情です。
前ボケを意識しつつハイキー気味に撮影。
花の色がいい具合にとけていかにも春といった雰囲気になりました。
こちらは100mm(35mm判換算160mm)開放で撮影。桜はこの時期の定番だからこそ様々な撮り方をしたくなります。
日差しが弱いためか木漏れ日が薄く柔らかな丸ボケとなってくれました。
ここからは「銘匠光学 TTArtisan 50mm F2 (キヤノンRF用) 」を装着して撮影した画像を続けます。フルサイズセンサーに対応したコンパクトなマニュアルフォーカス単焦点レンズで、APS-C サイズセンサーの「EOS R10」では換算80mm の中望遠レンズとして使用できます。重厚感のある金属外装は絞りの操作やピントリング操作も楽しませてくれる要素となります。
こちらの公園では江戸時代中期から末期に建てられた古民家を移築復元し、建物や当時の家具などを展示しています。
また2月下旬から3月上旬までひな壇とつるし雛を展示しているようでした。学生の頃に授業でつるし雛を作ったことがありますが、それぞれ縁起のいい意味・由来があって奥深かった覚えがあります。
当時の生活を思わせる展示です。ちなみに撮影では便利な機能であるMFピーキングを使用しました。この機能はピントが合った被写体の輪郭を色つきの強調表示にすることでピント合わせをしやすくすることができます。輪郭の検出感度のレベル(2段階)や色(3種類)も選択可能です。
園内の桜は見ごたえ抜群でシャッターをきる手が止まらなくなります。
また園内では和菓子の販売もあったので桜餅をいただきながらのんびりとした時間を過ごせました。
カメラをお供にする散歩が楽しい季節、これからはもう少し頻度を上げていこうかと思います。

【SONY】α7CとTKJ散策
快晴の予報にふと思い立ち、築地へ繰り出してきました。
携帯しやすいコンデジでもと思いましたが、多少のグリップ感もある軽量なフルサイズミラーレスと考え、
SONY α7C ズームレンズキットが今日のお供です。
日比谷線の築地駅1番口から出ると観光客が集まっているのを見かけ境内へ。
小春日和の暖かさに上着を脱ぎ自然と涼しげな雰囲気のある勝鬨橋方面へ。
隅田川を挟みぐるりと一周。
佃大橋からの一枚。
ミツバチも精力的に活動中。
最後に終着点の築地川公園で一枚。
欲を言えばレンズはもっと望遠レンズが欲しい場面もありましたが軽くて十分撮影欲を満たせた一品でした。
暖かくなり活動的になる季節。ちょっとした撮影に軽量なフルサイズミラーレスはいかがでしょうか。

【SONY】のくとんさんぽ 35mm F1.5
Voigtlanderから発売されているNOKTONシリーズはF1.5以下の明るいレンズにつけられる総称です。
今回はVoigtlander NOKTON Vintage Line 35mm F1.5 Asphericalと散歩をした話です。
近くの庭園へ。コントラストが高く全体的にシャープな画作りです。
最近のコシナはノクトン ヴィンテージ ラインをはじめ、「よく写るのに外観はクラシック」というオールドレンズユーザーの心をつかんで離さない製品を次々に発表しています。
思い返せばNOKTON 50mm F1もかなりコントラストが高く、ボケ味もクセの無い非常に良いレンズでした。
開放では若干の周辺減光が発生しますが、35mmという準広角であれば被写体をより目立たせるのに良さそうです。
後編集は無し、フリンジ無し、問題なし。
撮って出しから高水準の一枚を出してくれる間違いのない一本です。
少しだけクロップしました。
ボディがSONY α7RIIIの為、可能な限りISOは下げたい。しかしながらF1のような柔らかめの描写ではなくパキッと写したい、そんな時に活躍してくれる一本だと感じました。
NOKTONの名に相応しい、夜間に強いレンズです。
MC(マルチコーティング)なので逆光耐性は現代レンズ並です。
ゴーストは抑え、フレアは必要最小限にとどめてくれました。
さんぽのお供にのくとんを。
今回はVoigtlander NOKTON Vintage Line 35mm F1.5 Asphericalとお届けしました。

【FUJIFILM】あの夏のクラシックネガを思い出す
このところ、春の到来を思わせるような陽気が続いています。
そろそろ写真を撮りに出かけたい、その前にSDカードの整理を…と家で写真整理を行っていました。
その中で、去年の夏に撮った写真が懐かしかったので少し振り返ろうと思います。
この日、撮影に臨んだ機材は『FUJIFILM GFX 50S II』に『FUJIFILM フジノン GF100-200mm F5.6 R LM OIS WR』という組み合わせ。中判デジタルと望遠ズームをこの暑い中持ち歩くなんて!と最初は思ったものですが、実際に手にしてみるとフルサイズ機とそんなに変わらない重量・サイズ感にビックリ。これなら全然撮り歩いてもへこたれません。何より撮れる画が非常に好みでどんどんと撮っていきたくなります。
中判らしい緻密な描写に、フジフイルムの色味を掛け合わせることで自分だけの一枚を探求できます。海沿いの空気に合わせてフィルムシミュレーション「ノスタルジック・ネガ」を積極的に使って撮影しました。自分は山深い海なし県の出身で、自分の原風景に海は出てきません。だからこそ「海沿いに生まれてたら、夏休みはこんなところで過ごしていたのだろうか」なんてイメージを落とし込んでみたのです。
味変ということでモノクロのフィルムシミュレーション「ACROS」も挟んで撮りました。白く輝く波と強い日光が落とさせる影。その対比が美しく感じます。
春もまだなのに、通り越して夏に思いをはせるのも面白いなと思いながらこれにて振り返り終了です。季節によって表情を変える海、一番親和性が良く感じるのは夏ですが今年は春の海も写真で楽しみたいと思います。その時はどこで、どんなフィルムシミュレーションを使ってみようか。いまから想像するだけでワクワクします。