【FUJIFILM】X-T4×フィルムシミュレーションvol.1~Velvia編~
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X-T5が発売した今、再度注目したいのがやはり「X-T4」。
アマチュアからプロフェッショナルまで幅広い層を満足させてくれるのが「X-T4」です。
そんな「X-T4」を使って本連載ブログではFUJIFILM担当スタッフが「X-T4」とFUJIFILMの代名詞でもある「フィルムシミュレーション」を組み合わせて撮影した写真や動画をご紹介させていただきます。
連載最初にご紹介させていただくフィルムシミュレーションは「Velvia(ビビッド)」です。
FUJIFILMの公式にて「Velvia」は下記のように説明されています。
“プロ用超高彩度リバーサルフィルム「フジクローム・ベルビア」がベース。
スタンダードな「プロビア」に対し、風景写真家が期待する鮮やかでメリハリのあるイメージカラーが特徴です。”
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「Velvia」はメリハリある鮮やかな写真が撮れるということで筆者が良く撮っているカワセミを撮影してまいりました。
なお使用しているレンズは「XF150-600mm F5.6-8 R LM OIS WR」でございます。
まずはスタンダードに位置されている「PROVIA」からご覧ください。
次に「Velvia」の写真をご覧ください。
公式にある通りメリハリある画が撮れており、カワセミの独特な青とオレンジが際立っています。
また紅葉している葉の紅も「PROVIA」に比べてしっかりと発色しております。
同じ写真を横に並べて比較してみます。
明らかに発色が良くなっており、このようにして比較すると「PROVIA」がまるで「CLASSIC CHROME」かのように感じるほどです。
ここからは全て「Velvia」で撮影した写真をご紹介させていただきます。
相変わらず飛ぶ瞬間や飛び込む瞬間を撮影することは出来ませんでしたが、お食事の瞬間を捉えることが出来ました。
この場所での撮影ではよく後ろに抜けてしまうことが多かったのですがしっかりとAFにてピントが保持されていました。
少し暗めの撮影となりましたが、逆に青の美しさが際立っております。
カワセミを中心にご紹介させていただきましたが、紅葉している木がありましたのでそちらも撮影しました。
青空とのコントラストがとても綺麗で公式が謳っている通り風景の撮影には持って来いのシミュレーションです。
特に今は紅葉の季節なのでFUJIFILM特有の発色の良い緑と相まって風景を綺麗に撮れることがイメージできます。
最後に動画も撮影いたしましたのでご覧ください。
なお、三脚が置ける環境ではありませんでしたので全て手持ちで撮影しております。
600mm(35mm換算900mm)であっても「X-T4」とレンズの強力な手振れ補正により大きくブレることなく撮影することができました。
また「XF150-600mm F5.6-8 R LM OIS WR」は見た目に反してかなり軽いので、同等のレンズに比べればとても快適に撮影することができました。
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「Velvia」
春には桜・梅・桃、夏には青空や海、秋には紅葉と黄葉、冬は鮮やかなイルミネーション、春夏秋冬問わず色鮮やかでメリハリのある風景写真を楽しみたい時にオススメのフィルムシミュレーションです。
投稿時期に関しましては不定期ではございますが、今後は以下のフィルムシミュレーションを随時ご紹介させていただきます。
・ASTIA
・CLASSIC CHROME
・PRO Neg.(Hi/Std)
・クラシックネガ
・ETERNA(シネマ/ブリーチバイパス)
・ACROS(+Ye/R/G)
・モノクロ(+Ye/R/G)
・SEPIA
※ブログ掲載順は順不同でございます。
本連載ブログにて各フィルムシミュレーションの特徴をお楽しみいただければと思いますので、また次回のブログをお待ちいただければと存じます。