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LEICA VARIO-ELMARIT-SL 24-70mm F2.8 ASPH. 【Part.1】

LEICA VARIO-ELMARIT-SL 24-70mm F2.8 ASPH. 【Part.1】

2021年05月27日

焦点距離:40mm / 絞り:F8 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:100 / 使用機材:LEICA SL2-S + バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.

 

『Leica バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.』。あまりの人気に現在入手困難なレンズですが、急遽中古で入荷したと連絡を受け今回撮影することができました。まずは第一弾のファーストレビューをご覧いただけたらと思います。

歴史ある“LEICA”というブランドの中でM型ライカと双璧を担う存在にまで成長したライカSLシリーズ。M型が伝統ならば、SLシリーズは革新といったところでしょう。カメラ・レンズ共に最新技術で武装し、プロフェッショナル・ミラーレス界の先頭を牽引する存在になっています。

Lマウントアライアンスによりレンズ選びの幅も広がった昨今、ライカはアポクロマート設計の単焦点レンズを充実させることに注力してきましたが、ここにきてF2.8の王道ズームレンズを登場させてきました。この一眼レフ時代から馴染み深い24-70mmのF2.8通しというスペックは、「大三元レンズの1本」としてハイアマチュアからプロなどに親しまれてきたことでも有名です。

しかも今回のレンズは“MADE IN JAPAN”が刻印されている初のライカSLレンズ。その描写はいかなるものか、ぜひご覧いただけたらと思います。

 

焦点距離:28mm / 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:100 / 使用機材:LEICA SL2-S + バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.

 

まず撮影して感じたのが、最新のズームレンズにふさわしい解像感と澄み切った写りをするということ。2枚目に掲載した山門の写真は木材の年輪、節、木目をこれでもかと言うほど緻密に描写してくれています。

そして3枚目は、わずかに差す光とその光を受ける葉を意識して撮影したのですが、ここまで艶やかで透明感のある描写になるとは思いませんでした。正直、圧巻と言っていいほどの描写力。凄いズームレンズが登場してきました。

 

焦点距離:47mm / 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:800 / 使用機材:LEICA SL2-S + バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.

 

 

焦点距離:46mm / 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:200 / 使用機材:LEICA SL2-S + バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.

 

障子からの光を浴びて鈍い光をみせる和太鼓。相当年月が経っているものでしょうか、胴や鋲(びょう)に浮き出た傷や錆からは風格すら感じられる佇まいです。絞り開放で撮影したカットですが、質感描写が非常に優れているなと感じました。今回ボディには裏面照射型CMOSを採用した『LEICA SL2-S』を選んだのですが、ハイライト・シャドウ共に階調がとても豊か。被写体のような明暗差が激しいシーンでも“良い塩梅”の露出を見つけることができ、イメージをそのまま写真にすることができます。

 

焦点距離:39mm / 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/50秒 / ISO:200 / 使用機材:LEICA SL2-S + バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.

 

 

焦点距離:70mm / 絞り:F4 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:200 / 使用機材:LEICA SL2-S + バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.

 

 

焦点距離:42mm / 絞り:F4 / シャッタースピード:1/4000秒 / ISO:200 / 使用機材:LEICA SL2-S + バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.

 

休憩時に目の前にあったグラスと、海辺に停まるチェロキー。光の当たるグラスや車の輝きを見ると、ついついシャッターを切りたくなってしまいます。かっちりとした緻密な線を紡いでくれる『Leica バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.』の描写は硬質な被写体との相性がとても良いなと感じました。

 

焦点距離:60mm / 絞り:F8 / シャッタースピード:1/5000秒 / ISO:800 / 使用機材:LEICA SL2-S + バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.

 

 

焦点距離:24mm / 絞り:F8 / シャッタースピード:1/4000秒 / ISO:800 / 使用機材:LEICA SL2-S + バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.

 

サンダルに履き替えて波打ち際で撮影した一枚。汗ばむような夏日が増えてきたとはいえ、水温はまだ春の終わりを思わせる冷たさ。ひんやりとした引き波が足をさらう中、波が砕ける瞬間を狙います。

水の透明感、反射する光、生き物のように形を変える波しぶき。開放でも絞っても、雑味のない描写です。

 

焦点距離:48mm / 絞り:F11 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:200 / 使用機材:LEICA SL2-S + バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.

 

 

焦点距離:34mm / 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:100 / 使用機材:LEICA SL2-S + バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.

 

『Leica バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.』は最新のミラーレス専用レンズに求める解像感、小型化、高い描写性を全て満たしているレンズと言っても過言ではないでしょう。

かつて一眼レフ市場を国内メーカーが席巻し、より高い描写を追い求めて誕生したF2.8通しズームは日本のお家芸とも言えるレンズではないかと思っています。「餅は餅屋」ではありませんが、ライカが求める高性能なズームレンズを作れたのは、やはり国内メーカーだったからではないでしょうか。ライカらしい透明感のある写りの中に感じる日本のものづくりの良さ。これほど“MADE IN JAPAN”が誇らしく感じられるレンズは他に無いかもしれません。

 

焦点距離:35mm / 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:100 / 使用機材:LEICA SL2-S + バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.

 

 

 

左は『Leica バリオ・エルマリート SL24-90mm F2.8-4.0 ASPH.』、右が今回登場した『Leica バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.』。同じ82mmのフィルター径ながら全体的に一回り小さいのがわかります。

 

 

 

 

ライカが作る“Japan Quality”

ズーム全域で高画質を実現したプロスペックながら、他メーカーと肩を並べる価格帯。おそらく今後のSLシリーズを選ぶ上でレンズラインアップの中心的な存在となるのが、この『Leica バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.』ではないかと思います。そして、そのような重要なレンズを国内メーカーと協力して作った事実に、いち日本人として誇らしく感じたのは私だけでしょうか。世界中のカメラ好きが憧れるライカを共に支える“MADE IN JAPAN”。ぜひその描写を体験してください。

また、第二弾のフォトプレビューも製作予定です。ご期待ください。

 

Photo by MAP CAMERA Staff  

 

LEICA VARIO-ELMARIT-SL 24-70mm F2.8 ASPH. 【Part.2】

▼ Photo Previewはこちらからご覧ください。

LEICA VARIO-ELMARIT-SL 24-70mm F2.8 ASPH. 【Part.2】

 

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