使用機材:SONY α6600 + SIGMA Contemporary 23mm F1.4 DC DN
シグマのContemporaryラインのラインナップに『Contemporary 23mm F1.4 DC DN』が加わります。APS-Cミラーレスカメラ対応のレンズで、焦点距離は35mm判換算で35mm相当になります。35mmといえば汎用性が高く人気のある画角です。対応マウントはLマウントとソニーEマウントとなっており、そして2023年夏には富士フイルムXマウントにも対応予定です。F1.4の大口径ながら、気軽に持ち歩けるほどのコンパクトさが魅力です。開放からの優れた解像力を活かし、風景写真やポートレート、テーブルフォトなどの撮影で活躍が期待できます。それではフォトプレビューをどうぞご覧ください。
使用機材:SONY α6600 + SIGMA Contemporary 23mm F1.4 DC DN
金属の細い矢印という、なんともおしゃれな道案内です。デザインセンスがいい上に見る人に伝わりやすいので、このスタイルがもっと世の中に増えればいいのにと思います。大きな窓から入る外光で影を作っています。
使用機材:SONY α6600 + SIGMA Contemporary 23mm F1.4 DC DN
蓄音機にかけられたレコード。ラベルにはお馴染みのワンちゃんの絵が描かれています。こちらはディスプレイですので音は鳴っていませんでしたが、蓄音機のハンドルを回したらどんな音色を聞かせてくれるのでしょうか。
使用機材:SONY α6600 + SIGMA Contemporary 23mm F1.4 DC DN
フランス人ガラス工芸家の作品で、扉に美しいガラスレリーフが施されています。女性像の部分は立体になっていて、横から見ると前に飛び出しています。大きく広げた翼が神聖な雰囲気を醸し出しています。
使用機材:SONY α6600 + SIGMA Contemporary 23mm F1.4 DC DN
緑色がかったガラスの壁に、等間隔に丸い凹みがあります。その凹凸は外の世界を歪ませて、夢の中のような不思議な景色を見せてくれます。
使用機材:SONY α6600 + SIGMA Contemporary 23mm F1.4 DC DN
庭にある大きな木の下には、立派な苔が広がっていました。斜めに差し込む夕方の光が枝を通ってまだらに影を落とし、苔の膨らみを複雑に照らし出します。
使用機材:SONY α6600 + SIGMA Contemporary 23mm F1.4 DC DN
淡いピンクの花びらを湛える季節はもちろん人気がありますが、葉桜もまたよいものです。葉桜の下で花びら舞い散る中、じっくりと語り合うのも悪くありません。
使用機材:SONY α6600 + SIGMA Contemporary 23mm F1.4 DC DN
街角に立っていた着ぐるみが、バラを一輪くれました。丁寧にセロファンで包まれ、可愛らしい赤いリボンが結ばれています。セロファンが掛かっていないところから最短撮影距離25cmまで寄ってバラを撮ると、セロファンに花の影が歪んで映り込みました。9枚羽根の円形絞りのおかげで、アスファルトに落ちた桜の花びらが白く綺麗な玉ボケとなって、ちょっぴり幻想的な雰囲気に。
描写も、コンパクトネスも。
シグマといえば「Made in Japan」。本レンズも例外ではなく、そのクラフツマンシップのもと国内で一貫生産されます。数値化できるものだけがすべてではないというシグマの精神は、本レンズからも滲み出ていて、「すぐそばに置いておきたい」とか「いつも持ち歩きたい」とユーザーを虜にするのです。35mmというマルチに使える画角の使いやすいレンズをお探しの方や、描写力にこだわりたいけれどコンパクトネスも大事という方をはじめ、幅広い方におすすめできる一本です。ぜひお手に取っていただきたいです。
Photo by MAP CAMERA Staff