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【Nikon】NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S でマイクロ撮影。

【Nikon】NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S でマイクロ撮影。

先日発売されたばかりの『Nikon NIKKOR Z MC 105mm F2.8 VR S』
早速、撮ってきた写真をご紹介したいと思います。
全て撮って出し、素晴らしい画を写し出してくれました。

背景ボケが隅まで円形のままで写すことが出来ました。
シチュエーションによってはラグビーボールのような形になってしまうこともあったので
どういった撮影環境でこうなるのかを実践でコントロールしていきたいと思いました。

VRはとても効果的で手持ちでもバシバシ撮影出来ました。
勿論、屋外では風に吹かれて被写体が動いてしまうことも多いので根気も必要に。
しかしマイクロレンズでしか見れない超接写の世界はとても魅力的で、一度味わうとなかなか癖になりそうです。

新しいものには決して出せない、重なった年月の渋み。
こういうものを味わいと楽しむようになったのはいつからだったでしょう。
そして高解像レンズで撮って、写ってるなぁという楽しみ方をするようになったのはいつからだったでしょう。
開放絞りで撮ることが好きだったあの頃の自分とはどこで別れたのだろう、と思ったりもします。




蓮の花ももちろん綺麗で好きなのですが、実は葉のほうが好きだったりします。
「蓮は泥より出でて泥に染まらず」
蓮の葉はその構造と表面の特性により、決して濡れることがありません。「ロータス効果」(そんな名前の保護フィルターもあるほど)ともいいます。これだけ、くたびれていてもその特性を保ったままの蓮の葉はすごいですね。




ピント面の解像、ガラスに書かれた文字のボケの自然さも素晴らしい。
撮っている本人はなんとなく撮っただけなのに、バシバシと良い画が出てきます。

もちろん照明によるライティングがあるのですが、よくぞここまでスマートな写りになるものだなと感心してしまいます。
正直に言うと少しピントがズレているんですけれども、そんな甘さも拡大しなければわかりません。


まだまだ撮影量が少ないので、これからの夏の時期
ヒマワリ畑に行って背景を黄色に染めてみたいとか未来への妄想が捗るレンズです。
ちなみにレンズ自体が割と大きめなのですが、実際に手に持つと軽さに驚きます。
今現在はお取り寄せの状態になってしまっているので、もし興味がある方はまずご予約だけでもおススメいたします。

「Z fc」の発表などで盛り上がっているニコン。
これから出てくる新製品レンズ達も楽しみです。

[ Category:Nikon | 掲載日時:21年06月29日 18時31分 ]

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