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LEICA M8

2006年08月08日

Leica M8

1954年、究極の小型カメラ「M3」の衝撃的な発表以来、35mm判レンジファインダーカメラの王道を歩み続けてきた、ライカMシリーズ。そのMシリーズ直系の最新機種として、デジタルカメラ「M8」は発表されました。外観は、背面に表示用液晶が埋め込まれている分、厚みが増してはいますが、基本的なスタイリングはMシリーズそのもの。その上、使い込むほどに高級機の質感を醸し出す、軍艦部と底部は真鍮削り出しとなっています。

デジタルカメラで、その性能を最も左右するのが撮像素子。M8では、撮像素子が一般的なレンズ交換式デジカメで使用されているAPSサイズよりも一回り大きな27x18mmとなっています。これにより、焦点距離35mmレンズは35mm判換算で約46mm相当、28mmレンズが約37mm相当、21mmレンズが約28mm相当となり、焦点距離が1ステップづつ短いものを使うとちょうど良いような感覚で利用できます。撮像素子には、隅々まで光を行き届かせるため、オンチップマイクロレンズを搭載。撮像素子周辺の露光不足をユニークな方法で解決しています。

Mシリーズ伝統の「布幕横走り」だったシャッター機構も、ついにM8のデジタル化に伴い「金属縦走りシャッター」になりました。最高速は1/8000、シンクロスピードも1/250と従来のMシリーズから大幅に高速化されています。いままでシャッタースピードの関係で、絞って使わざるを得なかったレンズも開放から使用することができ、デジタル要素以外でも新たな表現の可能性が広がります。

レンジファインダーは、従来のMシリーズと同様、高精度な機構となっており、距離にしたがい自動パララックス補正されます。撮像素子が35mm判フィルムよりも小さいため、ファインダー倍率は0.68倍。135mmのフレーム枠が廃止された代わりに24mmのフレーム枠が追加されましたが、装着したレンズにあわせて視野枠が表示される機構は従来通りです。

主な仕様

総画素数: 1030万画素 レンズマウント: ライカMマウント 液晶サイズ: 2.5型 メディア: SDカード(~4GB) 電源: 充電式リチウムイオンバッテリー 標準電圧3.7V 最大出力1900mAh 外形寸法: 約W138.6 x H36.9 x D80.2mm 重量: 約545g(バッテリーを除く) 付属品: キャリングストラップ カメラボディキャップ リチウムイオンバッテリー バッテリーチャージャー 3種アダプター カーケーブル付き USB接続ケーブル ソフトウェア Capture One LE LEICA DIGITAL CAPTURE

LEICA M8 基本スペック
形式 コンパクトデジタル・ビューファインダーカメラ。マイクロプロフェッサー制御式メタルブレードフォーカルプレーンシャッター
撮影素子 1030万画素 18×27mm焦点距離1.33倍 アスペクト比3:2。モアレフィルター無し、ソフトモアレによる解消、レンズ解像力をフル活用。
感度 160-2500のマニュアル設定
記録方式

DNG/2段階のJPEG圧縮 3916×2630(1035万画素)/2952×1972(580万画素)/1968×1315(260万画素)/1312×876(115万画素)

DNGファイル情報 16ビットカラー深度、撮影10.2MBのファイルサイズ
記録媒体 SDカード(4GBまで)
ホワイトバランス オート/プリセット(6種類)/マニュアル/2000Kから13,100Kまでの色温度設定
ビューファインダー

ファインダー:自動パララックス補正付きブライトフレーム・ビューファインダ-.。アイピース: -0.5ディオプタに設定。フレーム: ブラトフレームは2フレーム1組表示。24mmと35mm、28mmと90mm、50mmと75mmレンズを 装着するとフレーム自動表示。フレームセレクター : ブライトフレームの各組を手動設定可能。パララックス補正 :  ビューファインダーとレンズの水平と垂直の差異は、自動補正される。つまりレンズ位置によりブライトフレームが自動に適応する。ファインダー倍率 :0.68倍。ファインダー基線長 : ビューファインダー中央にある二重画像合致式。有効基線長47.1mm(基線長69.25mm×ファイ ンダー倍率0.68倍)

ファインダー表示 ビューファインダー下部 フラッシュの状態のLED表示、以下の状況確認のための4桁・7セグメントのデジタルドットディスプレー(明るさ自動補正):絞り優先AE時の自動設定シャッタースピード、AEロック使用時、露出補正設定時、絞り優先AEモード使用時に測光範囲に満たない/超えている場合、1秒以上の露光時のカウントダウン、SDカードに残量がない場合。 適正露出を得るためのLED表示(三角形2種、円1種) +1、+1/2、適正露出、-1/2、-1の露出表示 三角形のLED:適正露出のためにシャッタースピードダイヤルや絞りリングをどちら向きに回すかを示す。 LEDが点滅している場合:光の状況が測光範囲外。
液晶モニター 2.5型約23万画素LCD、明るさ5段階調節付き
再生機能 画質、RGB、ヒストグラムによる露出補正(拡大表示、オーバー、サチュレーションのハイライトを含む。画像パラメータ設定表示、装着レンズの焦点距離表示(6ビットコード付きレンズ装着時)
画像表示サイズ

4コマ/9コマ/フルサイズ/100%までの4段階拡大

測光方式 TTL開放16分割測光、中央重点測光、スポット測光、測光範囲EV0~21(ISO100・50mmF1.4)
露出モード 絞り優先AEモード、マニュアルモード
露出補正 ±3EV(1/2EVステップ)、±2EV(1/3EVステップ)、AEロックあり
シャッター

電子制御式縦走りメタルブレードフォーカルプレーンシャッター、オート:1/8000秒~32秒、マニュアル:1/4000秒~4秒、バルブ。 ボタンは押すレベルによって3段階:①カメラ電子回路と露出計ON、②絞り優先モードでのAEロック、③シャッターレリーズ、標準ケーブルレリーズ用ねじ付き

ドライブモード S:シングル撮影。シャターを押すたびに1回レリーズ。C:秒間2コマ最大10枚までの連続撮影。セルフタイマー2秒/12秒

6ビット機能

システムに内存する口径食を修正。デジタルデータの保存を簡略化するためレンズ情報は画像ファイルに付加。専用フラッシュユニット装着時のモーター制御式リフレクター補正。絞り優先AEモードのオート・スローシンクロにも有効
カラーマネジメント

Adobe RGB, sRGB, ECIRGB

フラッシュ

シンクロ速度:1/250までとBが設定可能、オートシンクロ(6ビットコード付きレンズ)対応

レンズマウント 6ビットコード認識用センサー付きライカMバヨネット
レンズシステム 16-90mmの現行6ビットコード付きライカMレンズ。1954年以降に製造された16-90mmのライカMレンズはほぼすべて使用可能。ほとんどのレンズは6ビットコード付きに改造可能。
電源 専用リチウムイオン充電池
入出力ポート USB/ビデオ端子、外部電源端子、外部レリーズ端子
外部インターフェース 5ピンミニUSB2.0(ハイスピード)インターフェース
素材 マグネシウム合金、黒の合成革張り。トップカバーと底蓋は削り出しの真鍮製でブラッククローム又は、シルバークローム仕上げ。
大きさ

138.6(W)×36.9mm(D)×80.2mm(H)(突起部を除く)

質量(重さ)

545g(本体のみ)

製品価格 定価 693,000円(税込み)
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