【マップカメラ情報】キヤノン EOS 7D ファーストインプレッション
2009年10月2日に発売にされたCanonのデジタル一眼レフカメラの新製品「Canon EOS 7D」のファーストインプレッションをお届けします。
EOS 7Dは視野率約100%、倍率約1.0倍の光学ファインダー、秒間約8コマの連写性能、動画撮影機能などを搭載し、大幅なスペックの向上を実現した注目機種です。
また、のぞいた時に目の前に広がるファインダーの大きさは、肉眼で見ていた光景がそのまま目の前に広がる感じで自然に目の前の風景を切り取ることができます。さらにファインダー内には水準器を表示させることも可能。水平とあおりに対応したこの水準器表示機能のおかげで、撮影の流れを妨げることもなく、簡単に水平の精度を上げることができました。この水準器表示はシャッターボタンの隣にある「M-Fn」で必要な時だけ呼び出すことができます。ファインダーをのぞきながら、水平が気になる時だけワンタッチで表示させることができ、とても気が利いているなと思いました。
さらに便利だったのが、ボディ背面左上に付いた「Q」ボタンでワンタッチで呼び出せるクイック設定画面。画面上で電子ダイヤルを回せば1画面でダイレクトに主要な設定変更ができるのでとっつきやすく重宝しました。
■作例
(元画像を50%に縮小)
■使用レンズ:EF-S18-200mm F3.5-5.6 IS
絞り:F5.6
シャッタースピード:1/30
ISO感度:400
露出補正:+0.3EV
ピクチャースタイル:スタンダード
■オートホワイトバランス(AWB)設定で撮影。室内電球や外光が入り混じる空間でしたが、自然な色合いのホワイトバランスが出てくれました。
絞り:F5.6
シャッタースピード:1/400
ISO感度:400
ピクチャースタイル:スタンダード
高輝度側・諧調優先:する
■つぼみのシャープ感もさることながら、水滴の反射まで精密に描写されています。
絞り:F5.6
シャッタースピード:1/80
ISO感度:400
露出補正:-0.3EV
ピクチャースタイル:スタンダード
■屋根のように多い茂る葉の質感がリアルに描写されているとともに、奥行き感もしっかりと感じられる描写性能です。
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この他にもEOS 7Dの作例満載!Canon EOS 7D レポートを掲載しました。(2009/10/16)