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【SONY】のくとんさんぽ 35mm F1.5

Voigtlanderから発売されているNOKTONシリーズはF1.5以下の明るいレンズにつけられる総称です。

今回はVoigtlander NOKTON Vintage Line 35mm F1.5 Asphericalと散歩をした話です。

 

近くの庭園へ。コントラストが高く全体的にシャープな画作りです。

最近のコシナはノクトン ヴィンテージ ラインをはじめ、「よく写るのに外観はクラシック」というオールドレンズユーザーの心をつかんで離さない製品を次々に発表しています。

思い返せばNOKTON 50mm F1もかなりコントラストが高く、ボケ味もクセの無い非常に良いレンズでした。

 

開放では若干の周辺減光が発生しますが、35mmという準広角であれば被写体をより目立たせるのに良さそうです。

 

後編集は無し、フリンジ無し、問題なし。

撮って出しから高水準の一枚を出してくれる間違いのない一本です。

 

少しだけクロップしました。

ボディがSONY α7RIIIの為、可能な限りISOは下げたい。しかしながらF1のような柔らかめの描写ではなくパキッと写したい、そんな時に活躍してくれる一本だと感じました。

NOKTONの名に相応しい、夜間に強いレンズです。

 

MC(マルチコーティング)なので逆光耐性は現代レンズ並です。

ゴーストは抑え、フレアは必要最小限にとどめてくれました。

 

さんぽのお供にのくとんを。

今回はVoigtlander NOKTON Vintage Line 35mm F1.5 Asphericalとお届けしました。

 

 

 

 

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. SONY | 掲載日時:23年03月11日 16時45分 ]

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【FUJIFILM】あの夏のクラシックネガを思い出す

【FUJIFILM】あの夏のクラシックネガを思い出す

このところ、春の到来を思わせるような陽気が続いています。
そろそろ写真を撮りに出かけたい、その前にSDカードの整理を…と家で写真整理を行っていました。
その中で、去年の夏に撮った写真が懐かしかったので少し振り返ろうと思います。

この日、撮影に臨んだ機材は『FUJIFILM GFX 50S II』に『FUJIFILM フジノン GF100-200mm F5.6 R LM OIS WR』という組み合わせ。中判デジタルと望遠ズームをこの暑い中持ち歩くなんて!と最初は思ったものですが、実際に手にしてみるとフルサイズ機とそんなに変わらない重量・サイズ感にビックリ。これなら全然撮り歩いてもへこたれません。何より撮れる画が非常に好みでどんどんと撮っていきたくなります。

中判らしい緻密な描写に、フジフイルムの色味を掛け合わせることで自分だけの一枚を探求できます。海沿いの空気に合わせてフィルムシミュレーション「ノスタルジック・ネガ」を積極的に使って撮影しました。自分は山深い海なし県の出身で、自分の原風景に海は出てきません。だからこそ「海沿いに生まれてたら、夏休みはこんなところで過ごしていたのだろうか」なんてイメージを落とし込んでみたのです。

味変ということでモノクロのフィルムシミュレーション「ACROS」も挟んで撮りました。白く輝く波と強い日光が落とさせる影。その対比が美しく感じます。

春もまだなのに、通り越して夏に思いをはせるのも面白いなと思いながらこれにて振り返り終了です。季節によって表情を変える海、一番親和性が良く感じるのは夏ですが今年は春の海も写真で楽しみたいと思います。その時はどこで、どんなフィルムシミュレーションを使ってみようか。いまから想像するだけでワクワクします。



[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:23年03月11日 10時33分 ]

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2023年2月 新品・中古デジタルカメラ人気ランキング

新品デジカメ2月ランキング
1位 Panasonic LUMIX S5II ミラーレス一眼カメラ
2位 Canon EOS R6 Mark II ミラーレス一眼カメラ
3位 Nikon Z9 ミラーレス一眼カメラ
4位 SONY α7RV ミラーレス一眼カメラ
5位 Canon EOS R7 ミラーレス一眼カメラ
6位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ
7位 OM SYSTEM OM-1 ミラーレス一眼カメラ
8位 Leica Q2 コンパクトデジタルカメラ
9位 Canon EOS R10 ミラーレス一眼カメラ
10位 Canon EOS RP ミラーレス一眼カメラ


Panasonic LUMIX S5II
4年ぶりのリアル開催となったCP+2023が行われた2月、新たな銘機が登場しました。
2月16日発売の『Panasonic LUMIX S5II』が、2位に3倍以上の大差をつけて初登場1位を獲得。
ランキングにPanasonicの名前が挙がるのは久し振りな気がします。調べてみると、2022年5月に5位に入ったLUMIX DC-GH6以来でした。
さらに、私がこのコーナーを担当して8年ほどになりますがPanasonicのカメラが新品部門で1位を獲得したという記憶がなく、半ば意地になって過去を遡ってみました。結果、2009年9月発売のDMC-GF1が2010年11月に1位を獲得して以来のことになるようです。なんと12年3ヶ月ぶり!(タイトルはずっと不変なので、皆様も『StockShot』の検索欄で「新品・中古デジタルカメラ人気ランキング」と検索をかけていただくと2007年3月まで遡ることが可能です。)
しかし、今回のLUMIX S5IIはそんな快挙を成し遂げるに相応しいカメラです。

新開発の2420万画素フルサイズCMOSセンサーと、高ビットレートの動画を高速演算処理可能な新世代ヴィーナスエンジンを搭載。そして何より待望の「像面位相差AF」をLUMIXカメラで初めて採用、高い描写力と高精度のAF追従性能の両立を実現しました。
Panasonicと言えば動画撮影性能に定評があるカメラ作りが得意で、かつては動画撮影を主とするクリエーターたちの御用達という印象がありました。ところが最近では他メーカーの躍進に追いつくことができず、完全に後塵を拝する形に、結果としてランキングでは忘れ去られた存在となってしまっていました。
今回のLUMIX S5IIは、そんなPanasonicにとってまさに起死回生の1台となりました。新機種として発表された時まず話題になったのが「像面位相差AF」の採用。位相差検出式の高速性とコントラスト検出式の精度の高さを併せ持つAFをLUMIXカメラで初めて採用したことで、離れつつあったユーザーを引き留めただけでなく新規のユーザーの獲得にも成功したようです。
それは販売数の内訳でも分かります。LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6とLUMIX S 50mm F1.8を組み合わせたダブルレンズキットの販売数が、ボディ単体の倍以上という結果になりました。買い替えの方より新規にSシリーズを始める方が多いようです。
さらにそんな新規ユーザーの購入の後押しとなっているのが、その驚きの価格設定。ダブルレンズキットとLUMIX S 20-60mm F3.5-5.6のみの標準ズームレンズキットの価格差は僅か2万円弱。つまり標準レンズ1本がその価格ということです。ボディ単体と比べてもおよそ5万円ほどで2本のレンズを手に入れることができる計算になります。新規ユーザーにとってはまさに嬉しい限り。ただ残念ながら、人気が高すぎてダブルレンズキットは現在「お取り寄せ」に。このまま躍進を維持できるかは、他メーカー同様その供給力にかかっているようです。

歴史的な(?)出来事に少し話が長くなってしまいました。あらためてランキングを見ていきましょう。
2位に『Canon EOS R6 MarkII』。3ヶ月連続1位は逃しましたが、安定した人気を誇ります。供給も前回よりは回復傾向にあるようで、1位返り咲きも十分に狙える位置にいます。

3位に『Nikon Z9』。2位とは少し差が開きましたが、こちらも好調です。60万円を超えるフラッグシップカメラがランキングの常連になり、それも上位に位置しているというのは思えばすごいことです。
ライバルであるCanonのEOS R3は、昨年10月8位ランクイン以来10位以内から遠ざかっています。(今回は同数12位。)
同クラス対決はここのところNikonが優勢ですが、そのNikonはZ9の孤軍奮闘状態に陥っています。
前回Z9を上回る2位に入ったZ5は、キャッシュバックキャンペーンも終了しランクダウン、今回は同数12位という結果に。発売から時間も経っていますし、キャンペーンなどの手を借りないとランキング復帰は難しそうです。
中級クラス機の名がここ数ヶ月ランキングに挙がってこないNikon、Z9頼みが続いてしまうのでしょうか。

4位は『SONY α7RV』。前回9位とランキングを大幅に落とし早くも息切れかと心配しましたが、また息を吹き返してきました。
6位に入ったロングセラー機『α7IV』に倣って、長くSONYを支える存在となってほしいところです。

5位に『EOS R7』、9位『EOS R10』、10位『EOS RP』と、結果としてCanonは今回のランキングに4機種を入れています。
昨年、半ばから後半にかけて怒涛の勢いを誇ったCanon。ただ人気機種が供給不足になり、その勢いをそがれていました。
12月EOS R6 Mark IIの登場、そして他機種も供給が安定してきたこともあり、また復調の兆しが見えてきました。

逆に供給不足の泥沼にどっぷりつかってしまっている感があるのがFUJIFILM。
昨年11月に同月発売のSONY α7RVを倍以上引き離して華々しく初登場1位を飾ったX-T5ですが、前回1月は大きく順位を落とし8位、今回はついにランク外に沈んでしまいました。
勿論人気が落ちたのではなく、メーカーの深刻な供給不足が原因です。
長く人気を保っているX-S10も相変わらず供給が安定せず、こちらもランク外に。
FUJIFILMでは以前、人気の高かったX-E4やX-T30IIといった機種が供給不足が解消することなく生産終了になってしまったケースもあります。X-S10が同様のことにならないか、心配する声も聞かれます。
X-T5もまだ十分に上位を狙える機種、一刻も早く事態が好転することを望みます。

7位に昨年3月発売の『OM SYSTEM OM-1』が、その6月8位以来のランクイン。
2月8日からメーカーのキャッシュバックキャンペーンが始まったこともあり、人気が再燃してきました。
以前のようにフルサイズ機ばかりがランキングを占めていたような現象は今ではなく、APS-Cサイズ機も台頭しています。
これを機会により機動力の高いマイクロフォーサーズ機の存在も、見直されることを期待しましょう。

新品ランキング最後の紹介は、8位の『Leica Q2』。前回4位に入り衝撃を与えたカメラが再びランクイン。
この人気は本物か、なんて書くとLeicaマニアに怒られてしまうかもしれませんが、かく言う私もLeicaファンの一人。ですので、1位のLUMIX S5IIと同じく過去に遡って解説しましょう。
2019年3月発売のQ2、Leicaの通例と言いますか、発売当初はご予約を多くいただいたにもかかわらず品薄状況が続きました。全世界的人気を誇り、日本に供給される数も限られてしまうのですから、致し方ないところでもあります。
その3ヶ月後の6月、供給も増え10位に初ランクイン。この時も大変驚いたのを記憶しています。
さらに翌月は8位に。あのLeicaのカメラが2ヶ月連続でランキングに名を連ねるなんて歴史的な大事件といえることでした。
さて、今回の件に話を戻します。前の時と同様に2ヶ月連続となりますが、今回は発売から約4年が経っています。しかも前回1月はなんと4位にランキング。どれだけすごいことか、分かっていただけましたでしょうか。
この人気の理由は前回も述べました。1月20日メーカーの価格改定後も価格が変わらず、お得感が倍増したQ2 アウトレット品の存在がまず挙げられます。
そしてやはり外国人観光客の増加によるところも大きな要因と言えます。
彼らの中には旅行前からマップカメラの存在を知っていた方も多く、旅の目的地の一つとしてマップカメラ1階Leica Boutique MapCamera Shinjukuや地下1階ライカコーナーを訪れてくれる方も大変多くいらっしゃいます。
フロア内に外国語が響き渡り、外国のお店になってしまったような錯覚を覚えることも。その方たちからの問い合わせで特に多かったのがQ2でした。
手頃なサイズ感を持った大きさと重量、そして説明書がなくてもすぐに使いこなせる操作性の良さが人気で、購入後そのまま首から提げて帰られる方もいらっしゃいました。
残念ながら現在アウトレット品の販売は終了していますが、海外からのお客様はますます増えそうです。Q2の3ヶ月連続ランクインが見られるか、次回の新品ランキングも注目です。

 
 

中古デジカメ2月ランキング
1位 FUJIFILM X-T4 ミラーレス一眼カメラ
2位 Canon EOS R6 ミラーレス一眼カメラ
3位 SONY α7C ミラーレス一眼カメラ
4位 RICOH GR III コンパクトデジタルカメラ
5位 FUJIFILM X-S10 ミラーレス一眼カメラ
6位 SONY α7III ミラーレス一眼カメラ
7位 SONY α7IV ミラーレス一眼カメラ
8位 FUJIFILM X-T3 ミラーレス一眼カメラ
9位 Canon GR IIIx コンパクトデジタルカメラ
10位 Canon EOS 5D Mark IV デジタル一眼レフカメラ
10位 SONY α6400 ミラーレス一眼カメラ


FUJIFILM X-T4
新品ランキングでその窮地をお伝えしたFUJIFILMですが、中古ランキングでは一転、好調ぶりが際立っています。
『X-T4』が2ヶ月連続の1位獲得。前回は2位X-S10、3位SONY α7IVと僅差の首位でしたが、今回は2位に倍近い圧倒的な大差をつけての1位。
中古の商品数が豊富だったことに加え、下旬から決算セールが始まり、よりお買い得感が増したことも大きな要因。さらに新品ランキングでご紹介したようにX-T5が供給不足による品薄状態に陥り、入手可能でお得なX-T4に購入者の眼が向けられたこともあったようです。
ただこの2月にかなりの数の中古商品が売れてしまったこともあり、現在は大分商品数を減らしています。3ヶ月連続を狙うには、やはりX-T5が順調に供給されお買い替えが増えることが必要なようです。

2位に『Canon EOS R6』。昨年11月、12月と連続で1位を獲得しながら前回は4位に落ちてしまっていました。
今回、差をつけられたものの2位まで復帰。新品部門でEOS R6 Mark IIが好調なことを受け、R6の中古商品数もまだまだ潤沢ですので次回1位奪還も十分あり得ます。

3位は『SONY α7C』。昨年10月に中古ランキング1位を獲得、その後11月に6位になって以来ランク外に落ちていましたが、今回は上位に返り咲きしました。
人気ゆえに中古商品数が減少し順位を落としていた模様、今後も在庫数に左右されそうですが人気は維持しそうです。

4位に『RICOH GR III』、今回は9位『GR IIIx』とダブルでのランクインです。
相変わらず新品の供給が安定しないせいもあり、中古の販売数が伸びています。
陽気も暖かくなり散歩の機会も増える頃。ちょっとカバンに忍ばせるカメラとして最適なGRシリーズは今後どんな動向を見せるでしょうか。

X-T4で首位を獲ったFUJIFILMは、『X-S10』を5位、そして『X-T3』を8位と今回も3機種をランキングに入れてきました。
新品の供給不足が続く限り中古を購入するしか選択肢がなく、それゆえ中古ランキングで好調というのはやはり良い傾向とは言えない気がします。

対してSONYは、新品ランキングで安定した地位を占めながら、中古部門でも先のα7Cのほか、6位『α7III』、7位『α7IV』、同数10位に『α6400』と計4機種をランクイン。
ユーザーが順調に買い替えを行い、数も多く価格も下がった中古がまた売れるという、とても理想的な流れが出来ているよです。

中古部門最後は同数10位に入った『Canon EOS 5D Mark IV』。本当ギリギリのところで一眼レフ機が頑張ってくれています。
前回紹介した『Stock Shot』の連載ブログ「一眼レフという選択肢」も好評で、これを機に再び一眼レフ機を手にされた方もいらっしゃるとか。
一眼レフの灯を消さないためにも、まだ目にされていない方も是非一度ご購読を!

久しぶりのリアル開催で大いに盛り上がったCP+2023。実際に会場に足を運んだ方も多くいらっしゃることでしょう。(残念ながら行けなかった方も『StockShot』に特集記事が多く掲載されています。お読みになれば会場の雰囲気も感じ取れると思いますのでどうぞ。)
メーカー側もユーザーの皆様もこれまで閉じ込めていたものを一気に発散させるような活気にあふれ、会場の熱気たるや大変なものでした。今後のカメラ業界の盛り上がりに大いに期待したくなるような4日間、新たに欲しいカメラが増えてしまったなんて方も多いのでは?!
このランキングでも、これからどれだけの新しいカメラが登場しそれまでの人気機種としのぎを削るのか、本当に楽しみな限りです。皆様もどうぞご期待ください!!

[ Category:etc. | 掲載日時:23年03月10日 18時46分 ]

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【SONY】FE 70-200mm F2.8 GM OSS で撮影された「桜ポートレート」をご紹介!

マップカメラが運営するフォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」では毎日たくさんのお客様に作品をご投稿いただき、約33万枚の沢山の作品がシェアされております!
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください。

本日はご投稿いただいた『SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS』の作品の中から5作品をご紹介!ソニーが誇る大三元望遠ズームを使って、桜と一緒にどんなポートレートが撮れましたでしょうか。



【作品名】新生活 <投稿作品を見る

【投稿者】くるひび 様

【投稿者コメント】幼稚園の同級生
入学式後に集まって撮影会

【使用機材】SONY α7RIV + FE 70-200mm F2.8 GM OSS



【作品名】2021年の桜色 <投稿作品を見る

【投稿者】T.Terumi 様

【投稿者コメント】いつもより早めに咲いた今年の桜。緊急事態宣言解除の後に唯一みることのできた桜並木。10歳になった愛犬といつもの年より愛おしく、ゆっくり歩いた桜。忘れることのできない大切な思い出です。

【使用機材】SONY α7RIV + FE 70-200mm F2.8 GM OSS



【作品名】桜花爛漫 <投稿作品を見る

【投稿者】小粋 様

【投稿者コメント】地元の公園にて撮影

【使用機材】SONY α7RIII + FE 70-200mm F2.8 GM OSS



【作品名】かの女、大和の方を見やりて <投稿作品を見る

【投稿者】小粋 様

【投稿者コメント】近所の河川敷に咲く思川桜を背に撮影

【使用機材】SONY α7RIII + FE 70-200mm F2.8 GM OSS



【作品名】春の小川 <投稿作品を見る

【投稿者】jaywey 様

【使用機材】SONY α7III + FE 70-200mm F2.8 GM OSS


日々たくさんの素晴らしい作品をご投稿いただきありがとうございます!

日本や海外の風景写真はもちろん、ポートレートからストリートスナップ、飛行機や鉄道、モータースポーツまであらゆる作品とともに「世界地図から撮影したスポット」がシェアされているので様々な楽しみ方ができるコンテンツ。
年間を通してさまざまなフォトコンテストも実施しておりますので、お気に入りの作品を是非ご投稿ください!


現在開催中のフォトコンテストはフォトコンテスト一覧でご確認いただけます。

Leica Boutique MapCamera Shinjuku 10周年を記念して「過去・現在・未来」をテーマとした特別なフォトコンテスト「Leica Boutique MapCamera Shinjuku Photo Contest」を開催中。

投稿ジャンルは風景や日常スナップ、ポートレート、飛行機やモータースポーツなどお気に入りのお写真で奮ってご参加ください。
審査の対象となるカメラ機材はLeicaだけでなく、スマートフォンを除くすべてのカメラで撮影された作品が対象となります。


グランプリに輝いた1作品には、日々のフォトライフをより一層お愉しみ頂きたくマップカメラからLeica Q2 Reporterをプレゼント!


フォトシェアリングサイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」にぜひご参加ください!


商品レビューキャンペーンも開催中!ご参加お待ちしております。

[ Category:SONY | 掲載日時:23年03月10日 17時35分 ]

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【FUJIFILM】X-T3とXF70-300mm F4-5.6 R LM OIS WRで撮る筑波山

まだ肌寒さが残るちょうど今ぐらいの時期、筆者は良く山に登ります。

登るといっても良くてハイキング程度、ケーブルカーなどがある場合にはそれに乗って楽して登ります。
数年前なら必ず自身の足で登っていましたが、今では体力が衰えハイキングも一苦労、歳を感じます。

今回訪れたのは筑波山です。
山からの撮影といえば広角での撮影というイメージですが、今回は敢えて望遠ズームレンズを使用しています。

使用した機材は「X-T3」と「XF70-300mm F4-5.6 R LM OIS WR」です。

非常に気持ちのいい天気で青空がとても綺麗でした。
ただ残念ながら全体的には霞掛かっていたため遠くの方まで見渡すことは叶いませんでした。

筑波神社です。
ぶら下がっている大きな鈴が特徴的です。

苔むしていることが歴史を感じさせてくれます。

ちょうど梅の時期でぽつぽつと植えられており綺麗に咲いていました。

ケーブルカーから撮影した線路です。
圧縮効果も相まってかなり急な坂になっているように見えます。

山頂から見渡すと遠くに風力発電用の風車が頭を覗かせていました。
かなり遠い場所にありましたが、望遠ズームレンズを使用していたので大きく撮ることが出来ました。

そろそろ帰ろうかとケーブルカーの駅に向かっていると何やら上を向いている人がちらほら。
つられて私も見上げてみるとグライダーで飛んでいる人がいました。

こちらもかなり遠くを飛んでいましたが、望遠レンズのおかげで撮影することが出来ました。

最後に動画も撮影してきましたのでご覧いただければと存じます。

ボディ内には手ブレ補正がないので手ブレの不安がありました。
一部三脚を使用して撮影しているものの撮影環境上、ほとんどのシーンが手持ちでの撮影をしました。
しかし、レンズ側の手ブレ補正のおかげで手ブレすることなく動画の撮影が出来ました。

残念ながら遠方は霞掛かっており望遠ズームレンズの本領を100%発揮することが出来ませんでしたが、それでも風景撮影においても望遠レンズは活躍してくれることを実感いたしました。




[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:23年03月10日 17時00分 ]

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【Leica】240と歩む 1

これはM(Typ240)を購入し、のんびりと歩いていくお話です。

 

カラー写真用として新しくLeica M(Typ240)を迎え、初めての遠出です。

レンズは手持ちの物を使おうかとも思いましたが、迷った末にLight lens lab M35mm F2、通称周八枚をチョイス。

50mmはM3に任せ、0.68倍という少しゆとりのあるファインダーで世界を広く写していきたいと思います。

以前使った際にレンズの特徴は把握したので、その魅力をライカボディでも引き出せるよう頑張ります。

 

夜明け前のごく短い時間をブルーアワーというようです。夕暮れ時のマジックアワーは知っていましたが、知らないだけで何にでも名前がついているのだなぁという思いを強めました。

潤んだような滲みとその中に隠されたシャープなピントが非常に好印象です。

 

35mmというフレームに慣れず、きょろきょろと辺りを見回してはシャッターを切ってみることの繰り返し。

レンタカーに乗った時にミラーの位置を調整するような、新しい靴を履いた時にソールの硬さを確かめるような、そんな手探りの感覚も楽しみの一つです。

開放で撮影しましたが、被写体から背景まで全体的に被写界深度内に収まってくれています。

 

無意識にアンダーに振る癖がありますが、たまに気がついたようにオーバーに振ることもあります。

適正露出での撮影はほとんどしていないかもしれません。

筆者が純粋にアンダー気味の写真が好きだというのもありますが、M型デジタルはオーバーが飛びやすいというのも理由の一つです。

白飛びされると後編集で戻すのが非常に手間なので、可能な限りハイライトを飛ばさぬよう普段は暗め暗めに撮っています。

オーバーに振った事で差し込む光が木の優しい色味を強調してくれています。

 

何気なしに撮った一枚。

後から見返すと柔らかい光の中にほんの少しだけ虹色が混じっています。

手すりは光を受けて淡く滲み、上部は収差で崩れかけています。

いかにも古いレンズで撮りましたと言わんばかりの一枚。周八枚の実力です。

 

少し絞ってあげればキリッとした表情を見せてくれます。

空の色はパステルさが岩肌の荒々しい雰囲気との良い対比になってくれています。

 

ブルーアワーから始まり、最後はマジックアワーでお別れです。

雲の立体感、空のグラデーション、小波の輪郭。どれもが素晴らしいです。

 

35mmという画角を通して見る東北は、今まで見てきた50mmのそれとはまるで違うように見えました。

広いものをより広く写し、家で現像しているとその場の全てを持って帰ることが出来たような感覚になります。

しかし、広いだけにフレームに不必要な物が写っていることも多く、自分の至らなさも痛感しました。

50mmはM3に任せ、暫く35mmをつけて楽しんでみようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

[ Category:etc. Leica | 掲載日時:23年03月10日 13時00分 ]

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【Panasonic 】LUMIX S5が万能機な件。~レンズ組み合わせ編~

【Panasonic 】LUMIX S5が万能機な件。~レンズ組み合わせ編~

2023年2月16日、Panasonic から「描写力 × 像面位相差AFで新世代のフルサイズスタンダードを作り上げる。」LUMIX S5II が発売されました。

また、6月にはLUMIX S5IIXの発売が予定されています。

Panasonicで盛り上がりをみせているフルサイズミラーレス「LUMIX Sシリーズ」

そこで今回の連載ブログでは、現在発売されているLUMIX Sシリーズの中でも「LUMIX S5」にフォーカス。
実は、新製品の発売に伴い在庫が豊富になり、お求めやすい今がチャンスなのです。

フルサイズならではの描写力、魅力的な機能そしておすすめなレンズとの組み合わせも紹介していきます。
是非、ご覧ください。

今回は特に使用されることの多い24-70mm F2.8通しのレンズ三本を簡単に紹介していこうと思います。

まずはLeica バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.のご紹介です
こちらは2021/05/22に発売されたレンズです。
最短撮影距離:18-38cm
質量:約856g。
フィルター径:82mm
値段は張りますがなんといってもライカレンズ。質感が素晴らしく、所有欲を満たしてくれますし写りも申し分ありません。
バランスも良く、手に持つとすぐに馴染んでくれて非常に撮影がしやすいと感じました。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:100
使用機材:Panasonic LUMIX DC-S5 + Leica バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.

続いてはSIGMA Art 24-70mm F2.8 DG DN (ライカSL/TL用)のご紹介です。
こちらは2019/12/20に発売されたレンズです。
最短撮影距離:18-38cm
質量:835g
フィルター径:82mm
シグマのレンズはズームリングが他のメーカーとは逆になっているので気にされる方は注意が必要です。
値段を抑えつつもスペックは落としたくないという方にお勧めです。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:100
使用機材:Panasonic LUMIX DC-S5 +SIGMA Art 24-70mm F2.8 DG DN (ライカSL/TL用)

最後にご紹介するのはPanasonic LUMIX S PRO 24-70mm F2.8のレンズです。
こちらは2019/09/25に発売されたレンズです。
最短撮影距離はズームレンジ全域で0.37m
フィルター径:82mm
質量:約935g
使うならやっぱり純正。相性抜群のコンビで欲しいという方に手に取っていただけたらと思います。
三月から価格改定がされまして大変お求めやすくなりました。この機会に是非。

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:100
使用機材:Panasonic LUMIX DC-S5+ Panasonic LUMIX S PRO 24-70mm F2.8

ここからは使用機材:Panasonic LUMIX DC-S5 + Leica バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.撮って出しフォトスタイルはスタンダードでの作例をご紹介をさせて頂きます。

こういった彩ある風景を見ると春が近づいてくるのを感じます。梅も少しづつ咲いてきていました。風が強く吹いていたので髪がなびくような写真が撮れました。
この日は雲一つない快晴だったので下から煽って撮ってみました。青の色味もスッキリしていてとても好きな仕上がりになりました。


今回はS5との組み合わせでオススメレンズを三本を紹介させていただきました。
Lマウントアライアンスで三社のレンズがそれぞれのボディで使用できるとどのメーカーにしようか。という贅沢な悩みが生まれてしまいます。
どれもそれぞれ良さがあり決めるのも迷われるかと思います。
個人的にも甲乙つけがたく、悩んでしまいました。
その際にこちらのブログが参考になれば幸いです。

 

 

[ Category:etc. Leica Panasonic SIGMA | 掲載日時:23年03月09日 17時23分 ]

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【FUJIFILM】X-T4 × フィルムシミュレーションvol.7 ~モノクロ編~

【FUJIFILM】X-T4 × フィルムシミュレーションvol.7 ~モノクロ編~

X-T5が発売となった今、再度注目したいのがやはり「X-T4」。
アマチュアからプロフェッショナルまで幅広い層を満足させてくれるのが「X-T4」です。
そんな「X-T4」を使って本連載ブログではFUJIFILM担当スタッフが「X-T4」とFUJIFILMの代名詞でもある「フィルムシミュレーション」を組み合わせて撮影した写真や動画をご紹介させていただきます。

今回ご紹介させていただくフィルムシミュレーションは「モノクロ」です。

FUJIFILMの公式にて「モノクロ」は下記のように説明されています。

“モノクロ写真のモードです。通常のモノクロに加えて、コントラストを高める「イエロー(Ye)フィルター」「レッド(R)フィルター」、緑色を明るく・赤色を濃く表現する「グリーン(G)フィルター」を使ったように表現意図に合わせた画質調整が可能です。”

------------------------

モノクロのお供に選んだのは、少し広めな標準レンズとして使いやすい「フジノンXF23mm F2 R WR」です。
さっそくX-T4に装着して街へと繰り出しました。

モノクロといえばスナップ。
そんな決まりはないのですが、色彩に囚われない写真を楽しめるので気軽に始めることができます。
カラーだと差し色のない特に味気ない色味でもモノクロにすることで質感が強調されるのでなんだか味が出てきます。
あえてスローシャッターにして動きをプラスしてみました。
X-T4はボディ内手ブレ補正内蔵なので手ブレを最小限に抑えることができます。

X-T4には2種類の黒白のフィルムシミュレーションが搭載されています。
ACROS」と「モノクロ」です。
どちらも似たような色味ではありますが、モノクロの方がややコントラストが弱めに設定されているようです。
そのため写真が重くなりすぎないので場所や被写体を選ばず撮ることができます。

さて、そのような「モノクロ」のフィルムシミュレーションですが、中を見てみると「モノクロ」「モノクロ+イエロー」「モノクロ+レッド」「モノクロ+グリーン」の4種類あることが分かります。
特定の色の濃さや明るさを変更するもので、これによって狙った色合いを表現することができます。
上の写真の一部をそれぞれのフィルターを使用して比較してみましょう。

PROVIA

元の画像(標準/PROVIA)がこちらになります。
この色を覚えていただき下の画像をご覧ください。

手前側の靴の色合いはいずれも大きく変わりませんが、奥にある赤い靴の色の濃さがフィルターによって大きく変わっているのが分かります。
このように被写体の色に合わせて狙った風合いを出せるのが「モノクロ」の特徴なのです。

もう一枚比べてみましょう。

PROVIA

標準のPROVIAで撮影した山の写真もモノクロとその+のカラーによっても変化します。
実際に比べてみましょう。

モノクローム

モノクローム+イエロー

モノクローム+レッド

モノクローム+グリーン

ご覧のように山の木々の色合いや空の濃淡がモノクロ+のカラーによって変化しているのが見てとれます。
一見同じモノクロですが、違いを出せるのは面白いところです。

ピント面の自然なシャープさは残しつつ、淡いコントラストで使いやすいフィルムシミュレーション「モノクロ」
5軸・最大6.5段のボディ内手ブレ補正を備えた「X-T4」は、光学式の手ブレ補正機構(OIS)を搭載していないレンズと組み合わせてもしっかりと手ブレ補正が働くのでレンズを選ばず撮影を楽しむことができます。

------------------------

「モノクロ」

モノトーンの表現を活かした印象的な仕上がりの写真に適しているフィルムシミュレーション「モノクロ」。
色合いではなく色の濃淡や質感、それらを押し出したい時にオススメのフィルムシミュレーションです。

投稿時期に関しましては不定期ではございますが、次回以降は以下のフィルムシミュレーションを随時ご紹介させていただきます。

・PRO Neg.(Hi/Std)
・SEPIA

※ブログ掲載順は順不同でございます。

以下投稿済みのフィルムシミュレーションもご覧いただければ幸いです。

Velvia編

ETERNA シネマ / ETERNA ブリーチバイパス編

クラシックネガ編

ACROS(+Ye/R/G)編

ASTIA編

クラシッククローム編

本連載ブログにて各フィルムシミュレーションの特徴をお楽しみいただければと思いますので、また次回のブログをお待ちいただければと存じます。

 







[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:23年03月09日 12時00分 ]

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【Nikon】Z fcで味わう極上の銘玉「Voigtlander NOKTON D35mm F1.2」Vol.1

【Nikon】Z fcで味わう極上の銘玉「Voigtlander NOKTON D35mm F1.2」Vol.1

新たにブラックカラーが加わった「Nikon Z fc」。フィルム時代のFMシリーズの雰囲気をデジタルカメラで気軽に楽しむことができる人気の1台。
Nikon Zマウントには魅力的なオートフォーカスレンズがラインナップされていますが、せっかくなら「クラシックデザイン」なレンズを選びたいところ。

「Voigtlander」からリリースされるZfcにベストマッチなマニュアルフォーカスレンズの魅力を数回にわたって連載!ぜひお楽しみいただければとおもいます。


日差しが暖かく、気温も寒いということはなく良い写真撮影日和でした。
平日な上に夕方に差し掛かる午後の遅い時間の植物園は人がまばらです。
閉園時間まであまり猶予がなかったので、寄り道をせずに目的である温室に向かいました。


ここの温室はかなり大規模な温室になっていて、熱帯植物から砂漠の植物まで様々なものがあります。
熱帯植物が好きなので度々足を運んでいますが、タイミングが良いと果実をつけているバナナやジャスミンを見ることができます。
今日は残念ながら果実を見つけることはできなかったので明るいレンズのボケを楽しみながら気持ちの良いグリーンとアクセントになっていた花を撮影してきました。


巨大なゼンマイのような形状の不思議な植物。これは木の形状になるシダ植物の新芽らしいです。
つい気になって形状を眺めてしまうのですが、なぜかゾワゾワ鳥肌がたちそうになるのは私だけでしょうか…。


温室に入る日光を程よく遮ってくれる大きな葉っぱ。零れる光の描写がとても綺麗でした。
木々の間から入ってくる光がスパンコールのような玉ボケになります。
シャドウが強い部分はVoigtlanderのレンズらしいこってりとした色乗りのまま、キラキラと美しいボケが出るのは明るいNOKTONを冠するレンズならではです。

パウダーパフのような赤い花。開放でもピントが合っているところはとても鮮明に写します。
花に見える長く伸びた細い毛のような部分は、すべて雄しべでその根元の部分が花なのだそうです。

花が良く見えるようにクロップしてみましたが、雄しべの一つ一つもしっかり描写していることに驚きました。
良く写るレンズだなあと感心してしまいます。

ピントが合っている部分は柔らかくも鮮明。自然光に溶けるようにボケていく表現がとても心地良いです。
開放がF1.2ですのでピントを合わせるのに苦労するかなとも思ったのですが、使いにくさを感じることもありません。

5月頃の本番シーズンに向けて薔薇園では春の剪定作業が行われていました。
ツルっとしていて寂しく見える薔薇の木たちは、春は春で新芽をつけることで忙しいのです。

迫力のある大きさの「おばけススキ」なんて呼ばれているパンパスグラスです。
少し絞って撮影すると、フワフワとしていた手前ボケがなくなり素直な描写のレンズに早変わりします。
雰囲気がガラッと変わるので1つのレンズで多様な表現ができることがうれしいです。

出口に向かって歩いていると、漂ってくる甘い香り。
この香りはもしやと思い、誘われるように向かうと「うめ園」の看板を見つけました。
満開の梅園は、白や紅色、桃色の色とりどりの花で埋め尽くされていました。思いがけず、満開の梅を見れて少し得した気分です。

場所は変わって河川敷にきました。
川にかかる陸橋越しに見える空が色づいているのがわかります。

河川敷で眺める夕焼けなんていうのは、久しぶりでした。
思い切り絞って、夕焼けの姿を撮影します。Voigtlanderのレンズは、コントラストが高めで光の描写がとても美しいと思います。
そういう描写が似合うシーンに遭遇すると、絞って少し暗めな絵が撮りたくなるのです。

すっかり日が暮れて、NOKTONの名前の由来である「夜でも撮れる明るいレンズ」を体験します。
光の滲み方がしっとりとして、程よい艶感を感じる絵になりました。

影の落ち方すら雰囲気のある描写にしてくれます。
昼の撮影も、夜の撮影も、多様な描写表現ができる使いやすいマニュアル単焦点です。

楽しい1本ですので、ぜひ使ってみて下さい!

使用機材はこちらです!

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. Nikon | 掲載日時:23年03月09日 10時30分 ]

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【Insta360】土手を動画でハイテンションに散歩する

【Insta360】土手を動画でハイテンションに散歩する

360度のカメラに可能性を感じながら日々を生きている筆者は今回『Insta360 ONE RS 1-Inch 360 Edition』を手に取って散歩に行ってきました。
行先は梅林公園。春の息吹を感じるため、桜に先行して咲く梅の花を見るべく赴いた動画がこちらとなります。

どうでしょう。ただ普通に土手を歩いているだけなのにこの躍動感。12分の散歩を約1分に凝縮した結果がこれです。
Insta360はアプリの編集機能が充実していて、撮影後がとても面白いのです。このほかにも様々な演出がAI編集によって行えるので、撮った後も色々な見せ方が楽しめます。

今回も私の方では一切手を加えておらず、360度の映像をAIがカメラワークを自動で編集し、上記の画像のようにハイスピードを演出するために画像の周辺がい勢いよくブレているような演出が加えられておりました。本当によくできているなと感心させられます。

上記のような回転もこちらが意図してやっているわけではなく、ダイナミックな演出としてAIが加えてくれたわけです。
演出の追加などはどうしても人の手が入った時の若干の違和感が出てくることが多いのですが、自動で自然に導入されていることに技術の進歩を感じました。

ちなみに動画内でも上記の場所に梅の花(0:54)と椿の花(1:09)が映っているのですが、ブレるエフェクトがかかったせいでまるで見えません。実際にその時に撮影した梅と椿を下記のブログに掲載しておりますので、動画の後半と合わせて見ていただくとどこで撮ったのか分かって面白いかもしれません。

【RICOH】GR IIIで撮る今年の梅の花

今回使用したのはONE RS 1-Inch 360 Editionですが、編集アプリ自体は他のInsta360の機種でも利用できます。
是非、Insta360製品を購入してハイクオリティな動画作りに挑戦してみてください。

[ Category:etc. | 掲載日時:23年03月08日 18時31分 ]

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【SONY】α7Cと春を探しに行く

とある休日、春めいてきた井の頭公園へ。

散歩のお供はフルサイズながら軽量なα7Cと、どの画角でも均一の高い解像感を出せるArt 24-70mm F2.8 DG DNのセットです。

気ままに大きな池沿いを歩いていきます。
土曜日だったこともあって、公園内はたくさんの人たちで賑わっていました。


池のほとりに弁天様がいました。
小さなお社ですが豊かな自然に囲まれ、多くの人から愛されているのが伝わってきます。

春の訪れ…を味わうつもりでしたが、歩いていると少し汗ばんでくるくらいの快晴でした。
でもこれくらいの季節が一番写真を撮りに出かけたくなります。

きれいに咲いていた梅で少し早めの春をおすそ分けします。

これからの季節、ぜひ散歩のお供にα7Cはいかがでしょう。

▼今回使用した機材はこちら▼




▼関連する機材はこちら▼



[ Category:SIGMA SONY | 掲載日時:23年03月08日 17時00分 ]

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【OM SYSTEM】春シーズン到来!OM-5で春を撮る

3月に突入し、春の暖かな陽気が感じられるようになってきました。
冬の冷たく澄んだ空気の中での撮影も楽しいですが、やはり筆者は暖かく過ごしやすい気候が1番好きです。
今回は春シーズン到来!ということで、この春から一眼カメラを始めたい方や、カメラを新調しようと考えられている方におすすめのミラーレス一眼カメラをご紹介いたします。


OM SYSTEM OM-5 × M.ZUIKO DIGITAL ED14-150mm F4.0-5.6 II

ご紹介するカメラは2022年11月にOM SYSTEMから登場した「OM-5」です。
クラシックな見た目で小柄な手にもしっかりと馴染むグリップ感と、
IP53対応の防塵・防滴設計・5軸手ぶれ補正などの高性能を備え、携帯性に優れた小型軽量システムのミラーレス一眼カメラです。
メーカーが謳う「あなたのアドベンチャーの相棒に。」という言葉のとおり、いろんな場所に持ち歩きたくなる機能と操作性が備わっています。
今回はレンズキットとしても発売しているM.ZUIKO DIGITAL ED14-150mm F4.0-5.6 IIを組み合わせて、春の被写体を探しに行ってまいりました。


この時期は河津桜や梅花が見ごろです。
少し時期が過ぎてしまったかも…と思いましたが、訪れた先ではとても綺麗に咲いていました。


多重露光の機能で遊んでみました。
まず1枚目は画面全体に桜を撮影し、2枚目は少しだけ位置をずらしました。
まるで満開の桜が咲いたような華やかな画になりました。


こちらは4:3で撮影した元画像を16:9にトリミングしました。
きゅっと纏まり感が出て、いい雰囲気に仕上がりました。

OM-5には、複数枚の画像を合成して約5000万画素の高解像画像を生成する「手持ちハイレゾショット」や、
「ライブバルブ」「インターバル撮影/タイムラプス動画」「フォーカスブラケット」「HDR」「カラークリエーター」「アートフィルター」「フィッシュアイ補正」など、さまざまな機能がこの小さなボディにぎっしりと搭載されています。

・・・

OLYMPUSといえば、多彩なアートフィルターが搭載されていることも魅力のひとつ。
OM SYSTEMにブランドネームを変更後も、その機能は健在です。
種類が豊富なので正直どのフィルターを使用しようか悩んでしまうこともしばしば。
そんなときにはART BKT(アートブラケット)という機能が非常に便利です。

ART BKT(アートブラケット)とは…1回の撮影であらかじめ設定したアートフィルターを使った、複数の画像がまとめて記録できる機能。


今回は6種類のアートフィルターを選びました。
1回のシャッターで、フィルターなしの元画像を含めて7枚の画像が生成されます。
どのフィルターも魅力的ですが、その中でも自分好みのフィルターを探す手段としてこの機能を試してみるのも良いかもしれません。
今回生成された画像の中で、筆者はネオノスタルジーが特にお気に入りです。


ここで羽織っていたコートのポケットに忍ばせていたM.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroを取り出してレンズをチェンジしました。
お花の撮影といえば、やはりマクロレンズは最高に楽しいです。
取り扱いには要注意ですが、ポケットに入ってしまう小柄なサイズ感、そして手軽さは、マイクロフォーサーズにしか引き出せない魅力なのではないかと思います。

・・・

現在、OM-5のフラッグシップ機である「OM SYSTEM OM-1」の新レンズキット「12-40mm F2.8 PRO II キット」の発売を記念して、
「OM SYSTEM OM-1」「OM SYSTEM OM-5」購入者に最大40,000円をキャッシュバックする「OM SYSTEM スプリングキャンペーン」が開催中です!

この春に新たな相棒を見つける良い機会です。
いつもよりお得に購入できる、この機会をお見逃しなく!

◆ OM SYSTEM スプリングキャンペーン対象品はこちら ◆

※対象品は新品に限ります。

◆ 筆者も愛用しているおすすめのカメラアクセサリーはこちら ◆

[ Category:OLYMPUS & OM SYSTEM | 掲載日時:23年03月07日 17時17分 ]

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【CP+2023番外編】マップカメラ直撃レポート!(アクセサリー番外編)

【CP+2023番外編】マップカメラ直撃レポート!(アクセサリー番外編)

2023年2月23日~26日まで開催されていた「CP+2023」
約4年ぶりのリアル開催となる今回は各メーカーもブースにかける想い、気合の入り用がいつもとは違います。
新製品の展示からハンズオン・撮影ブースまで多種多様。
今回は番外編をお送りいたします。ぜひ動画をご覧ください!

 本編映像

 動画チャプター

00:00 オープニング
00:40 peak design (ピークデザイン)
01:51 WANDRD(ワンダード)
02:48 LightPix Labs (ライトピックスラボ)
03:31 Phottix (フォティックス)
05:17 SLIK (スリック)
07:16 ケンコー・トキナー フィルター
09:10 FUJIFILM (フジフイルム) チェキ instaX
11:34 日本学生写真部連盟
12:54 総評・エンディング

各ブース様々な展示があって見ごたえがありました。
動画概要欄もぜひご覧ください。

【CP+2023】マップカメラ直撃レポート!(Canon・FUJIFILM・TAMRON)

【CP+2023】マップカメラ直撃レポート!(Nikon・SIGMA)

【CP+2023】マップカメラ直撃レポート!(MARUMI・COSINA)

【CP+2023】マップカメラ直撃レポート!(OM SYSTEM・LUMIX・SONY)

次回CP+2024は、2024年2月22日から25日まで開催の予定、また来年もCP+取材をお楽しみに!

[ Category:etc. | 掲載日時:23年03月07日 13時23分 ]

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【FUJIFILM】フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS でスナップ撮影

【FUJIFILM】フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS でスナップ撮影

『FUJIFILM フジノン XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS』でスナップ撮影してきました。

本屋さんの店頭に可愛らしい絵と植物が飾られていました。
黒目が下にあり本を見ている猫のイラストと思ったのですが、だんだん笑っている目元のようにも見えてきて不思議な絵です。

反射が好きです。
ツルツルした面にピカピカした光がキラキラと。
光源があるとなおさら光って心地よいです。

屋根の柄が影となって落ちていました。
そこまで計算された設計なのでしょう。
いまの仕事に就いていなかったら設計士になりたかったです。

黄色と灰色という組み合わせはおしゃれ上級者。
きっと廃棄物が入っているのだと思うのですが、なんだかおしゃれな感じがしてしまいシャッターを切りました。

重力で少し垂れて「バイバイ」と手を振っているような植物。
かなりアップで撮っています。
これはひとつひとつが別の葉っぱなのでしょうか。
変わった造りをしています。
精細に写るレンズのおかげで、撮った後でそんな発見がありました。

いかがでしたでしょうか。
10年以上前に発売されたレンズですがとてもよく写ることに驚きます。
愛用中の方もいらっしゃるかと思いますが、もしお使いになったことがなければぜひ使ってみていただきたいレンズです。

▼ 使用機材はこちら ▼

[ Category:FUJIFILM | 掲載日時:23年03月07日 12時29分 ]

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【Nikon】あまりの薄さに驚き!「NIKKOR Z 26mm F2.8」の魅力を動画で紹介

【Nikon】あまりの薄さに驚き!「NIKKOR Z 26mm F2.8」の魅力を動画で紹介

2023年3月3日発売!注目のパンケーキレンズ『Nikon NIKKOR Z 26mm F2.8』を、実際に撮影した写真を交えながら外観や使用感を紹介します。最後までお楽しみください!

 本編映像

 

  NIKKOR Z 26mm F2.8

NIKKOR Z レンズ史上最薄・最軽量でありながら、画質とデザイン性までを追求したスナップ撮影の愉しさ膨らむパンケーキレンズ。

毎日ミラーレスカメラを持ち歩き、常に撮影機会を狙う方に最適な、携行性、画質、デザイン性を追求した焦点距離26mmの広角単焦点レンズです。高い光学性能、2.8の明るい開放F値、高速高精度なAF機構や防塵・防滴に配慮した設計など、小型軽量ながらも高性能。ストリートスナップやポートレート、風景撮影など、さまざまなシーンや被写体をクリエイティブな作品に仕上げることができます。

なんと言っても磨きのかかったコンパクトさに目を奪われます。同じくZシリーズの広角単焦点である「Nikon NIKKOR Z28mm F2.8」と比較すると全長は約半分といったところでしょうか。また、フィルム時代の人気レンズで、ニコンのパンケーキレンズと言えば、でお馴染みの 「Nikon Ai Nikkor 45mm F2.8P」とも比較してみました。もちろん単純な薄さでは「Nikon Ai Nikkor 45mm F2.8P」に軍配が上がるものの、レンズ内にAF用のアクチュエーターなど各機構を内蔵しながら、MFレンズに肉薄する薄さを実現している点に驚きです。

 動画チャプター

00:00 オープニング
00:56 外観紹介
05:29 カメラとの組み合わせ
07:09 作例を紹介
12:27 総評
12:55 エンディング

動画内ではさらに細かく『Nikon NIKKOR Z 26mm F2.8』の魅力を語り合っています。作例なども盛りだくさんですので、是非ご覧ください。

レンズの魅力に迫る!開発者インタビューも公開中です。

【Nikon開発者インタビュー】話題のパンケーキレンズ「NIKKOR Z 26mm F2.8」魅力に迫る!

▼今回紹介した商品はこちら▼

[ Category:Nikon | 掲載日時:23年03月06日 19時33分 ]

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【Leica】春旅に連れて行くカメラは「Q2」で決まり!北陸編

【Leica】春旅に連れて行くカメラは「Q2」で決まり!北陸編

連載中の「カメラを愉しむ」 vol.79は、「春旅に連れて行くカメラはLeica Q2で決まり!北陸編」をご紹介いたします。

3月に入り少しづつ寒さも和らいでくるとやりたくなること、それが『春旅』。
自由自在なクロップ撮影で交換レンズ不要なLeica Q2とお財布をバッグにいれて、さぁ出発!

宿泊先や行き先はその時の感性で決めて行きたいので、旅の目的やディティールだけをザックリ決めて車を走らせます。たどり着いたのは福井県。穏やかな波と潮風のかおりに癒されます。

静止画だと伝わりにくい情景もあると思いますので、動画モードに切り替えて動画撮影。Leicaでも気軽に動画撮影ができるのはとても嬉しいポイントです。

冬の日本海は荒々しい雰囲気があるものですが、この日はとても穏やかでした。

釣り人たちもポカポカ陽気で気持ちよさそうでした。

福井から少し移動をして鯖江駅に到着。鯖江市といえば国内シェア約96%を誇るあの道具の産地としても有名!

そう、メガネの生産地としてとても有名な場所。筆者はメガネコレクターでもあり一度は見学したいと思っていためがねミュージアムへ足を運びました。

海外製のメガネフレームも何本かコレクションしているのですが、日本人の骨格にあわずやっぱり「鯖江のメガネ」がNO.1と実感いたします。

メガネのルーツや製造工程、歴史的な名作、そしてメガネがトレードマークの芸能人の愛用メガネが展示されていたりと非常に楽しめました。

べっ甲で作られたフレーム、とても歴史的な逸品ではありますが斬新かつ加工技術の高さに驚かされます。

色々見学していくうちに、メガネ愛が更に高まって参りました。

ミュージアムの片隅に目をやると、何やら親しみのある道具たちが並んでおりました。職業柄眺めているだけでもテンションが上がってしまいます。

さて、日も暮れてきたので金沢に移動。

日中の金沢も勿論ステキですが、金沢のゴールデンタイムは「夕刻」という持論があります。

歴史的な街並みが、日が暮れていくにつれて1つ1つ玄関の灯りが灯されていく。

ほとんど観光客がいなくなったその日常風景がとても素敵です。

遠目からでもお米屋さんがある事が分かる斬新な暖簾を見つけ思わずシャッターを切りました。

露出に悩みがちなシーンですが、ダイナミックレンジの広さでオシャレな室内の電灯を理想通りに表現することができました。

さて、金沢のひがし茶屋の街並みを歩いていると1軒1軒「軒先」にとあるものが祀られていることに気が付きました。大根?納豆?近づいてみるとその正体はとうもろこし。

これは門守という風習とのことで、とうもろこしの様に豆が多いものを飾ることで「まめまめしく健康に働ける」、絹糸と呼ばれる髭の様な部分は「儲け・厄除け」になると飾られているそうです。

カメラを片手にファインダーを覗くから新しい発見がある。ぜひ旅のお供にコダワリのLeica Q2を手にしてみてはいかがでしょうか。

 

ただいまLeica Boutique MapCamera Shinjuku 10周年を記念した特別なフォトコンテストを開催中。グランプリには、賞品としてLeica Q2 Reporterが贈られます!ぜひこの機会にご参加ください!

[ Category:Leica | 掲載日時:23年03月06日 18時00分 ]

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【SONY】FE24-105mm F4 G OSSの魅力を再発見

SONY FE24-105mm F4 G OSSは2017年11月25日に発売されました。
執筆時点の2023年から遡ること約5年ほど前のレンズになります。

発売当初はEマウントでは待望の24-105mmだったので、新品は品切れ状態が続き
約1年ほどは予約をしないと買えないレンズとなっていました。

広角24mmから中望遠105mmまでを含むズームレンズは、カバーしている画角が非常に使いやすい領域にまとめられているので
標準ズームの最初の1本として選ばれることも多いレンズです。

今でこそ標準ズームレンズの選択肢が広がったEマウントですが、なぜ今も選ばれ続けているのか。
その魅力を探るため、比較レンズと共に撮影に出かけました。

まずは基本スペックから振り返ってみましょう
型名 :SEL24105G
レンズマウント :ソニー Eマウント
対応撮像画面サイズ :35mmフルサイズ
レンズ構成 (群-枚) :14-17
絞り羽根 (枚) :9
最短撮影距離 (m) :0.38
最大撮影倍率 (倍) :0.31
フィルター径 (mm) :77
外形寸法 最大径x長さ (mm) :83.4 x 113.3
質量 約 (g) :663

寸法や質量、最短撮影距離などは使いやすい値にまとめられています。
開放値がF4と大げさすぎないのも無理なく設計をまとめられる理由になります。

特に本レンズの最大の特徴は24mmから105mmという「一番よく使用する焦点距離範囲をカバー」していることです。
レンズの設計によっては広角側が28mmから始まるものもあります、広角の数ミリはかなり撮影範囲が変わるので
かならず24mmからが必要条件となる場合があります。
また、望遠側が70mm前後だと思ったより寄りきれないと感じることもあります。
その両方をカバーしているのが24-105mmというちょうどよいズーム域です。

画角のカバー範囲の違いを比べるため比較用レンズを用意しました。
TAMRON 28-75mm F2.8 DiIII RXD / Model A036SFです。

こちらのレンズは2018年発売、TAMRONのF2.8通しの標準ズームレンズです。
現在は生産を完了し、現行はG2と呼ばれる改良型が生産されています。
コスパの良い初期型は現在でも人気なレンズとなっています。

まずは広角側の比較です。

TAMRON 28-75mm F2.8 DiIII RXD / Model A036SF (28mm撮影)

SONY FE24-105mm F4 G OSS (24mm撮影)

数値上だとわずか4mmの差ですが、実際に撮影するとかなり画角の違いを感じます。
写真の左右に移る建物の範囲が24mmの方が広く撮影できていることがわかります。
風景撮影などではこの数mm差で必要な範囲を切り取ることができるか、できないかが変わってきます。

どちらも絞りF4での撮影です。F2.8から絞り込んだタムロンレンズは解像力の向上が見られます。
ですが、比較のFE24-105mm F4 G OSSは開放F4からこの解像力です。こまかな建造物の線の再現性も高いと言えます。
木の枝にはフリンジが見えますが、これらも絞りこめば改善されます。
特に風景撮影では絞りこむことがほとんどなので、24mm広角側はそれによりバランスがとられています。

次に50mmでの比較です。

TAMRON 28-75mm F2.8 DiIII RXD / Model A036SF (50mm撮影)

SONY FE24-105mm F4 G OSS (50mm撮影)

今回もF4統一での比較です。
FE24-105mm F4 G OSSを解放F4、50mmの描写はなかなかのものです。
タムロンと比べるとビルの壁面の発色傾向がニュートラルなのがわかります。
ソニーのレンズは全般的にニュートラルな発色傾向なので、見た目そのままの色再現に近いと言えます。

最後に望遠端での比較です。

TAMRON 28-75mm F2.8 DiIII RXD / Model A036SF (75mm撮影)

SONY FE24-105mm F4 G OSS (105mm撮影)

タムロンは75mm、ソニーは105mmとテレ端のカバー範囲が30mm違います。
一般的には70mm前後が標準ズームレンズのテレ端のカバー範囲であることがほとんどです。
ですが、70mm前後だと被写体によってはもう少し寄りきれないと思うことも多いと思います。
かといって、望遠ズームを足すと70-200帯から始まり、まず荷物が増えることはもちろん
中望遠以下の焦点距離を使用する際にはレンズの交換が必要になります。
24-105であればレンズ交換をすることなく、広角から中望遠までを広くカバーできることが人気の理由です。

さらに望遠域を延長する便利な機能が『APS-Cクロップ』です。
ボディ側の機能として備わっているもので、フルサイズボディでAPS-C用レンズを使用する際に使われる機能です。
ですが、フルサイズレンズでも使用することができ、デジタル的にではありますが、焦点距離を1.5倍にすることができます。

SONY FE24-105mm F4 G OSS (105mm撮影)

上の写真は105mm端での撮影画像です。
ここで『APS-Cクロップ』をONにすると

SONY FE24-105mm F4 G OSS (105mm撮影+APS-Cクロップ)

ここまでズームすることができます。1.5倍なので約157mmとなります。
クロップ機能も視野に含めると24mm-157mmとかなりの高倍率で、かつF4通しという驚異的なスペックとなります。
ただし、クロップ機能を使用すると画素数がおよそ半減します。
センサーの使用領域を狭める都合上仕方のないことではあります。
ですが、α7のシリーズでもRのつく高画素シリーズであれば、画素数の半減があっても十分な数を担保できるので
クロップ機能を使用するときには積極的に高画素機を選びたくなります。

α7RIIIであれば、中古相場も安定してきているので、価格と性能のバランスが良いと言えます。

動画撮影においても本レンズの魅力が十分に発揮されます。
上の動画をご覧ください。
フォーカス移動による画角変動、いわゆる「ブリージング」に対する補正です。
現行の一部機種ではブリージング補正をボディ側からかけることもできますが、本レンズはもとよりブリージングが出づらいレンズとなっています。
上記の動画もボディのブリージング補正機能には頼らず、レンズ単体での能力を見ていただいております。
フォーカスモーターも静粛なので、フォーカス移動によるモーター音も極力小さくなっています。

FE24-105mm F4 G OSSの素晴らしい魅力を再発見することができました。
α7シリーズをご検討中の方は是非FE24-105mm F4 G OSSを最初の1本として。
または、ズームレンズの買い増しご検討中の方にも広くおススメできます。

[ Category:SONY | 掲載日時:23年03月06日 17時00分 ]

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【Canon】EOS R5 Cの説明書 Vol.2 スチル編

【Canon】EOS R5 Cの説明書 Vol.2 スチル編

Canon伝統の「5」を冠した最高峰の実用機EOS R5と動画制作機の雄、シネマEOSのボディが合体したまさに夢のカメラ、EOS R5 C しかし業務用の部分が多い反面使用レビューなども少なく、検討されている方も導入に悩むことも多いのではないでしょうか。 今回は江戸時代の蘭学者、杉田玄白が日本語に訳した医学書「解体新書」の如くじっくりとEOS R5Cについて解説していきたいと思います。 敷居が高いと思われがちなシネマEOSですが、編集を前提とした撮影においては非常に使いやすく細かな設定ができるため今から映像制作を始めたいという方にもおすすめな一台です。 Vol.1にてシネマEOS メニューと一般的なEOS シリーズのメニューを切り替えができるということを説明させていただきました! 今回はスチル編!ということで写真を撮ってみました。  

Canon EOS R5 C + Canon RF24-70mm F2.8 L IS USM

写真(スチル)モードの機能はEOS R5と同様のものとなっており、最高約20コマ/秒を誇る高速連写とそれにこたえるAF性能を有しております。 この写真もふとした瞬間に鵜が目の前に現れとっさにカメラを構え撮影したカットです。メカシャッターの12コマ連写を使用しました。 AFの食いつきが非常に良く、普段MFでしか撮影しない筆者にとって衝撃でした。 この日は曇りでしたので色が上手く出ませんでしたのでモノクロで仕上げましたが、微ぶれも相まってドキュメンタリーチックに仕上がりました。

動画機だけでなく、写真機としても遜色がなく使える本機。 しかも画素数は約4500万画素。

下の写真はJPEGから切り出しましたが、破綻も少なくデータの余裕差が伺えます。

切り出した元のデータはこちら。

Canon EOS R5 C + Canon RF100-400mm F5.6-8 IS USM

Canon EOS R5 C + Canon RF100-400mm F5.6-8 IS USM

RF100-400mm F5.6-8 IS USMは近接撮影能力も高く、400mmでもかなり近寄って撮影することができます。

これは1.5mほど離れた先にあるローズマリーを400mmで目いっぱい寄って撮影した写真です。撮影倍率などの難しいことを意識することなく、使用したときに直感で「あ!寄れる!」と感じて頂けるようなレンズです。

 

やはり400mmクラスの望遠レンズで撮影したいのが圧縮効果を効かせた写真。

Canon EOS R5 C + Canon RF100-400mm F5.6-8 IS USM

普段よく使っている28mmでは豆粒くらいにしか写せない夕陽も街並みと合わせてダイナミックに写し出すことができました。

100mm~400mmのレンジがどのようなものかというと…。

Canon EOS R5 C + Canon RF100-400mm F5.6-8 IS USM 100mm

ここから・・・

Canon EOS R5 C + Canon RF100-400mm F5.6-8 IS USM 400mm

ここまで大きく写すことができるのです!

また、このレンズの凄いところは近接撮影能力だけでなく、サイズ感もそのひとつです。

こちらのブログで比較しています。ぜひご覧ください。

 

この夕陽を映像で残すか、写真で残すか。

Canon EOS R5 C + Canon RF100-400mm F5.6-8 IS USM

いずれにしてもハイクオリティに記録することができるこのEOS R5 Cは今の時代にぴったりのカメラなのかもしれません。

 

現在、新規購入を検討している方に嬉しいお知らせ!
2023年2月10日より「EOS R5」や今回ご紹介した「RF24-70mm F2.8 L IS USM」、「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」など合計18製品を対象にメーカーキャッシュバックキャンペーンが開催されております。

対象購入期間中に対象商品を購入し、応募した方全員に指定金額分がギフトカードで還元されます。
キャンペーン開催までもうすぐ!EOS R5は3万円キャッシュバック対象に入っていますので、お得に購入することができるこのチャンスをお見逃しなく!

 

対象商品はこちら!


[ Category:Canon | 掲載日時:23年03月05日 16時00分 ]

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【SONY】総重量676g!α7Cに合わせたいオススメレンズ!~Part.9~

もっと自由なフルサイズへ。

本体重量はバッテリーとメモリー込みで509g!
ボディ内に手ブレ補正を搭載しているフルサイズカメラの中では最小・最軽量であるSONYのα7C

そんな小型・軽量のα7CにピッタリなレンズをSONYスタッフがご紹介いたします。
気軽に持ち出せる!軽くて使いやすい!をテーマにレンズを選びましたのでカメラデビューやレンズ選びの参考にしていただければと思います!


今回ご紹介するのはコチラ「α7C × FE 28-60mm F4-5.6」
二つ合わせての重量はなんと676g!

このSEL2860、なんとα7Cのレンズキットを購入すると付いてくる標準レンズとなります。
沈胴式のボディを採用しており焦点距離は28-60mm、F値は4‐5.6となっております。連載9回目にしてついに付属レンズを取り上げるに至りました。

レンズの大きさはα7Cに合うように小型・軽量で設計されており沈胴させた時のコンパクトさは、単焦点レンズと相違ないほどです。

FE 28-60mm F4-5.6 / 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:400

レンズキットに付属してくるレンズ、いわゆるキットレンズなどと呼ばれているレンズはよく分からないから「とりあえず」買っておくレンズ。初めてだから「とりあえず」キットレンズでいいや。といった具合にあまり積極的に選択肢に挙がることが少ないレンズです。
一般的に単焦点や通しのズームレンズに比べるとランクや描写が一段下がる印象があるからではないでしょうか。
しかし、最初に結論から申し上げてしまうとSEL2860は変な歪みや収差がほとんど見受けられない、癖のない非常に使いやすいズームレンズだと感じました。

FE 28-60mm F4-5.6 / 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/30秒 / ISO:400

FE 28-60mm F4-5.6 / 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:3200

テストシャッターを何枚か撮り、そのまま明治神宮へ。
平日ではありましたが多くの観光客の方がおり、とても賑わっておりました。一枚目の鳥居の写真、背景にある枝あたりは明暗差が大きい部分なので少しパープルフリンジが出ていますが描写は概ね良好ではないでしょうか。木製の鳥居の質感をしっかりと描写しているのがこの写真でも分かります。

FE 28-60mm F4-5.6 / 絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:2500

FE 28-60mm F4-5.6 / 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:5000

FE 28-60mm F4-5.6 / 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:6400

続いて、今回の本命である代々木公園に河津桜を撮りに行きました。代々木駅から出て、明治神宮に向かいそのまま境内を歩き原宿方面へと出るルートで歩きました。40分近く歩くような形になりましたが、持ち出したレンズの組み合わせが軽快で長時間歩いてもカメラの重さは全く苦に感じませんでした。
一枚目が28mm、二枚目と三枚目を60mmの焦点距離にして撮影を行いました。一本のレンズでここまで表現に幅を付けられるのはズームレンズならでは。60mmの焦点距離であればこのように最短撮影距離付近まで近づけるとF5.6でもしっかりしたボケ感を演出出来ます。

今回はあいにくの曇天で、露出が均一なのは有難かったのですが、やはりISOが上がり気味になってしまうのが気になってしまいます。
三枚目の河津桜の写真、手ブレをしにくくするためにシャッタースピードを1/160まで上げていたのでISO6400になっておりました。しかしどうでしょう、多少ざらつきはあれど目立つようなノイズはほとんど見受けられませんでした。α7Cの高いノイズ耐性のおかげでこのような環境でも気にせず撮影出来ました。

FE 28-60mm F4-5.6 / 絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:1250

28mmのパースを活かして、カメラを真上に向けて河津桜が全体に写るように撮影。少し散り始めていましたがまだたくさん残っていたのでボリューム感ある写真が撮れました。

FE 28-60mm F4-5.6 / 絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:4000

FE 28-60mm F4-5.6 / 絞り:F10 / シャッタースピード:4秒 / ISO:100

いかがでしょうか。
キットレンズとはいえ、2020年に発売された比較的新しいレンズなので、写りに特別不満を感じるシーンがありませんでした。
ズームレンズのいいところは自分で被写体を見つけたその場でカメラを向けて撮影するときに画角の微調整が利く点です。自分にとってしっくり来る画角をズーム可能な範囲内で探ることが出来るのが最大の魅力です。
ここから自身のお気に入りの画角が見つかってから、単焦点を買う。なんてことも出来ますし、その方がお財布に優しいと思います。
レンズどうしようと悩んでいる方、これからカメラ始める方にSEL2860「とりあえず」買っても間違いはないレンズかなと感じました。
SONYにはこれ以外にも小型・軽量レンズを多数展開しております。引き続きオススメのレンズを紹介していきますのでお楽しみに!

▼α7C以外のαとの組み合わせをご検討中の方はこちら▼

▼α7C以外のαと中古のこのレンズの組み合わせをご検討中の方はこちら▼

[ Category:SONY | 掲載日時:23年03月05日 15時01分 ]

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【Nikon】最強のスナップレンズ「NIKKOR Z 26mm F2.8」

2023年3月3日発売となった「NIKKOR Z 26mm F2.8」
Zマウントシリーズ待望のパンケーキレンズの登場です。
重さはわずか125g。
全長もたったの23.5mmしかありません。
カメラに装着していてもレンズをつけている感覚は全くしませんでした。
今回はカメラにつけっぱなしレンズとしてもスナップシューターのお供としても有能な本レンズをカメラに装着して街に繰り出してみました。

まずはNikon Zシリーズ、最軽量カメラの「Z30」との組み合わせです。

焦点距離は26mm。
今では馴染みの多いであろうスマートフォンのカメラの画角に近い焦点距離です。
一方でAPS-Cセンサーの「Z30」に装着した場合は35mm判換算39mmとなります。

いわゆる標準レンズに近い39mm。
目で見た景色をそのままカメラで切り取ることが出来ます。

最短撮影距離は0.2m。
被写体にグッと近づくことが可能なので遠近感やボケ感を出しやすく、簡単に携帯端末とは違う自然なカメラらしい表現が可能です。

フォーカシングに関しては全体繰り出し方式を採用し、近接撮影時に6mmほど前玉が繰り出します。
AF方式にはステッピングモーター(STM)が使われ、スナップで重要な速写性を損ないません。

スナップとなると余計なものを削ぎ落としてモノクロで撮りたくもなってしまいます。
コントラストが比較的はっきりしているためモノクロとの相性も良さそうです。
今回はZ30のボディ内で選択することが出来るピクチャーコントロール「カーボン」で撮影を行いました。
色情報が削られることでより”質感”が浮き出てきたように思います。

辺りが次第に暗くなってくる頃、
ボディを「Z30」から「Z6II」に替えて本来の26mmとして「NIKKOR Z 26mm F2.8」を使っていきます。

Z6IIはカメラ内手ブレ補正内蔵で暗所にも強いピント合わせとフルサイズセンサーならではの高感度耐性に優れたボディ。
Z30の時もレンズの存在感を忘れてしまうほどでしたが、Z6IIでもボディやグリップがしっかりしている分、より装着しているのを忘れてしまうようでした。

開放F値は2.8と十分明るい レンズとなっています。
そのため、薄暗い撮影環境下でも被写体ブレしない程度のシャッタースピードや低ISO感度で撮影することが出来ます。
もちろんボケ感も大きくなりますので使い勝手の良さは間違いなしです。

小型なレンズながら、収差などは妥協なく抑えられています。
当然絞り込むことは可能ですから、風景などのピントを全体に合わせるような環境でも性能を遺憾無く発揮してくれます。

新たなフルサイズ対応レンズとして登場した「NIKKOR Z 26mm F2.8」。
全長たったの23.5mmで重さも125gとまさに”パンケーキレンズ”の名にふさわしいレンズです。
小型軽量ながらマウント部分は金属でチープすぎずしっかりとした設計となっています。

アウターの大きめなポケットであればレンズを付けたままのカメラもすっぽり収まってしまいます。
もちろん鞄でも嵩張らず、荷物にならないためボディキャップ代わりに付けておいて損はないと思います。
新登場となった「NIKKOR Z 26mm F2.8」。
春の行楽シーズンに合わせてぜひお楽しみください。

 









[ Category:Nikon | 掲載日時:23年03月05日 12時00分 ]

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