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1013: まず、この広角。『 SAMYANG AF 16mm F2.8 P FE 』

1013: まず、この広角。『 SAMYANG AF 16mm F2.8 P FE 』

2025年08月22日

絞り:F7.1 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:100
使用機材:SONY α7IV + SAMYANG 16mm F2.8 P FE

 
 
広角写真の世界へ一歩踏み出すとき、最初のレンズ選びはとても重要です。サムヤンが新たに送り出す「AF 16mm F2.8 P FE」は、まさにそんな「最初の1本」にふさわしいレンズです。超広角でありながら、重さはわずか207g。重さを感じさせない軽快さで、フットワーク軽くどこへでも進んで行けます。広大な風景、ダイナミックな街並み、そして日常の何気ない瞬間。この一本があれば、これまで気づかなかった新しい世界を、驚くほど手軽に切り取ることができます。

またこのレンズは「まず、手を伸ばしたくなるレンズ」でもあります。最短撮影距離が12cmと短いので、目の前にあるものにグッと寄れる使い勝手のよさや、室内を広く写したりダイナミックな構図を楽しめるなど、このレンズなら安心だという確信が持てるのです。

さっそく撮影してきましたので、フォトプレビューをどうぞご覧ください。
 
 

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:100
使用機材:SONY α7IV + SAMYANG 16mm F2.8 P FE

 
吹き抜けの広々としたラウンジを、ワイドな画角で切り取りました。一面の大きな窓から差し込む光が、床に美しい影を落としています。室内で大きなものを全体像として捉えたいとき、16mmという焦点距離は非常に重宝します。このレンズは、フルサイズ対応の超広角ながら驚くほど軽いため、「α7IV」と組み合わせても非常にバランスが良く、撮影していて疲れることはありませんでした。窓の明るい部分にもソファーの影の暗い部分にもしっかり階調が残っており、本レンズの描写力の高さを実感しました。
 
 

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:100
使用機材:SONY α7IV + SAMYANG 16mm F2.8 P FE

 
偉人の像と、周囲の近代的なビルを対比させて撮影しました。広角レンズ特有のダイナミックなパース効果で、ビルがより高く、力強く見えます。像の存在感を際立たせつつ、その背景にある現代都市の広がりを表現できるのは、このレンズならではです。歴史と現代が交錯するような、ストーリー性のある写真を撮りたいと思い、この構図を選びました。「α7IV」との組み合わせでも、レンズの歪曲収差はうまく補正され、とてもクリアで抜けの良い描写だと感じました。
 
 

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/15秒 / ISO:100
使用機材:SONY α7IV + SAMYANG 16mm F2.8 P FE

 
ドーム型の天井が特徴的な駅のホールを、行き交う人々と共にスローシャッターで撮影しました。流れるように動く人々の中に、静止している人も写り込んでおり、動と静の対比が面白い1枚になりました。この場所の広々としたスケール感と、人々の動きを同時に表現したいと思い、この手法を選びました。このレンズは、シャッターチャンスに強いSTM(ステッピングモーター)を採用しているので、狙った場所にすぐにピントを合わせられ、このような一瞬の光景を逃さずに捉えることができました。
 
 

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:100
使用機材:SONY α7IV + SAMYANG 16mm F2.8 P FE

 
地球儀だけでなく、手前のガラスへの反射も主役という1枚。手前にあるものがガラス越しに写り込むことで、写真に奥行きと広がりが生まれました。このレンズは、開放F2.8という明るさがあるので、室内のような光量が少ない場所でも、手持ちで気軽に撮影できます。また、軽量コンパクトな設計なので撮影場所の制約を受けにくく、今回も反射の様子を確認しながらさまざまなアングルを試すことができました。
 
 

絞り:F3.2 / シャッタースピード:1/40秒 / ISO:100
使用機材:SONY α7IV + SAMYANG 16mm F2.8 P FE

 
学校の階段の踊り場にある、横に長い水場を撮影しました。壁の一部に太陽の光が差し込んでいる様子が、まるでスポットライトのようで印象的だったのです。光と影のコントラストを強調することで、何気ない場所をドラマチックに表現できるのが、広角レンズの魅力の一つです。ノイズも少なくクリアに写し出されており、本レンズの光学性能の高さを感じました。
 
 

絞り:F3.5 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:100
使用機材:SONY α7IV + SAMYANG 16mm F2.8 P FE

 
体育館の様子を、外から差し込む光に露出を合わせて撮影しました。周囲をあえて暗くすることで、光の筋がより際立ち、学生時代の記憶がフラッシュバックするような気がします。広大な空間を切り取ることができる広角レンズだからこそ、このような大胆な光の表現も可能なのです。
 
 

絞り:F3.2 / シャッタースピード:1/40秒 / ISO:100
使用機材:SONY α7IV + SAMYANG 16mm F2.8 P FE

 
余分な装飾のない、シンプルなギャラリーのような空間を撮影しました。正面の窓から差し込む光が、空間の広がりと静けさを際立たせています。広角レンズは、このように空間全体を写し込むことで、その場の空気感や広々とした雰囲気をそのまま写真に閉じ込めることができます。このレンズのクリアで自然な描写は、被写体の持つミニマルな美しさを引き出すのに適しています。「α7IV」の優れたダイナミックレンジと相まって、窓の明るい部分から室内の暗い部分まで、なめらかな階調を表現できました。
 
 

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/30秒 / ISO:500
使用機材:SONY α7IV + SAMYANG 16mm F2.8 P FE

 
美しい白い階段を、そのラインが際立つように広角で捉えました。手すりの繊細なデザインと、階段の力強い造形との対比が印象的です。後ろに下がることができない場所でも、このように全体を写すことができるのは、本レンズの最大の武器のひとつです。そしてこのように画面内に線状のものが多い場合、歪みが発生すると気になるものです。しかしながら本レンズであればそれを感じることがなく、階段の魅力を写真に閉じ込めることができます。
 
 

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/30秒 / ISO:1000
使用機材:SONY α7IV + SAMYANG 16mm F2.8 P FE

 
高い天井まで続く本棚を、下から見上げるように撮影しました。扉が開いていることで中の本が見え、知的な雰囲気が感じられます。本棚の上のライトが光り輝き、まるで秘密の書斎に迷い込んだかのような幻想的な1枚となりました。広角レンズの特性を活かして、高い天井や本棚のスケール感を強調したいと思い、この構図を選びました。全体的に非常にシャープで、本の背表紙までくっきりと描写されています。
 
 

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/30秒 / ISO:400
使用機材:SONY α7IV + SAMYANG 16mm F2.8 P FE

 
植物を素材にした強い紙のようなもの。薄いながらもガッチリしており、その質感をクローズアップしました。このレンズは、わずか12cmまで寄れるマクロ機能を持っているので、このように素材の繊維感や染色の濃淡といった細部まで鮮明に写し出すことができます。普段、何気なく見過ごしてしまうようなものにも、レンズを向けてみると新しい発見があるものです。広角レンズでありながら、被写体の細かな表情を捉えることができる万能さに驚かされました。
 
 

絞り:F5 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:100
使用機材:SONY α7IV + SAMYANG 16mm F2.8 P FE

 
豪華なシャンデリアを、真下から見上げて撮影しました。シャンデリアの複雑なデザインが、広角レンズでダイナミックに捉えられています。シャンデリアの光が周りの壁に美しい模様を描いており、まるで万華鏡のような世界が広がっているのもレンズを向けたポイントです。このレンズは光学性能が非常に高いので、逆光時でもフレアやゴーストが少なく、光源をクリアに描写してくれます。
 
 

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/30秒 / ISO:320
使用機材:SONY α7IV + SAMYANG 16mm F2.8 P FE

 
オールインワンのDJシステムを、露出アンダーのモノクロームで撮影しました。手前のターンテーブルにピントを合わせ、光が反射している部分をボケさせることで、音楽が流れる空間の臨場感を表現しました。モノクロにすることで、光と影のコントラストがより際立ち、シャープな印象に仕上がっています。このレンズの描写力は、こうしたアーティスティックな表現にも応えてくれます。
 
 

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:12800
使用機材:SONY α7IV + SAMYANG 16mm F2.8 P FE

 
まるでヤマタノオロチのようにカーブする高速道路の高架下を撮影しました。複数の道が複雑に絡み合い、迫力のある風景が広がっています。こうした巨大な建造物は、広角レンズで捉えることで、そのスケール感を強調することができます。下にも多くの車が走っているような埃っぽい場所でしたが、本レンズはIP5X相当の防塵性能も備えているので、砂埃が舞うような場所でも安心して撮影に集中できます。
 
 

 
 

まず、この広角。

 
『SAMYANG AF 16mm F2.8 P FE』は、単なる超広角レンズではありません。全長70.5mm、重さ207gという驚きの携帯性、そして最短撮影距離12cmという近接撮影能力は、撮影者のクリエイティブな可能性を大きく広げてくれます。旅行先での雄大な風景から、目の前の小さな被写体のディテールまで、このレンズ一つで幅広いシーンに対応できます。また、新開発の高強度素材の採用や防塵性能の高さから、タフな撮影環境にも耐えうる信頼性も魅力です。初めての広角レンズとして、あるいは軽快な常用レンズとして、本レンズはきっとあなたの撮影スタイルを変える1本となるでしょう。広がる世界を、どうぞ、あなたの手に。
 
Photo by MAP CAMERA Staff
 
 

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