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【11/30はカメラの日】フラグシップの歴史~Canon編~

皆様ご存じかと思いますが11/30はカメラの日

カメラの原点は約180年前、
35mmサイズのカメラが登場したのが約100年前、
そしてカメラにAF機能が搭載されて約40年と、
カメラは長い歴史で様々な進化を遂げました。
これからも、私達の想像を超えていく様な進化があるかと思います。

そして、この長い年月で様々なメーカーが誕生し、様々な個性持ったカメラが誕生しました。
今回はその中から一部ですが紹介させて頂ければと思います。

Canonユーザーからするとフラッグシップと言えば
「1」か「5」
二つの数字が真っ先に思いつくかもしれません。
「1」は現行のEOS-1DX Mark IIIをはじめ1Dシリーズや1Dsシリーズなど連写性能を中心にトップクラスの機能が搭載されています。

そして今回紹介する「5」の系譜
フィルムカメラ時代に視線入力オートフォーカス機構を搭載した「EOS 5 QD」から始まり、
「EOS 5D」シリーズそして、去年2020年に発売されたEOS R5とバリエーションに富んでおります。

EOS 5Dシリーズの初代であるEOS 5Dは2005年に発売されました。
今のEOS 5D シリーズとは違った少しクラシカルでフィルムの様な写りは、
当時だけではなく幅広い層からたくさんの方から支持を頂いており今も根強い人気のあるカメラで、
正に原点と言った一台です。

2008年に発売されたEOS 5D Mark IIは今の5Dシリーズの原点の様になっており、
画質は勿論の事、動画などの機能も追加され撮影シーンの幅が増えたカメラになりました。
また、機能面以外にもバッテリーが「LP-E6」に変更されました。
こちらのバッテリーは「N」「NH」とバージョンアップを続けながらも
既存の形状を維持し今もそれぞれ互換性を持っています。


そして、2012年にEOS 5D Mark IIIが発売されました。
AFポイントも61点とIIよりも遥かに増え、連写性能もMark IIの3コマから6コマに増えました。
これにより今までは風景やポートレイトでの使用がメインだったのが、動体撮影のサブ機にとしても使用できるようになりました。
そして、EOS 5D Mark IIIから今は当たり前のデュアルスロットになり、データの保管に対して信頼性が向上しました。


その4年後に登場したEOS 5D Mark IVですが、
全体的なパフォーマンスの向上ばかり目に行きますがタッチパネルの搭載がとても大きく感じました。
これにより、動画撮影時の利便性を中心に操作性の向上がありました。

そして去年、2020年に発売された「5」の最新機種EOS R5
一眼レフからミラーレス機に変わり、軽量化は勿論の事ですが今までとより、更に向上したAF精度と速度。
EOS 5D Mark IVから約3倍になった連写速度。
そして、動画性能も今まで搭載されていなかったRAW動画も搭載され、
令和時代のニーズに全て答えた様な1台となりました。

如何だったでしょうか。
簡単ではありますが、「5」の系譜についてご説明させて頂きました。

あくまで個人的なイメージですが「1」の系譜はその時の機能を最大限引き出したカメラで、
「5」の系譜は既存の機能だけではなく常に新しい機能など挑戦し続けるカメラと感じております。

「1」の系譜はまた次の機会に取っておきますので、楽しみにして頂ければ幸いです。

さて、次の「5」の系譜が出るときは私たちにどの様な魅力を見せてくれるでしょうか。
次のカメラが出るまで「5」を楽しみながら待つとしましょう。

[ Category:Canon | 掲載日時:21年11月30日 16時00分 ]

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