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【タイムズフォト】Wide x Angle 4x5編 ~シュナイダー スーパーアンギュロンXL 58mm F5.6 MC~ 

シュナイダー スーパーアンギュロンXL 58mm F5.6 MC

シュナイダー スーパーアンギュロンXL 58mm F5.6 MC

焦点距離58mmのこのレンズは、4×5判では超広角レンズの部類になります。35mm判フィルムの長辺換算で約17mmの焦点距離のレンズに相当。超広角レンズで撮影したはずなのに、あまり広角に見えないのは4:5とワイドに広くない縦横比率と、左右両側にビルが入っている構図のせい。
このレンズ、焦点距離が58mmだけあって、無限遠時にレンズ後端からフィルム面までの距離はかなり短くなっています。そのため、比較的マウント関係なく使用できる大判でも、無限遠を出して使えるカメラは限られています。今回は愛蔵の木製カメラ「エボニー45S」を使用しました。使いやすくて大判では一番お気に入りのカメラです。マップカメラにも最近はなかなか入ってきません。
さて、作例はモノクロでスキャンしましたが、カラーだと周辺光量がより落ちていることが見受けられます。均一な光量での撮影が必要な場合は、センターフィルターを入れれば対応可能。
ただ、高層ビルは風などで微妙に揺れていることもあるので、このような撮影の場合、長時間露光できないこともあります。
遠景撮影時には、適度に風があるほうが遠くまでもやが晴れてよく見えまるのですが、風もありすぎると、場合によっては室内から撮影していてもビル自体が揺れることによってブレの原因となってしまうことも。。。
大判での撮影は色々な条件をクリアーする必要がありますが、圧倒的な情報量や他では得ることができない解像感が大判写真の魅力です。

[camera] エボニー45S
[lens]シュナイダー スーパーアンギュロンXL 58mm F5.6 MC
※新宿三井ビルより埼玉方面、千葉方面を望む。

[ Category:etc. | 掲載日時:10年02月08日 15時41分 ]

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