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585:『FUJIFILM X-T4』

2020年06月11日

焦点距離:36mm(35mm換算55mm相当) / 絞り:F7.1/ シャッタースピード:1/10秒 / ISO:400 / クラシックネガ / 使用機材:FUJIFILM X-T4 + フジノン XF16-80mm F4 R OIS WR

 

『FUJIFILM X-T3』の発売から約1年半。多くのユーザーが待ち望んでいた、ボディ内手振れ補正機構を搭載した新機種『FUJIFILM X-T4』が登場しました。 全てのレンズで補正が効くのはもちろん、手振れ補正対応のレンズとの組み合わせにより最大6.5段の補正効果を実現しています。

そして、本機で初搭載となるフィルムシミュレーション「ETERNA ブリーチパイパス」と FUJIFILMユーザーに大好評な「クラシックネガ」の追加。AWBには「ホワイト優先」と、その場の灯りを活かす「雰囲気優先」を選択できるようになりました。 今回は手振れ補正効果を確認しながらのスナップ撮影、新しいフィルムシミュレーションを中心に『FUJIFILM X-T4』のご紹介をさせていただきます。このカメラでしか撮れない画作りの良さを感じていただけたら幸いです。

 

焦点距離:80mm(35mm換算135mm相当) / 絞り:F4/ シャッタースピード:1/350秒 / ISO:160 / ETERNA ブリーチパイパス / 使用機材:FUJIFILM X-T4 + フジノン XF16-80mm F4 R OIS WR

 

表現の可能性を拡げる「ETERNA ブリーチパイパス」

「銀残し」というフィルム時代から多くの写真家や映像作家に支持されてきた現像技法を再現したもので、低い彩度とはっきりしたコントラストが特徴的なフィルムシミュレーション。冷たい金属の質感や前ボケの葉っぱの彩度の低い緑が、ポスターの目力をより引き立ててくれました。自分好みでハイライトトーンやシャドウトーンを引き締めることでより「銀残し」の特徴が引き立ちます。

 

焦点距離:49mm(35mm換算74mm相当) / 絞り:F6.4/ シャッタースピード:1/20秒 / ISO:160 / ETERNA ブリーチパイパス / 使用機材:FUJIFILM X-T4 + フジノン XF16-80mm F4 R OIS WR

 

シャッタースピードをあえて落として被写体を「流したい」にも手振れ補正は活躍してくれます。1/20秒くらいのシャッターでは全く手振れの心配は必要なく、ストリートでの手持ちスナップでは効果を実感することが多いと思います。

 

焦点距離:80mm(35mm換算135mm相当) / 絞り:F10/ シャッタースピード:1/120秒 / ISO:640 / ETERNA ブリーチパイパス / 使用機材:FUJIFILM X-T4 + フジノン XF16-80mm F4 R OIS WR

 

ファインダーを覗いて見える世界と肉眼のギャップに驚かされる「ETERNA ブリーチバイパス」レンガ造りの壁のディテールも細やかで、普段なら意識することのなかった景色に目が惹かれました。 このフィルムシミュレーションを通して見たからこそシャッターを切った写真でもあり、このフィルムシミュレーションだからこそ“ハマる”シーンがあると思います。

 

焦点距離:25mm(35mm換算38mm相当) / 絞り:F4.5/ シャッタースピード:1/160秒 / ISO:640 / クラシッククローム / 使用機材:FUJIFILM X-T4 + フジノン XF16-80mm F4 R OIS WR

 

フィルムシミュレーション「クラシッククローム」

今回撮影した中でも特にお気に入りの一枚です。撮って出しでこんなに色気のある描写は、今まで撮ってきた中でも見たことがないかもしれません。個人的には「クラシッククローム」のブラウンの発色がたまらなく好きです。

 

焦点距離:80mm(35mm換算120mm相当) / 絞り:F7.1/ シャッタースピード:1/34秒 / ISO:800 / クラシッククローム / 使用機材:FUJIFILM X-T4 + フジノン XF16-80mm F4 R OIS WR

 

 

焦点距離:17mm(35mm換算25mm相当) / 絞り:F9/ シャッタースピード:1/18秒 / ISO:160 / クラシックネガ / 使用機材:FUJIFILM X-T4 + フジノン XF16-80mm F4 R OIS WR

 

あの日あの時の「クラシックネガ」

遂に『X-Pro3』や『X100V』で好評を博した「クラシックネガ」がX-Tシリーズに実装されました。PRO Neg.シリーズは計算されたライティングの光を表現するための柔らかい階調性が特徴ですが「クラシックネガ」はフラットな光源下でも立体感を出すためにやや硬めの階調の仕上がりとなっているそうです。「雰囲気優先」のAWBと合わせたり、グレインエフェクトをかけて粒状感を増したり、大口径の明るいレンズやマウントアダプターでオールドレンズと組み合わせてみても面白いと思います。

本来なら掲載には至らない、ありふれた風景ですが射し込む光がとても印象的で掲載させてもらいました。 この写真だけは色温度をフィルムに倣い5500Kに設定しました。1日の中で刻々と変わっていく光を感じつつ、デジタルでは敬遠されがちなオーバーな露出も積極的に狙っていただきたいフィルムシミュレーションです。

 

焦点距離:80mm(35mm換算120mm相当) / 絞り:F5.6/ シャッタースピード:1/60秒 / ISO:400 / クラシックネガ / 使用機材:FUJIFILM X-T4 + フジノン XF16-80mm F4 R OIS WR

 

道端でくつろいでいる猫を見かけたので少しずつ近寄ってみました。本当はもっと近づけたのですが、写真としてはこの距離感で。地面すれすれまでカメラを近づけてバリアングル液晶で構図を確認しながら撮影しました。瞳AFの精度の良さとカメラ自体があまり大きくなく、威圧感がなかったのがうまく撮れた秘訣だと思います。ややオーバー気味なハイライトの表現、「湿度」のようなものを感じたり、フィルムで撮っていた方なら“これは”と思う瞬間が必ずあるフィルムシミュレーションになっていると思います。

 

焦点距離:80mm(35mm換算120mm相当) / 絞り:F6/ シャッタースピード:1/125秒 / ISO:160 / クラシックネガ / 使用機材:FUJIFILM X-T4 + フジノン XF16-80mm F4 R OIS WR

 

個人的嗜好が丸出しですが、こんな切り取り方をするのも楽しくなる、撮りたくなるフィルムシミュレーションです。 その特性からも日常的にカメラを持ち歩きながら直感的に撮る「スナップ」に非常にマッチしていると思いました。

 

焦点距離:16mm(35mm換算24mm相当) / 絞り:F13/ シャッタースピード:1/100秒 / ISO:160 / ACROS / 使用機材:FUJIFILM X-T4 + フジノン XF16-80mm F4 R OIS WR

 

豊潤なグレートーンを味わう「ACROS」

シャドウトーンを柔らかくすることでより粘りのあるグレートーンを表現したモノクロフィルムシミュレーション。硬いものから革のような素材まで質感を損なうことなく描写しています。まるで対をなすように光が反射しているのが印象的で絞り込んで撮影しました。

 

焦点距離:16mm(35mm換算24mm相当) / 絞り:F6.4/ シャッタースピード:1/125秒 / ISO:1000 / ACROS / 使用機材:FUJIFILM X-T4 + フジノン XF16-80mm F4 R OIS WR

 

最初はもっと近づいて革の質感を見せようと思ったのですが、引いて撮ったときのアウトフォーカスの描写が好きでこちらを選びました。革の質感も見てのとおり素晴らしい質感表現です。ACROSには感度により粒状感の表現が変わる特徴があるということなので、高感度でもいろいろと撮ってみたくなるフィルムシミュレーションです。

 

焦点距離:16mm(35mm換算24mm相当) / 絞り:F6.4/ シャッタースピード:1/125秒 / ISO:1000 / ACROS / 使用機材:FUJIFILM X-T4 + フジノン XF16-80mm F4 R OIS WR

 

 

「Perfect X」

キットレンズである『XF16-80mm F4 R OIS WR』も上質な写りで、手振れ補正も最大限効いてくれるので この組み合わせだけでも様々な表現が可能でした。センサー、処理エンジンが据え置きですが言い換えれば、今もなお通用する素質を持ったセンサーであるというメーカーの自信の表れでもあります。先代に比べるとグリップが握りやすくなり、大容量化したバッテリーは600枚くらいなら1日1個で撮影が可能。 今回は撮影の合間にUSB-C給電を利用し、1日で約1,000枚以上の撮影をすることが出来ました。手振れ補正機能により拡がった撮影の幅、新しいフィルムシミュレーション。既にXシリーズを使用している方にとっても、初めてFUJIFILMのカメラを使う方にとっても魅力的な機種となっています。今までのXシリーズの良さを全て詰め込んだ『FUJIFILM X-T4』をぜひ触っていただきたいです。

 

Photo by MAP CAMERA Staff

 

 

FUJIFILM担当者が語る X-T4インタビュー記事はコチラ


 

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