マップカメラ鉄道倶楽部

「ふじぶさ」との別れ

今春もJRグループのダイヤ改正で東海道本線から歴史ある列車が消えていきます。
寝台特急ブルートレインの「富士」(東京~大分)と「はやぶさ」(東京~熊本)。

かつては5種類のブルートレインが東京と九州各地を結んでいたものの、飛行機や新幹線の利便性に押され
「さくら」「みずほ」「あさかぜ」がすでにその姿を消し、最後まで残ったのが「富士」と「はやぶさ」でした。
この「富士」と「はやぶさ」も利用者の減少で、東京~門司間を統合。特急列車の象徴でもあるヘッドマークも
一緒くたにされ、最近では「ふじぶさ」というニックネームまで付けられてしまいました。

正直、新幹線派のコリドラスにとってあまり縁の無い列車でしたが、ノリ氏が熱く語るブルートレイン、最後
ぐらいしっかり見ておこうと、早起きして東京へ向かう「ふじぶさ」をお出迎えに行ってきました。
東京へ向かう「富士はやぶさ」
東京へ向かう富士・はやぶさ(藤沢~大船間にて)
前日の夕方九州を出発したブルートレインは一晩かけて翌朝東京へ。

3月と言えども朝はまだ寒いのですが、沿線には多くの鉄道ファンが集まっていました。
しかもこの日は途中、山陽本線内で鹿との接触事故があり約1時間遅れで到着。それでもみんな根気よく待ちます。
改めてブルートレインの人気の高さを感じました。

夕方まで時間を潰し、今度は九州へ折り返すブルートレインを見に東京駅へ。
東京駅は昨年の急行「銀河」の時以上に大混雑。
特に電気機関車の向きを変えるための連結作業現場は大混乱です。(写真左下)
電気機関車の連結作業 東京駅の電光掲示板
電光表示板を撮影する人も大勢いたことにちょっと驚きです。(写真右)
それだけ多くの人の思い出となっている列車という事なのでしょう。
はやぶさの方向幕 個室用寝台車
引退が決まってからのチケットはほとんどが発売開始と同時に売り切れてしまったそうですが、私の友人がその
プラチナチケットを入手。しかも個室。発車前に中の様子を撮らせてもらいました。
ベッド一式 個室の全景
ベット脇の小さな灯りが夜汽車の趣を感じさせてくれます。
以前、ノリ氏が紹介した部屋とはまたイメージが異なります。いろんなタイプの寝台があり、こういった楽しみも
あったのかと今になって後悔です。
ホームからは窓越しに中の様子を覗く人がチラホラ。友人はせっかくの個室なのに落ち着かないと笑っていました。

九州へ向かう「富士はやぶさ」
そして列車は大勢のファンに見送られながら、再び九州へ向かって走って行きました。(大井町駅にて)

夜間撮影なので照明の多い駅を求めて先回りするも、肝心なところで併走の通勤電車に横切られてしまい撮影も
不完全燃焼。あとはノリ氏の九州撮影を楽しみにして...。


使用機材:Nikon D700
     AF-S ED17-35mmF2.8D
     Ai50mmF1.2s

written by コリドラス
この記事のカテゴリーは『撮り鉄(車両/設備関連)』です | この記事は2009年03月12日現在の情報です。


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