【SONY】α7RIIIついに発表!その進化に迫る! Vol.1
突然発表された『SONY α7RIII』は大きな衝撃でした。4240万画素という超高画質はそのままに、RAW撮影で最大10コマという高速連写性能と、399点の像面位相差AFセンサーと425点コントラストAFのハイブリッドAFによって撮影性能が大幅に向上したカメラへと生まれ変わったのです。強力なライバル機が登場する中、またもソニーはデジタルカメラ界をリードするような新機種を送り出してきました!
4240万画素の高画質で
10コマ/秒の高速連続撮影を実現
新開発のシャッターチャージユニットに加え、画像処理システムを刷新することで、有効約4240万画素の高解像で最高約10コマ/秒のAF/AE追随高速連写を実現。RAW連写時でも最大76枚の連写が持続する大容量バッファを搭載しています。ライブビュー方式では最高約8コマ/秒高速連写、さらに、無音・無振動のサイレント撮影時もフル解像度でAF/AE追随最高約10コマ/秒の連写を実現。静寂さが求められるシーンでも瞬間を逃さず、解像性能を最大限生かして撮影できます。
従来比1.8倍の画像処理エンジンと
読み出し速度 約2倍のフロントエンドLSI
デジタルカメラで最も重要なパーツとも言える画像処理エンジンのBIONZ XとフロントエンドLSIを新世代のものに一新。色表現の向上に加え、ISO800〜3200前後で約1段分のノイズを低減。また、連写時や電子シャッターを使ったサイレント撮影時においても14bitでのRAW出力が可能になりました。
追従性能が約2倍に進化した
「瞳AF」
α9に搭載した新AFアルゴリズムを本機用に最適化。画像処理システムの刷新も寄与し、低照度時のAF速度や動体追随性能が従来比最大約2倍に向上。さらに、撮像エリアの縦約68%×横約68%の範囲をカバーする399点像面位相差AFセンサーに加え、コントラストAF枠を従来の25点から425点に多分割化し、AF精度も大幅に向上しました。また、瞳を検出してオートフォーカスする「瞳AF」機能も進化。検出精度・速度を高め、追随性能が約2倍に向上。動きのある人物撮影でも瞳を素早く捉えピントを合わせ続けます。
デュアルSDカードスロットと
マルチセレクター
リレー記録・同時記録が可能なデュアルスロットを搭載。スロット1はUHS-II対応なので、大容量の撮影データも高速で書き込むことが可能です。
また、操作系は『α9』の形を踏襲し、AFポイントを任意で変えることのできるマルチセレクターが追加になったのが大きな進化点です。
想像を超える画質を実現する
「ピクセルシフトマルチ撮影」
ピクセルシフトマルチ撮影は、1ピクセルずつイメージセンサーを動かして4枚を連写合成することで忠実な色再現と圧倒的な高画質を実現する機能。ペンタックスの「リアル・レゾリューション・システム」や、オリンパスの「ハイレゾショット」と原理的に近く、「ピクセルシフトマルチ撮影」では4枚合成で得た約1億6,960万画素のデータを専用パソコンソフトの「Imaging Edge」で合成・現像し、約4,240万画素の画像を作り出せます。
α9と同じ大容量バッテリー
「NP-FZ100」採用
従来のα7シリーズでウィークポイントだったバッテリー容量も、『α9』と共通のNP-FZ100を採用することにより容量が約2.2倍へUP!ファインダー使用で約530枚の静止画撮影が可能です。
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