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954:感性を刺激する超広角『SIGMA Contemporary 10-18mm F2.8 DC DN (キヤノンRF/APS-C用) 』

954:感性を刺激する超広角『SIGMA Contemporary 10-18mm F2.8 DC DN (キヤノンRF/APS-C用) 』

2024年09月06日

2023年10月にSIGMAから登場した超広角レンズ『SIGMA Contemporary 10-18mm F2.8 DC DN』はズーム全域でF2.8の明るさをコンパクトなボディに凝縮した世界最小・最軽量なAPS-C専用超広角ズームレンズ。発売当初はライカLマウント、ソニーEマウント、富士フイルムXマウントの3マウントが用意されており、キヤノンRFマウントユーザーは首を長くして待っていた方も多いのではないでしょうか。約1年の時を経て遂に「Canon RFマウント」が発売になります。2024年9月10日予約開始、9月26日発売となりますので、ぜひその高い機動性と描写力をフォトプレビューでご覧ください。
 

焦点距離:14mm(35mm判換算:22mm) / 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:100
使用機材:Canon EOS R10 + SIGMA Contemporary 10-18mm F2.8 DC DN(キヤノンRF/APS-C用)

 
新開発の有効画素数最大約2420万画素CMOS センサーと映像エンジンDIGIC X を搭載した「EOS R10」に装着、ボディとレンズを組み合わせても「約699g(バッテリー、カードを含む)」という驚きの軽さ。ボディとのバランスが良く、本当に開放値F2.8の広角ズームレンズがこのサイズ感で持ち歩けるのかと思わずニンマリとしてしまいます。

そんな軽快な機材を片手に歩いていると美しい洋館とロールスロイスが目にとまりました。すべてが計算し尽くされたかのような景観、自動車の金属質なディティールはもちろんのこと、タイルや建物の歪みも少なくあるがままの美しさを表現してくれました。標準ズームレンズでは写すことのできないよりワイドな光景を1枚にいとも簡単に収めることができました。

 

焦点距離:10mm(35mm判換算:16mm) / 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:100
使用機材:Canon EOS R10 + SIGMA Contemporary 10-18mm F2.8 DC DN(キヤノンRF/APS-C用)

 
 
 

焦点距離:10mm(35mm判換算:16mm) / 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/85秒 / ISO:100
使用機材:Canon EOS R10 + SIGMA Contemporary 10-18mm F2.8 DC DN(キヤノンRF/APS-C用)

 
詫び寂びを感じる光景、どちらかというとこのようなシーンは準広角あるいは標準単焦点で撮影することが好きな筆者ですが今回は本レンズの広角側10mmで撮影。意図的にアンダー目に振ることで、1枚目の写真は窓に反射する木々と植木のイキイキとした写真に。2枚目の写真は和室の畳の質感と窓ガラスから見えるその景観をしっとりとした雰囲気に仕上げました。開放からシャープでヌケの良い写りがとても印象的です。
 

 

焦点距離:10mm(35mm判換算:16mm) / 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:100
使用機材:Canon EOS R10 + SIGMA Contemporary 10-18mm F2.8 DC DN(キヤノンRF/APS-C用)

 
 

焦点距離:10mm(35mm判換算:16mm) / 絞り:F7.1 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100
使用機材:Canon EOS R10 + SIGMA Contemporary 10-18mm F2.8 DC DN(キヤノンRF/APS-C用)

 

焦点距離:10mm(35mm判換算:16mm) / 絞り:F7.1 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:100
使用機材:Canon EOS R10 + SIGMA Contemporary 10-18mm F2.8 DC DN(キヤノンRF/APS-C用)

 
普段は標準単焦点ばかり使用している筆者ですが、超広角レンズの愉しさに目覚めてしまいました。ひと昔前の超広角レンズといえば小型のレンズを使用すると周辺部の不自然な歪み、光量落ちが盛大に発生するのが当たり前だという古い考えを持っていましたが技術の進歩とは素晴らしものです。ファインダーを覗いていると、目の前に現れる光景がアーティスティックに感じてくるのです。グリーン系の発色は落ち着いた色再現で好印象です。
 
 

焦点距離:18mm(35mm判換算:29mm) / 絞り:F7.1 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100
使用機材:Canon EOS R10 + SIGMA Contemporary 10-18mm F2.8 DC DN(キヤノンRF/APS-C用)

 
 

焦点距離:14mm(35mm判換算:22mm) / 絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:100
使用機材:Canon EOS R10 + SIGMA Contemporary 10-18mm F2.8 DC DN(キヤノンRF/APS-C用)

 

焦点距離:10mm(35mm判換算:16mm) / 絞り:F7.1 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100
使用機材:Canon EOS R10 + SIGMA Contemporary 10-18mm F2.8 DC DN(キヤノンRF/APS-C用)

 

 

焦点距離:10mm(35mm判換算:16mm) / 絞り:F8 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:100
使用機材:Canon EOS R10 + SIGMA Contemporary 10-18mm F2.8 DC DN(キヤノンRF/APS-C用)

 
超広角レンズ=情報量が増える。その情報量の多さを平面でとらえるのか、それともメインとなる被写体を前後でバランスを取りボケや構図でどう魅せるのかを考えながら被写体と向き合う。ストリートスナップも画角が変わればまた違った愉しみ方ができるもの。カラーだけでなくモノクロも積極的に撮影したくなるレンズです。
 
 

焦点距離:18mm(35mm判換算:29mm) / 絞り:F7.1 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100
使用機材:Canon EOS R10 + SIGMA Contemporary 10-18mm F2.8 DC DN(キヤノンRF/APS-C用)

 

焦点距離:10mm(35mm判換算:16mm) / 絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:100
使用機材:Canon EOS R10 + SIGMA Contemporary 10-18mm F2.8 DC DN(キヤノンRF/APS-C用)

 
 

焦点距離:12mm(35mm判換算:19mm) / 絞り:F8 / シャッタースピード:2.0秒 / ISO:800
使用機材:Canon EOS R10 + SIGMA Contemporary 10-18mm F2.8 DC DN(キヤノンRF/APS-C用)

 
 

感性を刺激する超広角

筆者は一眼レフカメラを愛用していたころ、何度か超広角レンズを手に入れ撮影をしていたことがあります。ズーム全域でF2.8かつ周辺部の画質にもこだわりがあったため重量もレンズだけで1㎏を超え、大きく張り出した前玉で気軽に持ち出すことができず気がつけば売却していました。

憧れの超広角域の世界が、こんな気軽に愉しめる時代が来るとは。キヤノンRFマウント用交換レンズ専用にAF駆動や通信速度の最適化が施されており、高速AFの実現に加えサーボAFやボディ内収差補正にも対応しています。毎日のフォトライフをよりクリエイティブに、感性を刺激する超広角レンズの世界を手に入れてみてはいかがでしょうか。
 
Photo by MAP CAMERA Staff
 

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