SONYFE 20mm F1.8 G
今回はソニーの『FE 20mm F1.8 G』をご紹介します。周辺まで解像感に優れた超広角レンズで、景色が目の前に広がっているかのような描写を得られます。小型軽量で携帯性に優れ、合焦スピードも速いことから、機動力もあります。開放F値が1.8と明るいため、背景をぼかした写真や暗所での撮影に強いのも魅力。そんな当レンズを持ち、まずは海へ行ってきました。
砂浜を歩いていると、低くて分厚い雨雲が近づいて来ました。晴れと雨の境目を撮影することに成功。このあと明るい方に向かって歩くも雨雲に追いつかれ、結局降られてしまいました。
厚い雲に覆われている様子を撮影しました。この下は雨が降っています。どんよりと重い雲がよく描写されています。
白い可愛らしい花がありました。ノースポールという名前で、この時期よく綺麗に咲いています。中央の少し小さな花を主役にして撮影。開放F値1.8を選択したところ、黄色いおしべの一部だけにピントを合わせ、大きなボケを得ることができました。
とあるお店に立ち寄ると、かわいらしい看板猫がいました。お客様の出入りに動じることなくどっしりと構える様子がなんとも頼もしかったです。
以前から気になっていたスムージーをやっと飲めました。アサイーが入っているので紫色をしています。グラスの横には苺の断面が並び、とてもきれいで美味しかったです。
ワインのラベルを剥がして並べたものでしょうか。お酒に詳しくないのでよくわからないのですが、いろいろなデザインがあって面白いなと目に留まりました。
路地から江ノ電の踏切を撮りました。遮断機がフロントガラスに映っているのがポイントです。向こう側に海が見え、江ノ電らしい写真に仕上がりました。
直感的に思い通りの高画質な写真が撮れる
使用してみての一番の感想は、楽に思い通りの写真が撮れてうれしい、というものでした。携帯性に優れ、かつ、高画質であることで、自らが期待していた以上の結果を得られるので非常に満足度が高かったです。
絞りリングの使い心地もいい塩梅でした。クリック感はオン/オフできます。今回は写真だったのでオンにして直感的に操作できました。映像を撮る際はクリック音をさせることなく絞り値を変え印象的なシーンを撮影することができます。
また、APS-C機のα6600に着けてみても、バランスがよかったです。なおその場合は35mm換算で30mm相当となります。小さなボディと合わせると携帯性がさらによくなります。
街撮りから風景写真まで幅広く活躍してくれる当レンズ。ぜひお試しください。
Photo by MAP CAMERA Staff