【SONY】α1先行体験・展示で気になった3つのポイント
発表されるやいなや大きな話題となっているソニーの最上位フルサイズミラーレス『SONY α1』。その特長を一言で表すなら「スピードと高画素の両立」でしょう。でももちろん魅力はそれだけではありません。概要については他のスタッフが既に記事を公開しているのでお目通しいただければと思うのですが、今回は私自身が気になった「α1の気になる3つのポイント」について取り上げます。先行体験・展示の写真や映像と共にぜひご覧ください!
1. 肌色を綺麗に表現できるS-Cinetone(PP11)
これまでαのピクチャープロファイルは10種類まででしたが、『α1』では11番目のピクチャープロファイル「PP11」が選択できるようになっています。「PP11」とは繊細な肌色を階調豊かでソフトに描写してくれる「S-Cinetone(エスシネトーン)」の設定です。
購入したファンデーションを被写体にして試しました。いずれもクリエイティブスタイルはスタンダード、ピクチャーエフェクトはオフです。この日の先行体験・展示ではサンプル写真を撮って持ち帰ることが叶わなかったので、背面モニターを撮影しています。
まずは「PP0」です。実際よりも健康的な日焼け肌のように写っています。ファンデーションの表現で言うと「濃いオークル」。
続いてこちらがαでは『α1』だけに搭載されている「PP11」です。このファンデーションは「明るいベージュ」という色なのですが、実際の色に近く写りました。とてもナチュラルで人物撮影に使ってみたい設定です。
2.待望のシャッター幕
ミラーレス機が出始めた頃は、大事なセンサーがこんなに無防備でいいものかと不安になったものです。今は見慣れてきたとは言え、やはり保護してくれるものがほしいという気持ちは変わらなかったので、『α1』の電源オフ時にシャッター幕を閉じる機能搭載は大歓迎でした。
その機能はデフォルトではオフになっているため、まずはアンチダスト機能の「電源OFF時のシャッター」という設定をオンにします。先行展示で電源をオン/オフしてシャッター幕の開閉をチェックしていると、オフにしてからシャッター幕が閉まるまで数秒かかることに気付きました。その場でメーカーの方に尋ねたところ、「特に意味はありません」との回答をいただきました。電源をオフにしてから閉まるまでの様子を映像で撮影してきましたのでご覧ください。私は実際にシャッターが閉まるのを目撃して感動しました!
3.なめらかで高画質なビューファインダー
覗いてみると『α1』のEVF(電子ビューファインダー)は視認性がよく視野率も100%。約944万ドットの高精細OLEDを採用し、ファインダーフレームレートは240fpsまで設定できます。ますます一眼レフの光学ファインダーに近付きました。ただし約944万ドットと240fpsの両立はできず、高画質を取るかなめらかな動きを取るか選ぶことになります。動かない被写体ではありますがEVF内を動画撮影してきましたのでご覧ください。
ソニー渾身のフラッグシップ機『α1』の先行体験・展示で気になった3つのポイントについてお話してきましたが、いかがでしたでしょうか。
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