シグマのプレミアムコンパクトプライム「Iシリーズ」のラインアップに『SIGMA Contemporary 20mm F2 DG DN』が加わりました。SONY EマウントとLマウント(SIGMA・パナソニック・ライカ)の2マウントが発売されました。本記事ではSONY Eマウントをご紹介いたします。Contemporaryライン新基準の高い光学性能を持ち、手のひらサイズの小ささと描写性能を両立させています。20mmの広々とした画角を活かすため、画面中心部だけでなく周辺部まで均一な解像感を追求。超広角らしい迫力ある画作りを楽しむことができます。開放F値2という明るさもあり、風景やスナップのみならず星景撮影もこなせる実力も持ち合わせています。妥協のない画質とビルドクオリティ、そして小型・軽量なボディは、幅広い撮影で活躍すること間違いなしです。そんな当レンズを持って街を撮ってきました。フォトプレビューをどうぞご覧ください。
桃の節句が近いということで、近所の民家園に飾り付けがされていました。聞けば民家園のスタッフさんなどの手作りだそうで、細かいところまで凝っていて器用だなあと唸ります。
たくさんのお雛様が飾られている中から、一組を主役に選びます。これらのお雛様は普段はスタッフさんが個々に管理していて、年に一度こうしてお披露目されるのだそうです。「おかげで家には飾れないのよ」と笑っていらっしゃいました。
歩いていると、畑にきれいな梅の花が咲いていました。まだ咲きかけで、蕾のものが多かったです。持ち主の方と談笑し、お礼を言って後にします。
最近の浅草は多くの若い女の子が着物を着て歩いています。昔ながらのスタイルではなく、オーガンジーなどのふわふわした透ける小物をプラスで身につけるなどしているようです。足元も草履ではなくブーツにするなど工夫しておしゃれしています。
大きな門も20mmの画角ならば後ろに下がらなくても撮ることができます。人が多い場所では下がると前にいる人が写ってしまうことがありますが、当レンズならば気にせず次から次へと撮影可能なのです。
海に出ると、連凧があがっていました。夕日に照らされ煌めくさまが、なんだか縁起がよい感じがします。なかなかの長さでしたが、広々とした20mmのレンズですからシャッターチャンスを逃しませんでした。
直感的に広角を愉しむ
広角レンズの広い画角は、標準や望遠と違う被写体の配置の面白さがあります。また直感的にスナップしてもピントが合わせやすく、瞬間を愉しむのに適しています。そして当レンズは開放F値が2ととても明るいので、主役を主役たらしめる光学的機構があります。また「Iシリーズ」ならではのそのクリアな描写性能は、撮る愉しさを実感させてくれます。その意味で当レンズは、直感的に広角を愉しむのに適した、幅広い撮影で活躍する一本です。ぜひお試しください。
Photo by MAP CAMERA Staff