フジフイルムの第5世代デバイスを搭載したモデルが登場した2022年。今回は『X-H2』で動画を撮影にいってきました。その画の密度に驚かされます。季節は少し遡りますが、ぜひご覧ください。
『XF80mm F2.8 R LM OIS WR Macro』を使ってマクロ撮影を行いましたが「さすが」と唸ってしまうほどの高い解像力と接写能力で、マクロで非日常なシーンを撮ることが出来ました。筆者はこの日からすっかりと虜になってしまい、度々持ち出すことになるのですが、それはまた別のお話。
同時期に発売された『XF18-120mm F4 LM PZ WR』は広角から望遠まで万能にこなせるレンズです。一本で35mm判換算:27mm-183mmのレンジをカバーできるとても心強い相棒のような存在になりました。
単体で見ると何をしているのか分からない羅漢さま。動画を見れば何をしているかが分かりますのでぜひ。今回は少しコミックな使い方ではありますが『XF18-120mm F4 LM PZ WR』の電動ズームはとてもスムーズで使いやすい機能です。
レースの網目までしっかりと解像してくれています。静止画にして7680×4320ピクセルもある8K動画はやはり一枚一枚の情報量がとても多いです。今回はlog撮影は使わずに豊富なフィルムシミュレーションをシーンによって使い分けました。フィルムメーカーならではの色の再現性がやはり素晴らしいです。
最後に伊佐沼という水鳥の憩いのスポットへ『XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR』を持って撮影に出かけてきました。+テレコンバーターを装着しても良いかなと思うほど大きな沼だったのでいずれリベンジしてみたいと思っています。
8Kオーバーサンプリング高品質4K動画「4K HQ」撮影やlog撮影も可能なので、次回はチャレンジしてみたいと思っています。動画性能はもちろん静止画においても高精細な『X-H2』。どちらも撮りたい、撮っていきたいという方にとっては現状この上ないモデルになっています。ぜひ第五世代フラッグシップ機の実力を体感してみてください。