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LEICA SUPER VARIO ELMAR SL16-35mm F3.5-4.5 ASPH.

LEICA SUPER VARIO ELMAR SL16-35mm F3.5-4.5 ASPH.

2023年04月27日

焦点距離:20mm / 絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:50 / 使用機材:LEICA SL2-S + スーパー・バリオ・エルマー SL16-35mm F3.5-4.5 ASPH.

 

旅先や記念日に。友人や家族と。写真を撮る機会は多数ありますが、一番の動機は「記録」そのもの。人生という長い時間軸の中でいえば一刹那に過ぎない場面を切り撮り、写真におさめる。普段からカメラを手にしている方なら、意識せずとも気が付いたら目の前に広がる光景をファインダー越しに覗いていた、なんてことがあるかと思います。そこから見える美しい情景が琴線に触れると同時にシャッターを切る。この一連の動作に澱みはなく、純真ともいえる感情が輝いているように見えます。人は何かを記録することが好きな生き物なのかもしれません。

今回使用した『Leica スーパー・バリオ・エルマー SL16-35mm F3.5-4.5 ASPH.』はLeicaらしい圧倒的な描写力とスマートかつ頑丈な姿形が同居する広角ズームレンズ。広角域での幅広い焦点距離を有しているため広大な風景はもちろんのこと様々なシチュエーションを見たままに写し撮ることができます。物事を記録するのにはまさに打ってつけのこのレンズを『Leica SL2-S』と組み合わせて撮影を行いました。その写りを是非ご覧ください。

 

焦点距離:35mm / 絞り:F7.1 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:50 / 使用機材:LEICA SL2-S + スーパー・バリオ・エルマー SL16-35mm F3.5-4.5 ASPH.

 

見上げれば青空に寄り添う巨大な雲と年季の入った火の見やぐら。電線の無い広い空を切り撮れるのは爽快のひとこと。重厚感が強調されるカットですが、これからやってくる晩春、そして次に巡る夏をもイメージさせる一枚になりました。

 

焦点距離:16mm / 絞り:F8 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 使用機材:LEICA SL2-S + スーパー・バリオ・エルマー SL16-35mm F3.5-4.5 ASPH.

 

淡紅色の花弁が綺麗なハナミズキを最短焦点距離でファインダーいっぱいにおさめてみました。広角レンズはただ写すだけではなく、接写をしても面白くインパクトのある表現が可能です。様々な方向に咲き誇るその花びらは、陽の光の中で踊っているかのようにも見えました。

 

焦点距離:35mm / 絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:1600 / 使用機材:LEICA SL2-S + スーパー・バリオ・エルマー SL16-35mm F3.5-4.5 ASPH.

 

 

焦点距離:24mm / 絞り:F9 / シャッタースピード:1/80秒 / ISO:100 / 使用機材:LEICA SL2-S + スーパー・バリオ・エルマー SL16-35mm F3.5-4.5 ASPH.

 

風に舞う土埃も白球を追いかける球児達の姿もそこにはなく、次の試合を待つグラウンド。凛とした雰囲気の中で人の気配もなく、ひとりで目の前の光景を独占しているかのような錯覚に陥りました。広い景色の中、ひとりで撮影を楽しむ。とても贅沢なひとときです。

 

焦点距離:16mm / 絞り:F10 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:100 / 使用機材:LEICA SL2-S + スーパー・バリオ・エルマー SL16-35mm F3.5-4.5 ASPH.

 

ゆっくりと、それでも確実に季節は移ろいを進め、新緑が眩い時期へと変貌を遂げます。緑葉が茂り始めた木々。奥行をつけて撮影することで壮大なイメージに仕上がりました。

 

焦点距離:23mm / 絞り:F7.1 / シャッタースピード:1/80秒 / ISO:50 / 使用機材:LEICA SL2-S + スーパー・バリオ・エルマー SL16-35mm F3.5-4.5 ASPH.

 

 

焦点距離:16mm / 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/80秒 / ISO:100 / 使用機材:LEICA SL2-S + スーパー・バリオ・エルマー SL16-35mm F3.5-4.5 ASPH.

 

 

焦点距離:33mm / 絞り:F8 / シャッタースピード:1/50秒 / ISO:50 / 使用機材:LEICA SL2-S + スーパー・バリオ・エルマー SL16-35mm F3.5-4.5 ASPH.

 

山間の中、お囃子の音に誘われてみると広場に山車が止まり、お祭りが開催されていました。地元の方々が集まる大切な催事。その瞬間に立ち会えたことに感謝をしながら写真におさめました。周りの状況を説明的にしたい時、『Leica スーパー・バリオ・エルマー SL16-35mm F3.5-4.5 ASPH.』は撮影した瞬間を雄弁に物語ってくれます。

 

焦点距離:18mm / 絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/40秒 / ISO:6400 / 使用機材:LEICA SL2-S + スーパー・バリオ・エルマー SL16-35mm F3.5-4.5 ASPH.

 

 

 

広い視界を、ここちよく語る。

撮り歩くことおよそ三万歩弱。気になる風景に出会う度に足を止め、写真を撮りました。気になるものへカメラを向けシャッターをきる。スナップ撮影の醍醐味であり、それは何となくカメラを手にする本質的なことのようにも思えます。記録された一枚々はやがて記憶となり、見返す度にその時の情景が蘇り余韻に浸る。写し終わったその先に続きがあるのも、写真の愉しみ方のひとつです。『Leica スーパー・バリオ・エルマー SL16-35mm F3.5-4.5 ASPH.』と『SL2-S』の組み合わせで撮られた写真は、振り返る度に克明にその時の瞬間を紡いでくれることでしょう。使用してみれば、手放せない程の特別なパートナーに変わる。今回の撮影でそのような印象をうけました。広い視界を、ここちよく写し撮る描写力を是非とも実感していただきたいです。

 

Photo by MAP CAMERA Staff

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