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『SONY α7RV』8K実写レビュー

使用機材:SONY α7RV + FE70-200mm F2.8 GM OSS II SEL70200GM2 / 8K24p 400Mbps

 

α史上最高の解像性能を実現した『SONY α7RIV』の発売から約3年、α7Rシリーズの最新モデル『SONY α7RV』の登場です。センサーの画素数は約6100万画素と前モデルと同じですが、最新の画像処理エンジン「BIONZ XR」を採用したことで、動画性能も大きく向上しました。中でも注目したいのが、αシリーズとしては2機種目となる8K動画。α史上最高の8.0段手ブレ補正もアクティブに動画撮影を楽しみたいユーザーには嬉しいポイント。そのほかにも「S-Cinetone」「16bit RAW外部出力」など動画機能が満載で、プロフェッショナルユースも想定した一台となっています。

今回は、これらの新しい機能を中心に撮影を行いました。全編8Kで撮影された映像作品を、ぜひお楽しみください。

 

MOVIE

画質設定から8K視聴が可能です

 

 

使用機材:SONY α7RV + FE 50mm F1.2 GM SEL50F12GM / 8K24p 400Mbps

 

動画内から切り出したカットのピクセル数は7680×4320ピクセル。こうして見ても動画から切り出したカットとは思えないほど精細です。また『FE 50mm F1.2 GM』の透明感ある描写は8K動画でも遺憾なく発揮されていました。今回は全編「S-Cinetone」で撮影しています。

 

使用機材:SONY α7RV + FE 50mm F1.2 GM SEL50F12GM / 8K24p 400Mbps

 

 

使用機材:SONY α7RV + FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM / 8K24p 400Mbps

 

舞台は埼玉県・長瀞。東京都心から約2時間の自然の美しさに囲まれた観光地です。季節ごとに楽しめる豊かな自然はもちろん、岩畳や川下り、ロープウェイで気軽に登れる宝登山や蒸気機関車SLパレオエクスプレスなど。筆者は人生において二度目の長瀞となりました、川下りでしか間近で見ることの出来ない観光名所などもあるので次回はぜひ体験したいところです。

 

使用機材:SONY α7RV + FE 50mm F1.2 GM SEL50F12GM / 8K24p 400Mbps

 

岩石に含まれる鉄が酸化して赤く見えることや赤壁の戦いの地に似ているところから名づけられた「秩父赤壁」。長い年月の間にできた亀裂や割れ目のディテールを8K動画は精細かつ精彩に写し出してくれました。紅葉の時期の「秩父赤壁」は点々と紅く染まる葉で、より一層美しく見えますのでぜひこの季節に訪れてみてください。

 

使用機材:SONY α7RV + FE 50mm F1.2 GM SEL50F12GM / 8K24p 400Mbps

 

 

使用機材:SONY α7RV + FE 50mm F1.2 GM SEL50F12GM / 8K24p 400Mbps / 手振れ補正:スタンダード

 

宝登山に登るロープウェイ。α史上最高の8.0段手ブレ補正の『α7RV』と『FE 50mm F1.2 GM』で手振れ補正「スタンダード」で手持ち撮影しましたが手振れ補正の効果をしっかりと確認できました。

 

使用機材:SONY α7RV + FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM / 8K24p 400Mbps / 手持ち

 

約5分間の空中散策を楽しみつつあっという間に全長832mを登ってきました。ロープウェイを降りればすぐに見れるこの広大な風景。秩父長瀞全域を見渡すことが出来ます。この日はSLパレオエクスプレスが走っていたようで、山の上に登っても聞こえてくる汽笛の音。東京から数時間で来れる場所なのに、なんだか全く別の世界にきたような感覚になります。

 

使用機材:SONY α7RV + FE70-200mm F2.8 GM OSS II SEL70200GM2 / 8K24p 400Mbps

 

『FE70-200mm F2.8 GM OSS II』でピンポイントに映えるイチョウの木を狙い撮影しました。遥か頭上からしか見えないこの高密度な世界、山に心奪われる写真家たちの気持ちが一つ今日分かった気がしました。

 

使用機材:SONY α7RV + FE 50mm F1.2 GM SEL50F12GM / 8K24p 400Mbps / 手振れ補正:スタンダード

 

宝登山にある動物園。ロープウェイで楽々登ることが出来た筆者には、この動物園までの道のりこそ登山になりました。ヤギやヒツジ、モルモットやアヒルなど可愛らしい動物が沢山。なかでもニホンザルはほかの動物園よりも、野性的なサルを見ることが出来ますので必見です。動物園のシーンは全て『FE 50mm F1.2 GM』を手持ち撮影しています。

 

使用機材:SONY α7RV + FE 50mm F1.2 GM SEL50F12GM / 8K24p 400Mbps / 手振れ補正:スタンダード

 

宝登山神社は宝登山を登ったところにあると勘違いしていた筆者はロープウェイに登ってしまいました。「宝登山神社奥宮」を守るこの野性的な表情の「狛犬」は「山犬」オオカミだそうで「お犬様」で親しまれているそうです。ロープウェイに乗っている間も宝登山にまつわる興味深い逸話などを聞くことが出来ます。訪れた際にはこの地の歴史に触れながら歩くのも楽しいと思います。

 

使用機材:SONY α7RV + FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM / 8K24p 400Mbps

 

「宝登山神社奥宮」からより山頂方面に向かう途中、「武甲山(ぶこうさん)」を一帯を見渡せる絶景ポイントに着きました。三角形だった山は石灰岩の採掘が進み、その姿を少しずつ変えているようです。宝登山から見る武甲山はその切り出された面を真正面に見ることができ、雲間から射し込む光に照らされる武甲山はまるで秘境を発見したような感動を覚えました。

 

使用機材:SONY α7RV + FE70-200mm F2.8 GM OSS II SEL70200GM2 / 8K24p 400Mbps

 

少しずつ雲に覆われ始め夕焼けは望めなそうなかわりに、雲間から射し込む光がどんどんと強くなってきました。繊細な光のトーンを表現するためにモノクロにしてみると、神秘的な世界を見ることができました。美しいといわれる宝登山の夕焼けはまたいつか訪れたときに見たいと思います。

 

使用機材:SONY α7RV + FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM / 8K24p 400Mbps

 

 

使用機材:SONY α7RV + FE70-200mm F2.8 GM OSS II SEL70200GM2 / 8K24p 400Mbps

 

下山した後すでに暗くなってしまいましたが、運よくこの時期は「長瀞紅葉まつり」の期間内でライトアップが行われていたため、当初行く予定だった夜の「宝登山神社」を撮影してきました。夜間の撮影では新たに搭載された「フリッカーレスTvスキャン機能」を使用しました。動画撮影中のフリッカー問題をすぐに解決できたのでぜひ活用してみてください。

 

使用機材:SONY α7RV + FE70-200mm F2.8 GM OSS II SEL70200GM2 / 8K24p 400Mbps

 

 


 

高画素を活かした8Kのディテール感や手持ち撮影を強力にサポートするα史上最高のボディ内手ブレ補正機能は今回の撮影でも十分に確かめる事が出来ました。次世代のAFシステムと組み合わせることで、風景から人物・動物まで幅広い世界を想像以上のリアリティでキャプチャーすることが可能です。静止画、動画、どちらにも夢中にさせてくれるカメラ、自信を持ってオススメいたします。

Movie by MAP CAMERA Staff

 

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821: 明晰なるもの『SONY α7RV』

 

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