使用機材:SONY α1 + TAMRON 20-40mm F2.8 DiIII VXD
『TAMRON 20-40mm F2.8 DiIII VXD』は、写真と動画をもっと気軽に、もっと自由に撮ろうという、タムロンからの新提案です。超広角から標準域をシームレスにカバーする使い勝手のいい焦点距離と、開放F値2.8の大口径でありつつもクラス最小・最軽量を実現しました。ナチュラルな風景写真はもちろんのこと、広角側が20mmと広く最短撮影距離は17cmと短いことを活かした大胆な構図も得意です。動画撮影も強く意識されており、自撮りをしてもアップになりすぎることなく、背景も一緒に映した画作りが可能であるなど、さまざまな「使いやすさ」の要素をバランスよくまとめ上げました。さっそく当レンズを持って街に出てきましたので、フォトプレビューをご覧ください。
使用機材:SONY α1 + TAMRON 20-40mm F2.8 DiIII VXD
今どきではない、昔ながらの喫茶店に入ってみました。床の絨毯といい、執事のようなウェイターさんの対応といい、老舗のホテルにでも来たような気分です。窓際の席に座りクリームソーダを注文。奥の点光源を美しい丸ボケにして、ファンタジックな雰囲気に仕上げました。当レンズは9枚羽根の円形絞りを採用しているので、歪にならず美しい円を描きます。
使用機材:SONY α1 + TAMRON 20-40mm F2.8 DiIII VXD
公園の裏道でワンちゃんと遊んでいる方とおしゃべり。ボールを投げてほしくて仕方ないワンちゃんは、自分で飼い主さんにボールを渡して催促しています。投げてもらうと勢いよく拾いに行って戻ってきます。立体的にしたくて開放F値2.8で撮りましたが、AFはリニアモーターフォーカス機構VXDによりしっかり食らいついて、躍動感を表現できました。
使用機材:SONY α1 + TAMRON 20-40mm F2.8 DiIII VXD
公園の一角でレタスが育てられていました。土は使わない水耕栽培です。水槽の上にきれいなレタスが乗っていて、その根は水槽の水に浸かっており、水槽にはメダカなどの小魚が泳いでいます。こうして生き物同士が関わり合って循環する様は、安全で素敵な未来を感じさせます。
使用機材:SONY α1 + TAMRON 20-40mm F2.8 DiIII VXD
テーブルで過ごす人たちを俯瞰で眺めました。写真の下方の列はガラスに映った反射ですが、ちょうど一列分隠れていることで、かえって空間がバランス良くまとまりました。対称のようで対称でないからこそ、反射部分が実像のように思えてきます。
使用機材:SONY α1 + TAMRON 20-40mm F2.8 DiIII VXD
露出をアンダーに設定することで、女性のシルエットと斜めに連なる光の点を強調しました。光のラインが並ぶ様は空港の滑走路灯を想起させます。まるで夜のフライトのよう。
使用機材:SONY α1 + TAMRON 20-40mm F2.8 DiIII VXD
引き続き夜らしいスナップ撮影を楽しみます。交差点でバスが曲がるところを手持ちで1秒露光。透け感のある光の帯が見事に写真の主役になってくれました。雨がパラついてきましたが、簡易防滴構造なので安心して撮影に集中できます。
無駄なく、丁度よく。
超広角から始まるコンパクトで明るい標準ズームレンズ。もちろんAFは速く静かで、描写は高画質でなければなりません。全てをバランスよく成立させることで、本当に使いやすいと思えるレンズに仕上がったと感じました。従来よりタムロンが取り組んできた独自のBBARコーティングが進化し、今回BBAR−G2コーティングになりました。ゴーストやフレアの発生を抑え、さらなる圧倒的なヌケ感が実現され、撮りたいと思わせる画質を得ています。無駄なく、丁度よく。そんな最高のバランスだからこそ、毎日持ち歩く相棒に選びたくなるのです。ぜひお試しください。
Photo by MAP CAMERA Staff