使用機材:PENTAX K-1 Mark II + HD D FA MACRO 100mm F2.8 ED AW
最新の光学技術により画質が大幅に向上した『PENTAX HD D FA MACRO 100mm F2.8 ED AW』をご紹介します。設計を一新したことで得られた、開放絞りから高コントラストで解像感のある描写が当レンズの一番の特徴です。パープルフリンジやゴースト、フレアを抑え、最短撮影距離から無限遠に至るまで高品位な画質を得ることができます。マクロレンズですから等倍までの接写が可能で、手に取れるようなリアリティのある描写を得意としています。しかもその際に13cmのワーキングディスタンスを確保しているので、触れるほどまで寄らなくても大きく写すことができ、小さな被写体を驚かせたりレンズで影を作ってしまうこともないのです。そして防塵・防滴構造の採用は、リコーイメージング社のマクロレンズでは初となります。画質がよくて大きく写せるとなると、どんな撮影をしようかと否が応でも期待が高まります。そんな当レンズを持って撮影してきました。フォトプレビューをどうぞご覧ください。
使用機材:PENTAX K-1 Mark II + HD D FA MACRO 100mm F2.8 ED AW
子どもの頃、チャームに文字や絵を彫ってもらえるサービスが大好きでした。歯医者さんが使うドリルのようなもので、下書きなしのフリーハンドで彫るのです。最近見かけないと思っていたところ、お店があると噂を聞きつけたので行ってきました。店内の壁には数百円のチャームが所狭しと下げられ、なんとも懐かしい気持ちに。さっそくひとつオーダーしました。
使用機材:PENTAX K-1 Mark II + HD D FA MACRO 100mm F2.8 ED AW
夕方の公園に眩しいほどの夕日が差し込んでいました。閉園間近で人もまばらな中、木々が背景から立体的に浮き上がって見えます。
使用機材:PENTAX K-1 Mark II + HD D FA MACRO 100mm F2.8 ED AW
公園で展示されていたネズミ。「日本で一番小さなネズミ」ことカヤネズミの体重は、わずか10g程度しかありません。例えるなら、さくらんぼ一粒、砂糖大さじ1杯分という世界です。それでも同じひとつの命として生きているのですから、なんとも愛しい存在だと感じます。
使用機材:PENTAX K-1 Mark II + HD D FA MACRO 100mm F2.8 ED AW
強風を受けながら気持ちよさそうに瞑想する方。日差しが強かったので影が強めに伸びているのがポイントです。海ではこうして無我の境地でいるのが正解な気がします。
使用機材:PENTAX K-1 Mark II + HD D FA MACRO 100mm F2.8 ED AW
波が繰り返し激しく岩に当たって大きく舞い上がります。防滴を信じて近くに寄り、迫力の画角で写真に収めます。波をきっちり止めるためにシャッタースピードは1/2000秒まであげました。絞りは開放F値2.8なので被写界深度は浅く、跳ね上がる波にも奥行きを感じます。
使用機材:PENTAX K-1 Mark II + HD D FA MACRO 100mm F2.8 ED AW
新しくできた飲食店の裏手に、新鮮そうな赤い魚が置かれていました。キンキだと記憶していましたが、正式名称はキチジというのだそうです。こちらを睨んでいるような目と濡れて光る鱗が印象的なので、マクロレンズを活かして切り取ります。
使用機材:PENTAX K-1 Mark II + HD D FA MACRO 100mm F2.8 ED AW
飲食店の廊下にはこのようにカラフルなディスプレーが並んでいました。色を際立たせるために露出をアンダーに設定して撮ります。パープルフリンジが出やすい状況ですが、当レンズはそれが出ないことが特徴となっています。確かに嫌な滲みは見受けられません。
熟視の如く
何かを凝視することで、新しい気づきが生まれることがあります。まるで目の前にあるものを熟視しているかのような錯覚に陥る高画質は、もしかしたら肉眼よりも見る人にインパクトを与えるかもしれません。いままでと同じ手法で撮った写真が、このレンズを使うことで作品に昇華する──。そんな可能性を秘めているように思うのです。『PENTAX HD D FA MACRO 100mm F2.8 ED AW』と共に一歩前へ踏み出してみるという選択肢を。ぜひお試しください。
Photo by MAP CAMERA Staff