SONY α7 × Hugo-Meyer Primoplan 5.8cm

2014年07月07日

SONY α7+KIPON-Adapter+Hugo-Meyer Primoplan 5.8cm/f1.9 Exakta-Mount

SONY E-BODY × Exakta LENS

SONY α7 × Hugo-Meyer Primoplan 5.8cm/f1.9 Exakta-Mount

非常に初期の一眼レフとして有名なエキザクタには、戦前から戦後にかけて非常に多くのメーカーがレンズを供給していた。マウントアダプターがあれば様々なエキザクタマウントレンズを楽しめるが、今回のレンズもその中の1本である。今では聞く事も少ないが、当時ドイツの名門光学メーカーであったフーゴメイヤー社がエキザクタマウントとして発売した大口径標準レンズがこのプリモプランだ。戦前のレンズの為にノンコート、真鍮製のずっしりと重いレンズだが、その描写も実に面白いもの。まずは写真をご覧頂きたい。

ピントの合っている紅葉にはしっかりとピンが来ているが、後ろのボケはいかにもオールドレンズといった様相だ。逆光に弱いのもノンコートならではだが、直射日光の割には良く持ちこたえていると言えるのではないだろうか。

SONY α7+KIPON-Adapter+Hugo-Meyer Primoplan 5.8cm/f1.9 Exakta-Mount

滑らかなグラデーションはこのレンズの得意とする所だ。ガラスのつややかな質感までしっかりと捉える。

SONY α7+KIPON-Adapter+Hugo-Meyer Primoplan 5.8cm/f1.9 Exakta-Mount

水面も同様、しっとりと描き出す。非常に描写の柔らかいレンズであるだけに、被写体とマッチすると今のレンズでは描き出せない世界を持っている。

SONY α7+KIPON-Adapter+Hugo-Meyer Primoplan 5.8cm/f1.9 Exakta-Mount

SONY α7+KIPON-Adapter+Hugo-Meyer Primoplan 5.8cm/f1.9 Exakta-Mount

前後とも、ボケは非常に特徴的である。五月蝿くならない様に注意は必要だ。

SONY α7+KIPON-Adapter+Hugo-Meyer Primoplan 5.8cm/f1.9 Exakta-Mount

戦前のレンズだからといって、光線状況が良ければ眠くなりすぎる事も無くしっかりと写る。むしろ高コントラストの現代レンズよりも諧調幅はしっかりと残っている印象で、使い方次第ではしっかりと活躍してくれるレンズとなるだろう。

SONY α7+KIPON-Adapter+Hugo-Meyer Primoplan 5.8cm/f1.9 Exakta-Mount

SONY α7+KIPON-Adapter+Hugo-Meyer Primoplan 5.8cm/f1.9 Exakta-Mount

ザワつく様な、不穏さを感じさせる描写だ。こうした描写も現代のレンズでは到底望む事の出来ないカットである。

エキザクタは一眼レフ用のレンズである為、ミラーレス機のα7ではしっかりとしたバックフォーカスがとれるので周辺光量落ちが少ないのも利点である。多種多様な描写をライブビューで楽しめるのは実に楽しく、ついつい撮影枚数がかさんでしまった。

一昔前まではマウントアダプターは非常に高価な物であったが、最近はアダプターが一般化した事でとても安価なものがあるのは素直に嬉しく思う。純正レンズでは決して描かれる事の無い独特の描写世界をぜひお楽しみ頂きたいと思う。

Photo by MAP CAMERA Staff

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