エフェクト：極彩 / 絞り：F4.5 / シャッタースピード：1/1000秒 / ISO：100 / 使用機材：PENTAX Q10+02 STANDARD ZOOM

「PENTAX Q」登場から約一年。AF性能、解像感そしてファッション性がグンと進化した、‘ナノ一眼’「PENTAX Q10」。撮影前からすでにワクワクさせてくれるポップなルックスの持ち主で、カメラ愛好家でなくともとっても魅力的な製品に違いありません！レンズ交換式ミラーレスボディでありながら発売価格が3万円代である点も、カメラ初心者を一眼ユーザーへと導く大きなポイントです。

一眼レフときくと「自分には敷居が高いな…」と感じる方も、一度Q10のシャッターを押して見れば、すぐにこの製品の簡潔・親切設計が理解できるはず。PENTAX Qで見せてくれた携帯性、操作性は生きたまま、新型イメージセンサー採用で画質はさらにグレードアップ。

小さい一方でとても賢いカメラなのに、使い手に「精密機器を携帯している」という緊張感を感じさせません。細い革などのネックストラップを使用しQ10を首から提げれば、カメラと言うより、もはや大きなペンダントヘッド…！一眼クオリティのカメラでありがら同時に、携帯しているだけでファッションのワンポイント、アクセント的な存在ともなりうるのが、他のカメラがまねできないQ10だけが持つ最大の特長であると思います。

絞り：F4.5 / シャッタースピード：1/250秒 / ISO：200 / 使用機材：PENTAX Q10+02 STANDARD ZOOM

「撮影設定を気にせずとにかく撮りたい！」と思ったら、撮影モード、WB、ISOをオートに設定。後はQ10の一眼レフの描写力にゆだねます。そのフォルムや操作性から、コンパクトデジカメしか扱ったことが無いエントリーユーザーでも、このQ10には親しみ易さが感じられるはず。そして、９種の「スマートエフェクト」での撮影は、おのずと撮影者の遊び心まで引き出してくれて、肩の力を抜いて楽しみながらの撮影が行えることと思います。

エフェクト：あでみやび / 絞り：F4 / シャッタースピード：1/100秒 / ISO：200 / 使用機材：PENTAX Q10+02 STANDARD ZOOM

「スマートエフェクト」は、ボディ前面のクイックダイヤルに４種類まで設定することもできます。このクイックダイヤルは構図を決めカメラを構えながらエフェクト設定が容易にできるので本当に便利でした！ 彩度やコントラストが少し強くなるエフェクト「あでみやび」は、御影石の質感、苔の色味をくっきり写してくれます。紅葉や抹茶など色鮮やかな「和」のものに使用したくなるエフェクトです！

エフェクト：極彩 / 絞り：F4 / シャッタースピード：1/50秒 / ISO：400 / 使用機材：PENTAX Q10+02 STANDARD ZOOM

スマートエフェクト「極彩」は、名前の通り、鮮やか・華やかな色合いに仕上げます。 撮影の腕前にちょっと自信が無くてもとにかく「楽しい」、キャッチーな遊び写真が撮れます。今回の撮影を振り返ると、このモードでばかり撮影していたので、もはやトイカメラで遊んでいる感覚でした。もちろん、トイカメラとよぶにはあまりに賢すぎて申し訳無いですが、おもちゃで遊ぶときの楽しさと同じ感覚です。

撮影モード：BC / 絞り：F3.5 / シャッタースピード：1/60秒 / ISO：400 / 使用機材：PENTAX Q10+02 STANDARD ZOOM

「BC（ぼけコントロール）」モードで撮影すれば、一番強調させたい被写体を際立たせる表現がワンタッチで行えます。この写真ではぼけ具合を最大に設定してあります。看板や人でごみごみした場所での撮影など、背景をはっきり写したくない時に便利です。

AF性能もQ時代以上に高速化したそうで、液晶画面上の焦点スポットをあらゆる箇所に設置しながら、自由な視点での撮影がスムーズに行えます。

絞り：F4.5 / シャッタースピード：1/400秒 / ISO：200 / 使用機材：PENTAX Q10+02 STANDARD ZOOM

絞り：F2.8 / シャッタースピード：1/50秒 / ISO：320 / 使用機材：PENTAX Q10+02 STANDARD ZOOM

絞り：F3.5 / シャッタースピード：1/60秒 / ISO：800 / 使用機材：PENTAX Q10+02 STANDARD ZOOM

コンパクトな上に使い勝手までスマートなQ10を使用してみて、一眼エントリーユーザーだけでなく、カメラ初心者の方でも、持った瞬間から楽しめる、親近感のあるつくりだと思いました。エフェクトも使ってみれば撮影意欲もさらに膨らんでいくことでしょう。 さらに、今回のQ10では、Qシリーズ待望のオーダーカラーを採用！グリップの色と塗装ボディの色で、組み合わせは100通り。自分好みのカラーリングで、より使用者の個性を表現してくれます。これからも続々と、確実にカラフルなQ10ユーザーが増え続けていくことと思います！

Photo by MAP CAMERA Staff