【タイムズフォト】Panasonic GH1でPanasonic TOYOTA F1を撮る! モータースポーツジャパン2009
先日「本とカメラ」の中の「これこそデジタル時代ならでは!流し撮り完全マスターブック」という記事にも書いたとおり、10月10日、11日にお台場 船の科学館前特設会場において、毎年恒例の「モータースポーツジャパン2009」が開催されました。
ホンダのF1撤退、スバル、スズキのWRC(世界ラリー選手権)撤退など、苦しい展開の続く日本のモータースポーツ界ですが、
それでも国内モータースポーツの最高峰カテゴリーである「フォーミュラニッポン」「スーパーGT」、さらにトヨタF1などの参加車両が見ごたえのあるデモンストレーションランを見せてくれました。
モータースポーツファンの自分としてもカッコイイ写真(例えば流し撮り)をモノにするべく勇んで出掛けたのですが、
モータースポーツの魅力のひとつである「音」をお伝えするにはやはり「動画」と考え、
今年は話題の動画デジカメ「Panasonic DMC-GH1」と動画対応レンズ「LUMIX G VARIO HD14-140mm」を借り出してみました。
普段はキヤノンなどの古いレンジファインダー機のカメラらしい質感に魅せられ、フイルムで名作を撮るべく迷作を量産している自分ですが、「ガンガン撮ってガンガン削除」のノリで、デジタルで流し撮りをしていると、コレはこれで別の種類の楽しさを感じます。
上左:ドーナツターンを見せるフォーミュラニッポン車両(ナカジマレーシング)
上右:ニュルブルクリンク24時間耐久レース出場のインプレッサ
下左:同じくニュルブルクリンク24時間レース出場の国産スーパーカー、レクサスLF-A
しかし、それ以上に楽しくてすっかりハマってしまったのがGH1での動画撮影。
うわさでは聞いていましたが、実際に体験すると感動的。
会場を所狭しと走り回る被写体にガッチリ喰いついてはなれないAF性能にすっかり魅せられてしまいました。
トヨタF1 ドライバーは遂にF1デビューの決まった小林 可夢偉(カムイ)選手
EVF(液晶ビューファインダー)の良さも印象的。ピントがハッキリとつかめます。
また、「両手でホールドし、ファインダーで撮影」というスタイルは動き回る被写体を追い易く「片手でホールドし、モニターで追う」というminiDVなどの撮影方法に対して振り回すような撮影においてはアドバンテージがあるように感じました。
タイヤ交換(僅か5人でするルールのようです)を見せてくれたフォーミュラニッポン車両と
1998年サンレモラリー出場のインプレッサWRCターマック(舗装路)仕様
※動画品質はVGAで撮影。
生のF1やラリーカーを思いっきり味わうぞ!と出掛けた「モータースポーツジャパン」ですが、私を魅了したのはむしろ「Panasonic DMC GH1」の高性能ぶりでした。
また欲しいものができてしまった・・・。