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951: 直感的に、本格的に、その先へ。『SONY VLOGCAM ZV-E10 II』

951: 直感的に、本格的に、その先へ。『SONY VLOGCAM ZV-E10 II』

2024年08月20日

多くのクリエーターに支持される人気モデルの後継機が発売されました。今回ご紹介する『SONY VLOGCAM ZV-E10 II』は、前モデルからさらにブラッシュアップされた、APS-Cサイズセンサー搭載のミラーレス一眼カメラです。写真でも動画でも直感的で本格的な撮影ができ、満足感のある作品を簡単に残すことができます。

変更点の例を挙げますと、まずは縦画面への対応があります。昨今は撮った写真や動画をSNSにアップロードする機会があり、スマートフォンのインターフェイスに合わせた縦長の動画を多く見かけます。そこで本機ではカメラを縦に構えると液晶モニターが縦型表示に変わり、縦での撮影が容易にできるようになりました。
バッテリーは大容量の「NP-FZ100」へと変わり、より長く撮影を楽しめるようになったと共に、それに伴いグリップもやや大きく握りやすくなったのもポイントです。
電源スイッチの位置も変わり、手元を見ることなく片手でスムーズに電源を入れてすぐそばにあるシャッターボタンを押すことができるようになりました。
数々の魅力が詰まった本機で写真を撮影してきました。それではフォトプレビューをどうぞご覧ください。

 

焦点距離:37mm(35mm判換算55mm) / 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:100
使用機材:SONY VLOGCAM ZV-E10 II + E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II

 
 
猛暑が続く中ですが、駅前広場には水が張られていて涼しげです。その水面の反射を利用して、普段撮れない写真を残します。水面近くまでカメラを下し、太陽光が強く反射している窓がポイントになるようにバリアングル液晶モニターで確認しながら撮りました。
 
 

焦点距離:21mm(35mm判換算31mm) / 絞り:F4 / シャッタースピード:1/5秒 / ISO:100
使用機材:SONY VLOGCAM ZV-E10 II + E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II

 
 
前モデルからの変更点のうち、個人的に最も気に入っているのがバッテリーが大きくなって長く撮影できるようになったことです。それにより総重量が随分と重くなるのではとも思ったのですが、ボディ自体が軽くなったおかげで、違いはほぼ感じられませんでした。コンパクトで軽いという利点が損なわれることなく進化だけしたことは嬉しい限り。街中などどこへ持って行っても快適に撮影できます。ここではシャッタースピードを下げていますが、強化された手ブレ補正のおかげで問題なく撮れました。
 
 

焦点距離:50mm(35mm判換算75mm) / 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/80秒 / ISO:250
使用機材:SONY VLOGCAM ZV-E10 II + E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II

 
 
搭載されている最新の画像処理エンジン「BIONZ XR」は処理能力があがっただけでなく、階調の豊かさや色再現性などに優れます。ですからこのようなに美味しそうに、ジェラートの色や質感を見事に写し出してくれるのです。その場の光の色もそのままに、まさに目の前にあるかのような写真が撮れました。
 
 

焦点距離:50mm(35mm判換算75mm) / 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:100
使用機材:SONY VLOGCAM ZV-E10 II + E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II

 
 
少し緑が撮りたくなって公園に赴いたところ、手入れの行き届いた芝生に何かを見つけました。近付いてみるとセミの抜け殻でした。柵があり芝生には入れなかったので、手を伸ばして撮りました。不安定な姿勢でしたが、本機が軽量でホールドしやすかったおかげで、難なく撮影することができたのです。見れば毛脛までしっかりと写っていました。まじまじと見たのは子どもの時以来ですが、造形美といいますか、デザインの美しさに見とれました。
 
 

焦点距離:50mm(35mm判換算75mm) / 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/80秒 / ISO:125
使用機材:SONY VLOGCAM ZV-E10 II + E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II

 
 
公園は陽射しを遮ってくれるものが少ない中、見つけた東屋に休憩所に逃げ込みます。クーラーがなくても日陰というだけで有難いうえに、風鈴の音で涼をとることができました。このときは望遠端での開放F5.6で風鈴を撮影します。F5.6というとあまりボケてくれないのではないかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、なだらかに大きくボケていき、丸ボケも正円に近いと感じました。
 
 

焦点距離:50mm(35mm判換算75mm) / 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:100
使用機材:SONY VLOGCAM ZV-E10 II + E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II

 
 
公園の一角に群生している花々からひとつ選んで下側にカメラを突っ込んで、空を背景に撮影しました。輝度差を活かして背景の空を真っ白に飛ばします。太陽に透けて花びらはオレンジ色に輝いて、狙い通り花は抽象的な存在となりました。小回りが利きますから、色々な撮り方を楽しみたくなるカメラです。
 
 

焦点距離:16mm(35mm判換算24mm) / 絞り:F4 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:100
使用機材:SONY VLOGCAM ZV-E10 II + E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II

 
 

焦点距離:16mm(35mm判換算24mm) / 絞り:F3.5 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:100
使用機材:SONY VLOGCAM ZV-E10 II + E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II

 
 
建物の高いフロアに上がって、景色を撮ります。窓の外だけを撮るよりも、こうして状況と一緒に撮るのが好きです。青く反射した床が綺麗です。やり過ぎではない、ナチュラルな色味で好みです。
 
 

焦点距離:200mm(35mm判換算300mm) / 絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:100
使用機材:SONY VLOGCAM ZV-E10 II + FE 70-200mm F4 Macro G OSS II

 
 
続いて望遠ズーム「FE 70-200mm F4 Macro G OSS II」に付け替えます。本機はAPS-Cサイズセンサー搭載なので、35mm判換算では105-300mm相当となり、また違った景色を撮ることができます。目に留まったおしゃれなビルを撮ってみると、細かい造形に加え修繕中なのか足場が組まれており、無機質な景色をさらに複雑化させていました。そんなことに気付けるとまた嬉しくなってしまうのです。被写体に似合うクリエイティブルック「BW」を選びました。
 
 

焦点距離:50mm(35mm判換算75mm) / 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:6400
使用機材:SONY VLOGCAM ZV-E10 II + E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II

 
 
歩行者天国を行く若者4人組の足元には白い煙がモクモクとしています。水蒸気の正体はおそらく暑さ対策のミストですが、さながらヒーローたちの後ろ姿といった様子に面白みを感じたのです。変に誇張することなく、それが街中に自然と溶けんでいるのが良いのです。
 
 

焦点距離:16mm(35mm判換算24mm) / 絞り:F4 / シャッタースピード:1/30秒 / ISO:320
使用機材:SONY VLOGCAM ZV-E10 II + E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II

 
 
とあるビルのエスカレーターの下に潜って撮った一枚。下からテラスライトがエスカレーターの下部に反射して、まるで炎が立ち上っているかのような不思議な曲線を描いていました。よく見ると合焦部は金属らしい横線が入っていて、それが抽象的なものではなく実際に目の前にあるものであることを示しています。縦構図にするためにカメラを縦に構えると、モニターの文字類も自然と縦表示になりました。これが非常に気が利く機能で、すべてのカメラで同導入してほしいくらい見やすいのです。
 
 

焦点距離:30mm(35mm判換算45mm) / 絞り:F36 / シャッタースピード:1/50秒 / ISO:2000
使用機材:SONY VLOGCAM ZV-E10 II + E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS II

 
 
ビルとビルの間から、強く太陽光が挿し込みます。それが人に当たって、ガラスに影が落ちて、ガラスには汚れがあって……とレイヤーのあるシーンです。どこか曖昧で白昼夢のような、非現実的な印象です。
 
 


直感的に、本格的に、その先へ。

直感的、本格的などこのカメラを表す言葉がいくつも思い浮かびます。失敗なく綺麗な写真や動画が撮れて、しかもSNSへの公開やライブ中継といった「撮った“先”」まで考えられたカメラです。前モデルが既に人気があるのは周知のとおりでその改良版となれば、さらに多くの人に愛される一台となること間違いありません。ぜひお手にとって、どこへでも連れて行っていただきたいです。
 
Photo by MAP CAMERA Staff

 

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