SONY α7R × CONTAX G Planar 35mm

2014年05月30日

SONY α7R + KIPON-Adapter + G-Planar 35mm/f2.0

SONY-E BODY × KYOCERA CONTAX LENS

SONY α7R × G-Planar 35mm/f2.0

Gマウントレンズの中では標準レンズの45mmと焦点距離が近く、あまり目立たない存在だったのがこの『G-Planar 35mm/f2.0』である。しかしレンジファインダーカメラとして使い勝手の良い35mmという画角と、若干の収差を伴ったその描写にはフィルムモノクローム派を含めファンが多い。コンパクトで携帯性も良い本レンズ、コンパクトなα7Rとの相性もバツグンだ。

最短撮影距離も短く、使いやすいレンズである。ボケは少々クセが強いが、この程度であれば許容範囲だろう。優等生レンズが多い中ではこうした個性も逆に新鮮に映る。

SONY α7R + KIPON-Adapter + G-Planar 35mm/f2.0

斜陽の中での1枚、光の雰囲気やコントラスト、緻密な描写はモノクロ派に愛用者が多い事も頷かせる。

SONY α7R + KIPON-Adapter + G-Planar 35mm/f2.0

このレンズはどうも他のGマウントレンズとは異なった表情を見せる気がする。コントラストや発色の良さはさすがZeissと思わせるのだが、どこかオールドレンズらしい描写の甘さが残存する。そこが好みかどうかでこのレンズに対する評価はガラリと変わってしまうだろう。

SONY α7R + KIPON-Adapter + G-Planar 35mm/f2.0

開放で、逆光ハイキーでの撮影。周辺に至って現れる滲みや収差は強烈だが、どこか懐かしい描写でもある。全体の雰囲気は個人的にはかなり好みだが、皆様はいかがだろうか。

SONY α7R + KIPON-Adapter + G-Planar 35mm/f2.0

SONY α7R + KIPON-Adapter + G-Planar 35mm/f2.0

もちろん、2段絞るとガラリとその表情を変える。全域にわたって隙のない描写も見せるレンズである。

SONY α7R + KIPON-Adapter + G-Planar 35mm/f2.0

SONY α7R + KIPON-Adapter + G-Planar 35mm/f2.0

現行レンズに無い収差たっぷりの描写が魅力の本レンズ、せっかく少々手間のかかるアダプターで遊ぶのだから、こうしたレンズチョイスも悪くないのではないだろうか。値段的には手頃ながら、描写の妙を楽しめるこのレンズはなかなかおすすめの1本である。

Photo by MAP CAMERA Staff

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