508:『SIGMA Art 20mm F1.4 DG HSM』for SONY E

2019年01月08日

絞り:F4 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:100 / 使用機材: SONY α7III +SIGMA Art 20mm F1.4 DG HSM

SIGMAArt 20mm F1.4 DG HSM for SONY E

最高の光学性能を追求したシグマのArtラインのレンズ群。既に何度もKasyapaで紹介しているとおり、その性能を疑う余地はありません。そんな折、『20mm F1.4 DG HSM (ソニーEマウント)』に触れる機会を頂きました。キヤノンマウントニコンマウントに続き、ソニーマウントでも健在の素晴らしい描写力をお伝えできればと思います。

冬場の撮影は難しいもので、お昼を過ぎるとすぐに夕方のような雰囲気になってしまいます。それでも大口径レンズの威力は絶大。日差しが強く絞りを絞ることはあっても、光量が足りず高感度に頼ることは、全くありませんでした。専用マウントになってAF性能はもちろん、カメラ内手ぶれ補正機構にも対応。焦点距離に最適な補正効果が得られるのも魅力。三脚もストロボも持たず、何時でも撮影を楽しむことができます。そしてこの解像力です。上空の雲の流れを隅まで綺麗に描写し、橋の細かな箇所はもちろん、対岸のビルの様子まで見てとれます。改めてArtラインレンズの凄さを再認識しました。

絞り:F2 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:100 / 使用機材: SONY α7III +SIGMA Art 20mm F1.4 DG HSM

ニコンマウントの本レンズを撮影した場所で、当時を思い出しながら撮影しました。季節の違いはあるものの、クリアに広い景色をよりダイナミックに捉える様子に違いはありません。

当時は3635万画素の「D810」を使用。その画質と遜色が無いとなると、カメラを選ばないレンズがいかに優秀かが分かります。その精密な描写は上空を飛ぶ飛行機を見ても分かります。そしてその右脇の黒い点。センサーゴミではありません。画像をクリックして拡大画像をご確認ください。ソニーの最新2420万画素機もかなり優秀です。

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:100 / 使用機材: SONY α7III +SIGMA Art 20mm F1.4 DG HSM

最短撮影距離は27.6cm。これはセンサー面からの距離で、レンズ自体の長さ約13cmを差し引けば、レンズの前玉から14cm位まで寄ることができます。風に揺れる花に寄ろうものなら、いつ触れてもおかしくありません。超広角特有のパースと大きく柔らかいボケ味が、その一輪を誇張します。

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:100 / 使用機材: SONY α7III +SIGMA Art 20mm F1.4 DG HSM

落ち葉の絨毯の上、猫が日向ぼっこしています。驚かせないよう少し距離をおいての撮影ですが、解像力の高いレンズは、肉眼では分からなかった表情もしっかり捉えています。ふわふわな毛並みや気持ちよさそうな表情をぜひご確認ください。それにしても眩しくないように顔だけ木陰にくるポジショニングはさすがです。

絞り:F4 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:100 / 使用機材: SONY α7III +SIGMA Art 20mm F1.4 DG HSM

本レンズは、レンズ第一面から光の入射角度を緩やかに調整したり、非球面レンズの効果的な配置などで、画面全域で歪みを極力抑えた設計になっています。当然ながらズームレンズ等でよく目にする歪みは全く感じられません。巨大な観覧車を支える支柱が画面一杯にスッと伸びており、周辺部まで綺麗な描写を披露します。

SIGMA Art 20mm F1.4 DG HSM

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:100 / 使用機材: SONY α7III +SIGMA Art 20mm F1.4 DG HSM

波打ち際の小石がキラキラと輝く様子も綺麗に捉えます。そして、この薄いピント面です。大きなボケの中でも冬の強い日差し感が再現されており、質感描写力の高いレンズと感じました。

SIGMA Art 20mm F1.4 DG HSM

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:100 / 使用機材: SONY α7III +SIGMA Art 20mm F1.4 DG HSM

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:100 / 使用機材: SONY α7III +SIGMA Art 20mm F1.4 DG HSM

外壁に木材が使用されたビル。下から見上げてもその細かな木目の様子を感じることができます。本当によく写るレンズです。

SIGMA Art 20mm F1.4 DG HSM

理想的なハイスピード超広角レンズ

標準ズームレンズの広角端より少し広めの20mm。超広角レンズと呼ばれる焦点域ながら、とても自然な描写をするレンズです。大口径ならではの明るさと大きなボケ味に加え、圧倒的な描写性能を持つレンズは、被写体を選ばずあらゆるシーンで活躍することでしょう。

Artラインの集大成レンズと呼ばれた「20mm F1.4 DG HSM」は、Artラインレンズ好きなら必ず持っておきたい1本です。

Photo by MAP CAMERA Staff

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