ボディ:SONY α7RII / レンズ:LEICA ELMARIT M24mm F2.8 ASPH. / マウントアダプター:Voigtlander VM-E Close Focus Adapter
SONY-E BODY × LEICA-M LENS
ボディ:SONY α7RII
マウントアダプター:Voigtlander VM-E Close Focus Adapter
レンズ:LEICA ELMARIT-M 24mm F2.8 ASPH.
4240万画素、SONYから驚愕のフルサイズミラーレスカメラ「α7RII」が発売されました。
これまではオールドレンズも楽しめるとして、気軽に楽しんでいたマウントアダプターですが、カメラのスペックがここまで向上すると、レンズもより良い物を選びたくなります。と言うことで、今回は最高峰ブランドのライカレンズで撮影に出かけてきました。
使用したレンズは「LEICA ELMARIT-M 24mm F2.8 ASPH.」。ライカとしては異色の24mmという画角ですが、シャープな描写とダイナミックなワイド感でスナップ撮影に最適なレンズです。現行のライカM24mmはエルマーとズミルックスに絞られ、エルマリートはラインアップから外れてしまいましたが、1998年に登場した本レンズは高性能で逆光でも安定感ある描写を見ることができます。
ビルの細かな模様まで捉えるあたりはさすが4240万画素という描写力です。光を浴びて輝く壁面と影になる壁面。明暗差の大きさなど全く問題にしません。
ボディ:SONY α7RII / レンズ:LEICA ELMARIT M24mm F2.8 ASPH. / マウントアダプター:Voigtlander VM-E Close Focus Adapter
ヘリコイド付きアダプターを使用してライカボディでは難しい接写撮影にも挑戦。ワイドな画に迫力が加わります。
提灯の微妙な明るさはもちろん、和紙の質感まで綺麗に再現しています。クリアな描写で定評のあるライカレンズだけあって、光のトーンの再現力はさすがの一言です。
ボディ:SONY α7RII / レンズ:LEICA ELMARIT M24mm F2.8 ASPH. / マウントアダプター:Voigtlander VM-E Close Focus Adapter
広くクリアな画を見ていると開放的な気分になります。
ボディ:SONY α7RII / レンズ:LEICA ELMARIT M24mm F2.8 ASPH. / マウントアダプター:Voigtlander VM-E Close Focus Adapter
ボディ:SONY α7RII / レンズ:LEICA ELMARIT M24mm F2.8 ASPH. / マウントアダプター:Voigtlander VM-E Close Focus Adapter
接写が可能になったことで、より大きなボケが得られるようになります。
背景のボケを抑えつつキバナコスモスには立体感を与えるなど、絞りの応用度が広がり背景をコントロールする楽しみも増えました。
ボディ:SONY α7RII / レンズ:LEICA ELMARIT M24mm F2.8 ASPH. / マウントアダプター:Voigtlander VM-E Close Focus Adapter
逆光のシーンでもフレア・ゴーストはしっかり抑えられています。前日の大雨により水面は濁っていましたが、水面に反射する光があったことを考えると、とても優秀なレンズだと分かります。
ボディ:SONY α7RII / レンズ:LEICA ELMARIT M24mm F2.8 ASPH. / マウントアダプター:Voigtlander VM-E Close Focus Adapter
下から煽ることで生まれる広角レンズのパースも1本1本が綺麗な直線で気持ち良く見えます。
室内でもその迫力を伝える24mmは広角レンズの楽しみを存分伝えてくれました。
人気の画角の24mmですが、ライカボディではブライトフレームの関係上敬遠されがち。画質は折り紙付きなだけにマウントアダプターで使うなら狙い目のレンズとも言えましょう。
ライカレンズを4240万画素で味わう贅沢さは、一度味わったら病みつきです。ご注意ください。
Photo By MAP CAMERA Staff