焦点距離:500mm / 絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:800 / 露出補正:+1.33ev 交換レンズメーカーのレンズと言って、真っ先に思い出すのがコストパフォーマンスの高い高倍率のズームレンズ。各社ともバリーエーション豊富に、様々な画角のズームレンズをリリースしています。
その中で、望遠機能に特化した画角で一際異彩を放つのが、シグマ「APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM」。
単に10倍ズームレンズと言ってしまえば他にも多数有りますが、35mmフィルサイズ対応で望遠500mmまで寄れる望遠ズームは数少なく、そのスペックの凄さはレンズの迫力同様に相当のものがあります。
早速、望遠側でのテスト。望遠端500mmでも周辺部までとてもクリアな描写。思わず触りたくなるパンダの毛並みまでよく伝わってきます。
コントラストが高いハッキリとした描写のおかげで、パンダとの間がガラスで仕切られていることを忘れてしまうほどです。
 焦点距離:460mm / 絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:3200 / 露出補正:+0.33ev
焦点距離:460mm / 絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:3200 / 露出補正:+0.33ev室内展示スペースの暗い中でもデジカメの高感度撮影機能と、本レンズの強力な手ブレ補正効果を併用すれば、手持ちでスピーディーな望遠撮影が可能です。
普段は寝てばっかりのパンダも、食事の時は元気に動くので、若干の被写体ブレを起こしていますが、瑞々しい笹の質感などはよく描写されています。
そして、高速で静かなHSM超音波モーターを搭載したオートフォーカスが、その動きをしっかりと追随してくれます。
 焦点距離:340mm / 絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:800 / 露出補正:0ev
焦点距離:340mm / 絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:800 / 露出補正:0ev 焦点距離:380mm / 絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:250 / 露出補正:0ev
焦点距離:380mm / 絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:250 / 露出補正:0ev 焦点距離:500mm / 絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:250 / 露出補正:+0.33ev
焦点距離:500mm / 絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:250 / 露出補正:+0.33ev 焦点距離:380mm / 絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/30秒 / ISO:200 / 露出補正:+0.33ev
焦点距離:380mm / 絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/30秒 / ISO:200 / 露出補正:+0.33ev50-500mmのズームの幅で最短撮影距離の幅も50-180cmと大きく変動しますが、ギリギリまで寄ればヒントの合う範囲を恐ろしいほど狭くすることができます。
 焦点距離:210mm / 絞り:F6 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:200 / 露出補正:0ev
焦点距離:210mm / 絞り:F6 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:200 / 露出補正:0ev 焦点距離:50mm / 絞り:F5 / シャッタースピード:1/50秒 / ISO:200 / 露出補正:0ev
焦点距離:50mm / 絞り:F5 / シャッタースピード:1/50秒 / ISO:200 / 露出補正:0ev 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:200 / 露出補正:0EV
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:200 / 露出補正:0EVズームが重みで勝手に伸びてしまうのを防ぐロック機能や、三脚座が持ち運びやすい様グリップ型に象られるなど、大型レンズには似つかわしくない細かい配慮も嬉しい機能です。
画質も良くて高性能。スポーツや鉄道・航空機、そして今回の様な動物園での撮影など、撮りたい被写体が決まっているときの本レンズは本当に頼りになります。
Photo by MAP CAMERA Staff
使用機材:Nikon D700 + SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM
 
             
                




 




 
   
   
   
   
   
   
   
   
  