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670:『PENTAX HD D FA★ 50mm F1.4 SDM AW』

2021年03月23日

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:100 / 使用機材:PENTAX K-1 Mark II + HD D FA★ 50mm F1.4 SDM AW

 

今回ご紹介するのはフルサイズデジタル機に対応したPENTAX ★(スター)レンズシリーズの大口径単焦点レンズ第一弾『PENTAX HD D FA★ 50mm F1.4 SDM AW』です。優れた低反射特性を実現した独自開発のナノテクノロジー“エアロ・ブライト・コーティングII ”と“HDコーティング ”により逆光など光線状態の厳しい撮影条件下でのゴーストやフレアーの発生を効果的に抑制。またレンズ構成9群15枚のうち3枚の異常低分散ガラスと非球面レンズ1枚を採用し、中心から周辺部までクリアでコントラストの高い、優れた描写性能を実現しています。持ってみるとまさにガラスの塊、と言いましょうか。久しぶりにずっしりとしたレンズの重さに、良い写りの予感を感じワクワクした本レンズ。ぜひその写りをご覧ください。

 

絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:100 / 使用機材:PENTAX K-1 Mark II + HD D FA★ 50mm F1.4 SDM AW

 

無人島であるこの島は貴重な歴史遺産や、自然の宝庫でもありその島に生えている植物にもなにか逞しい生命力のようなものを感じます。絞ったことにより浮かび上がった鬱蒼と映える植物の存在が被写体にストーリーを与えてくれました。ほぼ最短撮影距離からの撮影ですが、解像力も素晴らしいものです。

 

絞り:F2 / シャッタースピード:1/3200秒 / ISO:100 / 使用機材:PENTAX K-1 Mark II + HD D FA★ 50mm F1.4 SDM AW

 

〝フランス積み〟という方式で積み上げられたレンガの建造物は日本でも珍しく貴重なものだそうです。ほんの少し絞っただけですが、レンガとレンガの隙間に苔が生えていたり、レンガ一つを見てもそれぞれがそれぞれの歴史を刻みながらここにあったんだということをしっかりと見せてくれました。

 

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:100 / 使用機材:PENTAX K-1 Mark II + HD D FA★ 50mm F1.4 SDM AW

 

思い思いに島を散策したあとは迎いの船が来るまでの間、海岸で時間を過ごします。貝殻を拾う人、海を眺める人、写真を撮る人。開放絞りで中ほどの距離にピントを合わせてみましたが気持ちのいい立体感にボケ感です。周辺減光もありましたが、レンズプロファイルを当てることで解消出来たので気になる方は当てるのもいいでしょう。

 

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:100 / 使用機材:PENTAX K-1 Mark II + HD D FA★ 50mm F1.4 SDM AW

 

場面は変わり、とある町を歩いていたらミモザと河津桜が咲いている場所があり、沢山の人が春色に誘われ写真を撮っていました。せっかくなので筆者も桜を贅沢に背景にボカし、ミモザを主役に撮影。ほぼ最短撮影距離からの開放絞りの画ですが、美しい桜色のボケがミモザを引き立ててくれました。島で撮った構図とほぼ一緒ですが、絞り値によって変わった画の違いに注目していただければと思います。

 

絞り:F2 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:100 / 使用機材:PENTAX K-1 Mark II + HD D FA★ 50mm F1.4 SDM AW

 

とろけたチーズと焼きあがったパンの食感の違いがしっかり伝わります。最短撮影距離は約40cm。小休憩のテーブルフォトもこのトーストの噛み応えのようにサクっとこなしてくれました。

 

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/4000秒 / ISO:100 / 使用機材:PENTAX K-1 Mark II + HD D FA★ 50mm F1.4 SDM AW

 

まもなく日本の空に桜が舞い始める頃になってきました。こうして早咲きの桜を見上げ、満開になるその時を想う時間もまた心地よいものです。美しい桜と優しい背景のボケにこれからの未来への期待を込めて少しホワイトバランスを暖色に寄せて花びらの色を強調させて撮影しました。

 

絞り:F2.0 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:100 / 使用機材:PENTAX K-1 Mark II + HD D FA★ 50mm F1.4 SDM AW

 

なだらかなボケがスムーズに視線を被写体へと向けさせます。この写真はマニュアルフォーカスでピント合わせをしましたが、ピントルクの動きも丁度いい加減です。わずかに絞った画ですがこのピントのキレ、何度も拡大して確認してはゾクゾクしていました。薄いピント面に苦労しましたが、慣れてくると感覚的にこの位置じゃないかとわかってくるのがまた面白いです。

 

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:100 / 使用機材:PENTAX K-1 Mark II + HD D FA★ 50mm F1.4 SDM AW

 

 

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:100 / 使用機材:PENTAX K-1 Mark II + HD D FA★ 50mm F1.4 SDM AW

 

ガラス越しを逆光で撮影した1枚。想像していた以上にガラスに反射した光の拡散を美しく捉えてくれました。個人的にフレアゴーストは「出てほしい」ものと「出てほしくない」タイプがあるのですが、このレンズはそもそもそんなに発生することもなく、多少出てくるフレアはこのレンズの繊細な面として捉えられる「出てほしい」タイプでした。

 

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:100 / 使用機材:PENTAX K-1 Mark II + HD D FA★ 50mm F1.4 SDM AW

 

ピントがやや甘くなってしまったのですが、それを考慮しても手前のボケが引き立たせる、夕陽が当たるスーツ姿の男性の立体感ある描写。背景ボケの信号など目を惹く要素がたくさんあったため、最後にこの1枚をチョイスさせていただきました。目の前のほんの数秒の間の出来事をドラマチックな目線で捉えられる。それもまたこのレンズ魅力の一つだと思います。

 

アサヒの明星。

良いレンズというものがどんなものか、その答えはなかなか一つには導き出せませんが「このレンズならこう写ってくれる」という期待とそれに応える信頼の描写。それは間違いなく答えの一つでしょう。冒頭の写真は『PENTAX HD D FA★ 50mm F1.4 SDM AW』で撮影した最後の夕暮れ時の1枚ですが、柳の木の間から池を撮ろうと思ったのは『PENTAX HD D FA★ 50mm F1.4 SDM AW』がその光景を魅力的に写してくれると筆者自身が確信したからです。従来の標準レンズのF1.4の被写界深度より薄紙1枚分薄いような感覚がありましたが、使い込むほどに親和性が高まり素晴らしい画を撮るためのパートナーになっていけるようなレンズだと感じました。新生★(スター)レンズシリーズの大口径単焦点レンズの第一弾としてペンタックスを照らす『PENTAX HD D FA★ 50mm F1.4 SDM AW』。ぜひその写りを体験してみてください。

 

Photo by MAP CAMERA Staff


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